JPH11140296A - ポリカーボネート成形組成物 - Google Patents

ポリカーボネート成形組成物

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JPH11140296A
JPH11140296A JP10235177A JP23517798A JPH11140296A JP H11140296 A JPH11140296 A JP H11140296A JP 10235177 A JP10235177 A JP 10235177A JP 23517798 A JP23517798 A JP 23517798A JP H11140296 A JPH11140296 A JP H11140296A
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aromatic
copolymer
thermoplastic
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Dimphna Cornelia A Dekkers
ディンフナ・コーネリア・アドリアナ・デカース
Theodours L Hoeks
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Adelbert H H Groothuis
アデルバート・エイチ・エイチ・グルースイス
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General Electric Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリカーボネート樹脂と、熱可塑性コポリマ
ーによってカプセル化されたフッ素化ポリオレフィン樹
脂とを含むUL-94 滴下試験で改善された性能を有する物
品を成形するのに有用な熱可塑性成形組成物。 【解決手段】 成形されたポリカーボネート樹脂物品の
Underwriters Laboratory UL-94 試験における性能が物
品成形のために調製される樹脂ブレンド中のフッ素化さ
れたポリオレフィンとSAN成分の粒度を選択すること
によって改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の背景 発明の分野 本発明は芳香族カーボネートポリマーとスチレン−アク
リロニトリルコポリマーとの熱可塑性ブレンドに係わ
る。関連技術の簡単な記述 ポリカーボネートのような芳香族カーボネートポリマー
はその優れた物理的性質に鑑みて主要な商業的な熱可塑
性樹脂となっている。更に、この物理的性質は時には他
の熱可塑性樹脂と配合することにより改善することがで
きるが、この添加剤としての熱可塑性樹脂のタイプおよ
びその量の選択がしばしば重要となる。
【0002】例えば、ポリカーボネートとスチレン−ア
クリロニトリルコポリマー(SAN)とのブレンドは成
形目的のために著しく改善された流れ特性を有してい
る。例えば、米国特許5,106,907 における記載を参照さ
れたい。特に組成物が火災および滴下の遅延を要求され
る計器ハウジングのような物品を成形するのに使用され
る場合には、ポリカーボネート成形組成物に対してポリ
テトラフルオロエチレン(PTFE)も添加剤とされ
る。例えば、米国特許3,294,871;5,102,696 を参照され
たい。通常、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
は成形物品が火災を開始する滴下を起こさないようにポ
リカーボネート成形ブレンドに添加される。ある種の用
途ではUnderwriters Laboratory Test UL-94において
1.00mmにおけるV−0のような特別な等級が要求
される。この要件は例えばエンクロージャおよびスイッ
チのような電気用途において必要とされる。もしも物質
がUL-94 試験で滴下したら、こうした用途には使用でき
ない。
【0003】1995年10月6日付け出願の米国特許
出願08/606,027にはテトラフルオロエチレン誘導体類が
ポリマーまたはコポリマーでカプセル化されたポリマー
ブレンドが記載されている。これらのブレンドはポリマ
ー組成物の火災抵抗を向上するための添加剤として非常
に有用であることが分かっている。今ここに、これらの
カプセル化されたPTFE粒子の粒度を厳密に制御する
ことがポリカーボネート物品において所望されるUL-94
性能を得る鍵となることが判明した。この粒子の大きさ
は火炎中におけるPTFEの挙動に重大な影響を与え
る。
【0004】PTFEの粒度のみを制御してもそれだけ
では滴下防止剤の効果を決定しない。カプセル化された
粒子の凝集体の平均直径を制御することも必要とされ
る。一般的に使用されている普通の加工処理工程の間に
起きる通常の剪断作用によりポリマー鎖が延伸されて所
望の滴下防止性能が与えられる。粒子と凝集体の大きさ
の制御は従来の慣用の装置で製造されるときに所望の滴
下防止特性を満たす製品を製造する。
【0005】動作の理論によって拘束されるべきではな
いが、押出の間にカプセル化されたPTFE凝集体が壊
されてPTFEが延伸されその結果PTFE分子にとっ
て熱力学的に望ましくない状況が生ずると仮説される。
燃焼されると、この物質は緩和を受けて、最適な立体配
座を形成しそして火炎から引っ込む。この方策は、押出
機内の剪断応力が分子の構造に影響を与えることができ
るような方法で凝集体と粒子の大きさを制御することに
よって取りくまれる。粒子が小さすぎると、押出機内の
力はポリマー鎖を延長できない。凝集体と粒子の大きさ
が適度であると、上述したように分子が延伸されてPT
FEは火災の開始に反抗作用をする。
【0006】発明の要約 本発明は、芳香族熱可塑性ポリカーボネート樹脂と、滴
下抑制割合の、完全にまたは部分的に熱可塑性コポリマ
ーによってカプセル化されて凝集体とされたフッ素化ポ
リオレフィン樹脂の粒子とを含み、前記フッ素化された
ポリオレフィン樹脂が約0.1乃至4μmの範囲内の平
均粒径を有しそして前記凝集体が30−70μm、好ま
しくは35−65μm、より好ましくは40−65μm
の平均直径を有する、熱可塑性成形組成物に係わる。
【0007】本発明の成形組成物はUL-94 滴下試験で改
善された性能を有する物品を成形するのに有用である。発明の好適な実施の態様の詳細な記述 本発明の組成物において有用な芳香族カーボネートポリ
マーにはポリカーボネート並びにコポリエステル−カー
ボネートが含まれる。ポリカーボネートおよびコポリエ
ステル−カーボネートは市販されている周知の樹脂であ
る。界面重合によるポリカーボネートの調製法もまた周
知であり、例えば米国特許3,028,365;3,334,154;3,275,
601;3,915,926;3,030,331;3,169,121;3,027,814;4,188,
314 に与えられている詳細を参照されたい。溶融法によ
るポリカーボネートの調製法も同じように知られてお
り、日本にはプラントが一つ存在しておりまたスペイン
ではプラントが一つ建造中である。
【0008】一般に、界面重合法は二価フェノールとカ
ルボニルハライド(カーボネート前駆体)との反応から
なる。溶融重合法は二価フェノールと炭酸ジアリールと
の反応からなる。その調製プロセスの反応条件は変動で
きるが、好適な界面プロセスの幾つかでは典型的には苛
性水溶液中にジフェノール反応物質を溶解または分散さ
せ、得られた混合物を適当な水非混和性の溶剤媒体に加
え、そしてこれらの反応物質を適当な触媒の存在下にお
いて制御されたpH条件下にてホスゲンのようなカーボ
ネート前駆体と接触させることを伴う。最も普通に使用
される水非混和性の溶剤にはメチレンクロライド、1,
2−ジクロロエタン、クロロベンゼン、トルエン等が含
まれる。
【0009】使用される触媒は二価フェノール反応物質
とカーボネート前駆体との重合速度を加速する。代表的
な触媒には限定はされないがトリエチルアミンのような
第三アミン、第四ホスホニウム化合物、第四アンモニウ
ム化合物等が含まれる。ポリカーボネート樹脂を調製す
る好適なプロセスはホスゲン化反応からなる。ホスゲン
化反応が進行する温度は0℃以下から100℃以上まで
変動しうる。ホスゲン化反応は好ましくは室温(25
℃)から50℃までの温度で進行する。この反応は発熱
反応なので、反応温度の制御にはホスゲンの添加速度を
利用できる。ホスゲンの必要量は一般に二価フェノール
の量次第である。
【0010】使用される二価フェノールは知られてお
り、その反応性基は二つのフェノール性ヒドロキシル基
である。二価フェノール類の或るものは一般式
【0011】
【化1】
【0012】によって表される。ここに、上記式中にお
いて、Aは1乃至約15個の炭素原子を含有する二価の
炭化水素基、1乃至約15個の炭素原子およびハロゲン
のような置換基を含有する置換された二価の炭化水素
基、−S−、−SS−、−S(O)−、−S(O)
2 −、−O−または−C−であり、各Xは水素、ハロゲ
ン、および1価の炭化水素基例えば1乃至約8個の炭素
原子を有するアルキル基、6−18個の炭素原子を有す
るアリール基、7乃至約14個の炭素原子を有するアル
アルキル基、7乃至約14個の炭素原子を有するアルカ
リール基、1乃至約8個の炭素原子を有するアルコキシ
基または6−18個の炭素原子を有するアリールオキシ
基からなる群から個々に選ばれ、mは0または1であ
り、そしてnは0−4の整数である。
【0013】使用される二価フェノール類の幾つかの代
表例はビス−フェノール類例えばビス(4−ヒドロキシ
フェニル)メタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン(ビスフェノール−Aとしても知られ
る)、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロ
モフェニル)プロパン;二価フェノールエーテル類例え
ばビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス
(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)エーテ
ル;ジヒドロキシジフェニル類例えばp,p′−ジヒド
ロキシジフェニル、3,3′−ジクロロ−4,4′−ジ
ヒドロキジフェニル;ジヒドロキシアリールスルホン類
例えばビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン;ジヒドロキシベンゼン類例えばレゾルシノール、ヒ
ドロキノン;ハロ−およびアルキル−置換ジヒドロキシ
ベンゼン類例えば1,4−ジヒドロキシ−2,5−ジク
ロロベンゼン、1,4−ジヒドロキシ−3−メチルベン
ゼン;およびジヒドロキジフェニルスルフィドおよびス
ルホキシド例えばビス(4−ヒドロキシフェニル)スル
フィド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホキシド
およびビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホキシドである。各種の追加の二価フェノール
類が入手でき米国特許2,999,835;3,028,365;3,153,008
に開示されている。当然ながら、2種以上の異なる二価
フェノール類あるいは二価フェノールとグリコールとの
組合せを使用することも可能である。
【0014】カーボネート前駆体はカルボニルハライ
ド、炭酸ジアリールまたはビスハロホーメートのいずれ
でもよい。カルボニルハライドには臭化カルボニル、塩
化カルボニルおよびこれらの混合物が含まれる。ビスハ
ロホーメートには2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5
−ジクロロフェニル)プロパン、ヒドロキノン等のビス
クロロホーメートのような二価フェノールのビスハロホ
ーメートあるいはエチレングリコール等のビスハロホー
メートのようなグリコールのビスハロホーメートが含ま
れる。上記のカーボネート前駆体の全てが有用である
が、ホスゲンとしても知られる塩化カルボニルが界面法
に好適である。溶融法には炭酸ジフェニルが好ましい。
【0015】本発明の範囲にはまた高分子量の熱可塑性
でランダムに分岐されたポリカーボネートも含まれる。
こうしたランダムに分岐されたポリカーボネートは前述
した二価フェノールおよびカーボネート前駆体に多官能
性の有機化合物を同時に反応させることにより調製され
る。分岐されたポリカーボネートを製造するのに有用な
こうした多官能性有機化合物は米国特許3,635,895;4,00
1,184 に示されている。これらの多官能性化合物は一般
に芳香族でありカルボキシル、カルボン酸無水物、フェ
ノール、ハロホルミルまたはこれらの混合物である官能
基を少なくとも3つ含有する。限定はされないがこれら
の多官能性芳香族化合物の幾つかの例には1,1,1−
トリ(4−ヒドロキシフェニル)エタン、トリメリト酸
無水物、トリメリト酸、トリメリトイルトリクロライ
ド、4−クロロホルミルフマル酸無水物、ピロメリト
酸、ピロメリト酸二無水物、メリト酸、メリト酸無水
物、トリメシン酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸、
ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物等が含まれる。
好ましい多官能性の芳香族化合物は1,1,1−トリ
(4−ヒドロキシフェニル)エタン、トリメリト酸無水
物またはトリメリト酸あるいはこれらのハロホルミル誘
導体である。本発明にはまた線状ポリカーボネートと分
岐ポリカーボネートのブレンドも含まれる。
【0016】本発明の方法に使用されるポリカーボネー
ト樹脂は比較的に低い重量平均分子量(Mw)でもある
いは比較的に高い重量平均分子量(Mw)でもよい。比
較的低いMwの樹脂は一般に末端キャップされたポリカ
ーボネートである。このいわゆる「末端キャップされ
た」ポリカーボネートは、芳香族カーボネートポリマー
を製造する上記の手順において、反応混合物に少量の分
子量調節剤または連鎖停止剤を含有させることによりカ
ーボネートポリマー上に末端基を与えてポリカーボネー
トの分子量を制御することよって調製される。
【0017】分子量調節剤即ち連鎖停止剤は一般に反応
物質をカーボネート前駆体に接触する前またはその接触
中に反応物質に加えられる。有用な分子量調節剤には限
定はされないがフェノール、クロマン−I、パラ第三ブ
チルフェノール等のような1価のフェノール類が含まれ
る。本発明組成物の好ましいポリカーボネート成分はp
−クミルフェノールで末端キャップされたものである。
【0018】カーボネートポリマーに対して連鎖停止剤
として働くその他の化合物も知られている。しかして、
米国特許3,085,992 は連鎖停止剤としてアルカノールア
ミンを開示しており、米国特許3,399,172 は連鎖停止剤
としてイミドを教示しており、米国特許3,275,601 はポ
リカーボネートを製造する界面重合プロセスにおいてア
ニリンおよびメチルアニリンが連鎖停止剤として作用す
ることを開示しており、そして米国特許4,011,184 はポ
リカーボネートに対する分子量調節剤として第一および
第二アミン類を開示している。更にまた、米国特許3,02
8,365 は芳香族アミンおよびその他の単官能性化合物を
使用してポリカーボネートの分子量を制御または調節し
てアリールカルバメート末端基を形成することができる
ことを開示している。カルバメート末端基を有する芳香
族ポリカーボネートが米国特許4,111,910 に開示されて
いる。これらのポリカーボネートはアンモニア、アンモ
ニウム化合物、第一シクロアルキル、アルキルまたはア
ルアルキルアミンおよび第二シクロアルキル、アルキル
またはアルアルキルアミンを末端停止量使用して調製さ
れる。
【0019】本発明の組成物中に使用するのに適した芳
香族カーボネートポリマーは、コポリエステル−ポリカ
ーボネートとしても知られているポリエステル−カーボ
ネート即ち、式
【0020】
【化2】
【0021】(上記式中、Dはその重合反応に使用され
た二価フェノールの二価の芳香族基である)の反復ポリ
カーボネート連鎖単位に加えて、例えば式
【0022】
【化3】
【0023】(上記式中、Dは上記に定義したとおりで
あり、そしてR1 は以下に定義されるとおりである)の
反復カルボキシレート単位を含有する樹脂を包含する。
このコポリエステル−ポリカーボネート樹脂もまた当業
者に良く知られている界面重合技術によって調製され
る。例えば米国特許3,169,121;4,487,896 を参照された
い。
【0024】一般に、このコポリエステル−ポリカーボ
ネート樹脂はポリカーボネートホモポリマーの調製に対
して上述した手順において、水非混和性の溶剤中にジカ
ルボン酸(エステル前駆体)を更に存在させて、調製さ
れる。一般に、このコポリエステル−カーボネート樹脂
の調製には線状ポリエステルの調製に従来使用されてい
るいずれのジカルボン酸も使用することができる。一般
的に、使用できるジカルボン酸には脂肪族ジカルボン
酸、芳香族ジカルボン酸および脂肪族−芳香族ジカルボ
ン酸が含まれる。これらの酸は周知であり、例えば米国
特許3,169,121 に開示されている。このような芳香族ジ
カルボン酸の代表的なものは一般式 HOOC−R1−COOH (III) によって表されるものである。ここに、上記式中、R1
はフェニレン、ナフチレン、ビフェニレン、置換フェニ
レン等のような芳香族基、アルアルキルまたはアルカリ
ール基のような二価の脂肪族−芳香族炭化水素基あるい
は式 E (ここに、Eは二価のアルキレンまたはアルキリデン基
である)の非−芳香族結合を介して2つ以上の芳香族基
が連結された基を表す。Eはまた2つ以上のアルキレン
またはアルキリデン基が、例えば芳香族結合、第三アミ
ノ結合、エーテル結合、カルボニル結合、珪素含有結合
あるいはスルフィド、スルホキシド、スルホン等のよう
な硫黄含有結合の如き非−アルキレンまたはアルキリデ
ン基によって連結されてなることもできる。加うるに、
Eは例えばシクロペンチルやシクロヘキシルのような5
−7個の炭素原子を有するシクロアルキレン基あるいは
シクロヘキシリデンのような5−7個の炭素原子を有す
るシクロアルキリデン基であってもよい。Eは更にまた
スルフィド、スルホキシドまたはスルホンのような炭素
を含まずに硫黄を含有する結合、エーテル結合、カルボ
ニル基、直接結合、第三窒素基、あるいはシランまたは
シロキシのような珪素含有結合でもよい。Eが表しうる
その他の基は当業者に思い当たろう。本発明の目的に
は、芳香族ジカルボン酸が好ましい。従って、上記式
(III )の好ましい芳香族二官能性カルボン酸において
は、R1 はフェニレン、ビフェニレン、ナフチレンまた
は置換フェニレンのような芳香族基である。本発明のポ
リ(エステル−カーボネート)樹脂を調製する際に使用
しうる芳香族ジカルボン酸のある種の例には限定はされ
ないがフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ホモフ
タル酸、o−、m−およびp−フェニレンジ酢酸および
多核芳香族酸例えばジフェニルジカルボン酸および異性
体ナフタレンジカルボン酸が含まれる。この芳香族基は
Y基で置換されていてもよい。このYは塩素、臭素、フ
ッ素等のような無機の原子、ニトロ基のような無機の
基、アルキルのような有機の基、あるいはアルコキシの
ようなオキシ基でよく、必要とされることは、Yが反応
物質および反応条件に対して不活性でありこれらによっ
て影響を受けないことだけである。特に有用な芳香族ジ
カルボン酸は一般式
【0025】
【化4】
【0026】(上記式中、jは0−4の値を有する正の
整数であり、そして各R3 はアルキル基好ましくは低級
アルキル(炭素原子数1乃至約6)からなる群から個々
に選ばれる)によって表されるものである。これらのジ
カルボン酸の混合物を使用することもできる。それ故
に、ここで用語「ジカルボン酸」が使用される場合に
は、この術語は2つ以上のジカルボン酸の混合物を含む
ことを理解すべきである。
【0027】芳香族ジカルボン酸として最も好ましいの
はイソフタル酸、テレフタル酸およびこれらの混合物で
ある。特に有用な二官能性のカルボン酸はイソフタル酸
とテレフタル酸の混合物を含み、この場合テレフタル酸
対イソフタル酸の重量比は約10:1乃至約0.2:
9.8の範囲である。ジカルボン酸それ自体を使用する
よりはむしろ、この酸の反応性誘導体を使用することが
できその方が時には一層好ましい。このような反応性誘
導体の例は酸ハロゲン化物である。好ましい酸ハロゲン
化物は酸二塩化物および酸二臭化物である。従って、イ
ソフタル酸、テレフタル酸あるいはこれらの混合物を使
用する代わりに、イソフタロイルジクロライド、テレフ
タロイルジクロライドおよびこれらの混合物を使用する
ことができる。
【0028】コポリエステル−カーボネート樹脂を調製
するのに使用される反応物質の割合はこの生成物樹脂を
含有する本発明のブレンドの提案された用途によって変
動されよう。上記に引用した諸米国特許に記載されてい
るように、当業者はその有用な割合を承知していよう。
一般に、エステル結合の量はカーボネート結合に対して
約5乃至約90モル%でよい。例えば、5モルのビスフ
ェノール−Aが4モルのイソフタロイルジクロライドお
よび1モルのホスゲンと完全に反応すれば80モル%の
エステル結合を有するコポリエステル−カーボネートが
与えられよう。
【0029】本発明に使用するのに好ましいポリカーボ
ネートはビスフェノール−Aおよびホスゲンから誘導さ
れ、そして25℃の温度でメチレンクロライド中で測定
して約0.3乃至約1.5デシリットル/グラムの固有
粘度および0.00乃至2.0ml/gmの範囲内の多
孔度を有するものである。本発明に使用されるフッ素化
されたポリオレフィン並びにその調製方法は中でも特に
Billmeyer, Fred W., Jr.のTextbook of Polymer Scien
ce, IntersciencePublishers, New York, N.Y., 1966,
pp.425-427;Monermoso, J.C.のRubber Chem. Tech., 3
4, 1521(1961);およびRudner, M.A.のFluorocarbons,
ReinholdPublishing Corp., New York, N.Y.並びに米国
特許4,663,991に記載されている。
【0030】本発明の方法および組成物に使用される好
ましいフッ素化されたポリオレフィンは、好ましくはフ
ィブリル形態をしたポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)樹脂である。PTFEは重合反応から得られる微
細に分割された粉末または毛羽状物質である。J.F.Lont
z およびW.B.Happoldt,Jr.の 論文"Teflon" Tetrafluor
oethyleneResin Dispersion, Ind. and Eng. Chem. vo
l.44, p.1800, 1952の図1および2に例示されてるよう
な平均粒度0.1−0.2ミクロンのこの微細に分割さ
れた未処理のポリテトラフルオロエチレン樹脂の塊を手
で擦って剪断力を加えると、粒子が粘着しあって凝集し
た塊を形成する傾向がある。この塊を引張延ばして50
−100倍の顕微鏡で調べると、種々の大きさの繊維が
示される。電子顕微鏡で検査すると、これらの繊維はよ
り小さい繊維の束であり、その多くは一次粒子がこの粒
子の直径の1/4乃至1/10またはそれ以下の直径を
有する非常に微細なフィブリルによって一緒に保持され
たひもからなっている。粒子を密着させそして機械的な
剪断作用で擦り合わせると超微細なフィブリルに引張延
ばされる性能を持ったポリテトラフルオロエチレンが本
発明の実施に使用するのに好ましい。
【0031】本発明の方法によってポリカーボネート樹
脂中に滴下抑制のために混合されるフルオロポリマーの
効果的な量はポリカーボネート各100部あたり約0.
01乃至約5重量部の範囲、好ましくは約0.015乃
至約3部、より好ましくは約0.02乃至約2部、更に
より好ましくは約0.02乃至約1部の範囲でよい。フ
ルオロポリマーは好ましくはその水性分散液として使用
され、その粒子は好ましくは0.05乃至4ミクロン、
より好ましくは0.08乃至2ミクロン、更により好ま
しくは0.1乃至1ミクロンの平均粒度(直径)を有し
ている。このフルオロポリマーの水性分散液と熱可塑性
コポリマーの水性分散液との混合物を噴霧乾燥すること
により、フルオロポリマー粒子はコポリマーによって便
宜にカプセル化されて凝集体が形成される。
【0032】本発明の方法によれば、二つの成分、即ち
ポリカーボネート樹脂およびカプセル化されたフルオロ
ポリマー粒子の凝集体が上述した従来技術の装置のよう
な慣用の混合装置を使用して周囲温度で規定された速度
において一緒に混合される。一般に、この成分混合物は
慣用の混合ロール、ダウミキサー、バンバリー(Banbur
y )ミキサー等で混合することによって配合しうる。特
定の物質を均質な液体で被覆する既知で有用な装置の代
表的なものは、1973年2月18日付け米国特許3,71
6,020(De Wit等)に記載されたものである。
【0033】本発明の目的に使用できる周知のコポリマ
ー類のいずれかのうちで、PTFE粒子をカプセル化す
るのに好ましいポリマーであるスチレン−アクリロニト
リル(SAN)コポリマーは約68%乃至約80%(好
ましくは約70%乃至約78%)のスチレンおよび約2
0%乃至約32%(好ましくは約22%乃至約30%)
のアクリロニトリルの共重合によって調製できる。SA
Nの分子量は広い範囲で変動できるが、典型的には約3
0,000乃至約600,000の範囲であるが、これ
は重要ではない。
【0034】SANは塊状重合、溶液重合、懸濁重合ま
たは乳化重合のような既知のプロセスによって容易に製
造される。本発明のより広い範囲においては、カプセル
化されたPTFE粒子の凝集体のカプセル化コポリマー
成分はこの凝集体の約40乃至約50重量%の割合で存
在することができ、このレベルの割合で良好な処理特
性、殊にPTFE粒子の剪断による微細化を提供する。
このコポリマー成分が約45乃至約49重量%であるの
がより好ましく、そして49重量%以下であるのが更に
より好ましい。
【0035】SAN粒子の粒度(平均)は35−70μ
mの範囲であるのが有利であり、40−65μmの範囲
であるのがより好ましい。本発明のブレンドはプラスチ
ック配合技術に知られている添加剤の添加によって変性
できる。このような添加剤には充填剤(例えば粘度やタ
ルク)、強化剤(例えばガラス繊維)、耐衝撃性改良
剤、その他の樹脂、可塑剤、流れ促進剤およびその他の
加工助剤、安定剤、着色剤、離型剤、難燃剤、紫外線遮
蔽剤等を含むことができる。
【0036】本発明の組成物の製造は熱可塑性樹脂を配
合するのに知られている配合手段のいずれかを使用して
これらの成分を配合することによって、例えば混練機械
装置での配合(例えばバンバリー(Banbury)ミキサ
ー、Werner Pfleidererブレンダー、または押出機ある
いはロールミルによる等)によって達成することがで
き、これらの手段の全てがこの組成物の所望の難燃特性
を達成するのに適当な剪断作用を提供しよう。
【0037】本発明の配合組成物は押し出しそして所望
されるならば標準の技術によって顆粒、ペレット、等に
切断することができる。この配合された組成物を更に処
理するには当業界に周知の慣用の成形または押出法によ
って行うことができる。本発明は以下の実施例を参照す
ることによりより理解されるであろう。これらの実施例
はしかし限定のためではなく例示の目的で提供されてお
り、そして本発明を実施するために考えられる最良の態
様を呈示している。
【0038】これらの混合物に報告されているUnderwri
ters Laboratory Test UL-94試験は以下の通りである。
樹脂を約300℃で約12.7cm×1.27cm×
3.175in(厚さ)の試験棒に射出成形する。これ
らの試験棒を Underwriters’ Laboratories, Inc.,Bul
letin UL-94, Burning Test for Classified Materials
に公表されている試験手順にかけられる。この試験手順
によれば、合格した物質は5つの試験標本の結果に基づ
いてV−0、V−IまたはVIIに等級づけられる。UL-9
4 による各V(垂直に対する)等級に対しての基準は簡
単には以下の通りである。
【0039】”V−0”:着火炎を取り除いた後の平均
有炎燃焼および/または赤熱燃焼が10秒を超えてはな
らずそして5つの試験標本のいずれも脱脂綿を着火する
有炎燃焼粒子を滴下してはならない。5つの試験標本の
着火後の合計の有炎燃焼/赤熱燃焼時間は50秒を超え
てはならない。 実施例1−6 以下の表に示された諸成分をLeistriz ZSK 36 押出機中
で270−300℃で300rpmにおいて配合するこ
とにより成形組成物を調製した。配合されそして押し出
された物質を次いでペレットにし、乾燥しそして約24
0℃で射出成形して試験標本を調製した。1.0mmお
けるUnderwriters’ Laboratory UL-94Test Methodを使
用して射出成形した試料に対して物理的特性を測定し
た。
【0040】実施例1は本発明のものではなく、比較の
目的で提供されている。これらの調合物および結果を以
下の表に掲げる。ポリカーボネート樹脂はLexan (登録
商標)920等級ポリカーボネート樹脂(General Electric
Co., Pittsfield,MA.)(実施例1および2)またはLexan
(登録商標)940 等級ポリカーボネート樹脂(実施例3−
6) のブレンドである。PTFE粒子の凝集体を形成す
るために使用したコポリマーはスチレン−アクリロニト
リル(SAN)であった。これらの凝集体は表中に明示
した供給元からのPTFEを使用して標準の方法によっ
て表に示したような平均の大きさおよびPTFE/SA
Nの重量比を有する凝集体を与えるように調製された。
【0041】 実施例 PTFE 凝集体 SAN PTFE/SAN UL-94 ラテックス供給元 平均大きさ Mw Mw/Mn 比 1.0mm 合格 :粒度 (μm) (合/否) 1 Hoechst:制御 せず 24 330,000 2.77 50.4/49.5 不合格 2 ICI:0.2μ Fluon GDI 64 137,000 2.51 51.7/48.3 合格 3 ICIP:0.2μ Fluon GDI 42 332,000 2.61 52.6/47.4 合格 4 Hoechst:0.1μ 41 359,000 1.99 54.7/45.3 合格 5 Ausimont:0.24μ 40 326,000 2.61 51.2/48.8 合格 6 Dupont:0.3μ 45 341,000 3.36 52.8/47.2 合格
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 25:12) (C08L 69/00 25:12 27:18) (72)発明者 シーオドラス・ランバータス・ホウクス オランダ、4613、エーエス・ベルゲン・オ プ・ゾーム、ハルスタースウェグ、303番 (72)発明者 アデルバート・エイチ・エイチ・グルース イス オランダ、4611、エルダブリュー・ビーオ ーゼット・ベルゲン・オプ・ゾーム、リン デバーン、85番

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芳香族熱可塑性ポリカーボネート樹脂
    と、滴下抑制割合の、少なくとも部分的に熱可塑性コポ
    リマーによってカプセル化されて凝集体とされたフルオ
    ロポリマー樹脂粒子とを含み、前記フッ素化されたポリ
    オレフィン樹脂粒子が約0.1乃至4μmの範囲内の平
    均粒径を有しそして前記凝集体が30−70μmの平均
    直径を有する、熱可塑性成形組成物。
  2. 【請求項2】 フルオロポリマーがフッ素化されたポリ
    エチレンである請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 フッ素化されたポリエチレンがポリテト
    ラフルオロエチレンである請求項2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 フルオロポリマーがポリカーボネートの
    各100重量部あたり約0.01乃至約5重量部の量で
    存在する請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】 熱可塑性コポリマーがスチレン−アクリ
    ロニトリルコポリマーである請求項1記載の組成物。
  6. 【請求項6】 熱可塑性コポリマーが凝集体の約40乃
    至約50重量%である請求項1記載の組成物。
  7. 【請求項7】 ポリカーボネートが界面法で調製されて
    いる請求項1記載の組成物。
  8. 【請求項8】 ポリカーボネートが溶融法で調製されて
    いる請求項1記載の組成物。
JP10235177A 1997-08-29 1998-08-21 ポリカーボネート成形組成物 Withdrawn JPH11140296A (ja)

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