JPH0733472B2 - 低光沢の熱可塑性ブレンド - Google Patents

低光沢の熱可塑性ブレンド

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JPH0733472B2
JPH0733472B2 JP1336770A JP33677089A JPH0733472B2 JP H0733472 B2 JPH0733472 B2 JP H0733472B2 JP 1336770 A JP1336770 A JP 1336770A JP 33677089 A JP33677089 A JP 33677089A JP H0733472 B2 JPH0733472 B2 JP H0733472B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L55/00Compositions of homopolymers or copolymers, obtained by polymerisation reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, not provided for in groups C08L23/00 - C08L53/00
    • C08L55/02ABS [Acrylonitrile-Butadiene-Styrene] polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は、光沢を減少させるために、更にある種のメタ
クリル酸エステル共重合体とブレンドした、芳香族カー
ボネートポリマーとアクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン(ABS)樹脂とのブレンドに関する。
先行技術の概説 熱可塑性樹脂の成形品は、頻繁に光沢を有する。いくつ
かの用途では、光沢を有することが望ましいが、しかし
例えばコンピューター端末のハウジング、タイプライタ
ー、数々の電気器具及びある種の自動車部品等の製品に
対しては、しばしばつや消し又は非光沢の表面が好まし
い。
表面エンボス加工による光沢の除去は、別の工程を必要
とし、コストを増し、その上、その後の摩耗によりエン
ボス加工されたつや消し表面を消滅させ、光沢を再現さ
せる可能性がある。微粉シリカ、ケイ酸塩、アルミナ又
は他の鉱物質充填材等のつや消し剤の添加は、しばしば
衝撃強さなどの物理的性質に悪影響を及ぼす。ポリマー
性のつや消し剤の添加の試みも、しばしば、衝撃強のみ
でなく、熱変形温度、耐候性、光安定性、及び他の重要
な性質などの物理的性質にも悪影響を及ぼすことにな
る。
例えば米国特許第4,460,742号明細書に記載されている
ように例えばアリル官能基で架橋された特殊な共重合体
を添加したりして、可成りの量のある種の他のポリマー
を添加して熱可塑性ブレンドを製造することにより、光
沢の減少が起ることが知られている。しかし、不完全に
相容性の樹脂を実質的な量で混合すると、しばしば強度
特性に悪影響を及ぼし、成形品に離層及び弱いウエルド
ラインをもたらし、そしてコストに悪い影響を与える。
芳香族カーボネートポリマーとアクリロニトリル−ブタ
ジエン−スチレン(ABS)樹脂とのブレンドは、良好な
加工特性及び物理的性質から見て、極めて有用なプラス
チックであるが、しかし、それらは、特に高い熱変形温
度を得るために低い百分率でABSを用いると、所望する
より光沢に富む傾向がある。配合者による多くの異なる
等級のABSの使用を許容し、特に、高い熱変形温度が必
要な場合に低濃度のABSの使用を許容しながら、低光沢
のポリカーボネート−ABSブレンドを製造させるための
有効な手段が必要である。ポリマーの他の望ましい性質
を犠牲にしないで低い光沢を達成するためには、低光沢
生成手段として、少量、即ち10%以下のポリマー性添加
剤のみしか必要としないことが必須である。従って、低
い光沢を達成するために使用する添加剤は、ポリカーボ
ネート−ABSブレンドの優れた加工特性及び物理的性質
の保持を可能にし、しかも成形部品おける離層を防止し
強力なウエルドライン強さを確保することが必要であ
る。これ迄、ポリカーボネート−ABSブレンドにおい
て、低い光沢と高い熱変形温度の要求を同時に満足させ
ることは、とりわけ困難であった。
本件に係わる米国出願と同日付で米国出願された本願出
願人による同時係属中の米国出願は、芳香族カーボネー
トポリマーに、低光沢と良好な物理的性質を得るための
特殊な追加の成分の必要を取り除いたある特定のアクリ
ロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)共重合体を
ブレンドすることを教示している。本発明は、同じ目的
に対する別の対策を提供するものでABSの種類及び濃度
の選択に幅広い許容範囲を与えるという特徴を有する。
この許容度は、ブレンドに所望される低光沢特性を得る
ために特定の第3の成分を使用することにより与えられ
る。
発明の概要 本発明は、有効な量の、光沢を減少させるメタクリル酸
グリシジル−スチレンポリマーを混合して、芳香族カー
ボネートポリマーとアクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン共重合体との低光沢のブレンドを提供する。
一般にメタクリル酸エステルポリマーは光沢減少作用を
もたらさないことから、これらのメタクリル酸グリシジ
ルポリマーが、これらのブレンドにおいて光沢減少添加
剤として作用することは驚くべきことであり、且つ予期
せぬことであった。
発明の詳述 本発明の組成物は、 (a)芳香族カーボネートポリマー、 (b)アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体及び (c)光沢を減少させるのに有効な量の、好ましくはス
チレン及び、必要に応じて、アクリルコモノマーとのメ
タクリル酸グリシジルの共重合体であるメタクリル酸グ
リシジルポリマー を含み、ポリマー(a)の(b)に対する重量比は約9
9:1乃至約20:80、好ましくは約95:5乃至約30:70の範囲
内にある。
前記組成物は、ウエルドライン強さ、衝撃強さ、引張強
さ及び伸び等の望ましい物理的性質、並びに良好な耐老
化性及び耐候性を保持しながら、光沢を実質的に減少さ
せることを見い出した。
成分ポリマー(a)として使用するのに好適な芳香族カ
ーボネートポリマーは、ポリカーボネートとポリエステ
ル−カーボネート(コポリエステル−ポリカーボネート
としても知られている)の両方を包含する。
成分ポリマー(a)として使用することができるポリカ
ーボネート樹脂及びそれらの界面重合による製造法は周
知であり、例えば米国特許第3,028,365号、同3,334,154
号、同3,275,601号、同3,915,926号、同3,030,331号、
同3,169,121号、同3,027,814号及び同4,188,314号各明
細書の詳細な説明を参照することができる。
一般的に、界面重合法は二価フェノールとハロゲン化カ
ルボニル(カーボネート前駆物質)との反応を含む。
前記製造法の反応条件は変動し得るが、好適な製造法の
いくつかは、典型的にジフェノール反応物質を苛性水溶
液に溶解又は分散させ、得られる混合物を適宜の水不混
和性溶剤媒体に加え、そして調節されたpH条件下、適宜
の触媒の存在下で、前記反応物質をホスゲン等のカーボ
ネート前駆物質と接触させることを含む。最も普通に使
用される水不混和性溶剤は、塩化メチレン、1,2−ジク
ロロエタン、クロロベンゼン、トルエン等を包含する。
使用する触媒は、二価フェノール反応物質とカーボネー
ト前駆物質との重合速度を加速させる。触媒の代表例に
は、これらに限定されないが、トリエチルアミン等の第
三級アミン、第四級ホスホニウム化合物、第四級アンモ
ニウム化合物等が包含される。本発明に係わるポリカー
ボネート樹脂の好適な製造法は、ホスゲン化反応を含
む。ホスゲン化反応が進行する温度は、0℃以下から10
0℃以上まで変動する。ホスゲン化反応を、好ましくは
室温(25℃)乃至50℃の温度で進行させる。反応が発熱
性であるため、ホスゲン添加速度を反応温度を調節する
ために利用することができる。必要とするホスゲンの量
は、通常二価フェノールの量及び同じく存在するときの
ジカルボン酸の量次第で決まる。
使用する二価フェノールは公知であり、その反応性基は
2個のフェノール性ヒドロキシル基である。二価フェノ
ールのいくつかは、一般式(I): [式中Aは1乃至約15個の炭素原子を含む2価の炭化水
素基;1乃至約15個の炭素原子及びハロゲン等の置換基を
含む置換された2価の炭化水素基; 各Xは、夫々水素、ハロゲン、及び1乃至約8個の炭素
原子を含むアルキル基、6乃至18個の炭素原子を含むア
リール基、7乃至約14個の炭素原子を含むアルアルキル
基、7乃至約14個の炭素原子を含むアルカリール基、1
乃至約8個の炭素原子を含むアルコキシ基又は6乃至18
個の炭素原子を含むアリールオキシ基等の1価の炭化水
素基から成る群から選ばれ、mは0又は1であり、そし
てnは0乃至5の整数である] で表わされる。
本発明の実施に際して使用することができる二価フェノ
ールのいくつかの代表例は、例えばビス(4−ヒドロキ
シフェニル)メタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン(ビスフェノール−Aとしても知られて
いる)、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフ
ェニル)プロパン等のビスフェノール;ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)エーテル、ビス(3,5−ジクロロ−4
−ヒドロキシフェニル)エーテル等の二価フェノールエ
ーテル;p,p′−ジヒドロキシジフェニル、3,3′−ジク
ロロ−4,4′−ジヒドロキシジフェニル等のジヒドロキ
シジフェニル;ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
スルホン等のジヒドロキシアリールスルホン;レゾルシ
ノール、ハイドロキノン、1,4−ジヒドロキシ−2,5−ジ
クロロベンゼン、1,4−ジヒドロキシ−3−メチルベン
ゼン等のハロ−及びアルキル−置換ジヒドロキシベンゼ
ンなどのジヒドロキシベンゼン;及びビス(4−ヒドロ
キシフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)スルホキシド及びビス(3,5−ジブロモ−4−ヒ
ドロキシフェニル)スルホキシド等のジヒドロキシジフ
ェニルスルフィド及びスルホキシドである。様々な他の
二価フェノールも入手でき、そして米国特許第2,999,83
5号、同3,028,365号及び同3,153,008号各明細書に開示
されている。勿論、2種又はそれ以上の異なる二価フェ
ノール、又は二価フェノールとグリコールとの組合せを
使用することもできる。
カーボネート前駆物質は、ハロゲン化カルボニル、炭酸
ジアリール又はビスハロホルメートの何れかであること
ができる。ハロゲン化カルボニルは、臭化カルボニル、
塩化カルボニル及びこれらの混合物を包含する。ビスハ
ロホルメートは、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジク
ロロフェニル)プロパン、ハイドロキノン等のビスクロ
ロホルメートなどの二価フェノールのビスハロホルメー
ト;又はエチレングリコール等のビスハロホルメートな
どのグリコールのビスハロホルメートを包含する。前記
カーボネート前駆物質の全てが有用であるが、ホスゲン
としても知られている塩化カルボニルが好適である。
又、本発明の範囲には、高分子量熱可塑性のランダムに
枝分れしたポリカーボネートも包含される。これらのラ
ンダムに枝分れしたポリカーボネートは、多官能有機化
合物を前記二価フェノール及びカーボネート前駆物質と
共反応させることにより製造される。枝分れポリカーボ
ネートを製造するのに有用な多官能有機化合物が、米国
特許第3,635,895号及び同4,001,184号各明細書に示され
ている。これらの多官能化合物は、一般に芳香族であ
り、そしてカルボキシル、カルボン酸無水物、フェノー
ル、ハロホルミル又はこれらの混合物である官能基少な
くとも3個を含む。これらの多官能芳香族化合物のいく
つかの非限定的な例は、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシ
フェニル)エタン、トリメリト酸無水物、トリメリト
酸、トリメリチルトリクロリド、4−クロロホルミルフ
タル酸無水物、ピロメリト酸、ピロメリト酸二無水物、
メリト酸、メリト酸無水物、トリメシン酸、ベンゾフェ
ノンテトラカルボン酸、ベンゾフェノンテトラカルボン
酸無水物等を包含する。好適な多官能芳香族化合物は、
1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフェニル)エタン、トリ
メリト酸無水物、もしくはトリメリト酸、又はこれらの
ハロホルミル誘導体である。又、本発明には、線状ポリ
カーボネートと枝分れポリカーボネートとのブレンドも
包含される。
本明細書で使用する「芳香族カーボネートポリマー」と
いう用語は、コポリエステル−ポリカーボネート、即ち
式(IIa): (式中Dは重合反応において使用される二価フェノール
の二価の芳香族基である) の繰返しポリカーボネート鎖単位に加えて、例えば式
(IIb): (式中Dは前述の意味を有し、そしてR1は以下に定義す
るとおりである) の反復又は繰返しカルボン酸エステル単位を含む樹脂を
包含する。
前記コポリエステル−ポリカーボネート樹脂も、同様に
当該技術分野の熟達者に周知の界面重合法により製造さ
れ、例えば米国特許第3,169,121号及び同4,487,896号各
明細書を参照することができる。
一般的に、コポリエステル−ポリカーボネート樹脂は、
ポリカーボネートホモポリマーの製造に関して前述した
と同様に製造されるが、前記水不混和性溶媒中にジカル
ボン酸(エステル前駆物質)を添加存在させて製造され
る。
一般的に、本発明に係わるコポリエステルカーボネート
樹脂の製造においては、線状ポリエステルの製造に従来
から使用されている何れのジカルボン酸を使用すること
ができる。一般的に、使用することができるジカルボン
酸は、脂肪族ジカルボン酸、芳香族ジカルボン酸及び脂
肪族−芳香族ジカルボン酸を包含する。これらの酸は周
知であり、そして例えば米国特許第3,169,121号明細書
に開示されている。かかる芳香族ジカルボン酸の代表例
は、一般式(III): HOOC−R1−COOH [式中R1はフェニレン、ナフチレン、ビフェニレン、置
換フェニレン等の芳香族基;例えばアルアルキレン又は
アルカリ−レン基等の2価の脂肪族−芳香族炭化水素
基;又は式:−E−(式中Eは2価のアルキレン又はア
ルキリデン基である)の非芳香族結合により連結された
2個又はそれ以上の芳香族基を表わす] で表わされるものである。そのほか、Eは、例えば芳香
族結合、第三級アミノ結合、エーテル結合、カルボニル
結合、ケイ素含有結合、又は例えばスルフィド、スルホ
キシド、スルホン等の硫黄含有結合などの非アルキレン
又はアルキリデン基により連結された2個又はそれ以上
のアルキレン又はアルキリデン基から成ることができ
る。また、Eは5乃至7個の炭素原子を含む脂環式基
(例えばシクロペンチル、シクロヘキシル)又は例えば
シクロヘキシリデン等の5乃至7個の炭素原子を含むシ
クロアルキリデンであることができる。そのほか、E
は、スルフィド、スルホキシド又はスルホン等の炭素を
含まない硫黄含有結合;エーテル結合;カルボニル基;
直接結合;第三級窒素基;又はシランもしくはシロキシ
等のケイ素含有結合であることができる。Eが表わすこ
とができるそのほかの基が、当該技術分野の熟達者に想
起されよう。本発明のためには、芳香族ジカルボン酸が
好適である。従って、好適な芳香族二官能カルボン酸に
おいては、R1はフェニレン、ビフェニレン、ナフチレン
又は置換フェニレン等の芳香族基である。本発明に係わ
るポリ(エステル−カーボネート)樹脂の製造に使用す
ることができる適切な芳香族ジカルボン酸のいくつかの
非限定的な例は、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル
酸、ホモフタル酸、o−、m−及びp−フェニレン二酢
酸、及び例えばジフェニルジカルボン酸及び異性体ナフ
タレンジカルボン酸等の多核芳香族酸を包含する。芳香
族酸は、Y基で置換されていてもよい。Yは、塩素、臭
素、フッ素等の無機原子;ニトロ基等の有機基;アルキ
ル等の有機基;アルコキシ等のオキシ基であることがで
き、Yは反応物質及び反応条件に対して不活性でありこ
れらの影響を受けないことのみが必要である。特に有用
な芳香族ジカルボン酸は、一般式(IV): [式中jは0乃至4の値を有する正の整数であり、そし
て各R3は夫々アルキル基、好ましくは低級アルキル基
(1乃至約6個の炭素原子を含む)から成る群から選ば
れる] で表わされるものである。
これらのジカルボン酸の混合物を使用することもでき
る。従って、本明細書においてジカルボン酸という用語
を使用する場合、2種又はそれ以上の異なるジカルボン
酸の混合物も包含する。
芳香族ジカルボン酸として最適なのは、イソフタル酸、
テレフタル酸、及びこれらの混合物である。特に有用な
二官能カルボン酸は、テレフタル酸のイソフタル酸に対
する重量比が約10:1乃至約0.2:9.8の範囲にあるイソフ
タル酸とテレフタル酸の混合物から成る。
ジカルボン酸自体を使用すること以外に、その反応性誘
導体を使用することができ、そして時として好ましい。
これらの反応性誘導体の例は、酸ハライドである。好適
な酸ハライドは、酸ジクロリド及び酸ジブロミドであ
る。この様に、例えばイソフタル酸、テレフタル酸又は
これらの混合物を用いる代りに、イソフタロイルジクロ
リド、テレフタロイルジクロリド及びこれらの混合物を
用いることができる。
本発明に係わるコポリエステルカーボネート樹脂を製造
するために使用する反応物質の割合は、製品樹脂の目的
とする用途に従って変動する。前記で引用した米国特許
明細書に記載されている様に、当該技術分野の熟達者は
有用な割合を熟知している。一般的に、カーボネート結
合に対し、エステル結合の量は約5乃至約90モル%であ
ることができる。例えば、4モルのイソフタロイルジク
ロリドと1モルのホスゲンに5モルのビスフェノールA
を完全に反応させると、80モル%がエステル結合である
コポリエステルカーボネートを与える。
本発明において使用するのに好適なポリカーボネート
は、ビスフェノールAとホスゲンから誘導され、塩化メ
チレン中、25℃で測定して約0.3乃至1.5デシリットル/
グラムの固有粘度を有するものである。
成分(b)として使用する前記ABS共重合体は、周知で
あり、そして多くのタイプが市販されている。それら
は、通常スチレン(又はα−メチルスチレン)−アクリ
ロニトリル共重合体である連続相と、ブタジエンエラス
トマーである不連続エラストマー相とを有し、これらの
相は例えばポリブタジエン上にアクリロニトリル−スチ
レングラフト共重合体鎖をグラフトすることにより結合
されている。この種の製品の有用な製造法が、米国特許
第2,505,349号、2,550,139号、同2,698,313号、同2,71
3,566号、同2,820,773号及び同2,908,661号各明細書に
示されている。
「高ゴム含量ABS」として知られているABS組成物の群が
極めて好ましく、これらは少なくとも約20%のブタジエ
ン又はブタジエン共重合体ゴム含量を有するABS組成物
であり、そしてこの好適な群には、米国特許第3,238,27
5号明細書に記載されているABS組成物がある。高ゴム組
成物に優位性が見られる理由は、良く解明されていな
い。本発明のブレンドに使用するのに好適なこの群の例
は、「登録商標ブレンデックス(Blendex )」樹脂
[ボルグ・ワーナー・ケミカル社(Borg−Warner Chemi
cal Co.)の商標]として知られているABS樹脂であり、
これらは、通常高いゴム含量、及びブレンド用として製
造されていないABS樹脂よりも低いアクリロニトリル含
量、を有する粉末化ABS樹脂であり、米国特許第3,238,2
75号による乳化重合によって製造されている。
本発明の組成物の成分ポリマー(c)に関しては、(メ
タ)アクリル酸グリシジルのホモポリマーを使用するこ
とができるが、しかしメタクリル酸グリシジルとスチレ
ン及び、必要に応じて、他の単量体との共重合体が好適
である。メタクリル酸グリシジルとスチレン及びある種
の他の単量体との共重合体が、ブレマー・レジンズ(Bl
emmer Resins)の商品名で日本油脂(株)及び丸紅
(株)から入手できる。典型的に、これらは約10乃至約
50%のメタクリル酸グリシジル単位を含み、そして残部
がスチレンであるが、しかし本発明の範囲には又、スチ
レン以外にメタクリル酸メチル、アクリロニトリル又は
アクリル酸アルキル等のアクリルターモノマーを含むも
のも包含される。
メタクリル酸グリシジルポリマー(c)は、例えば塊状
及び乳化重合等の、ビニル単量体重合用の様々な公知の
方法により製造することができる。
広義には、これらの光沢減少添加剤は、構造式(v): [式中Rはアルキル(好ましくはメチル)であり、R′
はアルキル、水素又はハロゲン(特にBr)であり、そし
てnは0乃至5であり、R″はアルキル(炭素数18以
下)、アリール、アルキルアリール又は水素であり、a
+b+c+dの合計量を基準にしてaは1乃至50%であ
り、bは1乃至99%であり、cは0乃至50%であり、d
は0乃至50%である〕の共重合体である。
ポリマー(c)として使用するのに適切なこれらのポリ
マー(v)は、例えば塊状及び乳化重合等の、ビニル単
量体重合用の様々な方法により製造することができる。
成分ポリマー(c)の有効な量は、成分ポリマー(a)
と(b)の総重量に対して約0.1乃至約5重量%の範囲
内であることが分った。量がこれより少ないと、光沢の
減少は不十分となり、これより多いとコストがかかり過
ぎ、そしてブレンドの物理的性質に悪影響を及ぼす可能
性がある。
本発明のブレンドは、プラスチック配合の技術分野で公
知の他のタイプの添加剤を添加することにより、更に変
性することができる。この様な添加剤は、例えば充填材
及び補強材、衝撃変性剤、帯電防止剤、可塑剤、流動促
進剤及び他の加工助剤、安定剤、着色剤、離型剤、難燃
剤、紫外線遮蔽剤等を包含することができる。
本発明の組成物の製造は、例えばバンバリーミキサー又
は押出機等の混練機内でのブレンド、又は溶剤ブレンド
などの、熱可塑性樹脂のブレンドに公知の、従来からの
ブレンド法の何れによっても行なうことができる。添加
の順序は臨界的条件ではないが、しかし3種の主成分の
全てを完全にブレンドすべきである。ブレンドは、連続
式又はバッチ式の何れであることもできる。
限定の目的ではなく、例証の目的で、本発明の実施のた
めの最良の態様を以下に実施例として示し、本発明を更
に良く理解せしめる。特に断わらない限り、全ての部は
重量部である。
実施例1乃至3及び実施例4(比較例) 下記表に示した組成物を、220乃至270℃、100乃至200回
転/分の二軸押出機内で溶融ブレンドして、試料を調製
した。ブレンドし、そして押出した材料を、その後ペレ
ット化し、乾燥し、そして被験試料を調製するために約
240℃で射出成形した。光沢を、ASTM試験法D1003によ
り、ガードナー光沢計を用いて測定した。下記のASTM試
験法を用いて、射出成形試料の他の物理的性質を測定し
た:ウエルドライン強さ、D256;引張特性、D638;ノッチ
付アイゾットによる衝撃、D256;熱変形温度(DTUL)、D
648−56、18.6kg/cm2の荷重下;曲げ特性、D790;カシャ
指数、米国特許第4,735,978号明細書の5欄で説明され
ている方法による溶融粘度、センチ秒。
表 注 1.ビスフェノールAとホスゲンから製造されたポリカー
ボネートである、ゼネラル・エレクトリック・カンパニ
イ製の登録商標レキサン(Lexan )。
2.登録商標ブレンデックス301。約24のアクリロニトリ
ル単量体単位、34%のブタジエン単量体単位及び42%の
スチレン単量体単位を含み、従ってゴムがポリブタジエ
ンであると考えられることから、34%のゴム含量を有す
るボルグ・ワーナー・ケミカル社製の粉末化ABS共重合
体。このABSは、実質的に米国特許第3,238,275号明細書
に記載されている乳化重合法により製造されたものと考
えられる。
3.下記のとおり同定される日本油脂(株)製のブレマー
メタクリル酸グリシジル共重合体樹脂: CP−20SAは20%メタクリル酸グリシジル/スチレン/ア
クリロニトリル。
CP−20Sは20%メタクリル酸グリシジル/80%スチレン。
CP−15は15%メタクリル酸グリシジル/メタクリル酸メ
チル/スチレン/アクリル酸アルキル。
このデータは、本発明により、物理的性質を良好に保ち
ながら、光沢が減少することを示している。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)芳香族ポリカーボネートポリマー、 (B)アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
    体、及び (C)上記(A)及び(B)の和を基準にして0.1〜5
    重量%の下記一般式 〔式中Rはアルキルであり、R′はアルキル、水素又は
    ハロゲンであり、そしてnは0乃至5であり、R″はア
    ルキル(炭素数18以下)、アリール、アルキルアリール
    又は水素であり、a+b+c+dの合計量を基準にして
    aは1乃至50%であり、bは1乃至99%であり、cは0
    乃至50%であり、dは0乃至50%である〕のメタクリル
    酸グリシジル共重合体を含有し、(A)の(B)に対す
    る重量比が99:1〜20:80であることを特徴とする低光沢
    の熱可塑性ブレンド。
  2. 【請求項2】ポリカーボネートが主としてビスフェノー
    ルAとホスゲンから誘導されている請求項1記載の熱可
    塑性ブレンド。
  3. 【請求項3】共重合体(B)が高ゴム含量のABSである
    請求項2記載の熱可塑性ブレンド。
  4. 【請求項4】共重合体(B)が20%以上のブタジエンゴ
    ムを含み、そして乳化重合により製造されている請求項
    3記載の熱可塑性ブレンド。
  5. 【請求項5】メタクリル酸グリシジルの共重合体がメタ
    クリル酸グリシジルのスチレンとの共重合体であり、そ
    して該共重合体中に別の単量体が存在する場合、それが
    アクリル単量体である請求項1記載の熱可塑性ブレン
    ド。
  6. 【請求項6】メタクリル酸グリシジルの共重合体がスチ
    レン及びアクリル単量体とのメタクリル酸グリシジルの
    共重合体である請求項1記載の熱可塑性ブレンド。
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