JPH11139615A - シート押さえ板 - Google Patents

シート押さえ板

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JPH11139615A
JPH11139615A JP30188097A JP30188097A JPH11139615A JP H11139615 A JPH11139615 A JP H11139615A JP 30188097 A JP30188097 A JP 30188097A JP 30188097 A JP30188097 A JP 30188097A JP H11139615 A JPH11139615 A JP H11139615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
sheet pressing
feeder board
ball
supporting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30188097A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Matsubase
進一 松葉瀬
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11139615A publication Critical patent/JPH11139615A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィーダボード部においてシートを幅方向に
移動させる際に、シートにシワや浮きが発生しないシー
ト押さえ板を提供すること。 【解決手段】 シート4の流れ方向前端の位置を規正す
る前当て6の近くで、フィーダボード5上のシート4が
1枚となる領域に配設されたボール21と、該ボール2
1を支持したころがり軸受22と、該ころがり軸受22
を支える板バネ23と、該板バネ23を支える支持部材
24と、該支持部材24を支持枠25に調節設置できる
調節設置装置26とを備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート押さえ板に
関する。さらに詳しくは、シート供給装置又は枚葉紙パ
イルから供給されたシートの流れ方向及び幅方向の位置
を修正するためのフィーダボード上において、シートを
押圧するシート押さえ板に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の枚葉印刷機において、図6に示す
ように、シート100はシート供給装置101からフィ
ーダボード部102を経て第1次印刷装置103へ搬送
される。まず、初期設定としてシート供給装置101の
昇降テーブル104の上へシート100が積重され、最
上段105から1枚ずつ搬送ベルト106を介してフィ
ーダボード107へ送り出される。次いで、シート10
0は、該フィーダボード107の上を搬送され、前当て
108に前端が当接してシート100の前端位置が規制
されると共に、フィーダボード107の側端に設けた横
針装置109を介して基準となる側端側へ引き寄せられ
て側部当板110へ当接することによってシート100
の横幅方向の位置が規制される。これにより、シート1
00の流れ方向の位置及び幅方向の位置が設定された
後、スインググリッパ(図示せず)によって次工程の第
1次印刷装置103へ送られる。
【0003】ここで、上記フィーダボード部102にお
いて、図7に示すように、シート押さえ板111が配設
されている。該シート押さえ板111はフィーダボード
107上の最下流に位置するシート100に当接するベ
アリング112と、該ベアリング112を軸受を介して
シート100の流れ方向に回転自在に軸着させた板バネ
113と、該板バネ113を支持する支持部材114
と、該支持部材114を上下方向に調整して固定する調
節設置装置115と、該調節設置装置115を固定し、
フィーダボード107の上方で横幅方向に配設された支
持枠(シャフト)116などで構成されている。
【0004】この構成による調節設置装置115を調整
する手順は以下のとおりである。まず、ボルト117を
回転して調節設置装置115と支持枠116との把持力
を弱め、該調節設置装置115に固定されている支持部
材114、板バネ113及びベアリング112をフィー
ダボード107に対し接離方向(上下方向)へ揺動回転
させ、上記最前端シート100への押圧力を適宜に調整
する。次いで、この調整された状態で、上記ボルト11
7を回転させて調節設置装置115を上記支持枠116
に固定する。即ち、調節設置装置115を支持枠116
の円周方向における任意の角度(位置)に固定すること
ができる。このことにより、ベアリング112の押圧力
によって最前端シート100の浮き上がりを防止して該
シート100をスインググリッパ(図示せず)が把持し
て次工程の印刷装置103に搬送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8に示すよ
うに、従来のベアリング112は搬送されるシート10
0の流れ方向にのみ回転するので、横針装置109によ
ってシート100を幅方向へ移動させる際、シート10
0を強引に引き寄せるので、該ベアリング112とシー
ト100の間に大きな摺動抵抗が発生した。このため、
スムーズにシート100を幅方向に移動することができ
ず、シート100にシワが発生したり、シート100の
流れ方向に対し斜めに曲がった状態で側部当板110へ
当接する場合があった。特に、シート100が厚紙の場
合、その浮きを押えるためには大きな押圧力が必要であ
り、上記不具合がさらに増長された。上記フィーダボー
ド107上におけるシート100の位置精度不良やシー
ト先端のうねり(部分的に浮きの状態)があると、次工
程のスインググリッパによるシート把持が確実になされ
ず、設備稼働率及び生産性の低下を招き、また、下流工
程へのシート移送状態が安定しないため、印刷ずれ等の
品質不良が発生するおそれがあった。
【0006】本発明は、上記課題を解決し、フィーダボ
ード部においてシートを幅方向に移動させる際に、シー
トにシワや浮きが発生しないシート押さえ板を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、シートの流れ方向前方の位置を規制する前
当ての近くで、フィーダボード上のシートが1枚となる
領域に配設されたボールと、該ボールを支持したころが
り軸受と、該ころがり軸受を支える支持部材と、該支持
部材を支持枠に調節設置する手段とを備えたことにあ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。枚葉印刷機のフィー
ダボード部1は、図1に示すように、シート供給装置
(給紙装置)2と第1次印刷装置3との間に配設され、
上記シート供給装置2から1枚ずつ搬送されたシート4
の流れ方向及び幅方向の位置を修正するものである。こ
のフィーダボード部1は、フィーダボード5、前当て
6、横針装置7、側部当板8、位置検知装置9及びシー
ト押さえ板10等によって構成されている。以下、これ
らの構成について順次説明する。
【0009】シート供給装置2には、上下動可能な昇降
テーブル11が配設され、該昇降テーブル11の上にシ
ートが積重されている。この積重シート12の枚数が少
なくなってくると、上記昇降テーブル11が上昇して積
重シート12の最上段13の高さが略一定になるように
調整されている。上記シート供給装置2の前側には搬送
ベルト14が配設されている。該搬送ベルト14は、前
方にいくにつれて高さが低くなるように傾斜しており、
かつ、その後端の高さが積重シート12の最上段13の
高さと略同一に設定されている。この搬送ベルト14の
前側には、図2に示すように、その上面が搬送ベルト1
4の上面と略面一になるようにフィーダボード5が配設
されている。
【0010】該フィーダボード5の前端部には前当て6
が、側部には横針装置7と側部当板8が配設されてい
る。該前当て6は、走行するシート4の前端に当接し、
シート4の流れ方向を修正するものである。一方、横針
装置7にはローラ15,16が配設されており、該ロー
ラ15,16を作動させて横幅方向にシート4を移動さ
せることによりシート4を上記側部当板8に当接させ、
シート4の横幅方向の位置を修正する。
【0011】上記フィーダボード5の上方に、図2に示
すように、本発明に係るシート押さえ板10が配設され
ており、該シート押さえ板10の前端には、シート4の
浮き上りを抑制するためにシート押圧部17が取り付け
られている。このシート押圧部17は、フィーダボード
5上のシート4が1枚となる領域で、前当て6の近くに
配設されている。このため、シート4の位置が、流れ方
向と横幅方向ともに修正された後から印刷装置に搬送さ
れ終わるまで、常にシートを押さえるという作用があ
る。上記シート押圧部17は、図3に示すように、内部
が半球状の凹部18に形成されたハウジング19と、該
凹部18に組み込まれた複数個の球20と、該球20に
当接して上記ハウジング19に回動自在に支持されたボ
ール21とを備えている。この球20とハウジング19
とを合わせてころがり軸受22という。ころがり軸受2
2は、ボール21が自由に回転できるように複数個の球
20が配置されている。
【0012】また、上記シート押さえ板10は、上記シ
ート押圧部17と、該シート押圧部17を支持する板バ
ネ23と、該板バネ23が固定された支持部材24と、
該支持部材24を支持枠(シャフト)25へ固定した調
節設置装置26を備えており、該調節設置装置26はフ
ィーダボード5の上方でシート横幅方向に延設された支
持枠25にボルト27によって固定されている。上記板
バネ23を用いることによって、シート押え部17の押
付力の微調整ができることにより、シート4へのボール
21による傷入りを最小限に抑えることができる。上記
調節設置装置26は、ボルト27を回転して取付金具2
8を上記支持枠25の円周方向における任意の角度(位
置)に固定するものであり、調節設置装26に固定され
た支持部材25と板バネ23を介して、上記シート押圧
部17をフィーダボード5に対し接離方向(上下方向)
へ揺動回転させることにより、シート4への押圧力を適
宜に調整している。
【0013】また、シートの位置検知装置9は、フィー
ダボード5上において、シート4が上記側部当板8へ確
実に接触したことを検知判定する装置であり、シート4
が該側部当板8に全く接触していないときや不確実な状
態で接触しているときは、その接触状態を制御装置29
へフィードバックし、フィーダボード部1の各装置の運
転を停止させたり、警報等の所定の信号を発信する。
【0014】次いで、上記構成によるシート押さえ板1
0の作用を説明する。まず、初期設定として、フィーダ
ボード部1の前工程に配設されたシート供給装置2の昇
降テーブル11の上へシート12を積重する。その積重
シート12のうち、最上段13から1枚ずつ搬送ベルト
14に排出され、鱗状に重なった状態で、シート自体の
自重とシート押え(図示せず)による押圧力で搬送ベル
ト14に押し当てられたままフィダボード5へ移送され
る。次いで、図4に示すように、該フィダボード5の前
端部において、シート4が上記シート押圧部17によっ
て押圧され、この押圧された状態のままシート4前端が
前当て6に当接する。これによりシート4の前端位置が
修正される。さらに、横針装置7に配設したローラ1
5,16の作動によってシート4を側端側へ引き寄せ、
側部当板8へ当接させることによって横幅方向の位置が
修正される。これにより、シート4の流れ方向及び幅方
向の位置が規制される。そして、スインググリッパ(図
示せず)でシート4の前端部をくわえて、次工程の第1
次印刷装置3へ送り込む。
【0015】上記実施の形態によれば、上記フィーダボ
ード5上の最前端に位置するシート4の浮きを抑える押
圧支持手段として、ころがり軸受22を用いたので、図
5に示すように、該ボール21は平面上において任意の
方向へ小さな抵抗で回動する。これにより、シート4の
浮きを抑えるとともに、横針によるシート4の横幅方向
の位置規制に当たっての移動をスムーズに行うことがで
きる。
【0016】
【発明の効果】上述したように、本発明に係るシート押
さえ装置によれば、シートの流れ方向前方の位置を規制
する前当ての近くで、フィーダボード上のシートが1枚
となる領域に配設されたボールと、該ボールを支持した
ころがり軸受と、該ころがり軸受を支える支持部材と、
該支持部材を支持枠に調節設置する手段とを備えている
ので、シートを幅方向にもスムーズに移動させることが
できるようになり、従来発生していたシートのシワや曲
がりがなくなる。また、シートの幅方向の移動がスムー
ズになるので、シートの押圧力を大きくでき、よってシ
ートの浮きを十分に抑制できる。特に、厚紙のシートの
うねりを押えるには相当の押圧力を要するが、本発明に
よれば厚紙でも十分に押さえることができる。これによ
って、シートの変形や位置ズレがなくなり、次工程のス
インググリッパによる受け渡しを薄紙から厚紙まで安定
に、かつ確実に行うことができるので、設備稼働率の向
上及び損紙の低減によるコスト削減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート押さえ板とその周辺装置を
示す概略図である。
【図2】本発明に係るシート押さえ板を示す概略図であ
る。
【図3】図2のシート押圧部を示す一部断面図である。
【図4】本発明に係るシート押さえ板でシートを押さえ
た状態を示す概略図である。
【図5】本発明に係るシート押さえ板のボールの動きを
示す概略図である。
【図6】従来のシート押さえ板とその周辺装置を示す概
略図である。
【図7】従来のシート押さえ板を示す概略図である。
【図8】従来のシート押さえ板のベアリングの動きを示
す概略図である。
【符号の説明】
1 フィーダボード部 2 シート供給装置 3 第1次印刷装置 4 シート 5 フィーダボード 6 前当て 7 横針装置 8 側部当板 9 位置検知装置 10 シート押さえ板 11 昇降テーブル 12 積重シート 13 最上段 14 搬送ベルト 15 ローラ(上段) 16 ローラ(下段) 17 シート押圧部 18 凹部 19 ハウジング 20 球 21 ボール 22 ころがり軸受 23 板バネ 24 支持部材 25 支持枠 26 調節設置装置 27 ボルト 28 取付金具 29 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの流れ方向前方の位置を規制する
    前当ての近くで、フィーダボード上のシートが1枚とな
    る領域に配設されたボールと、該ボールを支持するころ
    がり軸受と、該ころがり軸受を支える支持部材と、該支
    持部材を支持枠に調節設置する手段とを備えたことを特
    徴とするシート押さえ板。
JP30188097A 1997-11-04 1997-11-04 シート押さえ板 Withdrawn JPH11139615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30188097A JPH11139615A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 シート押さえ板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30188097A JPH11139615A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 シート押さえ板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11139615A true JPH11139615A (ja) 1999-05-25

Family

ID=17902261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30188097A Withdrawn JPH11139615A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 シート押さえ板

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JP (1) JPH11139615A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010013558A1 (ja) * 2008-07-30 2010-02-04 デュプロ精工株式会社 クロス搬送装置
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JP2021120319A (ja) * 2020-01-31 2021-08-19 コニカミノルタ株式会社 記録媒体供給装置、画像形成装置及び画像形成方法

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104