JPH11139285A - 車両用ブレーキ装置における液圧ユニットのリザーバ - Google Patents
車両用ブレーキ装置における液圧ユニットのリザーバInfo
- Publication number
- JPH11139285A JPH11139285A JP31166597A JP31166597A JPH11139285A JP H11139285 A JPH11139285 A JP H11139285A JP 31166597 A JP31166597 A JP 31166597A JP 31166597 A JP31166597 A JP 31166597A JP H11139285 A JPH11139285 A JP H11139285A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reservoir
- cap
- chamber
- spring
- hydraulic unit
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- Pending
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- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数を削減してコストダウンを図る。
【解決手段】 ピストン１０および圧縮コイルスプリン
グ１９が収容されるリザーバ室９の開放端を閉止してい
るキャップ１１に、断面が迷路状の通気孔２０を直接的
に形成する。通気孔２０は、スプリング収容室１３を大
気開放しつつそのスプリング収容室１３への泥水等の浸
入を阻止する。
グ１９が収容されるリザーバ室９の開放端を閉止してい
るキャップ１１に、断面が迷路状の通気孔２０を直接的
に形成する。通気孔２０は、スプリング収容室１３を大
気開放しつつそのスプリング収容室１３への泥水等の浸
入を阻止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ブレーキ装
置の液圧ユニットに内蔵されるリザーバに関し、さらに
詳しくは、マスタシリンダとホイールシリンダとを結ぶ
ブレーキ液通路に設けられて、車両のアンチロック制御
やトラクション制御等のスリップコントロールのために
ブレーキ液圧を制御する液圧ユニットのリザーバに関す
る。
置の液圧ユニットに内蔵されるリザーバに関し、さらに
詳しくは、マスタシリンダとホイールシリンダとを結ぶ
ブレーキ液通路に設けられて、車両のアンチロック制御
やトラクション制御等のスリップコントロールのために
ブレーキ液圧を制御する液圧ユニットのリザーバに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】アンチロックブレーキシステムの液圧ユ
ニット（アクチュエータもしくは液圧モジュール等とも
称される）として、例えば特開平６−１２２３６４号公
報に示されているように、プランジャポンプ等を含む液
圧回路を形成しているハウジングの両側に、複数のソレ
ノイドバルブが収容されたケースと、ポンプ駆動用のモ
ータとを、前記ハウジングをはさんで互いに対向するよ
うに配置したものがある。そして、上記プランジャポン
プを含む液圧回路にはリザーバが付帯しており、前記ハ
ウジングに内蔵されるリザーバの具体的構成として特開
平８−３２４４０６号公報に記載されているものがあ
る。
ニット（アクチュエータもしくは液圧モジュール等とも
称される）として、例えば特開平６−１２２３６４号公
報に示されているように、プランジャポンプ等を含む液
圧回路を形成しているハウジングの両側に、複数のソレ
ノイドバルブが収容されたケースと、ポンプ駆動用のモ
ータとを、前記ハウジングをはさんで互いに対向するよ
うに配置したものがある。そして、上記プランジャポン
プを含む液圧回路にはリザーバが付帯しており、前記ハ
ウジングに内蔵されるリザーバの具体的構成として特開
平８−３２４４０６号公報に記載されているものがあ
る。
【０００３】この従来のリザーバは、図４に示すよう
に、ハウジング５１に形成されたリザーバ室５２に、ダ
イヤフラム５３を有するピストン（プランジャ）５４を
収容するとともに、そのリザーバ室５２の開放側にスナ
ップリング５５にて保持キャップ５６を装着し、上記リ
ザーバ室５２をピストン５４によって液室５７とスプリ
ング収容室５８とに隔成してある。
に、ハウジング５１に形成されたリザーバ室５２に、ダ
イヤフラム５３を有するピストン（プランジャ）５４を
収容するとともに、そのリザーバ室５２の開放側にスナ
ップリング５５にて保持キャップ５６を装着し、上記リ
ザーバ室５２をピストン５４によって液室５７とスプリ
ング収容室５８とに隔成してある。
【０００４】そして、スプリング収容室５８にはピスト
ン５４を付勢する圧縮コイルスプリング５９を収容する
一方、その圧縮コイルスプリング５９を保持している保
持キャップ５６には外側からカバー６０が装着されてい
る。このカバー６０は保持キャップ５６側の中心孔６１
に係合する複数の係止突起６２を備えていて、係止突起
６２，６２同士の間の隙間や保持キャップ５６との間に
設定された隙間６３を通して、スプリング収容室５８を
外気に連通させて実質的に大気開放している。なお、液
室５７には通路６４を通してブレーキ液が供給もしくは
排出される。
ン５４を付勢する圧縮コイルスプリング５９を収容する
一方、その圧縮コイルスプリング５９を保持している保
持キャップ５６には外側からカバー６０が装着されてい
る。このカバー６０は保持キャップ５６側の中心孔６１
に係合する複数の係止突起６２を備えていて、係止突起
６２，６２同士の間の隙間や保持キャップ５６との間に
設定された隙間６３を通して、スプリング収容室５８を
外気に連通させて実質的に大気開放している。なお、液
室５７には通路６４を通してブレーキ液が供給もしくは
排出される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のリ
ザーバは、スプリング収容室５８を大気開放しつつ逆に
スプリング収容室５８側への泥水等の浸入を防止するた
めに、保持キャップ５６にカバー６０をかぶせた構造と
しているものであるが、部品点数の増加によってコスト
アップが余儀なくされている。
ザーバは、スプリング収容室５８を大気開放しつつ逆に
スプリング収容室５８側への泥水等の浸入を防止するた
めに、保持キャップ５６にカバー６０をかぶせた構造と
しているものであるが、部品点数の増加によってコスト
アップが余儀なくされている。
【０００６】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、本来の機能を損なうことなく上記の保持キ
ャップとカバーとを実質的に一体化することで、部品点
数の削減によるコストダウンを可能としたリザーバを提
供することを目的としている。
れたもので、本来の機能を損なうことなく上記の保持キ
ャップとカバーとを実質的に一体化することで、部品点
数の削減によるコストダウンを可能としたリザーバを提
供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、液圧ユニットのハウジングに有底筒状のリザーバ室
を形成し、このリザーバ室内にピストンを収容するとと
もに該リザーバ室の開放側をキャップにて閉止すること
により、前記リザーバ室を底部側の液室とキャップ側の
スプリング収容室とに隔成し、スプリング収容室には、
ピストンを付勢する圧縮コイルスプリングを、前記キャ
ップをスプリングシートとして用いて収容配置し、前記
キャップには、断面が迷路状をなす通気孔を直接的に形
成したことを特徴としている。
は、液圧ユニットのハウジングに有底筒状のリザーバ室
を形成し、このリザーバ室内にピストンを収容するとと
もに該リザーバ室の開放側をキャップにて閉止すること
により、前記リザーバ室を底部側の液室とキャップ側の
スプリング収容室とに隔成し、スプリング収容室には、
ピストンを付勢する圧縮コイルスプリングを、前記キャ
ップをスプリングシートとして用いて収容配置し、前記
キャップには、断面が迷路状をなす通気孔を直接的に形
成したことを特徴としている。
【０００８】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の発明におけるキャップが樹脂製もしくは金属製のもの
として形成されていて、そのキャップがリザーバ室の開
放側にかしめ加工を施すことにより固定されていること
を特徴としている。
の発明におけるキャップが樹脂製もしくは金属製のもの
として形成されていて、そのキャップがリザーバ室の開
放側にかしめ加工を施すことにより固定されていること
を特徴としている。
【０００９】したがって、請求項１に記載の発明では、
キャップが、リザーバ室の開放側を閉止しつつ圧縮コイ
ルスプリングを保持する役目をし、同時にそのキャップ
に直接的に形成された通気孔がスプリング収容室を大気
開放する役目をする。そして、上記の通気孔の断面形状
が迷路状に形成されているために、通気孔はスプリング
収容室の内外を連通してはいても、外部からスプリング
収容室側への泥水等の浸入を阻止することができる。
キャップが、リザーバ室の開放側を閉止しつつ圧縮コイ
ルスプリングを保持する役目をし、同時にそのキャップ
に直接的に形成された通気孔がスプリング収容室を大気
開放する役目をする。そして、上記の通気孔の断面形状
が迷路状に形成されているために、通気孔はスプリング
収容室の内外を連通してはいても、外部からスプリング
収容室側への泥水等の浸入を阻止することができる。
【００１０】また、請求項２に記載の発明では、キャッ
プの固定手段としてかしめ加工を採用していることによ
り、従来のようなスナップリングが不要となる。
プの固定手段としてかしめ加工を採用していることによ
り、従来のようなスナップリングが不要となる。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１，２は本発明の好ましい実施
の形態を示す図で、アンチロックブレーキシステムの液
圧ユニットの例を示している。
の形態を示す図で、アンチロックブレーキシステムの液
圧ユニットの例を示している。
【００１２】図２に示すように、液圧ユニット１の母体
となるハウジング２には液圧通路３が形成されているほ
か、図示しないプランジャポンプ等とともに、液圧通路
３に接続されるリザーバ４が内蔵されている。そして、
ハウジング２の両側には、上記プランジャポンプを駆動
するためのモータ５と複数のソレノイドバルブ６，７の
ソレノイド部を収容するためのケース８とが、そのハウ
ジング２をはさんで互いに対向するように配置されてい
て、それぞれに図示しないボルトにてハウジング２に固
定されている。
となるハウジング２には液圧通路３が形成されているほ
か、図示しないプランジャポンプ等とともに、液圧通路
３に接続されるリザーバ４が内蔵されている。そして、
ハウジング２の両側には、上記プランジャポンプを駆動
するためのモータ５と複数のソレノイドバルブ６，７の
ソレノイド部を収容するためのケース８とが、そのハウ
ジング２をはさんで互いに対向するように配置されてい
て、それぞれに図示しないボルトにてハウジング２に固
定されている。
【００１３】なお、上記のソレノイドバルブ６，７はそ
の液圧通路３を開閉するためのもので、本実施の形態で
はブレーキ液圧減圧用の常閉型のソレノイドバルブ７と
ブレーキ液圧増圧用の常開型のソレノイドバルブ６とを
それぞれ一つずつ図示してある。
の液圧通路３を開閉するためのもので、本実施の形態で
はブレーキ液圧減圧用の常閉型のソレノイドバルブ７と
ブレーキ液圧増圧用の常開型のソレノイドバルブ６とを
それぞれ一つずつ図示してある。
【００１４】上記のリザーバ４は、図１に示すように、
ハウジング２に形成された有底筒状のリザーバ室９を中
心として形成されていて、このリザーバ室９にはピスト
ン１０が摺動可能に収容されているとともに、該リザー
バ室９の開放側にはキャップ１１が装着されていてその
開放端を閉止している。これにより、リザーバ室９は、
ピストン１０によって液室１２とスプリング収容室１３
とに隔成され、液室１２は液圧通路３に連通している。
ハウジング２に形成された有底筒状のリザーバ室９を中
心として形成されていて、このリザーバ室９にはピスト
ン１０が摺動可能に収容されているとともに、該リザー
バ室９の開放側にはキャップ１１が装着されていてその
開放端を閉止している。これにより、リザーバ室９は、
ピストン１０によって液室１２とスプリング収容室１３
とに隔成され、液室１２は液圧通路３に連通している。
【００１５】なお、ピストン１０にはＯリング１４とガ
イドリング１５とが二段にわたって装着されていて、Ｏ
リング１４はホルダプレート１６によって固定保持され
ている。
イドリング１５とが二段にわたって装着されていて、Ｏ
リング１４はホルダプレート１６によって固定保持され
ている。
【００１６】上記のキャップ１１は樹脂材料もしくは金
属板によって浅いカップ状のものとして形成されてい
て、このキャップ１１は、リザーバ室９の開放端内周に
形成された周溝１７にＣリング１８もしくはスナップリ
ングを装着することによって保持されている。そして、
スプリング収容室１３にはピストン１０を付勢するため
の圧縮コイルスプリング１９が前記キャップ１１をスプ
リングシートとして収容されていて、これによりピスト
ン１０は図１の（Ａ）の上方に付けて常時付勢されてい
る。
属板によって浅いカップ状のものとして形成されてい
て、このキャップ１１は、リザーバ室９の開放端内周に
形成された周溝１７にＣリング１８もしくはスナップリ
ングを装着することによって保持されている。そして、
スプリング収容室１３にはピストン１０を付勢するため
の圧縮コイルスプリング１９が前記キャップ１１をスプ
リングシートとして収容されていて、これによりピスト
ン１０は図１の（Ａ）の上方に付けて常時付勢されてい
る。
【００１７】前記キャップ１１の中央部にはスプリング
収容室１３と外部とを連通させる通気孔２０が形成され
ている。この通気孔２０は、キャップ１１自体の表裏両
面側からそれぞれ半月状の凹部２１を互い違いに且つ相
互に連通するように形成することによって断面が迷路状
もしくはクランク状のものとして形成したもので、上記
のようにスプリング収容室１３を大気開放しつつも、逆
にその通気孔２０を通してスプリング収容室１３側に泥
水等が入りにくい形状としてある。
収容室１３と外部とを連通させる通気孔２０が形成され
ている。この通気孔２０は、キャップ１１自体の表裏両
面側からそれぞれ半月状の凹部２１を互い違いに且つ相
互に連通するように形成することによって断面が迷路状
もしくはクランク状のものとして形成したもので、上記
のようにスプリング収容室１３を大気開放しつつも、逆
にその通気孔２０を通してスプリング収容室１３側に泥
水等が入りにくい形状としてある。
【００１８】したがって、本実施の形態のリザーバ構造
によれば、リザーバ４本来の機能として、ＡＢＳ作動時
すなわちブレーキ液減圧時にブレーキ液の一部を一時的
に貯えるはたらきをする。すなわち、ブレーキ液減圧時
に図２に示したソレノイドバルブ７を通して図外のホイ
ールシリンダ側から戻されるブレーキ液が、圧縮コイル
スプリング１９の力に抗してピストン１０を押し下げる
ことによりその液室１２に一旦貯えられる。そして、そ
の液室１２に貯えられたブレーキ液は先に述べたプラン
ジャポンプにより汲み上げられてマスタシリンダに戻さ
れる。
によれば、リザーバ４本来の機能として、ＡＢＳ作動時
すなわちブレーキ液減圧時にブレーキ液の一部を一時的
に貯えるはたらきをする。すなわち、ブレーキ液減圧時
に図２に示したソレノイドバルブ７を通して図外のホイ
ールシリンダ側から戻されるブレーキ液が、圧縮コイル
スプリング１９の力に抗してピストン１０を押し下げる
ことによりその液室１２に一旦貯えられる。そして、そ
の液室１２に貯えられたブレーキ液は先に述べたプラン
ジャポンプにより汲み上げられてマスタシリンダに戻さ
れる。
【００１９】他方、リザーバ４のキャップ１１に形成さ
れた通気孔２０は、スプリング収容室１３が完全なる密
閉空間とならないようにそのスプリング収容室１３を常
時大気開放する役目をする一方、通気孔２０自体が断面
迷路状のものとして形成されているために車両走行に伴
う泥水等の浸入を平坦面２２で阻止することになる。
れた通気孔２０は、スプリング収容室１３が完全なる密
閉空間とならないようにそのスプリング収容室１３を常
時大気開放する役目をする一方、通気孔２０自体が断面
迷路状のものとして形成されているために車両走行に伴
う泥水等の浸入を平坦面２２で阻止することになる。
【００２０】ここで、上記のキャップ１１は、樹脂や金
属以外に、硬質ゴム等で形成してもよいことは言うまで
もない。また、通気孔２０の迷路形状は所期の目的から
して図示したものに必ずしも限定されない。
属以外に、硬質ゴム等で形成してもよいことは言うまで
もない。また、通気孔２０の迷路形状は所期の目的から
して図示したものに必ずしも限定されない。
【００２１】図３は本発明の第２の実施の形態を示す図
で、キャップ３１自体を浅い皿状のものとして形成する
一方、キャップ３１を固定する手段としてかしめ方式を
採用し、ハウジング２に形成されたリザーバ室９の開口
縁にかしめ加工を施すことによって上記のキャップ３１
を固定した点で第１の実施の形態と異なっている（かし
め加工部を符号３２で示す）。
で、キャップ３１自体を浅い皿状のものとして形成する
一方、キャップ３１を固定する手段としてかしめ方式を
採用し、ハウジング２に形成されたリザーバ室９の開口
縁にかしめ加工を施すことによって上記のキャップ３１
を固定した点で第１の実施の形態と異なっている（かし
め加工部を符号３２で示す）。
【００２２】本実施の形態では、図１に示したＣリング
１８が不要となるために、これによってもまたなお一層
の部品点数の削減が図れることになる。
１８が不要となるために、これによってもまたなお一層
の部品点数の削減が図れることになる。
【００２３】
【発明の効果】以上のように請求項１に記載の発明によ
れば、リザーバのキャップに断面が迷路状をなす通気孔
を直接的に形成して、従来は二部品として形成されてい
た保持キャップおよびカバーの両者を実質的に一体化し
た構造としたため、スプリング収容室を大気開放しつつ
逆に外部からスプリング収容室への泥水等の浸入を阻止
するという本来の機能を損なうことなく、部品点数を削
減してコストダウンを図ることができる効果がある。
れば、リザーバのキャップに断面が迷路状をなす通気孔
を直接的に形成して、従来は二部品として形成されてい
た保持キャップおよびカバーの両者を実質的に一体化し
た構造としたため、スプリング収容室を大気開放しつつ
逆に外部からスプリング収容室への泥水等の浸入を阻止
するという本来の機能を損なうことなく、部品点数を削
減してコストダウンを図ることができる効果がある。
【００２４】特に請求項２に記載の発明によれば、キャ
ップがかしめ加工によって固定保持されているため、従
来のような固定手段としてのスナップリング等を廃止す
ることができ、これによってもまた部品点数の削減によ
り一層のコストダウンを図ることができる効果がある。
ップがかしめ加工によって固定保持されているため、従
来のような固定手段としてのスナップリング等を廃止す
ることができ、これによってもまた部品点数の削減によ
り一層のコストダウンを図ることができる効果がある。
【図１】本発明の代表的な実施の形態を示す図で、
（Ａ）は図２に示す液圧ユニットのリザーバの拡大断面
図、（Ｂ）は同図（Ａ）の底面図。
（Ａ）は図２に示す液圧ユニットのリザーバの拡大断面
図、（Ｂ）は同図（Ａ）の底面図。
【図２】アンチロックブレーキシステムにおける液圧ユ
ニットの要部断面図。
ニットの要部断面図。
【図３】本発明の第２の実施の形態を示すリザーバの拡
大断面図。
大断面図。
【図４】従来のリザーバの一例を示す断面図。
１…液圧ユニット ２…ハウジング ４…リザーバ ９…リザーバ室 １０…ピストン １１…キャップ １２…液室 １３…スプリング収容室 １９…圧縮コイルスプリング ２０…通気孔
Claims (2)
- 【請求項１】 液圧ユニットのハウジングに有底筒状の
リザーバ室を形成し、 このリザーバ室内にピストンを収容するとともに該リザ
ーバ室の開放側をキャップにて閉止することにより、前
記リザーバ室を底部側の液室とキャップ側のスプリング
収容室とに隔成し、 スプリング収容室には、ピストンを付勢する圧縮コイル
スプリングを、前記キャップをスプリングシートとして
用いて収容配置し、 前記キャップには、断面が迷路状をなす通気孔を直接的
に形成したことを特徴とする車両用ブレーキ装置におけ
る液圧ユニットのリザーバ。 - 【請求項２】 前記キャップが樹脂製もしくは金属製の
ものとして形成されていて、そのキャップがリザーバ室
の開放側にかしめ加工を施すことにより固定されている
ことを特徴とする請求項１記載の車両用ブレーキ装置に
おける液圧ユニットのリザーバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31166597A JPH11139285A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 車両用ブレーキ装置における液圧ユニットのリザーバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31166597A JPH11139285A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 車両用ブレーキ装置における液圧ユニットのリザーバ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11139285A true JPH11139285A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=18020018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31166597A Pending JPH11139285A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 車両用ブレーキ装置における液圧ユニットのリザーバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11139285A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2822779A1 (fr) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Denso Corp | Actionneur de systeme d'antiblocage comportant un conduit d'orifice d'evacuation |
| KR100379920B1 (ko) * | 2001-02-19 | 2003-04-11 | 주식회사 만도 | 중압어큐뮬레이터를 갖춘 차량용 브레이크 액압 제어장치 |
| JP2004284590A (ja) * | 2001-04-25 | 2004-10-14 | Hitachi Unisia Automotive Ltd | ブレーキ液圧制御ユニット |
| US6979063B2 (en) | 2001-04-25 | 2005-12-27 | Hitachi, Ltd. | Brake liquid pressure control unit of on-vehicle device and its manufacturing method |
| US7427114B2 (en) | 2001-04-25 | 2008-09-23 | Hitachi, Ltd. | Brake fluid pressure control unit for vehicle |
| JP2011121588A (ja) * | 2001-04-25 | 2011-06-23 | Hitachi Automotive Systems Ltd | ブレーキ液圧制御ユニット |
| WO2018028852A1 (de) * | 2016-08-11 | 2018-02-15 | Robert Bosch Gmbh | Gehäuseblock, insbesondere eines hydraulikaggregats einer elektronisch schlupfregelbaren fahrzeugbremsanlage |
-
1997
- 1997-11-13 JP JP31166597A patent/JPH11139285A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100379920B1 (ko) * | 2001-02-19 | 2003-04-11 | 주식회사 만도 | 중압어큐뮬레이터를 갖춘 차량용 브레이크 액압 제어장치 |
| FR2822779A1 (fr) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Denso Corp | Actionneur de systeme d'antiblocage comportant un conduit d'orifice d'evacuation |
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| US10843671B2 (en) | 2016-08-11 | 2020-11-24 | Robert Bosch Gmbh | Housing block, in particular for a hydraulic unit of an electronically slip-controllable vehicle brake system |
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