JPH11139216A - 車載用機器のホルダー装置 - Google Patents

車載用機器のホルダー装置

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JPH11139216A
JPH11139216A JP31037897A JP31037897A JPH11139216A JP H11139216 A JPH11139216 A JP H11139216A JP 31037897 A JP31037897 A JP 31037897A JP 31037897 A JP31037897 A JP 31037897A JP H11139216 A JPH11139216 A JP H11139216A
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JP
Japan
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holder
mobile phone
vehicle
pair
air conditioner
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Withdrawn
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JP31037897A
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Inventor
Noboru Honda
昇 本田
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PRIMO HANBAI KK
Original Assignee
PRIMO HANBAI KK
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話等の車載用機器を、カップホルダー
やエアコン吹き出し口を合理的に利用して強固に取り付
けられると共に、汎用性も向上させるようにする。 【解決手段】 拡狭可能な一対の固定部20A,20B
と、この一対の固定部20A,20Bの少なくとも一方
に支持された機器取り付け部20iとを有し、一対の固
定部20A,20Bを車内に設けられたカップホルダー
24のホルダー穴24aに着脱可能に嵌め込んで直径方
向に拡張動させることにより、ホルダー穴24a内で突
っ張って固定されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用機器、例え
ばカーナビゲーションやテレビジョンの画面パネル、あ
るいは携帯電話等を、車内に設けられたカップホルダー
やエアコン吹き出し口を合理的に利用して、運転者から
見やすい位置に使い勝手良く保持できるホルダー装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図9(a)に示すように、自動車
のフロア1に立設したステー2の上端部に有底円筒状の
カップホルダー3を取り付けて、このカップホルダー3
内に、ポータブルテレビ4の底部に固定した中継部材5
を嵌合させて取り付けるポータブルテレビ取り付けキッ
トが提案されている(特開平6−64486号公報参
照)。
【0003】また、図9(b)に示すように、自動車の
エアコン吹き出し口6に、ルーバー7に挟着するバネ部
材8を利用して、バネ部材8に固定した基台9に液晶テ
レビ10を自在継手11を介して取り付ける液晶テレビ
の車載取り付け装置が提案されている(特開平8−27
6793号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
従来例は、カップホルダー3のホルダー穴の内径に一致
する外径の中継部材5を嵌合させて、カップホルダー3
の係合穴に中継部材5の係合突起を係合させることによ
り、ホルダー穴に中継部材5を固定するものであったか
ら、カップホルダー3のホルダー穴の内径に一致する外
径の中継部材5を必要とするので、ホルダー穴の内径が
異なったり、係合穴が形成されていないカップホルダー
3に対しては汎用性が無いという問題があった。
【0005】また、後者の従来例は、エアコン吹き出し
口6のルーバー7にバネ部材8を挟着して取り付けるだ
けのものであったから、取り付け強度が非常に弱いの
で、搭乗者の体が不用意に当たったときや、走行振動等
でも抜け外れやすいという問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、携帯電話等の車載用機器を、カップ
ホルダーやエアコン吹き出し口を合理的に利用して強固
に取り付けられると共に、汎用性も向上する車載用機器
のホルダー装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1は、拡狭可能な一対の固定部と、
この一対の固定部の少なくとも一方に支持された機器取
り付け部とを有し、上記一対の固定部を車内に設けられ
たカップホルダーのホルダー穴に着脱可能に嵌め込んで
直径方向に拡張動させることにより、ホルダー穴内で突
っ張って固定されるようにしたことを特徴とする車載用
機器のホルダー装置を提供するものである。
【0008】請求項1によれば、車内のカップホルダー
のホルダー穴に、一対の固定部を着脱可能に嵌め込んだ
後に直径方向に拡張動させることにより、一対の固定部
がホルダー穴内で突っ張って強固に固定されるようにな
る。
【0009】請求項2のように、上記一対の固定部は、
2個の半円筒状部品を組み合わせて円筒状に構成され、
ダイヤルの手操作で2個の半円筒状部品を直径方向に拡
狭動させるようにすれば、2個の半円筒状部品の外周が
ホルダー穴の内周に広い面積で接触して突っ張るように
なる。
【0010】請求項3のように、上記2個の半円筒状部
品の外周に、拡狭方向に傾斜させたカム溝がそれぞれ形
成されると共に、この各カム溝に係合するカム部品が設
けられ、このカム部品のねじ穴に螺合するねじ軸を上記
ダイヤルで回転操作することにより、ねじ軸と連動する
カム部品で2個の半円筒状部品を直径方向に拡狭動させ
るようにすれば、ダイヤルの回転操作だけで2個の半円
筒状部品をカップホルダーに固定できると共に、カップ
ホルダーから取り外すことができる。また、ねじ軸とカ
ム部品とで2個の半円筒状部品を直径方向に拡狭動させ
るから、2個の半円筒状部品が拡狭位置で自動的にロッ
クされるようになる。
【0011】一方、本発明の請求項4は、拡狭可能な一
対の固定部と、この一対の固定部の少なくとも一方に支
持された機器取り付け部とを有し、上記一対の固定部を
車内に設けられたエアコン吹き出し口に着脱可能に差し
込んで幅方向に拡張動させることにより、エアコン吹き
出し口内で突っ張って固定されるようにしたことを特徴
とする車載用機器のホルダー装置を提供するものであ
る。
【0012】請求項4によれば、車内のエアコン吹き出
し口に、一対の固定部を着脱可能に差し込んだ後に幅方
向に拡張動させることにより、一対の固定部がエアコン
吹き出し口内で突っ張って強固に固定されるようにな
る。
【0013】請求項5のように、上記一対の固定部は、
U字状部品の間に平板状部品を嵌め合わせて構成され、
ダイヤルの手操作で平板状部品をU字状部品の幅方向に
拡狭動させるようにすれば、U字状部品と平板状部品の
外面がエアコン吹き出し口の内面に広い面積で接触して
突っ張るようになる。
【0014】請求項6のように、上記平板状部品のねじ
穴に螺合するねじ軸を上記ダイヤルで回転操作すること
により、ねじ軸に連動する平板状部品をU字状部品の幅
方向に拡狭動させるようにすれば、ダイヤルの回転操作
だけでU字状部品と平板状部品とをエアコン吹き出し口
に固定できると共に、エアコン吹き出し口から取り外す
ことができる。また、ねじ軸とU字状部品とで平板状部
品を幅方向に拡狭動させるから、U字状部品と平板状部
品とが拡狭位置で自動的にロックされるようになる。
【0015】請求項7のように、上記ねじ軸に、エアコ
ン吹き出し口のルーバーを挟着するルーバー挟着部材が
上下移動可能に遊嵌されている構成とすれば、U字状部
部品と平板状部品が突っ張り方向と直交する方向にすべ
り移動するのが防止できる。
【0016】請求項8のように、上記機器取り付け部に
差し込み部が形成されると共に、この差し込み部に着脱
自在に差し込む差し込み固定部と、この差し込み固定部
に自在継手を介して揺動自在に支持された取り付け部と
を有する揺動部材を設けて、この揺動部材の取り付け部
に、カーナビゲーションやテレビジョンの画面パネル、
あるいは携帯電話用ホルダー等を取り付ける構成とすれ
ば、揺動部材の自在継手により、画面パネルや携帯電話
の位置に自由に調整できる。
【0017】また、差し込み部に揺動部材の差し込み固
定部を差し込んで固定できるから、乗降等の邪魔になれ
ば、機器取り付け部から揺動部材とともに画面パネル等
を取り外すことができる。
【0018】請求項9のように、上記携帯電話用ホルダ
ーは、上記揺動部材の取り付け部に固定するホルダー固
定部に対して、スプリングで対向方向に付勢されたホル
ダー可動部を有して、スプリング力によりホルダー固定
部とホルダー可動部とで携帯電話を両側から着脱可能に
挟着すると共に、上記ホルダー可動部を、携帯電話を挟
着した位置にロック可能なロック部を有する構成とすれ
ば、幅が異なる携帯電話であってもホルダー固定部とホ
ルダー可動部とで挟着でき、ロック部のロックを解除す
れば、携帯電話をホルダー固定部とホルダー可動部の間
から取り外すことができる。
【0019】請求項10のように、上記揺動部材と携帯
電話用ホルダーとの間に、携帯電話と電気的に接続され
て、携帯電話への給電器、ハンズフリーのための受信用
スピーカーや送信用マイク等を収納したユニットを介設
した構成とすると、携帯電話がハンズフリーとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0021】車載用機器、例えば携帯電話のホルダー装
置には、図1に示すようなカップホルダー用のホルダー
本体15Aと、図2に示すようなエアコン吹き出し口用
のホルダー本体15Bとの2種類が有って、各ホルダー
本体15(A,B)には、共用の揺動部材16とユニッ
ト17と携帯電話用ホルダー18とがそれぞれ組み付け
られるようになっている。これらのホルダー本体15
(A,B)、揺動部材16、ユニット17、携帯電話用
ホルダー18等の多くの部品は、軽量化の点から合成樹
脂成形品であるのが好ましい。
【0022】カップホルダー用のホルダー本体15A
は、図3及び図4に示すように、外周面20a,20b
がそれぞれ半円筒状で、上面20c,20dがそれぞれ
円板状の2個の半円筒状部品(一対の固定部)20A,
20Bを有し、一方の半円筒状部品20Aの上面20c
に他方の半円筒状部品20Bの上面20dを重ね合せる
ようになっている。
【0023】各半円筒状部品20A,20Bの上面20
c,20dには、各外周面20a,20bの方向に伸長
する長穴20e,20f(図4(b)参照)が上下に重
なり合うように形成され、この各長穴20e,20fに
は、上方から操作用ダイヤル21のねじ軸22が貫通さ
れて、上面20cの下方側でねじ軸22に止め輪23を
止着することにより、ねじ軸22を抜け止めしている。
【0024】各半円筒状部品20A,20Bは、各長穴
20e,20fにより、ねじ軸22を中心として最大の
拡張位置Bと最少の狭縮位置Cとの間で直径方向Aに拡
狭動できるようになっている。この最大の拡張位置Bと
最少の狭縮位置Cとは、図4(c)に示したようなカッ
プホルダー24のホルダー穴24aの内径Dが異なるも
のにも半円筒状部品20A,20Bを嵌め込んで突っ張
り固定できるように設定するもので、例えば最大の拡張
位置Bは77mm程度、最少の狭縮位置Cは60mm程
度が適当である。なお、各半円筒状部品20A,20B
の外周面20a,20bには、滑り止め用の薄いゴム材
を貼り付けるのが好ましい。
【0025】上記各半円筒状部品20A,20Bの外周
面20a,20bの両端部同士は、最少の狭縮位置Cで
相互に突き合わさるようになっていて、突き合わされる
各端部には二等辺三角形となるような切込みがそれぞれ
形成されると共に、各切込みの斜辺端部には、拡張方向
に傾斜させたカム溝20g,20hがそれぞれ形成され
ている。
【0026】この突き合わさる各端部のカム溝20g,
20hに対応して、両カム溝20g,20hに同時に係
合する突起25a,25aを両端部に有する台形状のカ
ム部25b,25bをそれぞれ有し、両カム部25bの
中央部を、突き合わさる各端部方向に伸長する連結部2
5cで一体的に連結してなるカム部品25を設けてい
る。
【0027】このカム部品25の連結部25cには、上
記操作用ダイヤル21のねじ軸22が螺合するねじ穴2
5dが形成されると共に、上記ねじ軸22には、連結部
25cを介してカム部品25を下方に付勢するコイルス
プリング26を嵌入して、このスプリング26によりカ
ム部品25のがたつきを防止している。
【0028】したがって、ダイヤル21を一方向回りに
回転操作すると、ねじ軸22でカム部品25が下動さ
れ、各突起25a,25aが両カム溝20g,20hに
沿って下動することにより、各半円筒状部品20A,2
0Bは、最少の狭縮位置C方向に狭縮動するようにな
る。逆に、ダイヤル21を他方向回りに回転操作する
と、ねじ軸22でカム部品25が上動され、各突起25
a,25aが両カム溝20g,20hに沿って上動する
ことにより、各半円筒状部品20A,20Bは、最大の
拡張位置B方向に拡張動するようになる。
【0029】上記ホルダー本体15Aの一方の半円筒状
部品20Aの上面20cの外周面20a側には、上方に
立ち上がる機器取り付け部20iが三角状のコーナー部
20j,20jで補強されて一体的に設けられ、この機
器取り付け部20iの外面には、一対の外向きレール凸
部(差し込み部)20k,20kが形成されると共に、
このレール凸部20k,20kの上入口部分の中央位置
に、下向きの係止片20mが形成されている。
【0030】上記揺動部材16は、図7に示すように、
上記カップホルダー用ホルダー本体15Aの機器取り付
け部20iのレール凸部20kに上方から着脱自在に差
し込む一対の内向きレール溝部(差し込み固定部)16
aを有し、このレール溝部16aの前部には自在継手用
球部16bが形成されている。上記レール溝部16aを
レール凸部20kに差し込んだ時に、上端が係止片20
mで係止されて上方に抜け止めされると共に、この係止
片20mは指でたわませることにより係止解除できる。
【0031】上記揺動部材16は、横長長方形状のベー
ス状取り付け部16cを有し、この取り付け部16cに
は多数の取り付けねじ用穴16d,…があけられ、この
取り付け部16cの後部には、自在継手用球穴部16e
が形成されている。この球穴部16eに上記球部16b
を嵌め込むことにより、ホルダー本体15Aの機器取り
付け部20iのレール凸部20kに差し込み固定された
レール溝部(差し込み固定部)16aに対して、取り付
け部16cを任意の角度で自在に揺動させることができ
る。
【0032】また、上記球穴部16eに軸方向のスリッ
ト16fを形成すると共に、球穴部16eの外周に形成
したねじ16gに操作ナット16hを螺合させて、この
操作ナット16hの螺合操作で、スリット16fにより
球穴部16eを内径方向に縮径させて球部16bに締め
込むことにより、取り付け部16cを任意の揺動角度で
ロックすることができる。なお、上記取り付け部16c
の各ねじ用穴16dは、後述する取り付け物(ユニット
17、携帯電話ホルダー18等)にあけたねじ用穴に対
応するものを選択して使用する。
【0033】上記ユニット17は、図1に示すように、
縦長長方形状の中空ケース17aを備え、このケース1
7aの下部に、ハンズフリーのための受信用スピーカー
を内蔵したスピーカーケース17bを自在継手等で左右
方向へ旋回操作可能に取り付けている。
【0034】上記ケース17aの側面には、コネクタ取
り付け穴17cが形成され、このコネクタ取り付け穴1
7cに取り付けたコネクタに、携帯電話28の外部コネ
クタに接続した中継用ハーネスのコネクタを差し込み接
続するようになっている。このケース17a内には、具
体的に図示しないが、携帯電話28への給電器やハンズ
フリーのための送信用マイク、アンプ等が収納されてい
る。このケース17aには、上記揺動部材16の取り付
け部16cの左右位置の2個の取り付けねじ用穴16d
に一致する取り付けねじ用穴17dがそれぞれ形成され
ている。
【0035】上記携帯電話用ホルダー18は、縦長長方
形状のベースブロック(ホルダー固定部)18aを備
え、このベースブロック18aには、左右方向に貫通す
るスリット穴18bが形成されている。このベースブロ
ック18aの前部には、携帯電話28の左側部を保持す
る上保持部18cと下保持部18dとが一体に形成され
て、下保持部18dは、携帯電話28の左下部も保持す
るようにL字状に形成されている。
【0036】このベースブロック18aには、上記揺動
部材16の取り付け部16cの左右位置の2個の取り付
けねじ用穴16dに一致する取り付けねじ用穴18eが
それぞれ形成されている。そして、このベースブロック
18aのねじ用穴18eから上記ユニット17のねじ用
穴17dと揺動部材16の取り付け部16cのねじ用穴
16dにねじ29をそれぞれ貫通させて、取り付け部1
6cの後面からナット30をそれぞれ螺合して締結する
ことにより、揺動部材16にユニット17と携帯電話用
ホルダー18とを取り付けることができる。
【0037】上記ベースブロック18aのスリット18
bには、図8(b)に詳細に示すように、横長長方形状
のスライドプレート(ホルダー可動部)18fが左右ス
ライド自在に貫通され、このスライドプレート18fの
右側部には、携帯電話28の右側部28bを保持する上
保持部18gと下保持部18hとが一体に形成されて、
下保持部18hは、携帯電話28の右下部も保持するよ
うに逆L字状に形成されている。
【0038】上記スライドプレート18fには、左右方
向に伸長する上下一対のばね挿入用長穴18i,18i
と、この各長穴18iの間のカム挿入用長穴18jとが
形成されて、各長穴18iに挿入したばね31の各一端
部を各長穴18iの側端部に当て止めると共に、このバ
ネ31の各他端部を、上記ベースブロック18aのスリ
ット穴18b内に形成した突起18k,18kに当て止
めることにより、スライドプレート18fが左スライド
方向Lに付勢されるようになる。これにより、ベースブ
ロック18aの上下保持部18c,18dとスライドプ
レート18fの上下保持部18g,18hとが、ばね3
1の付勢力で相対的に接近すると共に、ばね31の付勢
力に抗して相対的に離間できるようになる。
【0039】上記ベースブロック18aの左側部には、
ロックレバー18mが回動操作自在に支持されると共
に、このロックレバー18mと一体のカム部18nが上
記スライドプレート18fのカム挿入用長穴18jに挿
入されている。このカム部18nは、ロックレバー18
mを上向きEに回動させたときは、図8(b)のよう
に、長穴18jの内側縁部に食い込んで、スライドプレ
ート18fがばね力でスライドしないようにロックする
と共に、ロックレバー18mを横向きFに回動させたと
きは、図8(c)のように、長穴18jの内側縁部に接
触しないようになって、スライドプレート18fがスラ
イドできるようにアンロックする。
【0040】上記のように構成した携帯電話38のホル
ダー装置をカップホルダー24に取り付けるときの作用
を次に説明する。
【0041】車内に設けられたカップホルダー24は、
メーカー側でインストルメントパネル等に組み付けられ
たタイプでも、購入した既製品をユーザーがインストル
メントパネル等に後付けしたタイプでも良い。
【0042】まず、カップホルダー用のホルダー本体1
5Aの各半円筒状部品20A,20Bを適当な狭縮位置
C方向に狭縮させた状態で、カップホルダー24のホル
ダー穴24aに上方から嵌め込む。そして、ダイヤル2
1を拡張位置B方向回りに回転操作すると、ねじ軸22
でカム部品25が上動されるに伴って、各半円筒状部品
20A,20Bが拡張位置B方向に拡張動されて行き、
各外周面20a,20bがホルダー穴24aの内周面に
当接した後もさらにダイヤル21を回転操作して拡張動
させると、各半円筒状部品20A,20Bがホルダー穴
24aに突っ張り固定されるようになる。
【0043】このように、車内のカップホルダー24の
ホルダー穴24aに、カップホルダー用のホルダー本体
15Aが各半円筒状部品20A,20Bの突っ張りによ
り強固に固定されるから、ホルダー穴24aの内径が異
なったり、従来のような係合穴が形成されていないカッ
プホルダー24に対しても簡単に固定できるので、汎用
性が向上する。また、各半円筒状部品20A,20Bの
外周がホルダー穴24aの内周に広い面積で接触して突
っ張るようになるので、より強固に固定される。
【0044】さらに、ダイヤル21の回転操作だけで各
半円筒状部品20A,20Bをカップホルダー24に簡
単かつ迅速に取り付けまたは取り外すことができると共
に、ねじ軸22とカム部品25とで各半円筒状部品20
A,20Bを直径方向に拡狭動させるから、各半円筒状
部品20A,20Bが拡狭位置で自動的にロックされる
ようになるので、経時的に突っ張り力が弱くなるおそれ
もない。
【0045】一方、揺動部材16の取り付け部16cに
ユニット17と携帯電話用ホルダー18のベースブロッ
ク18aを重ね合わせて、ベースブロック18aのねじ
用穴18eからユニット17のねじ用穴17dと揺動部
材16の取り付け部16cのねじ用穴16dにねじ29
をそれぞれ貫通させて、ナット30で締結することによ
り、揺動部材16にユニット17と携帯電話用ホルダー
18とを予め組み付けたものを用意して、揺動部材16
のレール溝部16aをホルダー本体15Aの機器取り付
け部20iのレール凸部20kに上方から差し込むと、
揺動部材16のレール溝部16aの上端が係止片20m
で係止されて抜け止めされるようになる。
【0046】これにより、カップホルダー24に突っ張
り固定されたカップホルダー用ホルダー本体15Aに、
揺動部材16を介してユニット17と携帯電話用ホルダ
ー18とがワンタッチで取り付けられるようになる。
【0047】そして、携帯電話用ホルダー18のロック
レバー18mを横向きに回動させると、カム部18nが
長穴18jに接触しなくなるので、スライドプレート1
8fがばね31のばね力で左スライド方向Lにスライド
して、ベースブロック18aの上下保持部18c,18
dにスライドプレート18fの上下保持部18g,18
hが接近する(狭まる)ようになる。
【0048】その後、ばね31のばね力に抗してスライ
ドプレート18fを手で右スライド方向にスライドさせ
て、ベースブロック18aの上下保持部18c,18d
と、この上下保持部18c,18dから離間した(広が
る)スライドプレート18fの上下保持部18g,18
hとの間に携帯電話28を嵌め込んだ後に、スライドプ
レート18fから手を離すと、スライドプレート18f
がばね31のばね力で左スライド方向Lにスライドし
て、ベースブロック18aの上下保持部18c,18d
とスライドプレート18fの上下保持部18g,18h
との間に携帯電話28を挟着するようになる。
【0049】この状態で、携帯電話用ホルダー18のロ
ックレバー18mを上向きに回動させると、カム部18
nが長穴18jに食い込んでスライドプレート18fが
携帯電話28の挟着位置でロックされる。そして、携帯
電話28の外部コネクタとユニット17のコネクタ取り
付け穴17cのコネクタとを中継用ハーネスで接続す
る。
【0050】これにより、携帯電話28がハンズフリー
となって、従来のように、携帯電話28を片手で掴んで
耳元に近づけながら運転をする必要が無くなるので、安
全運転が行なえる。上記携帯電話28は、揺動部材16
の自在継手(16b,16e)により、最も操作若しく
は送受信しやすい位置に自由に調整できる。
【0051】また、揺動部材16にユニット17と携帯
電話用ホルダー18とを予め組み付けたものは、ホルダ
ー本体15Aの機器取り付け部20iの係止片20mを
指で係止解除操作して、揺動部材16のレール溝部16
aを機器取り付け部20iのレール凸部20kから上方
に抜き取ると、カップホルダー用ホルダー本体15Aか
ら揺動部材16とともにユニット17と携帯電話用ホル
ダー18とをワンタッチで取り外せるから、乗降等の時
の邪魔にならない。
【0052】上記携帯電話用ホルダー18は、幅が異な
る携帯電話28であっても各保持部18c,18d,1
8g,18hで確実に挟着できるので汎用性が向上す
る。
【0053】一方、降車時等に携帯電話用ホルダー15
から携帯電話28を取り外すには、ロックレバー18m
を横向きに回動させると、カム部18nが長穴18jに
接触しなくなると共に、スライドプレート18fがばね
31のばね力で携帯電話28を挟着位置した状態のまま
となるので、携帯電話28を各保持部18c,18d,
18g,18hの間からスムーズに取り外すことができ
る。この携帯電話28を取り外すと、スライドプレート
18fがばね31のばね力で左スライド方向Lにスライ
ドして、ベースブロック18aの上下保持部18c,1
8dにスライドプレート18fの上下保持部18g,1
8hが接近する(狭まる)ようになり、この状態で、次
の乗車時に携帯電話28を再び取り付けるまで待機する
ようになる。
【0054】上記実施形態では、揺動部材16と携帯電
話用ホルダー18との間にハンズフリー用のユニット1
7を介設したが、ハンズフリーが不要であれば、ユニッ
ト17を省略して揺動部材16の取り付け部16cに携
帯電話用ホルダー18のベースブロック18aをねじ2
9とナット30で直接に取り付けても良い。
【0055】また、上記実施形態では、揺動部材16に
携帯電話用ホルダーを取り付けたが、カーナビゲーショ
ンやテレビジョンの画面パネル等のホルダーを取り付け
ても良い。この場合には、揺動部材16の自在継手(1
6b,16e)により、画面パネルを、最も見やすい、
あるいは最も操作しやすい位置に自由に調整できる。
【0056】一方、上記実施形態は、携帯電話のホルダ
ー装置としてのカップホルダー用のホルダー本体15A
であったが、図2及び図5、図6に示すようなエアコン
吹き出し口用のホルダー本体15Bであっても良く、こ
のホルダー本体15Bにも、上記共用の揺動部材16と
ユニット17と携帯電話用ホルダー18とが組み付けら
れるようになっている。
【0057】即ち、エアコン吹き出し口用のホルダー本
体15Bは、側面が横倒しU字状のU字状部品35と、
このU字状部品35の間に嵌め合わされる平板状部品3
6とを有している(一対の固定部)。上記U字状部品3
5には上部アーム部35aが形成され、この上部アーム
部35aに対して下部35bは短く形成されている。
【0058】上記上部アーム部35aと下部35bに
は、上方から操作ダイヤル21のねじ軸22が貫通され
て、下部35bの下方側でねじ軸22に止め輪23を止
着することにより、ねじ軸22を抜け止めしている。
【0059】上記ねじ軸22には平板状部品36のねじ
穴36bが螺合されると共に、平板状部品36の内端面
はU字状部品35の縦壁部35cの内面に接触させて回
り止めされる。この平板状部品36の外端部には、U字
状部品35の上部アーム部35aに下位置で対向する下
部アーム部36aが形成されている。
【0060】上記平板状部品36は、ダイヤル21によ
るねじ軸22の回転により、最大の拡張位置Bと最少の
狭縮位置Cとの間で幅方向(上下方向)Gに拡狭動でき
るようになっている。
【0061】つまり、ダイヤル21を一方向回りに回転
操作すると、ねじ軸22で平板状部品36が上動される
ことにより、固定の上部アーム部35aに対して可動の
下部アーム部36aが接近して最少の狭縮位置C方向に
狭縮動するようになる。逆に、ダイヤル21を他方向回
りに回転操作すると、ねじ軸22で平板状部品36が下
動されることにより、固定の上部アーム部35aに対し
て可動の下部アーム部36a離反して最大の拡張位置B
方向に拡張動するようになる。
【0062】この最大の拡張位置Bと最少の狭縮位置C
とは、エアコン吹き出し口39の内幅が異なるものにも
上部アーム部35aと下部アーム部36aとを嵌め込ん
で突っ張り固定できるように設定するもので、例えば最
大の拡張位置Bは102mm程度、最少の狭縮位置Cは
50mm程度が適当である。なお、各アーム部35a,
36aの上下面には、滑り止め用の薄いゴム材を貼り付
けるのが好ましい。
【0063】上記U字状部品35の縦壁部35cの外面
には、上記カップホルダー用ホルダー本体15Aのレー
ル凸部(差し込み部)20k,20kと係止片20mと
同様に、一対の外向きレール凸部(差し込み部)35
e,35eが形成されると共に、このレール凸部35
e,35eの上入口部分の中央位置に、下向きの係止片
35fが形成されている。
【0064】上記平板状部品36と上部アーム部35a
との間のねじ軸22には、適度のフリクションでルーバ
ー挟着部材37が遊嵌され、このルーバー挟着部材37
の外端部には、ルーバーに差し込んで挟着可能なクリッ
プ状のばね部37aが設けられ、このばね部37aは、
ルーバー挟着部材37に対して前後方向に移動可能に支
持されて、ルーバーを挟着できる位置でねじ38により
固定するようになっている。
【0065】上記のように構成した携帯電話38(カー
ナビゲーション等の画面パネルも含む)のホルダー装置
をエアコン吹き出し口39に取り付けるときの作用を次
に説明する。
【0066】まず、平板状部品36の下部アーム部36
aを適当な狭縮位置C方向に狭縮させた状態で、エアコ
ン吹き出し口39の内縁部に前方から嵌め込む。そし
て、ダイヤル21を拡張位置B方向回りに回転操作する
と、ねじ軸22で平板状部品36が下動されるに伴っ
て、上部アーム部35aに対して下部アーム部36aが
拡張位置B方向に拡張動されて行き、各上下面がエアコ
ン吹き出し口39の内縁部に当接した後もさらにダイヤ
ル21を回転操作して拡張動させると、各アーム部35
a,36aが内縁部に突っ張り固定されるようになる。
【0067】このように、エアコン吹き出し口39の内
縁部に、エアコン吹き出し口用のホルダー本体15Bが
各アーム部35a,36aの突っ張りにより強固に固定
されるから、エアコン吹き出し口39の内幅が異なって
いるものでも簡単に固定できるので、汎用性が向上す
る。また、各アーム部35a,36aの各上下面がエア
コン吹き出し口39の内縁部に広い面積で接触して突っ
張るようになるので、より強固に固定される。
【0068】さらに、ダイヤル21の回転操作だけで各
アーム部35a,36aをエアコン吹き出し口39に簡
単かつ迅速に固定または取り外すことができると共に、
ねじ軸22により平板状部品36を幅方向に拡狭動させ
るから、平板状部品36が拡狭位置で自動的にロックさ
れるようになるので、経時的に突っ張り力が弱くなるお
それもない。
【0069】さらにまた、ルーバー挟着部材37のばね
部37aにより、エアコン吹き出し口39のルーバーを
挟着すれば、この挟着力により、U字状部部品35の上
部アーム部35aと平板状部品36の下部アーム部36
aとがが突っ張り方向と直交する方向にすべり移動する
のが防止できる。
【0070】上記U字状部品35のレール凸部(差し込
み部)35e,35eと係止片35fとを利用して、第
1実施形態と同様に、エアコン吹き出し口39に突っ張
り固定されたエアコン吹き出し口用ホルダー本体15B
に、揺動部材16を介してユニット17と携帯電話用ホ
ルダー18とがワンタッチで取り付けられるようにな
る。
【0071】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の請求項1の車載用機器のホルダー装置は、カップホ
ルダーのホルダー穴で一対の固定部が突っ張って強固に
固定されるようになるから、搭乗者の体が不用意に当た
ったときや、走行振動等でも抜け外れるおそれが全くな
くなる。また、一対の固定部は、ホルダー穴の内径が異
なったり、係合穴が形成されていないカップホルダーに
対しても簡単に固定できるので、汎用性が向上するよう
になる。
【0072】請求項2のように、ダイヤルの手操作で2
個の半円筒状部品を直径方向に拡狭動させるようにすれ
ば、2個の半円筒状部品の外周がホルダー穴の内周に広
い面積で接触して突っ張るようになるので、より強固に
固定されるようになる。
【0073】請求項3のように、ねじ軸をダイヤルで回
転操作することにより、カム部品で2個の半円筒状部品
を直径方向に拡狭動させるようにすれば、ダイヤルの回
転操作だけで2個の半円筒状部品をカップホルダーに簡
単かつ迅速に固定できると共に、カップホルダーから簡
単かつ迅速に取り外すことができる。また、ねじ軸とカ
ム部品とで2個の半円筒状部品を直径方向に拡狭動させ
るから、2個の半円筒状部品が拡狭位置で自動的にロッ
クされるようになるので、経時的に突っ張り力が弱くな
るおそれもない。
【0074】また、本発明の請求項4の車載機器のホル
ダー装置は、エアコン吹き出し口に、一対の固定部を差
し込んだ後に幅方向に拡張動させることにより、エアコ
ン吹き出し口内で突っ張って強固に固定されるようにな
るから、搭乗者の体が不用意に当たったときや、走行振
動等でも抜け外れるおそれが全くなくなる。また、一対
の固定部がエアコン吹き出し口内で幅方向に突っ張って
固定されるから、内幅が異なるエアコン吹き出し口に対
しても簡単に固定できるので、汎用性が向上するように
なる。
【0075】請求項5のように、ダイヤルの手操作で平
板状部品をU字状部品の幅方向に拡狭動させるようにす
れば、U字状部品と平板状部品の外面がエアコン吹き出
し口の内面に広い面積で接触して突っ張るようになるの
で、より強固に固定されるようになる。
【0076】請求項6のように、ねじ軸をダイヤルで回
転操作することにより、平板状部品をU字状部品の幅方
向に拡狭動させるようにすれば、ダイヤルの回転操作だ
けでU字状部品と平板状部品とをエアコン吹き出し口に
簡単かつ迅速に固定できると共に、エアコン吹き出し口
から簡単かつ迅速に取り外すことができる。また、ねじ
軸とU字状部品とで平板状部品を幅方向に拡狭動させる
から、U字状部品と平板状部品とが拡狭位置で自動的に
ロックされるようになるので、経時的に突っ張り力が弱
くなるおそれもない。
【0077】請求項7のように、ねじ軸にエアコン吹き
出し口のルーバーを挟着するルーバー挟着部材を遊嵌さ
せれば、U字状部部品と平板状部品が突っ張り方向と直
交する方向にすべり移動するのが防止できる。
【0078】請求項8のように、機器取り付け部の差し
込み部に揺動部材を差し込み固定して、揺動部材の取り
付け部に、カーナビゲーション等の画面パネル、あるい
は携帯電話用ホルダー等を取り付けると、揺動部材の自
在継手により、画面パネルや携帯電話を、最も見やす
い、あるいは最も操作しやすい位置に自由に調整できる
ようになる。また、機器取り付け部に揺動部材を差し込
んで固定できるから、乗降等に時に邪魔になれば、機器
取り付け部から揺動部材とともに画面パネル等を簡単に
取り外すことができる。
【0079】請求項9のように構成すると、幅が異なる
携帯電話であってもホルダー固定部とホルダー可動部と
で確実に挟着できるので、汎用性が向上すると共に、ロ
ック部のロックを解除すれば、携帯電話をホルダー固定
部とホルダー可動部の間からスムーズに取り外すことが
できる。
【0080】請求項10のように構成すると、携帯電話
がハンズフリーとなって、片手で掴んで耳元に近づけな
がら運転をする必要が無くなるので、安全運転が行なえ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカップホルダー用ホルダー装置の分
解斜視図である。
【図2】 本発明のエアコン吹き出し口用ホルダー装置
の分解斜視図である。
【図3】 カップホルダー用ホルダー本体であり、
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は背面図であ
る。
【図4】 (a)はカップホルダー用ホルダー本体の側
面図、(b)は(a)の断面図、(c)はカップホルダ
ーの斜視図、(d)はカム部品の斜視図である。
【図5】 エアコン吹き出し口用ホルダー本体であり、
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は背面図であ
る。
【図6】 (a)はエアコン吹き出し口用ホルダー本体
の側面図、(b)は(a)の断面図である。
【図7】 揺動部材であり、(a)は平面図、(b)は
正面図、(c)は側面図、(d)は(c)の拡大断面図
である。
【図8】 スライドプレートであり、(a)は斜視図、
(b)(c)はカムの回転と長穴との関係をそれぞれ示
す正面図である。
【図9】 従来のホルダー装置であり、(a)はカップ
ホルダー用ホルダー装置の側面図、(b)はエアコン吹
き出し口用ホルダー装置の側面図である。
【符号の説明】
15A カップホルダー用ホルダー本体 15B エアコン吹き出し口用ホルダー本体 16 揺動部材 17 ユニット 18 携帯電話用ホルダー 20A,20B 半円筒状部品 20i 機器取り付け部 21 ダイヤル 22 ねじ軸 24 カップホルダー 24a ホルダー穴 25 カム部品 28 携帯電話 35 U字状部品 36 平板状部品 37 ルーバー挟着部材 39 エアコン吹き出し口

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡狭可能な一対の固定部と、この一対の
    固定部の少なくとも一方に支持された機器取り付け部と
    を有し、上記一対の固定部を車内に設けられたカップホ
    ルダーのホルダー穴に着脱可能に嵌め込んで直径方向に
    拡張動させることにより、ホルダー穴内で突っ張って固
    定されるようにしたことを特徴とする車載用機器のホル
    ダー装置。
  2. 【請求項2】 上記一対の固定部は、2個の半円筒状部
    品を組み合わせて円筒状に構成され、ダイヤルの手操作
    で2個の半円筒状部品を直径方向に拡狭動させるように
    した請求項1に記載の車載用機器のホルダー装置。
  3. 【請求項3】 上記2個の半円筒状部品の外周に、拡狭
    方向に傾斜させたカム溝がそれぞれ形成されると共に、
    この各カム溝に係合するカム部品が設けられ、このカム
    部品のねじ穴に螺合するねじ軸を上記ダイヤルで回転操
    作することにより、ねじ軸に連動するカム部品で2個の
    半円筒状部品を直径方向に拡狭動させるようにした請求
    項2に記載の車載用機器のホルダー装置。
  4. 【請求項4】 拡狭可能な一対の固定部と、この一対の
    固定部の少なくとも一方に支持された機器取り付け部と
    を有し、上記一対の固定部を車内に設けられたエアコン
    吹き出し口に着脱可能に差し込んで幅方向に拡張動させ
    ることにより、エアコン吹き出し口内で突っ張って固定
    されるようにしたことを特徴とする車載用機器のホルダ
    ー装置。
  5. 【請求項5】 上記一対の固定部は、U字状部品の間に
    平板状部品を嵌め合わせて構成され、ダイヤルの手操作
    で平板状部品をU字状部品の幅方向に拡狭動させるよう
    にした請求項4に記載の車載用機器のホルダー装置。
  6. 【請求項6】 上記平板状部品のねじ穴に螺合するねじ
    軸を上記ダイヤルで回転操作することにより、ねじ軸に
    連動する平板状部品をU字状部品の幅方向に拡狭動させ
    るようにした請求項5に記載の車載用機器のホルダー装
    置。
  7. 【請求項7】 上記ねじ軸に、エアコン吹き出し口のル
    ーバーを挟着するルーバー挟着部材が上下移動可能に遊
    嵌されている請求項4〜請求項6のいずれかに記載の車
    載用機器のホルダー装置。
  8. 【請求項8】 上記機器取り付け部に差し込み部が形成
    されると共に、この差し込み部に着脱自在に差し込む差
    し込み固定部と、この差し込み固定部に自在継手を介し
    て揺動自在に支持された取り付け部とを有する揺動部材
    を設けて、この揺動部材の取り付け部に、カーナビゲー
    ションやテレビジョンの画面パネル、あるいは携帯電話
    用ホルダー等を取り付ける請求項1〜請求項7のいずれ
    かに記載の車載用機器のホルダー装置。
  9. 【請求項9】 上記携帯電話用ホルダーは、上記揺動部
    材の取り付け部に固定するホルダー固定部に対して、ス
    プリングで対向方向に付勢されたホルダー可動部を有し
    て、スプリング力によりホルダー固定部とホルダー可動
    部とで携帯電話を両側から着脱可能に挟着すると共に、
    上記ホルダー可動部を、携帯電話を挟着した位置にロッ
    ク可能なロック部を有する請求項8に記載の車載用機器
    のホルダー装置。
  10. 【請求項10】 上記揺動部材と携帯電話用ホルダーと
    の間に、携帯電話と電気的に接続されて、携帯電話への
    給電器、ハンズフリーのための受信用スピーカーや送信
    用マイク等を収納したユニットを介設した請求項9に記
    載の車載用機器のホルダー装置。
JP31037897A 1997-11-12 1997-11-12 車載用機器のホルダー装置 Withdrawn JPH11139216A (ja)

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