JPH11139204A - 車輌用灯具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドランプに隣接するフロントターンシグ
ナルランプが上記ヘッドランプを介して車体に取り付け
られるように構成されたコンビネーションヘッドランプ
において、上記フロントターンシグナルランプの車体に
対する取付強度向上および取付寸法誤差の低減を図る。 【解決手段】 ヘッドランプ１２およびフロントターン
シグナルランプ１４のランプボディ１８、２８における
相対向する１対の側壁部１８ａ、２８ａに、互いに係合
する雌型係合部４２および係合片４８を、上記各ランプ
ボディ１８、２８と一体で各々形成するとともに、上記
雌型係合部４２を、上記側壁部１８ａに形成された車体
取付用ブラケット３６の一部として形成し、上記フロン
トターンシグナルランプ１４を、上記ヘッドランプ１２
の車体取付位置に極めて近い位置で該ヘッドランプ１２
に係合せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本願発明は、互いに隣接する
１対の灯具を備えてなる車輌用灯具に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】ヘッドランプと、これに隣接するフロン
トターンシグナルランプやクリアランスランプ等のサイ
ドランプとからなるコンビネーションヘッドランプにお
いては、上記サイドランプが上記ヘッドランプを介して
車体に取り付けられる構成となっている場合が多い。

【０００３】このようなコンビネーションヘッドランプ
においては、上記ヘッドランプおよびサイドランプのラ
ンプボディにおける相対向する１対の側壁部に、互いに
係合する係合部を上記各ランプボディと一体で各々形成
することにより、組付作業性の向上を図る工夫がなされ
ている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコンビネーションヘッドランプにおいては、上記ヘ
ッドランプの車体取付部と上記係合部とが離れた位置に
別個独立に形成されているので、上記車体に対する上記
サイドランプの取付強度を十分に確保することができ
ず、また、上記車体に対する上記サイドランプの取付寸
法誤差が大きくなりやすい、という問題がある。

【０００５】このような問題は、コンビネーションヘッ
ドランプに限らず、互いに隣接する１対の灯具のうち一
方の灯具が他方の灯具を介して車体に取り付けられる構
成の車輌用灯具一般において生じ得る問題である。

【０００６】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、上記のような構成の車輌用灯具にお
いて、第１の灯具を介して車体に取り付けられる第２の
灯具の車体に対する取付強度向上および取付寸法誤差の
低減を図ることができる車輌用灯具を提供することを目
的とするものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本願発明は、第１の灯具
のランプボディの側壁部に車体取付用ブラケットを一体
で形成するとともに、上記第１の灯具の係合部を上記車
体取付用ブラケットの一部として形成することにより、
上記目的達成を図るようにしたものである。

【０００８】すなわち、本願発明は、請求項１に記載し
たように、互いに隣接する第１および第２の灯具を備え
てなり、上記第２の灯具が上記第１の灯具を介して車体
に取り付けられるように構成された車輌用灯具におい
て、上記両灯具のランプボディにおける相対向する１対
の側壁部に、互いに係合する係合部が上記各ランプボデ
ィと一体で各々形成されており、上記第１の灯具のラン
プボディの上記側壁部に、車体取付用ブラケットが該ラ
ンプボディと一体で形成されており、上記第１の灯具の
係合部が、上記車体取付用ブラケットの一部として形成
されている、ことを特徴とするものである。

【０００９】上記「第１および第２の灯具」の具体的構
成は特に限定されるものではなく、例えば、上記第１の
灯具がヘッドランプで上記第２の灯具がフロントターン
シグナルランプ、クリアランスランプあるいはフォグラ
ンプ等である構成や、上記第１の灯具がテールランプで
上記第２の灯具がバックアップランプあるいはストップ
ランプ等である構成等が採用可能である。

【００１０】上記「車体取付用ブラケット」は、上記第
１の灯具のランプボディを車体に取り付ける際に用いら
れるブラケットであれば、その形状等は特に限定される
ものではなく、また、上記組付け時の仮止め用として設
けられるものであってもよい。

【００１１】

【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
係る車輌用灯具は、第１の灯具に隣接する第２の灯具が
上記第１の灯具を介して車体に取り付けられるように構
成され、かつ、上記両灯具のランプボディにおける相対
向する１対の側壁部に、互いに係合する係合部が上記各
ランプボディと一体で各々形成されているが、上記第１
の灯具の係合部は、該灯具のランプボディの上記側壁部
に形成された車体取付用ブラケットの一部として形成さ
れているので、上記第２の灯具は、上記第１の灯具の車
体取付位置に極めて近い位置で該第１の灯具に係合せし
められることとなり、これにより、上記第２の灯具の車
体取付強度を十分確保することができ、かつ、上記第２
の灯具の車体取付寸法精度を高めることができる。

【００１２】このように、本願発明によれば、第１の灯
具に隣接する第２の灯具が上記第１の灯具を介して車体
に取り付けられるように構成された車輌用灯具におい
て、上記第２の灯具の車体に対する取付強度向上および
取付寸法誤差の低減を図ることができる。

【００１３】上記各灯具に形成される係合部の具体的構
成は特に限定されるものではないが、請求項２に記載し
たように、上記第１の灯具の係合部を、略上下方向に延
びる係合孔を有する雌型係合部とし、上記第２の灯具の
係合部を、上記係合孔に挿着可能な略上下方向に延びる
係合片で構成すれば、上記雌型係合部に上記係合片を挿
着するだけの簡単な作業で上記両係合部を係合させるこ
とができる。

【００１４】この場合において、請求項３に記載したよ
うに、上記雌型係合部における上記係合孔のランプボデ
ィ側の壁部を、該ランプボディのレンズ装着溝の外壁部
を後方へ延長するようにして形成するとともに、上記雌
型係合部における上記係合孔の反ランプボディ側の壁部
を、上記車体取付用ブラケットの車体取付座に接続せし
めるようにすれば、上記雌型係合部の強度を高めること
ができ、これにより上記係合片の挿着作業性および係合
強度を高めることができる。

【００１５】さらに、この場合において、請求項４に記
載したように、上記係合片の上部雌型係合部への挿着方
向を、上記車体取付用ブラケットの上記車体への取付方
向と略同一方向に設定すれば、上記車体に対する上記第
１の灯具の取付けと、この第１の灯具に対する上記第２
の灯具の取付けとを略同一方向の作業で行うことができ
るので、灯具取付作業効率を上げることができ、しか
も、上記第１の灯具に対する上記第２の灯具の取付けの
際の支持強度を十分確保することができるので、灯具取
付作業を容易に行うことができる。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。

【００１７】図１は、本願発明の一実施形態に係る車輌
用灯具を示す正面図であり、図２は、そのII方向矢視図
である。

【００１８】これらの図に示すように、本実施形態に係
る車輌用灯具１０は、車体の右側前端部に設けられるコ
ンビネーションヘッドランプであって、ヘッドランプ１
２と、これに隣接するフロントターンシグナルランプ１
４とからなっている。

【００１９】上記ヘッドランプ１２は、レンズ１６とラ
ンプボディ１８とで形成される空間内に、光源バルブ２
０が取り付けられたリフレクタ２２が、上下方向および
左右方向に傾動可能に設けられてなり、一方、上記フロ
ントターンシグナルランプ１４は、レンズ２４と光源バ
ルブ２６が取り付けられたランプボディ２８とからなっ
ている。

【００２０】上記ヘッドランプ１２およびフロントター
ンシグナルランプ１４は、そのレンズ１６および２４の
外周縁部と車体側のボンネット１０２、フロントフェン
ダ１０４およびフロントバンパ１０６との間に略一定の
隙間を形成するようにして、車体に取り付けられるよう
になっている。

【００２１】上記ヘッドランプ１２のランプボディ１８
は樹脂射出成形品であって、その上壁部にはブラケット
３０、その車幅方向内側の側壁部にはブラケット３２、
その車幅方向外側の側壁部には上下１対のブラケット３
４および３６、その下上壁部にはブラケット３８が、該
ランプボディ１８と一体で各々形成されている。

【００２２】上記ブラケット３０、３２、３４には、ボ
ルト挿通孔３０ａ、３２ａ、３４ａが各々形成されてお
り、これら各ボルト挿通孔３０ａ、３２ａ、３４ａに図
示しないボルトを挿入して上記車体側のシュラウドパネ
ル１０８（図２参照）に共締めすることにより、上記ヘ
ッドランプ１２の上記車体への取付けが行われるように
なっている。上記ボルト挿通孔３０ａ、３２ａは上記ブ
ラケット３０、３２を上下方向に貫通しており、上記ボ
ルト挿通孔３４ａは上記ブラケット３４を前後方向に貫
通している。また、上記ブラケット３４、３６には、上
記ヘッドランプ１２の上記車体への取付けの際に該ヘッ
ドランプ１２を仮止めするための係止ピン３４ｂ、３６
ｂが該ブラケット３４、３６と各々一体で形成されてお
り、上記ブラケット３８の下端部には、上記仮止めのた
めの円筒状係止部３８ｂが形成されている。

【００２３】上記フロントターンシグナルランプ１４
は、上記ヘッドランプ１２を介して上記車体に取り付け
られるようになっている。

【００２４】このような取付けを可能ならしめるべく、
上記ヘッドランプ１２には、そのランプボディ１８の上
壁部の車幅方向外方端部に、ブラケット４０が該ランプ
ボディ１８と一体で形成されており、また、上記ブラケ
ット３６には雌型係合部４２が形成されている。

【００２５】一方、上記フロントターンシグナルランプ
１４のランプボディ２８の上壁部には、ブラケット４４
が該ランプボディ２８と一体で形成されており、該ブラ
ケット４４は、その先端部において上記ブラケット４０
と重ね合わされた状態でボルト４６により共締めされる
ようになっている。また、後述するように、上記ランプ
ボディ２８の車幅方向内側の側壁部には、上記雌型係合
部４２と係合する係合片４８が該ランプボディ２８と一
体で形成されている。なお、上記ランプボディ２８の車
幅方向外方端部における後壁部には、上記フロントター
ンシグナルランプ１４の上記ヘッドランプ１２を介して
の車体取付けの際に該フロントターンシグナルランプ１
４を車体に仮止めするための複数の係止片５０が、後方
へ突出するようにして該ランプボディ２８と一体で形成
されている。

【００２６】図３は、図１のIII-III 線断面図であり、
図４は、図３のIV方向矢視図であり、図５は、図４のV-
V 線断面図である。

【００２７】これらの図に示すように、上記ブラケット
３６は、上記ランプボディ１８の車幅方向外側の側壁部
１８ａから上記係止ピン３６ｂが形成された車体取付座
３６ｄまで斜め後方に延びるようにして形成されてお
り、上記雌型係合部４２は、該ブラケット３６の基端部
にその一部として形成されている。

【００２８】上記雌型係合部４２は、略上下方向に延び
る係合孔４２ａを有している。この係合孔４２ａの上記
ランプボディ１８側の壁部４２ｂは、該ランプボディ１
８のレンズ装着溝の外壁部１８ｂを後方へ延長するよう
にして形成されており、また、上記係合孔４２ａの反ラ
ンプボディ側の壁部４２ｃは、断面コ字形の膨出部３６
ｃを介して上記車体取付座３６ｄに接続されている。

【００２９】一方、上記フロントターンシグナルランプ
１４のランプボディ２８に形成された係合片４８は、該
ランプボディ２８の車幅方向内側の側壁部２８ａから略
Ｌ字形に後方へ突出するようにして形成されている。こ
の係合片４８において後方へ延びる部分は、上記係合孔
４２ａと平行になるように略上下方向に延びており、そ
の先端部の車幅方向内側面には係合突起部４８ａが形成
されている。そして、この係合片４８を前方側から上記
係合孔４２ａに挿入し、その係合突起部４８ａを上記雌
型係合部４２の壁部４２ｂの後端部に係合させることに
より、上記係合片４８が上記雌型係合部４２に挿着され
るようになっている。

【００３０】上記雌型係合部４２の壁部４２ｂの後端部
には、上記係合突起部４８ａの係合を容易ならしめるた
めの傾斜面４２ｄが形成されており、また、上記雌型係
合部４２の壁部４２ｃの内面には、上記係合片４８を車
幅方向内方側へ付勢するための１対の突起部４２ｅが上
下所定間隔で形成されている。さらに、上記雌型係合部
４２の壁部４２ｃの後端部４２ｆは、その上下両端部が
切り欠かれて上記１対の突起部４２ｅが形成されている
中間部位のみが残されており、これにより上記１対の突
起部４２ｅの上記付勢を弾性的に行わせるようになって
いる。この弾性付勢をより効果的に行わせるため、上記
雌型係合部４２における上記係合孔４２ａの上下両壁部
の前端部には、台形形状の切欠き部４２ｇが形成されて
いる。

【００３１】次に、上記コンビネーションヘッドランプ
１０の車体への取付作業手順について説明する。

【００３２】まず、上記ヘッドランプ１２を車体に取り
付ける。

【００３３】すなわち、上記ブラケット３４、３６の係
止ピン３４ｂ、３６ｂおよび上記ブラケット３８の円筒
状係止部３８ｂを車体側のシュラウドパネル１０８に係
止して仮止めした後、上記ブラケット３０、３２、３４
のボルト挿通孔３０ａ、３２ａ、３４ａにおいて上記シ
ュラウドパネル１０８にボルト締めを行うことにより、
上記車体への取付けを行う。

【００３４】次に、上記フロントターンシグナルランプ
１４を、上記ヘッドランプ１２を介して車体に取り付け
る。

【００３５】すなわち、上記ランプボディ２８の係合片
４８を上記ヘッドランプ１２の上記雌型係合部４２に挿
着した後、上記ブラケット４４を上記ヘッドランプ１２
のブラケット４０と重ね合わせてボルト４６で共締めす
ることにより、上記ヘッドランプ１２への取付けを行
う。この取付けにおいて上記係合片４８を上記雌型係合
部４２に挿入嵌合する際、上記複数の係止片５０を上記
シュラウドパネル１０８に係止し、上記フロントターン
シグナルランプ１４の車体に対する位置決めを行ってお
く。

【００３６】以上詳述したように、本実施形態に係るコ
ンビネーションヘッドランプ１０は、ヘッドランプ１２
に隣接するフロントターンシグナルランプ１４が上記ヘ
ッドランプ１２を介して車体に取り付けられるように構
成され、かつ、上記ヘッドランプ１２およびフロントタ
ーンシグナルランプ１４のランプボディ１８、２８にお
ける相対向する１対の側壁部１８ａ、２８ａに、互いに
係合する雌型係合部４２および係合片４８が上記各ラン
プボディ１８、２８と一体で各々形成されているが、上
記雌型係合部４２は、上記側壁部１８ａに形成された車
体取付用ブラケット３６の一部として形成されているの
で、上記フロントターンシグナルランプ１４は、上記ヘ
ッドランプ１２の車体取付位置に極めて近い位置で該ヘ
ッドランプ１２に係合せしめられることとなり、これに
より、上記フロントターンシグナルランプ１４の車体取
付強度を十分確保することができ、かつ、上記フロント
ターンシグナルランプ１４の車体取付寸法精度を高める
ことができる。

【００３７】このように、本実施形態によれば、ヘッド
ランプに隣接するフロントターンシグナルランプが上記
ヘッドランプを介して車体に取り付けられるように構成
されたコンビネーションヘッドランプにおいて、上記フ
ロントターンシグナルランプの車体に対する取付強度向
上および取付寸法誤差の低減を図ることができる。

【００３８】しかも、本実施形態においては、上記雌型
係合部４２の係合孔４２ａに上記係合片４８を挿着する
だけの簡単な作業で両者を係合させることができる。

【００３９】また、本実施形態においては、上記雌型係
合部４２における上記係合孔４２ａの上記ランプボディ
１８側の壁部４８ｂが、該ランプボディ１８のレンズ装
着溝の外壁部１８ｂを後方へ延長するようにして形成さ
れており、上記係合孔４２ａの反ランプボディ１８側の
壁部４８ｃが、上記ブラケット３６の車体取付座３６ｄ
に接続されているので、上記雌型係合部４２の強度を高
めることができ、これにより上記係合片４８の挿着作業
性および係合強度を高めることができる。

【００４０】さらに、本実施形態においては、上記係合
片４８の上部雌型係合部４２への挿着方向が、上記ブラ
ケット３６の上記車体への取付方向（上記係止ピン３６
ｂの係止方向）と略同一方向に設定されているので、上
記車体に対する上記ヘッドランプ１２の取付けと、この
ヘッドランプ１２に対する上記フロントターンシグナル
ランプ１４の取付けとを略同一方向の作業で行うことが
できるので、灯具取付作業効率を上げることができ、し
かも、上記ヘッドランプ１２に対する上記フロントター
ンシグナルランプ１４の取付けの際の支持強度を十分確
保することができるので、灯具取付作業を容易に行うこ
とができる。

【００４１】しかも、上記係合片４８の上部雌型係合部
４２への挿着方向が、上記複数の係止片５０の上記車体
への係止方向と略同一方向に設定されているので、灯具
取付作業効率を一層向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本願発明の一実施形態に係る車輌用灯具を示す
正面図

【図２】図１のII方向矢視図

【図３】図１のIII-III 線断面図

【図４】図３のIV方向矢視図

【図５】図４のV-V 線断面図

【符号の説明】 １０ コンビネーションヘッドランプ（車輌用灯具） １２ ヘッドランプ １４ フロントターンシグナルランプ １６、２４ レンズ １８、２８ ランプボディ １８ａ、２８ａ 側壁部 １８ｂ レンズ装着溝の外壁部 ２０、２６ 光源バルブ ２２ リフレクタ ３０、３２、３４、３６、３８ ブラケット（車体取付
用ブラケット） ３０ａ、３２ａ、３４ａ ボルト挿通孔 ３４ｂ、３６ｂ 係止ピン ３６ｃ 膨出部 ３６ｄ 車体取付座 ３８ｂ 円筒状係止部 ４０ ブラケット ４２ 雌型係合部（係合部） ４２ａ 係合孔 ４２ｂ 壁部 ４２ｃ 壁部 ４２ｄ 傾斜面 ４２ｅ 突起部 ４２ｆ 後端部 ４２ｇ 切欠き部 ４４ ブラケット ４６ ボルト ４８ 係合片（係合部） ４８ａ 係合突起部 ５０ 係止片 １０２ ボンネット １０４ フロントフェンダ １０６ フロントバンパ １０８ シュラウドパネル

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 互いに隣接する第１および第２の灯具を
   備えてなり、上記第２の灯具が上記第１の灯具を介して
   車体に取り付けられるように構成された車輌用灯具にお
   いて、 上記両灯具のランプボディにおける相対向する１対の側
   壁部に、互いに係合する係合部が上記各ランプボディと
   一体で各々形成されており、 上記第１の灯具のランプボディの上記側壁部に、車体取
   付用ブラケットが該ランプボディと一体で形成されてお
   り、 上記第１の灯具の係合部が、上記車体取付用ブラケット
   の一部として形成されている、ことを特徴とする請求項
   １記載の車輌用灯具。
2. 【請求項２】 上記第１の灯具の係合部が、略上下方向
   に延びる係合孔を有する雌型係合部からなり、 上記第２の灯具の係合部が、上記係合孔に挿着可能な略
   上下方向に延びる係合片からなる、ことを特徴とする請
   求項１記載の車輌用灯具。
3. 【請求項３】 上記雌型係合部における上記係合孔のラ
   ンプボディ側の壁部が、該ランプボディのレンズ装着溝
   の外壁部を後方へ延長するようにして形成されており、 上記雌型係合部における上記係合孔の反ランプボディ側
   の壁部が、上記車体取付用ブラケットの車体取付座に接
   続されている、ことを特徴とする請求項２記載の車輌用
   灯具。
4. 【請求項４】 上記係合片の上部雌型係合部への挿着方
   向が、上記車体取付用ブラケットの上記車体への取付方
   向と略同一方向である、ことを特徴とする請求項２また
   は３記載の車輌用灯具。