JPH11139094A - 抗菌性転写シート - Google Patents

抗菌性転写シート

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JPH11139094A
JPH11139094A JP9320578A JP32057897A JPH11139094A JP H11139094 A JPH11139094 A JP H11139094A JP 9320578 A JP9320578 A JP 9320578A JP 32057897 A JP32057897 A JP 32057897A JP H11139094 A JPH11139094 A JP H11139094A
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JP
Japan
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antibacterial
protective layer
layer
transfer sheet
transfer
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Application number
JP9320578A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Suga
和宏 須賀
Haruo Miyashita
治雄 宮下
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抗菌性層が転写形成された成形体において、
耐磨耗性、耐久性に優れた表面保護層をもつ抗菌性転写
シートの提供を課題とする。 【解決手段】少なくとも基材シート1の側から、無機系
抗菌剤6を含む第1の抗菌性保護層と、第2の保護層と
から積層された転写シート10の、前記抗菌性保護層層
2のバインダー7が熱硬化型樹脂又は電離放射線硬化型
樹脂を含む抗菌性層11からなる抗菌性転写シート10
を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家電製品、家具な
どに使用する抗菌性プラスチック成形品、化粧合板に使
用する転写シートに関し、更に詳しくは、転写シートに
抗菌性能を付与するとともに、転写製品の表面に優れた
耐殺傷性、耐薬品性を付与する表面改質用の転写シート
に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、室内の水回り関係(台所、浴室、
洗面所など)や高温多湿の場所及び病院その他の衛生的
な環境を必要とする場所、不特定多数の人が触れる機会
の多い各種備品(建築部材、電気製品、器具など)につ
いては、カビや細菌などの発生を防止できる製品が要望
されている。そのため、これらに使用される製品に、防
カビ性又は抗菌性を与える方法として、「防カビ剤又は
抗菌剤」(以下、両者を含めて抗菌剤とする)を該当す
る素材中に練り込む方法、又は後工程にて抗菌剤を含む
塗料を塗装する方法などが行われていた(特公昭63ー
54013号公報、特公平4ー28646号公報に開
示)。また、防カビ性及び抗菌性をもつ壁紙や化粧シー
トを用いて、上記の備品などに抗菌性を与える技術も開
示されている(特開平1ー313533号公報参照)。
また、転写シートの分野においては、抗菌剤を含む印刷
インキで、全面に及ぶ絵柄層を構成したり、転写して表
面保護層を熱可塑性樹脂のバインダーに抗菌剤を添加し
たものにしたり、無機系の抗菌剤の脱落を防止するため
に、抗菌剤に表面保護層との親和性を増加する表面処理
を施したりされていた。
【0003】しかしながら、抗菌剤を含む印刷インキ
は、表面の耐摩耗性が劣るばかりでなく、抗菌剤の影響
でインキの色が変化し、絵柄層を設ける転写シートとし
ては均一な色調を再現することが困難であった。また、
熱可塑性樹脂をバインダーとする表面保護層は耐摩耗性
が十分でなく、表面の抗菌剤が脱落したり、耐久試験
(湿熱、耐水、耐薬品試験)などで脱落を発生しやすい
ものであった。したがって、使用初期の抗菌作用は、効
果を奏するが時間とともに低下し、継続性がないという
問題があった。また、粒径が小さい(特に1μm以下の
もの)無機系抗菌剤は脱落し易いという問題があった。
抗菌剤の表面処理は、脱落防止には効果は認められる
が、抗菌剤としての有効表面積が逓減し抗菌性の効果を
低下することは避けられなかった。更に、バインダーを
熱可塑性樹脂としているために、転写シートに残存する
残留溶剤の揮散に伴って、転写シートがカーリングを生
じ作業性を低下し、剥離性(最適の転写条件、剥離層の
柔軟性)も変化して、転写製品にバリを発生するという
問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の、抗菌剤を含む
印刷インキにみられる耐摩耗性の欠如、不安定な色調管
理や、また、表面保護層が熱可塑性樹脂をバインダーと
するためにみられる耐摩耗性の不足、表面の抗菌剤が脱
落、耐久性の欠如、転写シートのカーリング、バリの発
生を解決した抗菌性転写シートの提供を課題とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、少なくとも、基材シート側から、無機系
抗菌剤を含む抗菌性保護層と、第2の保護層とからなる
抗菌性層を積層された転写シートにおいて、抗菌性保護
層のバインダーが、熱硬化型樹脂又は電離放射線硬化型
樹脂を含む抗菌性転写シートである。また、前記第2の
保護層が、熱硬化型樹脂又は電離放射線硬化型樹脂を含
む抗菌性転写シートである。そして、前記、抗菌性保護
層の硬化収縮率が、第2の保護層の硬化収縮率より大き
い抗菌性層をもつ抗菌性転写シートである。
【0006】
【発明の実施形態】本発明の抗菌性転写シートは、図1
に示すとおりの基材シート1に、無機系抗菌剤6を含む
抗菌性保護層2と、第2の保護層3とからなる抗菌性層
11を積層された転写シート10において、抗菌性保護
層2のバインダー7が、熱硬化型樹脂又は電離放射線硬
化型樹脂を含む抗菌性転写シート10である。そして、
第2の保護層3が、熱硬化型樹脂又は電離放射線硬化型
樹脂を含む抗菌性転写シート10である。また、前記の
抗菌性保護層2を形成する硬化型樹脂(バインダー7)
の硬化収縮率は、架橋密度が高く、第2の保護層の乾燥
又は硬化収縮率より大きい抗菌性層11をもつ抗菌性転
写シート10である。
【0007】本発明の抗菌性転写シートの基材シート
は、セルローストリアセテート、ポリエステル、ポリア
ミド、ポリイミド、ポリプロピレン、ポリメチルペンテ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアセタール、ポリメタ
アクリル酸メチル、ポリカーボネート、ポリウレタンな
どの熱可塑性樹脂からなる延伸、若しくは未延伸フィル
ム、又はこれらの熱可塑性樹脂のフィルムとアミノアル
キッド、シリコーン樹脂、フッ素系樹脂、電離放射線反
応型樹脂などの硬化型樹脂との積層体を使用することが
できる。そして、その厚みは、フイルムがもつ剛性にも
よるが、10〜200μmのものが、加工性などの取扱
い面からいって好ましい。成型時に破れない強度、寸法
安定性などを考慮すると二軸延伸ポリエステル(ポリエ
チレンテレフタレート)フィルムが好ましく使用でき
る。ポリエチレンテレフタレートフィルムの厚みの望ま
しい厚さは25〜50μmである。薄いと転写時にしわ
を生じたりして作業性が劣り、また、厚いと、コスト高
になる。
【0008】そして、表面保護層を設ける転写シートの
面は、要求する保護層の表面形状に応じて、基材シート
がもつ鏡面光沢を利用したミラー面や、ヘアライン、砂
目柄、布目柄などの凹凸模様を印刷したり、エンボス加
工で凹凸模様を形成したり、炭酸カルシウムや、酸化ケ
イ素粒子の練込んで成膜したりして所望の表面形状を得
ることができる。
【0009】基材フィルムに塗工形成する離形性材料
は、フッソ系樹脂、各種のワックス、シリコーンなどの
離型剤を公知のベヒクルであるアクリル系樹脂、繊維素
系誘導体、ポリエステル系樹脂をバインダーとして、塗
料やインキとして全面コートや模様状に設けた賦型層を
形成できる。
【0010】抗菌性保護層を形成するバインダーは、二
液硬化型ポリウレタン、不飽和ポリエステル、メラミン
樹脂などの熱硬化型樹脂や、未硬化でかつ常温で非粘着
性の電離放射線硬化型樹脂組成物がある。電離放射線硬
化型樹脂は、分子中にエチレン性不飽和結合をもつプレ
ポリマー又はオリゴマー、及び/又は単量体を適宜混合
した組成物を用いる。例えば、不飽和ポリエステル、ポ
リエステル(メタ)アクリレート(本明細書では、アク
リレート及びメタアクリレートを(メタ)アクリレート
と記載する。)、エポキシ(メタ)アクリレート、ウレ
タン(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アク
リレート、ポリオール(メタ)アクリレート、メラミン
(メタ)アクリレートなどの各種(メタ)アクリレート
がある。そして、これらの(メタ)アクリレートから一
種又は二種以上と分子中にエチレン性不飽和結合をもつ
モノマー例えば、スチレン、α−メチルスチレンなどの
スチレン系モノマーや、メチル(メタ)アクリレート、
エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリ
レート、ブチル(メタ)アクリレート、2エチル−ヘキ
シル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)ア
クリレート、エトキシエチル(メタ)アクリレート、ブ
トキシエチル(メタ)アクリレート、ラウリルメタアク
リレート、フェニルエチル(メタ)アクリレートなどの
(メタ)アクリル酸エステルがある。また、(メタ)ア
クリルアミドなどの不飽和カルボン酸アミド、メチル
(2−N,N−ジメチルアミノ)(メタ)アクリレー
ト、メチル(2−N,N−ジエチルアミノ)(メタ)ア
クリレート、メチル(2−N,N−ジベンジルアミノ)
(メタ)アクリレート、エチル(2−N,N−ジメチル
アミノ)(メタ)アクリレート、エチル(2−N,N−
ジエチルアミノ)(メタ)アクリレート、エチル(2−
N,N−ジベンジルアミノ)(メタ)アクリレート、プ
ロピル(2−N,N−ジメチルアミノ)(メタ)アクリ
レートなどのアミノ基置換(メタ)アクリレートがあ
る。エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロ
ピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオベンジ
ルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサ
ンジオール(メタ)アクリレート、ジエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレートなどの多官能性化合物、及び(又は)
分子中に2個以上のチオール基をもつポリチオール化合
物、例えばトリメチロールプロパントリチオグリコレー
ト、トリメチロールプロパントリチオプロピオネート、
ペンタエリスリトールテトラチオグリコレートなどを混
合して使用できる。そして、抗菌性保護層のバインダー
は、第2の保護層よりその硬化収縮率を大きくするため
に、2官能以上の多官能(メタ)アクリレートを用いる
ことが好ましい。
【0011】上記の電離放射線硬化型樹脂から構成する
表面保護樹脂層の組成については制限はないが、常温で
非粘着性で、かつ通常の塗工適性をもたせる必要があ
る。そのために、前記のプレポリマー、又はオリゴマー
(特にメタアクリレート)5重量%以上、同じく前記モ
ノマー(又は)ポリチオールを95重量%以下にするこ
とが好ましい。
【0012】上記の組成物からなる塗工液は、塗工後に
非粘着状態に形成するために、組成物は溶剤に可溶の固
形状又は高粘度のものを使用することが好ましい。そし
て、必要に応じて各種の固形樹脂、例えばアクリル系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、セルロース
誘導体、ゴムなどから選択して塗工膜の、非粘着性をも
たせるとともにレベリング(塗工面に印刷適性を与える
平滑性)もたせることができる。また、塗工方法に応じ
た溶剤で溶解・希釈して塗工液を作成する。そして、抗
菌性保護層は、最外装層を形成するものであるから、形
成した製品の表面物性を満足させるため、スリップ剤や
帯電防止剤などを添加することが好ましい。このような
スリップ剤などを添加したときの第2の保護層は、第1
保護層にスリップ剤が溶出する前に塗工すること好まし
く、同一工程で行うことが望ましい。
【0013】塗工液には、電離放射線硬化型樹脂組成物
が、電子線照射前に硬化するのを防止する目的で、ハイ
ドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、ベン
ゾキノンなどの還元剤を安定剤として添加することもで
きる。電子線源は、コックロフトワルトン型、バンデグ
ラフ型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型、あるいは直
線型、ダイナミトロン型、高周波型などの各種電子線加
速器を用いる。100〜1000keV、好ましくは1
00〜300keVのエネルギーをもつ電子線を照射す
る。照射線量は、通常0.5〜30Mradである。
【0014】反応硬化型の保護層は、加熱硬化型組成
物、二液反応型樹脂組成物、架橋型樹脂組成物などから
選択できるが、塗工直後の状態で非粘着であり、巻取で
搬送できる材料が好ましい。反応性の一塩基酸や多塩基
酸と、多価アルコールとのポリエステルや、アルキッド
樹脂、アミノアルキッドや、スチレン変性あるいはメタ
クリル酸メチル変性アルキッド樹脂がある。また、線状
ポリエステル、ポリエーテル、エポキシ樹脂やポリウレ
タンのポリイソシアネートによる硬化生成物や、不飽和
ポリエステルの架橋物がある。
【0015】表面保護層を形成する反応性の天然の一塩
基酸は、リノール酸、リノレン酸、脱水リシノレイン
酸、エレオステアリン酸などの二重結合を含む脂肪酸な
どがある。そして、ポリエステルを高分子化する多塩基
酸には、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、
コハク酸無水物、マロン酸、アジピン酸、アゼライン
酸、セバシン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒ
ドロ無水フタル酸、テトラブロム無水フタル酸、テトラ
クロロ無水フタル酸、無水ヘット酸、エンドメチレンテ
トラヒドロ無水フタル酸などがある。
【0016】上記の酸と反応する、多価アルコールに
は、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、
ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ネオ
ペンチルグリコール、トリエチレングリコール、水素化
ビスフェノールA、ビスフェノールジヒドロキシプロピ
ルエーテル、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリストール、などがある。
【0017】ポリイソシアネートには、メチレン・ビス
(p−フェニレンジイソシアネート)、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートヘ
キサントリオールの付加体、トリレンジイソシアネー
ト、トリレンジイソシアネート・トリメチロールプロパ
ンアダクト体、1−クロロフェニール・2,4−ジ−イ
ソシアネート、1,5−ナフチレンジイソシアネート、
チオジプロピルジイソシアネート、エチルベンゼン−
2,4−ジイソシアネート、2,4トリレンジイソシア
ネート二量体、44, ,,トリフェニルメタントリイソ
シアネート、トリス(4−フェニルイソシアネート)チ
オフォスフェートなどがある。
【0018】反応性の一塩基酸や多塩基酸と、多価アル
コールとのポリエステルや、アルキッド樹脂、スチレン
変性あるいはメタクリル酸メチル変性アルキッド樹脂、
線状ポリエステル、ポリエーテルやポリウレタンのポリ
イソシアネートによる硬化生成物や、不飽和ポリエステ
ルの架橋物がある。これらの組成物を溶剤に溶解し、必
要に応じて初期の粘着を減少する目的で、塗工液に常温
で固体のアクリル樹脂や、繊維素誘導体を添加して硬化
反応は完結していないが非粘着性にすることができる。
また、塗工液の組成物を高分子化する目的で、3価以上
の多価アルコールや、フェニル基を含む二塩基酸の比率
を増したり、固形のアクリル系樹脂やスチレン系樹脂の
比率を増やし、溶剤成分で粘度を調整した塗工液とでき
る。
【0019】第2の保護層は、本質的には抗菌性保護層
のバインダーの樹脂と同質のものや、アクリル系樹脂、
塩化ビニル・酢酸ビニル系共重合体、ウレタン系樹脂な
どの熱可塑性樹脂を用いることができる。抗菌性保護層
が、被転写体に転写されるときのクッション層となるば
かりでなく、接着剤層のプライマー層としての効果をも
つ。そして、前記の抗菌性保護層がもつ硬化収縮率の小
さいものから選択して塗工液を作成する。
【0020】抗菌性保護層や第2の保護層は、塗工液の
状態に応じた通常の塗工方法を適用である。例えば、ナ
チュラルロールコート、リバースロールコート、グラビ
アコート、エアナイフコート、カーテンコート、バーコ
ートなどから適宜に選択できる。塗工後は、非反応性の
溶剤成分を蒸発乾燥し未硬化の保護層を形成する。
【0021】転写層の保護層に添加する抗菌剤は、次の
ものがある。 Ag+ 、Cu++、Zn++、Hg+ 、Ni++、Cd++
などの金属イオン(特にAg+ は、人体に無害であり、
抗菌効果の持続性が高く、安全性の点からも好ましい)
を、ゼオライト、アパタイト、ガラス、シリカゲル、リ
ン酸塩、リン酸ジルコニウムなどのイオン交換体(特
に、ゼオライト、リン酸ジルコニウムが好ましく使用さ
れる)にイオンを交換できるように担持させたものであ
る。かつ、金属イオンの含有量は、Ag+ の場合で0.
1〜0.15重量%、Cu++又はZn++の場合は0.1
〜8重量%が好ましい(特公昭63ー54013号公
報、特開平4ー300975号公報、特許第25295
74号公報などに開示)。 上記の金属イオンに更に抗菌性イオンであるアンモ
ニウムイオンを加えたものがある(特公平4ー2864
6号公報、特許第2529574号公報などに開示)。 抗菌性をもつ有機化合物は、p−アミノベンゼンスル
ホンアミド、スルファチアゾール、スルファピリジン、
スルファダイアジンなどのスルファ剤、ジメチルジチオ
カルバメート、エチレンビスジジチオカルバメートなど
のジチオカルバミン酸塩、あるいは2ー(2ーフリル)
ー3ー(5ーニトロー2フリル)アクリルアミドなどが
ある。 抗菌性と防黴性をとをもつ化合物にはトリメトキシシ
リルプロピルオクタデシルアンモニウムクロライド、1
0,10′ーオキシビスフエノキシアルシン、2ー(4
ーチアゾリル)ーベンズイミダゾール、ビス(2ーピリ
ジルチオー1ーオキシド)亜鉛、2ーNーオクチルー4
ーイソチアゾリンー3ーオン、2,3,5,6ーチトク
ロロー4ー(メチルチオ)ーフタルイミド、Nー(フル
オジクロロメチルチオ)フロルイミド、グリセオフルビ
ン、トリコマイシン、アンテホリシンBなどがある。 抗生物質、例えばフエノキシメチルペニシリン、ジク
ロキサシリンなどのペニシリン、セフアロチン、セフア
ゾリンなどのセフアロスポリン、硫酸ストレプトマイシ
ン、パロモマイシン(硫酸塩)などのストレプトマイシ
ン、エリスロマイシン、ジョサマイシンなどのエリスロ
マイシン、テトラサイクリン、硝酸ロリテトラサイクリ
ンなどのテトラサイクリンあるいはクロラムフエニコー
ル、チアンフエニコール・アミノ酢酸エステル塩酸塩な
どのクロラムフエニコールなどがある。抗菌性保護層
は、前記の抗菌剤とバインダーとの混合物とから構成さ
れる。
【0022】本発明の転写シートは、未硬化の保護層に
絵柄層を設けることもできる。そのように構成された転
写シートは、被転写体に絵柄層をもつ抗菌性保護層を構
成することができる。絵柄層は、通常の印刷方式である
グラビア印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷、
あるいは転写印刷のいずれの方法でも用途・目的に応じ
て採用できる。絵柄層を設ける保護層に粘着性が残って
いる場合には、転写印刷が有利な方法である。すなわ
ち、賦型フィルムに保護層を塗工し、未だ粘着性が残っ
ている状態で転写フィルムの絵柄層とを圧着して保存・
エージングする。しかる後に、転写フィルムの離形フィ
ルムを剥離除去して、必用に応じて接着剤層を設けて被
転写体に抗菌性保護層を構成できる。離形フィルムの使
用分だけ費用の増加が考えられるが、抗菌性層を構成す
るバインダーの選択肢を広くできる長所がある。
【0023】抗菌性転写シートに絵柄層を設けるときに
使用する印刷インキの顔料は、化粧パネルに必要な耐久
性をもつものが好ましく、無機,有機いずれの顔料をも
使用できるが、廃棄物公害の観点から、有害金属である
カドミウムや鉛の含まない材料から選択できる。例え
ば、カーボンブラック、酸化鉄(セピヤ、墨)、紺青、
キナクリドンレッド、フタロシアニンブルー、インダン
スロンブルー、フタロシアニングリーン、イソインドリ
ンエロー、クロモフタロエローなどが好ましく使用でき
る。
【0024】本発明の抗菌性転写シートは、転写に必要
な接着剤層を設けることもできる。接着剤層は、被転写
体の種類にもよるが通常の感熱接着剤であるアクリル系
樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル系共重合体、ダイマー酸
を含むポリアミド、熱可塑性ポリエステル、塩素化ポリ
プロピレン、オレフィン系エラストマーなどから任意に
選択できる。そして、接着剤層の塗工は、基材シート、
塗工液の状態に応じた通常の塗工方法を適用である。例
えば、ナチュラルロールコート、リバースロールコー
ト、グラビアコート、エアナイフコート、カーテンコー
ト、バーコートなどから適宜に選択できる。その塗工量
は、2〜5g/m2 が適当な数値である。
【0025】本発明の転写シートは、絵柄層や、接着剤
層を必ずしも設ける必要はない。絵柄層が既に形成され
ている被転写体や、既設の被転写体に抗菌性転写層を設
けるときに、転写シートあるいは被転写体に接着剤層を
設けて転写し、抗菌性保護層を形成できる。既設の被転
写体に転写するときは、その表面付着している異物を除
去するばかりでなく、表面の平滑性を得るとともに、転
写シートの接着を強固にするプライマー層を設けること
が好ましい。
【0026】本発明の抗菌性転写シートは、各種の被転
写体に積層し、所定の成形加工などを施して、目的に応
じた用途に用いることができる。例えば、壁、天井、床
などの建築物の内装材、窓枠、扉、手すりなどの建具、
間仕切り、家具、什器又は弱電・OA機器のキャビネッ
ト、自動車、電車などの車両の内装、航空機の内装、窓
硝子の抗菌仕上げに利用できる。その他、厨房、浴室、
浴槽などの住宅設備器機の防黴仕上げ、特に抗菌性を必
要とする、病院、食堂、浴室の内装、食品関係の容器な
どの用途に適するものである。そして、抗菌材の効果が
劣化した時点で再転写して抗菌効果を容易に再現するこ
とができる。
【0027】被転写体は上記のように各種素材となる平
板、曲面板などの板材、シート、各種立体形状成形品が
対象となる。例えば、射出成形品などの曲面を有する成
形品に対しても、本発明の抗菌性化粧シートを接着する
ことができる。
【0028】被着体として、板材或いはシートのいずれ
にも用いられる素材としては、木材単板、木材合板、パ
ーティクルボード、中密度繊維板(MDF)などの木材
板、木質繊維板などの水質板、鉄、アルミニウムなどの
金属、アクリル、ポリカーボネート、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、エチレンビニルアセテート、ポリエステ
ル、ポリスチレン、ポリオレフィン、ABS、フェノー
ル樹脂、ポリ塩化ビニル、セルロース系樹脂、ゴムなど
の樹脂が挙げられる。そして、表面平滑性が劣る木質の
被着体は、目止め層や、プライマー層を設けることが好
ましい。目止め層は、木質の表面を平滑にするばりでな
く、水分を遮断し、木質面からの表面化粧面への吸湿を
防ぎ、保護層にしわが発生したり、脱落したりすること
を防ぐ効果を奏する。
【0029】被着体として専ら板材、或いは立体形状物
品として用いられる素材としては、ガラス、陶磁器など
のセラミックス、ALC(発砲軽量コンクリート)など
のセメント、硅酸カルシウム、石膏などの非セメント窯
業系材料が挙げられる。
【0030】これらの被転写体への転写方法としては、
次の方法を挙げることができる。すなわち、 接着剤層を間に介して板状基材に加圧ローラーで加
圧して積層して基材シートを剥離する方法。 特公昭50−19132号公報、特公昭43−27
488号公報などに記載されるように、転写シートを射
出成形の雌雄両金型間に挿入して、両金型を閉じ、雄型
のゲートから溶融樹脂を射出充填した後、冷却して樹脂
成形品の成形と同時にその表面に転写層接着積層する、
いわゆる射出成形同時ラミネート法。 特公昭56−45768号公報、特公昭60−58
014号公報などに記載されるように、転写シートを成
形品の表面に接着剤を介して対向なしいは載置し、成形
品側からの真空吸引による圧力差により化粧シートを成
形品表面に積層する、いわゆる真空プレス積層方法。 特公昭61−5895号公報、特公平3−2666
号公報などに記載されるように、円柱、多角柱などの柱
状基材の長軸方向に、化粧シートを間に接着剤層を介し
て供給しつつ、多数の向きの異なるローラーにより、柱
状体を構成する複数の側面に順次化粧シートを加圧接着
して積層してゆく、いわゆるラッピング加工方法。 感熱接着剤層を設けた転写シートを被転写体に加熱
ロールで圧着し、転写層を被転写体の接着後基材シート
を剥離する。
【0031】
【実施例】以下に、実施例に基づいて本発明を更に詳細
に説明する。 (実施例 1)図1に示す厚み25μmのポリエチレン
テレフタレートフィルム(基材シート1)の面に、アク
リルポリオールとヘキサメチレンジイソシアネートとか
らなる二液硬化型ウレタンをバインダーとし、粒径分布
が2〜5μm、銀の含有量が2.5重量%、亜鉛含有量
が14.5重量%を含むAg+ 系ゼオライト抗菌剤を5
重量%及び平均一次粒径が16nm、比表面積が110
2 /gのマイクロシリカ(体質顔料)を添加した塗料
を、5g/m2 (固形分計算、以下塗工量に関しては同
様に記載する。)グラビアコートで抗菌性保護層2を設
けた。次いで、抗菌性保護層より収縮率が小さいポリエ
ステルポリオールと、トリレンジイソシアネートとから
なる二液硬化型の樹脂組成物からなる第2の保護層3を
塗工量3g/m2 グラビアコートで設け、更に、塩化ビ
ニル・酢酸ビニル系共重合体の感熱性の接着剤層5を3
g/m2 設けた。そして乾燥・エージングを行い実施例
1の抗菌性転写シート10を作成した。
【0032】
【実施例】(実施例 2)図2に示す厚み25μmのポ
リエチレンテレフタレートフィルム(基材シート1)の
面に、電離放射線硬化型樹脂である高い架橋型のエポキ
シメタアクリレートとフェニルエチルメタアクリレート
トリメチレンプロパングリコレート、及び実施例1で用
いた抗菌剤とからなる塗料を、実施例1と同様にして抗
菌性保護層2を設けた。次いで、抗菌性保護層より収縮
率が小さい電離放射線硬化型樹脂を含む系ワニスを塗工
し、第2の保護層3を設けた。そして、アクリル・塩化
ビニル・酢酸ビニル系共重合体をバインダーとするグラ
ビアインキで印刷し木目柄の絵柄層4及び塩化ビニル・
酢酸ビニル系共重合体の感熱性の接着剤層5を設け、次
いで、ダイナミトロン型の電子線加速器を用いて150
keVの電子線で20Mradの照射線量で、保護層を
硬化し実施例2の絵柄層をもつ抗菌性転写シート10を
作成した。
【0033】
【比較例】(比較例 1)実施例1において、抗菌性保
護層を形成するのに用いた抗菌性塗料から、抗菌剤を除
いた他は、実施例1と同様にして比較例1の転写シート
を作成した。
【0034】
【比較例】(比較例 2)実施例1において、抗菌性保
護層を形成するのに用いた抗菌性塗料のバインダーを非
反応型アクリル樹脂とした以外は、第2の保護層も実施
例1と同様にして比較例2の転写シート5を作成した。
【0035】(評価試験)上記実施例1及び2で作製し
た抗菌性転写シート並びに比較例1及び2で作成した転
写シートを厚み0.5mmのABS成形シートに加熱転
写して、それぞれの抗菌性層11(又は転写層)を設け
たシートを作成した。そして抗菌性層(又は、転写層)
11の表面物性(抗菌性、耐摩耗性、耐殺傷性及び耐薬
品性)の評価した結果を表1に示す。
【0036】〔抗菌性試験〕 試験菌株 ・エッシェリシア・コリ(Escherichia coli IFO 3301)
(大腸菌、以下 E.coliと記載する) ・メチシリン レジスタント スタフィロコッカス ア
ウレウス(Methicillin Resistant Staphylococcus aur
eus )(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、以下 MRSA と
記載する) 試験菌液の調製 普通ブイヨン培地(栄研化学(株)製)で35℃、16
〜20時間振盪培養した試験菌の培養液を滅菌リン酸緩
衝液で20,000倍に希釈して菌液とした。また、菌
液は別途生菌数を測定した。 抗菌性試験 検体の転写層を設けた面に菌液1mlを滴下し、25℃
で24時間保存後に菌数を測定して、検体の抗菌性能を
判定した。尚、対照試料としてシャーレに菌液1ml滴
下し、同様に試験した。 生菌数の測定 24時間保存した検体及び対照試料をSCDLP(Soy
Casein Digest Lecithin Polysorbate) 培地(日本製薬
(株)製)10mlで洗い出し、この洗い出し液につい
て標準寒天培地(栄研化学(株)製)を用いた混釈平板
培養法(35℃、2日間培養)により生菌数を測定し、
検体及び対照試料当たりの菌数を算出した。
【0037】〔表面物性〕 耐摩耗性 テーパー形の摩耗試験機にテーパー形摩耗輪CS10を
用いて、1.0kgの荷重で50回回転させて表面の摩
耗状態を目視で評価する。 耐殺傷性 表面を爪で10往復摩擦して耐殺傷性を、傷の有無で目
視で評価する。 耐薬品性 試験片に、5%硫酸水溶液及び3%苛性ソーダ水溶液を
1cc滴下し、ウオッチグラスでカバーし、24時間放
置後、水洗してガーゼで拭き取り、表面の光沢の変化を
目視で評価する。 評価基準: ○:変化がなく良好 △:表面に僅かの損傷を受ける (以下余白)
【0038】
【表1】 *E.coli:Escherichia coli IFO 3301 *MRSA:Methicillin Resistant Staphylococcus aureus
【0039】表1に示すとおり、実施例1、及びで作製
した抗菌性層を設けたABSシートは、24時間後に
は、E.coliでは、初期菌数1.2×105 個から
30個に、MRSAでは、初期菌数2.4×105 個か
ら10以下に減少しており、E.coli及びMRSA
に対する抗菌性化粧シートの殺菌率は99.99%以上
である。これに対して、抗菌剤を添加しない比較例1で
は、E.coli及びMRSAの24時間後の残存菌数
は未だ、104 〜105 個も残存していた。従って、本
発明の抗菌性層を設けたものは、殺菌効果が優れてお
り、病院その他の衛生的な環境を必要とする場所での各
種備品に利用すれば、細菌汚染の防止に有効な手段とな
り得ることが期待できる。
【0040】
【発明の効果】以上、詳細に説明してきたように、実施
例で作製した検体はいずれも殺菌効果を奏するものであ
る。これに、対して、比較例で作成した検体の菌数は全
く変化は認められない(初期菌数は桁数の低下がなく
「変化なし」と判断される範囲にある)。そして、実施
例の硬化型樹脂からなる抗菌性保護層は、耐摩耗性、耐
擦傷性などの物理的強度ばかりでなく、硫酸や苛性ソー
ダなどの耐化学薬品性の効果をも認められる強靱な保護
層を形成できる効果を奏する。また、本発明の抗菌性転
写シートを利用することにより既存の電気製品、キャビ
ネット、各種器具などに貼付することにより、長期間に
亘って抗菌性能を与えることができるので、細菌の汚染
防止には非常に経済的な方法となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明の転写シートの基本的構成の断面
を示す概念図である。 (B)抗菌性保護層を設けた成形品の断面概念を示す図
である。
【図2】本発明の絵柄層を設けた転写シートの断面を示
す概念図である。
【符号の説明】
1 基材シート 2 抗菌性保護層 3 第2の保護層 4 絵柄層 5 接着剤層 6 無機系抗菌剤 7 抗菌性保護層のバインダー 8 被転写体 10 抗菌性転写シート 11 抗菌性層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、基材シート側から、無機系
    抗菌剤を含む第1の抗菌性保護層と、第2の保護層とか
    らなる抗菌性層を積層された転写シートにあって、抗菌
    性保護層のバインダーが、熱硬化型樹脂又は電離放射線
    硬化型樹脂を含むことを特徴とする抗菌性転写シート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の第2の保護層が、熱硬
    化型樹脂又は電離放射線硬化型樹脂を含むことを特徴と
    する抗菌性転写シート。
  3. 【請求項3】 上記抗菌性保護層の硬化収縮率が、第2
    の保護層の硬化収縮率より大きい抗菌性層であることを
    特徴とする請求項1乃至2に記載の抗菌性転写シート。
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