JPH11139026A - 平版印刷版の製版方法 - Google Patents

平版印刷版の製版方法

Info

Publication number
JPH11139026A
JPH11139026A JP9304394A JP30439497A JPH11139026A JP H11139026 A JPH11139026 A JP H11139026A JP 9304394 A JP9304394 A JP 9304394A JP 30439497 A JP30439497 A JP 30439497A JP H11139026 A JPH11139026 A JP H11139026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lithographic printing
silver
printing plate
thin film
laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9304394A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Yoshida
章男 吉田
Jun Yamada
旬 山田
Takenobu Yoshiki
武宣 吉城
Kazuhiko Ibaraki
一彦 茨木
Takao Arai
隆夫 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Paper Mills Ltd filed Critical Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority to JP9304394A priority Critical patent/JPH11139026A/ja
Priority to US09/184,023 priority patent/US6132938A/en
Priority to DE1998151247 priority patent/DE19851247A1/de
Publication of JPH11139026A publication Critical patent/JPH11139026A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平版印刷版の製版技術において、高解像性を
有する画像を得ることができ、かつレーザによる直接描
画方法に対応し、また特に明室下でも画像を得ることが
でき、廃液が発生することなく優れた印刷適性を有する
印刷版を得ることができるという作業性に極めて優れた
平版印刷版の製版方法を提供すること。 【解決手段】 粗面化処理された陽極酸化処理されたア
ルミベースを用い、該アルミベースとして陽極酸化後、
ポアフィリング処理したものを用い、銀錯塩拡散転写現
像を行うことにより銀薄膜を設置してなる平版印刷原版
を、ヒートモードのレーザ露光を行い、該銀薄膜を除去
することにより平版印刷版を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、明室下にて取扱が
でき、ヒートモードのレーザ描画が可能で、処理液を必
要としない、高い解像性を有する画像が得られる、平版
印刷版の製版方法に関する。
【0002】
【従来の技術】平版印刷版は、油脂性のインキを受理す
る親油性の画像部分と、インキを受理しない撥油性の非
画像部分からなり、一般に非画像部分は水を受け付ける
親水性部分から構成されている。通常の平版印刷では、
水とインキの両方を版面に供給し、画像部はインキを、
非画像部は水を選択的に受け入れ、画像部上のインキを
例えば紙等の被印刷体に転写させることによって印刷が
なされる。
【0003】現在、平版印刷版は表面を親水化処理した
アルミニウム板、亜鉛板、紙等の基材上に親油性のイン
ク受理層を設けることにより製造される。これらの中で
は、PS版と呼ばれる表面を親水性処理したアルミベー
ス上にジアゾ化合物やフォトポリマー等の感光材料を用
いたものや、紙やプラスチック支持体上にハロゲン化銀
を感光材料として銀錯塩拡散転写法(DTR法)を利用
し画像形成するものなどが一般的である。
【0004】ジアゾ化合物やフォトポリマーによってイ
ンク受理層(以降画像層という)を形成する方法は、ま
ず金属板、紙、積層板、絶縁性基板等の基材上にジアゾ
化合物やフォトポリマー等の感光材料を塗布する。次い
で、光を照射して感光材料に化学変化を生じさせて、現
像液に対する溶解性を変化させる。感光材料は化学変化
の種類によって二つに分類される。光が照射された部分
が重合・硬化して、現像液に対して不溶性になるネガ型
と、逆に光が照射された部分の官能基が変化して、現像
液に対する溶解性を有するようになるポジ型である。何
れの場合にも、現像液による処理後に基材上に残存す
る、現像液に不溶の感光材料が画像層となる。
【0005】一方、DTR法を用いた平版印刷版、特に
ハロゲン化銀乳剤層の上に物理現像核層を有する平版印
刷版は、例えば、米国特許第3,728,114号、同
第4,134,769号、同第4,160,670号、
同第4,336,321号、同第4,501,811
号、同第4,510,228号、同第4,621,04
1号明細書等に記載されており、露光されたハロゲン化
銀結晶は、DTR現像により化学現像を生起し黒色の銀
となり親水性の非画像部を形成し、一方、未露光のハロ
ゲン化銀結晶は現像液中の錯化剤により銀塩錯体になっ
て表面の物理現像核層まで拡散し、核の存在により物理
現像を生起してインキ受容性の物理現像銀を主体とする
画像部を形成する。また、砂目立てされ陽極酸化された
アルミベースの支持体上に、物理現像核層、ハロゲン化
銀乳剤層を順次塗布した平版印刷版については、例え
ば、特開昭63−260491号、特開平3−1161
51号、同4−282295号明細書等に記載されてお
り、上記平版印刷版を像露光し、DTR現像した後、ハ
ロゲン化銀乳剤層を温水で洗浄して、陽極酸化されたア
ルミベース上に物理現像銀を主体とするが画像部を形成
する。
【0006】上記のような感光材料を用いて画像層を形
成する場合に、露光方法が解像性を決定する重要な因子
の一つとなっている。従来は、露光用フィルムを作製
し、次いで紫外光または白色光を使用した密着露光方法
を行うのが主流であった。しかし、コンピュータの進歩
に伴って、コンピュータ情報からのディジタル信号を露
光装置へと送信(コンピュータ・ツゥ・プレート)し、
レーザを用いて直接感光材料を露光するレーザ直接描画
方法が行われるようになっている。レーザ直接描画方法
は、中間に使用される製版フィルムを省略することがで
きるため、コストが安い、速度が速い、多品種少ロット
品での生産性が高い等の利点がある。
【0007】このレーザ直接描画方法に対応するために
は、感光材料の光学感度を高くしなければならない。ジ
アゾ化合物やフォトポリマーでは、光化学反応を伴うた
めに、光学感度は低く、数〜数百mJ/cm2である。
そのため、レーザ出力装置が高出力でなければならず、
装置が大きくなったり、コストが高くなるなどの問題が
あった。
【0008】また、ハロゲン化銀を用いたDTR法によ
り画像形成するものでは、感度は数μJ/cm2であり
簡便な半導体レーザなどでも十分露光可能であるが、逆
に、露光工程を行う前までの保存、基材への塗布工程等
を、暗中もしくはセーフティライト下で行わなければな
らないという、製造及び製版作業の効率を著しく悪くす
る欠点があった。また、ジアゾ化合物やフォトポリマー
においても、室内光や太陽光下でも反応が進行するし、
高温下でも反応性に変化が生じる。さらに、酸素が存在
すると、反応の阻害剤となる。したがって、露光及び現
像前までは同様に暗室処置や低酸素状態での保存が必要
となっていた。
【0009】さらに、上述の画像形成方法では、現像液
を用いる等の液体処理を行うことが一般的であり、廃液
の処理が環境問題となっているという欠点があった。1
995年より廃液の海洋投棄が禁止され、処理のドライ
化は時代の要請となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、平版
印刷版の製版技術において、明室下で取扱ができ、レー
ザによる直接描画方法に適合し、高解像性を有する画像
を得ることができ、優れた印刷性能を与え、また廃液の
発生することのない、平版印刷版の製版方法を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、以下の発明を見い
出した。
【0012】本発明の平版印刷版の製版方法は、粗面化
処理されたアルミベースの陽極酸化処理後に、さらにポ
アフィリング処理した後、アルミベース上に銀薄膜を設
置してなる平版印刷原版を、ヒートモードのレーザ露光
を行い、該銀薄膜を除去することにより平版印刷版を作
成する方法であり、レーザ露光適性と印刷適性の優れた
平版印刷版が得られる。
【0013】また、本発明の内、第2の発明である平版
印刷版の製版方法では、前記平版印刷材料の銀薄膜は、
銀錯塩拡散転写法により生起された物理現像銀からなる
ことである。銀錯塩拡散転写法による物理現像された銀
薄膜は、蒸着法などにより形成されたものに比べ、結果
としてレーザ吸収率及び親油性が強くインキ受容性がよ
り高くなるため平版印刷版としての性能が向上する。
【0014】本発明によれば、所望する画像に従ってレ
ーザにより加熱することで、液体の現像剤やその処理を
行う装置類を用いることなく、簡便に平版印刷版を製版
することが可能となる。さらには、平版印刷原版からの
製版工程、及び印刷工程に至るまで明室下での作業が可
能であると共に、明室や酸素下での長期安定保存が可能
である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を使って、本発明の実
施の形態を説明する。
【0016】図1は本発明に係わる平版印刷原版の一例
を表す断面概略図である。本発明に係わる平版印刷原版
(a)は、アルミベース1の表面が粗面化され陽極酸化
された層2を有しており、その上に銀薄膜3が設けられ
ている。本発明の平版印刷版の製版方法としては、ま
ず、平版印刷用原版(a)にレーザにより所望する画像
様に照射を行う(非画像部露光)。ここで、銀薄膜3が
レーザ照射により、アルミ表面との接着が弱くなり、真
空引き等の手段で除去され、陽極酸化されたアルミ表面
層2が露出されることで製版が完了する。この後に、平
版印刷機に装着すれば、残存する銀薄膜3の部分にイン
キが、また露出した陽極酸化されたアルミ表面層2には
水がそれぞれ受理され、平版印刷が可能となる。
【0017】本発明の支持体に使用するアルミベースと
しては純アルミニウム及び各種の金属、例えば、珪素、
マグネシウム、鉄、銅、亜鉛、マンガン、クロム、チタ
ン等を少量含むアルミニウム合金板が適当である。アル
ミニウムに含まれる微量の不純物金属或は任意に添加さ
れた少量の金属は電解により得られる砂目のピットの大
きさ、形状、分布に大きな影響を与え、さらにはアルミ
ニウム板の強度にも大きな影響を与える。
【0018】上記アルミニウム板はオフセット印刷版用
の支持体とするため、感光層を塗布する前に表面処理が
施される。表面処理では一般に脱脂、粗面化、デスマッ
ト、陽極酸化の各処理が行われるが、本発明では陽極酸
化後、さらに中性電解液でポアフィリング処理が施され
る。これらの処理は通常アルミニウムのコイルを用いて
連続的に行われ、各処理の後には必要に応じて水洗が加
えられ、乾燥して支持体とされる。処理速度には特に制
限はない。
【0019】アルミニウムは一般に活性な金属であり、
空気中では自然に1〜数nm程度の酸化膜が形成される
が、そのままでは耐アルカリ性は低く、従って陽極酸化
膜を付けて耐アルカリ性の向上を図る。酸化膜の厚さは
大きい程、耐アルカリ性は大きくなる。オフセット印刷
版用支持体では、表面の保水性と感光層の接着性向上を
図るため酸化膜としては多孔性の陽極酸化膜が形成され
るが、この場合には酸化膜全体の厚さよりも形成された
マイクロポアの底部のバリア層の厚さが耐アルカリ性に
大きく影響する。このような多孔性陽極酸化膜の生成・
溶解の挙動については永山、高橋等の研究(金属表面技
術 vol.30,438,1979)があり、その溶解がマイクロポア
を広げるように起こり、そのため、全体の厚さより、バ
リア層の厚さが耐アルカリ性に影響すると考えられる。
バリア層の厚みは陽極酸化時の電解電圧に対し、約1n
m/voltの割合で増大するが、定電圧では酸化膜全
体の厚みが増えてもバリア層の厚みは変化せず、印刷版
用支持体では酸化膜全体の厚みに対しては10%以下で
ある。しかも電解液によりかけられる電解電圧に制限が
あって、通常印刷版用途で生産性の良い硫酸を電解液と
する場合には30〜40voltsが限界であり、従って、
そのままではそれ以上バリア層を厚くすることは困難で
ある。
【0020】本発明では多孔性陽極酸化膜形成後、さら
に中性電解液に浸漬し、電解電圧を上げてポアフィリン
グ処理し、マイクロポア底部のバリア層を厚くする。こ
の場合電解は多孔性陽極酸化膜のマイクロポア底部で起
こり、時間と共にポア内部をアルミニウムの酸化物が埋
めていく。ポアフィリングはマイクロポアの深さの80
%程度までに止めた方が保水性、接着性との両立を図る
上では好ましい。ポアフィリング処理により、耐アルカ
リ性を損なうことなく、多孔性陽極酸化膜の厚さを薄く
することができる。このような酸化膜の耐アルカリ性は
水酸化ナトリウム水溶液に浸漬することにより容易に評
価できる。また、バリア層の厚みは酸化膜の断面を透過
型電子顕微鏡で観察する事により測定することができ
る。
【0021】本発明においては、ポアフィリング処理に
は中性電解液例えば硼酸及び硼酸と硼砂の混合物等を使
用する。処理には陽極酸化と同様の電解槽が使用され、
電流密度0.1〜1A/dm2 、電圧は50〜300vo
lts、処理時間は10〜120secで充分である。
ポアフィリングによる耐アルカリ性の向上はアルカリ溶
液に一定時間浸漬してその腐食程度を比較することによ
り容易に評価できる。
【0022】例えば、特願平9−51712号明細書に
記載されているように、オフセット印刷版用アルミベー
スの場合、陽極酸化膜は最終工程である陽極酸化で形成
される酸化膜がそのまま最表面に露出するわけではな
く、陽極酸化直前の処理により形成された変成層が酸化
膜の表面に存在していると推定される。これらの変成層
の性質は感光層を塗布する場合に大きな影響を与えると
予想されるが、既存のPS版や、OPC印刷版では、通
常、感光層は有機溶剤系の塗工で形成されるので、これ
らの変成層の影響が現れることはほとんどない。しか
し、銀薄膜とアルミ表面の接着が耐刷性に大きな影響を
与える場合には、これらの変成層の影響が現れる。陽極
酸化直前のデスマット処理等の化学処理は酸性処理液が
好ましく、特に硝酸を含む処理液が好ましい。
【0023】DTR法を利用する平版印刷版では通常ア
ルミニウム支持体とハロゲン化銀乳剤層の間に物理現像
核層が設けられており、現像後にはこの物理現像核層に
銀が析出する。このため現像銀はアルミ支持体上に物理
吸着しているにすぎず、その接着力は十分とは言えない
ものであった。しかしながらある特定の表面を持つアル
ミ支持体を使用した場合にはアルミ支持体が物理現像核
となり得る為に、析出銀がアルミ支持体と化学吸着を
し、その吸着力が飛躍的に増大する。
【0024】デスマット処理が重要な工程では電解粗面
化処理されたアルミニウム板帯は充分に水洗されるが、
その表面には通常スマットが付着して、水洗のみでは取
れず、ピットを塞いでいる。そのスマットを除去するた
め、デスマット処理が施される。デスマット処理ではス
マットが溶解し、ピット面が現われる。その溶解量は前
記電解液による処理条件によって異なるが、0.1〜1
g/m2 が適当である。
【0025】デスマット処理には、脱脂処理に使用され
る水酸化ナトリウム等のアルカリ剤、或いは燐酸、硫
酸、硝酸、過塩素酸等の酸、或いはそれらの混合物が使
用できるが、それぞれスマット除去能力に違いがあり、
処理液の種類或いはその濃度或いは処理温度によってそ
の除去能力を調整して使用される。デスマット処理が強
すぎる場合には粗面化の工程で形成された凹凸を溶解し
て平坦化させ、また弱すぎる場合にはスマットが残留す
るので好ましくない。残留したスマットは陽極酸化処理
後もそのまま残り、銀薄膜形成時の異常点の原因とな
る。
【0026】酸性処理液によるデスマット処理は好まし
い物理現像銀を生成することのできる表面活性を与え
る。特に硝酸を含有する酸性処理液が物理現像核の形成
能力が高く好ましく、現像された画像銀の接着性もよ
く、従って耐刷力の大きい印刷版をつくることができ
る。酸性処理液でスマットが除去し難い場合は例えばア
ルカリでデスマット後さらに酸性処理液で処理するよう
な2段階処理により、アルカリによるデスマットの影響
の残らないデスマット処理にすることができる。
【0027】粗面化され、デスマットされたアルミニウ
ム板帯には、次に陽極酸化処理が施される。陽極酸化処
理は、例えば、特願平9−51712号明細書に記載さ
れているように、公知の方法で施される。
【0028】粗面化処理され陽極酸化処理されたアルミ
ベースの表面活性を評価する方法としては、下記物理現
像液1を用いて23℃30分処理した後、析出した銀薄
膜の銀量を測定方法がする適切である。析出した銀量が
0.5g/m2以上のものは好ましい表面活性を有して
いることが判った。
【0029】<物理現像液1>:容量としてA液5部に
B液1部を加える。
【0030】アルミ処理工程については、特願平9−5
1712号明細書に詳細に記載されており、この中に記
載された方法を用いて、粗面化処理され陽極酸化処理さ
れたアルミベースが製造される。
【0031】本発明に係わる平版印刷材料の銀薄膜は、
真空蒸着、スパッタリング、CVD、鍍金など一般的な
金属薄膜形成の手法で得られるものを使用することがで
きる。また、一方で銀錯塩拡散転写法による物理現像に
よる方法を用いて銀薄膜を形成することも出来る。この
方法では、印刷版として使用する際に画像部となる銀薄
膜は、微少な粒状の金属銀からなり、表面に親油性化合
物を吸着させることもできることから、他の方法に比べ
のインキ乗りが良好となり、陽極酸化されたアルミベー
スがガム引きにより親水性化されることにより、PS版
に匹敵する印刷性能を得ることができる。
【0032】本発明においては、粗面化処理され陽極酸
化処理されたアルミニウム支持体上に物理現像核層を設
けることが好ましい。物理現像核層は物理現像核、及
び、必要に応じて親水性ポリマーからなる。物理現像核
としては銀、アンチモン、ビスマス、カドミウム、コバ
ルト、鉛、ニッケル、パラジウム、ロジウム、金、白金
等の金属コロイド微粒子や、これらの金属の硫化物、多
硫化物、セレン化物、又はそれらの混合物、混晶であっ
ても良い。物理現像核層中には親水性ポリマーを含んで
いてもいなくても良いが、該親水性ポリマーとしては、
ゼラチン、澱粉、ジアルデヒド澱粉、カルボキシメチル
セルロース、アラビアゴム、アルギン酸ナトリウム、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ポリスチレンスルホン酸、
ポリアクリル酸ソーダ、ビニルイミダゾールとアクリル
アミドの共重合体、アクリル酸とアクリルアミドの共重
合体、ポリビニルアルコール等の親水性高分子又はその
オリゴマーがあり、その含有量は0.5g/m2以下で
あることが好ましい。さらに物理現像核層には、ハイド
ロキノン、メチルハイドロキノン、カテコール等の現像
主薬や、ホルマリン、ジクロロ−s−トリアジン等の公
知の硬膜剤を含んでいてもよい。
【0033】本発明において、上記の銀錯塩拡散転写法
を用いる場合好ましい方式がいくつかある。以下、それ
らの中で代表的ないくつかの方式を列挙する。
【0034】第1の方式として、粗面化処理され陽極酸
化処理されたアルミベース上に前述の物理現像核層を設
けたものと、銀錯塩のドナーとしてハロゲン化銀乳剤層
を支持体上に塗布したものを物理現像液を通過させた
後、重ね合わせ拡散転写現像することにより、物理現像
核上に銀を析出させ、銀薄膜を形成させる。このような
方式を用いて銀薄膜を形成する方式を用いるものとして
は、コピラピッド(商品名、アグファ社製)等がある。
【0035】第2の方式として、上述の物理現像核層を
設けたアルミベース上に、銀錯塩のドナーとしてハロゲ
ン化銀乳剤層を塗布したものを物理現像処理を行い、ハ
ロゲン化銀乳剤層をウォッシュオフさせ、物理現像核上
に銀薄膜を形成させる。モノシートタイプはハロゲン化
銀乳剤層からの拡散距離が小さいので、横方向への拡散
が少なく、高解像力が得られるため好ましい。このよう
な方式を用いて銀薄膜を形成する方式を用いるものとし
ては、シルバーデジプレートSDP−αR(商品名、三
菱製紙(株)製)、シルバーリスSDB(商品名、イー
・アイ・デュポン社製)がある。
【0036】第3の方式として、上述の物理現像核層を
設けたアルミベースを、ハロゲン化銀溶剤よって溶解さ
れた銀錯塩、及び、還元剤を含む液中に浸漬することに
より、物理現像核上に銀薄膜を形成させる。この方式
は、無電解メッキとして知られている方式でもあり、例
えば、特公昭42−23745号、同43−12862
号、特開平5−287542号公報に記載されている。
【0037】本発明の平版印刷版の製版方法において、
銀薄膜を除去する効率(即ち本発明の方法における平版
印刷材料の感度と言える)は、銀薄膜の膜厚に依存する
が、薄いと耐刷性が低下する。このため描画に用いるレ
ーザ出力により、銀薄膜の厚みを決定することが好まし
い。出力が1W以上であれば厚めに設定することが出来
るが、それ以下の場合には0.05μm〜5μmの範囲
で設置することが好ましい。
【0038】本発明において、必要に応じて用いられる
感光性ハロゲン化銀の種類としては一般に用いられる塩
化銀、臭化銀、ヨウ化銀、塩臭化銀、塩ヨウ化銀、ヨウ
臭化銀、塩臭ヨウ化銀等から選択される。また乳剤のタ
イプとしてはネガ型、ポジ型のいずれでもよく、また感
光性ハロゲン化銀と難溶化した非感光性ハロゲン化銀乳
剤を用いた特開昭54−48544号公報に記載の特殊
なタイプであってもよい。該ハロゲン化銀乳剤には貴金
属増感、硫黄増感、還元増感及びこれらを組み合わせた
増感等、各種の化学増感を施すことができ、更には必要
に応じて増感色素、例えばシアニン、メロシアニン、等
の色素を用いて分光増感する事ができる。さらに公知の
方法によりカブリ防止剤、安定剤、界面活性剤のような
添加剤を含有してもよい。感光性ハロゲン化銀乳剤の詳
細及びその製法については、特開昭49−55402号
公報等の記載事項が参照できる。また必要に応じて、ハ
レーション防止等画像シャープネス向上の目的でオーバ
ー層を設けてもよい。
【0039】本発明において、必要に応じて用いられる
ハロゲン化銀乳剤層の親水性バインダーとしては、ゼラ
チン、ゼラチン誘導体、グラフト化ゼラチン等の各種ゼ
ラチンを用いることができる他、ポリビニルピロリド
ン、各種でんぷん、アルブミン、ポリビニルアルコー
ル、アラビアゴム、ヒドロキシエチルセルロース等の親
水性高分子化合物を含有することができる。ここで用い
るゼラチンとしては、動物のコラーゲンを原料としたゼ
ラチンであれば全て使用できるが、豚皮、牛皮、及び牛
骨から得られるコラーゲンを原料としたゼラチンが好ま
しい。また、ゼラチンの種類も特に制限はないが、石灰
処理ゼラチン及び酸処理ゼラチンの他、特公昭38−4
854号、同39−5514号、同40−12237
号、及び同42−26345号公報、米国特許第2,5
25,753号、同第2,594,293号、同第2,61
4,928号、同第2,763,639号、同第3,11
8,766号、同第3,132,945号、同第3,18
6,846号、同第3,312,553号明細書、英国特
許第1,033,189号明細書等に記載のゼラチン誘導
体等が挙げられ、これらは1種または2種以上を組合わ
せて用いることができる。
【0040】本発明に用いられる支持体としては、粗面
化処理され陽極酸化されたアルミニウム、及び、これに
ポリエステルフィルムや紙を張り合わせたものがある。
また、これらの支持体の表面は、上層として塗設される
層との接着を良くするために表面処理を行うこと、固形
微粒子を含むこと、レーザ光吸収性を向上させるため染
色処理をすることも可能である。
【0041】また、支持体の裏面には、描画装置などで
の搬送性を考慮してマット剤や帯電防止剤を含む層を設
けても良い。
【0042】ハロゲン化銀乳剤を用いて銀薄膜を形成さ
せる場合には、ハロゲン化銀乳剤層塗布や銀薄膜生成の
ための現像処理などの製造中は用いるハロゲン化銀乳剤
にカブリがないように暗室で行う。この現像処理は平版
印刷材料の製造後工程として連続的に行うこともでき
る。
【0043】銀薄膜作成のための現像処理液としては、
アルカリ性物質、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナトリウム等、保恒
剤としての亜硫酸塩、ハロゲン化銀溶剤、例えばチオ硫
酸塩、チオシアン酸塩、環状イミド、2−メルカプト安
息香酸、アミン等、粘稠剤、例えばヒドロキシエチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース等、カブリ防止
剤、例えば臭化カリウム、特開昭47−26201号公
報に記載の化合物等、現像剤、例えばハイドロキノン
類、カテコール、1−フェニル−3−ピラゾリドン等、
現像変性剤、例えばポリオキシアルキレン化合物、オニ
ウム化合物等を含むことが出来る。さらに現像処理液に
は、米国特許第3,776,728号に記載の如き、表
面の銀薄膜のインキ乗りを良くする化合物等を使用する
ことが出来る。
【0044】本発明に係わる平版印刷原版の物理現像後
の銀薄膜は、任意の公知の表面処理剤でインキ受容性に
変換ないしは受容性を増強させることが好ましい。この
ような処理液としては、例えば特公昭48−29723
号公報、米国特許第3,721,559号明細書等に記
載されている。
【0045】本発明の平版印刷版の製版方法において、
陽極酸化された表面を露出させるために用いられるレー
ザとしては、炭酸ガスレーザ、窒素レーザ、Arレー
ザ、He/Neレーザ、He/Cdレーザ、Krレーザ
等の気体レーザ、液体(色素)レーザ、ルビーレーザ、
Nd/YAGレーザ等の固体レーザ、GaAs/GaA
lAs、InGaAsレーザ等の半導体レーザ、KrF
レーザ、XeClレーザ、XeFレーザ、Ar2レーザ
等のエキシマレーザ等を挙げることができる。
【0046】本発明において、レーザ照射による銀薄膜
の除去を促進させ陽極酸化されたアルミ表面層を露出さ
せる効率(即ち本発明の方法における平版印刷材料の感
度と言える)を向上させるために、物理現像核層、もし
くは、支持体の何れかに光吸収剤を含有させることがで
きる。こうすることによって、銀薄膜をレーザ光の一部
が透過しても、その下層で吸収させることにより、熱効
率を向上させることが可能となる。
【0047】光吸収剤としては一般的に染料または顔料
であれば良く、例えばカーボンブラック、シアニン、無
金属または金属フタロシアニン、金属ジチオレン、アン
トラキノン等を挙げることができる。
【0048】また粗面化され陽極酸化処理されたアルミ
ベースに光吸収剤を含有させる場合においては、一般的
に黒染と呼ばれる、化学的あるいは電気化学的な金属着
色法を用いることができ、有機もしくは無機の染料を浸
漬染色により、陽極酸化膜が有する微細な多孔に染料を
導入し、後に封孔処理を行い染色することができる。
【0049】
【実施例】以下本発明を実施例により詳説するが、本発
明はその主旨を超えない限り、下記実施例に限定される
ものではない。
【0050】実施例1 幅300mm、厚み0.2mmのA1050タイプアルミニ
ウム板帯を1.3m/minの処理速度で移動させ、50
℃、4%水酸化ナトリウム水溶液に30秒間浸漬した
後、水洗し、20℃の1.5%塩酸を満たした間接給電
方式の電解槽に浸漬し、電源より20A/dm2 、50
Hzの単相交流電流を60秒間流して、交流電解粗面化
し、水洗し、その後60℃、6%硝酸水溶液に30秒間
浸漬してデスマットし、水洗し、その後25℃、20%
硫酸中に60秒間通して4A/dm2の直流電流で陽極
酸化し、水洗した。次にさらに0.5M硼酸(H3
3)と0.05M硼砂(Na247)よりなる中性電
解液(pH=7.4)にて20秒間、100volts
の電圧を加えて直流電流を流しポアフィリング処理し、
その後乾燥して、オフセット印刷版用アルミベース1を
得た。アルミベースの酸化膜の厚みは0.8μ、マイク
ロポア孔底のバリア層の厚みは50nmであった。
【0051】比較として、ポアフィリング処理を行わな
い以外は同様にしてアルミベースaを得た。アルミベー
スの酸化膜の厚みは0.8μ、マイクロポア孔底のバリ
ア層の厚みは22nmであった。
【0052】このアルミベース1及びaの上に、特開昭
53−21602号公報の実施例2に記載の核塗布液
(親水性ポリマーとしてはNo.3のアクリルアミドと
イミダゾールとの共重合体4mg/m2 の割合で含む)
を塗布し、乾燥して物理現像核層を形成した。
【0053】不活性ゼラチンの水溶液を60℃に保ち、
強く攪拌しながら、塩化ナトリウムと臭化カリウムの混
合水溶液(臭化カリウム29.5モル%)及び硝酸銀水
溶液を同時に加えることにより、平均粒子サイズ0.2
8μmの塩臭化銀乳剤を調製し、0.5モル%/1モル
Agに相当するヨウ化カリウムを添加し、表面置換させ
た。これらのハロゲン化銀乳剤粒子を含む乳剤層を上記
の物理現像核層上に塗布し乾燥して、平版印刷材料1を
作成した。ハロゲン化銀乳剤は、塩化銀70%、臭化銀
29.5%、及び、ヨウ化銀0.5%からなる、全粒子
の90重量%が平均粒子サイズの±30%以内にある、
単分散の塩ヨウ臭化銀乳剤であった。
【0054】このようにして得られた平版印刷材料1及
びaを未露光で、下記拡散転写現像液Aで、23℃20
秒間現像を行なった後、直ちに流水でゼラチン層を洗い
流し( ウォッシュオフ)して、その後、下記中和液Aに
て、室温15秒間処理して、銀薄膜を露出させた平版印
刷原版を作成した。
【0055】 <拡散転写現像液A> 水 700ml 水酸化ナトリウム 25g 無水亜硫酸ナトリウム 120g ハイドロキノン 25g 4−ヒドロキシメチル−4´−メチル −3−ピラゾリドン 4g エチレンジアミンテトラアセティックアシッド 5g チオ硫酸ナトリウム・5水化物 10g N−メチルエタノールアミン 40g グリセリン 20g さらに、水を加えて1リットルとする。
【0056】 <中和液A> 水 600ml クエン酸 20g クエン酸ナトリウム 25g モノエタノールアミン 10ml 3−n−オクチル−5−メルカプトオキサジアゾール 0.6g エチレングリコール 5ml さらに、水を加えて1リットルとする。
【0057】このようにして作成した、本発明の平版印
刷原版1及びaを波長1064nmの8WのYAGレー
ザで露光し、アルミベース表面を露出させて平版印刷版
1及びaを得た。平版印刷版1は均一で切れの良い網点
画像が得られたのに対し、平版印刷版aは非画像部のム
ラが発生していた。このようにして得られた平版印刷版
を、オフセット印刷機(リョウビイマジクス(株)製3
200MCD)に装着し、10万枚まで印刷を行ったと
ころ、平版印刷版1では非画像部汚れの無い印刷画質に
優れた印刷物が得られが、平版印刷版aでは部分的な網
点の細りが認められた。この例より、ポアフィリング処
理を行った、アルミベースを用いると優れた印刷版が得
られることが判った。
【0058】実施例2 実施例1のアルミベース1の上に、特開昭53−216
02号公報の実施例2に記載の核塗布液(親水性ポリマ
ーとしてはNo.3のアクリルアミドとイミダゾールと
の共重合体4mg/m2 の割合で含む)を塗布し、乾燥
した。
【0059】この物理現像核を塗布したアルミベースを
下記物理現像液Aに、30分間浸漬することにより、銀
膜を形成させることができた。
【0060】 <物理現像液A> 無水亜硫酸ソーダ 180g 硝酸銀(10%液) 75ml ハイドロキノン 4g 水を加えて 1000ml
【0061】こうして作成した平版印刷原版2を実施例
1と同様にして、波長1064nmの8WのYAGレー
ザで露光し、アルミベース表面を露出させて平版印刷版
2を得た。平版印刷版2は均一で切れの良い網点画像が
得られた。以下実施例1と同様にして印刷を行った。1
0万枚まで印刷を行ったところ、平版印刷版2では非画
像部汚れの無い印刷画質に優れた印刷物が得られた。但
し、実施例1の平版印刷版1と比較し、インキ乗り性が
遅く、スタートのヤレ紙が多く発生する点は見劣った。
しかしながら、印刷版としては、使用可の範囲にあり、
本発明に従って、ポアフィリング処理を行った、アルミ
ベースを用いると優れた印刷版が得られることが判っ
た。
【0062】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明の平版印刷
版の製版方法は従来のジアゾ化合物やフォトポリマーを
用いた平版印刷版の製版方法と異なり、明室下でも作業
が行え、かつ現像液を使用することがないので作業環境
が非常に良好である。また、レーザを用いての直接描画
方法に対応することができ、高解像性を有する画像を低
コストで得ることができ、優れた印刷性能を有する平版
印刷版を得ることができるという秀逸な効果をもたら
す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平版印刷材料を表す概念図である。
【符号の説明】
1 アルミベース 2 粗面化処理され陽極酸化処理されたアルミ表面層 3 銀薄膜層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茨木 一彦 東京都千代田区丸の内3丁目4番2号三菱 製紙株式会社内 (72)発明者 荒井 隆夫 東京都千代田区丸の内3丁目4番2号三菱 製紙株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗面化処理され陽極酸化処理されたアル
    ミベース上に銀薄膜を設置してなる平版印刷原版を、ヒ
    ートモードのレーザ露光を行い、該銀薄膜を除去するこ
    とにより平版印刷版を作成する方法において、該アルミ
    ベースは陽極酸化後、ポアフィリング処理したことを特
    徴とする平版印刷版の製版方法。
  2. 【請求項2】 該アルミベース上に物理現像核層を設け
    た後、銀錯塩拡散転写法を用いて該平版印刷原版の銀薄
    膜を形成させることを特徴とする請求項1に記載の平版
    印刷版の製版方法。
JP9304394A 1997-11-06 1997-11-06 平版印刷版の製版方法 Pending JPH11139026A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9304394A JPH11139026A (ja) 1997-11-06 1997-11-06 平版印刷版の製版方法
US09/184,023 US6132938A (en) 1997-11-06 1998-11-02 Process for making lithographic printing plate
DE1998151247 DE19851247A1 (de) 1997-11-06 1998-11-06 Verfahren zur Erzeugung einer lithographischen Druckplatte

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9304394A JPH11139026A (ja) 1997-11-06 1997-11-06 平版印刷版の製版方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11139026A true JPH11139026A (ja) 1999-05-25

Family

ID=17932498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9304394A Pending JPH11139026A (ja) 1997-11-06 1997-11-06 平版印刷版の製版方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11139026A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007120300A (ja) * 2007-01-23 2007-05-17 Seiren Co Ltd モルタル下地シート

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007120300A (ja) * 2007-01-23 2007-05-17 Seiren Co Ltd モルタル下地シート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5916734A (en) Method for making lithographic printing plate
US6132938A (en) Process for making lithographic printing plate
JPH11139026A (ja) 平版印刷版の製版方法
JPH11139023A (ja) 平版印刷版の製版方法
JPH11139024A (ja) 平版印刷版の製版方法
JPH11139022A (ja) 平版印刷版の製版方法
JPH11139025A (ja) 平版印刷版の製版方法
JPH10264548A (ja) オフセット印刷版用アルミニウム支持体及び銀塩オフセット印刷原版
JPH11216963A (ja) 平版印刷版の製版方法
JP2000206678A (ja) 平版印刷版の製版方法
JP2001013690A (ja) 平版印刷原版の作製方法
JP2000047374A (ja) 平版印刷版の製版方法
JPH11208136A (ja) 平版印刷版の製版方法
JP2001042536A (ja) 平版印刷原版の製造方法および製造装置
JP2000284490A (ja) 平版印刷原版の製造方法
JP2001042512A (ja) 平版印刷版の製版方法
JP2001013689A (ja) 平版印刷原版の製造方法および製造装置
JP2000296598A (ja) 平版印刷版の製版方法
JP3210763B2 (ja) 銀塩オフセット印刷原版の製造方法
JP2988772B2 (ja) 平版印刷版
JP3305488B2 (ja) 平版印刷版
JP2000352814A (ja) 平版印刷原版の製造方法
JP2000284486A (ja) 平版印刷原版の製造方法
JP3815930B2 (ja) 平版印刷版の製版方法および装置
JP2000241982A (ja) 平版印刷原版の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees