JPH11138992A - 光記録媒体及び光記録再生方法 - Google Patents

光記録媒体及び光記録再生方法

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JPH11138992A
JPH11138992A JP9308391A JP30839197A JPH11138992A JP H11138992 A JPH11138992 A JP H11138992A JP 9308391 A JP9308391 A JP 9308391A JP 30839197 A JP30839197 A JP 30839197A JP H11138992 A JPH11138992 A JP H11138992A
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JP
Japan
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recording medium
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medium according
dye
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JP9308391A
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English (en)
Inventor
Akito Miyamoto
明人 宮本
Soji Tsuchiya
宗次 土屋
Katsuyuki Takahashi
克幸 高橋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速記録再生特性等に優れ、760〜800
nmの波長範囲で記録再生が可能で、600〜680n
mの波長範囲で再生が可能な光記録媒体及び光記録再生
方法を実現することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、記録層2が所定の置換基の組
み合わせを有し下記一般式(化1)で示されるフタロシ
アニン系色素及び所定の置換基の組み合わせを有し下記
一般式(化2)で示されるスチリル系色素とを含有した
光記録媒体及びこれを用いた光記録再生方法である。 【化1】 【化2】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録媒体及び光
記録再生方法に関し、特に、レーザー光により情報を記
録再生する追記型光記録媒体及びその記録再生方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザー光により情報を再生する
光記録媒体は、CD、CD−ROMと呼ばれ、音楽再生
用、コンピュター用にと広く普及してきている。
【0003】一般に、これらの構造は、厚さ1.2mm
の透明基板の一方に凹凸情報ピット列を設け、その上か
らアルミ、金、銀等の反射膜を有し、更に保護膜をコー
トして作製されている。
【0004】そして、これらは、半導体レーザー光を透
明基板を通して入射し、ピットの凹凸による反射率の変
化から信号を読みとり、情報を再生している。
【0005】また、最近では、記録可能な光ディスクと
してCD−R(一度だけ記録可能)、PD(書き換え可
能型)が開発され、実用化されており、これらは、編集
機能の他に、先に述べたCDやCD−ROMとの互換性
(再生機能)を有する。
【0006】このような光記録媒体は、テルル等のカル
コゲナイト系化合物、希土類金属化合物、シアニン系、
フタロシアニン系、ナフタロシアニン系等の有機化合物
を記録層としたものが実用化されている。
【0007】また、現在の追記型光記録媒体のシステム
で用いているレーザー光の波長は、760〜800nm
であり、CD−Rはこの波長域で記録・再生が可能なよ
うに設計されている。
【0008】しかしながら、今後、公文書、音声、画像
等のデーター量の増大に伴い、光記録媒体の高密度化は
必然であり、これに対応した光記録媒体やシステムの開
発が活発に進められている(これらを一般にDVDと呼
ぶ)。
【0009】このDVDのシステムでは、高密度化を達
成するために、記録再生に用いるレーザー光の波長が6
00〜680nmに短波長化されていることが大きな特
徴の一つである。
【0010】このように、現行のCD−Rシステムや、
DVDシステムでは、それぞれ異なった波長域のレーザ
ー光を用いているため、今後、それぞれのシステムで再
生できる光記録媒体が求められている現状にある。
【0011】しかし、一般に、CD−Rの記録層には、
600〜800nmに最大吸収ピークを有する色素を用
い、その色素の膜厚、屈折率、消衰係数等を最適化する
ことにより、760nm〜800nm域で60%以上の
高い反射率が得られるように構成されている。
【0012】このため760nm以下の波長域では、色
素の吸収が大きすぎるため60%以上の反射率を得るこ
とが不可能となり、現在普及しているCD−Rシステム
で記録された情報が、600〜680nm域のレーザー
光を使用するDVDシステムで再生できないこととなっ
ている。
【0013】また、一方で現行のCD−Rの特性として
は、高感度、高速記録再生及び保存安定性に優れたもの
が望まれている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上より、760〜8
00nmのレーザー光を有するCD−Rシステムに適用
可能な高感度、高速記録再生、耐光性、保存安定性に優
れた光記録媒体であって、760〜800nmのレーザ
ー光源を搭載したドライブ装置(CD−Rシステム)で
記録再生が可能で、かつ、600〜680nmのレーザ
ー光源を搭載したドライブ装置(DVDシステム)で再
生が可能な、いわば互換性を持つ光記録媒体(CD−
R)の実現が待望されている現状にある。
【0015】本発明は、かかる要請に応えるべく、76
0〜800nmのレーザー光源を有するCD−Rシステ
ムに適用可能な高速記録再生特性等に優れた光記録媒体
であって、760〜800nmのレーザー光源を搭載し
たCD−Rシステムで記録再生が可能で、かつ600〜
680nmのレーザー光源を搭載したDVDシステムで
再生が可能な互換性を有する光記録媒体を実現し、光に
よる情報の記録再生に用いることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、記録層が下記一般式(化3)で示される
フタロシアニン系色素及び下記一般式(化4)で示され
るスチリル系色素とを含有した光記録媒体及びこれを用
いた光記録再生方法である。
【0017】
【化3】
【0018】ここで、(化3)において、R1〜R8は同
一でも異なっていてもよい水素、ハロゲン原子または1
価の有機残基である置換基、Mは2個の水素原子または
2価〜4価の金属原子、及びX1、X2は同一でも異なっ
ていてもよいハロゲンまたは1価の有機残基を示す。
【0019】
【化4】
【0020】ここで、(化4)において、AはO、Sま
たはCR12であって、前記R1、R2は同一あるいは異
種の低級アルキル基、ハイドロオキシアルキル基または
アルコキシアルキル基、R3は水素または低級アルキル
基、R4、R5はいずれかあるいは両方とも環構造を有し
ていてもよく、前記環構造を有さない場合には同一ある
いは異種の低級アルキル基またはハイドロオキシアルキ
ルキル基、R6はアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン
基、−CN、−CF3、−CH3CO、−SO2CF3、−
COCF3、−SO2Phまたは−COPh、Xは水素、
−S02CH3、−CN、−NO2、−CH3、−OCH3
またはハロゲン原子、Zはカーボン数が1〜8のアルキ
レン基でSまたは0を含んでいてもよく、B-はハロゲ
ン原子イオン、酸根、またはアルコキシアニオンを示
す。
【0021】このような構成により、760〜800n
mのレーザー光源を有するCD−Rシステムに適用可能
な高速記録再生特性等に優れた光記録媒体であって、7
60〜800nmのレーザー光源を搭載したCD−Rシ
ステムで記録再生が可能で、かつ600〜680nmの
レーザー光源を搭載したDVDシステムで再生が可能な
互換性を有する光記録媒体を実現して光による情報の記
録再生に用いることを可能とする。
【0022】
【発明の実施の形態】請求項1記載の本発明は、記録光
が照射されることにより反射率変化を生じて情報を記録
する記録層を有する光記録媒体であって、前記記録層が
下記一般式(化5)で示されるフタロシアニン系色素及
び下記一般式(化6)で示されるスチリル系色素とを含
有した光記録媒体である。
【0023】
【化5】
【0024】ここで、(化5)において、R1〜R8は同
一でも異なっていてもよい水素、ハロゲン原子または1
価の有機残基である置換基、Mは2個の水素原子または
2価〜4価の金属原子、及びX1、X2は同一でも異なっ
ていてもよいハロゲンまたは1価の有機残基を示す。
【0025】
【化6】
【0026】ここで、(化6)において、AはO、Sま
たはCR12であって、前記R1、R2は同一あるいは異
種の低級アルキル基、ハイドロオキシアルキル基または
アルコキシアルキル基、R3は水素または低級アルキル
基、R4、R5はいずれかあるいは両方とも環構造を有し
ていてもよく、前記環構造を有さない場合には同一ある
いは異種の低級アルキル基またはハイドロオキシアルキ
ルキル基、R6はアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン
基、−CN、−CF3、−CH3CO、−SO2CF3、−
COCF3、−SO2Phまたは−COPh、Xは水素、
−SO2CH3、−CN、−NO2、−CH3、−OCH3
またはハロゲン原子、Zはカーボン数が1〜8のアルキ
レン基でSまたはOを含んでいてもよく、B-はハロゲ
ン原子イオン、酸根、またはアルコキシアニオンを示
す。
【0027】このような構成により、760〜800n
mのレーザー光源で記録再生が可能となり、600〜6
80nmのレーザー光源でも再生が可能となる。
【0028】この理由は、まず、かかるフタロシアニン
系色素及びスチリル系色素が、使用波長に対応した所定
の波長範囲で狭帯化された吸収ピークを有する吸収スペ
クトルを有するが故に、吸収ピークの比較的近傍の波長
から反射と吸収のバランスがとれた光学特性を呈し得
て、光記録媒体の記録層に適用した場合には、従来に比
して広い波長範囲で光の吸収によりピットを形成し情報
を確実に記録し得るとともに、従来に比して広い波長範
囲でピット形成部分以外の未記録部分の反射率が十分高
いがためにその記録された情報の再生を確実に行い得る
ことが挙げられ、それらの組み合わせと、それらの置換
基等の組み合わせにより、吸収ピークを数nm〜数十n
mの範囲内で制御できることも、かかる機能を実現する
ことに大いに貢献していると考えられる。
【0029】よって、このような構成によれば、760
〜800nmのレーザー光源で記録再生が可能となり、
600〜680nmのレーザー光源でも再生が可能とな
るのみならず、密度が高くコントラストの高い情報の記
録再生をも行い得る。
【0030】より具体的には、請求項2記載のように、
請求項1記載の一般式(化5)のMは、SiまたはSn
であり、X1、X2は、ハロゲン原子であることが、フタ
ロシアニン系色素の上記機能発現上の的確性等の故に好
適である。また、場合によってはGeも同じ族に属し当
然用いることができる。
【0031】また、請求項3記載のように、請求項1記
載の一般式(化6)のAはCH2、R3は水素、R4、R5
はCH3基、R6は無置換、Xは水素、−S02CH3、−
CN、−NO2、−CH3、−OCH3またはCl、Zは
48及びB-はBrイオンであることが、スチリル系
色素の上記機能の発現上好適である。
【0032】ここで、請求項4記載のように、記録層
は、スチリル系色素を含む層及びフタロシアニン系色素
含む層が積層されていることが好ましく、より具体的に
は、請求項5記載のように、記録層の一方に透明の基板
が隣接して形成され、前記記録層は、スチリル系色素を
含む層及びフタロシアニン系色素含む層が前記基板側か
らこの順で積層されていることが好適である。
【0033】もちろん、これは主として作製上の要請や
機能の安定性等の観点から捉えた場合であって、原理的
には、双方が層状である必要はなく、例えば混在状態で
混合されていてもよく、積層順序や積層数もかかる構成
に限定されるものではない。
【0034】この際、使用される基板材料は、400か
ら800nmの波長範囲で高い透過率を示すものであれ
ば使用可能であり、透過率は、高い反射出力の維持の目
的のため80%以上が望ましく、90%以上あればさら
に好ましい。
【0035】また、具体的な基板材料としては、ガラ
ス、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド
樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル樹脂等が使用
可能であり、ポリカーボネート樹脂が一般的である。
【0036】また、基板形状としては、使用光源である
短波長半導体レーザーの光学系の焦点に対して、適正な
厚みと直径で規定される円盤状が好ましく、この基板の
片側には案内溝が設けられていることがより望ましく、
切削加工や射出成形で形成可能である。
【0037】そして、請求項6記載のように、記録層
は、スピンコート層、蒸着層またはスパッタ層であるこ
とが、積層する観点から好ましい。
【0038】もちろん、積層する場合は、かかる層をい
かに組合せるかにつき原理的な制限はない。
【0039】つまり、この記録層は、基板片側面(案内
溝が設けてあればその面)に、ウエットプロセスでは、
スピンコート法、ドライプロセスでは、真空蒸着法、ス
パッタ法等を用いて形成し得る。なお、案内溝は、平均
溝幅が、0.3から0.8μm、溝深さは70から20
0nmの範囲が好ましい。
【0040】スピンコート法では、有機色素を溶剤に溶
解し、透明基板を回転させつつ前記色素溶液を滴下して
記録層を形成する。この色素溶液は、0.5〜5重量%
の色素濃度に調整されていることが望ましい。
【0041】また、色素溶液を作製する溶媒は、色素を
溶解し透明基板に無害であれば使用可能であり、メチル
アルコール、エタノール、プロパノール、ブタノール、
テトラフルオロアルコール、アセトンメチルエチルケト
ン、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジブチル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、ナフタレン、ヘキサン、シク
ロヘキサン、塩化メチル、ジクロロメタン、クロロフォ
ルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、トリクロロエタ
ン、2−メトキシエタノール、2−エトキシエタノー
ル、2−イソプロポキシエタノール、アセトニトリル、
トリエチルアミン、ジプロピルアミン、ジメチルフォル
ムアミド等が使用可能であり、色素溶解性、作業性、基
板への影響、経済性を考慮して決定され得る。
【0042】なお、有機溶媒に色素を溶解して色素溶液
を作製する際に光安定剤、酸化防止剤が含まれていても
よく、光安定剤としては、一重項酸素クエンチャーであ
る金属錯体やジイモニュウム塩、ヒンダードアミン化合
物、紫外線吸収剤としてベンゾトリアゾール化合物、ベ
ンゾフェノン化合物、酸化防止剤としては、一次酸化防
止剤としてフェノール系酸化防止剤、アミン系酸化防止
剤、2次の酸化防止剤として有機イオウ系2次酸化防止
剤、リン系2次酸化防止剤等があげられる。
【0043】もちろん、これらの光安定剤、酸化防止剤
を単独、または複合して配合してもよい。この場合、添
加量は色素重量100部に対して添加剤を0.1〜20
0部程度が好ましい。
【0044】また、色素溶液に結着剤として樹脂を添加
してもよく、これらの樹脂はニトロセルロース、リン酸
セルロース、硫酸セルロース、酢酸セルロース、プロピ
オン酸セルロース、酪酸セルロース、ミリスチン酸セル
ロース、パルミチン酸セルロース、酢酸・プロピオン酸
セルロース、酢酸・酪酸セルロース等のセルロースエス
テル類、メチルセルロース、エチルセルロース、プロピ
ルセルロース、ブチルセルロース等のセルロースエーテ
ル類、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドンなどのビニ
ル樹脂類、スチレン−ブタジエンコポリマー、スチレン
−アクリロニトリルコポリマー、スチレン−ブタジエン
−アクリロニトリルコポリマー、塩化ビニル−酢酸ビニ
ルコポリマーなどの共重合樹脂類、ポリメチルメタクリ
レート、ポリメチルアクリレート、ポリアクリル酸、ポ
リメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリアクリルニ
トリルなどのアクリル樹脂類、ポリエチレンテレフタレ
ートなどのポリエステル類、ポリ(4,4−イソプロピ
リデンジフェニレン−コ−1,4−シクロヘキシレンジ
メチレンカーボネート)、ポリ(エチレンジオキシ−
3,3−フェニレンチオカーボネート)、ポリ(4,4
−イソプロピリデンジフェニレンカーボネート−コ−テ
レフタレート)、ポリ(4,4−イソプロピリデンジフ
ェニレンカーボネート)、ポリ(4,4−sec−ブチ
リデンジフェニレンカーボネート)、ポリ(4,4−イ
ソプロピリデンジフェニレンカーボネート−ブロック−
オキシエチレン)などのポリアクリレート樹脂類、ポリ
アミド類、エポキシ樹脂類、フェノール樹脂類、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン等のポリ
オレフィン類などを用いることができ、これら樹脂類
は、色素重量100部に対し1〜1000部の範囲で添
加することができる。
【0045】また、スピンコート法によって記録層を形
成するには、回転数と回転時間で所望の膜厚に調整する
必要があり、塗布条件は、色素溶液粘度、色素濃度等考
慮して決定する。記録層は、50〜400nmの範囲に
設定されることが望ましいから、回転数1000〜50
00rpmでこのような膜厚となるように色素溶液の濃
度と粘度を調整する。もちろん、上述した光安定剤、酸
化防止剤等を塗布液に含ませてもよい。
【0046】蒸着等の方法で記録層を形成する場合に
は、10-2Pa以下の真空度で蒸着されることが望まし
く、蒸着可能な光安定剤、酸化防止剤等を同時に蒸着し
て記録層を形成することもできる。この場合光安定剤、
酸化防止剤等は、上述した化合物から選択され得る。こ
の蒸着は、記録層色素と添加剤を所定量混合して一つの
熱源で蒸着することも可能であり、もちろん別々の熱源
で蒸着してもよい。このような、抵抗加熱による真空蒸
着法等の蒸着法が適用可能となるのは、テトラアザポル
フィリン系色素材料が耐熱性に優れているためで、より
均一な薄膜形成ができる。
【0047】更に、請求項7記載のように、記録層の他
方に反射層が隣接して形成されていることが好ましく、
より具体的には、請求項8記載のように、反射層が、金
属層であってもよい。
【0048】この反射層は、使用光源波長に対して反射
率の高い材料を用いることが必要で、使用する材料は金
属、例えばアルミニウム、銀、金、鉄、ニッケル、コバ
ルト、錫、亜鉛、銅等が好ましく、これらを単独または
合金として使用することが可能であり、スパッタ法等に
より10から200nm程度、好適には20から200
nmの厚さに形成する。
【0049】そして、更に、請求項9記載のように、更
に、反射層の外方側に隣接して保護層が形成されていて
もよい。
【0050】この保護層は、記録層や反射層に対する傷
や汚れの保護や保存安定性のために設けられ、無機材料
としてはSiOやSiO2等が使用でき、有機材料で
は、ポリメチルアクリレート、ポリカーボネート、エポ
キシ樹脂、ポリスチレン、ポリエステル樹脂、ビニル樹
脂、セルロース、脂肪族系炭化水素樹脂、芳香族系炭化
水素樹脂系、天然ゴム、ワックス、アルキッド樹脂、乾
性油、ロジン等の熱軟化性、熱溶融樹脂も用いることが
できる。または、熱硬化性や光硬化性樹脂を用いてもよ
い。
【0051】なお、保護層には必要に応じ、難燃剤、安
定剤、帯電防止剤などを添加することができ、接着剤に
よって樹脂基板を貼り合わせたものでもよい。
【0052】一方、方法にかかる本発明は、請求項10
記載のように、請求項1から9のいずれかに記載の光記
録媒体を用いて、波長範囲760〜800nmのレーザ
ー光を照射して情報を記録及び/または再生する光記録
再生方法であり、CD−Rシステムで記録再生が可能と
なる。
【0053】または、請求項11記載のように、請求項
1から9のいずれかに記載の光記録媒体を用いて、波長
範囲760〜800nmのレーザー光を照射して情報を
記録及び/または再生し、または波長範囲600〜68
0nmのレーザー光を照射して情報を再生する光記録再
生方法であり、CD−Rシステムで記録再生が可能で、
DVDシステムでも再生が可能となる。
【0054】または、請求項12記載のように、請求項
1から9のいずれかに記載の光記録媒体を用いて、波長
範囲600〜680nmのレーザー光を照射して情報を
再生する光再生方法であり、DVDシステムでも再生が
可能となる。
【0055】以下、各本発明の実施の形態を図面を参照
しながらより詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
る追記型光記録媒体の構成図である。
【0056】図1において、1は基板、2は記録層、3
は反射層、及び4は保護層である。図2は、かかる追記
型光記録媒体のより詳細な断面図を示し、記録層2が、
スチリル系色素2a及びフタロシアニン系色素層2b
が、基板1側から積層されている。
【0057】ここで、基板1は、ポリカーボネート製の
円盤状の透明基板を用い、厚さ1.2mm、トラックピ
ッチ1.6μm、溝幅0.5μm、溝深さ150nmの
形状に射出成形したものである。
【0058】次に、記録層2の材料としては、まず、以
下の化学式(化7)に示すようなスチリル系色素を用い
た。
【0059】
【化7】
【0060】ここで、(化7)中のXは水素である。つ
いで、このスチリル系色素の1〜3重量%フッ素化アル
コール溶液を5000rpmで基板1上にスピンコート
し、スチリル系色素層2aを薄膜形成した。
【0061】なお、この有機薄膜の吸収スペクトルを、
分光光度計(日立製作所製:U−4000)を用いて測
定をしたところ、光吸収ピークは530nmに確認され
た。
【0062】次に、スチリル系色素層2aの上にフタロ
シアニン系色素層2bを真空蒸着法で形成した。
【0063】ここで、原料としは、東京化成製の塩化第
二錫(IV)フタロシアニン(SnCl2−Pc)を用
い、150nmの厚さとなるように真空蒸着法により形
成した。
【0064】この真空蒸着は、10-3〜10-4Paの真
空下で、蒸着原料をタングステンボートに入れ、抵抗加
熱方式により蒸着し、この蒸着速度は0.2nm/s
で、基板温度は室温で行った。
【0065】なお、この有機薄膜の吸収スペクトルを、
分光光度計(日立製作所製:U−4000)を用いて測
定をしたところ、最大の光吸収ピークは748nmに確
認され、その半価幅も50nmであった。
【0066】ついで、このように形成された記録層2上
に銀の反射膜を約60nmの厚さに均一にスパッタし、
反射層3を形成した。
【0067】その後、UV硬化性樹脂で、厚み0.6m
mの保護層5を形成し、厚み約1.2mmの光記録媒体
を完成した。
【0068】以下、このようにして得られる光記録媒体
を10個用意し、その記録や再生の特性について確認し
た結果について説明する。
【0069】本実施の形態では、記録再生試験は、パル
ステック社製DDU−1000を用いて行い、波長78
0nm及び650nmの半導体レーザー光の照射による
ものとした。
【0070】光記録では、信号情報を変調された符号に
変化して媒体上の記録ピット長の長さを変化させて記録
を行うが、本実施の形態では、各測定値は11T信号に
対応させ、用意した10個の媒体の平均値を求めた。
【0071】具体的には、以上のように構成された光記
録媒体について、780nmの半導体レーザーにより記
録速度1.5m/sでピットを形成して記録を行い、そ
の後、780nmおよび650nmの半導体レーザーに
より再生速度1.5m/s、0.5mWで再生を行っ
た。
【0072】その結果は、波長780nmでの未記録部
分の反射率は70%、記録感度8mW、11T信号出力
は、市販のCD出力を1と規格化すると、0.8〜0.
9の出力が確認され、オレンジブックの規格を十分に満
足した結果となった。
【0073】また、波長650nmでの未記録部分の反
射率は60%、11T信号出力は、市販のCD比で0.
4以上の出力が確認され、650nmの半導体レーザー
においても、再生が十分に実用に供し得る結果であっ
た。
【0074】そして、以上の再生行程を、1000回行
ったが、再生出力に劣化は見られなかった。
【0075】更に、760〜800nm、600〜68
0nmの範囲内で入手可能な他のレーザ光源を用いて同
様の測定を行ったが、同様の結果が確認された。
【0076】以上より、本実施の形態では、波長範囲が
760〜800nmの波長範囲のレーザー光源を用いて
ヒートモード方式によりピットを形成し情報を記録した
後760〜800nmの波長範囲で再生が実用上十分な
追記型光記録媒体を実現することができ、かつ600〜
680nmの波長範囲でも再生が実用上十分な追記型光
記録媒体を実現することができた。
【0077】(実施の形態2〜7)本実施の各形態で
は、実施の形態1において、前述の(化7)で示される
スチリル系色素のXを、S02CH3、CN、CF3、C
3、OCH3及びClに各々変えたこと以外は実施の形
態1と同様に記録媒体を作製し、同様に記録再生特性の
評価を行った。
【0078】なお、これらの有機薄膜の吸収スペクトル
の測定をしたところ、実施の形態1と同様のの光吸収ピ
ークが確認された。
【0079】その結果は、波長780nmでの未記録部
分の反射率、記録感度、11T信号出力については同様
な結果を得た。
【0080】また、波長650nmでの未記録部分の反
射率及び11T信号出力についても同様な結果を得た。
【0081】以下の(表1)に各実施の形態の置換基
(X)に対応させ、波長780nmの半導体レーザーに
よる記録感度、波長650nmの半導体レーザーにおけ
る11T信号出力の変調度(信号振幅)の良否を代表的
に示す。
【0082】
【表1】
【0083】更に、760〜800nm、600〜68
0nmの範囲内で入手可能な他のレーザ光源を用いて同
様の測定を行ったが、同様の結果が確認された。
【0084】以上より、本実施の各形態でも、波長範囲
が760〜800nmの波長範囲のレーザー光源を用い
てヒートモード方式によりピットを形成し情報を記録し
た後760〜800nmの波長範囲で再生が実用上十分
な追記型光記録媒体を実現することができ、かつ600
〜680nmの波長範囲でも再生が実用上十分な追記型
光記録媒体を実現することができたことがわかる。
【0085】(実施の形態8)本実施の形態では、実施
の形態1において、フタロシアニン系色素をジクロロシ
リコンフタロシアニン(SiCl2−Pc)に変えたこ
と以外は、実施の形態1と同様に記録媒体を作製し、同
様に記録再生特性の評価を行った。
【0086】このジクロロシリコンフタロシアニン(S
iCl2−Pc)有機薄膜の吸収スペクトルを、分光光
度計(日立製作所製:U−4000)を用いて行ったと
ころ、最大の光吸収ピークは748nmに確認され、そ
の半価幅も50nmであった。
【0087】そして、記録媒体の波長780nmでの未
記録部分の反射率は68%、記録感度8mW、11T信
号出力は、市販のCD比で0.8の出力が確認された。
【0088】また、波長650nmでの未記録部分の反
射率は60%、11T信号出力は、市販のCD比に対し
て0.4の出力が確認された。
【0089】更に、760〜800nm、600〜68
0nmの範囲内で入手可能な他のレーザ光源を用いて同
様の測定を行ったが、同様の結果が確認された。
【0090】以上より、本実施の形態でも、波長範囲が
760〜800nmの波長範囲のレーザー光源を用いて
ヒートモード方式によりピットを形成し情報を記録した
後760〜800nmの波長範囲で再生が実用上十分な
追記型光記録媒体を実現することができ、かつ600〜
680nmの波長範囲でも再生が実用上十分な追記型光
記録媒体を実現することができたことがわかる。
【0091】(実施の形態9〜14)本実施の各形態で
は、実施の形態2〜7において、フタロシアニン系色素
をジクロロシリコンフタロシアニン(SiCl2−P
c)に変えたこと以外は、各実施の形態と同様に記録媒
体を作製し、同様に記録再生特性の評価を行った。
【0092】その結果は、波長780nmでの未記録部
分の反射率、記録感度、11T信号出力について、及び
波長650nmでの未記録部分の反射率及び11T信号
出力についても、同様な結果を得た。
【0093】更に、760〜800nm、600〜68
0nmの範囲内で入手可能な他のレーザ光源を用いて同
様の測定を行ったが、同様の結果が確認された。
【0094】以上より、本実施の各形態でも、波長範囲
が760〜800nmの波長範囲のレーザー光源を用い
てヒートモード方式によりピットを形成し情報を記録し
た後760〜800nmの波長範囲で再生が実用上十分
な追記型光記録媒体を実現することができ、かつ600
〜680nmの波長範囲でも再生が実用上十分な追記型
光記録媒体を実現することができたことがわかる。
【0095】(実施の形態15〜18)本実施の形態で
は、実施の形態1において、フタロシアニン系色素を臭
化スズフタロシアニン(SnBr2−Pc)、ヨウ化ス
ズフタロシアニン(SnI2−Pc)、ジフェニルスズ
フタロシ アニン(SnPh2−Pc)、メチルクロロシ
リコンフタロシアニン(MeSiCl−Pc)を用いた
こと以外は同様に記録媒体を作製し、同様に記録再生特
性を評価した。
【0096】これらのフタロシアニン有機薄膜の吸収ス
ペクトルを、分光光度計(日立製作所製:U−400
0)を用いて行ったところ、最大の光吸収ピークは、各
々750、751、746及び692nmであり、半価
幅は実施の形態1におけるものと同様であった。
【0097】そして、記録媒体の波長780nmでの未
記録部分の反射率、記録感度及び11T信号出力、更に
波長650nmでの未記録部分の反射率及び11T信号
出力も、実施の形態1と同様であった。
【0098】更に、760〜800nm、600〜68
0nmの範囲内で入手可能な他のレーザ光源を用いて同
様の測定を行ったが、同様の結果が確認された。
【0099】以上より、本実施の形態でも、波長範囲が
760〜800nmの波長範囲のレーザー光源を用いて
ヒートモード方式によりピットを形成し情報を記録した
後760〜800nmの波長範囲で再生が実用上十分な
追記型光記録媒体を実現することができ、かつ600〜
680nmの波長範囲でも再生が実用上十分な追記型光
記録媒体を実現することができたことがわかる。
【0100】そして、前述した実施の形態2〜7におい
て、フタロシアニン系色素を実施の形態15〜18で用
いた臭化スズフタロシアニン(SnBr2−Pc)、ヨ
ウ化スズフタロシアニン(SnI2−Pc)、ジフェニ
ルスズフタロシアニン(SnPh2−Pc)、メチルク
ロロシリコンフタロシアニン(MeSiCl−Pc)を
各々適用してみたところ、波長780nmでの未記録部
分の反射率、記録感度、11T信号出力について、及び
波長650nmでの未記録部分の反射率及び11T信号
出力についても、同様な結果が得られた。
【0101】そして、更に、前述の一般式(化5)及び
(化6)において規定される種々の置換基の条件を組み
合わせて確認したところ、同様の傾向が得られた。
【0102】
【発明の効果】以上のように、本発明は、記録層に所定
のスチリル系色素とフタロシアニン系色素とを含有させ
ることにより、高感度、高速記録、高信頼性の追記型光
記録媒体であって、レーザー光の波長が760〜800
nm域で記録再生が可能で、かつ600〜680nm域
のレーザー光を使用している高密度システムにおいても
再生が可能な追記型光記録媒体を実現し、かかる記録媒
体を用いて確実かつ安定的に記録再生が行えるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に実施の形態1の追記型光記録媒体の構
造図
【図2】同追記型光記録媒体の具体的構造図
【符号の説明】
1 透明基板 2 有機記録層 3 反射層 4 保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09B 47/04 C09B 47/04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録光が照射されることにより反射率変
    化を生じて情報を記録する記録層を有する光記録媒体で
    あって、前記記録層が下記一般式(化1)で示されるフ
    タロシアニン系色素及び下記一般式(化2)で示される
    スチリル系色素とを含有した光記録媒体。 【化1】 ここで、(化1)において、R1〜R8は同一でも異なっ
    ていてもよい水素、ハロゲン原子または1価の有機残基
    である置換基、Mは2個の水素原子または2価〜4価の
    金属原子、及びX1、X2は同一でも異なっていてもよい
    ハロゲンまたは1価の有機残基を示す。 【化2】 ここで、(化2)において、AはO、SまたはCR12
    であって、前記R1、R2は同一あるいは異種の低級アル
    キル基、ハイドロオキシアルキル基またはアルコキシア
    ルキル基、R3は水素または低級アルキル基、R4、R5
    はいずれかあるいは両方とも環構造を有していてもよ
    く、前記環構造を有さない場合には同一あるいは異種の
    低級アルキル基またはハイドロオキシアルキルキル基、
    6はアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン基、−C
    N、−CF3、−CH3CO、−SO2CF3、−COCF
    3、−SO2Phまたは−COPh、Xは水素、−SO2
    CH3、−CN、−NO2、−CH3、−OCH3またはハ
    ロゲン原子、Zはカーボン数が1〜8のアルキレン基で
    SまたはOを含んでいてもよく、B-はハロゲン原子イ
    オン、酸根、またはアルコキシアニオンを示す。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の一般式(化1)のMは、
    SiまたはSnであり、X1、X2は、ハロゲン原子であ
    る請求項1記載の光記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の一般式(化2)のAはC
    2、R3は水素、R4、R5はCH3基、R6は無置換、X
    は水素、−SO2CH3、−CN、−NO2、−CH3、−
    OCH3またはCl、ZはC48及びB-はBrイオンで
    ある請求項1または2記載の光記録媒体。
  4. 【請求項4】 記録層は、スチリル系色素を含む層及び
    フタロシアニン系色素含む層が積層されている請求項1
    から3のいずれかに記載の光記録媒体。
  5. 【請求項5】 記録層の一方に透明の基板が隣接して形
    成され、前記記録層は、スチリル系色素を含む層及びフ
    タロシアニン系色素含む層が前記基板側からこの順で積
    層されている請求項4記載の光記録媒体。
  6. 【請求項6】 記録層は、蒸着層、スパッタ層またはス
    ピンコート層である請求項5記載の光記録媒体。
  7. 【請求項7】 記録層の他方に反射層が隣接して形成さ
    れた請求項1から6のいずれかに記載の光記録媒体。
  8. 【請求項8】 反射層が、金属層である請求項7記載の
    光記録媒体。
  9. 【請求項9】 更に、反射層の外方側に隣接して保護層
    が形成された請求項1から8のいずれかに記載の光記録
    媒体。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれかに記載の光
    記録媒体を用いて、波長範囲760〜800nmのレー
    ザー光を照射して情報を記録及び/または再生する光記
    録再生方法。
  11. 【請求項11】 請求項1から9のいずれかに記載の光
    記録媒体を用いて、波長範囲760〜800nmのレー
    ザー光を照射して情報を記録及び/または再生し、また
    は波長範囲600〜680nmのレーザー光を照射して
    情報を再生する光記録再生方法。
  12. 【請求項12】 請求項1から9のいずれかに記載の光
    記録媒体を用いて、波長範囲600〜680nmのレー
    ザー光を照射して情報を再生する光再生方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1315850C (zh) * 2004-06-11 2007-05-16 福州大学 轴向取代酞菁配合物、它的制备及其在光动力治疗中的应用
US7354694B1 (en) * 1999-12-02 2008-04-08 Kabushiki Kaisha Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyuko Styryl dye
JP4723779B2 (ja) * 1999-09-14 2011-07-13 株式会社林原生物化学研究所 スチリル色素

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JP4723779B2 (ja) * 1999-09-14 2011-07-13 株式会社林原生物化学研究所 スチリル色素
US7354694B1 (en) * 1999-12-02 2008-04-08 Kabushiki Kaisha Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyuko Styryl dye
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