JPH11138878A - カラー感熱プリント方法 - Google Patents

カラー感熱プリント方法

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JPH11138878A
JPH11138878A JP9311789A JP31178997A JPH11138878A JP H11138878 A JPH11138878 A JP H11138878A JP 9311789 A JP9311789 A JP 9311789A JP 31178997 A JP31178997 A JP 31178997A JP H11138878 A JPH11138878 A JP H11138878A
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JP
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color
thermal
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JP9311789A
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English (en)
Inventor
Tomoyoshi Nishimura
友良 西村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドタッチを良好にする前処理と、印画さ
れた画像の表現性を変更する後処理とをする。 【解決手段】 カラー感熱記録紙は、支持体上にシアン
感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感熱発色
層,透明な保護層が形成されている。保護層の表面は荒
れているため、イエロー印画の前に、イエロー感熱発色
層が発色しない熱エネルギーをサーマルヘッドで与え、
保護層を均一に加熱してその表面を平滑化する。印画後
に、光沢化処理,粗面化処理(マット面処理,絹面処理
等)に応じて、サーマルヘッドを駆動し、保護層をいっ
たん軟化させて、所望の表面処理を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー感熱プリント
方法に関し、更に詳しくは、印画の前及び又は後にカラ
ー感熱記録紙の表面処理を行うカラー感熱プリント方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー感熱プリントでは、シアン感熱発
色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感熱発色層,透明
な保護層とを支持体上に順次層設したカラー感熱記録紙
が用いられる。これらの3つの感熱発色層は、最上層と
なるイエロー感熱発色層の熱感度が最も高く、小さな熱
エネルギーで発色する。また、イエロー感熱発色層とマ
ゼンタ感熱発色層は、特定波長域の紫外線が照射された
ときに、発色成分が分解する性質が与えられている。印
画時には、サーマルヘッドでカラー感熱記録紙を押圧・
加熱し、最上層の感熱発色層から面順次で順番に発色記
録する。
【0003】ところで、カラー感熱記録紙の表面粗さ
は、ダブルフィード,ブロッキング対策等のため、必要
以上に小さくすることはできない。そのため、サーマル
ヘッドとの接触(ヘッドタッチ)が必ずしも最良の状態
ではなく、最初に印画されるイエロー画像に発色ムラが
発生しやすいという問題がある。
【0004】この問題に対しては、従来から種々の提案
がなされている。例えば、インクリボンを用いる溶融型
熱転写方式では、熱転写記録紙の表面が荒れていると、
インクドットの転写が不完全となり、粒状性が悪化して
ざらついた画像となる。そこで、印画の前に透明なイン
クを塗布したインクリボンを使用し、透明なインクを熱
転写記録紙に転写してコーティングすることで、表面を
平滑化する処理、いわゆる前処理が提案されている。
【0005】他方、印画済みのカラー感熱記録紙は、表
面に熱荒れが発生している。すなわち、カラー感熱記録
紙の保護層は、印画時にガラス転移点(約70℃)以上
に加熱されるために軟化し、サーマルヘッドのグレーズ
部と離れる時点でも充分に冷却されない。このグレーズ
部から離れる時点での温度がガラス転移点以上である
と、保護層内に閉じ込められていた物質(例えばブロッ
キング防止の添加剤等)が保護層の上に飛び出すため、
表面に凹凸が発生する。
【0006】この表面の凹凸により、印画された画像に
はざらつき感があり、また濃度も低くくなる。そこで、
印画済みのカラー感熱記録紙をヒートローラに通して表
面を平滑化し、光沢を高める表面処理、いわゆる後処理
が知られている。また、昇華型熱転写方式の後処理とし
て、印画済みの転写記録紙をヒータで加熱して染料受容
層を軟化させ、その直後にローラで加圧して平滑化する
ことが知られている(特開平3−32860号公報)。
【0007】また、特開平5−1123021号公報に
は、外周面に複数の凹凸を設けたローラを用い、印画済
みカラー感熱記録紙を押圧して、その表面に凹凸を形成
し、加筆性及び捺印性を与えるようにした後処理が記載
されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の透明インクを溶
融転写する前処理では、特別なインクリボンが必要であ
るため、取扱や作業が面倒である。また、透明インクの
転写のために、かなり高い温度で記録紙が加熱されるか
ら、加熱で発色するカラー感熱記録紙の前処理に利用す
ることがむずかしい。更に、カラー感熱記録紙の場合に
は、感熱発色層上に保護層が設けられているから、透明
インクを転写した場合は、画像の鮮明度が低下するとい
う問題もある。
【0009】また、従来の後処理には、平滑なヒートロ
ーラを用いて平滑化するものと、凹凸を付したローラを
用いて機械的に凹凸を形成して粗面化するものとがある
が、もしこれらを選択的に行うように改良する場合は、
ローラ交換機構が必要となる。したがって、平滑化処理
と粗面化処理とを簡単に切り換えて実施することがむず
かしかった。また、粗面化処理の場合に、凹凸の程度や
そのパターン等を任意に変更することは不可能である。
【0010】更に、従来の表面処理は、前処理だけある
いは後処理だけを行うものであるから、高品質な画像を
記録することができなかった。
【0011】本発明は、前処理と後処理の両方を行うこ
とで、高品質の画像を印画することができるカラー感熱
プリント方法を提供することを目的とするものである。
【0012】また、本発明は、前処理が簡単で、しかも
前処理中に感熱発色層が発色することがないカラー感熱
プリント方法を提供することを目的とするものである。
【0013】本発明は、後処理としての平滑化処理と粗
面化処理のいずれも簡便に選択して実行することができ
るカラー感熱プリント方法を提供することを目的とする
ものである。
【0014】本発明は、粗面化処理に際して、凹凸の程
度やパターンを簡単に変更することができるカラー感熱
プリント方法を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1に係る発明では、上層ほど熱感度が高
く、加熱によって異なった色に発色する第1ないし第3
の感熱発色層と、最上層となる第3の感熱発色層の上に
位置する透明な保護層とが支持体上に形成されたカラー
感熱記録紙を用いるカラー感熱プリント方法において、
熱感度が最も高い第3の感熱発色層が発色しない熱エネ
ルギーを用い、印画前のカラー感熱記録紙を均一に押圧
・加熱して保護層の表面を平滑化する第1のステップ
と、複数の発熱素子をライン状に形成したサーマルヘッ
ドでカラー感熱記録紙を押圧・加熱し、熱感度が高い感
熱発色層から順番に発色させるとともに、第3の感熱発
色層と第2の感熱発色層に対しては印画直後に電磁線を
カラー感熱記録紙に照射して定着しながらカラー画像を
印画する第2のステップと、熱感度が最も低い第1の感
熱発色層が発色する熱エネルギーよりも小さな熱エネル
ギーを用い、印画後のカラー感熱記録紙を押圧・加熱し
て、保護層の表面を処理する第3のステップとからなる
ことを特徴とするものである。
【0016】請求項2に係る発明では、第3のステップ
として行われる後処理として、カラー感熱記録紙を均一
に押圧・加熱して保護層の表面を平滑にする光沢化処
理,カラー感熱記録紙を微細なサイズで部分的に押圧・
加熱して保護層に微細な凹凸を形成するマット化処理,
カラー感熱記録紙を比較的大きめなサイズで部分的に押
圧・加熱して保護層に粗い凹凸を形成する絹面処理とが
用意されている。
【0017】請求項3に係る発明では、第1ステップと
して行われる前処理に、第2ステップの印画をするため
のサーマルヘッドが用いられる。請求項4に係る発明で
は、後処理の加熱には、第3の感熱発色層が中濃度に発
色する熱エネルギーが用いられる。請求項5に係る発明
では、後処理は、第2ステップの印画をするためのサー
マルヘッドを用いて行う。
【0018】請求項6に係る発明では、マット化処理
は、各発熱素子を1ライン内で複数回発熱させるととも
に、隣り合う発熱素子の通電のタイミングをずらすこと
で行なわれる。請求項7に係る発明では、絹面処理は、
複数の発熱素子をグループ化し、隣り合うグループは異
なったラインで通電することで行われる。請求項8に係
る発明では、光沢化処理は、全ての発熱素子を同時に駆
動することで行われる。
【0019】請求項9に係る発明では、熱感度が最も高
い第3の感熱発色層が発色しない熱エネルギーを用い、
印画前のカラー感熱記録紙を均一に押圧・加熱して保護
層の表面を平滑化する第1のステップと、複数の発熱素
子をライン状に形成したサーマルヘッドでカラー感熱記
録紙を押圧・加熱し、熱感度が高い感熱発色層から順番
に発色させるとともに、第3の感熱発色層と第2の感熱
発色層に対しては印画直後に電磁線をカラー感熱記録紙
に照射して定着しながらカラー画像を印画する第2のス
テップとからなる。
【0020】請求項10に係る発明では、複数の発熱素
子をライン状に形成したサーマルヘッドでカラー感熱記
録紙を押圧・加熱し、熱感度が高い感熱発色層から順番
に発色させるとともに、第3の感熱発色層と第2の感熱
発色層に対しては印画直後に電磁線をカラー感熱記録紙
に照射して定着しながらカラー画像を印画する第1のス
テップと、印画後のカラー感熱記録紙にサーマルヘッド
を押し当て、熱感度が最も低い第1の感熱発色層が発色
する熱エネルギーよりも小さな熱エネルギーを与えて、
カラー感熱記録紙の表面を処理する第2のステップとか
らなる。この第2のステップでは、均一に押圧・加熱し
て保護層の表面を平滑にする光沢化処理,カラー感熱記
録紙の表面に規則的な凹凸を形成する粗面化処理の1つ
が選択される。請求項10に係る発明を実施する上で
は、粗面化処理には凹凸の程度やパターンが異なる複数
のものを用意したり、あるいは第2ステップの省略も選
択枝として追加される。
【0021】
【発明の実施の形態】図1において、カラー感熱記録紙
10は、支持体11の上に、シアン感熱発色層12,マ
ゼンタ感熱発色層13,イエロー感熱発色層14,透明
な保護層15とが順次層設されている。シアン感熱発色
層12は、加熱によってシアンに発色する。マゼンタ感
熱発色層13は、加熱によってマゼンタに発色する。イ
エロー感熱発色層14はイエローに発色する。
【0022】符号15〜17は、各感熱発色層の熱感度
を調整するための中間層であり、符号18はバック層で
ある。なお、各感熱発色層の順番を入れ換えてもよい。
感熱発色層の熱感度は、成分に関係するのではなく、表
面からの深さに関係しているから,やはり深層ほど熱感
度が高くなる。
【0023】保護層15は、ガラス転移点(約70℃)
を越えると軟化する透明な樹脂で構成されている。ま
た、この保護層15には、ブロッキング(貼りつき)防
止等のために、種々の物質が添加されており、そのため
に表面が荒れている。
【0024】イエロー感熱発色層14とマゼンタ感熱発
色層13とは、その下層にある感熱発色層を発色記録す
る際に、未発色の発色成分が発色することがないよう
に、電磁線による定着性が与えられている。すなわち、
マゼンタ感熱発色層13は、最大吸収波長が約365n
mであり、この波長域の紫外線が照射されると、発色能
力が消失する。イエロー感熱発色層14は、最大吸収波
長が約420nmであり、この波長域の紫外線によって
発色能力が消失する。
【0025】図2は各感熱発色層の発色特性を示すもの
である。イエロー(Y)感熱発色層14は熱感度が最も
高く、小さな熱エネルギーで発色する。シアン(C)感
熱発色層12は、熱感度が最も低く、発色させるために
は大きな熱エネルギーが必要である。これらの熱感度の
違いに基づいて、熱感度の大きな感熱発色層から順番に
発色記録する。
【0026】図2において、H1は、イエロー感熱発色
層14の発色直前の熱エネルギーである。H2は、イエ
ロー感熱発色層14が中濃度に発色する熱エネルギーで
ある。H3は、シアン感熱発色層12の発色直前の熱エ
ネルギーである。
【0027】図3は、カラー感熱プリンタを示すもので
ある。カラー感熱記録紙10の搬送路に、発光ピークが
420nmの波長域の紫外線を放射するイエロー用紫外
線ランプ20と、発光ピークが365nmの波長域の紫
外線を放射するマゼンタ用紫外線ランプ21とが配置さ
れている。
【0028】モータ22は、キャプスタンローラ23を
回転させる。このキャプスタンローラ23と、ピンチロ
ーラ24とにより、シート形態のカラー感熱記録紙10
をニップして搬送する。サーマルヘッド26は、多数の
発熱素子をライン状に形成した発熱素子アレイ27を備
えている。この発熱素子アレイ27は、フリー回転する
プラテンローラ28に支持されたカラー感熱記録紙10
に圧接し、所定の熱エネルギーを与え、3色面順次によ
ってカラー画像を印画する。
【0029】前記サーマルヘッド26は、3色面順次に
よるカラー画像の印画の他に、前処理と後処理とを行
う。前処理は、保護層17の荒れた表面を平滑化し、イ
エロー画像の記録時での発熱素子アレイ27のヘッドタ
ッチを良好にし、イエロー画像の発色ムラをなくすもの
である。高い画質が不要な場合、あるいはプリント時間
を短縮する場合には、前処理を省略することができる。
【0030】印画時には、発熱素子の駆動状況に応じ
て、保護層17に凹凸が形成される。後処理は、印画に
よって荒れた保護層17の表面を処理するものであり、
表面を平滑化して光沢度を高める光沢化処理,周期的な
凹凸を形成する粗面化処理とがある。この粗面化処理に
は、微細な凹凸を形成するマット面処理,周期的な粗い
凹凸を形成する絹面処理がある。また、プリント時間を
短縮するために、後処理を省略することできる。なお、
後処理として、光沢化処理,マット面処理,絹面処理の
他に、種々の処理を加えてもよい。
【0031】プリント時間や画質の点を考慮して、前処
理,プリント処理,後処理の全てを実行する第1の形
態,前処理とプリント処理だけを実行する第2の形態,
プリント処理と後処理とを実行する第3の形態のいずれ
か1つが選択される。
【0032】次に、図4を参照して、カラー感熱プリン
タによる印画について説明する。まず、前処理と後処理
をするかどうか、どのような後処理をするかを指定す
る。次に、スタートキー(図示せず)を操作して、プリ
ント開始を指示する。
【0033】給紙時には、サーマルヘッド26はプラテ
ンローラ28から退避している。カラー感熱記録紙10
は、給紙カセット(図示せず)から給紙ローラ(図示せ
ず)によって送り出され、プラテンローラ28上を通っ
てキャプスタンローラ23に達する。カラー感熱記録紙
10の先端がキャプスタンローラ23とピンチローラ2
4との間に入った直後に、ピンチローラ24が移動し
て、キャプスタンローラ23との間で、カラー感熱記録
紙10をニップする。
【0034】モータ22が正転を開始すると、カラー感
熱記録紙10が左方向に一定速度で搬送される。この搬
送開始直後に、サーマルヘッド26が揺動して、発熱素
子アレイ27をカラー感熱記録紙10に押し付ける。発
熱素子アレイ27の各発熱素子は、イエロー感熱発色層
14が発色しない範囲H1(図2参照)の熱エネルギー
を発生する。
【0035】カラー感熱記録紙10は、発熱素子アレイ
27によって一様に加熱され、ガラス転移点を越えた温
度になるから、保護層17が一様に軟化してから、発熱
素子アレイ27を通過すると、保護層17が冷却されて
硬化する。この前処理では、全発熱素子が一様に駆動さ
れるので、保護層17の表面が平滑化され、ヘッドタッ
チが改善される。これにより、イエロー画像の印画時
に、発熱素子から発生した熱エネルギーを効果的にカラ
ー感熱記録紙10に伝達することが可能になる。
【0036】カラー感熱記録紙10の前処理が進行し
て、その後端が発熱素子アレイ27に近接すると、サー
マルヘッド26が揺動して、発熱素子アレイ27をカラ
ー感熱記録紙10から離す。カラー感熱記録紙10の後
端がキャプスタンローラ23に近接すると、モータ22
がいったん停止してから逆転する。そして、カラー感熱
記録紙10の先端がキャプスタンローラ23に近接した
位置までカラー感熱記録紙10を戻す。
【0037】前処理の後にイエロー画像の記録が開始さ
れる。まず、イエロー用紫外線ランプ20を点灯させて
から、モータ22を正転を開始させてカラー感熱記録紙
10を左方向に搬送する。これとともに、発熱素子アレ
イ27は、1ライン分のイエロー画像データに応じて駆
動され、各発熱素子を選択的に通電する。各発熱素子
は、イエロー画像データに応じた熱エネルギーを発生し
て、カラー感熱記録紙10に所望の濃度のイエロードッ
トを発色記録する。なお、イエロードットを記録しない
発熱素子は、熱エネルギーH1を発生するように駆動さ
れる。
【0038】こうしてサーマルヘッド26によってイエ
ロー画像が1ラインずつ印画される。この印画済み部分
がイエロー用紫外線ランプ20に達すると、420nm
の紫外線が照射される。イエロー感熱発色層14内に残
っていたイエローの発色成分は、420nmの紫外線で
分解されるから、イエロー画像が定着される。イエロー
画像の記録と定着が終了すると、モータ22の逆転が開
始され、カラー感熱記録紙10を右方向へ搬送する。
【0039】次に、イエロー用紫外線ランプ20を消灯
し、代わりにマゼンタ用紫外線ランプ21を点灯させ
る。この点灯直後に、モータ22が回転してカラー感熱
記録紙10を左方向に搬送する。発熱素子アレイ27
は、1ライン分のマゼンタ画像データに応じて駆動さ
れ、マゼンタ感熱発色層13を発色させ、マゼンタ画像
を1ラインずつ記録する。なお、マゼンタドットを記録
しない発熱素子は、マゼンタ感熱発色層13が発色しな
い範囲内で予熱される。マゼンタ画像が記録された部分
がマゼンタ用紫外線ランプ21に到達すると、365m
の紫外線が照射されて、マゼンタ画像が定着される。
【0040】マゼンタ画像の印画後に、モータ22の逆
転が開始され、カラー感熱記録紙10を右方向へ搬送す
る。次に、モータ22を正転させ、カラー感熱記録紙1
0を左方向に搬送しながら、発熱素子アレイ27をシア
ン画像データに応じて駆動する。シアン感熱発色層12
が発色してシアン画像が1ラインずつ記録される。な
お、シアンドットを記録しない発熱素子は、熱エネルギ
ーH3を発生して予熱される。このシアン画像の記録中
には、マゼンタ用紫外線ランプ21を点灯したままに
し、シアンの予熱で黄変した部分に紫外線を照射して漂
白する。
【0041】シアン画像の印画後に、モータ22の逆転
が開始され、カラー感熱記録紙10を右方向へ搬送す
る。次に、選択された後処理を実行する。この後処理で
は、発熱素子アレイ27によって、シアン感熱発色層1
2が発色しない範囲内で加熱され、光沢化処理,マット
面処理,絹面処理のいずれかが行われる。この光沢化処
理は、全発熱素子を一様に駆動するものであり、マット
面処理及び絹面処理は、各発熱素子を所定のパターンで
駆動する。後処理されたカラー感熱記録紙10は、その
まま左方向に送られて排紙される。
【0042】前処理をしない場合は、カラー感熱記録紙
10の給紙後、直ぐにイエロー画像の印画が開始され
る。また、後処理をしない場合は、シアン画像の印画後
にそのまま排紙される。
【0043】次に、前処理及び後処理について更に詳し
く説明する。図5は、前処理で印加する熱エネルギー
と、これにより発生する表面粗さとの関係を示してい
る。ここで、H1は、図2に示すように、イエロー感熱
発色層14の発色直前の熱エネルギーであり、H2はイ
エロー感熱発色層14が中濃度に発色するための熱エネ
ルギーである。また、発熱素子を駆動するための駆動パ
ルスのデューティ比(周期に対するON時間の比)を一
定としている。
【0044】熱エネルギーが零のときは、前処理が行わ
れていない状態である。保護層17の表面は、製造時の
ままであり、かなり荒れている。熱エネルギーがH2ま
では、熱エネルギーを増やすほど表面粗さが小さくな
る。前処理では、イエロー感熱発色層14の発色を防ぐ
ために、熱エネルギーH1以下となるようにカラー感熱
記録紙10を加熱することが必要である。熱エネルギー
が大きいほど、表面粗さ(Ra)が小さくなるから、前
処理は熱エネルギーH1でするのがよい。
【0045】また、図5から、イエロー感熱発色層14
が中濃度に発色する熱エネルギーH2を用いると、表面
粗さが最も小さくなることが分かる。そこで、後処理で
は、熱エネルギーH2を用いるのが有効である。
【0046】ところで、熱エネルギーをH2以上に増や
すと、逆に表面粗さが大きくなる。その理由としては、
軟化される保護層17がサーマルヘッドのグレーズ部か
ら離れるときの温度が影響していると考えられる。この
グレーズ部は、周知のようにセラミック基板上にシリン
ドリカルに形成されており、このグレーズ部の頂上に発
熱素子が設けられている。
【0047】カラー感熱記録紙10の保護層17は、発
熱素子と接触している間に軟化し、そしてグレーズ部と
接触している間に加圧冷却される。グレーズ部の表面は
平滑であるため、グレーズ部と保護層とが接触している
間に保護層の温度がガラス転移点以下になると、保護層
は平滑化されたまま固化する(熱エネルギーがH2の場
合)。
【0048】しかし、保護層がグレーズ部から離れる時
の温度がガラス転移点以上(すなわち熱エネルギーがH
2以上)であると、保護層内に閉じ込められていた物質
(ブロッキング防止の添加剤等)が保護層の表面に飛び
出し、表面に凹凸が発生する。熱エネルギーが大きいほ
ど、グレーズ部と離れる時の保護層の温度が高くなり、
保護層の粘度か小さくなるため、物質の飛び出し量も比
例して多くなり、表面粗さが大きくなるものと考えられ
る。
【0049】保護層17の凹みの深さは、保護層17に
印加される単位時間当たりの熱エネルギーと、カラー感
熱記録紙10の搬送速度によって変わる。単位時間当た
りの熱エネルギーが大きいほど凹みの深さが大きくな
り、また搬送速度が遅いほど凹みの深さも大きい。この
凹みが浅いと、グレーズ層でならすことができるが、深
くなると修復することができない。熱エネルギーがH2
を越えると、凹みの修復不能が発生するために、表面の
粗さが大きくなるものと考えられる。
【0050】図6は、熱エネルギーをH2とし、駆動パ
ルスのデューティ比と表面粗さの関係を示す。保護層1
7が発熱素子上にあるときは、発熱素子に接している保
護層17が軟化し、グレーズ部が保護層17に食い込
む。デューティ比を低くすると、単位時間当たりの熱エ
ネルギーが大きくなり、保護層17の粘度も低くなるた
め保護層17への食い込み量が大きくなる。この食い込
み量が小さいときには、グレーズ部でらすことで平滑化
されるが、大きいときにはグレーズ部でならしきれず、
カラー感熱記録紙10に規則的な凹凸が発生する。
【0051】この凹凸の大きさは、カラー感熱記録紙1
0の搬送速度によって変わり、一般的に低速の方が単位
時間当たりの熱エネルギーが大きく、保護層17の規則
的な凹凸が発生しやすい。発熱素子を周期一定な駆動パ
ルスで駆動し、この駆動パルスのデューティ比を100
%にすると、発熱素子が連続的に通電されるから、単位
時間当たりの熱エネルギーが小さくなり、それにより表
面粗さが小さくなる。そこで、カラー感熱記録紙10の
表面を平滑化する場合には、高デューティ比の駆動パル
スを用いるのがよい。
【0052】他方、粗面化(マット面処理,絹面処理)
をする場合には、単位時間当たりの熱エネルギーを大き
くするために、低デューティ比の駆動パルスを用いるの
がよい。また、カラー感熱記録紙10の搬送速度を遅く
するのがよい。
【0053】したがって、前処理でカラー感熱記録紙1
0を平滑化する場合は、低電力,高デューティ比の駆動
パルスで発熱素子を駆動して、熱エネルギーH1を発生
させるのがよい。また、後処理で光沢化する場合にも、
低電力,高デューティ比の駆動パルスで発熱素子を駆動
して、熱エネルギーH2を発生させるのがよい。粗面化
する場合は、低速,高電力,低デューティ比の駆動パル
スで発熱素子を駆動して、熱エネルギーH2を発生させ
るのがよい。
【0054】前処理及び後処理では、各発熱素子の通電
条件が印画時の通電条件とは異なっている。そこで、各
発熱素子を駆動するためのヘッド駆動回路として、印画
用,前処理用,後処理での光沢化用,後処理での粗面化
用を用意し、選択して用いるのが望ましい。
【0055】図7及び図8は、マット面処理を示すもの
である。図7では、発熱素子アレイ27を構成する各発
熱素子27aに対して、識別のためにA〜Cを付してあ
る。各発熱素子27aは、カラー感熱記録紙10が1ラ
イン分搬送される間に4回通電され、かつその通電タイ
ミングが隣接する発熱素子間でずらしてある。
【0056】印画時には、各発熱素子27aは、1個の
駆動パルスによって駆動され、1個のドットを発色記録
する。このために、各ライン毎にスジ状の凹凸が形成さ
れているが、各発熱素子を複数回発熱させることで、こ
のスジ状の凹凸を取り除くことができる。また、隣接す
る発熱素子間では通電タイミグがずれているから、新た
に形成する凹みがライン状にならず、細かく分散される
から、保護層17の表面をマット面にすることができ
る。
【0057】図9は、絹面処理を示すものである。この
図において、符号30は画素であり、またハッチングは
絹面処理のために加熱されて凹んだ画素を表している。
発熱素子27aは、複数例えば4個ずつグループ化され
ている。これらのグループは,隣接するものが所定ライ
ン毎に交互に通電され、大きな凹みが比較的まばらに形
成され、それにより絹面を形成する。
【0058】各グループを端から番号を付したときに、
奇数となるグループは、例えば第1番目のラインで通電
されて発熱する。第2番目のラインでは、各グループは
通電されない。第3番目のラインでは、偶数となるグル
ープが通電されて発熱する。これを繰り返すことで、絹
面の処理が行われる。
【0059】平滑化処理,光沢化処理は、各発熱素子を
一様に通電するが、粗面化処理(マット面処理,絹面処
理)は、各発熱素子を所定のパターンで通電する。この
通電パターンを変えることで、粗面化処理の程度やパタ
ーンを簡単に変更することができる。また、これらの通
電パターンは、予めROMに書き込んでおき、粗面化処
理に際してこのROMから読み出し、ヘッドドライバを
介して発熱素子アレイ27を駆動すればよい。
【0060】図10は、前処理のために平滑化装置を設
けたカラー感熱プリンタを示す。この平滑化装置は、ヒ
ートローラ32と、ローラ33とから構成されている。
ヒートローラ32は、ヒータを内蔵しており、ローラ周
面が平滑な鏡面に仕上げられている。カラー感熱記録紙
10の給紙時に、ヒートローラ32内のヒータが通電さ
れ、保護層17を加熱押圧して平滑化する。印画時に
は、ヒートローラ32内のヒータがOFFされ、またロ
ーラ33が下方に退避している。
【0061】平滑化装置としては、ヒートローラ32の
代わりに、サーマルヘッド26と同じ構成をした平滑用
ヘッドを用い、この平滑用ヘッドとローラ33との間
で、保護層17を加熱押圧して前処理をしてもよい。更
に、紫外線ランプ20の左側に、後処理専用の加熱押圧
手段を配置して、印画済みのカラー感熱記録紙10の排
紙時に、加熱押圧して後処理をしてもよい。この後処理
用の加熱押圧手段としては、平滑化処理と粗面化処理の
両方を選択的に行う場合には、多数の発熱素子をライン
状に配置したサーマルヘッドとプラテンとが用いられ
る。
【0062】また、上記実施形態は、1フレーム分が記
録される長さのカットシートであるが、本発明は連続し
たロール紙に対しても適用することができる。このロー
ル紙の場合には、前処理後、1フレームもしくは複数フ
レームの記録後,又は後処理後に1フレーム分の長さに
切断される。
【0063】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、前処理によって平滑化してヘッドタッチを改善
し、最初に発色される感熱発色層の発色を良好にするこ
とができ、また印画の終了したカラー感熱記録紙に対し
て表面処理を施すことで、高品質の画像をプリントを作
成することができる。
【0064】また、後処理として行われる粗面化処理
は、サーマルヘッドの発熱素子を所定のパターンで駆動
して行うものであるから、ローラ等で機械的に凹凸を刻
設するものに比べて、凹凸の程度やそのパターンを所望
のものに簡単に変更することができる。
【0065】前処理としては、透明なインクリボン等を
使用せず、カラー感熱記録紙の表面を加熱・加圧するだ
けであるから、処理が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー感熱記録紙の層構造を示す説明図であ
る。
【図2】各感熱発色層の発色特性を示すグラフである。
【図3】カラー感熱プリンタの一例を示す概略図であ
る。
【図4】プリント手順を示すフローチャートである。
【図5】前処理での熱エネルギーと表面粗さの関係を示
すグラフである。
【図6】後処理での駆動パルスのデューティ比と表面粗
さの関係を示すグラフである。
【図7】発熱素子の説明図である。
【図8】各発熱素子の通電状態を示す波形図である。
【図9】絹面処理を示す説明図である。
【図10】前処理用のヒートローラを設けたカラー感熱
プリンタを示す説明図である。
【符号の説明】 10 カラー感熱記録紙 17 保護層 20,21 紫外線ランプ 26 サーマルヘッド 27 発熱素子アレイ 27a 発熱素子 32 ヒートローラ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上層ほど熱感度が高く、加熱によって異
    なった色に発色する第1ないし第3の感熱発色層と、最
    上層となる第3の感熱発色層の上に位置する透明な保護
    層とが支持体上に形成されたカラー感熱記録紙を用いる
    カラー感熱プリント方法において、 熱感度が最も高い第3の感熱発色層が発色しない熱エネ
    ルギーを用い、印画前のカラー感熱記録紙を均一に押圧
    ・加熱して保護層の表面を平滑化する第1のステップ
    と、 複数の発熱素子をライン状に形成したサーマルヘッドで
    カラー感熱記録紙を押圧・加熱し、熱感度が高い感熱発
    色層から順番に発色させるとともに、第3の感熱発色層
    と第2の感熱発色層に対しては印画直後に電磁線をカラ
    ー感熱記録紙に照射して定着しながらカラー画像を印画
    する第2のステップと、 熱感度が最も低い第1の感熱発色層が発色する熱エネル
    ギーよりも小さな熱エネルギーを用い、印画後のカラー
    感熱記録紙を押圧・加熱して、保護層の表面を処理する
    第3のステップとからなることを特徴とするカラー感熱
    プリント方法。
  2. 【請求項2】 前記第3のステップで行われる表面処理
    には、カラー感熱記録紙を均一に押圧・加熱して保護層
    の表面を平滑にする光沢化処理,カラー感熱記録紙を微
    細なサイズで部分的に押圧・加熱して保護層に微細な凹
    凸を形成するマット化処理,カラー感熱記録紙を比較的
    大きめなサイズで部分的に押圧・加熱して保護層に粗い
    凹凸を形成する絹面処理とがあり、これらの1つが選択
    されることを特徴とする請求項1記載のカラー感熱プリ
    ント方法。
  3. 【請求項3】 前記第1ステップは、第2ステップの印
    画をするためのサーマルヘッドを用いて行うことを特徴
    とする請求項2記載のカラー感熱プリント方法。
  4. 【請求項4】 前記第3のステップは、第3の感熱発色
    層が中濃度に発色する熱エネルギーを用いることを特徴
    とする請求項2記載のカラー感熱プリント方法。
  5. 【請求項5】 前記第3ステップは、第2ステップの印
    画をするためのサーマルヘッドを用いて行うことを特徴
    とする請求項2記載のカラー感熱プリント方法。
  6. 【請求項6】 前記マット化処理は、各発熱素子を1ラ
    イン内で複数回発熱させるとともに、隣り合う発熱素子
    の通電のタイミングをずらして行うことを特徴とする請
    求項5記載のカラー感熱プリント方法。
  7. 【請求項7】 前記絹面処理は、複数の発熱素子をグル
    ープ化し、隣り合うグループは異なったラインで通電さ
    れるようにしたことを特徴とする請求項5記載のカラー
    感熱プリント方法。
  8. 【請求項8】 前記光沢化処理は、全ての発熱素子を同
    時に駆動して行うことを特徴とする請求項5記載のカラ
    ー感熱プリント方法。
  9. 【請求項9】 上層ほど熱感度が高く、加熱によって異
    なった色に発色する第1ないし第3の感熱発色層と、最
    上層となる第3の感熱発色層の上に位置する透明な保護
    層とが支持体上に形成されたカラー感熱記録紙を用いる
    カラー感熱プリント方法において、 熱感度が最も高い第3の感熱発色層が発色しない熱エネ
    ルギーを用い、印画前のカラー感熱記録紙を均一に押圧
    ・加熱して保護層の表面を平滑化する第1のステップ
    と、 複数の発熱素子をライン状に形成したサーマルヘッドで
    カラー感熱記録紙を押圧・加熱し、熱感度が高い感熱発
    色層から順番に発色させるとともに、第3の感熱発色層
    と第2の感熱発色層に対しては印画直後に電磁線をカラ
    ー感熱記録紙に照射して定着しながらカラー画像を印画
    する第2のステップとからなることを特徴とするカラー
    感熱プリント方法。
  10. 【請求項10】 上層ほど熱感度が高く、加熱によって
    異なった色に発色する第1ないし第3の感熱発色層と、
    最上層となる第3の感熱発色層の上に位置する透明な保
    護層とが支持体上に形成されたカラー感熱記録紙を用い
    るカラー感熱プリント方法において、 複数の発熱素子をライン状に形成したサーマルヘッドで
    カラー感熱記録紙を押圧・加熱し、熱感度が高い感熱発
    色層から順番に発色させるとともに、第3の感熱発色層
    と第2の感熱発色層に対しては印画直後に電磁線をカラ
    ー感熱記録紙に照射して定着しながらカラー画像を印画
    する第1のステップと、 印画後のカラー感熱記録紙にサーマルヘッドを押し当
    て、熱感度が最も低い第1の感熱発色層が発色する熱エ
    ネルギーよりも小さな熱エネルギーを与えて、カラー感
    熱記録紙の表面を処理する第2のステップとからなり、 前記第2のステップでは、均一に押圧・加熱して保護層
    の表面を平滑にする光沢化処理,カラー感熱記録紙の表
    面に規則的な凹凸を形成する粗面化処理の1つが選択さ
    れることを特徴とするカラー感熱プリント方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001352474A (ja) * 2000-06-07 2001-12-21 Olympus Optical Co Ltd プリンタ装置及び電子カメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001352474A (ja) * 2000-06-07 2001-12-21 Olympus Optical Co Ltd プリンタ装置及び電子カメラ

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