JPH11137934A - 金属溶湯用濾材 - Google Patents
金属溶湯用濾材Info
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- JPH11137934A JPH11137934A JP31321997A JP31321997A JPH11137934A JP H11137934 A JPH11137934 A JP H11137934A JP 31321997 A JP31321997 A JP 31321997A JP 31321997 A JP31321997 A JP 31321997A JP H11137934 A JPH11137934 A JP H11137934A
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Abstract
ミニウム溶湯を二次汚染することがなく、また骨材間の
結合力が大きいので濾材の強度が高い金属溶湯用濾材を
提供すること。 【解決手段】骨材としてSiO2 を0.5〜5重量%含
有するアルミナ骨材又はAl2 O3 及びMgOからなる
スピネル型結晶構造を有し且つSiO2 を0.5〜5重
量%含有するスピネル骨材が用いられており、結合剤と
してSiO2 を含有しないか又はSiO2 含有量が少な
い無機質結合剤が用いられており、1250〜1500
℃で焼結されて、骨材中のSiO2 の一部が結合剤中に
拡散している金属溶湯用濾材。
Description
ミニウム又はアルミニウム合金の溶湯(本明細書におい
ては、これらを総称して、単にアルミニウム溶湯と称す
る)中に混入している固形不純物(非金属介在物等)を
濾別するために使用される金属溶湯用濾材に関する。
下、金属溶湯の代表例としてアルミニウム溶湯の場合に
ついて説明する)中には、通常、固形不純物、特に非金
属介在物が混入しているので、これらの介在物を含有し
た溶湯をそのまま鋳造し、圧延し、例えばディスク材等
として製品化すると、その混入していた非金属介在物が
ピンホール等の不良発生の原因となる。このような不良
発生を防止するために、鋳造に先立ってアルミニウム溶
湯を濾過処理して非金属介在物を除去することが一般に
行なわれている。この溶湯の濾過に使用される装置とし
て種々のものが知られており、例えば特公昭52−22
327号公報に記載されているように、電融アルミナ等
の骨材をSiO2 、B2 O3 等の無機質結合材により結
合させたチューブタイプの濾材が用いられている。
材を用いてコンピュータのハードディスク材等の製造に
用いる高純度アルミニウム溶湯の濾過を行う場合や、清
涼飲料水缶、ビール缶等の缶材の製造に用いるAl−M
g合金系溶湯の濾過を行う場合には、無機質結合材中に
含まれているSiO2 やCaOがアルミニウム溶湯で還
元されて遊離Siや遊離Caとなり、これらがアルミニ
ウム溶湯中に溶出してアルミニウム溶湯を汚染するとい
う問題が生じていた。また、Al−Mg合金系溶湯は活
性であるため、無機質結合材を侵食し、骨材間の結合力
を低下させ、濾材の耐久性を低下させる場合もあり、甚
だしい場合には使用中にそのような濾材が崩壊すること
になる。
を含まない無機質結合材を用いて製造される濾材が、例
えば特公平5−86459号、特公平5−86460号
及び特開平2−34732号の各公報に開示されてい
る。これらの濾材を用いる場合には遊離Siの溶出によ
るアルミニウム溶湯の二次汚染の問題は発生しない。し
かしながら、そのような無機質結合材を用いた濾材にお
いては、骨材粒子間の結合状態が悪いため、濾材の強度
が低く、また目詰まりを起こしやすいので通湯量がばら
つく等の問題を有していた。
等の問題とを解決した濾材が要望されるに至り、それら
を満足する濾材として、アルミニウム溶湯との濡れ性を
良くするためにSiO2 を所定量含有させた無機質結合
材であって、無機質結合材中に9Al2 O3 ・2B2 O
3 の針状結晶を析出させた無機質結合材を用いて得た濾
材が特開平5−138339号公報に開示されている。
39号公報に記載された発明の実施においては、9Al
2 O3 ・2B2 O3 の針状結晶を得るために無機質結合
材を一旦溶融させた後、特別な冷却手段を付加して結晶
長さを特定範囲に抑える必要があるのみならず、無機質
結合材中にSiO2 を15〜25重量%含有させ、かつ
CaO等を含有させるものであるため、上記した遊離S
iあるいは遊離Caの溶出を防止する点に関しては必ず
しも満足できるものではない。
材等のように、僅かな表面欠陥があってもその影響が大
きい各種用途に使用されるアルミニウム溶湯を得るため
には、アルミニウム溶湯から細かい非金属介在物までも
可能な限り除去し、しかも濾過後のアルミニウム溶湯中
に溶出する不純物を可能な限り少なくすることが要求さ
れ、従って、無機質結合材中に含有されるSiO2 及び
CaO成分をできる限り少なくし、且つ強度等の面から
も十分に満足し得る濾材を提供することが要望されてい
る。
服した金属溶湯用濾材、特にアルミニウム溶湯用濾材を
提供すること、即ち、アルミニウム溶湯と接触させて使
用しても、或いはアルミニウム溶湯中に浸漬して使用し
ても、不純物が溶出しないのでアルミニウム溶湯を二次
汚染することがなく、また骨材間の結合力が大きいので
濾材の強度が高く、長期間に亘り安定して使用できる金
属溶湯用濾材を提供することにある。
題を解決するために鋭意検討した結果、アルミナ骨材又
はAl2 O3 及びMgOからなるスピネル型結晶構造を
有するスピネル骨材を用い、その骨材中にSiO2 を含
有させ、また結合剤としてSiO2 を含有しないか又は
SiO2 含有量が少ない無機質結合剤を用い、焼結する
ことにより、骨材中のSiO2 の一部が結合剤中に拡散
して骨材粒子と無機質結合材との界面で濡れ性が向上
し、骨材粒子と無機質結合材との間に強固な結合が形成
されて骨材間の結合力が大きくなり、しかも金属溶湯の
二次汚染が生じさせることのない濾材が得られることを
見出し、本発明を完成した。
してSiO2 を0.5〜5重量%含有するアルミナ骨材
又はAl2 O3 及びMgOからなるスピネル型結晶構造
を有し且つSiO2 を0.5〜5重量%含有するスピネ
ル骨材が用いられており、結合剤としてSiO2 を含有
しないか又はSiO2 含有量が少ない無機質結合剤が用
いられており、1250〜1500℃で焼結されて、骨
材中のSiO2 の一部が結合剤中に拡散していることを
特徴とする。
るのに用いられる骨材の主成分を構成するアルミナ骨材
は金属溶湯用濾材の製造に普通に用いられている周知の
ものであり、またスピネル骨材はAl2 O3 及びMgO
からなり、Al2 O3 :MgOのモル比が1:1であ
り、Al2 O3 :MgOの重量比が7:3であり、スピ
ネル型結晶構造を有する結晶粒子である。このような結
晶粒子は極めて安定しており、金属溶湯による濡れ性が
優れており、また、耐アルミニウム侵食性等にも優れて
いるので、金属溶湯用濾材の製造に用いる骨材として好
適である。
iO2 を0.5〜5重量%含有させたものである。本発
明において、骨材中にSiO2 を含有させることによる
効果は、高温で焼結することにより骨材中のSiO2 の
一部が無機質結合剤中に拡散し、その拡散により無機質
結合材に進入したSiO2 の働きにより無機質結合材と
骨材粒子との界面での濡れ性が向上し、骨材粒子と無機
質結合材との間に強固な結合が形成されて骨材間の結合
力が大きくなることである。
の拡散のメカニズムについては必ずしも明らかではない
が、次のように考えることができる。しかし、本発明は
そのような考えによって限定されるものではない。焼結
時に無機質結合材と骨材粒子との界面では無機質結合材
は液状となり、骨材粒子は固体のままである。焼結の際
には骨材粒子中に偏在するSiO2 が結晶粒界等を経由
して無機質結合材中のB2 O3 と反応してほうけい酸ガ
ラスを形成しやすい。焼結の際に生じるSiO2 の拡散
は、無機質結合材中のSiO2 濃度と骨材粒子中のSi
O2 濃度との差とは無関係に、骨材中のSiO2 が無機
質結合剤中に拡散することになる。また、一般的には、
骨材粒子100重量部に対して無機質結合材を5〜25
重量部の量で用いるので、骨材粒子中のSiO2 濃度の
低くても、SiO2 の拡散により無機質結合材と骨材粒
子との界面での無機質結合材側のSiO2 濃度が骨材粒
子と無機質結合材との間に強固な結合が形成されるのに
十分な濃度となる。従って、上記のような目的は骨材中
のSiO2 の含有量を0.5重量%以上にすることによ
り達成される。しかしながら、骨材中のSiO2 の含有
量が5重量%を超えると、多量のSiO2 が無機質結合
材側に拡散し、その部分のSiO2 濃度が高くなり過ぎ
てSiの溶出による二次汚染の問題が発生する恐れがあ
り、従って骨材中のSiO2 の含有量を5重量%以下に
することが好ましい。
らなるスピネル型結晶構造を有するスピネル骨材は、ア
ルミナ原料やスピネル組成となるように配合した(アル
ミナ+マグネシア)原料を溶解する方法(電融品)、ま
たはこれらの原料を混合、造粒して焼結する方法(焼結
品)で製造されるものであるが、その製造過程において
Al2 O3 −SiO2 系粘土等を配合することにより、
アルミナ骨材又はスピネル骨材中のSiO2 含有量を調
整して、SiO2 を0.5〜5重量%含有するアルミナ
骨材又はAl2 O3 及びMgOからなるスピネル型結晶
構造を有し且つSiO2 を0.5〜5重量%含有するス
ピネル骨材を調製することができる。またアルミナ原料
としてボーキサイト等の天然原料に含まれるSiO2 を
利用してアルミナ骨材又はスピネル骨材のSiO2 含有
量を調整することもできる。
純物を可能な限り少なくすることであり、従って、無機
質結合材中に含有されるSiO2 及びCaO成分をでき
る限り少なくする必要がある。本発明においては、無機
質結合剤としてSiO2 を含有しないか又はSiO2 含
有量が少ない無機質結合剤、具体的にはSiO2 含有量
が10重量%以下、好ましくは5重量%以下の無機質結
合剤を用いる。このようなSiO2 含有量が10重量%
以下の無機質結合剤としては、Al2 O3 20〜60重
量%、SiO2 0〜10重量%、B2 O3 5〜50重量
%、MgO10〜40重量%及びCaO0〜5重量%か
らなる無機質結合材、スピネル型結晶構造を有する結晶
粉末60〜92重量%、B2 O3 5〜10重量%、Si
O2 0〜5重量%を含有し、残部がAl2 O3 及びMg
Oからなる無機質結合材を用いることができる。
粉末はAl2 O3 及びMgOからなり、Al2 O3 :M
gOのモル比が1:1であり、Al2 O3 :MgOの重
量比が7:3であり、スピネル型結晶構造を形成してい
るものである。このような結晶粉末は極めて安定してお
り、アルミニウム溶湯による濡れ性が優れており、ま
た、耐アルミニウム侵食性等にも優れているので、アル
ミニウム溶湯用濾材の製造に用いる無機質結合材として
好適である。
を5〜50重量%、SiO2 を3〜10重量%含有し、
残部がAl2 O3 からなる無機質結合材が特開平5−9
610号公報に記載されているように公知であり、本発
明においてはそのような公知の無機質結合材も用いるこ
とができる。本発明においては、無機質結合材がその他
の種々の物質、例えば、焼結に際しての焼結助材、有機
溶剤であるデキストリン等を含有していてもよいことは
勿論である。
は、骨材粒子と無機質結合材とを混合し、所定の形状に
成形し、焼成して濾材を形成する。骨材粒子と無機質結
合材との混合比については、製造される濾材の強度及び
濾材の濾過性能の点から、骨材粒子100重量部に対し
て無機質結合材を好ましくは5〜25重量部、より好ま
しくは10〜20重量部用いる。無機質結合材の量が5
重量部未満の場合には骨材粒子間の結合が不十分にな
り、骨材粒子が濾材から脱離する可能性があり、また2
5重量部を超えると濾材の気孔が狭くなり、目詰まりを
起こし易くなる傾向がある。
質結合材としてSiO2 を含有しないか又はSiO2 含
有量が少ない無機質結合剤を用い、且つSiO2 を含有
する骨材を用いているので、その骨材中のSiO2 の一
部を結合剤中に拡散させて骨材粒子と無機質結合材との
界面での濡れ性を向上させ、骨材粒子と無機質結合材と
の間に強固な結合を形成させて骨材間の結合力を大きく
するために、骨材粒子と無機質結合材との混合物を12
50〜1500℃の高温で焼結する。この焼成温度が1
250℃未満の場合には、骨材中から無機質結合材中へ
のSiO2 拡散が不十分で所望の強度が達成されにくい
ので好ましくない。また、1500℃を超えると無機質
結合材が過度に溶融して濾材としての性能が低下するこ
とになるので好ましくない。
溶湯用濾材の一部分の概略説明図である図1及び図2に
示すように、結合剤2としてSiO2 を含有しないか又
はSiO2 含有量が少ない無機質結合剤を用いている
が、SiO2 を含有する骨材1を用いているので、焼結
により骨材1中のSiO2 の一部が、骨材に接触してい
る部分3の結合剤中に拡散して骨材粒子と無機質結合材
との界面で濡れ性が向上し、骨材粒子と無機質結合材と
の間に強固な結合が形成されて骨材間の結合力が大きく
なっており、また、濾材の無機質結合材部分の露出表面
にはSiO2 がほとんど存在しないので、金属溶湯に対
して強い耐食性を示し、金属溶湯の二次汚染が生じさせ
ることがほとんどない。
を詳細に説明する。 実施例1〜6及び比較例1〜2 骨材粒子として表1に示す量(重量%)のSiO2 を含
有する電融アルミナ(平均粒径850μm)又はAl2
O3 ・MgOスピネル結晶粒子(モル比1:1、重量比
7:3、平均粒径850μm)を表1に示す量(重量
部)で用い、無機質結合材として表1に示す組成の無機
質結合材を表1に示す量(重量部)で用い、これらの配
合物をそれぞれ混練し、加圧成形し、乾燥し、次いで電
気炉中で表1に示す温度でで12時間焼成してそれぞれ
外径100mm、内径60mm、高さ850mmのパイ
プ状成形体を得た。それらのパイプ状成形体の特性を以
下に示す試験方法で調べた。
から100mm×20mm×18mmの直方体状試験体
を切り出した。この直方体状試験体について、2点支持
1点荷重方式で支持スパン80mmで室温曲げ強さ試験
を実施した。熱間曲げ試験は各々の直方体状試験体を雰
囲気温度設定用電気炉中で800℃に20分間保持した
後、該雰囲気温度設定用電気炉中で、2点支持1点荷重
方式で支持スパン80mmで実施した。それらの試験結
果は表1に示す通りであった。
99%以上)アルミニウム溶湯10重量部中に上記の各
々のパイプ状成形体1重量部を浸漬し、溶湯の温度を7
40℃に維持しながら72時間の間、パイプ状成形体内
部の減圧と加圧とを繰り返しながら、アルミニウム溶湯
をパイプ状成形体の外部から内部へ、及び内部から外部
へ交互に通過させ、その後、アルミニウム溶湯をサンプ
リングし、アルミニウム溶湯中のSi、B及びMg量を
測定し、浸漬前のアルミニウム溶湯中のSi、B及びM
g量と比較した。その差(すなわち、増加分)をSi、
B及びMgについての成分溶出量とした。それらの測定
結果は表1に示す通りであった。
係る実施例1〜8の金属溶湯用濾材は比較例1〜2の金
属溶湯用濾材に比較して室温曲げ強さ及びアルミニウム
溶湯に対する耐食性(成分溶出量)の点で優れており、
実用性の高いものである。
ム溶湯中に浸漬して使用しても不純物が溶出しないので
アルミニウム溶湯を二次汚染することがなく、また室温
曲げ強さ、熱間曲げ強さ(800℃)及びアルミニウム
溶湯に対する耐食性(成分溶出量)に優れたものであ
る。
図である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】骨材としてSiO2 を0.5〜5重量%含
有するアルミナ骨材又はAl2 O3及びMgOからなる
スピネル型結晶構造を有し且つSiO2 を0.5〜5重
量%含有するスピネル骨材が用いられており、結合剤と
してSiO2 を含有しないか又はSiO2 含有量が少な
い無機質結合剤が用いられており、1250〜1500
℃で焼結されて、骨材中のSiO2 の一部が結合剤中に
拡散していることを特徴とする金属溶湯用濾材。 - 【請求項2】用いた無機質結合剤がAl2 O3 20〜6
0重量%、SiO2 0〜10重量%、B2 O3 5〜50
重量%、MgO10〜40重量%及びCaO0〜5重量
%からなる無機質結合材である請求項1記載の金属溶湯
用濾材。 - 【請求項3】用いた無機質結合剤がスピネル型結晶構造
を有する結晶粉末60〜92重量%、B2 O3 5〜10
重量%、SiO2 0〜5重量%を含有し、残部がAl2
O3及びMgOからなる無機質結合材である請求項1記
載の金属溶湯用濾材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31321997A JP3602705B2 (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 金属溶湯用濾材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31321997A JP3602705B2 (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 金属溶湯用濾材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11137934A true JPH11137934A (ja) | 1999-05-25 |
JP3602705B2 JP3602705B2 (ja) | 2004-12-15 |
Family
ID=18038551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31321997A Expired - Fee Related JP3602705B2 (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 金属溶湯用濾材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3602705B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170117171A (ko) * | 2015-03-16 | 2017-10-20 | 미쓰이금속광업주식회사 | 다공질체, 다공질 접합체, 금속 용탕용 여과 필터, 소성용 지그 및 다공질체의 제조 방법 |
-
1997
- 1997-11-14 JP JP31321997A patent/JP3602705B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170117171A (ko) * | 2015-03-16 | 2017-10-20 | 미쓰이금속광업주식회사 | 다공질체, 다공질 접합체, 금속 용탕용 여과 필터, 소성용 지그 및 다공질체의 제조 방법 |
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---|---|
JP3602705B2 (ja) | 2004-12-15 |
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