JPH11137878A - 模様縫いミシンの糸切り装置 - Google Patents

模様縫いミシンの糸切り装置

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JPH11137878A
JPH11137878A JP25730098A JP25730098A JPH11137878A JP H11137878 A JPH11137878 A JP H11137878A JP 25730098 A JP25730098 A JP 25730098A JP 25730098 A JP25730098 A JP 25730098A JP H11137878 A JPH11137878 A JP H11137878A
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JP
Japan
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thread
pattern
cutting
sewing machine
needle bar
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JP25730098A
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English (en)
Inventor
Shintaro Hirabayashi
信太郎 平林
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 模様と模様の間を結ぶ渡り糸を、指定個所で
自動的に切断する糸切り装置を提供する。 【解決手段】 縫針20を備え上軸24の駆動により往
復動される針棒22と、縫目模様の夫々に関する縫目模
様データを記憶した記憶手段94と、上軸の回転位相を
検出して針棒の位置に関するタイミング信号を出力する
位相検出手段88と、加工布に縫目を形成した後に上糸
および下糸を切断する糸切り手段78を備えた模様縫い
ミシン10において、記憶手段に記憶された縫目模様デ
ータに従って縫製された模様と模様の間を結ぶ渡り糸の
切断個所指定手段33と、該指定手段により指定された
糸切断個所を記憶する切断個所記憶手段35と、該切断
個所記憶手段から出力される糸切り信号および位相検出
手段から出力され、針棒の下降を確認したタイミング信
号が揃った時点で、糸切り手段を駆動する手段23とを
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、縫目模様データ
に従って各種の模様を縫製する模様縫いミシンにおい
て、或る模様から次の模様までの間を結ぶ渡り糸を、予
め指定された個所で自動的に切断し得る糸切り装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】記憶手段に予め記憶させた種々の縫目模
様データに従って、各種の模様を縫製する模様縫いミシ
ンが広く普及している。この模様縫いミシンには、固定
刃と可動刃とからなる糸切り装置を内蔵し、一連の縫製
終了に際し所要のタイミングで、上糸と下糸とを該糸切
り装置により切断するようにした型式のものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の模様縫いミシン
により、加工布に各種の模様を縫製する際に、或る模様
から次の模様までの間は、いわゆる「渡り糸」によって結
ばれる。例えば図3(a)に示す如く、文字模様Aと文字
模様Bとを加工布に縫製した場合、その模様Aの終了部
aから次の模様Bの開始部bまでの間は上糸で結ばれる
が、これを一般に「渡り糸」と称している。なお各模様の
間隔が大きく離れている場合は、図3(b)に示す如くミ
シンの針棒を切放して、両模様間を縫目形成なしで結ぶ
ようにしており、これも同じく「渡り糸」と称される。
【0004】この渡り糸は、模様縫いに際し必然的に形
成されるものであるが、縫製終了後は不用となるので、
これを切断する必要がある。しかしこの場合に、前述し
たミシンの糸切り装置は、予め指定された個所で渡り糸
を切断する用途には供し得なかった。このため従来は、
一連の模様縫製の終了後に、ミシンの操作者が夫々の渡
り糸をハサミで切断する作業を必要とし、従って煩雑な
手間と多くの時間とを要していた。
【0005】
【発明の目的】前述した課題に鑑み本発明は、縫目模様
データに従って各種の模様を縫製する模様縫いミシンに
おいて、或る模様から次の模様までの間を結ぶ渡り糸
を、予め指定された個所で自動的に切断し得る糸切り装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため本発明は、縫針を備えミシンモー
タによる上軸の駆動により上下に往復動される針棒と、
多数の縫目模様の夫々に関する縫目模様データを記憶し
た記憶手段と、前記上軸の回転位相を検出して針棒の位
置に関するタイミング信号を出力する位相検出手段と、
前記縫針と加工布とが相対移動を行なって加工布に縫目
を形成した後に上糸および下糸を切断する糸切り手段と
を備えた模様縫いミシンにおいて、前記記憶手段に記憶
された縫目模様データに従って縫製された各模様から次
の模様までの間を結ぶ渡り糸の切断個所を指定する手段
と、この指定手段により指定された渡り糸切断個所を記
憶する切断個所記憶手段と、この切断個所記憶手段から
出力される糸切り信号および前記位相検出手段から出力
され、針棒が下降している旨を確認したタイミング信号
が揃った時点で、前記糸切り手段を駆動する手段とを備
えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に係る糸切り装置によれば、模様と模様
との間を結ぶ渡り糸は、予め指定された個所で自動的に
切断される。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係る模様縫いミシンの糸切り
装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照し
ながら以下説明する。図2で符号10は、電子制御式の
模様縫いミシンを示し、アーム部12の頭部14には、
機枠にピン16を介して左右に所要中心角だけ揺動自在
に支持体18が枢支され、下端に縫針20を設けた針棒
22が、この支持体18に昇降自在に配設されている。
アーム部12にはミシン上軸24が水平に枢支され、該
上軸24のクランク26が、前記針棒22に設けた針棒
抱き28に連結されている。脚柱部30にはミシンモー
タ32が配設され、該モータ32の回転はベルト34お
よびプーリ36を介して、前記上軸24に伝達される。
従ってミシンモータ32を駆動すれば、前記上軸24が
所要方向に回転し、クランク26を介して前記針棒22
に上下動運動が付与される。
【0009】また脚柱部30に枢支したセクターギヤ3
8は、針棒揺動用ステッピングモータ40のピニオン4
2に噛合して、所要中心角で左右に揺動駆動されるよう
になっている。このセクターギヤ38は、図示の連杆4
4を介して、前記支持体18に連結されている。従っ
て、針棒揺動用ステッピングモータ40を正逆転させれ
ば、セクターギヤ38の揺動に伴い前記支持体18およ
び針棒22は、連杆44を介して左右に揺動駆動され
る。
【0010】ベッド部46には、針棒22と略調時して
作動する送り機構48が設けられ、加工布(図示せず)を
上下および前後方向に送る送り歯50がこれに接続して
いる。この送り機構48は、送り歯50を支持する送り
台52と、該送り台52に上下運動を与える上下送り軸
54と、該送り台52に前後運動を与える水平送り軸5
6とから基本的に構成される。例えば送り台52は、そ
の前端部にフォーク52aが形成され、また後端部にT
字部52bが形成されている。上下送り軸54は、ベッ
ド部46の手前側に、軸周りの揺動自在に枢支され、該
送り軸54に固定されて直交方向に延出するアーム58
が、前記フォーク52aにピン60を介して嵌合してい
る。更に水平送り軸56は、ベッド部46の後方側に軸
周りの揺動自在に枢支され、該送り軸56から直交方向
に延出する2つのアーム62,62に、前記送り台52
のT字部52bが枢着されている。
【0011】上下送り軸54の後方側には、軸周りに揺
動自在な揺動軸64が配設され、該揺動軸64に固定し
たカム66が、前記上下送り軸54に直交方向に設けた
2股アーム68に係合している。この揺動軸64は、上
軸24に形成したクランク部24aにロッド70を介し
て連結されている。従ってミシンモータ32を駆動すれ
ば、前記上軸24が回転して針棒22に上下動運動を付
与すると共に、ロッド70を介して揺動軸64が揺動回
転し、カム66→2股アーム68→上下送り軸54→送
り台52の経路で送り歯50が上下に駆動される。
【0012】また水平送り軸56の右端部には、セクタ
ーギヤ72が固定され、このセクターギヤ72は、脚柱
部30に設けた送り用ステッピングモータ74のピニオ
ン76に噛合している。そして、前記送り歯50の上下
動に同期して送り用ステッピングモータ74を駆動する
ことにより、該送り歯50はその上昇位置および下降位
置において夫々前方および後方に駆動される。
【0013】ベッド部46における縫針22の落下位置
付近には、上糸および下糸を所要の指令により切断する
糸切り装置78が配設されている。この糸切り装置78
は、釜(図示せず)の近傍に固定配置した固定刃82と、
該固定刃80に対し摺擦的に移動する可動刃82と、該
可動刃82を駆動する糸切り用ステッピングモータ84
とから構成されている。そして上軸24における回転位
相の特定区間で、該上軸24に連動して作動するように
なっている。
【0014】更にミシン上軸24には、その回転位相を
検出して、前記針棒22の現在位置(上昇位置か下降位
置か等)を検知するための位相検出器88が設けられて
いる。すなわち上軸24には、半径方向に1本のスリッ
トを形成した円板90が設けられ、このスリット円板9
0を挟んでフォトインタラプタ92が配設されている。
このフォトインタラプタ92は、スリット円板90と上
軸24の回転位相とが約360°のときに、該スリット
を透過する光を検出し、図1に示すCPU94に、針棒
22の現在位置に関するタイミング信号を供給するよう
になっている。
【0015】前記アーム部12には、その操作者側に液
晶ディスプレイ96が配設され、操作者により選択され
た模様がこの液晶ディスプレイ96に表示されるように
なっている。また脚柱部30には、キーパネルの如く、
模様の入力を行なうための模様入力装置97が配設され
ている。なお、ミシン10に付帯される天秤98の駆動
機構や、押え足99の連繋機構等については、詳細な図
示および説明は省略する。
【0016】次に、ミシン10の制御系につき、図1に
示すブロック図を参照して説明する。制御回路CのI/
Oインターフェイス11には、前記模様入力装置97が
接続されると共に、布送りのタイミングを決定する前記
位相検出器88が接続されている。またミシンモータ3
2は駆動回路15、針棒揺動用ステッピングモータ40
は駆動回路17、送り用ステッピングモータ74は駆動
回路19、液晶ディスプレイ96は駆動回路21を介し
て、夫々I/Oインターフェイス11に接続されてい
る。
【0017】また糸切り装置78における糸切り用ステ
ッピングモータ84は、駆動回路23およびAND回路
25を介して、I/Oインターフェイス11に接続され
ている。このAND回路25は、後述する渡り糸の切
断個所記憶手段35から出力される糸切り信号の入力
と、前記位相検出器88から出力される針棒22の下
降確認信号の入力とをAND条件として、前記駆動回路
23に駆動信号を出力するものである。すなわち駆動回
路23は、糸切り信号と、針棒22が加工布を刺通して
下降している旨の確認信号とが揃った時点で、糸切り用
ステッピングモータ84を駆動し、糸切り装置78の可
動刃82と固定刃80との間で上糸および下糸の切断を
行なう。なおI/Oインターフェイス11には、ミシン
10を作動させるに必要な他の要素、例えばミシン10
の起動・停止を選択的に指令する起動・停止スイッチ、
上軸24の回転速度を検出する速度検出器、針棒22の
揺動量を調節するボリューム、加工布の送り量を調節す
るボリューム、その他各可動部の同期をとるためのクロ
ックパルス発生手段等が設けられるが、図示および説明
は省略する。
【0018】前記I/Oインターフェイス11は、バス
27を介して、CPU94、ROM29、RAM31等
に接続されている。このROM29は、文字や記号等の
多数の模様の夫々に関して、各縫い動作毎の針位置デー
タすなわち送り量データおよび針振りデータを記憶した
模様データを格納すると共に、選択された縫目模様デー
タを読み出し、送り開始信号を受けた際に、送り量デー
タに基いて送り用ステッピングモータ74を制御する制
御プログラムを格納している。なお前記ROM29は、
ミシンモータ32の駆動を制御する制御プログラムや、
布送り動作の開始タイミングを送り量データと速度信号
とに基づいて決定する送り動作開始制御の制御プログラ
ム等も格納している。またRAM31は、CPU94で
演算処理した結果等を一時的に記憶する各種のメモリを
備えている。
【0019】更に前記I/Oインターフェイス11は、
バス27を介して、切断個所指定手段33および切断個
所記憶手段35に接続されている。すなわち切断個所指
定手段33は、前記CPU94からなる記憶手段に記憶
された縫目模様データに従って、各種の模様が縫製され
る際に、その各模様から次の模様までの間を結ぶ前述の
「渡り糸」における切断個所を指定する手段である。例え
ば前記の模様データ中に予め格納した糸切りコードに関
して、何針目が特定の模様の終了部であって、糸切断が
なされる個所であるか、を指定する。また切断個所記憶
手段35は、前記の切断個所指定手段33により指定さ
れた渡り糸の切断個所を記憶するためのものであって、
前記RAM31に余地があるならば、これに一時的に記
憶させるようにしてもよい。
【0020】
【実施例の作用】次に、この実施例に係る糸切り装置の
使用の実際につき説明する。模様縫いミシン10の稼動
に先立ち、糸掛け等の所要の縫製準備を行なうと共に、
前記模様入力装置97を操作して、縫製を希望する模様
の入力を行なっておく。この入力により選択された模様
は、例えば前記液晶ディスプレイ96に表示される。次
いで、図示しない起動・停止スイッチを操作して、起動
信号をCPU94に入力させると、ROM29に格納し
た制御プログラムに従い、ミシンモータ32が駆動回路
15を介して駆動されて上軸22が回転する。また前記
ROM29に格納した各縫い動作毎の送り量データに従
って、送り用ステッピングモータ74が駆動回路19を
介して駆動され、送り歯50の上下動および前後動がな
される。更に、ROM29に格納した各縫い動作毎の針
振りデータに従って、針棒揺動用ステッピングモータ4
0が駆動回路17により駆動され、針棒22は布送り方
向に対し交差する方向に揺動される。
【0021】このように予め制御された針棒22(縫針
20)の昇降動並びに揺動と、送り歯50の上下動並び
に前後動とによって、図示しない加工布には、前記縫目
模様データに従った各種の模様が順次縫製されてゆく。
前記模様縫いに伴い、図3に関して説明した「渡り糸」
が、各模様の終了部と次の模様の開始部とを結んで形成
される。そこで前記「渡り糸」における切断個所を、前述
の切断個所指定手段33により予め指定すると共に、そ
の指定個所は前述の切断個所記憶手段35に記憶してお
くことにより、この「渡り糸」を自動的に切断することが
できる。
【0022】すなわち、図3(a)に示す如く、文字模様
AとBとを縫製する場合は、模様Aの終了部aから次の
模様Bの開始部bまでの区分を糸切りする旨、切断個所
指定手段33によって予め指定しておく。この糸切り指
定個所は、切断個所記憶手段35に記憶されるので、実
際に縫針20が模様Aを縫製して、最後の終了部aに針
落ちした時点で、該切断個所記憶手段35から糸切り信
号が出力される。この糸切り信号は、図1に示す如く、
糸切り駆動回路23に接続するAND回路25の一方の
端子に入力されるが、これにより直ちに糸切り装置78
が駆動されるものではない。その理由は、糸切断のため
には、縫針20が下降して加工布を刺通し、その上糸と
下糸とが、糸切り装置78における可動刃82と固定刃
80との間に臨んでいる必要があるからである。
【0023】そこで、前記位相検出器88から出力され
る針棒22の現在位置に関する信号が、前記AND回路
25の他方の端子に入力されるようになっている。そし
て該AND回路25に、切断個所記憶手段35から出
力される糸切り信号と、前記位相検出器88から出力
される針棒下降タイミング信号との双方が入力されたこ
とを条件として、AND回路25は前記駆動回路23に
駆動信号を出力する。これにより糸切り用ステッピング
モータ84が駆動回路23を介して付勢され、糸切り装
置78の可動刃82が作動して、図3(a)に示す模様A
の終了部aに針落ちした上糸と下糸とを切断する。同様
に、次の模様Bの開始部bに針落ちした上糸と下糸も、
前記糸切り信号と針棒下降タイミング信号とがAND回
路25に入力されたことを条件として、糸切り装置78
が作動し、b点での上糸と下糸との切断を行なう。
【0024】なお、先に図3(b)に関して述べた如く、
例えば模様Aと模様Bとの間隔が大きく離れており、針
棒を切放して両模様間を縫目形成なしで結ぶ場合も、同
様に模様Aの終了部aで上糸と下糸との切断がなされる
と共に、次の模様Bの開始部bで上糸と下糸との切断が
好適に行なわれる。
【0025】また「渡り糸」における切断個所を、切断個
所指定手段33により指定した際は、前記液晶ディスプ
レイ96に各模様を表示すると共に、その切断個所に例
えばハサミのシンボルを点滅させるようにすれば好適で
ある。このときは、操作者は一連の模様のどの部分で渡
り糸の切断がなされるか、を直ちに視覚で確認できる利
点がある。
【0026】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る模様縫
いミシンの糸切り装置によれば、或る模様から次の模様
までの間を結ぶ渡り糸を、予め指定された個所で自動的
に切断し得るものであって、従来の如く操作者が渡り糸
の夫々をハサミで切断していた煩雑な手間と多くの時間
とを省き得るものである。このため、模様縫いミシンの
使い勝手が格段に向上するという有益な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る模様縫いミシンの糸切り装置が好
適に実施される制御系のブロック図である。
【図2】本実施例に係る模様縫いミシンの概略構成図で
ある。
【図3】図3(a)および(b)は、模様縫いミシンにより
縫製される模様の各実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 模様縫いミシン 20 縫針 22 針棒 24 上軸 32 糸切り駆動手段 33 渡り糸の切断個所指定手段 35 渡り糸の切断個所記憶手段 78 糸切り装置 88 位相検出手段 94 記憶手段(ROM)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、模様縫いミシン
の糸切り装置に関し、更に詳細には、縫目模様データに
従って各種の模様を縫製し、かつ糸切り装置を備えてい
模様縫いミシンにおいて、ユーザーの使用状況に応じ
て糸切りすべき個所を簡単に指定・変更することがで
き、その指定・変更状態をディスプレイに表示して視覚
的に容易に確認し得るようにしたミシンに関するもので
ある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】この渡り糸は、模様縫いに際し必然的に形
成されるものであるが、縫製終了後は不用となるので、
これを切断する必要がある。この場合に前述したミシン
の糸切り装置では、ユーザーが使用状況に応じて糸切り
すべき個所を指定したり、変更したりする場合に、これ
を簡単に行なうことができない難点がある。また糸切り
個所の指定状態や変更状態は、視覚的に確認し得ないた
めに、設定ミスが時として生じ易かった。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明の目的】前述した課題に鑑み本発明は、縫目模様
データに従って各種の模様を縫製する模様縫いミシン
糸切り装置を備えたものにおいて、糸切りすべき個所の
指定や変更を簡単に行なうことができ、その指定状態や
変更状態を視覚的に容易に確認し得る手段を提供するこ
とを目的とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため本発明に係る模様縫いミシンの糸
切り装置は、縫針を備えミシンモータによる上軸の駆動
により上下に往復動される針棒と、多数の縫目模様の夫
々に関する縫目模様データを記憶した記憶手段と、前記
上軸の回転位相を検出して針棒の位置に関するタイミン
グ信号を出力する位相検出手段と、前記縫針と加工布と
が相対移動を行なって加工布に縫目を形成した後に上糸
および下糸を切断する糸切り手段と、糸切り信号および
前記位相検出手段から出力されるタイミング信号に基づ
き、前記糸切り手段を駆動する手段とを備えた模様縫い
ミシンにおいて、前記記憶手段に記憶された縫目模様デ
ータに従って縫製された各模様の切断個所を指定する
手段と、この切断個所指定手段により指定され切断個
に関する情報を記憶し、糸切り信号を前記糸切り駆動
手段に出力する切断個所記憶手段と、前記切断個所記憶
手段により切断個所に関する情報を指定した際は、該個
所が切断される旨をシンボルで表示するディスプレイ
を備えたことを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【作用】本発明に係る模様縫いミシンの糸切り装置によ
れば、糸切りすべき個所の指定・変更状態をディスプレ
イに表示すると共に、予め指定された個所で自動的に糸
切りを行なう。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る模様縫
いミシンの糸切り装置によれば、ユーザーによって糸切
りすべき個所を簡単に指定・変更することができ、しか
もその指定・変更状態をディスプレイに表示して視覚的
に容易に確認し得る、という有益な効果が奏されるもの
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫針(20)を備えミシンモータ(32)による
    上軸(24)の駆動により上下に往復動される針棒(22)と、
    多数の縫目模様の夫々に関する縫目模様データを記憶し
    た記憶手段(94)と、前記上軸(24)の回転位相を検出して
    針棒(22)の位置に関するタイミング信号を出力する位相
    検出手段(88)と、前記縫針(20)と加工布とが相対移動を
    行なって加工布に縫目を形成した後に上糸および下糸を
    切断する糸切り手段(78)とを備えた模様縫いミシン(10)
    において、前記記憶手段(94)に記憶された縫目模様デー
    タに従って縫製された各模様から次の模様までの間を結
    ぶ渡り糸の切断個所を指定する手段(33)と、この指定手
    段(33)により指定された渡り糸切断個所を記憶する切断
    個所記憶手段(35)と、この切断個所記憶手段(35)から出
    力される糸切り信号および前記位相検出手段(88)から出
    力され、針棒(22)が下降している旨を確認したタイミン
    グ信号が揃った時点で、前記糸切り手段(78)を駆動する
    手段(23)とを備えたことを特徴とする模様縫いミシンの
    糸切り装置。
JP25730098A 1990-05-28 1998-09-10 模様縫いミシンの糸切り装置 Pending JPH11137878A (ja)

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