JPH11137635A - ファッション性磁石 - Google Patents

ファッション性磁石

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Publication number
JPH11137635A
JPH11137635A JP9321987A JP32198797A JPH11137635A JP H11137635 A JPH11137635 A JP H11137635A JP 9321987 A JP9321987 A JP 9321987A JP 32198797 A JP32198797 A JP 32198797A JP H11137635 A JPH11137635 A JP H11137635A
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JP
Japan
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magnet
fashionable
thin plate
flexible
pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP9321987A
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English (en)
Inventor
Tokuhiro Sugaya
谷 篤 廣 菅
Shigeki Nakamura
村 茂 樹 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOWA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TOWA SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常の健康用磁石と同様に、目的とする貼着
箇所へ貼着して使用できる外、衣服等により被覆されな
い露出部への貼着により、ファッション性を発揮できる
ファッション性磁石1を提供する。 【構成】 ファッション性模様5を印刷した可撓磁性薄
板2の適所に着磁して適宜形状の磁化帯2Aを形成する
と共に、前記可撓磁性薄板2の裏面に両面接着テ−プ3
及び剥離紙8を順次貼着したフアッション性磁石。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はファッション性磁石、
殊に、多少の凹凸や変形等のある被貼着体の表面(被貼
着面)へ貼着して使用することができ、しかも、ファッ
ション性に優れた可撓性のある、いわゆる健康用磁石に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多少の凹凸や変形等のある「つ
ぼ」等の被貼着部に、紙、布等の可撓性薄板に貼着した
磁石を貼り付けて使用する可撓性の、いわゆる健康用磁
石としては、例えば、「ピップエレキバン」(商標名)
と称されるもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
「ピップエレキバン」(商標名)のような可撓性の、い
わゆる健康用磁石にあっては、その外形が円板状、方形
状、長方形状(帯状)等の単純な形状のものとして構成
されていたため、これを、例えば、衣服等により被覆さ
れる部分に貼着して使用するには不快性や抵抗感を招く
恐れはないものの、仮に、これを衣服等により被覆され
ない露出部分へ貼着すると、当該円形、方形、帯状等の
単純形状の健康用磁石が当該貼着部に露出することに基
づく異和感ないし不快感を招く恐れがあり、ひいては、
係る単純形状のいわゆる健康用磁石の露出部への貼着、
使用が、実際上制限されるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な従来例における問題点に鑑み、被貼着部への貼着によ
り、いわゆる健康磁石としての機能を維持する外、磁化
帯又は磁石の目的とする被貼着部への貼着を、当該健康
用磁石の貼着位置に左右されず、返って、貼着により当
該貼着部にファッション性模様の現出による良好な見映
え感を期待できるファッション性磁石を提供しようとす
るものである。
【0005】この発明は、前記のような従来例における
問題点を解決するため、表面に適宜形状のファッション
性模様を現出した紙、膜、磁性薄板等の可撓性薄材の裏
面に接着剤層を設け、該接着剤層の外面に剥離紙を貼着
する一方、前記紙、膜等の可撓性薄材の裏面に前記接着
剤層を介して適宜形状の小磁石を貼着し、又は前記可撓
磁性薄板の適所を着磁して適宜形状の磁化帯を形成した
ファッション性磁石であり、また、表面にファッション
性模様を現出し、裏面に両面接着テ−プ又は接着剤層を
介して剥離紙を貼着した可撓磁性薄板に、円形、方形、
長方形、三角形等の適宜形状に着磁した磁化帯を、直線
又は曲線状の縦列、横列、傾斜列、円周列、方形列、長
方形列、楕円形列、渦巻列、波列等の適宜形状に配設し
たものである。
【0006】また、表面にファッション性模様を現出
し、裏面に両面接着テ−プを貼着し又は接着剤を塗布し
た紙、膜等の可撓性薄板の裏面の適所に、前記両面接着
テ−プ又は接着剤層を介して小磁石を貼着し、かつ、前
記両面接着テ−プ又は接着剤層の外側に剥離紙を貼着し
たものであり、また、前記可撓磁性薄板の裏面の適所
に、当該可撓磁性薄板の裏面の両面接着テ−プ又は接着
剤層を介して、適宜形状の小磁石を単数又は複数貼着
し、前記両面接着テ−プ又は接着剤層の外側に剥離紙を
貼着したものである。
【0007】さらに、前記可撓磁性薄板の裏面側で、当
該可撓磁性薄板の非磁化領域に、前記両面接着テ−プ又
は接着剤層を介して適宜形状の小磁石を貼着し、前記両
面接着テ−プ又は接着剤層の外側に剥離紙を貼着したも
のであり、また、前記紙、膜、磁性薄板等の可撓性薄材
の表面、又は該可撓性薄板の表面に貼着した印刷用薄材
等に、ファッション性模様を印刷したものであり、ま
た、前記紙、膜、磁性薄板等の可撓性薄材をファッショ
ン性模様状に構成したものである。
【0008】また、表面に適宜形状のファッション性模
様を現出した紙、膜、磁性薄板等の可撓性薄材の裏面に
両面接着テ−プ又は接着剤層を設け、該両面接着テ−プ
又は接着剤層を介して当該可撓性薄材の裏面の適所に、
適宜形状の小磁石を貼着すると共に、前記両面接着テ−
プ又は接着剤層の外側に、前記可撓性薄材の裏面に貼着
した小磁石対応位置に小孔を有する剥離紙を貼着したも
のであり、また、前記紙、膜、磁性薄板等の可撓性薄材
の表面又は該表面に貼着した印刷用薄材に、前記可撓磁
性薄板に着磁した磁化帯又は前記可撓性薄板の裏面に貼
着した小磁石の配設位置に対応し、当該磁化帯又は当該
磁石の配設位置を示す識別記号を含むファッション性模
様を印刷したものである。
【0009】さらに、表面に適宜形状のファッション性
模様を現出した紙、膜、磁性薄板等の可撓性薄材の裏面
に接着剤層を設け、該接着剤層の外面に剥離紙を貼着す
る一方、前記紙、膜等等の可撓性薄材の裏面に前記接着
剤層を介して適宜形状の小磁石を貼着し、又は前記可撓
磁性薄板の適所を着磁して適宜形状の磁化帯を形成する
と共に、前記紙、膜、磁性薄板等の可撓性薄材の表面に
直接又は印刷用薄紙等を介して印刷したファッション性
模様の透明又は半透明の片面接着テ−プを貼着したもの
である。
【0010】
【発明の作用】この発明は、前記のような構成を有する
から、表面に適宜形状のファッション性模様を現出した
磁性薄板又は紙、膜等の薄板等の可撓性薄材の裏面に接
着剤層を設け、該接着剤層の外面に剥離紙を貼着する一
方、前記可撓磁性薄板の適所を着磁して適宜形状の磁化
帯を形成し、又は前記可撓性薄材の裏面に前記接着剤層
を介して適宜形状の小磁石を貼着したファッション性磁
石を、その裏面から剥離紙を剥離した後、その磁性薄板
の着磁による磁化帯又は裏面に貼着した小磁石を目的と
する磁力線付与領域に当て、しかる後、このファッショ
ン性磁石をその表面から適度に押圧して、貼り着け使用
する。
【0011】また、表面にファッション性模様を現出
し、裏面に両面接着テ−プを貼着し又は接着剤を塗布し
た紙、膜等の可撓性薄板の裏面の適所に貼着した単数又
は複数の小磁石、若しくは可撓磁性薄板の着磁による磁
化帯領域を、目的とする磁力線付与領域に直接当接し、
その表面から押圧、貼着して使用する。
【0012】さらに、前記可撓磁性薄板の裏面で、当該
可撓磁性薄板の非磁化帯領域に、前記両面着テ−プ又は
接着剤層を介して貼着した適宜形状の小磁石を、目的と
する磁力線付与領域に直接当接させ、その表面から押
圧、貼着することにより、当該小磁石の磁束と、可撓磁
性薄板の磁化帯の磁束の干渉を図りつつ、使用する。
【0013】また、このファッション性磁石の表面の印
刷されたアッション性模様又は同ファッション性模様中
における、当該磁化帯又は小磁石の配設位置に対応する
識別記号を、当該ファッション性模様中から見出すこと
により、その識別記号により当該磁化帯又は小磁石を目
的とする磁力線付与領域への位置合せを、当該ファッシ
ョン性磁石の表面から目視により確認しながら、必要に
応じてその当接、貼着位置を修正して正確に貼付け使用
する。
【0014】表面に適宜形状のファッション性模様を現
出した紙、膜、磁性薄板等の可撓性薄材の裏面に両面接
着テ−プ又は接着剤層を設け、該両面接着テ−プ又は接
着剤層を介して当該可撓性薄材の裏面の適所に、適宜形
状の小磁石を貼着すると共に、前記両面接着テ−プ又は
接着剤層の外側に、前記可撓性薄材の裏面に貼着した小
磁石対応位置に小孔を有する剥離紙を貼着する構成とす
れば、前記紙、膜、磁性薄板等の可撓性薄材の裏面に両
面接着テ−プ又は接着剤層を介する小孔付剥離紙の貼着
した後、前記剥離紙の外側からその小孔部に小磁石を貼
着することにより、このファッション性磁石を構成す
る。
【0015】ファッション性磁石の表面の印刷模様の外
側に透明な片面接着テ−プを貼着すれば、発汗等をこの
ファッション性磁石の表面に付着させる恐れがなく、ひ
いては、可撓性薄材の表面に直接又は印刷用薄紙等を介
して印刷されたファッション性模様くずれを招いたり、
当該ファッション性模様の印刷インクやその溶剤等の溶
出を招く恐れなく使用する。
【0016】
【実施例】以下、この発明に係るファッション性磁石
を、その第1ないし第16実施例をその模式説明図で略
示する添付の図1ないし図38、及びそのアァッション
性模様例を略示する図39を参照して説明する。
【0017】
【第1実施例】添付の図1〜3は、この発明に係るファ
ッション性磁石の第1実施例を略示すもので、図1はこ
の発明の第1実施例の要部の(図2のA−A線に沿う)
模式縦断説明図、図2はその模式平面説明図、図3は図
1及び2に略示したこの発明の第1実施例に係るファッ
ション性磁石1を目的とする被貼着体9の被貼着面9A
に貼着して使用する状態における、前記図2のA−A線
と同様な位置における模式従断説明図である。
【0018】図1〜3において、2はこの発明に係るフ
ァッション性磁石の第1実施例のファッション性磁石の
可撓性の磁性薄板、3は可撓磁性薄板2の裏面(図1で
は下面)に貼着した両面接着テ−プ、5は可撓性の磁性
薄板2の表面(図1では上面)に直接印刷したファッシ
ョン性模様、8は前記両面接着テ−プ8の外側に貼着し
た剥離紙である。なお、この両面接着テ−プ8を所要の
接着強度を備える接着剤の塗布された接着剤層として構
成できることまいうまでもない。
【0019】なお、図1〜3では、この発明の第1実施
例のファッション性磁石1のファッション性模様5を、
一部が欠落する大きさの異なる3個の円の結合模様とし
て略示したが、この一部の欠落する3個の円の結合状模
様からなるファッション性模様5は、例えば、その一部
の欠落する3個の円の円周まわりを縁取りした模様に構
成することを含め、図39に略示するような様々な模様
101〜130等、任意のファッション性模様として構
成することができる。
【0020】
【第1実施例の作用】この発明の第1実施例に係るファ
ッション性磁石1の裏面から剥離紙8を剥離した後、こ
のファッション性磁石1の裏面を、目的とする被貼着体
9の被貼着面9A、例えば、いわゆる「つぼ」等まわり
に当て、当該ファッション性磁石1のファッション性模
様5を印刷したその表面側から適度に押圧すると、この
ファッション性磁石1がその裏面の両面接着テ−プ3又
は接着剤層により、目的とする被貼着面9Aに貼着さ
れ、そのファッション性磁石1の可撓磁性薄板2の磁化
帯2A領域の磁束が、被貼着体9の「つぼ」等まわりに
いわゆる健康磁石として作用し、当該健康磁石としての
作用状態が両面接着テ−プ3及び可撓磁性薄板2により
維持される。
【0021】なお、この発明の第1実施例のファッショ
ン性磁石1のファッション性模様としては、その模式平
面説明図としての図39に略示するファッション性模様
101ないし130又はそれらに類似する各種のファッ
ション性模様を選択できる外、いわゆる、各種のキャラ
クタ−模様状のものを採用することもできる。
【0022】また、図39に例示する各種ファッション
性模様101〜130自体は、後述の第2ないし第16
実施例及びそれらの変形例等のファッション性磁石1
1、11B、21、37、41A〜41C、51、6
1、71、71D、81、81B、91、161等の可
撓磁性薄板12、12B、22、32、42A〜42
C、92、162や、可撓性薄板52、62、72、7
2B、72D、82、82Bの表面に直接印刷する模
様、又は同表面に貼着した印刷紙14への印刷模様等と
して採用することができる。
【0023】
【第2実施例】図4及び図5はこの発明に係るファッシ
ョン性磁石の第2実施例を略示するもので、図4はその
第2実施例のファッション性磁石11の要部の図5のB
−B線に沿う模式縦断説明図、図5はその模式平面説明
図である。
【0024】図4及び図5において、この発明の第2実
施例のフッション性磁石11は、前記第1実施例のフッ
ション性磁石1における可撓性の磁性薄板2の表面(図
2では上面)へのファッシヨン性模様5の直接印刷に代
えて、当該可撓磁性薄板12の表面(図4では上面)に
貼着した薄紙(印刷用薄材)14等の表面(同図4では
上面)に、ファッション性模様15を印刷したものであ
る。なお、この可撓磁性薄板12は、その左右方向(図
5)に適宜間隔を存して、上下方向(同図)に延びる適
宜巾の帯状に着磁した複数の磁化帯12A、12A・・
・を構成したもので、その裏面への両面接着テ−プ1
3、剥離紙18を貼着すること等、その他の構成は前記
第1実施例のファッション性磁石1とほぼ同様である。
【0025】また、この第2実施例のファッション性磁
石11は、前記第1実施例のファッション性磁石1と同
様に、前記図3に示す被貼着体9の被貼着面9Aに、例
えば、いわゆる「つぼ」等まわりの適所へ貼着して使用
するもので、その作用は前記第1実施例のファッション
性磁石1とほぼ同様である。
【0026】
【第2実施例の変形例】図6は、この発明のファッショ
ン性磁石の第2実施例の変形例のファッション性磁石1
1Bの模式平面説明図である。図6において、12Bは
第2実施例の変形例のファッション性磁石11Bの可撓
磁性薄板で、この可撓磁性薄板12Bの着磁帯12BA
は図6において、その上下方向に適宜間隔を存して、そ
の左右方向に帯状に延びる磁化として形成したもので、
この可撓磁性薄板12Bの下面には図示しない両面接着
テ−プ又は接着剤層が、前記第2実施例の両面接着テ−
プ(又は接着剤層)13の貼着位置と同位置(図4参
照)に貼着され、その下面には剥離紙(図示省略)が、
前記第2実施例と同様に貼着される。15Bはその可撓
磁性薄板12Bの表面に薄紙(図示省略)を介し、又は
介することなく直接印刷したファッション性模様であ
る。なお、この第2実施例の変形例のファッション性磁
石11Bの他の構成及び作用は、前記第2実施例のファ
ッション性磁石11とほぼ同様である。
【0027】
【第3実施例】図7及び図8は、この発明の第3実施例
のファッション性磁石21を略示するもので、図7はこ
の発明の第3実施例のファッション性磁石21の要部の
図8のC−C線に沿う模式縮断説明図、図8はその模式
平面説明図である。
【0028】図7、図8において、22はこの発明の第
3実施例のファッション性磁石21の可撓磁性薄板で、
この可撓磁性薄板22は、その平面図において、一部が
欠落する3つの円板の結合模様状をなすように構成さ
れ、同可撓磁性薄板22自体がファッション性模様状を
なすものとして構成される。22Aは可撓磁性薄板22
の左右方向(図8)に適宜間隔を存して着磁した適宜巾
の複数の帯状の磁化帯(磁化部)、23は可撓磁性薄板
22の裏面(図7では下面)に貼着した両面接着テ−
プ、28はその下面に貼着した剥離紙8である。なお、
この両面接着テ−プ23は接着剤層として構成すること
ができる。
【0029】第3実施例の可撓磁性薄板22の形状とし
ては、図8に示すような3個の円板の結合模様状に形成
する外、その周縁部を縁取りすることがきる。また、こ
のファッション性磁石のファッション性模様としては、
図39に例示する各種ファッション性模様のうち、当該
ファッション性模様全体が一体状に構成されているも
の、例えば、図39における符号101、103〜10
5、108〜116、119〜122、129、130
の付された模様等を採用することができる。なお、この
ファッション性模様としては、いわゆるキャラクタ模様
状の適宜形状のものを採用できる。
【0030】なお、図39における符号102、10
6、107、117、118、123〜128のよう
に、二以上の部分に分離するファッション性模様を採用
する場合は、当該模様の全体が一体状をなすように修正
ないし変形することにより、一体状をなすファッション
性模様、例えば、同図39の符号101、103、10
4、105・・・等と同様なファッション性模様として
採用できる。
【0031】すなわち、例えば、図39における足跡模
様124のように、二つの足跡が4個ずつの指を備え、
合計10個の互いに離間する部分からなる模様を、本件
発明の第3実施例(他の実施例についてもほぼ同様)の
ファッション性模様として採用する場合は、10個に離
間する足指等の間を、当該足跡模様の色(例えば、黒又
は赤色)とは異なる色(例えば、白色)の生地により一
体状に接続するものに修正し、また、音符模様128に
ついては、当該音符模様の形象を損なわないように、両
側の音符の間を当該音符模様の印刷色とは異なる色の生
地により一体状に接続された状態のものに修正(変形)
することにより、それぞれのファッション性模様の特徴
を維持できる単一の(分離しない)ファッション性模様
として、第3実施例のファッション性磁石の模様として
採用できる。
【0032】なお、前記と同様な理由により、当該ファ
ッション性模様が二つ以上の部分に離間する他の模様、
例えば、図39における鯨模様117中の吹上げ状態の
潮及び波と鯨本体、金魚模様118中の気泡、雪ダルマ
模様123中の飛散する雪片、富士山模様128中の浮
遊する雲、船模様126中の浮遊する雲及び波、こうも
り模様127中の煙及び地表の散在物等についても、当
該模様を可撓性基板22自体のファッション性模様とし
て採用する場合には、前示例とほぼ同要領で一体状に修
正することにより、それぞれのファッション性模様の特
徴を損なうことなく、当該磁性薄板22、ひいては当該
ファッション性磁石のファッション性模様として採用で
きる。
【0033】
【第4実施例】図9はこの発明の第4実施例に係るファ
ッション性磁石31の要部の、図10におけるD−D線
に沿う模式縦断説明図、図10は同第4実施例のファッ
ション性磁石31の模式平面説明図である。
【0034】図9及び図10において、32は第4実施
例のファッション性磁石37の可撓磁性薄板で、この可
撓磁性薄板32には着磁により、その上下方向(図1
0)に適間隔間を存して、また、左右方向(図10)に
延びる複数の磁化帯32Aが形成される。33及び38
は可撓磁性薄板32の裏面(図10では下面)に貼着し
た両面接着テ−プ及び剥離紙、35はその表面(同上
面)に印刷したファッション性模様である。
【0035】この第4実施例のファッション性磁石31
の作用は、その可撓磁性薄板32への磁化帯32Aの着
磁方向が、図10における左右方向であることに基づく
その磁束の発生方向が、帯状をなす当該磁化帯32A、
32A、すなわちその左右方向に発生する外は、前記第
3実施例の作用とほぼ同様である。なお、第4実例の可
撓磁性薄板32のファッション性模様としては、図39
に例示する各種ファッション性模様又はそれらに近似す
るファッション性模様を、前記各実施例とほぼ同様に採
用できる。
【0036】
【第5実施例】図11は、この発明の第5実施例のファ
ッション性磁石41Aの模式平面説明図で、この第5実
施例のファッション性磁石41Aは、可撓性を有し、ほ
ぼ長方形状(平面視)をなす薄平板状に構成される。
【0037】この第5実施例のファッション性磁石41
Aの可撓磁性薄板42Aの裏面には、図示しないが両面
接着テ−プが貼着され、又は接着剤が塗布されると共
に、剥離紙が、前記第1ないし第4実施例の可撓磁性薄
板2、12、22、32の裏面に貼着した両面接着テ−
プ3、13、23、23(又は塗布された接着剤層)及
び剥離紙8、18、28、38と同様に貼着される。な
お、その剥離紙を剥離した後、このファッション性磁石
41Aを目的とする「つぼ」等の被貼着位置へ貼着して
使用することは、前記各実施例とほぼ同様である。
【0038】図11において、42AA及び42AB
は、可撓磁性薄板42Aに着磁した磁化帯で、この磁化
帯42AA、42AA・・・は、可撓磁性薄板42Aの
図11におけるL−L線より上側(その上半)部に、適
宜間隔を存して所要巾、所要長のものとして構成したも
のであり、また、磁化帯42AB、42AB・・・は同
可撓磁性薄板42Aの図11におけるL−L線より下側
(その下半)部に、その左右方向に適宜間隔を存して所
要巾、所要長のものとして、それぞれ複数形成したもの
で、第5実施例のファッション性磁石41Aでは、その
上半部及び下半部に形成された両磁化帯42AA、42
ABの、それぞれの方向に比較的強い磁束が発生する。
【0039】なお、図示しないが、この可撓磁性薄板4
2Aを、図11のように、その上半部と下半部に分ける
ことなく、その全領域に同方向に前記磁化帯42AA又
は42ABの何れか一方のみを構成することができる
外、当該可撓性基板42Aを図11における線L−Lと
直交する線に沿うように左右方向に分割し、その左右の
両半部における磁化帯42AA、42AB方向が揃うよ
うに着磁した磁化帯として構成することもできる。それ
らの何れにあっても、それぞれの磁化帯42AA、42
AA・・・、42AB、42AB・・・の形成方向及び
配列間隔如何等による磁束効果に相応の相違の生ずるこ
とは別として、その使用手法等は前記実施例とほぼ同様
である。
【0040】
【第5実施例の第1変形例】図12はこの発明の第5実
施例の第1変形例に係るファッション性磁石41Bの模
式平面説明図で、このファッション性磁石41Bは平面
視でほぼ長方形状をなす薄平板状に構成され、その裏面
に図示しない両面接着テ−プ及び剥離紙が、前記第5実
施例の可撓磁性基板42Aの裏面に貼着した両面接着テ
−プ及び剥離紙と同様に貼着される。
【0041】この第5実施例の第1変形例のファッショ
ン性磁石41Bは、その可撓磁性薄板42Bの、図12
におけるL2−L2線からの上半部に、上下方向に間隔を
存して、同図における左方向のほぼ全長に旦って伸びる
磁化帯42ABを形成する一方、同図のL2−L2線から
の下半部に左右方向に適宜の間隔を存して同図の上下方
向に延びる複数の磁化帯42BB、42BBを形成した
もので、その磁化帯42BA、42BBが前記図11に
示した第5実施例の磁化帯42AA、42ABのように
分割されることなく連続するものとし構成した外は、同
実施例と変りなく、その作用も同実施例とほぼ同様であ
る。
【0042】
【第5実施例の第2変形例】図13はこの発明の第5実
施例の第2変形例のファッション性磁石41Cの模式平
面説明図で、その可撓磁性薄板42Bの同図におけるL
3−L3線の上半部には、同図の左方向に延びる長方形の
周縁部に沿うような一連の帯状の磁化帯42CAが構成
され、同可撓磁性薄板42BのL3−L3の下半部には上
下方向に延びる長方形の周縁部に沿うような一連の帯状
の磁化帯42CBを複数、適宜間隔を存して形成したも
ので、その磁化帯42CA、42CBに沿うような磁束
が発生する点は別として、その他の構造及び作用は前記
図11に示した第5実施例のファッション性磁石41
A、及び図12に示した第5実施例の第1変形例のファ
ッション性磁石41Bとほぼ同様である。
【0043】
【第6実施例】図14はこの発明の第6実施例のファッ
ション性磁石41Dの模式平面説明図である。同図にお
いて42Dはファッション性磁石41Dの可撓磁性薄板
で、この第6実施例のファッション性磁石41Dの可撓
磁性薄板41Dには、同図のM−M線の右側部には大き
さの異なる2つの方形列状の磁化帯42DAA、42D
ABが同一中心上に位置するように配列され、また、同
図のM−M線の左側部には同心状の異なる直径の2つの
円形列状に配列された磁化帯42DBA、42BBをそ
れぞれ形成したもので、磁化帯42DAA、42DA
B:42DBA、42DBBは何れも、可撓磁性薄板4
2Dに小円板状に着磁することにより構成される。
【0044】第6実施例のファッション性磁石41Dで
は、その可撓磁性薄板42DのM−M線の右側に正方形
列状に配列された多数の小円板状磁化帯42DAA、4
2DAA・・・、42DAB、42DAB・・・、及び
同M−M線の左側に同心円状に配列された多数の小円板
列状の磁化帯42DBA、42DBA・・・、42DB
B、42DBB・・・に沿うように磁束が発生すること
になる外は、当該可撓磁性薄板42Dの裏面に両面接着
テ−プ(又は接着剤)及び剥離紙を、前記第1実施例の
可撓磁性薄板2の裏面に貼着した両面接着テ−プ3(又
は接着剤)及び剥離紙8と同様に貼着されること等、そ
の他の構造及び作用は前記第1実施例を始め、前記第5
実施例及びその第1、第2変形例とほぼ同様である。
【0045】また、図14に示した第6実施例の可撓磁
性薄板42DのM−M線の右側に着磁した大きな方形列
の小円板状磁化帯42DAA、42DAA・・・、及び
小さな方形列の小円板状磁化帯42DAB、42DAB
・・・の正方形の大きさを変え、同方形列を構成する正
方形の数を増減させ、それぞれの方形列の間隔を変え、
内外側に位置する方形列の中心が位置ずれするように着
磁して磁化帯列を構成できる。
【0046】第6実施例のフッション性磁石41Dは、
図14のM−M線の左側に多数の小円板状の磁化帯42
DBA、42DBA・・・を大径の円形列と小径の円板
列の磁化帯42DBB、42DBB・・・を同心状に着
磁、配列したものである。この磁化帯42DBA、42
DBA・・・と42DBB、42DBB・・・との配列
円の直径を図示例とは異なるものとして構成し、当該配
列円の数を増減し、相隣る磁化帯列42DBA、42D
BBの間隔を変えられる外、内外側の配列円の中心を位
置ずれするようにも構成できる。
【0047】また、この第6実施例のフアッション性磁
石41Dの磁化帯42DAA、42DABの配列形状
を、図14のM−M線の右側の正方形列状とする外、図
示しないが三角形列、長方形列、五角形列、六角形列・
・・状等に構成できる。また、図14の左側の磁化帯4
2DBA、42DBBの配列円の形状を、多角形列に変
形できる外、楕円形列、繭形列、卵形列等、任意の形の
列状のものとして構成でき、それぞれの形状に即する磁
束効果を期待できる。
【0048】
【第6実施例の第1変形例】図15はこの発明の第6実
施例の第1変形例のファッション性磁石41Eの模式平
面説明図である。この第1変形例のファッション性磁石
41Eは、その可撓磁性薄板42Eの図15のM2−M2
線の右側に大きさの異なる2つの正方形状の帯状磁化帯
42EAA、42EABを同心状をなすように構成した
ものである。また、この第1変形例のファッション性磁
石41Eは、その可撓磁性薄板42Eの図15のM2
2線の左側に直径の異なる2つの同心円状のリング状
磁化帯42EBA、42EBB状に磁化したものであ
る。
【0049】この第6実施例の第1変形例のファッショ
ン性磁石41Eは、大きな方形帯状磁化帯42EAAの
内側に、小さな方形帯状磁化帯42EABを構成したの
で、この外側及び内側の方形帯状磁化帯42EAA、4
2EABの巾を変え、又はその磁化帯の帯列数を増減さ
せ、さらには、内側の方形磁化帯42EAA、42EA
Bの中心が位置ずれするように構成できる。
【0050】また、この第1変形例のファッション性磁
石41EのM2−M2線の左側のリング状磁化帯42EB
A、42EBBの巾を変更し、その直径を変更し、同リ
ング状磁化帯数を増減し、内外側のリング状磁化帯の中
心を位置ずれするようにも構成できる。なお、可撓磁性
薄板42Eの裏面には、前記第1実施例と同様に両面接
着テ−プ又は接着剤を塗布すると共に剥離紙が貼着する
こ等は、前記同実施例とほぼ同様である。
【0051】
【第6実施例の第2変形例】図16はこの発明の第6実
施例の第2変形例のファッション性磁石41Fの模式平
面説明図である。この第6実施例の第2変形例のファッ
ション性磁石41Fの可撓磁性薄板42Fの図16のM
3−M3線の右側には、大きな正方形の周縁に沿うように
磁化した帯状磁化帯42FAAと、その内側に前記正方
形帯状磁化帯42FAAの中心と中心の一致する円周上
に多数の小円形列状の磁化帯42FAB、42FAB・
・・を形成すると共に、同図16におけるM3−M3線の
左側に径の異なる2つの同心円の大径円形列状に、多数
の小円板状の磁化帯42FBA、42FBA・・・配す
ると共に、その内側に小径円状の磁化帯42FBBを形
成したものである。
【0052】なお、図16のM3−M3線の右側に構成す
る磁化帯42FAA、42FABと左側に形成する磁化
帯42FBA、42FBBとの左右の配設位置を交換
し、又は左右の磁化帯42FAA、42FAB及び42
FBA、42FBBの内側と外側とに形成したものの、
内外側を逆に配列構成することもできる。
【0053】この第6実施例の第2変形例のファッショ
ン性磁石41Fでは、それぞれの磁化帯42FAA、4
2FAB、又は42FBA、42FBBに沿うような磁
束が発生し、方形帯状磁化帯42FAAと、その内側の
円形列状に配列された多数の小円板状磁化帯42FAB
との磁束の複合作用を、当該ファッション性磁石41F
の貼着部まわりに期待できる外、前記第6実施例及びそ
の第1変形例等とほぼ同様な作用をする。
【0054】
【第7実施例】図17はこの発明の第7実施例のファッ
ション性磁石41Gの模式平面説明図で、このファッシ
ョン性磁石41Gは、ほぼ方形状(平面視)の可撓磁性
薄板42Gの裏面に、図示しない両面接着テ−プ又は接
着剤層及び剥離紙を貼着する等、前記第1実施例の可撓
性の磁性基板2の裏面に貼着した両面接着テ−プ3及び
剥離紙8とほぼ同様に貼着する。
【0055】この第7実施例のファッション性磁石41
Gの可撓磁性薄板42Gには、多数の小円板状の磁化帯
42GA、42GA・・・を右渦巻状に着磁、構成した
もので、右渦巻状に着磁された多数の小円板状の磁化帯
42GA、42GA・・・に沿う磁束が発生する外、前
記第6実施例及びその第1、第2変形例とほぼ同様な作
用をする。
【0056】なお、この磁化帯42GAの渦巻列の配列
方向は、図17の図示例とは逆の左渦巻状に配列するこ
ともできる。また、この渦巻列状磁化帯42GAの渦巻
の開き加減や、各小円板状磁化帯42GA、42GA・
・・大きさ、形状、各小円板状磁化帯42GA、42G
A・・・の間隔等は、目的ないし期待する磁束効果に即
するように変更することができる。
【0057】
【第7実施例の第1変形】図18はこの発明の第7実施
例の第1変形のファッション性磁石41Hの模式平面説
明図で、その可撓磁性薄板42Hに、適宜巾の右渦巻状
に着磁して右渦巻状磁化帯42HAを構成したものであ
る。なお、この右渦巻状磁化帯42HAの巾を変更し、
又はその磁化帯42HAの渦巻方向を図示例とは逆の左
渦巻状磁化帯列として構成する外、右渦巻状磁化帯42
HAの渦巻きの開き角度(相隣る渦巻状磁化帯42HA
の間隔)を、その磁束効果を考慮して変更できる。
【0058】
【第7実施例の第2変形例】図19はこの発明に係る第
7実施例の第2変形例のファッション性磁石41Iの模
式平面説明図で、同図において正方形状をなす可撓磁性
薄板42Iに、始端がその中央部よりやや左側に位置
し、同始端部から一旦上昇した後、下方へ降下する右巻
渦状に着磁した右渦巻状の磁化帯42IAAと、その始
端が同正方形状可撓磁性薄板42Iの中央部よりやや右
側に位置し、その始端部から一旦下降した後、上方へ上
昇する右巻渦状に着磁して右渦巻状の磁化帯42IAB
とを、両渦巻状の磁化帯42IAAと42IABが互い
に交差しないように構成したもので、当該渦巻状磁化帯
42IAAと42IABに沿う磁束が発生する。
【0059】なお、この可撓磁性薄板42Iの表面にフ
ァッション性模様45Iを印刷等により現出させるこ
と、その裏面に両面接着テ−プを摺着し又は接着剤を塗
布すると共に、剥離紙を貼着すること等は、前記各実施
例及びそれぞれの変形例とほぼ同様である。この右渦巻
状の磁化帯42IAAと42IABとの巾や、相隣る右
渦巻状帯42IAAと42IABとの間隔を磁束効果を
考慮して適度に変更できる。なお、この可撓磁性薄板4
2Iに着磁する渦巻状の磁化帯42IAA及び42IA
Bは、図示例とは逆の左渦巻状に形成できる。
【0060】
【第8実施例】図20はこの発明の第8実施例に係るフ
ァッション性磁石51要部の、図21のE−E線に沿う
模式縦断説明図、図21はその模式平面説明図である。
図20、21において、52はその可撓性薄板で、この
可撓性薄板52の裏面には両面接着テ−プ53を、その
表面には薄紙(印刷用薄材)54がそれぞれ貼着され
る。55は薄紙(印刷用薄材)54に印刷したファッシ
ョン性模様、56は薄板状小磁石、58は前記両面接着
テ−プ53の外側(下面)に貼着した剥離紙、58Aは
剥離紙58に設けた例えば小円形状の小孔で、この小孔
58Aは剥離紙58を可撓性薄板52の裏面に貼着した
両面接着テ−プ53に貼着した状態において、前記可撓
性薄板52の裏面に両面接着テ−プ53を介して貼着し
た薄板状小磁石56を、当該剥離紙58により被覆する
ことなく露出させる。
【0061】なお、図21ではそのファッション性模様
55を、一部が欠落する異なる大きさの3個の円の結合
模様として略示したが、このファッション性模様55は
その周縁を縁取りした模様状に構成する外、図39に例
示すような各種ファッション性模様101〜130の何
れかとして構成できる。
【0062】第8実施例のファッション性磁石51の可
撓性薄板52の裏面に両面接着テ−プ(又は塗布した接
着剤層)53を介して貼着する小磁石56は任意の形状
のものとして構成され、例えば、図22に斜視図で略示
すような長方形薄板状に構成する外、図23及び図24
に斜視図で略示する細丸棒状の小磁石57A及び薄円板
状の小磁石57B等として構成できる。なお、この小磁
石56は図示しないが、三角形状、三角錐状(ただし、
先端部に丸みを付けることが望ましい)、小球状等にも
形成できる。
【0063】また、この第8実施例の薄板状磁石56は
図22のように薄平板状に構成する外、正方形状の薄板
として構成きるが、薄板状磁石56をそのような薄長方
形、薄正方形状等に構成すれば、このファッション性磁
石51を目的とする被貼着体9に貼着した状態(図25
参照)において、このファッション性磁石51とその被
貼着体9の貼着面9Aとの間に発生する食い込み凹部9
AAが比較的小さくなり、両者の当接馴染み性が向上す
る。
【0064】なお、この薄板状磁石56を、図示しない
が、例えば、三錐状に形成してその尖端部を図25に略
示する被貼着面9A側に向うように、両面接着テ−プ5
3に貼着すれば、当該三錐状小磁石の尖端部が被貼着面
9Aに当接することにより、当該三錐状小磁石の尖端部
の当接する被貼着面9Aに、このファッション性磁石5
1、殊にその可撓性薄板52の裏面に貼着した両面接着
テ−プ53よる被貼着面9Aとの間に発生する貼着力に
基づく押圧力が集中することにより、この場合には、当
該貼着部に高い押圧効果を発生するファッション性磁石
が提供される。
【0065】なお、第8実施例のファッション性磁石5
1は、可撓性薄板52の表面にファッション性模様55
を印刷した薄紙54を、裏面に両面接着テ−プ53をそ
れぞれ貼着して連続形成されるものの両面接着テ−プ5
3の裏面に適宜間隔を存して薄板状小磁石56を貼着し
た後、その裏面に剥離紙58を貼着して連続する帯状に
構成し、しかる後、打抜き等により適宜の形状のファッ
ション性磁石51として構成することもできる。
【0066】係る構成のファッション性磁石は、可撓性
薄板52の裏面に貼着した両面接着テ−プ又は接着剤層
の外側に剥離紙を貼着する前に、小磁石を適宜間隔を存
して貼着した後、当該小磁石及び両面接着テ−プ又は接
着剤層の外側に剥離紙を貼着し、しかる後、打抜き等に
より適宜形状のファッション性磁石51として構成する
ことができ、この場合には、このファッション性磁石5
1の製造から使用開始までの間における両面接着テ−プ
の接着性と、薄板状小磁石56の両面接着テ−プ又は接
着剤層への貼着性が剥離紙58により積極的に確保され
る。
【0067】なお、このファッション性磁石51は、そ
の可撓性薄板52の裏面に貼着した両面接着テ−プ53
の下面に貼着する薄板状小磁石56まわりを開放する小
円形孔68Aを形成したから、連続する帯状に構成した
可撓性薄板52の表面へのファッション性模様55を印
刷した連続する帯状の薄紙54の貼着と、当該可撓性薄
板52の裏面への連続する帯状両面接着テ−プ53の貼
着、及び該両面接着テ−プ53の外側(下面)への連続
する帯状の剥離紙58の貼着等を、連続する帯状に成形
したもの連続成形するに当り、前記剥離紙53に適宜間
隔を存して設けた小径孔58A、58A・・・部分に位
置して、露出する前記両面接着テ−プ53の下面が露出
面53A(図20)となることにより、同露出面53A
の薄板状小磁石56の貼着を、前記可撓性薄板52、フ
ァッション性模様55を印刷した薄紙54、両面接着テ
−プ53、剥離紙53等の連続貼着による成形工程の後
工程として、容易に装着することができる。
【0068】ただし、このファッション性磁石51につ
いては、前記小磁石56が剥離紙58の小孔58Aから
露出することにより、その成形時から使用時までの間に
おける当該小磁石56の剥離紙58による脱落防止効果
等は期待できない。
【0069】
【第8実施例の作用】第8実施例のファッション性磁石
51は、その裏面(図20では下側)から剥離紙58を
剥離した後、このファッション性磁石51の下面の中央
部下側に貼着した薄板状小磁石56(57A、57Bも
同様)を、被貼着体9の被貼着面9Aの、例えば、「つ
ぼ」等の目的とする貼着個所に当てた後、このファッシ
ョン性磁石51をその表面(図25では上面)のファッ
ション性模様55側から押圧して、被貼着面9Aに凹部
9AAが発生するように強圧し、係る状態を両面接着テ
−プ53を介して可撓性薄板52により確保する。
【0070】この長方形状の薄板状小磁石56の角部
が、被貼着体9の被貼着面9Aに食い込み、その食い込
み凹部9AA、殊に、前記長方形薄板状磁石6の角部に
押圧力が集中し、いわゆる指圧等による押圧に近似する
弱い押圧作用を継続することができる。
【0071】なお、図25に略示するように、このファ
ッション性磁石51の小磁石56は薄板状に構成されて
いるから、被貼着体9の被貼着面9Aとの当接馴染み性
がよく、前記両面接着テ−プ53によるこのファッショ
ン性磁石51の被貼着体9への良好な貼着性を確保でき
る。また、この薄板状小磁石56は平面視長方形状に構
成されているから、磁極N、Sに基づく磁束の発生方向
(その長さ方向)の確保が容易となり、ひいては、この
ファッション性磁石51の磁束が、当接する被貼着体9
の被貼着面9Aに沿う方向(図25では左右方向)が最
大となるが、同磁石56の形状や装着方向の選択により
その磁束発生方向性の異なるものを提供できる。
【0072】また、図示しないが、前記両面接着テ−プ
53の外側(図20では下側)に前記のような小孔58
Aを設けない剥離紙58を貼着すれば、当該剥離紙58
により、このファッション性磁石51の製造時からその
使用開始までの間、両面接着テ−プ(又は塗布された接
着剤層)53の良好な接着性と、前記薄板状小磁石56
(小磁石57A、57Bについても同様)の可撓性薄板
52下側への貼着状態の確保が容易となる。
【0073】
【小磁石の変形例】なお、第8実施例のファッション性
磁石51の可撓性薄板52の裏面中央部に貼着する薄板
状小磁石56は、例えば、図23に斜視図で略示する細
棒状磁石57A又は図24に斜視で略示する薄円板状小
磁石57Bのように構成することもできる。また、この
薄板状小磁石56は、図示しないが、細丸棒状、三角形
状、三角錐状、小球状等に構成することもでき、例え
ば、同小磁石56を三角錐状に構成することにより、当
該三角錐の頂点に応力集中度の高い磁石を備えるファッ
ション性磁石を提供できる。
【0074】また、薄円板状小磁石57Bは、その形状
自体から明らかなように、前記図22及び図23に例示
した長方形薄板状小磁石56や、細棒状小磁石57Aと
は磁束の発生方向が異り、当該薄円板状小磁石57Bの
板面の上下方向に発生する。
【0075】
【第8実施例の変形例】図示しないが、第8実施例にお
ける小孔58A(符号は図20、21参照)を設けない
剥離紙58を、その両面接着テ−プ53の外側(図20
では下側)に貼着すれば、当該剥離紙58により両面接
着テ−プ(又は塗布された接着剤)53の全面が被覆さ
れることになるので、この場合には両面接着テ−プ(又
は塗布された接着剤)53への剥離紙58の貼着に先立
って、当該両面接着テ−プ(又は塗布された接着剤層)
53に小磁石56を貼着する必要がある。
【0076】この変形例のように、可撓性52の下面に
貼着した両面接着テ−プ(又は接着剤層)の適所に薄板
状小磁石を貼着し、該薄板状小磁石及び両面接着テ−プ
(又は接着剤層)の外側に、小孔(図20、21では5
8A)のない剥離紙を貼着したファッション性磁石にあ
っては、当該ファッション性磁石の製造時からその使用
開始時までの間における、両面接着テ−プ(又は接着剤
層)の良好な接着性と、薄板状小磁石(他の形状の小磁
石についても同様)の両面接着テ−プ(又は接着剤層)
を介する可撓性薄板下側への良好な貼着状態の確保が容
易となる。
【0077】
【第9実施例】図26はこの発明の第9実施例のファッ
ション性磁石61の要部の、図27のF−F線に沿う模
式縦断説明面、図27はその模式平面説明図のである。
図26、27において、62はこの発明の第9実施例の
ファッション性磁石61の可撓性薄板、63は可撓性薄
板62の裏面(図26では下面)に貼着した両面接着テ
−プ、65は可撓性薄板62の表面(図26では上面)
に直接印刷したファッション性模様、66は可撓性薄板
62の裏面中央部に両面接着テ−プ63を介して貼着し
た平面視薄板状小磁石、68は両面接着テ−プ63の下
面に貼着した剥離紙、68Aは剥離紙68に設けた小孔
で、この小孔68Aは前記両面接着テ−プ63に貼着す
る小磁石66を同小孔68Aから突出させる。63Aは
両面接着テ−プ(接着剤層についても同様)63に剥離
紙68を貼着した状態における両面接着テ−プ(接着剤
層についても同様)63の露出面である。
【0078】なお、この露出面68Aは小磁石66まわ
りに位置するもので、同小孔68Aと小磁石66との位
置及び形状を一致させれば、この露出面68Aを実質上
解消させることができるが、前記小磁石66まわりに多
少の露出面68Aが存在しても、両面接着テ−プ(接着
剤層)63の接着性の低下を招く恐れはない。
【0079】第9実施例のファッション性磁石61は、
そのファッション性模様65を可撓性薄板62の表面
に、印刷用薄材としての薄紙(図20、21に示した第
8実施例における薄紙54)を介することなく直接印刷
する外は、前記第8実施例のファッション性磁石51と
ほぼ同様である。なお、この第9実施例のファッション
性磁石のファッション性模様65としては、図39に示
す各種のファッション性模様101〜130を選択でき
る。
【0080】
【第9実施例の変形例】なお、この第9実施例のファッ
ション性磁石61のファッション性模様65は、図2
6、27のように可撓性薄板62の表面に直接印刷する
外、同ファッション性模様65と同形のファッション性
模様そのものを、布、紙等により作成して可撓性薄板6
2の表面に貼着、縫付け等して構成できる。
【0081】
【第10実施例】図28はこの発明の第10実施例のフ
ァッション性磁石71の要部の、図29のG−G線に沿
う模式縦断説明図、図29はその模式平面説明図であ
る。この第10実施例のファッション性磁石71は、図
29の模式平面説明図に示すように、その可撓性薄板7
2、その裏面に貼着する両面接着テ−プ73、印刷用薄
材としての薄紙74、ファッション性模様75、剥離紙
78等の総て(薄板状小磁石76を除く)を、当該フッ
ション性模様75とほぼ同形状に構成したものである。
【0082】なお、この第10実施例のファッション性
磁石71の作用は、その可撓性薄板72そのものがファ
ッション性模様状に構成されている外は、その裏面から
剥離紙78を剥離して目的とする被貼着面(図25の9
A)に貼着して使用する等、前記第8、9実施例とほぼ
同様な作用をする。
【0083】
【第11実施例】図30はこの発明の第11実施例のフ
ァッション性磁石71Bの要部の、前記第10実施例の
模式平面図の図29におけるG−G線と同様な位置にお
ける、模式縦断説明図である。
【0084】図30において、72Bは可撓性薄板で、
この可撓性薄板72Bはそれ自体がファッション性模様
状(例えば、図29可撓性薄板72と同模様状)をな
し、その可撓性薄板72Bの表面に印刷したファッショ
ン性模様75B及びその下面に貼着した両面接着テ−プ
73B及び剥離紙78B等の全部をファッション性模様
状に構成したもので、この第11実施例のファッション
性模様75Bは薄紙(印刷用薄材)(第10実施例を示
す図28の薄紙74)を介することなく、可撓性薄板7
2Bの表面に直接印刷したもので、他の構造及び作用は
前記第10実施例とほぼ同様である。
【0085】
【第12実施例】図31はこの発明の第12実施例のフ
ァッション性磁石71Dの要部を、前記第10実施例の
ファッション性磁石71の模式平面図の図29のG−G
線と同様な位置において縦断して略示する模式平面説明
図である。図31において、72Dは第12実施例のフ
ァッション性磁石71Dの可撓性薄板、73Dは可撓性
薄板72Dの下面に貼着した両面接着テ−プ、78Dは
両面接着テ−プ73Dの下面に貼着した剥離紙78D、
78DAは剥離紙78Dに設けた小孔、76Dは可撓性
薄板72Dの下面に両面接着テ−プ73Dを介して貼着
した薄板状小磁石で、可撓性薄板72D、両面接着テ−
プ73D及び剥離紙78Dは、前記第10実施例の模式
平面図の図29に示したファッション性磁石71のファ
ッション性模様75とほぼ同形状のファッション性模様
75D状に構成される。
【0086】なお、第12実施例のファッション性磁石
71Dは、前記第11実施例における可撓性薄板72B
の表面に印刷したファッション性模様75Bを除外した
ものに当り、同実施例における可撓性薄板72Dの表面
へのファッション性模様(第11実施例では75B)の
印刷工程を省略できるが、他の構造及び作用は前記第1
1実施例とほぼ同様である。
【0087】
【第13実施例】図32はこの発明の第13実施例のフ
ッション性磁石81の要部の、図33のI−I線に沿う
模式従断説明図、図33はその模式平面説明図である。
【0088】図32、33において、82は第13実施
例のファッション性磁石81の可撓性薄板、83は可撓
性薄板82の裏面(図32では下面)に貼着した両面接
着テ−プ、84は可撓性薄板82の表面に貼着したファ
ッション性模様85を印刷した薄紙(印刷用薄材)、8
6、86は可撓性薄板82の裏面の3個所に、両面接着
テ−プ83(塗布された接着剤層も同様)を介して貼着
した薄板状小磁石で、この薄板状小磁石86、86は両
面接着テ−プ83の貼着力により可撓性薄板82の裏面
に保持される。88は両面接着テ−プ83の下面に貼着
された剥離紙、88Aは剥離紙88に設けた小孔であ
る。
【0089】第13実施例のファッション性磁石81
は、3個の薄板状小磁石86を可撓性薄板82の裏面に
適宜間隔を存して図32、33のように配設したもの
で、それぞれの薄板状磁石86まわりに所要方向の磁束
が発生し、相応の磁気効果を奏する。
【0090】この第13実施例の可撓性薄板82、両面
接着テ−プ83、薄紙(印刷用薄材)84、ファッショ
ン性模様85、剥離紙88等の総て(小磁石86を除
く)を、当該フッション性模様85とほぼ同形状に構成
したもので、前記第10実施例のファッション性磁石7
1における可撓性薄板52の裏面の中央部のみに設けた
小磁石56の左右両側(図21)にも小磁石86を設け
たものに当り、その磁束発生個所が前記第10実施例の
ファッション性磁石51より増加すること以外の構造及
び作用は、前記第10実施例とほぼ同様である。
【0091】なお、この発明の第13実施例における3
個の薄板状小磁石86は、それぞれの大きさ及び形状を
図示例と同一のものとして構成できる外、異なる大き
さ、形状の小磁石として構成し、また、3個の薄板状小
磁石86を等間隔又は不等間隔に配設し、さらに3個の
小磁石のそれぞれを異なる形状のものとして構成するこ
ともできる。
【0092】
【第14実施例】図34はこの発明の第14実施例のフ
ァッション性磁石81Bの要部を、前記第13実施例の
模式平面説明図の図33のI−I線に沿うように縦断し
た模式縦断説明図である。
【0093】図34において、82Bは可撓性薄板で、
この可撓性薄板82Bは前記第13実施例のファッショ
ン性磁石81の可撓性薄板82と同形に構成され、この
可撓性薄板82Bの表面には、第13実施例における薄
紙(第32図における薄紙84)を介することなく、フ
ァッション性模様85Bが直接印刷される。可撓性薄板
82Bの裏面には両面接着テ−プ83B及び剥離紙88
Bが順次貼着され、両面接着テ−プ83Bの下面に3個
所に貼着した3個の薄板状小磁石86B、88BAは剥
離紙88Bに設けた3個の小孔である。他の構造及び作
用は前記第13実施例とほぼ同様である。
【0094】
【第14実施例の変形例】なお、図示しないが、この発
明の第14実施例は、その可撓性薄板82Bの表面に印
刷するファッション模様85Bの印刷を省略し、その可
撓性薄板82B自体を、当該ファッション性模様85B
と同形状に構成することにより、当該可撓性薄板82B
自体の外形のファッション性模様の現出効果を期待でき
るが、反面、前記のような印刷によるファッション性模
様85B程、微細なファッション性模様の現出には無理
がある。この場合には、例えば、図39に例示する各種
ファッション性模様の中から、例えば、チュ−リップ模
様107、足跡模様124、音符模様128(だだし、
一体化したもの)等の、比較的単純でファッション性の
高いファッション性模様を選択するのがよい。
【0095】
【第15実施例】図35はこの発明の第15実施例のフ
ァッション性磁石91の模式平面説明図、図36は図2
9のK−K線に沿うその要部の模式縦断説明図である。
なお、この発明に係るファッション性磁石の第15実施
例は、この発明の前記第1〜19図に略示した前記第1
〜7実施例のファッション性磁石1、11、11B、2
1、31の可撓磁性薄板2、12、12B、22、32
に適宜形状に着脱磁すると共に、その下面に貼着した両
面接着テ−プ3、13、23、33の下面に、この発明
の前記図20〜図34に略示した前記第8〜14実施例
のファッション性磁石41A〜41Fの可撓性基板42
A〜42Iの下面に、両面接着テ−プ(43A〜43
I:だだし、図11〜図19においては、これらの符号
43A〜43I自体の図示は省略)を介して貼着した適
宜形状の小磁石56、57A、57B、66、76、7
6B、76D、86、86Bを貼着したものということ
ができる。
【0096】図35、36において、92はこの発明の
第15実施例のファッション性磁石91の可撓磁性薄
板、92A、92A・・・は可撓磁性薄板92の適所に
適宜形状に着磁した磁化帯で、この磁化帯92Aは図3
5では左右方向に適宜間隔を存して同図の上下方向に伸
びる帯状に形成される。93及び98は可撓磁性薄板9
2の裏面(図36では下面)に貼着した両面接着テ−プ
及び剥離紙、95はファッション性模様、96は薄板状
小磁石、93Aは両面接着テ−プ93の露出面、98A
は剥離紙98に設けた小孔である。なお、この薄板状小
磁石96は、例えば、前記図22〜24に例示するよう
な薄板状、細棒状、薄円板状小磁石56、57A、57
B等の適宜形状のものとして構成することができる。
【0097】
【第15実施例の作用】この第15実施例のファッショ
ン性磁石91は、その裏面の剥離紙98を剥離して、目
的とする被貼着体(図25の符号9参照)の被貼着面
(同図の符号9A)に、例えば、前記第13実施例とほ
ぼ同要領で貼着して使用するもので、この第15実施例
は、その可撓磁性薄板92への着磁による磁化帯92
A、92A・・・により、例えば、前記第3、4実施例
(図7〜10参照)とほぼ同様な磁束の発生を期待でき
る外、その可撓磁性薄板92の裏面(図36では下面)
に、薄板状小磁石96(この実施例では3個の小磁石)
を貼着したことによる磁束が同時に発生する。
【0098】また、磁化帯92A、92A・・・と、薄
板状小磁石96(図では3個)とを離間して配設すれ
ば、当該磁性薄板92の磁化帯92A、92Aに基づく
磁束と、薄板状の小磁石96による磁束とが干渉し合
い、双方の磁束効果を同時に奏するものが得られる。ま
た、当該磁性薄板92の磁化帯92A、92Aの形状、
間隔、長さ等の選択と、配設する小磁石96の数、形
状、間隔、大きさ、配設位置等の選択如何より、両者の
磁束との干渉度合の異なるものを提供することができ
る。
【0099】なお、この第15実施例のファッション性
磁石91は、その可撓磁性薄板92に、例えば、前記図
1〜19に例示する何れかの磁化帯となるにように着磁
する一方、係る可撓磁性薄板92の裏面に貼着する薄板
状小磁石96を、例えば、前記図22〜23の何れか又
は他の形状の小磁石として構成したものを選択すること
により、双方の磁束の干渉度合いの異なる磁束効果を奏
するものを提供することができる。
【0100】
【第16実施例】図37はこの発明の第16実施例のフ
ァッション性磁石161の要部の、図38のM−M線に
沿う模式縦断説明面、図38はその模式平面説明図であ
る。なお、この第16実施例は、前記第26図及び第2
7図に略示した第9実施例のファッション性磁石161
(図26では符号61)の可撓性薄板162(同、6
2)の表面に印刷されたファッション性模様165
(同、65)を被覆するように透明な片面接着テ−プ1
69を貼着したものといえる。
【0101】図37、38において、162はこの発明
の第16実施例のファッション性磁石161の可撓性薄
板、163は可撓性薄板162の裏面(図37では下
面)に貼着した両面接着テ−プ、165は可撓性薄板1
62の表面(図37では上面)に直接印刷したファッシ
ョン性模様、166は可撓性薄板162の裏面中央部に
前記両面接着テ−プ163を介して貼着した平面視薄板
状小磁石、168は剥離紙、168Aは剥離紙168に
設けた小孔、163Aは両面接着テ−プ163の露出
面、169は透明な片面接着テ−プで、この透明片面接
着テ−プ169は可撓性薄板162の表面に印刷したフ
ァッション性模様165を被覆するようように貼着され
る。
【0102】
【第16実施例の作用】第16実施例のファッション性
磁石161は、その可撓性薄板162の表面に印刷した
ファッション性模様165を被覆する透明な片面接着テ
−プを貼着したから、同ファッション性磁石161を目
的とする被貼着面へ貼着、使用する際、仮に、当該ファ
ッション性磁石161の貼着部まわりに発汗等があって
も、当該発汗等の前記ファッション性模様165への付
着が透明片面接着テ−プ169により阻止されることに
より、当該ファッション性模様165の印刷用インクの
溶け出し等による模様くずれを発生させたり、当該ファ
ッション性模様の印刷インク等が発汗等により溶出して
被貼着面へ流出するのを防止できる。
【0103】
【第16実施例の変形例】なお、図示しないが、第16
実施例のファッション性磁石161は、そのファッショ
ン性模様165を可撓性薄板162の表面に、薄紙(印
刷用薄材:図20、21に略示した第8実施例における
薄紙54)を介して印刷するものとして、すなわち、前
記第8実施例のファッション性磁石51とほぼ同様に構
成し、その表面に透明片面接着テ−プ169を貼着して
構成することもできる。また、この第16実施例の変形
例のファッション性磁石のファッション性模様として、
図39に略示した各種形状のファッション性模様101
〜130を選択できることはいうまでもない。
【0104】
【発明の効果】この発明は、前記のような構成を有し、
作用をするから、いわゆる可撓性の健康磁石としての効
果を奏する外、次のような特有の効果を奏する。
【0105】(1) ファッション性模様を現出させた
ファッション性磁石であるから、例えば、「つぼ」等の
露出する被貼着部に貼着しても、見映え不良を招く恐れ
がなく、返って、このファッション性磁石の貼着による
ファッション性の現出さえ期待できる。
【0106】(2) ファッション性磁石の可撓磁性薄
板の適所への着磁により、目的とする形状、大きさの磁
化帯を、このファッション性磁石の形状に係わりなく構
成できるから、このファッション性磁石の適用範囲が広
くすることができる。
【0107】(3) 薄板状又は細棒状等の小磁石をフ
ァッション性模様付き、又はファッション性模様状をな
す可撓性薄板の裏面に両面接着テ−プ、接着剤層等を介
して貼着することにより構成するもので、可撓性薄板の
表面への任意のファッション性模様の印刷により、又は
ファッション性模様を印刷した薄紙等を可撓性薄板の表
面に貼着することにより、若しくは、打抜き等により簡
易に構成できる。
【0108】(4) 可撓性薄板の裏面に薄板状、細棒
状、薄円板状等の各種形状の小磁石を両面接着テ−プ、
接着剤層等の接着力により確保するものであり、しか
も、当該小磁石まわりに、両面接着テ−プの外面に貼着
した剥離紙の小孔の周縁部が位置することにより、当該
小磁石への外力付加が相応量減少されることにより、こ
のファッション性磁石の製造から使用までの間におけ
る、当該小磁石の確保が相応量容易になる。
【0109】(5) 可撓磁性薄板の適所を目的に対応
する適宜形状に磁化することにより、所要の磁束効果を
期待できるファッション性磁石を、その磁化帯の形成領
域如何にかかわりなく使用可能なものを提供できる。
【0110】(6) 小磁石を薄板状、細棒状、薄円板
状等に構成すれば、被貼着面への馴染み性の良好な小磁
石を備えるいわゆる健康用磁石を、被貼着面に多少の凹
凸があるか否かに拘りなく、無理なく貼着することがで
き、また、角部のある形状の小磁石を選択すれば、被貼
着面への貼着による応力集中性の高いファッション性磁
石を提供できる。
【0111】(7) 表面にファッション性模様等を印
刷により又は印刷した薄材を取付けることにより、若し
くはファッション性模様の印刷された薄紙等を貼着した
可撓性薄板の裏面に両面接着テ−プ又は接着剤層を介し
て貼着した薄板状,細棒状、薄円板状等の適宜形状の小
磁石を、被貼着面に押圧するように貼付して使用するも
のであるから、このファッション性磁石を衣服等により
被覆されない露出個所に貼着しても、異和感を招く恐れ
がなく、返ってその貼着による良好なファッション性模
様の現出を期待できる。
【0112】(8) 可撓磁性薄板又は可撓性薄板を方
形板、長方形板、円形板等の単純な平板状に構成した場
合においても、その表面へのファッション性模様の印刷
等によるファッション性模様の現出を期待でき、しか
も、可撓磁性薄板又は可撓性薄板の全裏面に両面接着テ
−プを貼着し又は塗布した接着剤層により、強い貼着力
を有するファッション性磁石を提供できる。
【0113】(9) 可撓磁性薄板、可撓性薄板の表面
に、薄紙等の印刷用薄材にファッション性模様等を印刷
したもの貼着等により取付ける構成とすれば、当該可撓
磁性薄板又は可撓性薄板の材質を、当該可撓磁性薄板又
は可撓性薄板へ直接印刷する場合における印刷適合性を
考慮することなく選択できる。
【0114】(10) 剥離紙に小磁石を挿入する小孔
を設ければ、可撓性薄板又は可撓磁性薄板の裏面の両面
接着テ−プ又は接着剤層に貼着する小磁石の貼着を、可
撓性薄板又は可撓磁性薄板の表面へのファッション性模
様の直接印刷、又はファッション性模様を印刷した薄材
の貼着、その裏面への両面接着テ−プの貼着又は接着剤
層への小孔付剥離紙等の貼着をそれぞれの帯状材により
連続工程で貼着して製造する後工程において、その剥離
紙の小孔から露出する両面接着テ−プ又は接着装層に小
磁石を押圧することにより、このファッション性磁石の
流れ作業による製造が容易となり、ひいてはコトスメッ
トがある。
【0115】(11) 可撓磁性薄板又は可撓性薄板に
直接又は間接印刷したファッション性模様の表面に透明
片面接着テ−プを貼着すれば、ファッション性模様への
発汗等の流入に基づくファッション性模様の模様くずれ
を招いたり、印刷模様のインク等の溶出を阻止でき、そ
の有効使用期間の長期化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るファッション性磁石の第1実
施例の要部の(図2のA−A線に沿う)模式従断説明図
である。
【図2】 この発明の第1実施例の模式平面説明図であ
る。
【図3】 この発明の第1実施例の被貼着体への貼着状
態における模式縦断説明図である。
【図4】 この発明のファッション性磁石の第2実施例
の要部の(図5のB−B線に沿う)模式縦断説明図であ
る。
【図5】 この発明の第2実施例の模式平面説図であ
る。
【図6】 この発明の第2実施例の可撓磁性薄板へ、着
磁により形成する磁化帯の形成方向の異なる変形例の模
式平面説明図である。
【図7】 この発明のファッション性磁石の第3実施例
の要部の(図8のC−C線に沿う)模式縦断説明図であ
る。
【図8】 この発明の第3実施例の模式平面説明図であ
る。
【図9】 この発明のファッション性磁石の第4実施例
の要部の(図10のD−D線に沿う)模式縦断説明図で
ある。
【図10】 この発明の第4実施例の模式平面説明図で
ある。
【図11】 この発明のファッション性磁石の第5実施
例の可撓磁性薄板への着磁による磁化帯を、長方形状を
なす当該可撓磁性薄板の長さ方向と、同長さ方向に直交
する方向に延び、適宜間隔を有する複数の短小な磁化帯
により形成したものの模式平面説明図である。
【図12】 この発明の第5実施例の第1変形例の可撓
磁性薄板への着磁による磁化帯の形成方向を、当該長方
形状の可撓磁性薄板の長さ方向に連続する磁化帯と、そ
の長さ方向に直交する方向のほぼ全長(同図では約半
巾)に旦って延びるように形成したものの、模式平面説
明図である。
【図13】 この発明のファッション性磁石の第5実施
例の第2変形例の、可撓磁性薄板への着磁による磁化帯
の形成方向を、当該長方形状の可撓磁性薄板の長さ方向
に延びる長方形帯状の磁化帯と、同長さ方向に直交する
方向のほぼ全長(同図では約半巾)に旦って延びる長方
形帯状の磁化帯として形成したものの、模式平面説明図
である。
【図14】 この発明のファッション性磁石の第6実施
例の可撓磁性薄板への着磁による小円形状の磁化帯を、
異なる大きさの正方形状に配列したものと、異なる直径
の同心円状に配列したものの、模式平面説明図である。
【図15】 この発明の第6実施例の第1変形例の可撓
磁性薄板への着磁による大きさの異なる正方形帯状磁化
帯、及び同心円状磁化帯を形成したものの模式平面説明
図である。
【図16】 この発明の第6実施例の第2変形例の可撓
磁性薄板への着磁による磁化帯を正方形の各辺ら沿う帯
状に形成したものと、その内側に間隔が存するような円
周上に小円板状の磁化帯を配したものと、複数の小円状
磁化帯を円周上に配設したものと、その内側に前記円と
同心円状の帯状磁化帯として構成したものの模式平面説
明図である。
【図17】 この発明のファッション性磁石の第7実施
例の可撓磁性薄板へ、着磁により形成する小円形状の磁
化帯を渦巻線状に配列したものの、模式平面説明図であ
る。
【図18】 この発明の第7実施例の第1変形例の可撓
磁性薄板への着磁による磁化帯を、渦巻帯状に形成した
ものの模式平面説明図である。
【図19】 この発明の第7実施例の第2変形例の可撓
磁性薄板への着磁による磁化帯を、二重の渦巻帯状に形
成したものの模式平面説明図である。
【図20】 この発明のファッション性磁石の第8実施
例の要部の(図21のE−E線に沿う)模式縦断説明図
である。
【図21】 この発明の第8実施例の模式平面説明図で
ある。
【図22】 この発明の第8実施例の可撓性薄板の裏面
に貼着する、薄板状小磁石の模式斜視説明図である。
【図23】 この発明の第8実施例の可撓性薄板の裏面
に貼着する薄板状小磁石の、変形例としての細棒状磁石
の模式斜視説明図である。
【図24】 この発明の第8実施例の可撓性薄板の裏面
に貼着する薄円板状小磁石の模式斜視説明図である。
【図25】 この発明の第8実施例の被貼着体への貼着
状態における、その要部の模式縦断説明図である。
【図26】 この発明のファッション性磁石の第9実施
例の要部の(図27のF−F線に沿う)模式縦断説明図
である。
【図27】 この発明の第9実施例の模式平面説明図で
ある。
【図28】 この発明のファッション性磁石の第10実
施例の要部の(図29のG−G線に沿)う模式縦断説明
図である。
【図29】 この発明の第10実施例の模式平面説明図
である。
【図30】 この発明のファッション性磁石の第11実
施例の要部の(図29のG−G線と同様な位置におけ
る)模式縦断説明図である。
【図31】 この発明のファッション性磁石の第12実
施例の、可撓性薄板自体をファッション性模様状に形成
したものの要部の(図29のG−G線に沿う)模式縦断
説明図である。
【図32】 この発明のファッション性磁石の第13実
施例の要部の(図33のI−I線に沿う)模式縦断説明
図である。
【図33】 この発明の第13実施例の模式平面説明図
である。
【図34】 この発明のファッション性磁石の第14実
施例の要部の(図33のI−I線に沿う)模式縦断説明
図で、可撓性薄板に直接印刷したものである。
【図35】 この発明のファッション性磁石の第15実
施例の、模式平面説明図である。
【図36】 この発明の第15実施例の要部の(図35
のK−K線に沿う)模式縦断説明図で、可撓性薄板自体
をファッション性模様状に構成したものである。
【図37】 この発明のファッション性磁石の第16実
施例の要部の(図38のM−M線に沿う)模式縦断説明
図である。
【図38】 この発明の第16実施例の要部の(図35
のK−K線と同様な位置における)模式縦断説明図であ
る。
【図39】 この発明のファッション性磁石のファッシ
ョン性模様として採用できる、各種ファッション性模様
の模式平面説明図である。
【符号の説明】
1、11、11B、21、31……ファッション性磁石 2、12、12B、22、32……可撓磁性薄板 2A、12A、12BA、22A、32A……磁化帯
(着磁部) 3、13、23、33、43……両面接着テ−プ 5、15、15B、25、35……ファッション性模様 8、18、28、38……剥離紙 9……被貼着体 9A……被貼着面 9AA……食い込み凹部 14、54、74、84……薄紙(印刷用薄材) 41A、41B、41C、41D、41E……ファッシ
ョン性磁石 41F、41G、41H、41I……ファッション性磁
石 42A、42B、42C、42D、42E……可撓磁性
薄板 42F、42G、42H、42I……可撓磁性薄板 42AA、42AB……磁化帯(着磁部) 42BA、42BB……磁化帯(着磁部) 42CA、42CB……磁化帯(着磁部) 42CA、42CB……磁化帯(着磁部) 42DAA、42DAB……磁化帯(着磁部) 42DBA、42DBB、……磁化帯(着磁部) 42EAA、42EAB……磁化帯(着磁部) 42EBA、42EBB……磁化帯(着磁部) 42FAA、42FAB……磁化帯(着磁部) 42FBA、42FBB……磁化帯(着磁部) 42GA、42HA、42IAA……磁化帯(着磁部) 45A、45B、45C、45D……ファッション性模
様 45E、45F、45G、45H、45I……ファッシ
ョン性模様 51、61、71、71B、71D……ファッション性
磁石 52、62、72、72B、72D……可撓性薄板 53、63、73、73B、73D……両面接着テ−プ 53A、63A……両面接着テ−プの露出面 55、65、75、75B、75D……ファッション性
模様 56、66、76、76B、76D……小磁石(薄板
状) 57A……小磁石(薄棒状) 57B……小磁石(円板状) 58、68、78、78B、78D……剥離紙 58A、68A、78A、78BA、78DA……小孔 73A、73BA、73DA……両面接着テ−プの露出
面 81、81B、91……ファッション性磁石 82、82B……可撓性薄板 83A、83BA、93A……両面接着テ−プの露出面 85、85B、95……ファッション性模様 86、86A、86B、86BA……小磁石(薄板状) 88、88B、98……剥離紙 88A、88BA、98A……小孔 92……可撓磁性薄板 92A……磁化帯(着磁部) 96、96A……小磁石(薄板状) 101〜130……ファッション性模様 161……アッッション性磁石(第13実施例) 162……可撓性薄板 163A……両面接着テ−プの露出面 165……ファッション性模様 166……小磁石(薄板状) 168……剥離紙 168A……小孔 169……透明片面接着テ−プ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に適宜形状のファッション性模様を
    現出した紙、膜、磁性薄板等の可撓性薄材の裏面に接着
    剤層を設け、該接着剤層の外面に剥離紙を貼着する一
    方、前記紙、膜等等の可撓性薄材の裏面に前記接着剤層
    を介して適宜形状の小磁石を貼着し、又は前記可撓磁性
    薄板の適所を着磁して適宜形状の磁化帯を形成したこと
    を特徴とするファッション性磁石。
  2. 【請求項2】 表面にファッション性模様を現出し、裏
    面に両面接着テ−プ又は接着剤層を介して剥離紙を貼着
    した可撓磁性薄板に、円形、方形、長方形、三角形等の
    適宜形状に着磁した磁化帯を、直線又は曲線状の縦列、
    横列、傾斜列、円周列、方形列、長方形列、楕円形列、
    渦巻列、波列等の適宜形状に配設したことを特徴とする
    ファッション性磁石。
  3. 【請求項3】 表面にファッション性模様を現出し、裏
    面に両面接着テ−プを貼着し又は接着剤を塗布した紙、
    膜等の可撓性薄板の裏面の適所に、前記両面接着テ−プ
    又は接着剤層を介して小磁石を貼着し、かつ、前記両面
    接着テ−プ又は接着剤層の外側に剥離紙を貼着したこと
    を特徴とするファッション性磁石。
  4. 【請求項4】 前記請求項1記載のファッション性磁石
    において、前記可撓磁性薄板の裏面の適所に、当該可撓
    磁性薄板の裏面の両面接着テ−プ又は接着剤層を介し
    て、適宜形状の小磁石を単数又は複数貼着し、前記両面
    接着テ−プ又は接着剤層の外側に剥離紙を貼着したこと
    を特徴とするファッション性磁石。
  5. 【請求項5】 前記請求項1又は請求項2記載のファッ
    ション性磁石において、前記可撓磁性薄板の裏面側で、
    当該可撓磁性薄板の非磁化領域に、前記両面接着テ−プ
    又は接着剤層を介して適宜形状の小磁石を貼着し、前記
    両面接着テ−プ又は接着剤層の外側に剥離紙を貼着した
    ことを特徴とするファッション性磁石。
  6. 【請求項6】 前記紙、膜、磁性薄板等の可撓性薄材の
    表面、又は該可撓性薄板の表面に貼着した印刷用薄材等
    に、ファッション性模様を印刷したことを特徴とする請
    求項1ないし5記載のファッション性磁石。
  7. 【請求項7】 前記紙、膜、磁性薄板等の可撓性薄材を
    ファッション性模様状に構成したことを特徴とする請求
    項1ないし5記載のファッション性磁石。
  8. 【請求項8】 表面に適宜形状のファッション性模様を
    現出した紙、膜、磁性薄板等の可撓性薄材の裏面に両面
    接着テ−プ又は接着剤層を設け、該両面接着テ−プ又は
    接着剤層を介して当該可撓性薄材の裏面の適所に、適宜
    形状の小磁石を貼着すると共に、前記両面接着テ−プ又
    は接着剤層の外側に、前記可撓性薄材の裏面に貼着した
    小磁石対応位置に小孔を有する剥離紙を貼着したことを
    特徴とするファッション性磁石。
  9. 【請求項9】 前記紙、膜、磁性薄板等の可撓性薄材の
    表面又は該表面に貼着した印刷用薄材に、前記可撓磁性
    薄板に着磁した磁化帯又は前記可撓性薄板の裏面に貼着
    した小磁石の配設位置に対応し、当該磁化帯又は当該磁
    石の配設位置を示す識別記号を含むアッション性模様を
    印刷したことを特徴とする請求項1、3ないし8記載の
    ファッション性磁石。
  10. 【請求項10】 表面に適宜形状のファッション性模様
    を現出した紙、膜、磁性薄板等の可撓性薄材の裏面に接
    着剤層を設け、該接着剤層の外面に剥離紙を貼着する一
    方、前記紙、膜等等の可撓性薄材の裏面に前記接着剤層
    を介して適宜形状の小磁石を貼着し、又は前記可撓磁性
    薄板の適所を着磁して適宜形状の磁化帯を形成すると共
    に、前記紙、膜、磁性薄板等の可撓性薄材の表面に直接
    又は印刷用薄紙等を介して印刷したファッション性模様
    の透明又は半透明の片面接着テ−プを貼着したことを特
    徴とするファッション性磁石。
JP9321987A 1997-11-10 1997-11-10 ファッション性磁石 Pending JPH11137635A (ja)

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