JPH11136796A - スピーカ - Google Patents
スピーカInfo
- Publication number
- JPH11136796A JPH11136796A JP30014697A JP30014697A JPH11136796A JP H11136796 A JPH11136796 A JP H11136796A JP 30014697 A JP30014697 A JP 30014697A JP 30014697 A JP30014697 A JP 30014697A JP H11136796 A JPH11136796 A JP H11136796A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- dampers
- frame
- parts
- fixed
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Abstract
ーカに関するものであり、スピーカの寿命拡大と高性能
化を図ることを目的とするものである。 【解決手段】 スリム形状のスピーカに用いられる2辺
に直線状部を設けた細長で椀状のロールで構成されるダ
ンパー3のフレーム5との固着部を、スペーサ6を介し
てロールの立上り部の一部をも固着する構成とした。
Description
使用される細長形状のスピーカに関するものである。
する。図7は従来の細長形状のスピーカの要部である振
動部材の斜視図であり、図8は同要部であるダンパー固
着部を部分拡大して示した断面図である。同図による
と、1はスリムな細長形状に構成され長手方向に直線状
部を有する椀状の振動板、2は振動板1の内壁部に長手
方向に交差する方向に一対設けられたダンパー接合リ
ブ、3は長手方向の2辺に直線状部を設けた細長で椀状
のロールで構成されたダンパー、4は振動板1の外周部
に接合される細長形状のエッジである。また、5はダン
パー3を固着するフレームである。
スピーカにおける支持部の動作について説明すると、ダ
ンパー接合リブ2の端面に接合されたダンパー3の他端
面はフレーム5に固着されており、また、振動板1の外
周部はエッジ4を介してフレーム5に固着され、スピー
カの支持系は構成されている。ここで、振動板1が上方
向に振幅した際は、ダンパー3はダンパー接合リブ2に
引張られA部を支点として矢印Bの方向に力が働き、ダ
ンパー3は3aの位置に変形して移動することになる。
来のスピーカには次のような問題点があった。即ち、ダ
ンパー3はA部を支点としてCの方向に力が加わり、振
動板1の振幅に対し常にA部が屈曲されることになる。
4の外周固着部に比較して、ダンパー3とフレーム5の
固着部は非常に小さいため、この部分に屈曲の疲労が集
中してしまうという欠点を有していた。即ち、スピーカ
の最低共振周波数を下げすぎるとダンパー3のA部が破
れるため、低域再生帯域に限界があった。さらに、スピ
ーカの耐入力を高く設定した場合においても同様の現象
が発生してしまうといった課題があった。
を目的とするものである。
に本発明のスピーカは、磁気回路の磁気ギャップにはま
りこむボイスコイルを結合した細長形状の振動板に結合
したダンパー接合リブと、このダンパー接合リブの他端
に結合される少なくとも長手方向の2辺に直線状部を設
けた複数の細長で椀状のロールで構成されたダンパー
と、このダンパーを固着するフレームとの間に、前記ダ
ンパーの外周直線状部とロール部の立上り部とが固着さ
れるダンパー接着用のスペーサを設け、前記フレームに
固着する構成としたものであり、この構成によって、ス
ピーカの寿命の拡大、低音域特性の向上、耐入力の向上
を図るものである。
は、磁気回路の磁気ギャップにはまりこむボイスコイル
を結合した細長形状の振動板に結合したダンパー接合リ
ブと、このダンパー接合リブの他端に結合される少なく
とも長手方向の2辺に直線状部を設けた複数の細長で椀
状のロールで構成されたダンパーと、このダンパーを固
着するフレームとの間に、前記ダンパーの外周直線状部
とロール部の立上り部とが固着されるダンパー接着用の
スペーサを設け、前記フレームに固着する構成としたこ
とにより、ダンパー固着部の破損強度が向上し、スピー
カの寿命の拡大、低音域特性の向上、耐入力の向上を図
ることができるものである。
に記載のスペーサをフレームに一体に設けたものであ
り、請求項1の効果に加えて部品点数の削減、組立工数
を削減し、従来のものと同一部品点数、同一組立工数で
信頼性、性能の向上が図れるものである。
〜図6により説明する。なお、説明にあたっては従来技
術と同一部品は同一番号を付与して説明する。
の一実施の形態の平面図であり、図2は図1のD−D断
面図であり、図3は同展開例の平面図であり、図4は図
3のE−E断面図であり、図5は要部であるダンパー固
着部の拡大断面図である。
成された長手方向に直線状部を有する椀状の振動板、2
は振動板1の内壁部に長手方向に交差する方向に複数設
けられたダンパー接合リブ、3は長手方向の2辺に直線
状部を設けた細長で椀状のロールで構成されたダンパ
ー、4は振動板1の外周部に接合された細長形状のエッ
ジ、5はエッジ4の外周部を固着支持した細長形状のフ
レーム、6はダンパー3の外周直線状部とロール部の立
上り部とを固着しかつフレーム5に固着されるスペー
サ、7は振動板1の下部に接合された細長形状のボイス
コイル、8はボイスコイル7が挿入される磁気回路であ
る。
ーカにおける支持部の動作について詳細に説明すると、
振動板1の下部に設けたダンパー接合リブ2の端面はダ
ンパー3の中央部に接合され、前記ダンパー3の他端部
とフレーム5を固着するに際しダンパー3の外周直線状
部とロール部の立上り部とが固着できる構成としたスペ
ーサ6を介して固着されており、また、振動板1の外周
部はエッジ4を介してフレーム5に固着されている。
は、ダンパー3はダンパー接合リブ2に引張られ矢印F
の方向にダンパー3は変形しながら変位し、3bのよう
なダンパー形状となるが、スペーサ6を介してフレーム
5に固着する構成としたことで、ダンパー3の立上り部
のA部に屈曲する力が加わらなくなり、ダンパー3には
常にGの方向に変位する力が加わることになる。
ール部全体で吸収される構成となり、大振幅時の疲労も
少なくなることから、スピーカの寿命の拡大、低音域特
性の向上、耐入力の向上が図れるスピーカを提供するこ
とが可能となるものである。
であり、コーン形の振動板を用いたものであり、9はス
リムな細長形状に構成された長手方向に直線状部を有す
るコーン形の振動板、10はダストキャップ、11は振
動板9の中心部に接合された丸形のボイスコイル、12
はボイスコイル11が挿入される磁気回路である。
1、図2の実施の形態のものと変わらないので説明は省
略する。
の他の実施の形態の要部であるダンパーの固着部の拡大
断面図であり、実施の形態1との相違点のみ説明する
と、5aはフレーム5のダンパー3との固着部にダンパ
ー3の外周直線状部とロール部の立上り部とが固着でき
るように設けたフレーム5と一体のダンパー接着用の凸
状のリブであり、この構成とした場合においても実施の
形態1と同様の効果を低コストで実現することが可能と
なるものである。
ーカにあって、長手方向の2辺に直線状部を設けた複数
の細長で椀状のロールで構成されたダンパーのロール部
の立上り部をスペーサを介して一部フレームに固着する
構成とすることにより、ダンパーの寿命を大幅に向上さ
せることが可能となり、これにより耐入力の向上、低域
再生帯域の拡大を可能にするスピーカが実現できるもの
である。
の拡大断面図
材の斜視図
Claims (2)
- 【請求項1】 磁気回路の磁気ギャップにはまりこむボ
イスコイルを結合した細長形状の振動板に結合したダン
パー接合リブと、このダンパー接合リブの他端に結合さ
れる少なくとも長手方向の2辺に直線状部を設けた複数
の細長で椀状のロールで構成されたダンパーと、このダ
ンパーを固着するフレームとの間に前記ダンパーの外周
直線状部とロール部の立上り部とが固着されるダンパー
接着用のスペーサを設けたスピーカ。 - 【請求項2】 スペーサをフレームに一体に設けた請求
項1に記載のスピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30014697A JP3787992B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30014697A JP3787992B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | スピーカ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11136796A true JPH11136796A (ja) | 1999-05-21 |
JP3787992B2 JP3787992B2 (ja) | 2006-06-21 |
Family
ID=17881303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30014697A Expired - Fee Related JP3787992B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | スピーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3787992B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107889032A (zh) * | 2016-09-29 | 2018-04-06 | 宁波升亚电子有限公司 | 双悬边单元和折式弹波和外音圈及扬声器 |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP30014697A patent/JP3787992B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107889032A (zh) * | 2016-09-29 | 2018-04-06 | 宁波升亚电子有限公司 | 双悬边单元和折式弹波和外音圈及扬声器 |
CN107889032B (zh) * | 2016-09-29 | 2024-03-15 | 宁波升亚电子有限公司 | 双悬边单元及扬声器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3787992B2 (ja) | 2006-06-21 |
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