JPH11136764A - 移動通信端末装置 - Google Patents
移動通信端末装置Info
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- JPH11136764A JPH11136764A JP9300915A JP30091597A JPH11136764A JP H11136764 A JPH11136764 A JP H11136764A JP 9300915 A JP9300915 A JP 9300915A JP 30091597 A JP30091597 A JP 30091597A JP H11136764 A JPH11136764 A JP H11136764A
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- Japan
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- data
- font data
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 1つのフォントデータに基づいて複数サイズ
のフォント表示を行なうことが可能な移動通信端末装置
を提供する。 【解決手段】 基本フォントデータ記憶エリア6aは、
1つのサイズのビットマップ形式の基本フォントデータ
を記憶するエリアである。表示フォント制御手段5a
は、第1の表示データ記憶エリア6bに読み込まれた表
示すべきデータに対応する基本フォントデータを、基本
フォントデータ記憶エリア6aより読み出す。そして、
この読み出した基本フォントデータを、メモリ部6に記
憶設定される表示文字サイズに変換し、この変換結果を
第2の表示データ記憶エリア6cに記録する。そして制
御部5が第2の表示データ記憶エリア6cに記録され
た、表示文字サイズが変換された表示データを表示部5
4に表示するようにしたものである。
のフォント表示を行なうことが可能な移動通信端末装置
を提供する。 【解決手段】 基本フォントデータ記憶エリア6aは、
1つのサイズのビットマップ形式の基本フォントデータ
を記憶するエリアである。表示フォント制御手段5a
は、第1の表示データ記憶エリア6bに読み込まれた表
示すべきデータに対応する基本フォントデータを、基本
フォントデータ記憶エリア6aより読み出す。そして、
この読み出した基本フォントデータを、メモリ部6に記
憶設定される表示文字サイズに変換し、この変換結果を
第2の表示データ記憶エリア6cに記録する。そして制
御部5が第2の表示データ記憶エリア6cに記録され
た、表示文字サイズが変換された表示データを表示部5
4に表示するようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばPHS
(Personal Handyphone System)や携帯電話システムの
端末装置のようにシステムの基地局装置を介して公衆網
に接続可能で、特に種々の情報を表示する表示部を備え
た移動通信端末装置に関する。
(Personal Handyphone System)や携帯電話システムの
端末装置のようにシステムの基地局装置を介して公衆網
に接続可能で、特に種々の情報を表示する表示部を備え
た移動通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、PHSや携帯電話システムなどの
移動通信端末装置は、本来の通話機能の他に、種々の付
加機能を備えるようになってきた。例えば、本発明者ら
によれば、上記端末装置に大型の液晶表示部を備えて、
PDA(Personal Digital Assistance )などに見られ
るような多数の個人情報を記憶/表示する機能や、上記
システムの無線通信網および公衆網を介してパソコン通
信ネットワークに接続して電子メールなどの送受信を行
なうデータ通信機能などを備えたものの開発がすすめら
れている。
移動通信端末装置は、本来の通話機能の他に、種々の付
加機能を備えるようになってきた。例えば、本発明者ら
によれば、上記端末装置に大型の液晶表示部を備えて、
PDA(Personal Digital Assistance )などに見られ
るような多数の個人情報を記憶/表示する機能や、上記
システムの無線通信網および公衆網を介してパソコン通
信ネットワークに接続して電子メールなどの送受信を行
なうデータ通信機能などを備えたものの開発がすすめら
れている。
【0003】ところで、上述のようなパソコン通信ネッ
トワークデータとの間でやり取りされるデータは、本来
パーソナルコンピュータのモニタに表示するのに適した
内容となっているため、移動通信端末装置の液晶表示部
に一度に表示することができず、画面をスクロール操作
する必要が生じて大変使いづらくなる。
トワークデータとの間でやり取りされるデータは、本来
パーソナルコンピュータのモニタに表示するのに適した
内容となっているため、移動通信端末装置の液晶表示部
に一度に表示することができず、画面をスクロール操作
する必要が生じて大変使いづらくなる。
【0004】これに対して従来は、個人情報などを表示
するための大きなフォントと、データ通信時の表示に用
いるための小さなフォントを備えておき、使用する機能
に応じてこれらのフォントを使い分けるようにしてい
た。
するための大きなフォントと、データ通信時の表示に用
いるための小さなフォントを備えておき、使用する機能
に応じてこれらのフォントを使い分けるようにしてい
た。
【0005】しかしながら、このような2つのフォント
を備えた場合、1つのフォントを備えた場合に比べ、略
倍のメモリ容量が必要とされ、小型化が求められる移動
通信端末装置にとっては、コストの上昇のみならず、設
計上の負担となっていた。
を備えた場合、1つのフォントを備えた場合に比べ、略
倍のメモリ容量が必要とされ、小型化が求められる移動
通信端末装置にとっては、コストの上昇のみならず、設
計上の負担となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動通信端末装
置では、大小2つのフォントデータを備えて、使用する
機能に応じてこれらのフォントを使い分けるようにして
いた。このように2つのフォントデータを備えること
は、小型化が求められる移動通信端末装置にとっては、
コストの上昇のみならず、設計上の負担となるという問
題があった。
置では、大小2つのフォントデータを備えて、使用する
機能に応じてこれらのフォントを使い分けるようにして
いた。このように2つのフォントデータを備えること
は、小型化が求められる移動通信端末装置にとっては、
コストの上昇のみならず、設計上の負担となるという問
題があった。
【0007】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、1つのフォントデータに基づいて複数サイズ
の文字表示を行なうことが可能な移動通信端末装置を提
供することを目的とする。
たもので、1つのフォントデータに基づいて複数サイズ
の文字表示を行なうことが可能な移動通信端末装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係わる移動通信端末装置は、公衆網に
接続される無線基地局装置と無線チャネルを介して接続
可能な移動通信端末装置において、少なくとも文字を表
示可能な表示手段と、種々の文字のフォントデータを予
め記憶するフォントデータ記憶手段と、表示すべき文字
に対応するフォントデータをフォントデータ記憶手段か
ら読み出し、この読み出したフォントデータの表示サイ
ズを変換するフォントサイズ変換手段と、このフォント
サイズ変換手段にてサイズ変換されたフォントデータを
表示手段に表示させる表示制御手段とを具備して構成す
るようにした。
めに、この発明に係わる移動通信端末装置は、公衆網に
接続される無線基地局装置と無線チャネルを介して接続
可能な移動通信端末装置において、少なくとも文字を表
示可能な表示手段と、種々の文字のフォントデータを予
め記憶するフォントデータ記憶手段と、表示すべき文字
に対応するフォントデータをフォントデータ記憶手段か
ら読み出し、この読み出したフォントデータの表示サイ
ズを変換するフォントサイズ変換手段と、このフォント
サイズ変換手段にてサイズ変換されたフォントデータを
表示手段に表示させる表示制御手段とを具備して構成す
るようにした。
【0009】上記構成の移動通信端末装置では、予めフ
ォントデータ記憶手段に基本となるフォントデータを記
憶しておき、表示すべき文字に対応する上記フォントデ
ータに表示サイズの変換処理を施して、この変換結果を
表示するようにしている。したがって、上記構成の移動
通信端末装置によれば、1つの基本となるフォントデー
タに基づいて複数サイズのフォント表示を行なうことが
できる。
ォントデータ記憶手段に基本となるフォントデータを記
憶しておき、表示すべき文字に対応する上記フォントデ
ータに表示サイズの変換処理を施して、この変換結果を
表示するようにしている。したがって、上記構成の移動
通信端末装置によれば、1つの基本となるフォントデー
タに基づいて複数サイズのフォント表示を行なうことが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わる移動通信端末装置が用いられるシステ
ムの概略構成を示すものである。なお、ここでは、この
システムの一例として、PHSを例に挙げて説明する。
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わる移動通信端末装置が用いられるシステ
ムの概略構成を示すものである。なお、ここでは、この
システムの一例として、PHSを例に挙げて説明する。
【0011】この図において、この発明に係わる移動通
信端末装置(以下、PHS端末と称する)はPS1〜P
Smで示し、PHS基地局はCS1〜CSnで示す。各
PHS基地局CS1〜CSnは、例えば図2に示すよう
にシステムのサービスエリアに地理的に分散配設されて
おり、隣接する数台ごとにローカルエリアE1,E2,
E3を形成し、無線回線を介してPHS端末PS1〜P
Smが接続される。なお、基地局とPHS端末との間の
無線アクセス方式としては、例えばTDMA−TDD方
式が使用される。
信端末装置(以下、PHS端末と称する)はPS1〜P
Smで示し、PHS基地局はCS1〜CSnで示す。各
PHS基地局CS1〜CSnは、例えば図2に示すよう
にシステムのサービスエリアに地理的に分散配設されて
おり、隣接する数台ごとにローカルエリアE1,E2,
E3を形成し、無線回線を介してPHS端末PS1〜P
Smが接続される。なお、基地局とPHS端末との間の
無線アクセス方式としては、例えばTDMA−TDD方
式が使用される。
【0012】また、上記各PHS基地局CS1〜CSn
は公衆網INWにそれぞれ接続される。公衆網INW
は、ISDNと、このISDNに上記各PHS基地局C
S1〜CSnを収容するためのI′インタフェース網と
を有する。また公衆網INWには、インターネットIT
Nに接続可能なパソコン通信事業者のネットワークが接
続される。
は公衆網INWにそれぞれ接続される。公衆網INW
は、ISDNと、このISDNに上記各PHS基地局C
S1〜CSnを収容するためのI′インタフェース網と
を有する。また公衆網INWには、インターネットIT
Nに接続可能なパソコン通信事業者のネットワークが接
続される。
【0013】このパソコン通信事業者のネットワーク
は、当該ネットワークをISDNと接続するためのアク
セス・サーバASと、コンテンツ・サーバTSを備えて
いる。コンテンツ・サーバTSは、このアクセス・サー
バASあるいはインターネットITNを介して接続され
る情報通信端末に対して、種々の情報を提供する機能
や、上記情報通信端末より送られる情報を蓄積、そして
提供する機能などを備えている。
は、当該ネットワークをISDNと接続するためのアク
セス・サーバASと、コンテンツ・サーバTSを備えて
いる。コンテンツ・サーバTSは、このアクセス・サー
バASあるいはインターネットITNを介して接続され
る情報通信端末に対して、種々の情報を提供する機能
や、上記情報通信端末より送られる情報を蓄積、そして
提供する機能などを備えている。
【0014】また、コンテンツ・サーバTSは、この事
業者のサービスに加入するユーザに割当てたID毎に、
アクセス・サーバASあるいはインターネットITNを
通じて送られる電子メールを蓄積/管理し、ユーザの要
求に応じて上記電子メールを配信する機能を備えてい
る。
業者のサービスに加入するユーザに割当てたID毎に、
アクセス・サーバASあるいはインターネットITNを
通じて送られる電子メールを蓄積/管理し、ユーザの要
求に応じて上記電子メールを配信する機能を備えてい
る。
【0015】なお、アクセス・サーバASは、公衆網I
NWを介して接続される通信端末と、インターネットI
TNに接続されるWWWサーバWS1,WS2,…との
間をTCP/IPプロトコルによって接続することが可
能である。
NWを介して接続される通信端末と、インターネットI
TNに接続されるWWWサーバWS1,WS2,…との
間をTCP/IPプロトコルによって接続することが可
能である。
【0016】また、ISDNは、選択呼出制御局SCS
が接続される。選択呼出制御局SCSは、DTMF信号
を送信可能な通信端末が上記ISDNを介して接続され
る。そして、上記通信端末よりDTMF信号を受信する
と、選択呼出基地局BS1〜BSiを制御して、上記D
TMF信号に対応するメッセージ信号を選択呼出受信機
(ページャ)PBに向けて送信する。
が接続される。選択呼出制御局SCSは、DTMF信号
を送信可能な通信端末が上記ISDNを介して接続され
る。そして、上記通信端末よりDTMF信号を受信する
と、選択呼出基地局BS1〜BSiを制御して、上記D
TMF信号に対応するメッセージ信号を選択呼出受信機
(ページャ)PBに向けて送信する。
【0017】これに対して、ページャPBは、自機宛て
のメッセージ信号を受信すると、このメッセージ信号を
所定のコード変換テーブルに従って変換し、鳴音動作等
によりユーザにメッセージの受信を報知するとともに、
表示部に受信したメッセージの表示を行なう。
のメッセージ信号を受信すると、このメッセージ信号を
所定のコード変換テーブルに従って変換し、鳴音動作等
によりユーザにメッセージの受信を報知するとともに、
表示部に受信したメッセージの表示を行なう。
【0018】ところで、PHS端末PS1〜PSmに
は、PHS端末としての通話機能の他に、ページャPB
に対するメッセージ送信を容易に行なうための機能や、
前述のパソコン通信事業者のネットワークにアクセスす
る機能などを備えている。
は、PHS端末としての通話機能の他に、ページャPB
に対するメッセージ送信を容易に行なうための機能や、
前述のパソコン通信事業者のネットワークにアクセスす
る機能などを備えている。
【0019】以下、PHS端末PS1〜PSmの構成に
ついて説明する。図3は、その構成を示す回路ブロック
図であり、図4はその外観の一例を示す図である。PH
S端末PS1〜PSmは、アンテナ11を備えた無線部
1と、モデム部2と、TDMA部3と、通話部4と、制
御部5と、メモリ部6と、電源部7とを具備している。
ついて説明する。図3は、その構成を示す回路ブロック
図であり、図4はその外観の一例を示す図である。PH
S端末PS1〜PSmは、アンテナ11を備えた無線部
1と、モデム部2と、TDMA部3と、通話部4と、制
御部5と、メモリ部6と、電源部7とを具備している。
【0020】PHS基地局CS1〜CSnから到来した
無線搬送波信号は、アンテナ11で受信されたのち無線
部1の高周波スイッチ(SW)12を介して受信回路
(RX)13に入力される。
無線搬送波信号は、アンテナ11で受信されたのち無線
部1の高周波スイッチ(SW)12を介して受信回路
(RX)13に入力される。
【0021】この受信回路13では、上記受信された無
線搬送波信号がシンセサイザ14から発生された局部発
振信号とミキシングされて受信中間周波信号にダウンコ
ンバートされる。なお、上記シンセサイザ14から発生
される局部発振周波数は無線チャネル周波数に応じて制
御部5より指示される。
線搬送波信号がシンセサイザ14から発生された局部発
振信号とミキシングされて受信中間周波信号にダウンコ
ンバートされる。なお、上記シンセサイザ14から発生
される局部発振周波数は無線チャネル周波数に応じて制
御部5より指示される。
【0022】また、無線部1には受信電界強度検出部
(RSSI)16が設けられている。この受信電界強度
検出部16では、PHS基地局CS1〜CSnから到来
した無線搬送波信号の受信電界強度が検出され、その検
出値は制御部5に通知される。
(RSSI)16が設けられている。この受信電界強度
検出部16では、PHS基地局CS1〜CSnから到来
した無線搬送波信号の受信電界強度が検出され、その検
出値は制御部5に通知される。
【0023】上記受信回路13から出力された受信中間
周波信号は、モデム部2の復調回路(DEM)21に入
力される。復調回路21では上記受信中間周波信号のデ
ィジタル復調が行なわれ、これによりディジタル復調信
号が再生される。
周波信号は、モデム部2の復調回路(DEM)21に入
力される。復調回路21では上記受信中間周波信号のデ
ィジタル復調が行なわれ、これによりディジタル復調信
号が再生される。
【0024】TDMA部3のTDMAデコード回路31
は、上記ディジタル復調信号を各受信タイムスロットご
とに分離する。そして、制御部5の指示に従って自局に
割り当てられたタイムスロットに挿入されているディジ
タル通話信号を抽出し、この抽出したディジタル通話信
号を通話部4に入力する。
は、上記ディジタル復調信号を各受信タイムスロットご
とに分離する。そして、制御部5の指示に従って自局に
割り当てられたタイムスロットに挿入されているディジ
タル通話信号を抽出し、この抽出したディジタル通話信
号を通話部4に入力する。
【0025】一方、制御チャネルにより伝送された制御
データおよびトラフィックチャネルにより伝送された非
制限ディジタルデータについては制御部5に入力する。
通話部4は、ADPCM(Adaptive Differential Puls
e Code Modulation )トランスコーダ41と、PCMコ
ーデック42とから構成される。
データおよびトラフィックチャネルにより伝送された非
制限ディジタルデータについては制御部5に入力する。
通話部4は、ADPCM(Adaptive Differential Puls
e Code Modulation )トランスコーダ41と、PCMコ
ーデック42とから構成される。
【0026】ADPCMトランスコーダ41では上記デ
ィジタル通話信号の復号処理が行なわれる。PCMコー
デック42では上記復号されたディジタル通話信号がア
ナログ通話信号に変換される。そして、このアナログ通
話信号は図示しない受話増幅器で増幅されたのちスピー
カ43から出力される。
ィジタル通話信号の復号処理が行なわれる。PCMコー
デック42では上記復号されたディジタル通話信号がア
ナログ通話信号に変換される。そして、このアナログ通
話信号は図示しない受話増幅器で増幅されたのちスピー
カ43から出力される。
【0027】これに対し、マイクロホン(M)44に入
力された送話音声は、通話部4において図示しない送話
増幅器で増幅されたのち、PCMコーデック42でディ
ジタル送話信号に変換される。そして、このディジタル
送話信号はADPCMトランスコーダ41で符号化処理
が施され、ディジタル通話信号としてTDMA部3に入
力される。
力された送話音声は、通話部4において図示しない送話
増幅器で増幅されたのち、PCMコーデック42でディ
ジタル送話信号に変換される。そして、このディジタル
送話信号はADPCMトランスコーダ41で符号化処理
が施され、ディジタル通話信号としてTDMA部3に入
力される。
【0028】TDMAエンコード回路32では、上記A
DPCMトランスコーダ41から出力されたディジタル
通話信号が、制御部5から指示された送信タイムスロッ
トに挿入されて多重化され、モデム部2の変調回路(M
OD)22に入力される。
DPCMトランスコーダ41から出力されたディジタル
通話信号が、制御部5から指示された送信タイムスロッ
トに挿入されて多重化され、モデム部2の変調回路(M
OD)22に入力される。
【0029】変調回路22は、上記TDMAエンコード
回路32から出力された多重化ディジタル通信信号によ
り送信中間周波信号をディジタル変調し、この変調した
送信中間周波信号を無線部1の送信回路(TX)15に
入力する。
回路32から出力された多重化ディジタル通信信号によ
り送信中間周波信号をディジタル変調し、この変調した
送信中間周波信号を無線部1の送信回路(TX)15に
入力する。
【0030】送信回路15は、上記変調された送信中間
周波信号をシンセサイザ14から発生された局部発振信
号とミキシングして無線搬送波周波数にアップコンバー
トし、さらに所定の送信電力レベルに増幅する。そし
て、この送信回路15から出力された無線搬送波信号
は、高周波スイッチ12を介してアンテナ11からPH
S基地局CS1〜CSnに向け送信される。
周波信号をシンセサイザ14から発生された局部発振信
号とミキシングして無線搬送波周波数にアップコンバー
トし、さらに所定の送信電力レベルに増幅する。そし
て、この送信回路15から出力された無線搬送波信号
は、高周波スイッチ12を介してアンテナ11からPH
S基地局CS1〜CSnに向け送信される。
【0031】ところで、メモリ部6は、例えばROMや
RAMなどの半導体メモリを記録媒体としたもので、こ
の記録媒体には後述の制御部5の制御プログラムや種々
の制御データ、自機の設定データを記憶するエリア、制
御部5のワークエリア、多数の個人情報(氏名、電話番
号、住所やメールアドレスなど)を記憶するエリア、パ
ソコン通信事業者のネットワークとの間でやり取りされ
るデータ(電子メールなど)、他のPHS端末PS1〜
PSmや、ページャPBに宛ての文字メッセージデータ
を記憶するデータを記憶するエリアが設けられている。
RAMなどの半導体メモリを記録媒体としたもので、こ
の記録媒体には後述の制御部5の制御プログラムや種々
の制御データ、自機の設定データを記憶するエリア、制
御部5のワークエリア、多数の個人情報(氏名、電話番
号、住所やメールアドレスなど)を記憶するエリア、パ
ソコン通信事業者のネットワークとの間でやり取りされ
るデータ(電子メールなど)、他のPHS端末PS1〜
PSmや、ページャPBに宛ての文字メッセージデータ
を記憶するデータを記憶するエリアが設けられている。
【0032】またこの他に、基本フォントデータ記憶エ
リア6a、第1の表示データ記憶エリア6bおよび第2
の表示データ記憶エリア6cが設けられている。基本フ
ォントデータ記憶エリア6aは、1つのサイズ(例えば
12ドット)のビットマップ形式のフォントデータ(以
下、基本フォントを称する)を記憶するエリアで、文字
データの種類としては漢字(JIS第1、2水準)、ひ
らがな、カタカナ、英数字、各種記号などが含まれる。
リア6a、第1の表示データ記憶エリア6bおよび第2
の表示データ記憶エリア6cが設けられている。基本フ
ォントデータ記憶エリア6aは、1つのサイズ(例えば
12ドット)のビットマップ形式のフォントデータ(以
下、基本フォントを称する)を記憶するエリアで、文字
データの種類としては漢字(JIS第1、2水準)、ひ
らがな、カタカナ、英数字、各種記号などが含まれる。
【0033】第1の表示データ記憶エリア6bは、後述
の制御部5によって選択された、後述の表示部54に表
示すべきデータを一時的に記憶するためのエリアであ
る。第2の表示データ記憶エリア6cは、後述の表示フ
ォント制御手段5aによって変換処理が施された表示デ
ータを記憶するためのエリアである。このエリアに記憶
される表示データは、制御部5の制御により表示部54
に表示される。
の制御部5によって選択された、後述の表示部54に表
示すべきデータを一時的に記憶するためのエリアであ
る。第2の表示データ記憶エリア6cは、後述の表示フ
ォント制御手段5aによって変換処理が施された表示デ
ータを記憶するためのエリアである。このエリアに記憶
される表示データは、制御部5の制御により表示部54
に表示される。
【0034】サウンダ51は、制御部5によって制御さ
れ、着信時にはユーザによって予め選択されたパター
ン、周波数、音量の着信音を発したり、あるいは後述の
キー入力部53の入力確認音(キータッチ音)、エラー
を示す警告音、アラーム設定時刻の到来時にアラーム音
を発するものである。
れ、着信時にはユーザによって予め選択されたパター
ン、周波数、音量の着信音を発したり、あるいは後述の
キー入力部53の入力確認音(キータッチ音)、エラー
を示す警告音、アラーム設定時刻の到来時にアラーム音
を発するものである。
【0035】バイブレータ52は、小型のモータなどか
らなる振動体であって、制御部5によってその動作が制
御され、着信時やアラーム設定時刻の到来時に、その旨
をユーザに報知するために動作するように制御される。
らなる振動体であって、制御部5によってその動作が制
御され、着信時やアラーム設定時刻の到来時に、その旨
をユーザに報知するために動作するように制御される。
【0036】キー入力部53は、キースイッチによる入
力手段である。その種類としては、例えば図4に示すよ
うに、主に数字入力を行なうテンキー531、カーソル
の移動を行なう4方向キー532、決定時に用いられる
Yesキー533、取り消しや削除を行なうNoキー5
34、オンフックキー535、オフフックキー536、
メニュー画面を呼び出すメニューキー537などからな
る。
力手段である。その種類としては、例えば図4に示すよ
うに、主に数字入力を行なうテンキー531、カーソル
の移動を行なう4方向キー532、決定時に用いられる
Yesキー533、取り消しや削除を行なうNoキー5
34、オンフックキー535、オフフックキー536、
メニュー画面を呼び出すメニューキー537などからな
る。
【0037】表示部54は、バックライトを備えたLC
D(Liquid Crystal Display)などの表示器であって、
制御部5により上記バックライトのON/OFF制御
と、表示内容の制御、および表示される文字サイズの変
更が行われる。
D(Liquid Crystal Display)などの表示器であって、
制御部5により上記バックライトのON/OFF制御
と、表示内容の制御、および表示される文字サイズの変
更が行われる。
【0038】DTMF発生回路55は、制御部5の指示
に応じたDTMFトーン信号を生成し、この生成したD
TMFトーン信号をマイクロホン44から入力された送
話信号と同様に、PCMコーデック42に入力する。
に応じたDTMFトーン信号を生成し、この生成したD
TMFトーン信号をマイクロホン44から入力された送
話信号と同様に、PCMコーデック42に入力する。
【0039】データI/F56は、後述の制御部5によ
って制御され、前述のパソコン通信事業者とのデータ通
信時に、TDMAデコード回路31によって分離された
ディジタル復調信号をバッファリングして制御部5に受
信データとして入力したり、あるいは制御部5からの送
信データをバッファリングしてTDMAエンコード回路
32に入力するインタフェースである。
って制御され、前述のパソコン通信事業者とのデータ通
信時に、TDMAデコード回路31によって分離された
ディジタル復調信号をバッファリングして制御部5に受
信データとして入力したり、あるいは制御部5からの送
信データをバッファリングしてTDMAエンコード回路
32に入力するインタフェースである。
【0040】制御部5は、例えばマイクロコンピュータ
を主制御部として備え、上述の各部を制御するもので、
その制御機能としては、自機とPHS基地局CS1〜C
Snとを接続して音声通信を行なう制御機能に加え、メ
モリ部6に記憶される個人情報を表示する機能(以下、
個人情報表示機能と称する)、公衆網INWを通じてパ
ソコン通信事業者のネットワークとの間でデータ通信を
行なう機能、他のPHS端末PS1〜PSmやページャ
PBに向けて簡易な操作で文字メッセージを送信する機
能を備えている。
を主制御部として備え、上述の各部を制御するもので、
その制御機能としては、自機とPHS基地局CS1〜C
Snとを接続して音声通信を行なう制御機能に加え、メ
モリ部6に記憶される個人情報を表示する機能(以下、
個人情報表示機能と称する)、公衆網INWを通じてパ
ソコン通信事業者のネットワークとの間でデータ通信を
行なう機能、他のPHS端末PS1〜PSmやページャ
PBに向けて簡易な操作で文字メッセージを送信する機
能を備えている。
【0041】また、制御部5は、新たな制御機能とし
て、表示フォント制御手段5aを備えている。この表示
フォント制御手段5aは、第1の表示データ記憶エリア
6bに記憶される文字データに対応する基本フォントデ
ータを、基本フォントデータ記憶エリア6aより読み出
す。そして、この読み出した基本フォントデータを、メ
モリ部6の設定データ内で指定される表示文字サイズに
変換し、第2の表示データ記憶エリア6cに記録する制
御を行なうものである。
て、表示フォント制御手段5aを備えている。この表示
フォント制御手段5aは、第1の表示データ記憶エリア
6bに記憶される文字データに対応する基本フォントデ
ータを、基本フォントデータ記憶エリア6aより読み出
す。そして、この読み出した基本フォントデータを、メ
モリ部6の設定データ内で指定される表示文字サイズに
変換し、第2の表示データ記憶エリア6cに記録する制
御を行なうものである。
【0042】なお、電源部7は、バッテリ71と電源回
路72とからなり、電源回路72がバッテリ71の出力
を基に所定の動作電源電圧Vccを生成して、各回路に供
給する。
路72とからなり、電源回路72がバッテリ71の出力
を基に所定の動作電源電圧Vccを生成して、各回路に供
給する。
【0043】次に、上記構成のPHS端末PS1〜PS
mにおける文字データの表示制御動作について説明す
る。図5は、その動作を説明するためのフローチャート
で、図6はその表示例を示すものである。なお、ここで
は、パソコン通信ネットワークとのデータ通信時の表示
を例にして説明する。
mにおける文字データの表示制御動作について説明す
る。図5は、その動作を説明するためのフローチャート
で、図6はその表示例を示すものである。なお、ここで
は、パソコン通信ネットワークとのデータ通信時の表示
を例にして説明する。
【0044】まず、ユーザがキー入力部53を操作し
て、上記データ通信の開始を指示すると、制御部5は、
PHS基地局CS1〜CSnのうち最寄りの基地局を通
じて、パソコン通信事業者に向け発呼を行なう。やが
て、パソコン通信事業者のアクセスサーバASが応答す
ると、制御部5は、所定のプロトコルに従って、アクセ
スサーバASと通信リンクを確立し、データ通信を開始
する。
て、上記データ通信の開始を指示すると、制御部5は、
PHS基地局CS1〜CSnのうち最寄りの基地局を通
じて、パソコン通信事業者に向け発呼を行なう。やが
て、パソコン通信事業者のアクセスサーバASが応答す
ると、制御部5は、所定のプロトコルに従って、アクセ
スサーバASと通信リンクを確立し、データ通信を開始
する。
【0045】このようにしてデータ通信が開始される
と、制御部5は、パソコン通信事業者から受信したデー
タおよび上記事業者に送信するデータを、第1の表示デ
ータ記憶エリア6bに記録する(ステップ5a)。
と、制御部5は、パソコン通信事業者から受信したデー
タおよび上記事業者に送信するデータを、第1の表示デ
ータ記憶エリア6bに記録する(ステップ5a)。
【0046】次に、ステップ5bでは、表示フォント制
御手段5aがメモリ部6の設定データ内の表示文字サイ
ズ情報を参照し、表示文字を拡大する場合にはステップ
5cに移行し、縮小する場合にはステップ5eに移行す
る。また、通常の表示(等倍)指定がなされている場合
にはステップ5dに移行する。
御手段5aがメモリ部6の設定データ内の表示文字サイ
ズ情報を参照し、表示文字を拡大する場合にはステップ
5cに移行し、縮小する場合にはステップ5eに移行す
る。また、通常の表示(等倍)指定がなされている場合
にはステップ5dに移行する。
【0047】ステップ5cでは、表示フォント制御手段
5aが、第1の表示データ記憶エリア6bに記録された
文字データに対応する基本フォントデータを基本フォン
トデータ記憶エリア6aより読み出す。そして、この読
み出した基本フォントデータを拡大処理を施し、ステッ
プ5fに移行する。なお、上記拡大処理としては、例え
ば横方向への拡大を行なう場合には、所定の列を複写し
て列を増やすことにより、文字の拡大を図る。
5aが、第1の表示データ記憶エリア6bに記録された
文字データに対応する基本フォントデータを基本フォン
トデータ記憶エリア6aより読み出す。そして、この読
み出した基本フォントデータを拡大処理を施し、ステッ
プ5fに移行する。なお、上記拡大処理としては、例え
ば横方向への拡大を行なう場合には、所定の列を複写し
て列を増やすことにより、文字の拡大を図る。
【0048】一方、ステップ5dでは、表示フォント制
御手段5aが、第1の表示データ記憶エリア6bに記録
された文字データに対応する基本フォントデータを、基
本フォントデータ記憶エリア6aより読み出し、ステッ
プ5fに移行する。なお、上記縮小処理としては、例え
ば横方向への拡大を行なう場合には、所定の列間のドッ
トデータに対して論理和演算を施すことにより、隣接す
る列を圧縮することにより、文字の縮小を図る。
御手段5aが、第1の表示データ記憶エリア6bに記録
された文字データに対応する基本フォントデータを、基
本フォントデータ記憶エリア6aより読み出し、ステッ
プ5fに移行する。なお、上記縮小処理としては、例え
ば横方向への拡大を行なう場合には、所定の列間のドッ
トデータに対して論理和演算を施すことにより、隣接す
る列を圧縮することにより、文字の縮小を図る。
【0049】また、ステップ5eでは、表示フォント制
御手段5aが、第1の表示データ記憶エリア6bに記録
された文字データに対応する基本フォントデータを基本
フォントデータ記憶エリア6aより読み出す。そして、
この読み出した基本フォントデータを縮小処理を施し、
ステップ5fに移行する。
御手段5aが、第1の表示データ記憶エリア6bに記録
された文字データに対応する基本フォントデータを基本
フォントデータ記憶エリア6aより読み出す。そして、
この読み出した基本フォントデータを縮小処理を施し、
ステップ5fに移行する。
【0050】ステップ5fでは、表示フォント制御手段
5aが、ステップ5c、ステップ5eにて処理されたフ
ォントデータ、あるいはステップ5dにて読みだされた
基本フォントデータを、第2の表示データ記憶エリア6
cに表示用データとして記録し、ステップ5gに移行す
る。
5aが、ステップ5c、ステップ5eにて処理されたフ
ォントデータ、あるいはステップ5dにて読みだされた
基本フォントデータを、第2の表示データ記憶エリア6
cに表示用データとして記録し、ステップ5gに移行す
る。
【0051】ステップ5gでは、制御部5が第2の表示
データ記憶エリア6cに記録された表示用データを読み
出し、読み出した表示用データを表示部54に表示す
る。図6(a)は、基本フォントをそのまま表示、すな
わち等倍で表示した場合の表示例である。
データ記憶エリア6cに記録された表示用データを読み
出し、読み出した表示用データを表示部54に表示す
る。図6(a)は、基本フォントをそのまま表示、すな
わち等倍で表示した場合の表示例である。
【0052】また、図6(b)は、基本フォントに拡大
処理がなされた場合の表示例で、基本フォントを縦方向
に2倍、いわゆる縦倍角にしている。図6(c)は、基
本フォントに縮小処理がなされた場合の表示例で、基本
フォントを横方向に0.5倍、いわゆる半角にしてい
る。
処理がなされた場合の表示例で、基本フォントを縦方向
に2倍、いわゆる縦倍角にしている。図6(c)は、基
本フォントに縮小処理がなされた場合の表示例で、基本
フォントを横方向に0.5倍、いわゆる半角にしてい
る。
【0053】図6の表示例に比較から明らかなように、
等倍表示や縦倍角表示の場合は、ユーザのスクロール操
作が必要となり、半角表示の場合にはすべて通信内容が
表示されるため、スクロール操作を必要としない。
等倍表示や縦倍角表示の場合は、ユーザのスクロール操
作が必要となり、半角表示の場合にはすべて通信内容が
表示されるため、スクロール操作を必要としない。
【0054】以上のように、上記構成のPHS端末すな
わち移動通信端末装置では、1つのフォントデータを基
本フォントデータとして備え、表示するデータに対応す
る基本フォントを拡大処理あるいは縮小処理して、表示
を行なうようにしている。
わち移動通信端末装置では、1つのフォントデータを基
本フォントデータとして備え、表示するデータに対応す
る基本フォントを拡大処理あるいは縮小処理して、表示
を行なうようにしている。
【0055】したがって、上記構成の移動通信端末装置
によれば、1つの基本フォントデータに基づいて複数サ
イズの文字表示を行なうことが可能となる。このため、
複数サイズのフォントデータを備えた場合に比べ、使用
するメモリ容量を減らすことができるため、コストの削
減に寄与し装置の設計に自由度を与えることができる。
によれば、1つの基本フォントデータに基づいて複数サ
イズの文字表示を行なうことが可能となる。このため、
複数サイズのフォントデータを備えた場合に比べ、使用
するメモリ容量を減らすことができるため、コストの削
減に寄与し装置の設計に自由度を与えることができる。
【0056】また、上記実施の形態では、半角文字は横
方向への縮小であるので、一般的な横書きの文章を表示
する場合、1行の表示文字数が多くなり、文字の読みや
すさだけでなく、文章としての読みやすさもよくなると
いう効果ある。特に漢字文字に関しては、横線分で構成
されるものが多いので横縮小表示は比較的劣化が少な
い。これは、縦倍角表示についても言えることである。
方向への縮小であるので、一般的な横書きの文章を表示
する場合、1行の表示文字数が多くなり、文字の読みや
すさだけでなく、文章としての読みやすさもよくなると
いう効果ある。特に漢字文字に関しては、横線分で構成
されるものが多いので横縮小表示は比較的劣化が少な
い。これは、縦倍角表示についても言えることである。
【0057】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施の形態では、ユーザ
が予めメモリ部6に設定した表示文字サイズに応じて、
表示フォントの拡大/縮小を行なうようにしたが、例え
ばデータ通信が開始されて、すでに表示がなされた後で
あっても、ユーザが表示文字サイズの変更を指示するこ
とにより、すでに表示したデータ(上述の構成では、第
2の表示データ記憶エリア6cに記録された表示デー
タ)に対して拡大/縮小処理を施して、表示を行なうよ
うにしてもよい。
るものではない。例えば、上記実施の形態では、ユーザ
が予めメモリ部6に設定した表示文字サイズに応じて、
表示フォントの拡大/縮小を行なうようにしたが、例え
ばデータ通信が開始されて、すでに表示がなされた後で
あっても、ユーザが表示文字サイズの変更を指示するこ
とにより、すでに表示したデータ(上述の構成では、第
2の表示データ記憶エリア6cに記録された表示デー
タ)に対して拡大/縮小処理を施して、表示を行なうよ
うにしてもよい。
【0058】また、上述では、基本フォントデータ記憶
エリア6aに基本フォントとして、ビットマップ形式の
フォントデータを記憶しておくものとしたが、これに変
わり例えばベクトル形式のフォントデータを記憶してお
き、座標変換により拡大/縮小処理を施すようにしても
よい。
エリア6aに基本フォントとして、ビットマップ形式の
フォントデータを記憶しておくものとしたが、これに変
わり例えばベクトル形式のフォントデータを記憶してお
き、座標変換により拡大/縮小処理を施すようにしても
よい。
【0059】さらに、上記実施の形態では、PHSの端
末装置を例に説明したが、セルラー方式などに代表され
る携帯電話などの移動通信システムの端末装置に適用し
ても同様の効果を得られる。
末装置を例に説明したが、セルラー方式などに代表され
る携帯電話などの移動通信システムの端末装置に適用し
ても同様の効果を得られる。
【0060】その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲
で、異なる書体などの複数の基本フォントを備えるな
ど、種々の変形を施しても同様に実施可能であることは
いうまでもない。
で、異なる書体などの複数の基本フォントを備えるな
ど、種々の変形を施しても同様に実施可能であることは
いうまでもない。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、予め
フォントデータ記憶手段に基本となるフォントデータを
記憶しておき、フォントサイズ変換手段が表示すべき文
字に対応する上記フォントデータに表示サイズの変換処
理を施して、この変換結果を表示手段に表示するように
している。したがって、この発明によれば、基本となる
フォントデータに基づいて複数サイズのフォント表示を
行なうことが可能な移動通信端末装置を提供できる。
フォントデータ記憶手段に基本となるフォントデータを
記憶しておき、フォントサイズ変換手段が表示すべき文
字に対応する上記フォントデータに表示サイズの変換処
理を施して、この変換結果を表示手段に表示するように
している。したがって、この発明によれば、基本となる
フォントデータに基づいて複数サイズのフォント表示を
行なうことが可能な移動通信端末装置を提供できる。
【図1】この発明に係わる移動通信端末装置が用いられ
るシステムの構成を示す図。
るシステムの構成を示す図。
【図2】図1に示したPHS基地局を分散配設すること
によって形成されるサービスエリアを説明するための
図。
によって形成されるサービスエリアを説明するための
図。
【図3】この発明に係わる移動通信端末装置の一実施の
形態の構成を示す回路ブロック図。
形態の構成を示す回路ブロック図。
【図4】図3に示した移動通信端末装置の外観を示す
図。
図。
【図5】図3に示した移動通信端末装置の文字データの
表示制御動作を説明するためのフローチャート。
表示制御動作を説明するためのフローチャート。
【図6】図3に示した移動通信端末装置の表示制御動作
によって表示される、表示部の表示例を示す図。
によって表示される、表示部の表示例を示す図。
1…無線部 11…アンテナ 12…高周波スイッチ(SW) 13…受信回路(RX) 14…シンセサイザ 15…送信回路(TX) 16…受信電界強度検出部(RSSI) 2…モデム部 21…復調回路(DEM) 22…変調回路(MOD) 3…TDMA部 31…TDMAデコード回路 32…TDMAエンコード回路 4…通話部 41…ADPCMトランスコーダ 42…PCMコーデック 43…スピーカ 44…マイクロホン(M) 5…制御部 5a…表示フォント制御手段5a 51…サウンダ 52…バイブレータ 53…キー入力部 54…表示部 55…DTMF発生回路 56…データI/F 6…メモリ部 6a…基本フォントデータ記憶エリア 6b…第1の表示データ記憶エリア 6c…第2の表示データ記憶エリア 7…電源部 71…バッテリ 72…電源回路
フロントページの続き (72)発明者 赤祖父 慶雄 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 大村 太郎 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 公衆網に接続される無線基地局装置と無
線チャネルを介して接続可能な移動通信端末装置におい
て、 少なくとも文字を表示可能な表示手段と、 種々の文字のフォントデータを予め記憶するフォントデ
ータ記憶手段と、 表示すべき文字に対応するフォントデータを前記フォン
トデータ記憶手段から読み出し、この読み出したフォン
トデータの表示サイズを変換するフォントサイズ変換手
段と、 このフォントサイズ変換手段にてサイズ変換されたフォ
ントデータを前記表示手段に表示させる表示制御手段と
を具備することを特徴とする移動通信端末装置。 - 【請求項2】 前記フォントデータ記憶手段に記憶され
るフォントデータは、ビットマップ形式のデータであっ
て、 前記フォントサイズ変換手段は、読み出したフォントデ
ータの表示サイズを、各文字毎にビットマップ上の隣接
するビット間で論理和演算を行ない、この演算結果を表
示ビットデータとすることにより縮小することを特徴と
する請求項1に記載の移動通信端末装置。 - 【請求項3】 前記フォントデータ記憶手段に記憶され
るフォントデータは、ビットマップ形式のデータであっ
て、 前記フォントサイズ変換手段は、読み出したフォントデ
ータの表示サイズを、各文字のビットマップ上の所定の
列間に新たに表示列を増設することにより拡大すること
を特徴とする請求項1に記載の移動通信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9300915A JPH11136764A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 移動通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9300915A JPH11136764A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 移動通信端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11136764A true JPH11136764A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17890668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9300915A Pending JPH11136764A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 移動通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11136764A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030037949A (ko) * | 2001-11-07 | 2003-05-16 | 한재준 | 글자체 데이터를 다운로드 받는 기능을 가지는 휴대형이동 전화 단말기 |
JP2006072882A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Nec Corp | 携帯通信端末及び文字表示方法 |
KR100735227B1 (ko) * | 2002-12-06 | 2007-07-03 | 삼성전자주식회사 | 문자의 폰트를 변경할 수 있는 휴대용 통신 단말기 및이를 이용한 문자의 폰트 변경 방법 |
WO2009066944A3 (en) * | 2007-11-21 | 2009-08-13 | Kt Corp | Method and device for displaying of message |
JP2011107748A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-06-02 | Ntt Docomo Inc | プログラム生成装置およびプログラム |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP9300915A patent/JPH11136764A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030037949A (ko) * | 2001-11-07 | 2003-05-16 | 한재준 | 글자체 데이터를 다운로드 받는 기능을 가지는 휴대형이동 전화 단말기 |
KR100735227B1 (ko) * | 2002-12-06 | 2007-07-03 | 삼성전자주식회사 | 문자의 폰트를 변경할 수 있는 휴대용 통신 단말기 및이를 이용한 문자의 폰트 변경 방법 |
JP2006072882A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Nec Corp | 携帯通信端末及び文字表示方法 |
WO2009066944A3 (en) * | 2007-11-21 | 2009-08-13 | Kt Corp | Method and device for displaying of message |
JP2011107748A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-06-02 | Ntt Docomo Inc | プログラム生成装置およびプログラム |
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