JPH11136765A - 移動通信端末装置 - Google Patents

移動通信端末装置

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JPH11136765A
JPH11136765A JP9300917A JP30091797A JPH11136765A JP H11136765 A JPH11136765 A JP H11136765A JP 9300917 A JP9300917 A JP 9300917A JP 30091797 A JP30091797 A JP 30091797A JP H11136765 A JPH11136765 A JP H11136765A
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JP
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function
communication terminal
mobile communication
key
terminal device
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JP9300917A
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Inventor
Taro Omura
太郎 大村
Ryohei Owada
亮平 大和田
Toshihiko Nannichi
俊彦 南日
Hiroshi Ogasawara
浩 小笠原
Yoshio Akasofu
慶雄 赤祖父
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ある機能の選択後であっても、簡易な操作で
自装置に設定されるパラメータの確認および変更を行な
うことが可能な移動通信端末装置を提供する。 【解決手段】 設定パラメータ記憶エリア6bは、当該
PHS端末の種々の設定パラメータを記憶するエリアで
ある。制御部5は、マイクロコンピュータを主制御部と
して備え、上述の各部を上記設定パラメータ記憶エリア
6bに記憶されるパラメータの設定に従って制御するも
のである。パラメータ設定制御手段5aは、当該端末装
置に備えられる通話機能、電話帳機能、ページャ送信機
能、パソコン通信機能などの機能が選択された後であっ
ても、予め設定した特定のキーが操作された場合には、
一旦選択された機能を中断し、設定パラメータ記憶エリ
ア6bに記憶されるパラメータを読み出して表示部54
に表示し、キー入力部53の操作に応じて上記パラメー
タの設定変更を行なうようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばPHS
(Personal Handyphone System)や携帯電話システムの
端末装置のようにシステムの基地局装置を介して公衆網
に接続可能で、特に種々の情報を表示可能な表示部を備
えた移動通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、PHSや携帯電話システムの端末
装置は、本来の通話機能の他に、種々の付加機能を備え
るようになってきた。例えば、本発明者らによれば、上
記端末装置に大型の液晶表示部を備えて、PDA(Pers
onal Digital Assistance )などに見られるような多数
の個人情報を記憶/表示する機能や、上記システムの無
線通信網および公衆網を介してパソコン通信ネットワー
クに接続して電子メールなどの送受信を行なう機能など
を備えたものの開発がすすめられている。
【0003】しかしながら、上述のように多機能化がは
かられた端末装置は、その機能の豊富さによって、操作
が繁雑なものとなっており、操作性の向上が今後の開発
上の課題となっている。
【0004】また特に、ある機能の選択後に、自装置に
設定されている種々のパラメータを確認する必要に迫ら
れる時があるが、このような場合には、現在選択中の機
能を一旦終了して、通常上位の階層に設けられている設
定モードを選択し直さなければならなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の多機能化が図られ、複数の動作モードを備える移動通
信端末装置では、ある機能を選択した後において、自装
置の設定の確認を行なう場合、一旦実行中の機能を終了
して、改めて設定の確認するためのモードを選択すると
いった切替操作が必要があり、操作性がよくないという
問題があった。
【0006】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、ある機能の選択後であっても、簡易な操作で
自装置に設定される種々のパラメータの確認および変更
を行なうことが可能な移動通信端末装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係わる移動通信端末装置は、複数の動
作モードを備え、公衆網に接続される無線基地局装置と
無線チャネルを介して接続可能な移動通信端末装置にお
いて、少なくとも文字情報を表示可能な表示手段と、複
数のキーからなるキー入力手段と、複数の動作モードの
うち、いずれかが選択された後において、キー入力手段
の特定のキーが操作された場合に、当該移動通信端末装
置に設定されているパラメータを表示手段に表示するパ
ラメータ表示制御手段とを具備して構成するようにし
た。
【0008】上記構成の移動通信端末装置では、複数の
動作モードを備えており、このうちいずれかの動作モー
ドが選択された後において、キー入力手段の特定のキー
が操作されると、当該移動通信端末装置に設定されてい
る種々のパラメータを表示手段に表示するようにしてい
る。
【0009】したがって、上記構成の移動通信端末装置
によれば、ある動作モードの選択後であっても、キー操
作という簡易な操作で自装置に設定される種々のパラメ
ータの確認を行なうことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わる移動通信端末装置が用いられるシステ
ムの概略構成を示すものである。なお、ここでは、この
システムの一例として、PHSを例に挙げて説明する。
【0011】この図において、この発明に係わる移動通
信端末装置(以下、PHS端末と称する)はPS1〜P
Smで示し、PHS基地局はCS1〜CSnで示す。各
PHS基地局CS1〜CSnは、例えば図2に示すよう
にシステムのサービスエリアに地理的に分散配設されて
おり、隣接する数台ごとにローカルエリアE1,E2,
E3を形成し、無線回線を介してPHS端末PS1〜P
Smが接続される。なお、基地局とPHS端末との間の
無線アクセス方式としては、例えばTDMA−TDD方
式が使用される。
【0012】また、上記各PHS基地局CS1〜CSn
は公衆網INWにそれぞれ接続される。公衆網INW
は、ISDNと、このISDNに上記各PHS基地局C
S1〜CSnを収容するためのI′インタフェース網と
を有する。また公衆網INWには、インターネットIT
Nに接続可能なパソコン通信事業者のネットワークが接
続される。
【0013】このパソコン通信事業者のネットワーク
は、当該ネットワークをISDNと接続するためのアク
セス・サーバASと、コンテンツ・サーバTSを備えて
いる。コンテンツ・サーバTSは、このアクセス・サー
バASあるいはインターネットITNを介して接続され
る情報通信端末に対して、種々の情報を提供する機能
や、上記情報通信端末より送られる情報を蓄積、そして
提供する機能などを備えている。
【0014】また、コンテンツ・サーバTSは、この事
業者のサービスに加入するユーザに割当てたID毎に、
アクセス・サーバASあるいはインターネットITNを
通じて送られる電子メールを蓄積/管理し、ユーザの要
求に応じて上記電子メールを配信する機能を備えてい
る。
【0015】なお、アクセス・サーバASは、公衆網I
NWを介して接続される通信端末と、インターネットI
TNに接続されるWWWサーバWS1,WS2,…との
間をTCP/IPプロトコルによって接続することが可
能である。
【0016】また、ISDNは、選択呼出制御局SCS
が接続される。選択呼出制御局SCSは、DTMF信号
を送信可能な通信端末が上記ISDNを介して接続され
る。そして、上記通信端末よりDTMF信号を受信する
と、選択呼出基地局BS1〜BSiを制御して、上記D
TMF信号に対応するメッセージ信号を選択呼出受信機
(ページャ)PBに向けて送信する。
【0017】これに対して、ページャPBは、自機宛て
のメッセージ信号を受信すると、このメッセージ信号を
所定のコード変換テーブルに従って変換し、鳴音動作等
によりユーザにメッセージの受信を報知するとともに、
表示部に受信したメッセージの表示を行なう。
【0018】ところで、PHS端末PS1〜PSmに
は、PHS端末としての通話機能の他に、ページャPB
に対するメッセージ送信を容易に行なうための機能や、
前述のパソコン通信事業者のネットワークにアクセスす
る機能などを備えている。
【0019】以下、PHS端末PS1〜PSmの構成に
ついて説明する。図3は、その構成を示す回路ブロック
図であり、図4はその外観の一例を示す図である。PH
S端末PS1〜PSmは、アンテナ11を備えた無線部
1と、モデム部2と、TDMA部3と、通話部4と、制
御部5と、メモリ部6と、電源部7とを具備している。
【0020】PHS基地局CS1〜CSnから到来した
無線搬送波信号は、アンテナ11で受信されたのち無線
部1の高周波スイッチ(SW)12を介して受信回路
(RX)13に入力される。
【0021】この受信回路13では、上記受信された無
線搬送波信号がシンセサイザ14から発生された局部発
振信号とミキシングされて受信中間周波信号にダウンコ
ンバートされる。なお、上記シンセサイザ14から発生
される局部発振周波数は無線チャネル周波数に応じて制
御部5より指示される。
【0022】また、無線部1には受信電界強度検出部
(RSSI)16が設けられている。この受信電界強度
検出部16では、PHS基地局CS1〜CSnから到来
した無線搬送波信号の受信電界強度が検出され、その検
出値は制御部5に通知される。
【0023】上記受信回路13から出力された受信中間
周波信号は、モデム部2の復調回路(DEM)21に入
力される。復調回路21では上記受信中間周波信号のデ
ィジタル復調が行なわれ、これによりディジタル復調信
号が再生される。
【0024】TDMA部3のTDMAデコード回路31
は、上記ディジタル復調信号を各受信タイムスロットご
とに分離する。そして、制御部5の指示に従って自局に
割り当てられたタイムスロットに挿入されているディジ
タル通話信号を抽出し、この抽出したディジタル通話信
号を通話部4に入力する。
【0025】一方、制御チャネルにより伝送された制御
データおよびトラフィックチャネルにより伝送された非
制限ディジタルデータについては制御部5に入力する。
通話部4は、ADPCM(Adaptive Differential Puls
e Code Modulation )トランスコーダ41と、PCMコ
ーデック42とから構成される。
【0026】ADPCMトランスコーダ41では上記デ
ィジタル通話信号の復号処理が行なわれる。PCMコー
デック42では上記復号されたディジタル通話信号がア
ナログ通話信号に変換される。そして、このアナログ通
話信号は図示しない受話増幅器で増幅されたのちスピー
カ43から出力される。
【0027】これに対し、マイクロホン(M)44に入
力された送話音声は、通話部4において図示しない送話
増幅器で増幅されたのち、PCMコーデック42でディ
ジタル送話信号に変換される。そして、このディジタル
送話信号はADPCMトランスコーダ41で符号化処理
が施され、ディジタル通話信号としてTDMA部3に入
力される。
【0028】TDMAエンコード回路32では、上記A
DPCMトランスコーダ41から出力されたディジタル
通話信号が、制御部5から指示された送信タイムスロッ
トに挿入されて多重化され、モデム部2の変調回路(M
OD)22に入力される。
【0029】変調回路22は、上記TDMAエンコード
回路32から出力された多重化ディジタル通信信号によ
り送信中間周波信号をディジタル変調し、この変調した
送信中間周波信号を無線部1の送信回路(TX)15に
入力する。
【0030】送信回路15は、上記変調された送信中間
周波信号をシンセサイザ14から発生された局部発振信
号とミキシングして無線搬送波周波数にアップコンバー
トし、さらに所定の送信電力レベルに増幅する。そし
て、この送信回路15から出力された無線搬送波信号
は、高周波スイッチ12を介してアンテナ11からPH
S基地局CS1〜CSnに向け送信される。
【0031】ところで、メモリ部6は、例えばROMや
RAMなどの半導体メモリを記録媒体としたもので、こ
の記録媒体には後述の制御部5の制御プログラムや種々
の制御データを記憶するエリア、制御部5のワークエリ
ア、多数の個人情報(氏名、電話番号、住所やメールア
ドレスなど)を記憶するエリアが設けられている他に、
送信メッセージ記憶エリア6a、および設定パラメータ
記憶エリア6bが設けられている。
【0032】メッセージ記憶エリア6aは、ユーザがキ
ー入力部53を操作して入力する文字データを、後述す
る制御部5の制御に従って所定のテキストコードのデー
タとして記憶するエリアである。
【0033】設定パラメータ記憶エリア6bは、当該P
HS端末の種々の設定パラメータを記憶するエリアであ
る。上記パラメータとしては、例えばパソコン通信のロ
グイン時にIDやパスワードを自動送信するか否か、パ
ソコン通信の通信条件(転送スピード、ストップビット
数、データ長、パリティの有無、ローカルエコーの有無
など)、キー入力音の有無、着信音の種類、キー入力モ
ードの種類などがある。
【0034】サウンダ51は、制御部5によって制御さ
れ、着信時にはユーザによって予め選択されたパター
ン、周波数の着信音を発したり、あるいは後述のキー入
力部53の入力確認音、エラーを示す警告音、アラーム
設定時刻の到来時にアラーム音を発するものである。
【0035】バイブレータ52は、小型のモータなどか
らなる振動体であって、制御部5によってその動作が制
御され、着信時やアラーム設定時刻の到来時に、その旨
をユーザに報知するために動作するように制御される。
【0036】キー入力部53は、キースイッチによる入
力手段である。その種類としては、例えば図4に示すよ
うに、主に数字入力を行なうテンキー531、カーソル
の移動を行なう4方向キー532、決定時に用いられる
Yesキー533、取り消しや削除を行なうNoキー5
34、オンフックキー535、オフフックキー536、
メニュー画面を呼び出すメニューキー537などからな
る。
【0037】表示部54は、バックライトを備えたLC
D(Liquid Crystal Display)などの表示器であって、
制御部5により上記バックライトのON/OFF制御
と、表示内容の制御、および表示される文字サイズの変
更が行われる。
【0038】DTMF発生回路55は、制御部5の指示
に応じたDTMFトーン信号を生成し、この生成したD
TMFトーン信号をマイクロホン44から入力された送
話信号と同様に、PCMコーデック42に入力する。
【0039】データI/F56は、後述の制御部5によ
って制御され、前述のパソコン通信事業者とのデータ通
信時に、TDMAデコード回路31によって分離された
ディジタル復調信号をバッファリングして制御部5に受
信データとして入力したり、あるいは制御部5からの送
信データをバッファリングしてTDMAエンコード回路
32に入力するインタフェースである。
【0040】制御部5は、例えばマイクロコンピュータ
を主制御部として備え、上述の各部を上記メモリ部6の
設定パラメータ記憶エリア6bに記憶されるパラメータ
の設定に従って制御するものである。
【0041】その制御機能としては、自機とPHS基地
局CS1〜CSnとを接続して音声通信を行なう制御機
能(以下、通話機能と称する)に加え、メモリ部6に記
憶される個人情報を表示する機能(以下、電話帳機能と
称する)、予め作成した文字列を簡易な操作でページャ
に送信する機能(以下、ページャ送信機能と称する)
や、他のPHS端末PS1〜PSmとの間で文字メッセ
ージの送受信を行なう機能(以下、PHS端末間メッセ
ージ通信機能と称する)や、パソコン通信事業者にアク
セスしてパソコン通信を行なう機能(以下、パソコン通
信機能と称する)などを備えている。
【0042】また、制御部5は、新たな制御機能とし
て、パラメータ設定制御手段5aを備えている。このパ
ラメータ設定制御手段5aは、通話機能、電話帳機能、
ページャ送信機能、PHS端末間メッセージ通信機能、
パソコン通信機能などの機能が選択された後であって
も、予め設定した特定のキーが操作された場合には、一
旦選択された機能を中断する。そして、設定パラメータ
記憶エリア6bに記憶される設定パラメータを読み出し
て表示部54に表示し、キー入力部53の操作に応じて
上記パラメータの設定変更を行なうものである。
【0043】なお、電源部7は、バッテリ71と電源回
路72とからなり、電源回路72がバッテリ71の出力
を基に所定の動作電源電圧Vccを生成して、各回路に供
給する。
【0044】次に、上記構成のPHS端末PS1〜PS
mにおけるパラメータの設定変更動作について説明す
る。図5は、その動作を説明するためのフローチャート
である。
【0045】まず、上記移動通信端末装置の電源を投入
すると、表示部54には図7(a)に示すようなホーム
メニューが表示され(ステップ5a)、ユーザからの機
能選択の待ち受け状態となる(ステップ5b)。なお、
上記ホームメニューでは、各機能を容易に呼び出すため
に、それぞれ1つのテンキーに1つの機能が対応付けら
れている。
【0046】そして、ユーザがこの状態からキー入力部
53のテンキーを操作して、例えばデータ通信機能を選
択すると、ステップ5cに移行して、ステップ5bにて
選択されたデータ通信機能が起動され、表示部54には
図7(b)に示すようなデータ通信機能のメニュー画面
が表示される(ステップ5c)。なお、図7(c)は、
電話帳機能を選択した場合の表示を示すものである。
【0047】このようにステップ5cにて、選択された
機能が起動されると、ステップ5dに移行してパラメー
タ設定制御手段5aが特定キーが操作されたか否かを監
視する状態となる。
【0048】なお、ここでいう特定キーとは、予め定め
られたキーであって、各機能を運用する上で用いられな
いキーが特定キーとして定められ、また用いられないキ
ーのうちでも、複数の機能間でなるべく共通のキーとな
るように設定される。
【0049】そして、ステップ5dにおいて、上記特定
キーが操作されると、ステップ5eに移行し、操作され
ない(あるいは他のキーが操作された)場合には、ステ
ップ5fに移行する。
【0050】ステップ5eに移行すると、パラメータ設
定制御手段5aによって図6に示すメニュー設定処理を
行なうサブルーチンが実行される。まず、このサブルー
チンでは、ステップ6aにおいて、設定パラメータを設
定パラメータ記憶エリア6bから読み出す。
【0051】そしてステップ6bにて、上記読み出した
設定パラメータを表示部54に表示する。この様子を図
7(d)に示す。なお、表示部54に設定パラメータが
一画面内に表示できない場合は、キー入力部の4方向キ
ーを操作することによりスクロール表示がなされ、すべ
てのパラメータを確認することができる。また、縮小表
示モードが選択された場合には、表示文字サイズを縮小
して一画面内に多くのパラメータを同時表示する。
【0052】そして、次にパラメータ設定制御手段5a
は、設定パラメータの変更要求の待ち受け状態となる
(ステップ6c)。ここで、ユーザが所定のキー操作を
行なってパラメータ変更要求を行なうと、ステップ6d
に移行する。一方、ユーザが中止を示すキー操作を行な
った場合には、このサブルーチンを終了し、ステップ5
fに移行する。
【0053】ステップ6dでは、ユーザから設定パラメ
ータの変更を受付ける。そして、受け付けた設定パラメ
ータを、設定パラメータ記憶エリア6bに記憶させて更
新を行ない(ステップ6e)、再びステップ6bに移行
し、以後設定変更操作を繰り返す。ステップ5fでは、
ステップ5d以降中断されていた機能が、設定パラメー
タ記憶エリア6bに記憶されるパラメータに従って実行
される。
【0054】以上のように、上記構成の移動通信端末装
置(PHS端末)では、各種機能を選択可能なホームメ
ニューから、ある機能を選択した後であっても、ユーザ
が予め設定した特定キーを操作すれば、自機に設定され
るパラメータの状態を確認および変更することが可能な
状態となるようにしている。
【0055】したがって、上記構成の移動通信端末装置
によれば、ある機能の選択後であっても、簡易な操作で
自装置に設定される種々のパラメータの確認および変更
を行なうことができる。
【0056】このため、例えばパソコン通信機能を選択
した後において、実際の通信が開始される前に、通信モ
ードなどの確認および変更が可能となるばかりか、通信
中や着信時に使用されるサウンダ51や表示部54の設
定値を確認および変更することが可能となる。
【0057】また、上記構成の移動通信端末装置では、
パラメータの確認および変更後には、選択した機能に復
帰するようにしているので、従来のように一旦終了した
機能を改めて選択し直すという煩わしさがなく、迅速に
機能を実行することができる。
【0058】さらに、パラメータの確認および変更を行
なう状態に移行するための特定キーとして、複数の機能
間で共通のキーを設定するようにしているので、ユーザ
は機能毎に上記特定キーを覚える必要がない。
【0059】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施の形態では、PHS
の端末装置を例に説明したが、セルラー方式などに代表
される携帯電話などの移動通信システムの端末装置に適
用しても同様の効果を得られる。その他、この発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施
可能であることはいうまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、いず
れかの動作モードが選択された後において、キー入力手
段の特定のキーが操作されると、当該移動通信端末装置
に設定されている種々のパラメータを表示手段に表示
し、変更を受け付けるようにしている。
【0061】したがって、この発明によれば、ある動作
モードの選択後であっても、キー操作という簡易な操作
で自装置に設定される種々のパラメータの確認および変
更を行なうことが可能な移動通信端末装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる移動通信端末装置が用いられ
るシステムの構成を示す図。
【図2】図1に示したPHS基地局を分散配設すること
によって形成されるサービスエリアを説明するための
図。
【図3】この発明に係わる移動通信端末装置の一実施の
形態の構成を示す回路ブロック図。
【図4】図3に示した移動通信端末装置の外観を示す
図。
【図5】図3に示した移動通信端末装置のパラメータの
設定変更動作を説明するためのフローチャート。
【図6】図5に示したフローチャートのメニュー設定処
理を行なうサブルーチンを説明するためのフローチャー
ト。
【図7】図3に示した移動通信端末装置の表示部の表示
例を示す図。
【符号の説明】
1…無線部 11…アンテナ 12…高周波スイッチ(SW) 13…受信回路(RX) 14…シンセサイザ 15…送信回路(TX) 16…受信電界強度検出部(RSSI) 2…モデム部 21…復調回路(DEM) 22…変調回路(MOD) 3…TDMA部 31…TDMAデコード回路 32…TDMAエンコード回路 4…通話部 41…ADPCMトランスコーダ 42…PCMコーデック 43…スピーカ 44…マイクロホン(M) 5…制御部 5a…パラメータ設定制御手段 51…サウンダ 52…バイブレータ 53…キー入力部 54…表示部 55…DTMF発生回路 56…データI/F 6…メモリ部 6a…送信メッセージ記憶エリア 6b…設定パラメータ記憶エリア 7…電源部 71…バッテリ 72…電源回路
フロントページの続き (72)発明者 小笠原 浩 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 赤祖父 慶雄 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の動作モードを備え、公衆網に接続
    される無線基地局装置と無線チャネルを介して接続可能
    な移動通信端末装置において、 少なくとも文字情報を表示可能な表示手段と、 複数のキーからなるキー入力手段と、 前記複数の動作モードのうち、いずれかが選択された後
    において、前記キー入力手段の特定のキーが操作された
    場合に、当該移動通信端末装置に設定されているパラメ
    ータを前記表示手段に表示するパラメータ表示制御手段
    とを具備することを特徴とする移動通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記パラメータ表示制御手段によって前
    記表示手段にパラメータ表示がなされた状態において、
    前記キー入力手段の入力操作に応じて、前記パラメータ
    の設定変更を行なうパラメータ変更制御手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記パラメータ表示制御手段は、前記キ
    ー入力手段を通じてパラメータ表示の終了指示があった
    場合に、パラメータ表示を終了し、パラメータ表示前に
    選択された動作モードに復帰させることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の移動通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記特定キーは、いずれの動作モードを
    選択した場合であっても、共通のキーであることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の移動通
    信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の動作モードは、少なくとも、
    複数の個人情報を記憶し、前記キー入力手段を通じた要
    求に応じて個人情報を前記表示手段に表示する個人情報
    管理機能と、前記無線チャネルを介してパソコン通信ネ
    ットワークに接続し、データ通信を行なうパソコン通信
    機能とを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4
    のいずれかに記載の移動通信端末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002017673A1 (fr) * 2000-08-25 2002-02-28 Hitachi Communication Systems, Inc. Procede de soutien de terminal de communication, systeme de soutien, terminal de communication, appareil de soutien operationnel, centre de soutien de reglage et support de saisie d'informations
US7289796B2 (en) 2000-06-07 2007-10-30 Nec Corporation Mobile communications terminal device and method for identifying incoming call for use with the same

Cited By (2)

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