JPH11136760A - 移動通信端末装置 - Google Patents

移動通信端末装置

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JPH11136760A
JPH11136760A JP9300465A JP30046597A JPH11136760A JP H11136760 A JPH11136760 A JP H11136760A JP 9300465 A JP9300465 A JP 9300465A JP 30046597 A JP30046597 A JP 30046597A JP H11136760 A JPH11136760 A JP H11136760A
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JP
Japan
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communication terminal
password
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JP9300465A
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English (en)
Inventor
Takeshi Fuchigami
健 渕上
Ryohei Owada
亮平 大和田
Toshihiko Nannichi
俊彦 南日
Hiroshi Ogasawara
浩 小笠原
Yoshio Akasofu
慶雄 赤祖父
Taro Omura
太郎 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予めユーザIDやパスワードを登録している
か否かにかかわらず、コンピュータネットワークへのア
クセスプロセスの実行を可能とする。 【解決手段】 予めユーザIDとパスワードを、認証デ
ータ記憶エリア6bに登録しているか否かにかかわら
ず、ユーザからの要求に応じて、パソコン通信制御手段
5aがパソコン通信事業者のネットワークへのログイン
手順を実行する。そして、予めユーザIDおよびパスワ
ードが認証データ記憶エリア6bに登録されている場合
には、認証データ要求制御手段5bが上記要求だけでネ
ットワークにログインし、認証データ記憶エリア6bに
ユーザIDとパスワードのうち一方でも登録されていな
い場合には、必要な認証データの入力を受け付け、その
後パソコン通信制御手段5aが入力された認証データを
用いてネットワークにログインするようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばPHS
(Personal Handyphone System)や携帯電話システムの
端末装置のようにシステムの基地局装置を介して公衆網
に接続可能で、特に上記公衆網を介してコンピュータネ
ットワークに接続してデータ通信を行なう機能を備えた
移動通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、PHSや携帯電話システムの端末
装置は、本来の通話機能の他に、種々の付加機能を備え
るようになってきた。例えば、上記端末装置に大型の液
晶表示部を備えて、PDA(Personal Digital Assista
nce )などに見られるような多数の個人情報を記憶/表
示する機能や、この個人情報内の電話番号を指定して発
呼を行なうなどの機能などが備えられている。
【0003】また、本発明者らによれば、上記システム
の無線通信網および公衆網を介して、パソコン通信ネッ
トワークと一般に呼称されるコンピュータネットワーク
に接続して電子メールをはじめとするデータ通信を行な
う機能などを備えたものの開発がすすめられている。
【0004】このようなデータ通信機能を備えた移動通
信端末装置では、予めユーザIDとパスワードを登録し
ておき、そしてスクリプト言語などで記述された簡易プ
ログラムに従って、上記コンピュータネットワークにア
クセスし、上記ユーザIDとパスワードを送信してネッ
トワークにログインするようにしている。
【0005】しかしながら、従来のデータ通信機能を備
えた移動通信端末装置では、上述したように予めユーザ
IDとパスワードを登録しておく必要があり、この登録
を行なわないとコンピュータネットワークへのアクセス
プロセスが実行されなかった。また、予めユーザIDと
パスワードを登録しておくと、ログインは容易になるも
のの、他人の操作であっても上記移動通信端末装置を用
いて容易にネットワークへのログインできてしまうとい
う問題が生じた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の移動通信端末装置では、予めユーザIDとパスワード
を登録しておかないと、コンピュータネットワークへの
アクセスプロセスが実行されず、また予めユーザIDや
パスワードを登録しておくとネットワークへのログイン
は容易になるが、他人に操作によっても容易にログイン
されてしまうという問題があった。
【0007】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、予めユーザIDとパスワードを登録している
か否かにかかわらず、コンピュータネットワークへのア
クセスプロセスが実行可能で、ユーザがログインの容易
さとセキュリティとのうち一方を選択して運用すること
が可能な移動通信端末装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係わる移動通信端末装置は、公衆網に
接続される無線基地局装置と無線チャネルを介して接続
可能で、無線基地局装置および公衆網を通じて、コンピ
ュータネットワークに接続してデータ通信を行なう機能
を備えた移動通信端末装置において、コンピュータネッ
トワークとの間にデータ通信リンクを確立する際に、コ
ンピュータネットワーク側より要求される認証データを
記憶可能な認証データ記憶手段と、予め設定されたリン
ク確立手順に従って、コンピュータネットワークとの間
にデータ通信リンクを確立するものであって、認証デー
タ記憶手段に認証データが記憶されていない状態であっ
ても、ユーザからの要求に応じてリンク確立手順を実行
するデータ通信リンク確立手段と、このデータ通信リン
ク確立手段によってリンク確立手順が実行された状態
で、認証データ記憶手段に認証データが記憶されてない
場合に、リンク確立手順を一旦中断して、ユーザに対し
て認証データの入力を要求し、認証データの入力がなさ
れると、この認証データを用いたリンク確立手順を再開
させる認証データ要求手段とを具備して構成するように
した。
【0009】上記構成の移動通信端末装置では、認証デ
ータ記憶手段に認証データが記憶されていない状態で、
データ通信リンク確立手段によってデータ通信リンクを
確立するためのリンク確立手順が開始された場合に、認
証データ要求手段が上記データ通信リンク確立手段によ
るリンク確立手順を一旦中断させて、ユーザに対して認
証データの入力を要求する。そして、認証データの入力
がなされると、この認証データを用いたリンク確立手順
を再開させて、コンピュータネットワークとの間にデー
タ通信リンクを確立するようにしている。
【0010】したがって、上記構成の移動通信端末装置
によれば、コンピュータネットワークへのアクセス時
に、予め認証データを登録しているか否かに関わらず、
上記ネットワークへのアクセスプロセスが実行可能で、
なおかつユーザが予め認証データを登録するか否かに応
じて、選択的にログインの容易さを重視したり、あるい
はセキュリティを重視したりすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わる移動通信端末装置が用いられるシステ
ムの概略構成を示すものである。なお、ここでは、この
システムの一例として、PHSを例に挙げて説明する。
【0012】この図において、この発明に係わる移動通
信端末装置(以下、PHS端末と称する)はPS1〜P
Smで示し、PHS基地局はCS1〜CSnで示す。各
PHS基地局CS1〜CSnは、例えば図2に示すよう
にシステムのサービスエリアに地理的に分散配設されて
おり、隣接する数台ごとにローカルエリアE1,E2,
E3を形成し、無線回線を介してPHS端末PS1〜P
Smが接続される。なお、基地局とPHS端末との間の
無線アクセス方式としては、例えばTDMA−TDD方
式が使用される。
【0013】また、上記各PHS基地局CS1〜CSn
は公衆網INWにそれぞれ接続される。公衆網INW
は、ISDNと、このISDNに上記各PHS基地局C
S1〜CSnを収容するためのI′インタフェース網と
を有する。また公衆網INWには、インターネットIT
Nに接続可能なパソコン通信事業者のネットワークが接
続される。
【0014】このパソコン通信事業者のネットワーク
は、当該ネットワークをISDNと接続するためのアク
セス・サーバASと、コンテンツ・サーバTSを備えて
いる。コンテンツ・サーバTSは、このアクセス・サー
バASあるいはインターネットITNを介して接続され
る情報通信端末に対して、種々の情報を提供する機能
や、上記情報通信端末より送られる情報を蓄積、そして
提供する機能などを備えている。
【0015】また、コンテンツ・サーバTSは、この事
業者のサービスに加入するユーザに割当てたID毎に、
アクセス・サーバASあるいはインターネットITNを
通じて送られる電子メールを蓄積/管理し、ユーザの要
求に応じて上記電子メールを配信する機能を備えてい
る。
【0016】なお、アクセス・サーバASは、公衆網I
NWを介して接続される通信端末と、インターネットI
TNに接続されるWWWサーバWS1,WS2,…との
間をTCP/IPプロトコルによって接続することが可
能である。
【0017】また、ISDNは、選択呼出制御局SCS
が接続される。選択呼出制御局SCSは、DTMF信号
を送信可能な通信端末が上記ISDNを介して接続され
る。そして、上記通信端末よりDTMF信号を受信する
と、選択呼出基地局BS1〜BSiを制御して、上記D
TMF信号に対応するメッセージ信号を選択呼出受信機
(ページャ)PBに向けて送信する。
【0018】これに対して、ページャPBは、自機宛て
のメッセージ信号を受信すると、このメッセージ信号を
所定のコード変換テーブルに従って変換し、鳴音動作等
によりユーザにメッセージの受信を報知するとともに、
表示部に受信したメッセージの表示を行なう。
【0019】ところで、PHS端末PS1〜PSmに
は、PHS端末としての通話機能の他に、ページャPB
に対するメッセージ送信を容易に行なうための機能や、
前述のパソコン通信事業者のネットワークにアクセスす
る機能などを備えている。
【0020】以下、PHS端末PS1〜PSmの構成に
ついて説明する。図3は、その構成を示す回路ブロック
図であり、図4はその外観の一例を示す図である。PH
S端末PS1〜PSmは、アンテナ11を備えた無線部
1と、モデム部2と、TDMA部3と、通話部4と、制
御部5と、メモリ部6と、電源部7とを具備している。
【0021】PHS基地局CS1〜CSnから到来した
無線搬送波信号は、アンテナ11で受信されたのち無線
部1の高周波スイッチ(SW)12を介して受信回路
(RX)13に入力される。
【0022】この受信回路13では、上記受信された無
線搬送波信号がシンセサイザ14から発生された局部発
振信号とミキシングされて受信中間周波信号にダウンコ
ンバートされる。なお、上記シンセサイザ14から発生
される局部発振周波数は無線チャネル周波数に応じて制
御部5より指示される。
【0023】また、無線部1には受信電界強度検出部
(RSSI)16が設けられている。この受信電界強度
検出部16では、PHS基地局CS1〜CSnから到来
した無線搬送波信号の受信電界強度が検出され、その検
出値は制御部5に通知される。
【0024】上記受信回路13から出力された受信中間
周波信号は、モデム部2の復調回路(DEM)21に入
力される。復調回路21では上記受信中間周波信号のデ
ィジタル復調が行なわれ、これによりディジタル復調信
号が再生される。
【0025】TDMA部3のTDMAデコード回路31
は、上記ディジタル復調信号を各受信タイムスロットご
とに分離する。そして、制御部5の指示に従って自局に
割り当てられたタイムスロットに挿入されているディジ
タル通話信号およびサブアドレス情報を抽出し、この抽
出したディジタル通話信号を通話部4に入力し、サブア
ドレス情報を制御部5に入力する。
【0026】一方、制御チャネルにより伝送された制御
データおよびトラフィックチャネルにより伝送された非
制限ディジタルデータについては制御部5に入力する。
通話部4は、ADPCM(Adaptive Differential Puls
e Code Modulation )トランスコーダ41と、PCMコ
ーデック42とから構成される。
【0027】ADPCMトランスコーダ41では上記デ
ィジタル通話信号の復号処理が行なわれる。PCMコー
デック42では上記復号されたディジタル通話信号がア
ナログ通話信号に変換される。そして、このアナログ通
話信号は図示しない受話増幅器で増幅されたのちスピー
カ43から出力される。
【0028】これに対し、マイクロホン(M)44に入
力された送話音声は、通話部4において図示しない送話
増幅器で増幅されたのち、PCMコーデック42でディ
ジタル送話信号に変換される。そして、このディジタル
送話信号はADPCMトランスコーダ41で符号化処理
が施され、ディジタル通話信号としてTDMA部3に入
力される。
【0029】TDMAエンコード回路32では、上記A
DPCMトランスコーダ41から出力されたディジタル
通話信号およびサブアドレス情報が、制御部5から指示
された送信タイムスロットに挿入されて多重化され、モ
デム部2の変調回路(MOD)22に入力される。
【0030】変調回路22は、上記TDMAエンコード
回路32から出力された多重化ディジタル通信信号によ
り送信中間周波信号をディジタル変調し、この変調した
送信中間周波信号を無線部1の送信回路(TX)15に
入力する。
【0031】送信回路15は、上記変調された送信中間
周波信号をシンセサイザ14から発生された局部発振信
号とミキシングして無線搬送波周波数にアップコンバー
トし、さらに所定の送信電力レベルに増幅する。そし
て、この送信回路15から出力された無線搬送波信号
は、高周波スイッチ12を介してアンテナ11からPH
S基地局CS1〜CSnに向け送信される。
【0032】ところで、メモリ部6は、例えばROMや
RAMなどの半導体メモリを記録媒体としたもので、こ
の記録媒体には後述の制御部5の制御プログラムや種々
の制御データを記憶するエリア、制御部5のワークエリ
ア、多数の個人情報(氏名、電話番号、住所やメールア
ドレスなど)を記憶するエリア、前述のパソコン通信事
業者のネットワークと間でやり取りされるデータを記憶
するエリアが設けられている他に、アクセスプログラム
記憶エリア6a、認証データ記憶エリア6bが設けられ
ている。
【0033】アクセスプログラム記憶エリア6aは、前
述のパソコン通信事業者のネットワークにログインおよ
びログアウトするための手順やプログラム、およびデー
タ通信を行なうための手順やプログラムが記憶されるエ
リアで、例えばスクリプト言語などで記述されたものが
記憶される。
【0034】認証データ記憶エリア6bは、上記パソコ
ン通信事業者のネットワークにログインする際に、ネッ
トワーク側から要求されるユーザIDやパスワードを記
憶するエリアである。
【0035】サウンダ51は、制御部5によって制御さ
れ、着信時にはユーザによって予め選択されたパター
ン、周波数の着信音を発したり、あるいは後述のキー入
力部53の入力確認音、エラーを示す警告音、アラーム
設定時刻の到来時にアラーム音を発するものである。
【0036】バイブレータ52は、小型のモータなどか
らなる振動体であって、制御部5によってその動作が制
御され、着信時やアラーム設定時刻の到来時に、その旨
をユーザに報知するために動作するように制御される。
【0037】キー入力部53は、例えば図4に示すよう
なキースイッチによる入力手段であって、テンキー53
1、4方向キー532、Yesキー533、Noキー5
34、オンフックキー535、オフフックキー536、
メニューキー537などからなる。
【0038】表示部54は、バックライトを備えたLC
D(Liquid Crystal Display)などの表示器であって、
制御部5により上記バックライトのON/OFF制御
と、表示内容の制御、および表示される文字サイズの変
更が行われる。
【0039】DTMF発生回路55は、制御部5の指示
に応じたDTMFトーン信号を生成し、この生成したD
TMFトーン信号をマイクロホン44から入力された送
話信号と同様に、PCMコーデック42に入力する。
【0040】データI/F56は、後述の制御部5によ
って制御され、前述のパソコン通信事業者とのデータ通
信時に、TDMAデコード回路31によって分離された
ディジタル復調信号をバッファリングして制御部5に受
信データとして入力したり、あるいは制御部5からの送
信データをバッファリングしてTDMAエンコード回路
32に入力するインタフェースである。
【0041】制御部5は、例えばマイクロコンピュータ
を主制御部として備え、上述の各部を制御するもので、
自機とPHS基地局CS1〜CSnとを接続して音声通
信を行なう制御機能に加え、メモリ部6に記憶される個
人情報を表示する機能や、この個人情報内の電話番号が
キー入力部53の操作によって指定される場合に、指定
された番号を着信先として発信する機能を備える。
【0042】また、制御部5は、上記機能の他に、新た
にパソコン通信制御手段5aと、認証データ要求制御手
段5bとを備えている。パソコン通信制御手段5aは、
PHS基地局CS1〜CSnのいずれかと公衆網INW
を通じてパソコン通信事業者に発呼し、上記アクセスプ
ログラム記憶エリア6aに記憶される手順やプログラム
に従ってデータ通信リンクを確立し、上記事業者との間
でデータ通信制御を行なうものである。なお、パソコン
通信事業者との間でなされる認証は、認証データ記憶エ
リア6bに記憶されるユーザIDやパスワードを送信す
ることによってなされる。
【0043】また、上記パソコン通信制御手段5aの通
信制御機能としては、メモリ部6に記憶される電子メー
ルを送信したり、あるいは自局宛ての電子メールをパソ
コン通信事業者のコンテンツサーバTSから受信した
り、通信記録(ログ)をメモリ部6に記録するなどの制
御を行なう。
【0044】認証データ要求制御手段5bは、上記パソ
コン通信制御手段5aがパソコン通信事業者との間で認
証を行なう際に、認証データ記憶エリア6bにユーザI
Dとパスワードとのうち、いずれか一方が記憶されてい
ない場合に、ログイン手順を一旦中断させて、サウンダ
51を鳴音動作させるとともに、表示部54を表示制御
して、ユーザに対して必要な情報(ユーザIDやパスワ
ード)の入力を促すものである。
【0045】なお、電源部7は、バッテリ71と電源回
路72とからなり、電源回路72がバッテリ71の出力
を基に所定の動作電源電圧Vccを生成して、各回路に供
給する。
【0046】次に、上記構成のPHS端末PS1〜PS
mが上記パソコン通信事業者にアクセスする際の動作に
ついて説明する。図5は、その動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【0047】まず、ユーザがキー入力部53を操作し
て、パソコン通信事業者へのアクセス要求を行なうと、
パソコン通信制御手段5aが、PHS基地局CS1〜C
Snのいずれかと公衆網INWを通じてパソコン通信事
業者に対する発呼を行なう。そして、通話パスを確立
し、ログイン手順を開始する(ステップ5a)。
【0048】次にステップ5bでは、認証データ要求制
御手段5bによって、認証データ記憶エリア6bにユー
ザIDとパスワードの両方が記憶されているか否かが確
認される。
【0049】ここで、ユーザIDとパスワードのうち、
いずれか一方でも記憶されていない場合には、ステップ
5cに移行し、両方が記憶されている場合には、ステッ
プ5fに移行する。
【0050】ステップ5cでは、認証データ要求制御手
段5bがパソコン通信制御手段5aによるログイン手順
を一旦中断させる。そして、サウンダ51を鳴音動作さ
せるとともに、表示部54を表示制御して、ユーザに対
してユーザID、パスワードのうち不足する認証データ
の入力を促し、ステップ5d移行する。
【0051】ステップ5dでは、ユーザからの入力待ち
状態となり、ユーザがキー入力部53を操作して必要な
認証データを入力すると、ステップ5eに移行する。ス
テップ5eでは、認証データ要求制御手段5bが、ステ
ップ5dで入力された認証データを認証データ記憶エリ
ア6bに記憶させ、中断させていたパソコン通信制御手
段5aによるログイン手順を再開させ、ステップ5fに
移行する。
【0052】ステップ5fでは、パソコン通信制御手段
5aが認証データとして、認証データ記憶エリア6bに
記憶されるユーザIDやパスワードを送信して、パソコ
ン通信事業者へのネットワークにログインを完了させ、
ステップ5gに移行する。
【0053】ステップ5gでは、パソコン通信制御手段
5aが、キー入力部53を通じたユーザからの要求に応
じて、種々のデータ通信制御を行なう。やがて、ユーザ
からデータ通信の終了要求があると、ステップ5hに移
行して、ログアウト手順を実行し、回線を切断する。
【0054】以上のように、上記構成の移動通信端末装
置(PHS端末)では、予めユーザIDとパスワードを
登録しているか否かにかかわらず、ユーザからの要求に
応じて、パソコン通信事業者のネットワークへのアクセ
スプロセス(ログイン手順)を実行する。そして、予め
ユーザIDおよびパスワードが自装置に登録されている
場合には、上記要求だけでネットワークにログインし、
ユーザIDとパスワードのうち一方でも登録されていな
い場合には、必要な認証データの入力を受け付け、入力
された認証データを用いてネットワークにログインする
ようにしている。
【0055】したがって、上記構成の移動通信端末装置
によれば、パソコン通信事業者のネットワークへのアク
セス時に、予めユーザIDとパスワードを登録している
か否かに関わらず、上記ネットワークへのアクセスプロ
セスが実行可能で、なおかつユーザが予めユーザIDお
よびパスワードを登録するか否かに応じて、選択的にロ
グインの容易さを重視したり、あるいはセキュリティを
重視したりすることができる。
【0056】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施の形態では、PHS
の端末装置を例に説明したが、セルラー方式などに代表
される携帯電話などの移動通信システムの端末装置であ
っても、コンピュータネットワークに接続してデータ通
信を行なうことが可能であれば、同様の効果を得られ
る。その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでも
ない。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、認証
データ記憶手段に認証データが記憶されていない状態
で、データ通信リンク確立手段によってデータ通信リン
クを確立するためのリンク確立手順が開始された場合
に、認証データ要求手段が上記データ通信リンク確立手
段によるリンク確立手順を一旦中断させて、ユーザに対
して認証データの入力を要求する。そして、認証データ
の入力がなされると、この認証データを用いたリンク確
立手順を再開させて、コンピュータネットワークとの間
にデータ通信リンクを確立するようにしている。
【0058】したがって、この発明によれば、コンピュ
ータネットワークへのアクセス時に、予め認証データを
登録しているか否かに関わらず、上記ネットワークへの
アクセスプロセスが実行可能で、なおかつユーザが予め
認証データを登録するか否かに応じて、選択的にログイ
ンの容易さを重視したり、あるいはセキュリティを重視
したりすることが可能な移動通信端末装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる移動通信端末装置が用いられ
るシステムの構成を示す図。
【図2】図1に示したPHS基地局を分散配設すること
によって形成されるサービスエリアを説明するための
図。
【図3】この発明に係わる移動通信端末装置の一実施の
形態の構成を示す回路ブロック図。
【図4】図3に示した移動通信端末装置の外観を示す
図。
【図5】パソコン通信事業者のネットワークへの接続動
作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…無線部 11…アンテナ 12…高周波スイッチ(SW) 13…受信回路(RX) 14…シンセサイザ 15…送信回路(TX) 16…受信電界強度検出部(RSSI) 2…モデム部 21…復調回路(DEM) 22…変調回路(MOD) 3…TDMA部 31…TDMAデコード回路 32…TDMAエンコード回路 4…通話部 41…ADPCMトランスコーダ 42…PCMコーデック 43…スピーカ 44…マイクロホン(M) 5…制御部 5a…パソコン通信制御手段 5b…認証データ要求制御手段 51…サウンダ 52…バイブレータ 53…キー入力部 54…表示部 55…DTMF発生回路 56…データI/F 6…メモリ部 6a…アクセスプログラム記憶エリア 6b…認証データ記憶エリア 7…電源部 71…バッテリ 72…電源回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小笠原 浩 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 赤祖父 慶雄 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 大村 太郎 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆網に接続される無線基地局装置と無
    線チャネルを介して接続可能で、前記無線基地局装置お
    よび公衆網を通じて、コンピュータネットワークに接続
    してデータ通信を行なう機能を備えた移動通信端末装置
    において、 前記コンピュータネットワークとの間にデータ通信リン
    クを確立する際に、前記コンピュータネットワーク側よ
    り要求される認証データを記憶可能な認証データ記憶手
    段と、 予め設定されたリンク確立手順に従って、前記コンピュ
    ータネットワークとの間にデータ通信リンクを確立する
    ものであって、前記認証データ記憶手段に前記認証デー
    タが記憶されていない状態であっても、ユーザからの要
    求に応じて前記リンク確立手順を実行するデータ通信リ
    ンク確立手段と、 このデータ通信リンク確立手段によって前記リンク確立
    手順が実行された状態で、前記認証データ記憶手段に認
    証データが記憶されてない場合に、前記リンク確立手順
    を一旦中断して、ユーザに対して認証データの入力を要
    求し、認証データの入力がなされると、この認証データ
    を用いたリンク確立手順を再開させる認証データ要求手
    段とを具備することを特徴とする移動通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記認証データは、ユーザ毎に予め設定
    されたユーザIDとパスワードからなることを特徴とす
    る請求項1に記載の移動通信端末装置。
JP9300465A 1997-10-31 1997-10-31 移動通信端末装置 Pending JPH11136760A (ja)

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JP (1) JPH11136760A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006059115A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 携帯端末
JP2020182087A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 キヤノン株式会社 通信装置、その制御方法、およびそのプログラム

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