JPH1113663A - ロータリ圧縮機 - Google Patents

ロータリ圧縮機

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Publication number
JPH1113663A
JPH1113663A JP17070697A JP17070697A JPH1113663A JP H1113663 A JPH1113663 A JP H1113663A JP 17070697 A JP17070697 A JP 17070697A JP 17070697 A JP17070697 A JP 17070697A JP H1113663 A JPH1113663 A JP H1113663A
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JP
Japan
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vane
roller
tip
roller piston
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP17070697A
Other languages
English (en)
Inventor
Terumaru Harada
照丸 原田
Mitsuhiro Ikoma
光博 生駒
Fumitoshi Nishiwaki
文俊 西脇
Hidenobu Shintaku
秀信 新宅
Hiroshi Hasegawa
寛 長谷川
Etsuro Suzuki
悦郎 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP17070697A priority Critical patent/JPH1113663A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷凍冷蔵庫や空調機に使用されるロータリ圧縮
機において、塩素を含まない冷媒を使用する時、ローラ
とベーンの摺動部には厳しい摺動状態が生じ、信頼性確
保、長寿命化が難しい。 【解決手段】シリンダ2と、クランクピン部を有するク
ランク軸と、そのクランク軸を回転可能に支持する軸受
と、クランクピン部に従動しながらシリンダ2内を移動
(公転)するローラ4と、先端の全部または一部がR形
状であるベーン3と、ローラ4の外周面にベーン3先端
Rと同様のR形状の凹溝部10とを備え、ベーン3先端
がローラ4の凹溝部10に摺動可能に当接配置され、ベ
ーン3先端と凹溝部10の摺動方向にくさび形状の隙間
12が設けられており、加工も容易で、他の摺動部に悪
影響を及ぼさずに、ベーン3とローラ4の当接部分に油
圧発生を積極的に行い、摺動部潤滑を良好にし、より信
頼性が高く長寿命化したロータリー圧縮機を実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍冷蔵庫や空調機
等に用いられるロータリー圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】ロータリー圧縮機はそのコンパクト性や
構造が簡単なことから、冷凍冷蔵庫や空調機などに多く
使用されている。圧縮機の主要構成部品であるベーンや
ローラピストンなどの圧縮機構部は、例えば、川平著、
密閉形冷凍機(平成5年)第14頁、図6.1に記載さ
れている。
【0003】以下に、図8を用いて、従来のロータリー
圧縮機の動作について説明する。密閉容器内(図示せ
ず)に、偏心部を有するクランク軸1とクランク軸1を
支える軸受(図示せず)とシリンダ2とベーン3と前記
シリンダ2内で偏心回転するローラピストン(以降、ロ
ーラと称す)4とからなる圧縮機構部を構成し、先端が
円弧状のベーン3はシリンダ2の溝5内を往復動し、か
つその先端部は、スプリング6によるばね力およびシリ
ンダ2の内外の圧力差による力によって、ローラ4の外
周面に押し付けられて、ローラ4の外周部と接触摺動
し、シリンダ2内を吸入室7と圧縮室8に分割してい
る。
【0004】Oはシリンダ2とクランク軸1の中心で、
クランク軸1は中心Oからeだけ偏心したOpを中心と
する偏心部(以降クランクピンと称す)9を有し、クラ
ンクピン9にはローラ4が嵌合されており、電動機(図
示せず)によりクランク軸1が回転してローラ4がシリ
ンダ2内を公転することにより、冷媒ガスを吸入室7に
吸い込み、吸い込んだ冷媒ガスを圧縮室8で圧縮しなが
ら、吐出口(図示せず)から吐出し、吐出された冷媒
は、冷凍サイクル側に送られ、凝縮器、膨張弁、蒸発器
を経て、再度圧縮機の吸入室7に吸い込まれる。
【0005】前記構成においては、ローラ4とベーン3
先端との当接部では、おもに吸入冷媒中に含まれるオイ
ルと、ベーン3とシリンダ2に設けられたベーン溝5の
隙間、あるいは、ローラ4の端面部の隙間を圧力差によ
り通過するオイルにより油膜が形成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、ベーン3の先端部は円弧曲面であり、
ローラ4の外周面も円形状曲面(円筒面)であるので、
ベーン3とローラ4の接触状態は等価的には小円筒と大
円筒の接触となる。したがって、接触状態は線接触状態
で、接触面積が小さくなり、単位面積当たりの荷重(接
触応力)が大きくなり、ベーン3とローラ4の接触摺動
条件は過酷なものとなる。
【0007】また、ローラ4の自転数もローラ4の内周
面とクランクピン9との摺動抵抗と、ローラ4の外周面
とベーン3の先端との摺動抵抗の差などで決まるもので
あり、ローラ4の自転数は非常に不安定である(一般に
クランク軸1の回転数を3500rpmで運転した時、
ローラの自転数は数十〜数百rpm程度)。
【0008】このため、ベーン3の先端とローラ4の摺
動面は、すべり速度が条件により変わり、油膜厚さも変
わる不安定なすべり摺動となる。
【0009】さらに、オゾン層保護の目的から、塩素を
含まない代替冷媒(例えばR−134aなど)が近時使
用されてきているが、これらは、塩素を含む冷媒に比べ
て、さらに摺動状態が悪くなるため、圧縮機の使用条件
を厳しく制限したり、耐摩耗性をより向上した摺動材料
を開発する必要があるなどの問題点を有していた。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、ベーンとローラの摺動部負荷を低減し、ベーンとロ
ーラの摺動部潤滑を確実にして、より信頼性が高く長寿
命化したロータリー圧縮機を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、シリンダと、クランクピン部を有するクランク軸
と、そのクランク軸を回転可能に支持する軸受と、前記
クランクピン部に従動しながら前記シリンダ内を移動
(公転)するローラと、先端の全部または一部がR形状
であるベーンと、前記ローラの外周面に前記ベーン先端
Rと同様のR形状の凹溝部を設け、前記ベーン先端が前
記ローラ凹溝部に摺動可能に当接配置され、前記ベーン
先端と前記ローラ凹溝部の摺動方向にくさび形状の隙間
を形成したロータリ圧縮機である。
【0012】なお、ローラの外周面に前記ベーン先端R
よりわずかに大きい半径を持つR形状の凹溝部を設けた
構成としても良い。
【0013】あるいは、ベーン先端Rの半径Rvとロー
ラ凹溝部の半径Rrが、
【0014】
【数1】0<(Rr−Rv)/Rr<0.1 の関係で構成しても良い。
【0015】あるいは、ベーン先端形状内で、ベーン側
面側に位置するベーン先端部分に、中央部と異なる径の
R加工または面取りを施し、ローラの外周面に設けたR
形状の凹溝部とくさび形状の隙間を形成させても良い。
【0016】加えて、ローラ凹溝部のR部とローラ外周
面の交点部分に、R加工または面取りを施した構成でも
良い。
【0017】更に、ローラ凹溝部のR部とローラ外周面
とローラ側面の交点部分に、R加工または面取りを施し
ても良い。
【0018】また、ベーン先端部分の硬さとローラの凹
溝部の硬さを比較して、一方が他方より硬い材料又は表
面処理が施された仕様でも良い。
【0019】あるいは、ローラの凹溝部と前記ベーン先
端部の硬さが柔らかい方は、なじみ性の良い材料で構成
された仕様でも良い。
【0020】さらに、ベーン先端部と前記ローラの凹溝
部の硬さの硬い方の表面は、他方より滑らかに(表面粗
さを小さく)仕上げた構成でも良い。
【0021】さらに、上記の構成で、冷媒として、塩素
を含まない冷媒を使用しても良い。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
説明する。
【0023】本発明の一実施例のロータリー圧縮機の構
成は、ローラ溝部など一部を除いて従来例と概略同様な
構成であ。
【0024】(実施の形態1)以下、本発明の第1の実
施例について、図1と、そのA部拡大図である図2、そ
のB部拡大図である図3を参照しながら説明する。
【0025】図1、図2、図3に示すように、シリンダ
2と、クランクピン部9を有するクランク軸1と、その
クランク軸1を回転可能に支持する軸受(図示せず)
と、クランクピン部9に従動しながらシリンダ2内を移
動(公転)するローラ4と、先端の全部または一部がR
形状であるベーン3と、ローラ4の外周面にベーン3の
先端R形状と同様のR形状の凹溝部を設け、ベーン3先
端がローラ凹溝部10に摺動可能に当接配置されてい
る。
【0026】ローラ凹溝部10の半径は、ベーン3先端
Rの半径Rvよりわずかに大きい半径Rrとし、さら
に、ベーン3先端Rの半径Rvとローラ凹溝部10の半
径Rrが、
【0027】
【数1】0<(Rr−Rv)/Rr<0.1 の関係で構成されている。
【0028】この様な構成にすることにより、ベーン3
先端とローラ凹溝部10の摺動部の受圧面積を大きくで
き、摺動部負荷を低減できる。
【0029】また、ベーン3先端とローラ凹溝部10の
摺動方向に、くさび形状の隙間11、12を形成し、ベ
ーン3先端とローラ溝部10が、お互いに摺動する際
に、圧縮室8や吸入室7の冷媒雰囲気中に存在するオイ
ルが、くさび状の隙間11、12内で、くさび効果によ
る油圧を発生し、さらに、くさび状の隙間11、12が
(数1)で示す範囲で(左右に)微少移動するため、呼
吸作用(スクイーズ効果)による油圧も発生する。この
ため、ベーン3とローラ4の摺動部潤滑状態がより良く
なり、信頼性の高い圧縮機を得ることができる。
【0030】なお、隙間が大き過ぎると、デッドボリュ
ーム増加による効率低下や(左右)振動による騒音発生
などが無視できなくなるため、(数1)の範囲で規制し
ている。
【0031】(実施の形態2)以下、本発明の第2の実
施例について、図4を参照しながら説明する。
【0032】図4では、ベーン3先端形状内で、ベーン
側面側に位置するベーン先端部分に、中央部の半径Rv
と異なる径RvsのR加工を施し、ローラ4の外周面に
設けたR形状の凹溝部10とくさび形状の隙間11、1
2を形成させた構成となっている。このような構成で、
実施例1と同様なくさび効果が期待できる。
【0033】なお、本実施例では、ベーン側面側に位置
するベーン先端部分に、中央部の半径Rvと異なる径R
vsの例を示したが、Rvsの代わりに面取りでも良
く、左右の径Rvsは異なった径でも良いのは無論であ
る。
【0034】(実施の形態3)以下、本発明の第3の実
施例について図5を参照しながら説明する。
【0035】図5に示すように、ローラ凹溝部10のR
部とローラ4外周面の交叉部分に、面取りCを施した構
成となっている。
【0036】このような、構成にすることにより圧縮空
間8や吸入空間7の冷媒雰囲気中にあるオイルがスムー
ズに、ベーン3先端とローラ凹溝部10の摺動部分に供
給され、潤滑状態を良くすることができる。
【0037】なお、図5では、面取りCであるが、R加
工を施しても良いし、実施例1や2と組み合わせても良
いのは無論である。
【0038】(実施の形態4)以下、本発明の第4の実
施例について、図6を参照しながら説明する。
【0039】図6に示すように、ローラ凹溝部10のR
部とローラ外周面4aとローラ側面4bの交点である4
c部(4ヶ所)に、小さなR加工または面取りを施し
て、角(エッジ)をなくす。
【0040】このような構成にすることにより、ローラ
4がクリアランスの範囲で傾いて摺動しても、ローラ側
面4bが摺動する軸受端面(図示省略)を、角4c部は
傷つけることはない。
【0041】(実施の形態5)以下、本発明の第5の実
施例について、図7を参照しながら説明する。図7に
は、ベーン3先端部分の硬さがローラ凹溝部10の硬さ
より硬い材料又は表面処理が施され、ローラ凹溝部10
は、なじみ性の良い材料で構成され、ベーン3先端部の
表面は、ローラ凹溝部10より滑らかに(表面粗さを小
さく)仕上げられた例を示す。
【0042】このような構成にすることにより、運転初
期において、ローラ凹溝部10表面は、ベーン3先端部
分による、なじみ摩耗(いわゆる初期なじみ)が進行
し、加工時に、ローラ凹溝部10の表面精度を、あまり
上げる必要がないため、加工工数が少なくできる。
【0043】なお、本実施例では、ベーン3先端側の硬
度を上げたが、ローラ凹溝部10表面の硬度を上げても
良いことは無論である。要するに、ベーン先端部と凹溝
部との関係は、硬さ、なじみ性(fitting characteris
tics)、なめらか性の全部、あるいは一部において、相
対的に逆の関係にあればよい。
【0044】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
は、加工も容易で、他の摺動部に悪影響を及ぼさずに、
ベーンとローラの当接部分に油圧発生を積極的に行い、
摺動部潤滑を良好にし、より信頼性が高く長寿命化した
ロータリー圧縮機を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のロータリー圧縮機の主要な圧
縮機構部分断面図
【図2】本発明の第1の実施例のロータリー圧縮機のベ
ーン/ローラの要部断面図
【図3】本発明の第1の実施例のロータリー圧縮機のベ
ーン/ローラの要部断面図
【図4】本発明の第2の実施例のロータリー圧縮機のベ
ーン/ローラの要部断面図
【図5】本発明の第3の実施例のロータリー圧縮機のベ
ーン/ローラの要部断面図
【図6】本発明の第4の実施例のロータリー圧縮機のロ
ーラ部の要部斜視図
【図7】本発明の第5の実施例のロータリー圧縮機のベ
ーン/ローラの要部断面図
【図8】従来のロータリー圧縮機の主要な圧縮機構部分
断面図
【符号の説明】
1 クランク軸 2 シリンダ 3 ベーン 4 ローラ 7 吸入室 8 圧縮室 9 クランクピン部 10 ローラ溝部 11、12 くさび状の隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西脇 文俊 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 新宅 秀信 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 長谷川 寛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 鈴木 悦郎 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダと、クランクピン部を有するク
    ランク軸と、そのクランク軸を回転可能に支持する軸受
    と、前記クランクピン部に従動しながら前記シリンダ内
    を移動(公転)するローラピストンと、先端の全部また
    は一部がR形状であるベーンとを備え、前記ローラピス
    トンの外周面にR形状の凹溝部が設けられ、前記ベーン
    先端が前記ローラ凹溝部に摺動可能に当接配置され、前
    記ベーン先端と前記ローラ凹溝部との間に、その摺動方
    向にくさび形状の隙間が形成されているロータリ圧縮
    機。
  2. 【請求項2】 前記ローラピストンの外周面に前記ベー
    ン先端Rよりわずかに大きい半径を持つR形状の凹溝部
    が設けられている請求項1記載のロータリ圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記ベーン先端Rの半径Rvと前記ロー
    ラ凹溝部の半径Rrが、 【数1】0<(Rr−Rv)/Rr<0.1 の関係で構成された請求項2記載のロータリ圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記ベーン先端形状内で、前記ベーン側
    面側に位置するベーン先端部分に、中央部と異なる径の
    R加工または面取りが施され、そのR加工又は面取り部
    と、前記R形状の凹溝部とで、前記くさび形状の隙間が
    形成されている請求項1記載のロータリ圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記ローラピストン凹溝部のR部と前記
    ローラピストン外周面の交叉部分に、R加工または面取
    りが施されている請求項1から4記載のいずれかのロー
    タリ圧縮機。
  6. 【請求項6】シリンダと、クランクピン部を有するクラ
    ンク軸と、そのクランク軸を回転可能に支持する軸受
    と、前記クランクピン部に従動しながら前記シリンダ内
    を移動(公転)するローラピストンと、先端の全部また
    は一部がR形状であるベーンとを備え、前記ローラピス
    トンの外周面に前記ベーン先端と実質上同曲率を持つR
    形状の凹溝部が設けられ、前記ベーン先端が前記ローラ
    ピストン凹溝部に当接配置され、前記凹溝部のR部とロ
    ーラピストン外周面とローラピストン側面の交点部分
    に、R加工または面取りが施されているロータリ圧縮
    機。
  7. 【請求項7】シリンダと、クランクピン部を有するクラ
    ンク軸と、そのクランク軸を回転可能に支持する軸受
    と、前記クランクピン部に従動しながら前記シリンダ内
    を移動(公転)するローラピストンと、先端の全部また
    は一部がR形状であるベーンとを備え、前記ローラピス
    トンの外周面に前記ベーン先端と実質上同曲率を持つR
    形状の凹溝部が設けられ、前記ベーン先端部分が前記ロ
    ーラピストン凹溝部に当接配置され、前記ベーン先端部
    分の硬さと前記ローラピストンの凹溝部の硬さとの対比
    において、一方が他方より硬い材料又は表面処理が施さ
    れたロータリ圧縮機。
  8. 【請求項8】シリンダと、クランクピン部を有するクラ
    ンク軸と、そのクランク軸を回転可能に支持する軸受
    と、前記クランクピン部に従動しながら前記シリンダ内
    を移動(公転)するローラピストンと、先端の全部また
    は一部がR形状であるベーンとを備え、前記ローラピス
    トンの外周面に前記ベーン先端と略同曲率を持つR形状
    の凹溝部が設けられ、前記ベーン先端部分が前記ローラ
    ピストン凹溝部に当接配置され、前記ローラピストンの
    凹溝部と前記ベーン先端部のうち、硬さが柔らかい方
    は、なじみ性の良い材料で構成されている請求項7記載
    のロータリ圧縮機。
  9. 【請求項9】シリンダと、クランクピン部を有するクラ
    ンク軸と、そのクランク軸を回転可能に支持する軸受
    と、前記クランクピン部に従動しながら前記シリンダ内
    を移動(公転)するローラピストンと、先端の全部また
    は一部がR形状であるベーンとを備え、前記ローラピス
    トンの外周面に前記ベーン先端と略同曲率を持つR形状
    の凹溝部が設けられ、前記ベーン先端部分が前記ローラ
    ピストン凹溝部に当接配置され、前記ベーン先端部と前
    記ローラピストンの凹溝部のうち、硬さの硬い方の表面
    は、他方より滑らかに(表面粗さを小さく)仕上げられ
    ている請求項7又は8記載のロータリ圧縮機。
  10. 【請求項10】冷媒として、塩素を含まない冷媒を使用
    した請求項1から9記載のいずれかのロータリ圧縮機。
JP17070697A 1997-06-26 1997-06-26 ロータリ圧縮機 Pending JPH1113663A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000065561A (ko) * 1999-04-07 2000-11-15 전주범 에어컨디셔너의 로터리 압축기

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KR20000065561A (ko) * 1999-04-07 2000-11-15 전주범 에어컨디셔너의 로터리 압축기

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