JPH1113648A - チューブポンプ - Google Patents

チューブポンプ

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JPH1113648A
JPH1113648A JP18063297A JP18063297A JPH1113648A JP H1113648 A JPH1113648 A JP H1113648A JP 18063297 A JP18063297 A JP 18063297A JP 18063297 A JP18063297 A JP 18063297A JP H1113648 A JPH1113648 A JP H1113648A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単な構造の潤滑機構で潤滑作用が長
期間にわたって適切に行われるようにすること。 【解決手段】 円筒室2の内周面2aに添わせて配置さ
れたチューブ3をその内側に設けたリング状の加圧部材
4で加圧し、チューブを一方向に順次押圧してチューブ
内の流体を送出するようにしたチューブポンプにおい
て、上記加圧部材4にグリース溜め7を設けると共に、
このグリース溜めから加圧部材の外周面4bに通ずる細
孔を形成し、動作に伴ってグリースが少しずつ加圧部材
の外周に補給されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、円形の円筒室に
添わせたチューブを内側に配置した加圧部材で順次押圧
してポンプ作用を行うチューブポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】内周面が円形の円筒室を基板に設けてそ
の内周面に添わせて弾性材料からなるチューブを配置
し、その内側に設けたリング状の加圧部材を円筒室の内
周面に沿って円運動させてチューブを一方向に順次押圧
することによりポンプ作用を行うチューブポンプは公知
である(例えば特開平5−133350号公報参照)。
このような構造のものは加圧部材を介してチューブを間
接的に押圧するため、チューブをローラーで直接押圧す
る構造のものと比較するとチューブの損傷が少なく、長
寿命のポンプが得られる利点がある。なお、チューブと
加圧部材の間にはあらかじめグリースを塗布し、あるい
はチューブと加圧部材の一部をオイル溜めに浸して常時
オイルが補給されるようにするなどの手段によって、潤
滑作用が行われるように構成されている。
【0003】しかしながら、前者のグリースをあらかじ
め塗布する方式では、加圧部材で強くチューブを押圧す
るためグリースがチューブと加圧部材の間からはみ出し
て潤滑作用が失われた状態になりやすいため、チューブ
が引っ張られて損傷が進むと共に駆動用モータの負荷が
増大してポンプの耐久性が損なわれ、あるいはチューブ
の内径が変化して吐出量が変わる等の問題が生ずる可能
性があった。一方、後者のチューブと加圧部材をオイル
溜めに浸す方式では、装置が複雑になると同時にポンプ
の設置条件に制約を受けるので、取り扱いが不便である
と共に高価となる可能性があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
問題点に着目し、潤滑作用が長期間にわたって適切に行
われる潤滑機構を比較的簡単な構造で実現することを課
題としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、第1の発明では、チューブを押圧するための加圧
部材にグリース溜めを設けると共に、このグリース溜め
から加圧部材の外周面に通ずる細孔を形成し、動作時に
グリースが少量ずつ自動的に補給されるようにしてい
る。
【0006】また第2の発明では、加圧部材の自転を阻
止する回転止め機構を設けると共に、加圧部材の外周面
に嵌められ、しかも加圧部材に対して回転可能に保持さ
れたリング部材を設け、特定箇所に溜まりやすいグリー
スをリング部材によって潤滑の必要な箇所に移動させる
ようにしている。
【0007】なお、加圧部材にグリース溜めを設けてこ
のグリース溜めから加圧部材の外周面に通ずる細孔を形
成すると共に、加圧部材の自転を阻止する回転止め機構
を設け、更に加圧部材の外周面に嵌められて加圧部材に
対して回転可能に保持されたリング部材を設けることに
より、第1と第2の発明の両方の構成を備えたものとす
ることもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、第1の発明の実施の形態を
図1乃至図3に示した例について説明する。図におい
て、1は円筒室2を形成した基板であり、円筒室2の内
周面2aは円形で半円周より大きく全円周よりは小さな
範囲で形成され、内周面2aが形成されていない部分は
開口部2bとなっている。3は弾性材料からなるチュー
ブであり、円筒室2の内周面2aに添わせてリング状に
配置すると共に、その両端を基板1の外部に引き出して
流入口3aと流出口3bを構成している。
【0009】4はチューブ3の内側に配置されたリング
状の加圧部材、5は加圧部材4の内側に配置された偏心
カム、6は回転軸である。偏心カム5は回転軸6に固定
されており、その先端5aが加圧部材4の内周面4aに
摺接しながら回転して加圧部材4を円筒室2の内周面2
a側に押圧し、加圧部材4を内周面2aに沿って円運動
させるように構成されている。
【0010】基板1は例えばNBR等のゴム系材料やA
BS等の合成樹脂の成形品で構成され、加圧部材4は摩
擦係数の小さい材料、例えばフッ素樹脂系の合成樹脂成
形品で構成される。またチューブ3は移送される流体に
応じてゴム系や各種の合成樹脂製のチューブが使用され
る。
【0011】加圧部材4の外周面4bの半径は、円筒室
2の半径からチューブ3の肉厚の2倍以上を差し引いた
寸法に選定されている。また、回転軸6の軸心から偏心
カム5の先端5aまでの距離と加圧部材4の内周面4a
から外周面4bまでの寸法の和は、偏心カム5の先端5
aによって加圧部材4が内周面2a側に押された場合
に、チューブ4が押しつぶされて内部の流路が完全に閉
塞されるように選定されており、この閉塞部が偏心カム
5の回転に応じて移動することによってポンプ作用が行
われる。
【0012】7は加圧部材4に設けられたグリース溜
め、8は細孔、9はグリース溜め7に充填されているグ
リースである。グリース溜め7の個数は任意であるが、
十分な潤滑作用を発揮するには3個以上が望ましく、図
1は90度ずつ隔てて4個設けた例を示している。図2
に示すように、グリース溜め7は加圧部材4の一方の側
面に開口した形状であり、細孔8はこのグリース溜め7
から外周に向けて加圧部材4の半径方向に形成されて外
周面4bに達している。
【0013】10a及び10bは内周面2aの始端部と
終端部にそれぞれ内側に向けて形成された凸部であり、
凸部10a、10bの突出寸法は偏心カム5の先端5a
が流入口3aと流出口3bの方向に向いて加圧部材4が
図の上方に押された時に、凸部10aと10bの2箇所
でチューブ3が同時に閉塞されるような値に設定され
る。このように、チューブ3が凸部10a、10bによ
って同時に閉塞されて流体の流れが一時的に止まるの
で、流路の一部、例えば流入口3aあるいは流出口3b
などに逆止弁を設ける必要はない。
【0014】なお、基板1の背面側には回転軸6を駆動
するための減速機付きモータなどが配置され、また手前
側には蓋が設けられるが、これらは図示してない。
【0015】この例は上述のように構成されているの
で、偏心カム5を矢印のように時計方向に回転させて加
圧部材4を円運動させると、加圧部材4に押圧されて生
ずるチューブ3の閉塞箇所も時計方向に移動し、チュー
ブ内部の流体が流出口3bから吐出されると同時に流入
口3aから吸入されてポンプ作用が行われる。また、偏
心カム5の先端5aの方向が内周面2aの終端部から始
端部に移動する時には、チューブ3が凸部10aと10
bの2箇所で同時に閉塞されるので流体の逆流は生じな
い。
【0016】上記の動作においてチューブ3が加圧部材
4で押圧されている部分では、図3に示すようにチュー
ブ3と加圧部材4の外周面4bは密着している。このた
め、偏心カム5の回転に伴って押圧箇所が移動し、加圧
部材4がチューブ3の表面から離れる瞬間には両者の間
は真空状態となり、グリース溜め7内からグリース9の
一部が細孔8から吸い出される。すなわち、加圧部材4
の外周面4bにグリースが少量ずつ自動的に補給される
のである。
【0017】加圧部材4は、円運動に伴ってその外周面
4bと円筒室2の内周面2aとの半径差に応じて偏心カ
ム5の回転方向とは逆の方向の回転(自転)を起こし、
その方向にチューブ3が引っ張られる。この時の引っ張
り力は、ローラで直接押圧する場合にチューブに加わる
力と比較すると極めて小さいものであるが、運転を続け
るとチューブ3は加圧部材4の回転方向に次第に引き伸
ばされ、吐出量の変化やモータ負荷の増大、チューブ3
の損傷などの要因となる。しかし、上記のようにグリー
スが加圧部材4の外周面4bに自動的に補給され、また
加圧部材4の自転に伴ってその外周面4bの全面に行き
渡るため、潤滑作用が十分発揮されてチューブ3と加圧
部材4の間の摩擦が増加することがなく、チューブ3に
加わる引っ張り力が大幅に低減すると共にその状態が長
時間にわたって継続されるので、ポンプとしての性能や
耐久性が向上される。
【0018】上記のように、潤滑作用を十分に発揮させ
ることによりチューブ3に加わる引っ張り力の影響を軽
減できるが、加圧部材4が自転している限り引っ張り力
をゼロにはできない。第2の発明はこの加圧部材4の回
転をなくし、しかもグリースを加圧部材4の外周面4b
の全面に供給できるようにしたものであり、その一例を
図4及び図5によって説明する。なお、図1乃至図3と
同一の部分は同じ符号で示してある。
【0019】図において、15はこの発明の回転止め機
構に相当する支持手段であって、基板1に固定された支
軸16と加圧部材4に形成された穴17の組み合わせで
加圧部材4を円筒室2内に支持しており、この例では図
示の姿勢における縦の中心線上の上部に支持手段15が
設けられている。支軸16の径は必要な強度が得られる
寸法に選定され、穴17は丸穴でその径は加圧部材4が
チューブ3に対する押圧作用を支障なく発揮できるだけ
の運動の自由度が得られる寸法に選定されている。な
お、図4とは逆に支軸16を加圧部材4に、穴17を基
板1にそれぞれ設けてもよい。また穴17は必ずしも丸
穴である必要はなく、加圧部材4の運動の自由度が確保
される形状と大きさであれば円形以外の適宜の形状を採
用することができる。
【0020】18は加圧部材4の外周面4bに取り付け
られたリング部材であって、図5の(a)では外周面4
bに形成された周溝19に緩く嵌まり、加圧部材4に対
して回転できる状態で保持されている。このリング部材
18は、チューブ3を損傷させないようにチューブ3と
同様な比較的柔軟な材料を用いてその外周部がチューブ
3に接触できるような寸法と形状で形成されており、断
面の形状としては例えば丸みを帯びた長方形や楕円、円
などが適宜採用される。
【0021】図5の(b)は、リング部材18の断面形
状を比較的偏平な長方形として加圧部材4の外周面4b
の全面を覆うようにした例であり、リング部材18はそ
の内周に設けた突条20を周溝19に嵌めて保持されて
いる。なお、これとは逆に加圧部材4に突条を、リング
部材18に周溝を設けてもよく、また突条と周溝をあり
溝式の形状とすることもできる。
【0022】この例は上述のように構成されており、偏
心カム5を回転させると図1のものと同様にポンプ作用
が行われるが、加圧部材4は支軸16と穴17の組み合
わせからなる支持手段15のため自転を阻止されている
ので、ほぼ同じ姿勢のままでチューブ3を順次押圧する
円運動だけを行う。チューブ3と加圧部材4の周りには
あらかじめ適量のグリースを塗布し、両者の間の潤滑作
用が支障なく行われるようにしてあり、加圧部材4が自
転しないのでその方向にチューブ3が引っ張られて伸び
る現象はほとんど生じない。
【0023】しかしながら、加圧部材4が円運動して押
圧箇所が移動するのに伴ってグリースは少しずつ同方向
に送られるので、チューブ3と加圧部材4との接触圧力
の弱い箇所などの特定の箇所にグリースが次第に溜まる
傾向がある。図4の場合は、開口部2bの加圧部材4に
近い部分(符号Aで示す部分)にグリースが溜まりやす
く、実際に潤滑の必要な箇所のグリースが減少してしま
う。加圧部材4が自転できる場合には、一旦溜まったグ
リースが再び加圧部材4によって運ばれるのでこのよう
なグリースの偏在問題は生じにくいが、回転止め機構を
設けた場合には加圧部材4によるグリースの移動が行わ
れない。
【0024】リング部材18はこれを解決するために設
けられたものである。すなわち、リング部材18は加圧
部材4の円運動に伴って加圧部材4に対して少しずつ回
転するため、ある箇所に溜まったグリースがリング部材
18に付着して加圧部材4の全周に万遍なく運ばれるこ
とになり、潤滑作用に支障を生ずるようなグリースの偏
在が防止されるのである。この動作が適切に行われるた
めには、リング部材18の内周面を平滑にして加圧部材
4に対して滑りやすくし、また外周部には細かい凹凸な
どを形成してグリースが付着しやすくすることが望まし
い。
【0025】なお、図5(b)のように加圧部材4の外
周面4bの全面がリング部材18で覆われる構造の場合
には、リング部材18のクッション作用によって加圧時
にチューブ3に加わる応力が軽減されるので、チューブ
3が損傷しにくくなるという利点がある。
【0026】図4の構成の場合は、最初に塗布されたグ
リースを循環させるだけであるが、図6に示すようにグ
リースを補給できるようにしてもよい。すなわち、21
は円筒の一部を全長にわたって切欠いてその部分を開口
部21aとした断面C状のグリース溜めであって、図4
において符号Aで示した部分に設けられており、開口部
21aを加圧部材4側に向けてリング部材18が接触で
きるような位置に配置してある。従って、運転に伴って
グリース溜め21に充填されたグリース22がリング部
材18に付着して少しずつ加圧部材4の周囲に運ばれ、
長期間にわたって良好な潤滑作用が保たれるのである。
なお、グリース溜め21は図示のような円筒の一部を切
欠いた断面C状のものでなく、他の適宜の形状を採用す
ることができる。
【0027】図7及び図8は、第1の発明と第2の発明
の両方の構成を採用した場合の一例である。この例では
支持手段15を上下に1箇所ずつ設け、グリース溜め7
を4箇所に設けてあり、細孔8とリング部材18は互い
に干渉しないように加圧部材4の軸方向に若干ずらして
配置されている。なお、4個のグリース溜め7は図のよ
うに左右に2個ずつ対称の位置に設けられているが、上
下方向に関しては若干上寄りに配置し、加圧部材4によ
る加圧力が大きくなる凸部10a、10bの部分にグリ
ースが供給されやすいようにしてある。
【0028】このような構成とすることにより、チュー
ブポンプはそれぞれの特長を兼ね備えたものとなり、グ
リース溜め7からのグリースの補給作用とリング部材1
8によるグリースの移動作用とが同時に行われるので、
長期間にわたって十分な潤滑作用が確保されるようにな
り、比較的容易にポンプの性能や耐久性を向上すること
ができる。また支持手段15を2個設けることにより、
加圧部材4の円運動の際に支持手段15に加わる応力が
分散されて負担が軽減され、動作もよりスムーズに行わ
れる。
【0029】なお、図5の(b)に例示したように加圧
部材4の外周面4bの全面をリング部材18で覆うよう
な場合には、グリースは外周面4bとリング部材18の
間から加圧部材4の側面に出た後、運転に伴って少しず
つリング部材18の外周部に移動することになる。
【0030】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、第1の
発明によれば、グリースが加圧部材のグリース溜めから
細孔を経て外周面に自動的に補給されるので、潤滑作用
を長期間にわたって十分に発揮できる潤滑機構が簡単な
構造で実現される。従って、チューブの損傷や吐出量の
変化、モータ負荷の増大などが生じにくく、耐久性のよ
いチューブポンプを容易に得ることができる。
【0031】また第2の発明によれば、加圧部材の自転
を止めた場合に特定の箇所に溜まりやすくなるグリース
を、回転できる状態で加圧部材に保持されているリング
部材によって外周面全体に自動的に補給するので、潤滑
作用を長期間にわたって十分に発揮できる潤滑機構を簡
単な構造で実現することができる。従って、チューブの
損傷や吐出量の変化、モータ負荷の増大などが生じにく
く、耐久性のよいチューブポンプを容易に得ることがで
きる。
【0032】また、第1の発明と第2の発明の両方の構
成を採用することにより、それぞれの特長を兼ね備えた
潤滑機構が得られ、チューブポンプの性能と耐久性の向
上が一層容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施の形態の一例における概略正
面図である。
【図2】同上の加圧部材の断面図である。
【図3】同上の動作時における要部の断面図である。
【図4】第2の発明の実施の形態の一例における概略正
面図である。
【図5】(a)(b)はいずれも同上の加圧部材の要部
の断面図である。
【図6】同上の他の例における要部の概略正面図であ
る。
【図7】実施の形態の他の例における概略正面図であ
る。
【図8】同上の加圧部材の要部の断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 円筒室 2a 内周面 3 チューブ 4 加圧部材 4a 内周面 4b 外周面 5 偏心カム 6 回転軸 7 グリース溜め 8 細孔 9 グリース 15 支持手段(回転止め機構) 16 支軸 17 穴 18 リング部材 19 周溝 21 グリース溜め

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面が円形の円筒室を基板に設け、円
    筒室の内周面に添わせて弾性材料からなるチューブを配
    置すると共にチューブの内側にリング状の加圧部材を配
    置し、この加圧部材を円筒室の内周面に沿って円運動さ
    せてチューブを一方向に順次押圧することにより、チュ
    ーブ内の流体を送出するように構成されたチューブポン
    プにおいて、 上記加圧部材にグリース溜めを設けると共に、このグリ
    ース溜めから加圧部材の外周面に通ずる細孔を形成した
    ことを特徴とするチューブポンプ。
  2. 【請求項2】 内周面が円形の円筒室を基板に設け、円
    筒室の内周面に添わせて弾性材料からなるチューブを配
    置すると共にチューブの内側にリング状の加圧部材を配
    置し、この加圧部材を円筒室の内周面に沿って円運動さ
    せてチューブを一方向に順次押圧することにより、チュ
    ーブ内の流体を送出するように構成されたチューブポン
    プにおいて、 加圧部材の自転を阻止する回転止め機構を設けると共
    に、加圧部材の外周面に嵌められ、且つ加圧部材に対し
    て回転可能に保持されたリング部材を設けたことを特徴
    とするチューブポンプ。
  3. 【請求項3】 加圧部材にグリース溜めを設けると共
    に、このグリース溜めから加圧部材の外周面に通ずる細
    孔を形成した請求項2記載のチューブポンプ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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