JPH02304214A - 流体動圧軸受装置 - Google Patents

流体動圧軸受装置

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Publication number
JPH02304214A
JPH02304214A JP12349089A JP12349089A JPH02304214A JP H02304214 A JPH02304214 A JP H02304214A JP 12349089 A JP12349089 A JP 12349089A JP 12349089 A JP12349089 A JP 12349089A JP H02304214 A JPH02304214 A JP H02304214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
shaft
fluid
rotating shaft
fluid dynamic
Prior art date
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Pending
Application number
JP12349089A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Usui
和男 臼井
Tetsuo Yagi
屋宜 哲雄
Atsusuke Sakaida
敦資 坂井田
Tomio Endo
富男 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP12349089A priority Critical patent/JPH02304214A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、流体動圧軸受装置に関する。
[従来の技術] 従来より、超精密部品加工装置や、微細自動組立装置等
の精密軸受装置としては、回転軸の外周、または軸受の
内周に複数のヘリングボーン状の講を有する流体動圧軸
受装置が使用されている。
スピンドル装置の軸受装置や精密案内等に使用されてい
る一般的な流体動圧軸受装置100は、第4図に示すよ
うに、回転する回転軸110と、該回転軸110を回転
自在に支持する軸受120とからなる。また、回転軸1
10の外周面111には、回転軸110の回転方向と逆
方向に複数のヘリングボーン状溝112が形成され、複
数のヘリングボーン状溝112の最外側がわには、複数
のヘリングボーン状溝112内に空気を供給する円周状
流11113が形成されCいる。
この流体動圧軸受装置100は、回転軸110の回転速
度が所定の回転速度より」−昇することにより、回転軸
110の外周面111と軸受120の内周面121との
間でポンプ作用を生起して、複数のヘリングボーン状溝
112内に供給された空気を圧縮することにより、軸受
120内で回転軸110を浮]−させるものである。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、上記構造の流体動用軸受装Z 100は、回
転軸110の回転停止時からポンプ作用が生起する回転
速度まで1・、昇させるまでの始動時には時間がかかる
。したがって、回転軸110の回転停止および始動時は
、回転軸110と軸受120とが接触する可能性が高く
、回転軸110と軸受120とが磨耗する可能性がある
という課題があった。
このため、耐久性の向上を目的として回転軸110の剛
性を高めると、軸受120が回転軸110により傷付け
られる可能性があるので、回転軸110の剛性を高める
ことができないという課題があった。
本発明は、回転停止および始動時の軸と軸受との磨耗を
防止し、且つ軸の剛性を高めることのできる流体動圧軸
受装置の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の流体動圧軸受装置は、回転する軸の外周、ある
いは該軸を回転自在に支持する軸受の内周に複数のヘリ
ングボーン状の溝を具備した流体動圧軸受装置において
、前記軸の内部は、前記軸受内で前記軸を浮上させるこ
とが可能な圧力流体を、前記軸の外周と前記軸受の内周
との間に供給する供給路が設けられた技術手段を採用し
た。
[作用] 本発明の流体動圧軸受装置は上記技術手段によりつぎの
作用を有する。
軸の内部に設けた供給路から軸の外周と軸受の内周との
間に、軸受内で軸を浮上させることが可能な圧力流体が
供給される。このため、軸の回転が停止中、または軸の
回転速度が所定の回転速度に達していない場合でも、軸
の外周と軸受の内周との間に介在している圧力流体によ
って、軸が軸受内に浮上する。
このように、軸の回転が停止中、または軸の回転速度が
所定の回転速度に達していない場合でも、軸を軸受内に
浮上させることが可能となるため、軸の回転速度に関わ
ることなく軸が軸受の内部に無接触で保持される。
さらに、軸の回転速度が所定の回転速度量」−となった
場合には、絞り孔から供給され、軸の外周と軸受の内周
との間に介在している圧力流体が、ヘリングボーン状の
溝内を流れる際に、ポンプ作用によりさらに圧縮される
。このため、軸は軸受内で浮上するため、軸受の内部に
無接触で保持される。
[発明の効果〕 本発明の流体動圧軸受装置は上記技術手段および作用に
よりつぎの効果を奏する。
軸の回転速度に関わることなく軸の外周と軸受の内周と
の接触を防止できるため、軸の外周と軸受の内周との磨
耗を防止できる。
このため、軸の剛性を高めたとしても軸受に不具合が生
じないので、軸の剛性を高めることができ、軸受装置の
耐久性を飛躍的に向1−1できる。
[実施例] 本発明の流体動圧軸受装置の一実施例を図に基づき説明
する。
第1図および第2図は本発明を採用したスピンドル装置
の流体動圧軸受装置を示し、第3図はこの流体動圧軸受
装置の回転軸を示す。
1は例えば、スピンドル装置の流体動圧軸受装置を示す
、この流体動圧軸受装置1は、流体供給手段2、回転軸
3および軸受6を備えている。
流体供給手段2は、流体圧ポンプ(図示せず)、および
内部に流体圧カボンブと回転軸3の内部とを接続する連
通管21を有する。
連通管21は、内部に流体圧ポンプから回転軸3に流体
を導く導入路22を形成し、先端部23は、回転軸3の
内部に嵌め込まれている。この連通管21の外周面と回
転軸3の内周面との間には、約20〜40鴎の隙間が形
成されている。
回転軸3は、円柱状を呈し、軸受6との相対隙間が約1
0〜3G、であって、電動モータ等の駆動手段(図示せ
ず)により矢印方向に回転駆動される。
回転軸3の一部に設けられた筒状部31は、一端に連通
管21の先端部23を嵌め込むための開口部32を形成
し、他端に側壁部33が形成されている。また、筒状部
31は、複数のヘリングボーン(矢筈模様・くの字型ま
たはV字型)状溝4を外周面34に形成するとともに、
複数のヘリングボーン状溝4に連通する供給路5を内部
に形成している。
ヘリングボーン状溝4は、両端部41.42より中央部
43が回転軸3の回転方向に対し゛C逆方向に突設して
いる。このヘリングボーン状溝4は、回転軸3が所定の
回転速度具」−で回転した時に、両端部41.42から
中央部43に向かって流れる圧力流体をポンプ作用によ
りさらに圧縮する。
供給路5は、回転軸3の軸方向に形成された分配室51
、および該分配室51から放射状に形成された複数の絞
り孔52を備える。分配室51は、回転軸3の開口部3
2から側壁部33までの間に形成された空所であって、
連通管21の導入路22の先端部23から圧力流体を導
入し、その導入した流体を複数の絞り孔52に分配する
。この絞り孔52は、φ0.3〜0.5であって、通過
する流体を回転軸3をポンプ作用により軸受6内で浮上
させることが可能な圧力流体とするものである。また、
絞り孔52は、分配室51から複数のヘリングボーン状
溝4の両端部41.42までの間に形成されている。複
数の絞り孔52は、分配室51から流体を導入するため
の流入口53.54、および該流入口53.54から導
入した流体を圧力流体とした後に、複数のヘリングボー
ン状溝4の両端部41.42にそれぞれ供給するための
吐出口55.56を有する。
軸受6は、スピンドル装置の固定部材(図示せず)に設
けられ、内周面61で回転@3を回転自在に支持する。
なお、本実施例に採用される圧力流体としては、空気等
の気体または油圧機器の作動油等の液体を用いることが
できる。
本実施例の流体動圧軸受袋W1の作動を第1図ないし第
3図に基づき説明する。
10回転軸3の回転速度が所定の回転速度に達していな
い(回転軸3の停止中も含む)時スピンドル装置の運転
が開始されると、流体が流体圧ポンプから連通管21の
導入路22を通って、回転軸3の分配室51内に導かれ
る。分配室51に導入された流体は、各流入口53.5
4から複数の絞り孔52の内部に流入する。複数の絞り
孔52の内部に流入した流体は、各流入1コ53.54
と各吐出口55.56との間で圧縮されるため、回転軸
3を軸受6内で浮上させることが可能な圧力流体となる
そして、この圧力流体は、各吐出口55.56から複数
のヘリングボーン状溝4の両端部41.42に吐出され
るので、回転軸3の外周面34と軸受6の内周面61と
の間に供給される。
このように、圧力流体が回転軸3の外周面34と軸受6
の内周面61との間に供給されることによって、回転軸
3の外周面34と軸受6の内周面61との1用の力のバ
ランスが保たれるので、回転軸3の回転速度が所定の回
転速度に達していない時でも、回転軸3が軸受6の内部
に無接触で保持される。
したがって、回転軸3の外周面34が軸受6の内周面6
1と磨耗することを防JJできる。このため、たとえ回
転軸3の剛性を高めたとしても軸受6の損傷を防止でき
る。よって、回転軸3の剛性を高めることができるので
、流体動圧軸受装置1の耐久性を飛躍的に向上すること
ができる。
■0回転軸3の回転速度が所定の回転速度以上である時 絞り孔52から供給された圧力流体が回転軸3の外周面
34と軸受6の内周面61との間に介在しているので、
回転軸3が所定の回転速度以上で回転することによって
、ヘリングボーン状溝4の両端部41.42から中央部
43に向かって流れる際に、ポンプ作用によりさらに圧
縮されるため、従来の流体動圧軸受装置より負荷容量を
大きくすることができる。このため、回転軸3が軸受6
内で浮上し、回転軸3が軸受6の内部に無接触で保持さ
れる。
[他の実施例] 本実施例では、本発明をスピンドル装置に用いたが、本
発明をその他の超精密部品加工装置や、微細自動組立袋
;〃等の精密軸受装置に用い°Cも良い。
本実施例では、回転軸の外周面にヘリングボーン状溝を
形成したが、軸受の内周面にヘリングボーン状溝を形成
しても良い。
ヘリングボーン状の溝としては、本実施例の池にゆるや
かに湾曲させた形状か、あるいは円弧状等の形状を採用
することができる。
本実施例では、圧力流体を絞り孔で圧縮することにより
発生させたが、圧力流体を流体圧ボンブにより発生させ
ても良い。
本実施例では、供給路を分配室および絞り孔から構成し
たが、供給路を絞り孔のみで構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を採用した流体動圧軸受装置
を示す半断面図、第2図は第1図のA・−A断面図、第
3図は本発明の一実施例を採用した流体動圧軸受装置の
回転軸を示す側面図である。 第4図は従来の流体動圧軸受装置を示す半断面図である
。 図中

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)回転する軸の外周、あるいは該軸を回転自在に支持
    する軸受の内周に複数のヘリングボーン状の溝を具備し
    た流体動圧軸受装置において、前記軸の内部は、前記軸
    受内で前記軸を浮上させることが可能な圧力流体を、前
    記軸の外周と前記軸受の内周との間に供給する供給路が
    設けられたことを特徴とする流体動圧軸受装置。
JP12349089A 1989-05-17 1989-05-17 流体動圧軸受装置 Pending JPH02304214A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12349089A JPH02304214A (ja) 1989-05-17 1989-05-17 流体動圧軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12349089A JPH02304214A (ja) 1989-05-17 1989-05-17 流体動圧軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02304214A true JPH02304214A (ja) 1990-12-18

Family

ID=14861921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12349089A Pending JPH02304214A (ja) 1989-05-17 1989-05-17 流体動圧軸受装置

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JP (1) JPH02304214A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542743U (ja) * 1991-11-11 1993-06-11 株式会社三協精機製作所 動圧軸受装置
US6904682B2 (en) * 2001-09-25 2005-06-14 Koyo Seiko Co., Ltd. Dynamic pressure bearing and method of manufacturing the same
US7529063B2 (en) 2004-01-14 2009-05-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Bearing support for a spindle motor of a disk drive

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0542743U (ja) * 1991-11-11 1993-06-11 株式会社三協精機製作所 動圧軸受装置
US6904682B2 (en) * 2001-09-25 2005-06-14 Koyo Seiko Co., Ltd. Dynamic pressure bearing and method of manufacturing the same
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