JP2006076192A - チューブポンプ及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】供給ポンプ6は、紫外線硬化型のインクを送液するチューブ52と、チューブ52を押し潰し、押圧位置を当該チューブ52の長手方向に沿って移動させるポンプ部69とを備えている。チューブ52は、フッ素系樹脂を含有する内層部52aと、フッ素ゴム系素材を含有する外層部52bとによって一体的に成形されている。
【選択図】図3
Description
光硬化型のインクを送液するチューブと、
前記チューブを押し潰し、押圧位置を当該チューブの長手方向に沿って移動させるポンプ部とを備え、
前記チューブは、
フッ素系樹脂を含有する内層部と、
フッ素ゴム系素材を含有する外層部とによって一体的に成形されていることを特徴とする。
また、外層部がフッ素ゴム系素材を含有するので、チューブがポリプロピレン樹脂やポリエチレン樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、フッ化エチレンプロピレン樹脂のみから形成されている場合と比較して、チューブの硬度を低くすることができる。従って、押圧部材によって確実にチューブを押し潰し、インクを送液することができる。
前記ポンプ部は、
弧状の内周面を有する凹部が形成されるとともに、この内周面に沿って前記チューブの中途部が配設されたハウジング部と、
前記チューブに対し前記内周面と反対の側に配設され、前記チューブを前記内周面に押圧しつつ偏心運動することにより、押圧位置を当該チューブの長手方向に沿って移動させる押圧部材とを備えることを特徴とする。
前記チューブは、
25℃での粘度が10〜50[mPa・s]、表面張力が20〜40[mN/m]のインクを送液することを特徴とする。
前記チューブは、
紫外線硬化性化合物を含有するインクを送液することを特徴とする。
なお、紫外線硬化性化合物としては、オキセタン化合物やエポキシ化合物、ビニルエーテル化合物等がある。
請求項1〜4の何れか一項に記載のチューブポンプと、
前記チューブポンプによって供給されるインクを記録媒体に対して吐出する記録ヘッドと、
前記記録媒体に対して光を照射する照射装置とを備えることを特徴とする。
請求項1〜4の何れか一項に記載のチューブポンプと、
光硬化型のインクを記録媒体に対して吐出する記録ヘッドと、
前記記録媒体に対して光を照射する照射装置と、
前記記録ヘッドのメンテナンス時に当該記録ヘッドの吐出面を覆うキャップ部材とを備え、
前記チューブポンプは、前記キャップ部材を介して前記記録ヘッドのインク吐出口からインクを吸引して廃液タンクに送液することを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
図1は、本発明に係るインクジェット記録装置1の概略構成を示す平面図である。
この図に示す通り、インクジェット記録装置1は、キャリッジ2を有している。
また、各記録ヘッド4の側部には、図2に示すように、インク供給装置5が接続されている。なお、図2では、キャリッジ2やガイド部材20等の図示を省略している。
これらメインタンク50及びサブタンク51には、インクをメインタンク50からサブタンク51に供給する供給ポンプ6が接続されている。
このチューブ52には、図2に示すように、メインタンク50からサブタンク51へのインク供給を制御する供給弁54が設けられている。
ハウジング部60の内部には、図4(b)に示すように、略円形状の内周面61aを有する凹部61が形成されており、ハウジング部60の上部には、ハウジング
部60の上部に開口するとともに凹部61に連通する導入口62が形成されている。この導入口62は、ハウジング部60の外部から凹部61の内部にチューブ52を案内し、内周面61aに沿って配設させるようになっている。
外周ローラ63bは、チューブ52の側面に当接し、凹部61の内周面61とでチューブ52を押し潰している。この外周ローラ63bは、図5に示すように、内周ローラ63aに従動して偏心運動し、送液方向Aに沿って押圧位置を移動させることにより、インクを送液するようになっている。
チューブ55は、チューブ52と同様の構成を有している。このチューブ55には、ダンパー57が設けられている。
このキャップ部材80には、吸引ポンプ82が接続されている。吸引ポンプ82は、本発明に係るチューブポンプであり、図2に示すように、インクを送液するチューブ81と、ポンプ機能を有するポンプ部89とを備えている。
本実施形態に用いられるインクは、紫外線によって硬化するものである。このインクは、25℃での粘度が10〜50[mPa・s]、表面張力が20〜40[mN/m]となっている。
本実施形態に用いられる記録媒体としては、通常のインクジェット記録装置に適用される普通紙,再生紙,光沢紙等の各種紙,各種布地,各種不織布,樹脂,金属,ガラス等の材質からなる記録媒体が適用可能である。記録媒体の形態としては、ロール状、カットシート状、板状等が適用可能である。
まず、搬送装置11による記録媒体Kの搬送が停止した状態で、キャリッジ2が記録媒体Kの直上を走査方向Xに沿って1回走査する。キャリッジ2が走査すると、記録ヘッド4,…がキャリッジ2に追従して走査する。
以降、インクジェット記録装置1が上記の各動作を繰り返し、各プロセスカラーの複数のドットからなる所望の画像が記録媒体Kの表面に順次記録される。
次に、キャップ部材80が上昇して記録ヘッド4の吐出面41を覆う。この状態において、リーク弁83が閉状態になるとともに吸引ポンプ82が駆動することにより、記録ヘッド4の吐出面41とキャップ部材80との間の空気を吸引する。これにより、記録ヘッド4のインク吐出口からインクが異物や気泡とともに吸引され、廃インクタンク84に排出される。このとき、各記録ヘッド4,…が空吐出を行っても良い。
また、外層部52bがフッ素ゴム系素材を含有するので、チューブがポリプロピレン樹脂やポリエチレン樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、フッ化エチレンプロピレン樹脂のみから形成されている場合と比較して、チューブ52の硬度を低くすることができる。従って、押圧部材63によって確実にチューブ52を押し潰し、インクを送液することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、上記第1の実施の形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
照射装置3aは、矢印方向Dに延在しており、記録ヘッド4A,…よりも搬送方向Yの下流側に配設されている。
まず、図8(b)に示すように、シャッター71が開き、記録ヘッド4A,…の吐出面とメンテナンスユニット8Aのキャップ部材80Aとが対向する。
次に、キャップ部材80Aが上昇して記録ヘッド4Aの吐出面41Aを覆う。この状態において、吸引ポンプ82が駆動することにより、記録ヘッド4Aの吐出面41Aとキャップ部材80Aとの間の空気を吸引する。これにより、記録ヘッド4Aのインク吐出口からインクが異物や気泡とともに吸引され、廃インクタンク84に排出される。なお、このとき、各記録ヘッド4A,…が空吐出を行っても良い。
3a,3b,3A 紫外線光源(照射装置)
4,4A 記録ヘッド
6 供給ポンプ(チューブポンプ)
41,41A 吐出面
42 インク吐出口
52,81 チューブ
52a 内層部
52b 外層部
60 ハウジング部
61a 内周面
61 凹部
63 押圧部材
65 カバー部材
69 ポンプ部
80,80A キャップ部材
82 吸引ポンプ(チューブポンプ)
Claims (6)
- 光硬化型のインクを送液するチューブと、
前記チューブを押し潰し、押圧位置を当該チューブの長手方向に沿って移動させるポンプ部とを備え、
前記チューブは、
フッ素系樹脂を含有する内層部と、
フッ素ゴム系素材を含有する外層部とによって一体的に成形されていることを特徴とするチューブポンプ。 - 請求項1記載のチューブポンプにおいて、
前記ポンプ部は、
弧状の内周面を有する凹部が形成されるとともに、この内周面に沿って前記チューブの中途部が配設されたハウジング部と、
前記チューブに対し前記内周面と反対の側に配設され、前記チューブを前記内周面に押圧しつつ偏心運動することにより、押圧位置を当該チューブの長手方向に沿って移動させる押圧部材とを備えることを特徴とするチューブポンプ。 - 請求項1または2記載のチューブポンプにおいて、
前記チューブは、
25℃での粘度が10〜50[mPa・s]、表面張力が20〜40[mN/m]のインクを送液することを特徴とするチューブポンプ。 - 請求項1〜3の何れか一項に記載のチューブポンプにおいて、
前記チューブは、
紫外線硬化性化合物を含有するインクを送液することを特徴とするチューブポンプ。 - 請求項1〜4の何れか一項に記載のチューブポンプと、
前記チューブポンプによって供給されるインクを記録媒体に対して吐出する記録ヘッドと、
前記記録媒体に対して光を照射する照射装置とを備えることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項1〜4の何れか一項に記載のチューブポンプと、
光硬化型のインクを記録媒体に対して吐出する記録ヘッドと、
前記記録媒体に対して光を照射する照射装置と、
前記記録ヘッドのメンテナンス時に当該記録ヘッドの吐出面を覆うキャップ部材とを備え、
前記チューブポンプは、前記キャップ部材を介して前記記録ヘッドのインク吐出口からインクを吸引して廃液タンクに送液することを特徴とするインクジェット記録装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2004263919A Pending JP2006076192A (ja) | 2004-09-10 | 2004-09-10 | チューブポンプ及びインクジェット記録装置 |
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