JPH11135976A - 機械ケーシング - Google Patents
機械ケーシングInfo
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- JPH11135976A JPH11135976A JP10233007A JP23300798A JPH11135976A JP H11135976 A JPH11135976 A JP H11135976A JP 10233007 A JP10233007 A JP 10233007A JP 23300798 A JP23300798 A JP 23300798A JP H11135976 A JPH11135976 A JP H11135976A
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- Japan
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- machine
- machine casing
- folding box
- cover
- chassis
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K5/00—Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
- H05K5/02—Details
- H05K5/03—Covers
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K9/00—Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
- H05K9/0007—Casings
- H05K9/0045—Casings being rigid plastic containers having a coating of shielding material
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K9/00—Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
- H05K9/0073—Shielding materials
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 未熟な作業員によって簡単に交換でき、外部
デザインを難なく変更もしくは周辺部に適合でき、運搬
及びストックのためにスペースを節減して軽量に形成で
き、しかもＣｉｓｐｒ２２．２．ＣｌａｓｓＢ、３０Ｍ
Ｈｚ−１ＧＨｚのような電気的な遮蔽規格もしくは特性
（仕様）を完全に満たし得るようにする。 【解決手段】 電気的、電子的、精密機械的な機械用の
電気的、電子的、精密機械的又は機械的な構成要素の、
特に発泡性のポリプロピレン等から成るプラスチックシ
ャーシもしくは構成要素支持体を保持する機械ケーシン
グにおいて、機械ケーシングが、遮蔽のために表面に伝
導性で低インピーダンスの層（９）を備えた厚紙、ラミ
ネート又は複合材料から成る折畳みボックス（１）とし
て構成されている。
デザインを難なく変更もしくは周辺部に適合でき、運搬
及びストックのためにスペースを節減して軽量に形成で
き、しかもＣｉｓｐｒ２２．２．ＣｌａｓｓＢ、３０Ｍ
Ｈｚ−１ＧＨｚのような電気的な遮蔽規格もしくは特性
（仕様）を完全に満たし得るようにする。 【解決手段】 電気的、電子的、精密機械的な機械用の
電気的、電子的、精密機械的又は機械的な構成要素の、
特に発泡性のポリプロピレン等から成るプラスチックシ
ャーシもしくは構成要素支持体を保持する機械ケーシン
グにおいて、機械ケーシングが、遮蔽のために表面に伝
導性で低インピーダンスの層（９）を備えた厚紙、ラミ
ネート又は複合材料から成る折畳みボックス（１）とし
て構成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパーソナル
コンピュータ又は実験機械のような電気的、電子的、精
密機械的な機械用の電気的、電子的、精密機械的又は機
械的な構成要素の、特に発泡性のポリプロピレン等から
成るプラスチックシャーシもしくは構成要素支持体を保
持する機械ケーシングに関する。
コンピュータ又は実験機械のような電気的、電子的、精
密機械的な機械用の電気的、電子的、精密機械的又は機
械的な構成要素の、特に発泡性のポリプロピレン等から
成るプラスチックシャーシもしくは構成要素支持体を保
持する機械ケーシングに関する。
【０００２】
【従来の技術】特に電気的及び電子的な機械並びに測定
機械用の、異なる材料から成る種々の形状の機械ケーシ
ングは、基本的に公知である。機械ケーシング内には、
機械構成要素を収容するシャーシが配置されている。機
械構成要素は、機械の形式に応じてプリント基板、メモ
リ板、ファン、スピーカ、冷却装置、ポンプ及び伝動装
置等である。シャーシは、個々の機械構成要素を機械内
部で機械的に所定の位置で固定するという、機能を有す
る。このようなシャーシは通常、機械構成要素が固定さ
れる多数の分割区分を備えたフレームを有している。フ
レーム自体は、それぞれの機械の外側のケーシングに固
定される。
機械用の、異なる材料から成る種々の形状の機械ケーシ
ングは、基本的に公知である。機械ケーシング内には、
機械構成要素を収容するシャーシが配置されている。機
械構成要素は、機械の形式に応じてプリント基板、メモ
リ板、ファン、スピーカ、冷却装置、ポンプ及び伝動装
置等である。シャーシは、個々の機械構成要素を機械内
部で機械的に所定の位置で固定するという、機能を有す
る。このようなシャーシは通常、機械構成要素が固定さ
れる多数の分割区分を備えたフレームを有している。フ
レーム自体は、それぞれの機械の外側のケーシングに固
定される。
【０００３】シャーシのために硬質のプラスチックから
成る構成部材を使用することも既に公知であり、この場
合組立ては、金属シャーシの場合のように面倒で時間を
必要とする。それというのも、ねじ、リベット、バンド
及び保持装置のような固定エレメントが必要であるから
である。更に、電磁式の遮蔽装置が設けられねばなら
ず、この場合、プラスチック部材が伝導性の材料によっ
て覆われ及び／又は金属プレート又はフォイル（箔）が
シャーシに固定される。このようなシャーシは機械的に
複雑に構成されていてかつ機械構成要素の組立て及び取
付けには多額の費用を必要とする。
成る構成部材を使用することも既に公知であり、この場
合組立ては、金属シャーシの場合のように面倒で時間を
必要とする。それというのも、ねじ、リベット、バンド
及び保持装置のような固定エレメントが必要であるから
である。更に、電磁式の遮蔽装置が設けられねばなら
ず、この場合、プラスチック部材が伝導性の材料によっ
て覆われ及び／又は金属プレート又はフォイル（箔）が
シャーシに固定される。このようなシャーシは機械的に
複雑に構成されていてかつ機械構成要素の組立て及び取
付けには多額の費用を必要とする。
【０００４】この欠点を回避するために、ドイツ国実用
新案第９１１６７５５．８号明細書では、機械、例えば
コンピュータ又は電子的な測定機械のシャーシが記載さ
れていて、このシャーシは、機械を形成する多数の構成
要素、例えばプリント基板、メモリ板、ファン等を保持
している。硬質発泡材料のようなプラスチックから成る
支持ユニットは、それぞれ構成要素の外部成形形状に適
合した切欠きを有している。この場合構成要素は、支持
ユニット内にほぼ形状結合式に保持されていてかつ、構
成要素が支持ユニット内に挿入された場合に、固定エレ
メントを必要とせずに支持ユニットによって取り囲まれ
る。
新案第９１１６７５５．８号明細書では、機械、例えば
コンピュータ又は電子的な測定機械のシャーシが記載さ
れていて、このシャーシは、機械を形成する多数の構成
要素、例えばプリント基板、メモリ板、ファン等を保持
している。硬質発泡材料のようなプラスチックから成る
支持ユニットは、それぞれ構成要素の外部成形形状に適
合した切欠きを有している。この場合構成要素は、支持
ユニット内にほぼ形状結合式に保持されていてかつ、構
成要素が支持ユニット内に挿入された場合に、固定エレ
メントを必要とせずに支持ユニットによって取り囲まれ
る。
【０００５】支持ユニットは、シャーシが組合わされる
場合に構成要素を挿入される下側部分と、構成要素を挿
入された下側部分を精密嵌合でカバーする上側部分とか
ら構成されている。上側部分は、下側部分内に挿入され
た構成要素に接近できるようにするために取外し可能又
は上方旋回可能である。支持ユニットは、プラスチック
内に成形された通気通路を有していて、この場合ファン
は、ファンによって生ぜしめられる空気流が冷却すべき
構成要素を介して案内されるように、通気通路内に配置
されている。シャーシは、切欠きが異なる平面内に形成
され、これにより構成要素が互いに重ね合わせて配置さ
れるように、構成することもでき。
場合に構成要素を挿入される下側部分と、構成要素を挿
入された下側部分を精密嵌合でカバーする上側部分とか
ら構成されている。上側部分は、下側部分内に挿入され
た構成要素に接近できるようにするために取外し可能又
は上方旋回可能である。支持ユニットは、プラスチック
内に成形された通気通路を有していて、この場合ファン
は、ファンによって生ぜしめられる空気流が冷却すべき
構成要素を介して案内されるように、通気通路内に配置
されている。シャーシは、切欠きが異なる平面内に形成
され、これにより構成要素が互いに重ね合わせて配置さ
れるように、構成することもでき。
【０００６】シャーシは、ほぼ６０乃至８０グラム／リ
ットルの密度を有するプラスチックから形成される。極
めて有利なプラスチックとしては実地において発泡性の
ポリプロピレンが推奨される。ポリプロピレンは、軽量
の材料であり、異なる形状に容易に成形でき、衝撃吸収
作用を有し、弾性的であり、固有の復元特性を有し、ま
た変形可能でかつフレキシブルで、これにもかかわらず
高い形状安定性を有する。更にポリプロピレンは、温度
に対して安定的でありかつ化学的に抵抗力を有してい
る。更にポリプロピレンは完全に再利用できひいては周
囲環境保護の観点から極めて有利である。しかもシャー
シのためにポリウレタン及びポリエチレン及び類似のプ
ラスチックを使用することもできる。
ットルの密度を有するプラスチックから形成される。極
めて有利なプラスチックとしては実地において発泡性の
ポリプロピレンが推奨される。ポリプロピレンは、軽量
の材料であり、異なる形状に容易に成形でき、衝撃吸収
作用を有し、弾性的であり、固有の復元特性を有し、ま
た変形可能でかつフレキシブルで、これにもかかわらず
高い形状安定性を有する。更にポリプロピレンは、温度
に対して安定的でありかつ化学的に抵抗力を有してい
る。更にポリプロピレンは完全に再利用できひいては周
囲環境保護の観点から極めて有利である。しかもシャー
シのためにポリウレタン及びポリエチレン及び類似のプ
ラスチックを使用することもできる。
【０００７】しかしながら上述のシャーシは常に金属か
ら成るケーシング又は金属被覆された硬質プラスチック
から成るケーシングを必要とする。この場合、シャーシ
が前面側及び背面側で開放されている金属枠で取り囲ま
れ、これによりシャーシが前記開口の１つを介して金属
枠内に挿入できると有利であることが明らかとなった。
一般に金属から製作される前方及び後方の遮蔽プレート
は、このようなシャーシの前方もしくは後方の面を覆
う。
ら成るケーシング又は金属被覆された硬質プラスチック
から成るケーシングを必要とする。この場合、シャーシ
が前面側及び背面側で開放されている金属枠で取り囲ま
れ、これによりシャーシが前記開口の１つを介して金属
枠内に挿入できると有利であることが明らかとなった。
一般に金属から製作される前方及び後方の遮蔽プレート
は、このようなシャーシの前方もしくは後方の面を覆
う。
【０００８】更にドイツ国実用新案第２９７０４２３
７．８号明細書から、実験室、事務所、工作場及び家具
等の既存のケース等内に挿入可能に構成されている、上
述の形式の構成要素支持体又はシャーシから成る機械ケ
ーシングが公知である。この場合シャーシもしくは構成
要素支持体は既存のケース、例えば事務机のケースと共
に統合された機能的なユニットを成す。
７．８号明細書から、実験室、事務所、工作場及び家具
等の既存のケース等内に挿入可能に構成されている、上
述の形式の構成要素支持体又はシャーシから成る機械ケ
ーシングが公知である。この場合シャーシもしくは構成
要素支持体は既存のケース、例えば事務机のケースと共
に統合された機能的なユニットを成す。
【０００９】前記機械ケーシングは、機械構成要素を収
容するためのプラスチック製の（特に硬質発泡材料製
の）シャーシもしくは支持体と、例えば事務机又は戸棚
もしくは戸棚部分のような家具の（金属製の又は金属
層、金属薄板又は金属フォイルで被覆された）ケースも
しくは引出しとから構成されており、この場合プラスチ
ックもしくは発泡材料製のシャーシは弾性的な突起を備
えていて、この突起は保持／締付け装置として用いられ
かつ突起の中間スペースは金属ケース等と関連して調節
可能なもしくは制御可能な空気通路を形成し、この空気
通路は差込み可能、押込み可能又は摺動可能なプラスチ
ック部材によってそれぞれの構成要素用の容易に適合可
能な通気システムを形成する。
容するためのプラスチック製の（特に硬質発泡材料製
の）シャーシもしくは支持体と、例えば事務机又は戸棚
もしくは戸棚部分のような家具の（金属製の又は金属
層、金属薄板又は金属フォイルで被覆された）ケースも
しくは引出しとから構成されており、この場合プラスチ
ックもしくは発泡材料製のシャーシは弾性的な突起を備
えていて、この突起は保持／締付け装置として用いられ
かつ突起の中間スペースは金属ケース等と関連して調節
可能なもしくは制御可能な空気通路を形成し、この空気
通路は差込み可能、押込み可能又は摺動可能なプラスチ
ック部材によってそれぞれの構成要素用の容易に適合可
能な通気システムを形成する。
【００１０】これによって例えばコンピュータ、測定機
械、実験機械、マルチメディア機械等を実験机又は事務
机のケース内にもしくはその他の家具部材の引出し等内
に収容できる。この場合それぞれのケースもしくは引出
し及びプラスチック製シャーシは、統合された機能的な
機械ユニットを成しひいては通気システムを備えた固有
の機械ケーシングを成す。
械、実験機械、マルチメディア機械等を実験机又は事務
机のケース内にもしくはその他の家具部材の引出し等内
に収容できる。この場合それぞれのケースもしくは引出
し及びプラスチック製シャーシは、統合された機能的な
機械ユニットを成しひいては通気システムを備えた固有
の機械ケーシングを成す。
【００１１】例えば引出し形コンピュータの組立て及び
機能性は、有利にはプラスチック製シャーシの特別の構
成によって得られ、この場合、さもなくば常に必要な、
機械用の付加的な金属ケーシング又は金属被覆されたプ
ラスチックケーシングは不要である。
機能性は、有利にはプラスチック製シャーシの特別の構
成によって得られ、この場合、さもなくば常に必要な、
機械用の付加的な金属ケーシング又は金属被覆されたプ
ラスチックケーシングは不要である。
【００１２】この特別な構成は、所定の利点を有する
が、可視可能なセットアップのために構想されている機
械のためには使用不能であり、高価であり又フレキシブ
ルではなく、更に、特に外部デザインの点で周辺部に適
合させるのが極めて面倒である。
が、可視可能なセットアップのために構想されている機
械のためには使用不能であり、高価であり又フレキシブ
ルではなく、更に、特に外部デザインの点で周辺部に適
合させるのが極めて面倒である。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前述
の形式のシャーシもしくは構成要素支持体を備えた電気
的な機械用の製作の容易なケーシングを提供することに
あり、この場合、未熟な作業員によって簡単に交換で
き、外部デザインを難なく変更もしくは周辺部に適合で
き、運搬及びストックのためにスペースを節減して軽量
に形成でき、しかもＣｉｓｐｒ２２．２．Ｃｌａｓｓ
Ｂ、３０ＭＨｚ−１ＧＨｚのような電気的な遮蔽規格も
しくは特性（仕様）を完全に満たすことができるように
することにある。
の形式のシャーシもしくは構成要素支持体を備えた電気
的な機械用の製作の容易なケーシングを提供することに
あり、この場合、未熟な作業員によって簡単に交換で
き、外部デザインを難なく変更もしくは周辺部に適合で
き、運搬及びストックのためにスペースを節減して軽量
に形成でき、しかもＣｉｓｐｒ２２．２．Ｃｌａｓｓ
Ｂ、３０ＭＨｚ−１ＧＨｚのような電気的な遮蔽規格も
しくは特性（仕様）を完全に満たすことができるように
することにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明によれば、機械ケーシングが、遮蔽のために表
面に伝導性で低インピーダンスの層を備えた厚紙、ラミ
ネート又は複合材料から成る折畳みボックスとして構成
されており、折畳みボックスのフラットな裁断片が、シ
ャーシもしくは構成要素支持体に適合して全ての所要の
切欠きを有していてかつ内側の位置するファラデー・ケ
ージを備えて折畳みボックスに折り畳まれており、折畳
みボックス及びシャーシもしくは構成要素支持体が、放
射及び入射を阻止する統合された電気的なユニット並び
に静的な機械的なユニットを成しているようにした。
に本発明によれば、機械ケーシングが、遮蔽のために表
面に伝導性で低インピーダンスの層を備えた厚紙、ラミ
ネート又は複合材料から成る折畳みボックスとして構成
されており、折畳みボックスのフラットな裁断片が、シ
ャーシもしくは構成要素支持体に適合して全ての所要の
切欠きを有していてかつ内側の位置するファラデー・ケ
ージを備えて折畳みボックスに折り畳まれており、折畳
みボックス及びシャーシもしくは構成要素支持体が、放
射及び入射を阻止する統合された電気的なユニット並び
に静的な機械的なユニットを成しているようにした。
【００１５】更にまた、折畳みボックスが、下側部分も
しくは底部とカバーもしくは下側部分とから構成されて
いて、これら部分がエッジに沿って分離不能に互いに旋
回可能に結合されているようにした。
しくは底部とカバーもしくは下側部分とから構成されて
いて、これら部分がエッジに沿って分離不能に互いに旋
回可能に結合されているようにした。
【００１６】本発明の別の有利な構成は、その他の請求
項に記載されている。
項に記載されている。
【００１７】
【発明の効果】本発明によって次のような付加的な利点
が得られる。
が得られる。
【００１８】本来の機械ケーシングを成す構成部材の数
は１つに減少され、かつ、製作誤差に関する要求は従来
の金属体又は硬質のプラスチック体から成るシャーシ及
びケーシングの場合よりも減少され、この従来技術では
組み合わされる構成部材は、種々の構成部材の正確な調
和を保証するために、高精度で製作されねばならない。
今や構成要素は製作プロセスに際してシャーシ内に容易
に挿入できかつ付加的な保持材料を用いずに所定の位置
に締付け固持される。更にシャーシは、対応する切欠き
を備えたラミネート、厚紙、段ボール又は類似の材料の
裁断片又はシートもしくは切片から成る折り畳まれたス
リーブもしくは折り畳まれたケーシング内に極めて容易
に挿入可能である。このことは、側壁、底部及びカバー
の折畳み、相互折合わせ及び相互差込みによってのみ行
われる。
は１つに減少され、かつ、製作誤差に関する要求は従来
の金属体又は硬質のプラスチック体から成るシャーシ及
びケーシングの場合よりも減少され、この従来技術では
組み合わされる構成部材は、種々の構成部材の正確な調
和を保証するために、高精度で製作されねばならない。
今や構成要素は製作プロセスに際してシャーシ内に容易
に挿入できかつ付加的な保持材料を用いずに所定の位置
に締付け固持される。更にシャーシは、対応する切欠き
を備えたラミネート、厚紙、段ボール又は類似の材料の
裁断片又はシートもしくは切片から成る折り畳まれたス
リーブもしくは折り畳まれたケーシング内に極めて容易
に挿入可能である。このことは、側壁、底部及びカバー
の折畳み、相互折合わせ及び相互差込みによってのみ行
われる。
【００１９】重量は従来公知の構成に比して著しく減少
される。
される。
【００２０】被着される金属層／フォイル又は金属編み
物／織物によって、極めて良好な粒子遮蔽作用、電気的
な遮蔽作用及び僅かな放射レベル（ 特性Ｃｉｓｐｒ２
２．２．ＣｌａｓｓＢ、３０ＭＨｚ−１ＧＨｚに関する
現在最大の要求を満たす）が生ぜしめられ、しかも静電
的な放電もしくは帯電が効果的に阻止される。ケーシン
グもしくはスリーブの内部の空気案内通路及び対応する
切欠きによって、構成要素の極めて効果的な冷却が実現
される。
物／織物によって、極めて良好な粒子遮蔽作用、電気的
な遮蔽作用及び僅かな放射レベル（ 特性Ｃｉｓｐｒ２
２．２．ＣｌａｓｓＢ、３０ＭＨｚ−１ＧＨｚに関する
現在最大の要求を満たす）が生ぜしめられ、しかも静電
的な放電もしくは帯電が効果的に阻止される。ケーシン
グもしくはスリーブの内部の空気案内通路及び対応する
切欠きによって、構成要素の極めて効果的な冷却が実現
される。
【００２１】ケーシングの面の遮蔽及び接触接続は、内
側に位置する金属層の高い表面伝導性によって及び切込
み位置及び／又は折畳み位置におけるオーバーラップ個
所の特別な幾何学的な構成は、ファラデー・ケージを形
成する成形されたラビリンスによって得られる。測定は
卓越した値を生ぜしめる。
側に位置する金属層の高い表面伝導性によって及び切込
み位置及び／又は折畳み位置におけるオーバーラップ個
所の特別な幾何学的な構成は、ファラデー・ケージを形
成する成形されたラビリンスによって得られる。測定は
卓越した値を生ぜしめる。
【００２２】構成要素は、ケーシング及びシャーシ材料
の特性によって衝撃を吸収するように配置されている。
ケーシング及びシャーシの衝撃吸収機能に基づき、運搬
中に機械のために使用されるパッキングに関する衝撃防
護要求が減少される。これによって、パッキング材料及
び運搬容量が著しく減少される。
の特性によって衝撃を吸収するように配置されている。
ケーシング及びシャーシの衝撃吸収機能に基づき、運搬
中に機械のために使用されるパッキングに関する衝撃防
護要求が減少される。これによって、パッキング材料及
び運搬容量が著しく減少される。
【００２３】ケーシングの交換及びケーシングの外部形
状は、多種多様でありかつ組立てのように簡単である。
機械の可能な広範の形状付与、機械の保守及び機械の外
部デザインの所望の容易で安価な変更は、簡単に実現で
きる。
状は、多種多様でありかつ組立てのように簡単である。
機械の可能な広範の形状付与、機械の保守及び機械の外
部デザインの所望の容易で安価な変更は、簡単に実現で
きる。
【００２４】本発明は、コンピュータ又は測定計器のよ
うな電子的又は精密機械的な機械に限定されるものでは
なく、あらゆる種類の機械のために使用可能である。
うな電子的又は精密機械的な機械に限定されるものでは
なく、あらゆる種類の機械のために使用可能である。
【００２５】
【発明の実施の形態】次に図示の実施例につき本発明を
説明する。明細書、請求の範囲及び図面においては同じ
構成部材には同じ符号及び概念が適用される。
説明する。明細書、請求の範囲及び図面においては同じ
構成部材には同じ符号及び概念が適用される。
【００２６】電気的及び電子的な機械用の本実施例で記
述のケーシングは、厚紙、ラミネート材料もしくは複合
材料又は類似の特性を有する材料から成る折畳み・ボッ
クスから形成されている。ファラデー・ケージ・原理に
よる遮蔽作用を得るために、厚紙、複合材料もしくはラ
ミネートは、低インピーダンスの表面伝導性を有する材
料を備えている。このような材料は例えば金属フォイ
ル、金属織物又は金属ネットであるが、直接被着される
薄い金属層であってもよい。ボックス自体もしくは低イ
ンピーダンスの表面伝導性を有する材料用の支持体は、
厚紙、段ボール、厚いフォイル、織物、皮革又は例えば
樹脂・グラスファイバー材料のような熱可塑性プラスチ
ック（thermoplastics）もしくは熱硬化性プラスチック
（thermoset plastics）であってよい。
述のケーシングは、厚紙、ラミネート材料もしくは複合
材料又は類似の特性を有する材料から成る折畳み・ボッ
クスから形成されている。ファラデー・ケージ・原理に
よる遮蔽作用を得るために、厚紙、複合材料もしくはラ
ミネートは、低インピーダンスの表面伝導性を有する材
料を備えている。このような材料は例えば金属フォイ
ル、金属織物又は金属ネットであるが、直接被着される
薄い金属層であってもよい。ボックス自体もしくは低イ
ンピーダンスの表面伝導性を有する材料用の支持体は、
厚紙、段ボール、厚いフォイル、織物、皮革又は例えば
樹脂・グラスファイバー材料のような熱可塑性プラスチ
ック（thermoplastics）もしくは熱硬化性プラスチック
（thermoset plastics）であってよい。
【００２７】ケーシングの幾何学的な基本形状はほぼ、
内側に位置するシャーシもしくは構成要素支持体によっ
てもしくは機械に対する規定の要求によって規定され
る。まず、ラミネート材料もしくは複合材料から機械ケ
ーシングもしくは折畳みボックスの裁断片が製作され
る。立方体の形状付与は、セットアップ、相互差込みも
しくは折返し及び折畳み技術によって得られる。折畳み
技術は同時に最良の接触面及び最良の遮蔽を可能にす
る。エッジに沿った切込み面におけるオーバーラップの
幾何学的な構成は重要である。
内側に位置するシャーシもしくは構成要素支持体によっ
てもしくは機械に対する規定の要求によって規定され
る。まず、ラミネート材料もしくは複合材料から機械ケ
ーシングもしくは折畳みボックスの裁断片が製作され
る。立方体の形状付与は、セットアップ、相互差込みも
しくは折返し及び折畳み技術によって得られる。折畳み
技術は同時に最良の接触面及び最良の遮蔽を可能にす
る。エッジに沿った切込み面におけるオーバーラップの
幾何学的な構成は重要である。
【００２８】ケーシングもしくは機械全体の機械的な機
能は、第１図乃至第８図で記述の折畳みボックス又はス
リーブに関連して既に詳述した、発泡材料から成るシャ
ーシもしくは構成要素支持体を使用することによって得
られる。これによって、機械安定性及び所要の機械静的
特性の形成並びに空気通路による冷却構成が考慮され
る。
能は、第１図乃至第８図で記述の折畳みボックス又はス
リーブに関連して既に詳述した、発泡材料から成るシャ
ーシもしくは構成要素支持体を使用することによって得
られる。これによって、機械安定性及び所要の機械静的
特性の形成並びに空気通路による冷却構成が考慮され
る。
【００２９】例えばネット、金属編み物又は金属糸もし
くは金属微粒子を備えた織物のような導電性で空気透過
性の材料を使用した場合には、機械換気もしくは機械冷
却のための大きな面積の開口が覆われひいては接触防護
作用及び完全なファラデー・ケージ（遮蔽作用を機能的
に維持する）が得られる。ケーシングもしくは機械の機
械的な機能は、記述の折畳みボックスに関連して硬質発
泡材料から成る機械シャーシもしくは構成要素支持体を
使用することによって得られる。これによって、シャー
シ内に設けられた空気通路及びボックス内に設けられた
開口もしくは切欠きによる最適な冷却構想をもって機械
強度もしくは所要の機械静的特性が可能にされる。
くは金属微粒子を備えた織物のような導電性で空気透過
性の材料を使用した場合には、機械換気もしくは機械冷
却のための大きな面積の開口が覆われひいては接触防護
作用及び完全なファラデー・ケージ（遮蔽作用を機能的
に維持する）が得られる。ケーシングもしくは機械の機
械的な機能は、記述の折畳みボックスに関連して硬質発
泡材料から成る機械シャーシもしくは構成要素支持体を
使用することによって得られる。これによって、シャー
シ内に設けられた空気通路及びボックス内に設けられた
開口もしくは切欠きによる最適な冷却構想をもって機械
強度もしくは所要の機械静的特性が可能にされる。
【００３０】折畳みボックスを備えた完全な機械もしく
はシャーシもしくは構成要素支持体の組立ては、折畳み
及び相互差込みによって行われる。折畳みボックスは厚
紙、ラミネート等から形成されるので、要求に応じて新
たな又は別のものと簡単に交換することができる。外部
表面構成によってこのように構成された機械は、事実上
難なくしかも安価にそれぞれの周辺部に適合できる。更
に、個々の構成部材のストックは容易である。それとい
うのも、ボックスは裁断片を折り畳まない状態でフラッ
トにストックされかつプラスチックシャーシは構成要素
と共に又は構成要素なしに極めて簡単にストックしかつ
運搬できるからである。
はシャーシもしくは構成要素支持体の組立ては、折畳み
及び相互差込みによって行われる。折畳みボックスは厚
紙、ラミネート等から形成されるので、要求に応じて新
たな又は別のものと簡単に交換することができる。外部
表面構成によってこのように構成された機械は、事実上
難なくしかも安価にそれぞれの周辺部に適合できる。更
に、個々の構成部材のストックは容易である。それとい
うのも、ボックスは裁断片を折り畳まない状態でフラッ
トにストックされかつプラスチックシャーシは構成要素
と共に又は構成要素なしに極めて簡単にストックしかつ
運搬できるからである。
【００３１】従って、完全な機械にシャーシ、構成要素
及び本来のボックスを纏め合わせることは、製作プロセ
ス中に実施されるのみならず、販売業者もしくは最終利
用者において初めて実施することができる。この場合特
別な工具又は熟練性は不要である。上側部分と下側部分
もしくはカバーと底部との間の閉鎖は、開放縁部でベル
クロ（Velcro）ファスナー又はジップ（zip）ファスナ
ー（最良の遮蔽のために金属被覆されて）によって又は
プレスファスナー等によって行われる。
及び本来のボックスを纏め合わせることは、製作プロセ
ス中に実施されるのみならず、販売業者もしくは最終利
用者において初めて実施することができる。この場合特
別な工具又は熟練性は不要である。上側部分と下側部分
もしくはカバーと底部との間の閉鎖は、開放縁部でベル
クロ（Velcro）ファスナー又はジップ（zip）ファスナ
ー（最良の遮蔽のために金属被覆されて）によって又は
プレスファスナー等によって行われる。
【００３２】第１図では、材料ウエブからの打抜き加工
により大量生産で製作された、折畳み・ボックスもしく
は機械ケーシング用の裁断片が図示されている。
により大量生産で製作された、折畳み・ボックスもしく
は機械ケーシング用の裁断片が図示されている。
【００３３】折畳み・ボックスもしくは機械ケーシング
１のフラットな裁断片は、底部もしくは下側部分２、カ
バーもしくは上側部分３、下側部分もしくは上側部分用
の側壁４，４′、下側部分及び上側部分用の背壁５、前
壁６並びに突起（ラッピング区分）７を有している。突
起７は、第１図Ｂで図示のように、折畳み状態で低イン
ピーダンスの金属表面の最良の接触を保証しひいてはフ
ァラデー・ケージの最良の機能を保証するために、常に
両側で金属被覆されている。
１のフラットな裁断片は、底部もしくは下側部分２、カ
バーもしくは上側部分３、下側部分もしくは上側部分用
の側壁４，４′、下側部分及び上側部分用の背壁５、前
壁６並びに突起（ラッピング区分）７を有している。突
起７は、第１図Ｂで図示のように、折畳み状態で低イン
ピーダンスの金属表面の最良の接触を保証しひいてはフ
ァラデー・ケージの最良の機能を保証するために、常に
両側で金属被覆されている。
【００３４】折畳み・ボックス１は例えば、一方の側に
金属フォイル、ネット又は編み物から成る層９を備えた
ラミネート又は複合材料から形成される。低インピーダ
ンスの層９の本来の支持体１０用の適当な材料として厚
紙、段ボール、皮革、プラスチック等が用いられる。折
畳み・ボックスもしくは機械ケーシング１もしくは支持
体１０の外側に面した表面では所望のデザインが、プリ
ントによって又は接着されたデザインフォイル（第４図
参照）によって得られる。更に裁断片は第１図によれ
ば、空気流入用の切欠き１２、空気流出用の切欠き１
３、走行機構用の切欠き１４及びコネクタ条片用の切欠
き１５を有している。
金属フォイル、ネット又は編み物から成る層９を備えた
ラミネート又は複合材料から形成される。低インピーダ
ンスの層９の本来の支持体１０用の適当な材料として厚
紙、段ボール、皮革、プラスチック等が用いられる。折
畳み・ボックスもしくは機械ケーシング１もしくは支持
体１０の外側に面した表面では所望のデザインが、プリ
ントによって又は接着されたデザインフォイル（第４図
参照）によって得られる。更に裁断片は第１図によれ
ば、空気流入用の切欠き１２、空気流出用の切欠き１
３、走行機構用の切欠き１４及びコネクタ条片用の切欠
き１５を有している。
【００３５】鎖線で図示の折りラインもしくはエッジ８
は、第８図Ａ乃至Ｈ（機械ケーシングへの纏め合わせお
よび所要の折畳み順序を詳述している）による折畳み順
序に対応する折畳み個所を示している。
は、第８図Ａ乃至Ｈ（機械ケーシングへの纏め合わせお
よび所要の折畳み順序を詳述している）による折畳み順
序に対応する折畳み個所を示している。
【００３６】第２図は、プラスチックシャーシ並びに規
定の構成要素を部分的に引き出して開放旋回されたしく
は折り畳まれた機械ケーシングを詳細に図示している。
機械ケーシング自体は、第１図による裁断片を折畳んだ
状態で、底部もしくは下側部分２とカバーもしくは上側
部分３とから構成されている。第２図から明らかなよう
に、側壁４、背壁５、前壁６、空気流出用の切欠き１
３、コネクタ条片用の切欠き１５及び構成要素を備えた
プリント基板１６が図示されている。更に、例えば走行
機構、給電ユニット及びファンのような大型構成要素２
０はシャーシ下側部分１７（図示せず）内に保持され
る。更にシャーシ下側部分には構成要素を固定するため
に大型構成要素２０用の旋回可能な保持部材１９を備え
たシャーシ上側部分１８が載着され、次いでカバーもし
くは上側部分３が下向き旋回されひいては機械ケーシン
グが閉鎖される。
定の構成要素を部分的に引き出して開放旋回されたしく
は折り畳まれた機械ケーシングを詳細に図示している。
機械ケーシング自体は、第１図による裁断片を折畳んだ
状態で、底部もしくは下側部分２とカバーもしくは上側
部分３とから構成されている。第２図から明らかなよう
に、側壁４、背壁５、前壁６、空気流出用の切欠き１
３、コネクタ条片用の切欠き１５及び構成要素を備えた
プリント基板１６が図示されている。更に、例えば走行
機構、給電ユニット及びファンのような大型構成要素２
０はシャーシ下側部分１７（図示せず）内に保持され
る。更にシャーシ下側部分には構成要素を固定するため
に大型構成要素２０用の旋回可能な保持部材１９を備え
たシャーシ上側部分１８が載着され、次いでカバーもし
くは上側部分３が下向き旋回されひいては機械ケーシン
グが閉鎖される。
【００３７】機械ケーシングを閉鎖する場合、ファラデ
ー・ケージにおいて第１図Ａ，Ｂで図示の突起７を介し
て、金属被覆された個々の表面相互の接触接続が行われ
る。既に前述したように、機械は開放エッジに適当なジ
ップファスナー、ベルクロファスナー又はプレスファス
ナー又は適当に取り付けられたねじによって、例えばダ
ストを密に遮断して、完全に閉鎖される。
ー・ケージにおいて第１図Ａ，Ｂで図示の突起７を介し
て、金属被覆された個々の表面相互の接触接続が行われ
る。既に前述したように、機械は開放エッジに適当なジ
ップファスナー、ベルクロファスナー又はプレスファス
ナー又は適当に取り付けられたねじによって、例えばダ
ストを密に遮断して、完全に閉鎖される。
【００３８】第３図では機械ケーシングは折畳みボック
スとして図示されていて、この折畳みボックスは、折畳
み終えたカバー３と、下向きに折り返された前壁６と、
下側部分もしくは底部２の側壁４と、載設された構成要
素支持体もしくは載設されたシャーシとを備え、構成要
素支持体もしくはシャーシは、構成要素を挿入されたプ
リント基板１６とシャーシ下側部分１７と上側部分１８
とから構成されている。このような折畳みケーシング内
への構成要素もしくはシャーの挿入は簡単に実現され
る。それというのも、載設後側壁のみが上向きに折り返
されかつカバー３が閉鎖されればよいからである。
スとして図示されていて、この折畳みボックスは、折畳
み終えたカバー３と、下向きに折り返された前壁６と、
下側部分もしくは底部２の側壁４と、載設された構成要
素支持体もしくは載設されたシャーシとを備え、構成要
素支持体もしくはシャーシは、構成要素を挿入されたプ
リント基板１６とシャーシ下側部分１７と上側部分１８
とから構成されている。このような折畳みケーシング内
への構成要素もしくはシャーの挿入は簡単に実現され
る。それというのも、載設後側壁のみが上向きに折り返
されかつカバー３が閉鎖されればよいからである。
【００３９】第４図では、カバーもしくは上側部分３を
閉鎖旋回する前の折畳みボックス１を備えた取付け終え
た機械を図示している。この状態でも機械内部には容易
に接近可能でありかつ機械内部は例えば保守目的のため
に及び製作プロセスの最後でのチェック目的のために又
は顧客サービスに際して容易に操作可能である。折畳み
ボックスを開放折り返しできることによって折畳みボッ
クスへの接近が著しく容易になる。
閉鎖旋回する前の折畳みボックス１を備えた取付け終え
た機械を図示している。この状態でも機械内部には容易
に接近可能でありかつ機械内部は例えば保守目的のため
に及び製作プロセスの最後でのチェック目的のために又
は顧客サービスに際して容易に操作可能である。折畳み
ボックスを開放折り返しできることによって折畳みボッ
クスへの接近が著しく容易になる。
【００４０】第５図Ａでは、折畳みボックス１を折畳み
開放状態で図示している。第５図では、接触接続のため
の突起７が明瞭に図示されていて、この突起は、カバー
３を閉鎖した場合に機械内部を内外に対して確実に遮蔽
するために低インピーダンスの金属表面の確実な接触接
続を生ぜしめる。上側部分３の背壁５及び側壁４の突起
７と下側部分３の背壁５及び側壁４の突起７とのコンタ
クトは極めて確実に機能し、この場合、例えば下側部分
２並びに上側部分３の内向きに折り畳まれた側壁４が折
畳みによって生ぜしめられる力によって常にフラットな
出発位置に戻ろうとしひいては互いに固く押し合わされ
ひいては最良のコンタクトが与えられる。
開放状態で図示している。第５図では、接触接続のため
の突起７が明瞭に図示されていて、この突起は、カバー
３を閉鎖した場合に機械内部を内外に対して確実に遮蔽
するために低インピーダンスの金属表面の確実な接触接
続を生ぜしめる。上側部分３の背壁５及び側壁４の突起
７と下側部分３の背壁５及び側壁４の突起７とのコンタ
クトは極めて確実に機能し、この場合、例えば下側部分
２並びに上側部分３の内向きに折り畳まれた側壁４が折
畳みによって生ぜしめられる力によって常にフラットな
出発位置に戻ろうとしひいては互いに固く押し合わされ
ひいては最良のコンタクトが与えられる。
【００４１】第５図Ｂ及び第５図Ｃでは、カバー３の左
側前縁での折畳み及び折合わせ技術を詳述している。側
壁４及び背壁５の折畳み及び相互差込みによって一方で
は遮蔽のための電気的なラビリンスかかつ他方ではケー
シングもしくは折畳みボックス１全体の静的特性が得ら
れる。折合わせ技術は、第８図Ｂ乃至Ｅによる折畳みス
テップ１乃至４で更に詳述されている。この理由から個
々の折畳みステップは詳述しない。
側前縁での折畳み及び折合わせ技術を詳述している。側
壁４及び背壁５の折畳み及び相互差込みによって一方で
は遮蔽のための電気的なラビリンスかかつ他方ではケー
シングもしくは折畳みボックス１全体の静的特性が得ら
れる。折合わせ技術は、第８図Ｂ乃至Ｅによる折畳みス
テップ１乃至４で更に詳述されている。この理由から個
々の折畳みステップは詳述しない。
【００４２】第６図では、金属被覆された層９もしくは
カバー３及び底部２の表面間の既に記述した一義的な接
触接続を図示している。この場合、底部２の側壁４並び
にカバー３の側壁４，４′の突起７は互いに十分電気的
に接続されている。このことは更に、既に述べたよう
に、側壁４が再び折畳みプロセス前の出発位置に達しよ
うとすることにより金属被覆された突起７が互いに押し
合わされることによっても助成される。
カバー３及び底部２の表面間の既に記述した一義的な接
触接続を図示している。この場合、底部２の側壁４並び
にカバー３の側壁４，４′の突起７は互いに十分電気的
に接続されている。このことは更に、既に述べたよう
に、側壁４が再び折畳みプロセス前の出発位置に達しよ
うとすることにより金属被覆された突起７が互いに押し
合わされることによっても助成される。
【００４３】第７図では、折畳みボックス１の支持体も
しくはサブストレート１０の金属被覆された表面９とプ
リント基板１６及び別の構成要素２０もしくはコネクタ
ブシュ及びコネクタ条片との接触接続を詳細に図示して
いる。接触接続・アース接続は例えば、アースコンタク
ト２１によって図示されているように、ばね力によって
及び／又はアースねじ２２のねじ止めによって可能であ
る。
しくはサブストレート１０の金属被覆された表面９とプ
リント基板１６及び別の構成要素２０もしくはコネクタ
ブシュ及びコネクタ条片との接触接続を詳細に図示して
いる。接触接続・アース接続は例えば、アースコンタク
ト２１によって図示されているように、ばね力によって
及び／又はアースねじ２２のねじ止めによって可能であ
る。
【００４４】第８図Ａ乃至Ｈでは折畳みボックス１を製
作するための折畳み順序が図示されている。第８図Ａで
は、まず第１図によるフラットな裁断片が図示されてい
る。第８図Ｂによる第１の折畳みステップでは、カバー
３の内側の分割された側壁４′が上向きに折り返され
る。第８図Ｃによる第２の折畳みステップでは、背壁５
及び前壁６が上向きに折り返され、これにより内側の分
割された側壁４′と共にカートン又はケース状の構造体
が形成される。前壁６の下側（図面では上方）には、後
方に折り返されるまだ折り畳まれてない底部２が分離不
能に配置されている。
作するための折畳み順序が図示されている。第８図Ａで
は、まず第１図によるフラットな裁断片が図示されてい
る。第８図Ｂによる第１の折畳みステップでは、カバー
３の内側の分割された側壁４′が上向きに折り返され
る。第８図Ｃによる第２の折畳みステップでは、背壁５
及び前壁６が上向きに折り返され、これにより内側の分
割された側壁４′と共にカートン又はケース状の構造体
が形成される。前壁６の下側（図面では上方）には、後
方に折り返されるまだ折り畳まれてない底部２が分離不
能に配置されている。
【００４５】第８図Ｄによる第３の折畳みステップで
は、カバー３の外側の側壁４が上向きに折り返されかつ
次いで第８図Ｅによる第４の折畳みステップで下方内向
きに折り畳まれる。これによってカバーもしくは上側部
分３は既に最終状態にある。第８図Ｆによる第５の折畳
みステップでは、底部２の側壁４が９０度だけ上向きに
折り返される。次いで、第８図Ｇによれば底部２の背壁
５が９０度だけ上向きに折り返される。側壁４もしくは
前壁５及び背壁６の上向きに折返しは、シャーシ挿入前
に又はシャーシ挿入後にその都度の製作プロセスの要求
もしくは修理要求に応じて行われる。第８図Ｈでは、閉
鎖された機械ケーシングが完全な折畳みボックス１とし
て正面図で図示されている。
は、カバー３の外側の側壁４が上向きに折り返されかつ
次いで第８図Ｅによる第４の折畳みステップで下方内向
きに折り畳まれる。これによってカバーもしくは上側部
分３は既に最終状態にある。第８図Ｆによる第５の折畳
みステップでは、底部２の側壁４が９０度だけ上向きに
折り返される。次いで、第８図Ｇによれば底部２の背壁
５が９０度だけ上向きに折り返される。側壁４もしくは
前壁５及び背壁６の上向きに折返しは、シャーシ挿入前
に又はシャーシ挿入後にその都度の製作プロセスの要求
もしくは修理要求に応じて行われる。第８図Ｈでは、閉
鎖された機械ケーシングが完全な折畳みボックス１とし
て正面図で図示されている。
【図１】Ａは、折畳みボックス、機械ケーシングもしく
はスリーブのフラットな裁断片を示す図、Ｂは、接触接
続用の突起を詳細に示した図。
はスリーブのフラットな裁断片を示す図、Ｂは、接触接
続用の突起を詳細に示した図。
【図２】特別なプラスチックシャーシ並びに規定の構成
部材もしくは構成要素を部分的に引き出して図示した、
開放旋回された折り畳まれた機械ケーシングもしくは折
畳みボックスを詳細に示した図。
部材もしくは構成要素を部分的に引き出して図示した、
開放旋回された折り畳まれた機械ケーシングもしくは折
畳みボックスを詳細に示した図。
【図３】側壁を下向き折り返して機械を示した図。
【図４】折畳みボックスを閉鎖旋回する前の組立て終え
た機械を示す図。
た機械を示す図。
【図５】Ａは、機械ケーシングの強度もしくは静的特性
並びに静電子的なラビリンスを得るための折畳み及び折
合わせ技術の変化実施例図、Ｂ及びＣは、折合わせ技術
を詳細に示した図。
並びに静電子的なラビリンスを得るための折畳み及び折
合わせ技術の変化実施例図、Ｂ及びＣは、折合わせ技術
を詳細に示した図。
【図６】電気的なラビリンス及び接触接続を示した図。
【図７】ケーシング・プリント基板・接触接続及びアー
ス接続を示した図。
ス接続を示した図。
【図８】Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ，Ｆ，Ｇ，Ｈはそれぞれ、
機械ケーシングを製作する裁断片の折畳み順序及び折合
わせ技術を示した図。
機械ケーシングを製作する裁断片の折畳み順序及び折合
わせ技術を示した図。
１ 折畳みボックス ２ 底部又は下側部分 ３ カバー又は上側部分 ４，４′ 側壁 ５ 背壁 ６ 前壁 ７ 突起 ８ 折りラインもしくは折りエッジ ９ 層 １０ 支持体又はサブストレート １１ デザインフォイル １２，１３，１４，１５ 切欠き １６ プリント基板 １７ シャーシ下側部分 １８ シャーシ上側部分 １９ 保持部材 ２０ 大型構成要素 ２１ アースコンタクト ２２ アースねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン ヘーベルレ ドイツ連邦共和国 ベーブリンゲン タン ネンベルクシュトラーセ ４ (72)発明者 ティム シュヴェークラー ドイツ連邦共和国 ジンデルフィンゲン シュレージエンシュトラーセ 53
Claims (19)
- 【請求項１】 例えばパーソナルコンピュータ又は実験
機械のような電気的、電子的、精密機械的な機械用の電
気的、電子的、精密機械的又は機械的な構成要素の、特
に発泡性のポリプロピレン等から成るプラスチックシャ
ーシもしくは構成要素支持体を保持する機械ケーシング
において、 機械ケーシングが、遮蔽のために表面に伝導性で低イン
ピーダンスの層（９）を備えた厚紙、ラミネート又は複
合材料から成る折畳みボックス（１）として構成されて
おり、 折畳みボックス（１）のフラットな裁断片が、シャーシ
もしくは構成要素支持体（１７，１８）に適合して全て
の所要の切欠き（１２〜１５）を有していてかつ内側の
位置するファラデー・ケージを備えた折畳みボックス
（１）に折り畳まれており、 折畳みボックス（１）及びシャーシもしくは構成要素支
持体（１７，１８）が、放射及び入射を阻止する統合さ
れた電気的なユニット並びに静的な機械的なユニットを
成していることを特徴とする、機械ケーシング。 - 【請求項２】 折畳みボックス（１）が、下側部分もし
くは底部（２）とカバーもしくは上側部分（３）とから
構成されていて、これら部分がエッジに沿って分離不能
に互いに旋回可能に結合されていることを特徴とする、
請求項１記載の機械ケーシング。 - 【請求項３】 例えばパーソナルコンピュータ又は実験
機械のような電気的、電子的、精密機械的な機械用の電
気的、電子的、精密機械的又は機械的な構成要素の、特
に発泡性のポリプロピレン等から成るプラスチックシャ
ーシもしくは構成要素支持体を保持する機械ケーシング
において、 折畳みボックス（１）が、複合材料もしくはラミネー
ト、段ボール、厚紙又は等価の特性を有する材料から成
る支持体もしくはサブストレート（１０）から構成され
ており、 支持体もしくはサブストレート（１０）が、内側に位置
するケーシング側に一貫した導電性の低インピーダンス
の表面もしくは伝導性の低インピーダンスの層（９）を
有していて、該層が、底部（２）の前壁（６）及び側壁
（４）にストリップ状の突起（７）を有していて、該突
起が、折畳み状態でカバー（３）及び底部（２）の伝導
性の表面の接触接続のために形成されており、 外側のケーシング側又はこのケーシング側の部分が、特
別なデザインを有していることを特徴とする、機械ケー
シング。 - 【請求項４】 折畳みボックス（１）の外側がプリント
可能であるかもしくはデザインフォイル（１１）を備え
ていることを特徴とする、請求項１から３までのいずれ
か１項記載の機械ケーシング。 - 【請求項５】 折畳みボックス（１）が、厚紙、段ボー
ル、プラスチック、フォイル、織物、人工皮革、皮革等
から形成されていて、内側に位置する面の遮蔽もしくは
接触接続のために裁断片の一方の側に表面伝導性の高い
材料を備えて、折畳み状態で内側に位置するファラデー
・ケージを形成していることを特徴とする、請求項１か
ら４までのいずれか１項記載の機械ケーシング。 - 【請求項６】 ファラデー・ケージが、折畳みボックス
（１）の内側及び内表面に設けられた金属編み物、金属
ネット、金属糸、金属フォイル、金属層又は金属を含む
層によって、金属製の内側、面及び表面の接触接続のた
めのストリップ状の突起（７）及び折合わせ技術により
実現されることを特徴とする、請求項１から５までのい
ずれか１項記載の機械ケーシング。 - 【請求項７】 カバー（３）の側壁（４）及び底部
（２）の背壁（５）が、接触接続のためのストリップ状
の突起（７）を備えていることを特徴とする、請求項１
から６までのいずれか１項記載の機械ケーシング。 - 【請求項８】 折畳み状態で折畳みボックス（１）の両
側壁（４）がそれぞれトリプル形状で、背壁（５）がダ
ブル形状でかつ前壁（６）がシングル形状で配置されて
いる、請求項１から７までのいずれか１項記載の機械ケ
ーシング。 - 【請求項９】 カバー（３）内側の側壁（４′）が、折
畳み可能な２つの部分から形成されていることを特徴と
する、請求項７又は８記載の機械ケーシング。 - 【請求項１０】 空気流入、空気流出、走行機構、コネ
クタ条片等用の切欠き（１２〜１５）が、金属繊維もし
くは金属粒子を含む物質によって導電的にカバーされて
いることを特徴とする、請求項１から９までのいずれか
１項記載の機械ケーシング。 - 【請求項１１】 側壁（４）及び背壁（５）が接合縁部
で開かれていてかつ開閉旋回可能に構成されていること
を特徴とする、請求項１から１０までのいずれか１項記
載の機械ケーシング。 - 【請求項１２】 カバー（３）の一方の壁が機械もしく
は折畳み・ボックス（１）の背壁（５）を形成しかつ他
方の壁が機械もしくは折畳み・ボックス（１）の前壁
（６）を形成しており、 カバー（３）が、開閉折返し可能にもしくは開閉旋回可
能に底部（２）に枢着されていることを特徴とする、請
求項１から１１までのいずれか１項記載の機械ケーシン
グ。 - 【請求項１３】 底部（２）内部及びカバー（３）内部
にストリップ状の突起（７）が互いに、折畳み・ボック
ス（１）の折畳み状態で直接向かい合って位置しかつ一
貫して互いに電気的に接触するように、配置されている
ことを特徴とする、請求項６から１２までのいずれか１
項記載の機械ケーシング。 - 【請求項１４】 ケーシングの背壁（５）が、設けられ
るコネクタ条片又はアースされた大型構成要素（２０）
を介して構成要素用のシャーシ（１７，１８）もしくは
プリント基板（１６）に、少なくとも１つのアースコン
タクト（２１）又はアースねじ（２２）により掛止され
て、接続及び接触接続されていることを特徴とする、請
求項１から１３までのいずれか１項記載の機械ケーシン
グ。 - 【請求項１５】 支持体（１０）の層（９）もしくは低
インピーダンスの伝導性の表面が、少なくとも側壁
（４）及び背壁（５）の上側自由エッジにおいて、スト
リップ状の突起（７）として向かい合って位置する表面
でエッジから突出していることを特徴とする、請求項１
から１４までのいずれか１項記載の機械ケーシング。 - 【請求項１６】 少なくともカバー（３）及び底部
（２）の側壁（４）の突起（７）が、拡開作用をもって
直接密接するように、押し付けられるように及び接触接
続するように構成されていることを特徴とする、請求項
１から１５までのいずれか１項記載の機械ケーシング。 - 【請求項１７】 少なくとも底部（２）の背壁（５）及
び側壁（４）が、閉鎖旋回もしくは折返し可能に構成さ
れていることを特徴とする、請求項１から１６までのい
ずれか１項記載の機械ケーシング。 - 【請求項１８】 カバー（３）及び底部（２）の開かれ
た機械エッジが、ベルクロファスナー又はジップファス
ナー又はプレスファスナーによって、必要であれば金属
被覆されて、互いに閉鎖されていることを特徴とする、
請求項１又は１７記載の機械ケーシング。 - 【請求項１９】 例えばパーソナルコンピュータ又は実
験機械のような電気的、電子的、精密機械的な機械用の
電気的、電子的、精密機械的又は機械的な構成要素の、
特に発泡性のポリプロピレン等から成るプラスチックシ
ャーシもしくは構成要素支持体を保持する機械ケーシン
グにおいて、 伝導性の低インピーダンスの層（９）及び取付けられる
デザインのために支持体又はサブストレート（１０）か
ら成る折畳みボックスが、硬質発泡材料、特に発泡性の
ポリプロピレンから成る構成要素支持体（１７，１８）
と共に、機械的に安定したユニット並びに放射及び入射
を阻止するユニットを成していることを特徴とする、機
械ケーシング。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19736026.2 | 1997-08-20 | ||
| DE19736026A DE19736026C1 (de) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | Gerätegehäuse |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11135976A true JPH11135976A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=7839487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10233007A Pending JPH11135976A (ja) | 1997-08-20 | 1998-08-19 | 機械ケーシング |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
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