JPH11135468A - 洗浄装置とその方法および洗浄用ディスクブラシ - Google Patents

洗浄装置とその方法および洗浄用ディスクブラシ

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JPH11135468A
JPH11135468A JP9301006A JP30100697A JPH11135468A JP H11135468 A JPH11135468 A JP H11135468A JP 9301006 A JP9301006 A JP 9301006A JP 30100697 A JP30100697 A JP 30100697A JP H11135468 A JPH11135468 A JP H11135468A
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disk
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信雄 小林
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禎明 黒川
Harumichi Hirose
治道 広瀬
Kounosuke Hayashi
航之介 林
Daisuke Matsushima
大輔 松嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は半導体ウエハの上下両面を簡単な
構成で確実に洗浄することができる洗浄装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 半導体ウエハの周縁部に係合する係合溝
3a、4aが形成された従動ロ−ラ3および駆動ロ−ラ
4を有する保持機構2と、半導体ウエハの上面に接触す
る上部ペンシルブラシ43が設けられ上部ペンシルブラ
シを半導体ウエハの上面中心部を通過する軌跡で円弧運
動させるとともに、その円弧運動の軌跡の一端と他端と
が半導体ウエハの外周端から外れる位置に設定された上
部ア−ム42と、半導体ウエハの下面に接触する下部ペ
ンシルブラシ34が設けられこの下部ペンシルブラシを
半導体ウエハの下面中心部を通過する軌跡で円弧運動さ
せるとともに、その円弧運動の軌跡は一端と他端とが半
導体ウエハの外周端から外れる位置に設定された下部ア
−ム32とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体ウエハの上
下面を同時に洗浄するための洗浄装置とその方法および
その洗浄に用いられる洗浄用ディスクブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば半導体装置の製造工程において
は、半導体ウエハを高い清浄度で洗浄することが要求さ
れる工程がある。このような半導体ウエハを洗浄する方
式としては、洗浄液中に複数枚の半導体ウエハを一度に
浸漬するデイップ方式や半導体ウエハに向けて洗浄液を
噴射して一枚づつ洗浄する枚葉方式があり、最近では高
い清浄度が得られるとともに、少ロッドの場合にはコス
ト的に有利な枚葉方式が採用されることが多くなってき
ている。
【0003】枚葉方式の1つとしてロ−ルブラシやディ
スクブラシを用いて上記半導体ウエハを洗浄する洗浄装
置が知られている。その場合、上記ロ−ルブラシやディ
スクブラシを回転させるだけでなく、半導体ウエハも回
転させることで、上記各ブラシを半導体ウエハにむらな
く接触させて洗浄効果を高めるということが行われてい
る。
【0004】一方、半導体ウエハを洗浄する場合、回路
パタ−ンが形成される上面だけでなく、下面も洗浄し、
半導体ウエハを搬送したり、カセットに格納された状態
などで、他の半導体ウエハにパ−ティクルなどの汚れが
転移するのを防止するということが行われている。
【0005】従来、ロ−ルブラシを用いて半導体ウエハ
の上下面を同時に洗浄するということは行われていた。
その場合、半導体ウエハを保持機構によって回転駆動で
きるように保持するとともに、この保持機構に保持され
た半導体ウエハの上面側と下面側に、それぞれ回転駆動
されるロ−ルブラシを軸線が上記半導体ウエハの板面と
平行になるよう配置し、各ロ−ルブラシを上記半導体ウ
エハの上下両面に接触させることで洗浄するようにして
いる。
【0006】しかしながら、このような洗浄方式による
と、半導体ウエハの板面に対してロ−ルブラシを線接触
させて洗浄するようにしている。そのため、ロ−ルブラ
シの寸法精度やロ−ルブラシと半導体ウエハの板面との
平行度が高精度に設定されていないと、上記ロ−ルブラ
シが軸方向全長にわたって半導体ウエハの板面に均一に
接触しないため、洗浄むらが生じるということがあっ
た。
【0007】洗浄むらをなくすために、ロ−ルブラシに
代わりディスクブラシを半導体ウエハの径方向に円弧運
動させて洗浄するという洗浄方式が開発されている。そ
の場合、半導体ウエハを保持機構によって回転駆動でき
るように保持し、上記ディスクブラシを上記半導体ウエ
ハの径方向に沿って円弧運動させるようにしている。
【0008】たとえば、上記半導体ウエハの上面を洗浄
する場合、ディスクブラシを半導体ウエハの上面の中心
部に接触させ、ついで径方向外方に向かって円弧運動さ
せる。ディスクブラシを半導体ウエハの径方向周辺部ま
で移動させたならば、その位置で上昇させて半導体ウエ
ハの板面から離反させ、再び径方向中心部に戻して下降
させてから、径方向外方にむかって円弧運動させるとい
うことを繰り返して行うことで、その上面を洗浄するよ
うにしている。
【0009】このように、ディスクブラシを円弧運動お
よび上下運動させると、半導体ウエハの板面に付着した
パ−ティクルなどが径方向中心部から外方へ送られるこ
とで、その板面を洗浄することができる。
【0010】しかしながら、このようにして半導体ウエ
ハを洗浄すると、ディスクブラシを旋回運動だけでな
く、上下運動もさせなければならないため、ディスクブ
ラシを駆動するための構造や制御が複雑化するというこ
とがある。構成の簡略化を計るために、ディスクブラシ
を上下運動させずに、円弧運動だけさせて半導体ウエハ
を洗浄するようにすると、半導体ウエハの板面に付着し
たパ−ティクルはディスクブラシによってその板面の径
方向中心部から周辺部に動かされるだけであるため、半
導体ウエハの板面からパ−ティクルを良好に除去するこ
とができないということがある。
【0011】一方、半導体ウエハを周方向に沿って回転
できるように保持するための保持機構は、たとえば上記
半導体ウエハの周方向に沿って所定間隔で配置される複
数本の支持軸と、各支持軸の上端部に設けられ上記半導
体ウエハの周縁部に係合する係合溝が形成されたロ−ラ
とからなり、複数のロ−ラの内の幾つかは回転駆動され
るようになっている。それによって、半導体ウエハは周
方向に回転させられる。
【0012】このような保持機構に保持された半導体ウ
エハをディスクブラシで洗浄する場合、そのディスクブ
ラシを揺動ア−ムの先端部に設け、この揺動ア−ムによ
って円弧運動させることで、半導体ウエハの板面全体を
均一に洗浄できるようにしている。
【0013】しかしながら、旋回ア−ムを旋回させる構
成上、保持機構に保持された半導体ウエハの上面側には
旋回ア−ムを旋回可能に設けることができても、下面側
は保持機構の支持軸が邪魔になって旋回ア−ムを半導体
ウエハの径方向に沿って円弧運動可能に設けることがで
きない。
【0014】そのため、ディスクブラシを用いた洗浄方
式においては、半導体ウエハの上下両面を同時に洗浄す
ることができないから、両面洗浄を行う場合には一方の
面を洗浄してから半導体ウエハを反転させ、ついで他方
の面を洗浄しなければならなず、洗浄に多くの時間がか
かるということがあるばかりか、半導体ウエハを反転さ
せる装置が必要になるなどのことがある。
【0015】さらに、ディスクブラシには円柱状のスポ
ンジ(酢酸ビニル)が用いられている。しかしながら、
ディスクブラシに用いられるスポンジは高価であるた
め、その材料の使用量を、洗浄効果を低減させることな
く減少させるようにすることが望まれている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、半導体ウ
エハをディスクブラシによって洗浄する場合、洗浄効果
を高めるためにはディスクブラシを円弧運動および上下
運動させなければならなかったので、構成や制御の複雑
化を招くということがあった。
【0017】また、ディスクブラシによって半導体ウエ
ハを洗浄する場合、半導体ウエハの上面側ではディスク
ブラシを円弧運動させることができても、下面側では半
導体ウエハを回転駆動するための保持機構が邪魔となっ
て円弧運動させることができないということがあった。
【0018】さらに、従来はスポンジによって円柱状に
形成されたディスクブラシが用いられていたが、その材
料は高価であるため、洗浄効果を低減させることなく材
料の使用量を減少させることが望まれていた。
【0019】この発明の目的は、ペシルブラシを上下運
動させることなく、旋回運動させるだけで、半導体ウエ
ハを確実に洗浄できるようにした洗浄装置および洗浄方
法を提供することにある。
【0020】この発明の目的は、保持機構に保持された
半導体ウエハの上面側だけでなく、下面側においても、
ディスクブラシを旋回運動させることができるようにし
た洗浄装置を提供することにある。この発明の目的は、
洗浄効果を低減させることなく、材料の使用量を低減さ
せることができるディスクブラシを提供することにあ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、半導
体ウエハの上下面をディスクブラシによって洗浄する洗
浄装置において、上記半導体ウエハの周縁部に係合する
係合溝が形成された従動ロ−ラおよび上記半導体ウエハ
の周縁部に係合する係合溝が形成されているとともに回
転駆動されることで上記半導体ウエハを回転させる駆動
ロ−ラを有する保持機構と、先端に上記半導体ウエハの
上面に接触する上部ディスクブラシが設けられこの上部
ディスクブラシを上記半導体ウエハの上面中心部を通過
する軌跡で円弧運動させるとともに、その円弧運動の軌
跡の一端と他端とが上記半導体ウエハの外周端から外れ
る位置に設定された上部ブラシ駆動手段と、先端に上記
半導体ウエハの下面に接触する下部ディスクブラシが設
けられこの下部ディスクブラシを上記半導体ウエハの下
面中心部を通過する軌跡で円弧運動させるとともに、そ
の円弧運動の軌跡の一端と他端とが上記半導体ウエハの
外周端から外れる位置に設定された下部ブラシ駆動手段
とを具備したことを特徴とする。
【0022】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記上部ディスクブラシと下部ディスクブラシとの
円弧運動は、各ディスクブラシが半導体ウエハの外周端
から外れたときに、互いに接触しないタイミングで行わ
れることを特徴とする。
【0023】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記保持機構の従動ロ−ラと駆動ロ−ラは、それぞ
れ支柱の上端に回転可能に設けられているとともに、上
記下部ディスクブラシの円弧運動の範囲に対応位置する
支柱は、その円弧運動の範囲から所定寸法外れた位置に
立設されるとともに、上端には上記所定寸法に対応する
長さの保持ア−ムを介して上記従動ロ−ラまたは駆動ロ
−ラが回転可能に設けられていることを特徴とする。
【0024】請求項4の発明は、半導体ウエハの上下面
をディスクブラシによって洗浄する洗浄方法において、
上記半導体ウエハの上面に接触する上部ディスクブラシ
と下面に接触する下部ディスクブラシとを上記半導体ウ
エハの上下面のそれぞれの中心部を通過する軌跡で円弧
運動させるとともに、その円弧運動の一端と他端とを上
記半導体ウエハの外周端から外れた位置に設定すること
を特徴とする。
【0025】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、上記上部ディスクブラシと下部ディスクブラシとの
円弧運動は、これらディスクブラシが上記半導体ウエハ
の外周端から外れたときに、互いに接触しないタイミン
グで行うことを特徴とする。
【0026】請求項6の発明は、請求項4の発明におい
て、上記上部ディスクブラシと下部ディスクブラシと
を、上記半導体ウエハの外周端から外れる円弧運動の一
端と他端との少なくとも一方において洗浄することを特
徴とする。
【0027】請求項7の発明は、ブラシ部と、このブラ
シ部が取付けられる取付部とを有する洗浄用ディスクブ
ラシにおいて、上記ブラシ部はシ−ト状のスポンジ部材
からなり、上記取付部は外周面に上記スポンジ部材の一
端部が巻回される軸部およびこの軸部に外嵌されて上記
スポンジ部材の一端部を上記軸部の外周面とで保持する
押えリングとからなることを特徴とする。
【0028】請求項1と請求項4の発明によれば、上部
ディスクブラシと下部ディスクブラシとの円弧運動の一
端と他端とを、半導体ウエハの外周端から外れる位置と
したことで、各ディスクブラシを上下運動させずに、円
弧運動だけさせることによって半導体ウエハの上下面か
らパ−ティクルを除去することができる。
【0029】請求項2と請求項5の発明によれば、上部
ディスクブラシと下部ディスクブラシとが半導体ウエハ
の外周端から外れたときに、これらが接触しないように
したことで、一方のディスクブラシから他方のディスク
ブラシへパ−ティクルが転移するのを防止できる。
【0030】請求項3の発明によれば、保持機構の支柱
のうち、下部ディスクブラシの円弧運動の範囲に対応す
る支柱を、その円弧運動の範囲から所定寸法外れた位置
に設けるようにしたことで、下部ディスクブラシの円弧
運動が保持機構によって制限されるのを防止できる。
【0031】請求項6の発明によれば、上部ディスクブ
ラシと下部ディスクブラシとが半導体ウエハの外周端か
ら外れたときに洗浄されるから、上記各ディスクブラシ
によって半導体ウエハの板面から除去されたパ−ティク
ルが再付着するのを確実に防止することができる。
【0032】請求項7の発明によれば、ディスクブラシ
をシ−ト状のスポンジ部材と、取付部とから形成し、上
記スポンジ部材を取付部の軸部に巻き付けて押えリング
で保持するようにしたことで、洗浄性能を低下せること
なく材料の使用量を低減することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面を参照して説明する。図1はこの発明の洗浄装置の
概略的構成を示す平面図で、この洗浄装置は洗浄槽1を
備えている。この洗浄槽1は上面が開口した有底箱型状
をなしていて、その内部には半導体ウエハUを所定の高
さでほぼ水平に保持して周方向に回転駆動する保持機構
2が設けられている。
【0034】この保持機構2は2つの従動ロ−ラ3と4
つの駆動ロ−ラ4とを有し、これらロ−ラ3、4は上記
半導体ウエハUの周方向に沿って60度間隔で配置され
ている。各ロ−ラ3、4の外周面には図2に示すように
係合溝3a、4aが全長にわたって形成され、これらの
係合溝3a、4aには上記半導体ウエハUが周縁部を係
合させて保持されている。そして、上記駆動ロ−ラ4が
後述するごとく回転駆動されることで、この駆動ロ−ラ
4との摩擦抵抗によって上記半導体ウエハUが周方向に
回転されるようになっている。
【0035】上記保持機構2は、上記洗浄槽1の内底部
に配置された固定板5および矢印で示すように洗浄槽1
の幅方向に沿ってスライド自在に配置された一対の可動
板6とを有する。この可動板6には図2に示すように洗
浄槽1の内底部に設けられた一対のガイド6aに沿って
スライド可能となっている。
【0036】上記固定板5には固定支柱7が立設され、
この固定支柱7の上端には約60度の角度でV字状をな
した一対の直杆部8aを有する保持ア−ム8の基端部が
取付け固定されている。一対の直杆部8aの先端部はコ
字状に形成され、そこにはそれぞれ上記従動ロ−ラ3が
回転軸線を垂直にして回転自在に設けられている。
【0037】図2に示すように、上記一対の可動板6に
はそれぞれ2本の可動支柱11が立設されている。可動
支柱11は中空状をなしていて、この内部には回転軸1
3が上下端部を突出させて回転自在に支持されている。
回転軸13の上端部には上記駆動ロ−ラ4が一体的に設
けられ、下端部は上記洗浄槽1の底部に可動板6の移動
方向に沿って細長く形成された第1の長孔14から外部
に突出させている。
【0038】図2と図3に示すように、各可動板6の一
対の回転軸13のうちの一方の下端部には2つの従動プ
−リ13aが嵌着され、他方には1つの従動プ−リ13
aが嵌着されている。
【0039】可動板6にはL字状の第1の取付板15の
一端部が固着され、この第1の取付板15の他端部は上
記洗浄槽1の底部に形成された第2の長孔16から外部
に突出している。第1の取付板15の他端部には第1の
モ−タ17が軸線を垂直にして取付けられている。この
第1のモ−タ17の回転軸17aには駆動プ−リ18が
嵌着されている。この駆動プ−リ18と一方の回転軸1
3の下端部に嵌着された一対の従動プ−リ13aの一方
とには第1のベルト19が張設され、他方の従動プ−リ
13aと他方の回転軸13に設けられた従動プ−リ13
aとには第2のベルト21が張設されている。
【0040】したがって、上記第1のモ−タ17が作動
してその回転軸17aが回転駆動されると、各可動板6
に設けられたそれぞれ一対の駆動ロ−ラ4が回転駆動さ
れるから、その係合溝4aに周縁部を係合させた半導体
ウエハUが駆動ロ−ラ4によって図1に矢印で示すよう
に周方向に回転駆動されることになる。
【0041】図1と図3に示すように、上記可動板6の
下面には駆動板22が一端部を固着して設けられてい
る。この駆動板22の他端部は上記洗浄槽1の底部に形
成された第3の長孔23から外部に突出し、そこには駆
動シリンダ24のロッド24aが連結されている。この
駆動シリンダ24は上記洗浄槽1の外底面に保持されて
いる。したがって、駆動シリンダ24が作動すれば、上
記一対の可動板6を矢印で示すように互いに接離する方
向にスライドさせることができるようになっている。
【0042】一対の可動板6を離反する方向にスライド
させると、4つの駆動ロ−ラ4の間隔が拡大される。そ
れによって、保持機構2に未洗浄の半導体ウエハUを供
給したり、洗浄された半導体ウエハUを取り出すことが
できるようになっている。
【0043】なお、保持機構2に対する半導体ウエハU
の供給、排出は図1に鎖線で示すロボットのア−ムAに
よって行われる。上記固定板5には下部ブラシ駆動手段
を構成する下部洗浄用支柱31が上記固定支柱7よりも
所定寸法だけ、半導体ウエハUの径方向内方に位置して
立設されている。この下部洗浄用支柱31の高さは、上
記保持機構2に保持された半導体ウエハUの下面よりも
低く、その上端には下部ア−ム32の基端部が回転自在
に設けられている。
【0044】上記下部洗浄用支柱31には図示しないモ
−タが内蔵され、このモ−タの軸は上記下部ア−ム32
の基端部に連結されている。したがって、そのモ−タに
より上記下部ア−ム32を後述する所定の範囲内で円弧
運動させることができるようになっている。
【0045】上記下部ア−ム32の先端部の上面には酢
酸ビニルなどのスポンジで形成された下部ディスクブラ
シ34が設けられている。この下部ディスクブラシ34
は上記保持機構2に保持された半導体ウエハUの下面に
所定の圧力あるいは洗浄液を介して接触するようになっ
ている。
【0046】上記下部ア−ム32の円弧運動は、上記下
部ディスクブラシ34が半導体ウエハUの径方向中心部
を通過するとともに、一端と他端とにおいて上記下部デ
ィスクブラシ34が半導体ウエハUの外周端から外れる
位置になるように設定されている。
【0047】一対の可動板6の一方には、図1に示すよ
うに上部ブラシ駆動手段を構成する上部洗浄用支柱41
が立設されている。この上部洗浄用支柱41の高さは上
記保持機構2に保持された半導体ウエハUの上面よりも
高く設定され、その上端面には上部ア−ム42の基端部
が回動自在に連結されている。
【0048】上記上部洗浄用支柱41には図示しないモ
−タが内蔵されていて、このモ−タの軸は上記上部ア−
ム42の基端部に連結されている。したがって、そのモ
−タにより上記上部ア−ム42を後述する所定の範囲内
で円弧運動させることができるようになっている。
【0049】上記上部ア−ム42の先端部の下面には酢
酸ビニルなどのスポンジで形成された上部ディスクブラ
シ43が設けられている。この上部ディスクブラシ43
は上記保持機構2に保持された半導体ウエハUの上面に
所定の圧力あるいは洗浄液を介して接触するようになっ
ている。
【0050】上記上部ア−ム42の円弧運動は、上部デ
ィスクブラシ43が半導体ウエハUの径方向中心部を通
過するとともに、一端と他端とにおいて上記上部ディス
クブラシ43が半導体ウエハUの外周端から外れる位置
になるように設定されている。
【0051】下部ア−ム32と上部ア−ム42とを円弧
運動させる各モ−タは、図示しない制御装置によって作
動が制御されるようになっている。つまり、制御装置
は、下部ディスクブラシ34と上部ディスクブラシ43
とを図1に曲線X、Yで示すように円弧運動させるとと
もに、半導体ウエハUの外周縁の一端から外れる円弧運
動の交点Zでは下部ディスクブラシ34と上部ディスク
ブラシ43とが接触することのないタイミングでそれぞ
れを円弧運動させるようになっている。
【0052】上記保持機構2に保持された半導体ウエハ
Uの上下面には、図2に示すようにそれぞれノズル体4
4a、44bによって薬液や純水などの洗浄液が供給さ
れるようになっている。
【0053】上記下部ディスクブラシ34と上部ディス
クブラシ43とは、図4(a)、(b)に示すようにブ
ラシ部51と、このブラシ部51が取付けられる取付部
52とを有する。ブラシ部51はシ−ト状のスポンジ材
料53からなり、取付部52は軸部54を有する台座5
5および上記軸部54に外嵌される押えリング56から
なり、上記台座55は下部ア−ム32の上面および上部
ア−ム42の下面にそれぞれ取着されている。
【0054】そして、上記スポンジ部材53の高さ方向
一端部を上記軸部54の外周面に巻き付けて筒状にした
ならば、その軸部54の外側に上記押えリング56を上
記スポンジ部材53を厚さ方向に弾性的に圧縮させて嵌
込む。それによって、上記スポンジ部材53を筒状にし
て上記取付部52に保持することができる。
【0055】各ディスクブラシ34、43を筒状とする
ことで、中実な円柱状の場合に比べてスポンジ部材53
の使用量を少なくすることができる。スポンジ部材53
は高価であるから、その使用量を少なくできることでコ
ストの低減を計れる。しかも、ペンシルブブラシ34、
43を円弧運動させて使用、つまり半導体ウエハUを洗
浄する場合、洗浄に作用する部分である、パ−ティクル
の除去に有効に作用する部分は、半導体ウエハUと接触
する接触面(下端面)の周辺部であるから、ペンシルブ
ブラシ34、43が筒状であっても、柱状の場合とほと
んど変わらない洗浄効果を期待することができる。
【0056】なお、ブラシ部51はシ−ト状のスポンジ
部材53を筒状に曲げて使用してもよいが、シ−ト状の
スポンジ部材53を予め筒状に曲げて両端面を接着固定
しておいてもよく、さらには筒状に成形されたスポンジ
部材を所定の長さに切断するようにしてもよい。
【0057】上記構成の洗浄装置において、半導体ウエ
ハUを洗浄するには、まず、保持機構2の一対の可動板
6を離反する方向にスライドさせ、各可動板6に設けら
れたそれぞれ一対の駆動ロ−ラ4の対向間隔を拡大す
る。ついで、ロボットのア−ムAにより未洗浄の半導体
ウエハUを上記保持機構2に供給し、その外周部の一部
を従動ロ−ラ3の係合溝3aに係合させたならば、一対
の可動板6を接近方向にスライドさせ、4つの駆動ロ−
ラ4の係合溝4aを半導体ウエハUの周辺部に係合させ
る。それによって、半導体ウエハUは、2つの従動ロ−
ラ3と4つの駆動ロ−ラ4とによってほぼ水平に保持さ
れることになる。
【0058】このようにして半導体ウエハUを保持機構
2に保持したならば、駆動ロ−ラ4を回転させて半導体
ウエハUを矢印方向に回転させるとともに、各ノズル体
44a、44bから洗浄液を供給しながら下部ア−ム3
2と上部ア−ム42とを揺動運動させる。
【0059】各ア−ム32、42を揺動運動させること
で、上記各ア−ムの先端に設けられた下部ディスクブラ
シ34と上部ディスクブラシ43とは半導体ウエハUの
中心部を通過する円弧運動を行う。各ディスクブラシ3
4、43が円弧運動し、半導体ウエハUが回転駆動され
ることで、各ディスクブラシ34、43は半導体ウエハ
Uの上下面の全面にむらなく摺接するから、この半導体
ウエハUの上下面を全体にわたって確実に洗浄すること
ができる。
【0060】各ディスクブラシ34、43の円弧運動の
一端と他端とは半導体ウエハUの外周端から外れた位置
になるように設定されている。そのため、半導体ウエハ
Uの板面に付着したパ−ティクルは各ディスクブラシ3
4、43によってこれらの円弧運動の方向に洗浄液とと
もに押し寄せられ、ディスクブラシ34、43が半導体
ウエハUの外周端から外れることで、半導体ウエハUの
板面から掃き出されることになる。
【0061】そのため、ディスクブラシ34、43を上
下運動させず、円弧運動させるだけで半導体ウエハUの
上下面を確実に洗浄することが可能となるから、上下運
動させる場合に比べて構成や制御を簡略化することがで
きる。
【0062】下部ディスクブラシ34と上部ディスクブ
ラシ43との円弧運動は、これらが半導体ウエハUの外
周端から外れたときに、互いに接触しないタイミングで
行われる。たとえば、各ディスクブラシ34、43を逆
方向に円弧運動させたり、同方向であっても上下方向の
位置をずらして駆動することで、これらディスクブラシ
34、43が半導体ウエハUの外周端から外れたときに
互いに接触するのが防止される。
【0063】それによって、一対のディスクブラシ3
4、43の一方によって半導体ウエハUの板面から掃き
出されたパ−ティクルが他方の端面に転移するのが防止
されるから、ディスクブラシ34、43が相互汚染され
ることがない。
【0064】とくに、各ディスクブラシ34、43が半
導体ウエハUの外周端から外れるタイミングが一致して
いると、上部ディスクブラシ43によって掃き出される
パ−ティクルが下部ディスクブラシ34に転移し易い
が、半導体ウエハUの外周端から外れた交点Zを同時に
通過することがないよう、これらのタイミングをずらし
たことで、そのような虞がない。
【0065】さらに、従動ロ−ラ3を保持ア−ム8の一
対の直杆部8aの先端部に設け、この保持ア−ム8の基
端部を固定支柱7に連結するようにした。それによっ
て、この固定支柱7は、先端に下部ディスクブラシ34
が設けられた下部ア−ム32の円弧運動の邪魔にならな
いよう、可動支柱11よりも保持機構2に保持された半
導体ウエハUの径方向外方に設けることができるから、
下部ディスクブラシ34を半導体ウエハUの下面側で確
実に円弧運動させることができる。
【0066】つまり、従来は従動ロ−ラ3や駆動ロ−ラ
4が設けられた固定支柱7や可動支柱11によって下部
ア−ム32の旋回運動が制限されるため、下部ディスク
ブラシ34を半導体ウエハUの中心部を通る軌跡で円弧
運動させることが難しかったが、上述したように従動ロ
−ラ3が保持ア−ム8を介して固定支柱7に設けられる
ことで、下部ディスクブラシ34を半導体ウエハUの中
心部を通る軌跡で円弧運動させることができる。
【0067】上記下部ディスクブラシ34と上部ディス
クブラシ43とが半導体ウエハUの外周端から外れたと
きに、これらディスクブラシ34、43の端面からパ−
ティクルを除去するようようにすれば、パ−ティクルが
各ディスクブラシ34、43から半導体ウエハUに逆転
移するのが防止されるから、上記半導体ウエハUの洗浄
効果をさらに向上させることができる。
【0068】ディスクブラシ34、43の端面からパ−
ティクルを除去するには、図1に示すように各ディスク
ブラシ34、43が半導体ウエハUの外周端から外れた
ときに、これらの端面が接触する位置に、メッシュ部材
などの板材61を配置し、この板材61をたとえば振動
させる。
【0069】それによって、各ディスクブラシ34、4
3の端面に付着したパ−ティクルを効率よく確実に除去
することが可能となるから、パ−ティクルがディスクブ
ラシ34、43から半導体ウエハUへ逆転移するのを防
止できる。
【0070】なお、板材61を振動させず、単にディス
クブラシ34、43の端面を接触させるだけであって
も、パ−ティクルを除去することは可能であり、さらに
ディスクブラシ34、43と板材61との接触部分に純
水などの洗浄液を供給すれば、パ−ティクルの除去効果
をさらに向上させることができる。
【0071】なお、上記下部ディスクブラシ34と上部
ディスクブラシ43とは下部ア−ム32と上部ア−ム4
2との先端部にそれぞれ固定的に設けたが、回転駆動で
きるようにし、半導体ウエハUを洗浄するときに回転さ
せるようにしても差し支えない。
【0072】また、下部ブラシ洗浄手段の下部洗浄用支
柱31を固定板5でなく、可動板6に設けるようにして
もよい。その場合、駆動ロ−ラ4は保持ア−ム8を介し
て可動支柱11に設けるようにすることで、可動支柱1
1を下部ア−ム32の旋回運動の邪魔ないならないよ
う、半導体ウエハUの径方向外方に位置させるようにす
ればよい。
【0073】
【発明の効果】請求項1と請求項4の発明によれば、上
部ディスクブラシと下部ディスクブラシとを円弧運動さ
せて半導体ウエハの上下面を同時に洗浄する場合、上記
各ディスクブラシの円弧運動の一端と他端とを、半導体
ウエハの外周端から外れる位置となるようにした。
【0074】そのため、各ディスクブラシが半導体ウエ
ハの外周端から外れることで半導体ウエハに付着したパ
−ティクルをその板面から確実に掃き出すことができる
から、上記ディスクブラシを上下運動させず、円弧運動
させるだけで半導体ウエハの上下面を確実に洗浄するこ
とができる。つまり、各ディスクブラシを駆動するため
の構成や制御を簡略化することができる。
【0075】請求項2と請求項5の発明によれば、上部
ディスクブラシと下部ディスクブラシとが半導体ウエハ
の外周端から外れたときに、これらが接触しないように
した。
【0076】そのため、各ディスクブラシが半導体ウエ
ハの外周端から外れたときに、一方のディスクブラシか
ら他方のディスクブラシへパ−ティクルが転移して互い
に汚染し合うのを防止できる。
【0077】請求項3の発明によれば、半導体ウエハを
保持するための保持機構の支柱を、下部ディスクブラシ
の円弧運動の範囲から所定寸法外れた位置に設けるよう
にした。
【0078】そのため、下部ディスクブラシの円弧運動
が保持機構の支柱によって制限されるのを防止できるか
ら、下部ディスクブラシを半導体ウエハの中心部を通る
軌跡で円弧運動させて確実に洗浄することができる。つ
まり、半導体ウエハの下面を上面と同時に洗浄すること
ができる。
【0079】請求項6の発明によれば、上部ディスクブ
ラシと下部ディスクブラシとを、半導体ウエハの外周端
から外れたときに洗浄するようにした。そのため、半導
体ウエハの板面を洗浄することで各ディスクブラシに付
着したパ−ティクルが洗浄除去されるため、パ−ティク
ルが各ディスクブラシから半導体ウエハへ再付着するの
を確実に防止できる。
【0080】請求項7の発明によれば、ディスクブラシ
をシ−ト状のスポンジ部材と、取付部とから形成し、上
記スポンジ部材を取付部の軸部に巻き付けて筒状にして
押えリングで保持するようにした。
【0081】そのため、円柱状のスポンジ部材を用いて
いた従来に比べ材料の使用量を少なくしてコストの低減
を計ることができるだけでなく、円弧運動させて半導体
ウエハを洗浄する場合、筒状であるため、円柱状の場合
と同様に半導体ウエハの板面に付着したパ−ティクルを
除去できるから、洗浄性能が低下するということもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の概略的構成を示す平
面図。
【図2】同じく概略的構成を示す側面図。
【図3】同じく洗浄槽の下面側の平面図。
【図4】(a)は同じくペンシルブラシの分解斜視図、
(b)は同じくペンシルブラシの組立て状態の斜視図。
【符号の説明】
2…保持機構 3…従動ロ−ラ 4…駆動ロ−ラ 3a、4a…係合溝 31…下部洗浄用支柱(下部ブラシ駆動手段) 32…下部ア−ム(下部ブラシ駆動手段) 34…下部ペンシルブラシ 41…上部洗浄用支柱(上部ブラシ駆動手段) 42…上部ア−ム(上部ブラシ駆動手段) 43…上部ペンシルブラシ 51…ブラシ部 52…取付部 53…スポンジ部材 56…押えリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 航之介 神奈川県横浜市栄区笠間町1000番地1 株 式会社芝浦製作所大船工場内 (72)発明者 松嶋 大輔 神奈川県横浜市栄区笠間町1000番地1 株 式会社芝浦製作所大船工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハの上下面をディスクブラシ
    によって洗浄する洗浄装置において、 上記半導体ウエハの周縁部に係合する係合溝が形成され
    た従動ロ−ラおよび上記半導体ウエハの周縁部に係合す
    る係合溝が形成されているとともに回転駆動されること
    で上記半導体ウエハを回転させる駆動ロ−ラを有する保
    持機構と、 先端に上記半導体ウエハの上面に接触する上部ディスク
    ブラシが設けられこの上部ディスクブラシを上記半導体
    ウエハの上面中心部を通過する軌跡で円弧運動させると
    ともに、その円弧運動の軌跡の一端と他端とが上記半導
    体ウエハの外周端から外れる位置に設定された上部ブラ
    シ駆動手段と、 先端に上記半導体ウエハの下面に接触する下部ディスク
    ブラシが設けられこの下部ディスクブラシを上記半導体
    ウエハの下面中心部を通過する軌跡で円弧運動させると
    ともに、その円弧運動の軌跡の一端と他端とが上記半導
    体ウエハの外周端から外れる位置に設定された下部ブラ
    シ駆動手段とを具備したことを特徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】 上記上部ディスクブラシと下部ディスク
    ブラシとの円弧運動は、各ディスクブラシが半導体ウエ
    ハの外周端から外れたときに、互いに接触しないタイミ
    ングで行われることを特徴とする請求項1記載の洗浄装
    置。
  3. 【請求項3】 上記保持機構の従動ロ−ラと駆動ロ−ラ
    は、それぞれ支柱の上端に回転可能に設けられていると
    ともに、上記下部ディスクブラシの円弧運動の範囲に対
    応位置する支柱は、その円弧運動の範囲から所定寸法外
    れた位置に立設されるとともに、上端には上記所定寸法
    に対応する長さの保持ア−ムを介して上記従動ロ−ラま
    たは駆動ロ−ラが回転可能に設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 半導体ウエハの上下面をディスクブラシ
    によって洗浄する洗浄方法において、 上記半導体ウエハの上面に接触する上部ディスクブラシ
    と下面に接触する下部ディスクブラシとを上記半導体ウ
    エハの上下面のそれぞれの中心部を通過する軌跡で円弧
    運動させるとともに、その円弧運動の一端と他端とを上
    記半導体ウエハの外周端から外れた位置に設定すること
    を特徴とする洗浄方法。
  5. 【請求項5】 上記上部ディスクブラシと下部ディスク
    ブラシとの円弧運動は、これらディスクブラシが上記半
    導体ウエハの外周端から外れたときに、互いに接触しな
    いタイミングで行うことを特徴とする請求項4記載の洗
    浄方法。
  6. 【請求項6】 上記上部ディスクブラシと下部ディスク
    ブラシとを、上記半導体ウエハの外周端から外れる円弧
    運動の一端と他端との少なくとも一方において洗浄する
    ことを特徴とする請求項4記載の洗浄方法。
  7. 【請求項7】 ブラシ部と、このブラシ部が取付けられ
    る取付部とを有する洗浄用ディスクブラシにおいて、 上記ブラシ部はシ−ト状のスポンジ部材からなり、上記
    取付部は外周面に上記スポンジ部材の一端部が巻回され
    る軸部およびこの軸部に外嵌されて上記スポンジ部材の
    一端部を上記軸部の外周面とで保持する押えリングとか
    らなることを特徴とする洗浄用ディスクブラシ。
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