JPH11134953A - 端末コネクタ保持具および端末コネクタへの部品装着方法 - Google Patents

端末コネクタ保持具および端末コネクタへの部品装着方法

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JPH11134953A
JPH11134953A JP9294213A JP29421397A JPH11134953A JP H11134953 A JPH11134953 A JP H11134953A JP 9294213 A JP9294213 A JP 9294213A JP 29421397 A JP29421397 A JP 29421397A JP H11134953 A JPH11134953 A JP H11134953A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高い寸法精度や位置決め精度を維持する。これ
とともに、テーピング等の部品装着作業を保持している
端末コネクタCに対して容易に行うこと。 【解決手段】端末コネクタCの端部から幹線までの分岐
寸法を規制可能に端末コネクタCを位置決め面14によ
り位置決めする。位置決めされた端末コネクタCの一部
を囲繞部材12で囲繞することにより、端末コネクタC
の装着部位C1を開放する。この状態で、端末コネクタ
Cを切り換え操作でロック解除可能にロックし、装着部
材Aを上記装着部位に装着する。 【効果】囲繞部材12が端末コネクタCの装着部位を開
放するものであるので、装着作業が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は端末コネクタ保持具
および端末コネクタへの部品装着方法に関し、特に、ワ
イヤハーネスやワイヤハーネスを構成するサブアセンブ
リ(以下「ワイヤアセンブリ」と総称する)を布線板と
呼称される作業台に布線する際に、当該布線板と組み合
わせて使用される端末コネクタ保持具および端末コネク
タへの部品装着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にワイヤアセンブリの製造工程で
は、当該ワイヤアセンブリが最終的に組付けられる本体
装置の形態に合わせて、複数の電線を布線板に布線し、
端末コネクタを接続する等して所定の回路を形成する
「布線工程」が行われる。通常ワイヤアセンブリは、幹
状の幹線と、幹線から分岐する分岐線とを含んでおり、
分岐線にはコネクタ(この明細書で「端末コネクタ」と
いう)が接続される。この端末コネクタから幹線迄の長
さは「分岐寸法」と呼ばれ、近年、厳密な精度が要請さ
れている。そのため、上記布線工程において、分岐寸法
の精度を確保した上で、端末コネクタを保持するための
端末コネクタ保持具が種々提案されている。
【0003】例えば、特開平7−29429号公報に開
示されている技術では、ワイヤーアセンブリを布線する
ための図板上に立設されるベース部と、ベース部の上端
に設けられて、端末コネクタに接続されている分岐電線
を掛けるための略櫛状の電線掛け部とを設けており、こ
の電線掛け部に、端末コネクタを位置規制可能な規制部
を設けている。規制部は、端末コネクタの外寸に対応し
た金属部材等で形成されており、電線掛け部との間で端
末コネクタの止定位置を規制することにより、分岐寸法
の精度を確保していた。
【0004】しかしながら、電線を掛け部に掛止めして
いる程度の構成では、近年要請されている寸法精度を維
持するのが困難になってきている。例えば、自動車に採
用されるエアバッグの制御回路を構成するワイヤアセン
ブリの場合、分岐寸法が210mmのものに対して公差
が+3mm、−2mmと厳しくなっている。そこで、端
末コネクタを樹脂製のホルダで囲繞することにより寸法
規制を図る、いわゆる「枠治具」が利用されつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、製造される
ワイヤアセンブリによっては、当該ワイヤアセンブリを
本体装置に装着する際のクランプ等、付属部品を高い組
付け精度で装着する必要がある。そのため、一方では、
端末コネクタを堅固且つ一義的な姿勢に保持して寸法精
度を維持し、正規の方向性を保つことが要請されるとと
もに、他方では、テーピングされる付属部品の位置決め
作業や、テーピング作業等の作業効率が高いことが要請
される。
【0006】しかるに、従来は高い精度を維持した上
で、作業性を向上させるための端末コネクタ保持具およ
び端末コネクタへの部品装着方法が開発されていなかっ
た。例えば、テーピング作業時に分岐線の径方向に作用
する力によって、しばしば端末コネクタが端末コネクタ
保持具から離脱してしまうという不具合があった。ま
た、上述のような枠治具を採用した場合、端末コネクタ
が全体的に囲繞されてしまうため、端末コネクタを端末
コネクタ保持具から取り外さなければテーピング作業を
行うことができず、作業性が悪い上、寸法精度も低下す
るという不具合を回避することができなかった。
【0007】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、高い寸法精度や位置決め精度を維持するととも
に、テーピング等の部品装着作業を保持している端末コ
ネクタに対して容易に行うことのできる端末コネクタ保
持具および端末コネクタへの部品装着方法を提供するこ
とを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、電線を幹状の幹線とこの幹線から分岐する
分岐線とに布線する布線作業時に該布線作業のための布
線板と併用され、布線された分岐線の端末に接続されて
いる端末コネクタを上記布線板上で保持するための端末
コネクタ保持具において、上記端末コネクタの端部から
幹線までの分岐寸法を規制可能に端末コネクタを位置決
めする位置決め面と、位置決めされた端末コネクタの一
部を囲繞することにより、端末コネクタに装着されるべ
き装着部品に対する当該コネクタの装着部位を開放可能
な囲繞部材と、囲繞された端末コネクタをロックするロ
ック姿勢とロックを解除して端末コネクタを囲繞部材に
対し着脱可能に解放する解放姿勢との間で変位可能なロ
ック部材と、ロック部材をロック姿勢と解放姿勢とに切
り換える切り換え手段とを備えていることを特徴とする
端末コネクタ保持具である。
【0009】この特定事項を含む発明では、分岐寸法を
規制するに当たり、位置決め面で端末コネクタの位置決
めを図るとともに、位置決めされた端末コネクタを囲繞
部材で囲繞し、さらにロック部材でロックすることによ
り、堅固に端末コネクタをロックし、精緻な寸法規制を
図ることが可能になる。しかも、囲繞部材は、端末コネ
クタに装着されるべき装着部品に対する当該コネクタの
装着部位を開放するものであるので、端末コネクタをロ
ックした後、当該端末コネクタの装着部位に装着部品を
位置決めして、テーピング等の方法により、装着部品を
端末コネクタに装着することが可能になる。この装着作
業は、端末コネクタが囲繞部材と止定部材とによってロ
ックされているため、端末コネクタは定位置に止定され
たままの状態で行われることになる。
【0010】さらに、切り換え手段を設けることによ
り、ロック部材の姿勢を変位させることで、端末コネク
タのロック部材を容易に解除することができるので、端
末コネクタの着脱作業も容易になる。好ましい態様にお
いては、上記囲繞部材に囲繞される端末コネクタを囲繞
部材から離脱させる方向に付勢する付勢部材をさらに備
えている。
【0011】この特定事項を含む発明では、端末コネク
タを囲繞部材によって囲繞し、位置決め面に位置決めす
る際には、付勢部材の付勢力に抗して端末コネクタを装
着することになるので、切り換え手段によって端末コネ
クタのロックを解除した場合には、上記付勢部材の弾発
力によって、端末コネクタを自動的に囲繞部材から抜き
出すことができる。
【0012】本発明の別の態様は、電線を幹状の幹線と
この幹線から分岐する分岐線とに布線する布線作業時
に、布線された分岐線の端末に接続されている端末コネ
クタに装着部品を装着する端末コネクタへの部品装着方
法において、端末コネクタの当該装着部品が装着される
部位を解放した状態で端末コネクタを切り換え操作で解
放可能にロックすることにより、当該端末コネクタの端
部から幹線迄の分岐寸法を規制する工程と、ロックされ
た端末コネクタに対し、装着部品を位置決め可能な部材
で位置決めして、装着部品を上記部位に位置決めする工
程と、位置決めされた装着部品を仮保持した後、上記位
置決め可能な部材を端末コネクタから退避させて、装着
部品を解放する工程と、解放された装着部品を端末コネ
クタに対し本装着する工程とを備えていることを特徴と
する端末コネクタへの部品装着方法である。
【0013】この特定事項を含む発明においても、分岐
寸法を規制するに当たり、端末コネクタをロックするこ
とによって精緻な寸法規制を図ることが可能になるとと
もに、装着部品の装着部位が開放されているので、装着
作業を容易に行うことができ、装着後は、切り換え操作
で端末コネクタを解放することができるので、端末コネ
クタの着脱作業も容易になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施の形態について詳述する。図1は
本発明の実施の形態の概略構成を示す斜視図であり、図
2ないし図7は、図1の実施の形態に係る端末コネクタ
保持具の使用状態を示す一部破断平面図である。同図に
示すように、図示の実施の形態における端末コネクタ保
持具10は、支柱部材11によって図示しない布線板に
立設されることにより、該布線板と併用されて、布線さ
れているワイヤアセンブリWAの分岐線WBに接続され
た端末コネクタCを保持するためのものである。図示の
実施の形態において、端末コネクタCは、自動車用エア
バッグの制御回路に採用されるものであり、その基端部
分には、略断面矩形に形成された装着部位C1が形成さ
れており、この装着部位C1の一辺に、装着部品として
のクランプ部材Aの取り付け片A1を沿わせ、該クラン
プ部材Aの本体部A2を予め規定された正規の姿勢にテ
ーピングで固定できるようになっている。
【0015】なお、図示の実施の形態では、上記図示し
ない布線板上に、クランプ部材位置決め具1が端末コネ
クタ保持具10の近傍に立設されている。周知のよう
に、このクランプ部材位置決め具1は、屈曲可能な節部
2を有する支柱3と、支柱3の上端部に固定された樹脂
製のホルダ4とを有しており、後述するクランプ部材A
のコネクタCへの装着作業時において、ホルダ4でクラ
ンプ部材Aを保持することにより、クランプ部材Aを、
端末コネクタ保持具10に保持されているコネクタCの
装着部位C1の一辺に対し、正規の姿勢に一義的に位置
決めすることができるようになっているとともに、位置
決め後は、上記節部2から支柱3を屈曲させることによ
り、ホルダ4を退避させて、端末コネクタCの装着部位
C1を全周にわたって解放することができるようになっ
ている。
【0016】上記端末コネクタ保持具10は、上記支柱
部材11の上端部に固定されている樹脂製のケーシング
12を備えている。このケーシング12は、端末コネク
タCを挿抜するための凹部13を区画している。この凹
部13は、ワイヤアセンブリWAの幹線(図示せず)に
向かって開口している。さらに、凹部13の内周面は、
端末コネクタCの断面形状に対応して起伏することによ
り、正規の姿勢でのみ端末コネクタCを挿抜可能な横断
面形状を区画しているとともに、凹部13内に収容され
た端末コネクタCの終端面C2に当接することにより、
いわゆる分岐寸法L(図4参照)を規定するための位置
決め面14を区画している。また、この凹部13によ
り、ケーシング12は、端末コネクタCの当該装着部位
C1を解放した状態で一部を囲繞する囲繞部材を構成し
ている。なお、以下の説明では、この凹部13が解放し
ている側を仮に前方とする。
【0017】次に、上記ケーシング12には、凹部13
と連通した状態で前後に開口するスリット15が形成さ
れている。スリット15は、左右に幅が広く設定されて
いるとともに、上下寸法が短く設定されている。このス
リット15には、可動ハンドル16の前端部が収容さ
れ、上下方向に延びるボルト17によって軸支されてい
る。
【0018】可動ハンドル16は、その幅が上記スリッ
ト15の幅よりも狭く設定されることにより、上記ボル
ト17回りに回動可能に構成されているとともに、上記
凹部13に臨む前端側の部位の幅が狭く括れて鉤状の係
止部18を区画している。係止部18は、ロック部材と
しての係止爪19を有している。係止爪19は、係止部
18の先端部分に延設されて薄肉形状を呈しており、上
記ボルト17回りに可動ハンドル16が回動することに
よって、図2に示すように、凹部13内に入り込み、凹
部13内に収容された端末コネクタCの側壁に形成され
た孔C3に嵌入するロック姿勢(図2並びに図3ないし
図5参照)と、凹部13から退避して当該端末コネクタ
Cを解放可能な解放姿勢(図3および図7参照)とに変
位可能に構成されている。また、係止爪19の外周部分
19Aは、端末コネクタCの凹部13への挿入時に、カ
ム状に端末コネクタCの導入を許容しながらロック姿勢
から解放姿勢に変位することができるよう、なめらかな
円弧を区画している。上記係止爪19の位置規定を図る
ために、ケーシング12には、上下に延びるボルト20
が設けられ、このボルト20が係止部18の凹部18A
内に入り込むことにより、係止爪19の突出量を規定し
ている。さらに、ケーシング12の側部には、スプリン
グプランジャ21が設けられている。このスプリングプ
ランジャ21は、周知のように、筒状の本体内に収容さ
れた圧縮コイルばねにより、ロッドを弾性的に進退可能
に突設させているものであり、上記ボルト20との間で
係止部18を挟む位置に配置され、係止部18を弾性的
にボルト20に付勢している。この結果、係止爪19
は、通常はスプリングプランジャ21の付勢力によっ
て、ロック姿勢に維持されている。
【0019】次に、ケーシング12には、凹部13内に
入り込んで、凹部13内に収容された端末コネクタCを
凹部13の外側に付勢するスプリングプランジャ22を
有している。このスプリングプランジャ22は、上記ス
プリングプランジャ21と同様な構成で具体化されてい
る。そして、このスプリングプランジャ22により、端
末コネクタCを凹部13内に収容し、位置決め面14に
位置決めする際には、端末コネクタCは、スプリングプ
ランジャ22の付勢力に抗して装着されることになる結
果、後述するように、上記係止爪19による端末コネク
タCのロックを解除した場合には、上記スプリングプラ
ンジャ22の弾発力によって、端末コネクタCを自動的
にケーシング12の外側に排出することが可能になる。
【0020】図示の実施の形態では、上述のような可動
ハンドル16等によって、本発明のロック部材や切り換
え手段を具体化している。さらに、この可動ハンドル1
6の操作を容易ならしめるために、ケーシング12のス
プリングプランジャ22と反対側の側壁には、固定ハン
ドル24が固定され、可動ハンドル16に対向してい
る。
【0021】次に、上述した実施の形態の作用について
説明する。以上の構成では、図1および図2に示すよう
に、端末コネクタCをケーシング12の凹部13に対
し、正規の姿勢で対向させ、図3に示すように挿入する
ことにより、係止爪19の外周部分19Aがカム状に作
用して係止爪19は、スプリングプランジャ21の弾性
力に抗しながら一旦、ロック姿勢から解放姿勢に変位
し、図4に示すように、端末コネクタCが位置決め面1
4に当接する正規の位置まで導入された後は、上記スプ
リングプランジャ21の弾発力によってロック姿勢に戻
り、当該端末コネクタCの孔C3内に嵌入する。
【0022】また、この端末コネクタCの装着動作によ
って、スプリングプランジャ22も弾性的に圧縮される
ことになる。次に、図1および図5を参照して、端末コ
ネクタCがロックされた後は、上述したクランプ部材位
置決め具1立てて、クランプ部材Aをそのホルダ4によ
って保持することにより、クランプ部材Aの取り付け片
A1を端末コネクタCの装着部位C1の一辺に位置決め
する。
【0023】次いで、図6に示すように、位置決めされ
た取り付け片A1を上記装着部位C1に対してテープt
で仮止めし、その後、上記節部2で支柱3を屈曲させる
ことにより、ホルダ4からクランプ部材Aを離脱させな
がらホルダ4を端末コネクタCから離脱させることによ
り、端末コネクタCの装着部位C1を全周にわたって解
放する。その後、テープTで本装着を行い、クランプ部
材Aを堅固に端末コネクタCに固定する。このテーピン
グ作業中、端末コネクタCには、ケーシング12から離
脱する方向に力が作用することになるが、ロック部材と
して可動ハンドル16に係止した係止爪19が端末コネ
クタCを堅固に係止しているので、不用意に端末コネク
タCがケーシング12から離脱することはない。
【0024】そして、図7に示すように、テーピング作
業が終了した後は、可動ハンドル16と固定ハンドル2
4とを挟持することにより、可動ハンドル16がボルト
17回りに回動し、係止爪19は、再びロック姿勢から
解放姿勢に変位する。これにより、端末コネクタCの装
着時に圧縮されていたスプリングプランジャ22の弾発
力によって、端末コネクタCは、自動的に凹部13から
排出される。
【0025】以上説明したように、上述した実施の形態
では、位置決め面14で位置決めされた端末コネクタC
をロックすることにより、分岐寸法Lを精緻に規制する
ことができるとともに、ロックされた端末コネクタCに
対して装着部品としてのクランプ部材Aを容易に装着す
ることができ、さらに、端末コネクタCの着脱を容易に
行うことができるので、高い寸法精度や位置決め精度を
維持するとともに、テーピング等の部品装着作業を保持
している端末コネクタCに対して容易に行うことができ
るという顕著な効果を奏する。
【0026】上述した実施の形態は本発明の好ましい具
体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の
形態に限定されない。本発明の特許請求の範囲内で種々
の設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
位置決め面で位置決めされた端末コネクタをロックする
ことにより、分岐寸法を精緻に規制することができると
ともに、ロックされた端末コネクタに対して装着部品を
容易に装着することができ、さらに、端末コネクタの着
脱を容易に行うことができるので、高い寸法精度や位置
決め精度を維持するとともに、テーピング等の部品装着
作業を保持している端末コネクタに対して容易に行うこ
とができるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の概略構成を示す斜視図で
ある。
【図2】図1の実施の形態に係る端末コネクタ保持具の
使用状態を示す一部破断平面図である。
【図3】図1の実施の形態に係る端末コネクタ保持具の
使用状態を示す一部破断平面図である。
【図4】図1の実施の形態に係る端末コネクタ保持具の
使用状態を示す一部破断平面図である。
【図5】図1の実施の形態に係る端末コネクタ保持具の
使用状態を示す一部破断平面図である。
【図6】図1の実施の形態に係る端末コネクタ保持具の
使用状態を示す一部破断平面図である。
【図7】図1の実施の形態に係る端末コネクタ保持具の
使用状態を示す一部破断平面図である。
【符号の説明】
C 端末コネクタ WA ワイヤアセンブリ L 分岐寸法 10 端末コネクタ保持具 12 ケーシング 13 凹部 14 位置決め面 16 可動ハンドル 19 係止爪 22 スプリングプランジャ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線を幹状の幹線とこの幹線から分岐する
    分岐線とに布線する布線作業時に該布線作業のための布
    線板と併用され、布線された分岐線の端末に接続されて
    いる端末コネクタを上記布線板上で保持するための端末
    コネクタ保持具において、 上記端末コネクタの端部から幹線までの分岐寸法を規制
    可能に端末コネクタを位置決めする位置決め面と、 位置決めされた端末コネクタの一部を囲繞することによ
    り、端末コネクタに装着されるべき装着部品に対する当
    該コネクタの装着部位を開放可能な囲繞部材と、 囲繞された端末コネクタをロックするロック姿勢とロッ
    クを解除して端末コネクタを囲繞部材に対し着脱可能に
    解放する解放姿勢との間で変位可能なロック部材と、 ロック部材をロック姿勢と解放姿勢とに切り換える切り
    換え手段とを備えていることを特徴とする端末コネクタ
    保持具。
  2. 【請求項2】請求項1記載の端末コネクタ保持具におい
    て、 上記囲繞部材に囲繞される端末コネクタを囲繞部材から
    離脱させる方向に付勢する付勢部材をさらに備えている
    端末コネクタ保持具。
  3. 【請求項3】電線を幹状の幹線とこの幹線から分岐する
    分岐線とに布線する布線作業時に、布線された分岐線の
    端末に接続されている端末コネクタに装着部品を装着す
    る端末コネクタへの部品装着方法において、 端末コネクタの当該装着部品が装着される部位を解放し
    た状態で端末コネクタを切り換え操作で解放可能にロッ
    クすることにより、当該端末コネクタの端部から幹線迄
    の分岐寸法を規制する工程と、 ロックされた端末コネクタに対し、装着部品を位置決め
    可能な部材で位置決めして、装着部品を上記部位に位置
    決めする工程と、 位置決めされた装着部品を仮保持した後、上記位置決め
    可能な部材を端末コネクタから退避させて、装着部品を
    解放する工程と、 解放された装着部品を端末コネクタに対し本装着する工
    程とを備えていることを特徴とする端末コネクタへの部
    品装着方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020026910A1 (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 新明和工業株式会社 コネクタホルダ、端子挿入装置、およびワイヤハーネスの製造方法
WO2020090878A1 (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 株式会社サーキュラス 薬液容器アセンブリのクランパ、該クランパを有する薬液注入装置および薬液注入システム

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