JPH11134149A - 画像形成装置、画像形成方法および記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法および記憶媒体

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JPH11134149A
JPH11134149A JP9311396A JP31139697A JPH11134149A JP H11134149 A JPH11134149 A JP H11134149A JP 9311396 A JP9311396 A JP 9311396A JP 31139697 A JP31139697 A JP 31139697A JP H11134149 A JPH11134149 A JP H11134149A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上のWWWサーバから情報処理
装置を介さずにデータを直接取得することができるとと
もに、WWWサーバから取得したデータの印刷出力に対
する品位を向上することができる画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 ネットワークI/F部7におけるプログ
ラムは、IP(Internet Protocol )250、TCP
(Transmission Control Protocol ),UDP(User D
atagram Protocol)251、アプリケーション階層のプ
ロトコル254、WWWサーバのデータ取得するHTT
Pクライアント252、および取得したHTML形式の
データおよび画像データを記録紙上に印刷するためのデ
ータフォーマットに変換するHTML Parser2
53から構成されている。また、操作部115からの所
定のキー操作に応じてバックグラウンド印刷の設定画面
が表示され、この設定画面において、バックグラウンド
印刷をする/しないが選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、WWWサーバに保
持されているデータの印刷を行う画像形成装置、画像形
成方法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報のネットワーク化に伴い、様
々な情報を保持しているWWW(World Wide Web)サー
バと、このサーバへHTTP(Hyper Text Transfer Pr
otocol)でアクセスするための専用ソフトウェア(以
下、ブラウザという)を搭載したコンピュータとをネッ
トワーク(インターネット、イントラネット)で接続
し、WWWサーバ上の情報をコンピュータから参照する
ことが可能なシステムが実現されている。このシステム
では、ブラウザによりWWWサーバ上の情報をコンピュ
ータ内に格納することが可能であるから、ユーザからプ
リンタに対してコンピュータ内に一旦格納した情報の印
刷出力を指示することにより、プリンタでWWWサーバ
上の情報の印刷出力を行うことができる。
【0003】このWWWサーバに保持されている情報の
印刷を行うシステムについて図21を参照しながら説明
する。図21は従来のWWWサーバに保持されている情
報の印刷を行うシステムを示す概要図である。
【0004】このシステムにおいては、図21に示すよ
うに、ブラウザを搭載したPCクライアント11がイン
トラネットを介してイントラネットWWWサーバ12に
接続可能であるとともに、インタネット網14を介して
インターネットWWWサーバ13に接続可能である。ま
た、イントラネット上には、PCクライアント11を含
む他のクライアントと共用されるプリンタ15が接続さ
れている。PCクライアント11がイントラネットWW
Wサーバ12のホームページデータなどの情報を取得す
る場合、まず、PCクライアント11上のブラウザが起
動される。次いで、このブラウザがイントラネットWW
Wサーバ12にアクセスし、WWWサーバ12に保持さ
れている情報を取得する。この取得した情報はPCクラ
イアント11のディスプレイに表示される。
【0005】同様にインターネットWWWサーバ13の
ホームページデータなどの情報を取得する場合には、イ
ンターネット網14を経由してインタネットWWWサー
バ13にアクセスして情報を取得し、この取得した情報
をディスプレイに表示する。
【0006】取得した情報を印刷する場合、PCクライ
アント11上のブラウザから印刷メニューが起動され、
取得した情報はブラウザによりプリンタ15が印刷処理
可能な印刷データに変換されてプリンタ15に送信され
る。印刷データを取得したプリンタ15は、取得したデ
ータに基づき印刷処理を実行する。
【0007】また、プリンタ15として白黒のプリンタ
が用いられているとき、この白黒のプリンタにおいて
は、カラーの情報に対して、画像処理機能のトリミング
(指定されたエリアのみ画像を印刷)、マスキング(指
定された画像を消して印刷)、白黒反転などの処理を施
すことにより見易い画像を印刷出力が可能である。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、上述した
従来のシステムでは、インターネットWWWサーバ、イ
ントラネットWWWサーバが保持している情報を印刷す
る場合、PCクライアント11でWWWサーバ12,1
3の情報をプリンタ15が印刷処理可能なデータに変換
する処理を行うから、PCクライアント11の処理負荷
が増し、他のプログラムを並列に実行するときなどに
は、処理を実行する上で支障をきたす場合がある。
【0009】また、印刷データは大きなサイズのデータ
になることが多く、この印刷データをネットワークを経
由してプリンタ15に送信するから、ネットワークの負
荷が重くなり、ネットワーク上に接続されている他のシ
ステムの稼動に支障をきたすこともある。
【0010】さらに、ホームページは本来カラーディス
プレイ上に表示することを前提として作られているか
ら、白黒プリンタに出力した場合には必ずしも見栄えが
良い印刷出力を得ることができるとは限らない。
【0011】例えば、バックグラウンドが黒で、テキス
トカラーが赤で書かれたホームページの場合、カラーデ
ィスプレイ上では赤のテキストが目立ち、見栄えが良
い。しかし、このホームページを白黒プリンタで印刷出
力すると、赤のテキストがグレイスケールになり、全体
が真っ黒になりテキストの判読が不可能になる。
【0012】また多くの色を使用した画像に文字が書か
れているようなホームページを白黒プリンタで印刷出力
すると、同様に、画像全体が黒味がかったグレースケー
ルになり、テキストの判読が不可能になる。
【0013】本発明の目的は、ネットワーク上のWWW
サーバから情報処理装置を介さずにデータを直接取得す
ることができるとともに、WWWサーバから取得したデ
ータの印刷出力に対する品位を向上することができる画
像形成装置、画像形成方法および記憶媒体を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ネットワーク上のWWWサーバが保持するデータの印刷
を行うことが可能な画像形成装置において、バックグラ
ウンド印刷の有無などを設定する前記WWWサーバのデ
ータの印刷に関する印刷パラメータを入力する印刷パラ
メータ入力手段と、前記WWWサーバにアクセスし、該
WWWサーバが保持するデータを取得するデータ取得手
段と、前記データ取得手段により取得したデータを解析
し、その解析結果に応じてバックグラウンドを描画する
バックグラウンド描画手段と、前記印刷パラメータ手段
により入力された前記バックグラウンドの印刷の有無を
設定する印刷パラメータに基づき前記バックグラウンド
描画手段による前記バックグラウンドの描画の有無を決
定するバックグラウンド印刷決定手段と、前記データ取
得手段により取得したデータから画像データを生成する
画像データ生成手段と、前記画像データ生成手段により
生成した画像データの印刷を行う印刷手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記印刷パラメータ入力手段によ
り入力される前記バックグラウンド印刷の有無を設定す
る印刷パラメータのデフォルト値は、前記印刷手段の可
能印刷出力色に応じて決定されていることを特徴とす
る。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載の画
像形成装置において、前記バックグラウンド印刷の有無
を設定する印刷パラメータのデフォルト値は、前記印刷
手段の可能印刷出力色がカラーであるときには、バック
グラウンド印刷をすることを、前記印刷手段の可能印刷
出力色が白黒であるときには、バックグラウンド印刷を
しないことを示すことを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、さらに、前記画像データに対して
白黒反転処理を施す白黒反転手段を備え、前記印刷手段
は、前記白黒反転処理が施された画像データの印刷を行
うことを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか1つに記載の画像形成装置において、さら
に、前記画像データに対して回転処理、変倍処理などの
画像処理を施す画像処理手段を備え、前記印刷手段は、
該画像処理が施された画像データの印刷を行うことを特
徴とする。
【0019】請求項6記載の発明は、ネットワーク上の
WWWサーバが保持するデータの印刷を行うための画像
形成方法において、バックグラウンド印刷の有無などを
設定する前記WWWサーバのデータの印刷に関する印刷
パラメータを入力する工程と、前記WWWサーバにアク
セスし、該WWWサーバが保持するデータを取得する工
程と、前記バックグラウンドの印刷の有無を設定する印
刷パラメータに基づき前記バックグラウンドの描画の有
無を決定する工程と、前記取得したデータを解析し、そ
の解析結果と前記バックグラウンドの描画の有無に対す
る決定内容とに応じてバックグラウンドを描画する工程
と、前記データ取得手段で取得したデータから画像デー
タを生成する工程と、前記生成した画像データの印刷を
行う工程とを備えることを特徴とする。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項6記載の画
像形成方法において、さらに、前記画像データに対して
白黒反転処理を施す工程を含み、前記白黒反転処理が施
された画像データの印刷を行うことを特徴とする。
【0021】請求項8記載の発明は、画像データの印刷
を行う印刷手段を備える画像形成装置上で実行可能なプ
ログラムであってネットワーク上のWWWサーバが保持
するデータの印刷を行うためのプログラムを格納した記
憶媒体において、バックグラウンド印刷の有無などを設
定する前記WWWサーバのデータの印刷に関する印刷パ
ラメータを入力し、保持する印刷パラメータ保持モジュ
ールと、前記WWWサーバにアクセスし、該WWWサー
バが保持するデータを取得するデータ取得モジュール
と、前記データ取得モジュールにより取得したデータを
解析し、その解析結果に応じてバックグラウンドを描画
するバックグラウンド描画モジュールと、前記印刷パラ
メータ保持モジュールに保持された前記バックグラウン
ドの印刷の有無を設定する印刷パラメータに基づき前記
バックグラウンド描画モジュールによる前記バックグラ
ウンドの描画の有無を決定するバックグラウンド印刷決
定モジュールと、前記データ取得モジュールにより取得
したデータから前記画像データを生成する画像データ生
成モジュールとを含むことを特徴とする。
【0022】請求項9記載の発明は、請求項8記載の記
憶媒体において、前記印刷パラメータ保持モジュールに
保持されている前記バックグラウンド印刷の有無を設定
する印刷パラメータのデフォルト値は、前記印刷手段の
可能印刷出力色に応じて決定されていることを特徴とす
る。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
記憶媒体において、前記バックグラウンド印刷の有無を
設定する印刷パラメータのデフォルト値は、前記印刷手
段の可能印刷出力色がカラーであるときには、バックグ
ラウンド印刷をすることを、前記印刷手段の可能印刷出
力色が白黒であるときには、バックグラウンド印刷をし
ないことを示すことを特徴とする。
【0024】請求項11記載の発明は、請求項8記載の
記憶媒体において、さらに、前記画像データに対して白
黒反転処理を施す白黒反転モジュールを含み、前記白黒
反転処理が施された画像データを前記印刷手段に転送す
ることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
を参照しながら説明する。
【0026】図1は本発明の画像形成装置の実施の一形
態の構成を示すブロック図である。
【0027】画像形成装置は、図1に示すように、リー
ダ部1と、プリンタ部2と、画像入出力制御部3とを備
える。リーダ部1は、原稿の画像を読み取り、原稿画像
に応じた画像データをプリンタ部2および画像入出力制
御部3へ出力する。プリンタ部2はリーダ部1および画
像入出力制御部3からの画像データに応じた画像を記録
紙上に記録する。画像入出力制御部3はリーダ部1を接
続するとともに、ファクシミリ部4、ファイル部5、ネ
ットワークI/F部(ネットワークインタフェイス部)
7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9およびコア
部10を有する。
【0028】ファクシミリ部4は、電話回線を介して受
信した圧縮画像データを伸長し、伸長した画像データを
コア部10へ転送し、また、コア部10から転送された
画像データを圧縮し、圧縮された圧縮画像データを電話
回線を介して送信する回路である。ファクシミリ部4に
はハードディスク12が接続され、ハードディスク12
には受信した圧縮画像データを一時的に保存することが
可能である。
【0029】ファイル部5には光磁気ディスクドライプ
6が接続され、ファイル部5はコア部10から転送され
た画像データを圧縮し、その画像データを検索するため
のキーワードとともに光磁気ディスクドライブ6にセッ
トされた光磁気ディスクに書き込む。また、ファイル部
5はコア部10を介して転送されたキーワードに基づき
光磁気ディスクに記憶されている圧縮画像データを検索
し、検索した圧縮画像データを読み出して伸長し、伸長
した画像データをコア部10へ転送する。
【0030】ネットワークI/F部7は、画像入出力制
御部3をネットワークに接続するためのインタフェイス
を有する。このネットワークはイントラネットからな
り、該イントラネットには複数のイントラネットWWW
サーバ12が接続されているとともに、全世界に広がる
インターネット網14と接続されている。インターネッ
ト網14には膨大な数のインターネットWWWサーバ1
3が存在し、各WWWサーバ12,13はホームページ
を公開している。本実施の形態における画像形成装置で
は、ネットワークI/F部7を介して各WWWサーバ1
2,13からそれぞれのホームページの情報を取得する
ことができる。
【0031】フォーマッタ部8は、ネットワークI/F
部7に接続されたコンピュータから転送される画像を表
すコードデータをプリンタ部2で印刷可能な画像データ
に展開する回路である。
【0032】イメージメモリ部9は、画像データを一時
的に記憶する回路である。
【0033】コア部10については後述するが、コア部
10はリーダ部1、ファクシミリ部4、ファイル部5、
ネットワークI/F部7、フォーマッタ部8、イメージ
メモリ部9の各ブロック間のデータの流れを制御する。
【0034】次に、リーダ部1およびプリンタ部2の構
成について図2を参照しながら説明する。図2はリーダ
部1およびプリンタ部2を一体的に設けた画像入出力デ
バイスの構成を示す断面図である。
【0035】リーダ部1には、図2に示すように、原稿
給送装置101が搭載され、原稿給送装置101は、原
稿を最終頁から順に1枚づつプラテンガラス102上へ
給送し、この原稿の読取り動作終了後、プラテンガラス
102上の原稿を排出するように構成されている。
【0036】原稿がプラテンガラス102上に搬送され
ると、ランプ103が点灯され、スキャナユニット10
4の移動が開始される。このスキャナユニット104の
移動により原稿が露光走査され、この露光走査時の原稿
からの反射光は、ミラー105、106、107、およ
びレンズ108を介してCCDイメージセンサ(以下、
CCDという)109へ導かれる。このように、走査さ
れた原稿の画像はCCD109によって読み取られ、C
CD109は光学的に読み取った画像を光電変換により
画像データに変換して出力する。CCD109から出力
された画像データは、所定の処理が施された後、プリン
タ部2および画像入出力制御部3のコア部10へビデオ
バス(図示せず)を介して転送される。
【0037】プリンタ部2では、リーダ部1から出力さ
れた画像データをレーザドライバ201に入力する。レ
ーザドライバ201は入力した画像データに基づきレー
ザ発光部221を駆動する。すなわち、リーダ部1から
出力された画像データに応じたレーザ光を発光させるよ
うにレーザ発光部221を駆動する。このレーザ光は感
光ドラム202上に走査されながら照射され、感光ドラ
ム202にはレーザ光に応じた静電潜像が形成される。
【0038】この感光ドラム202の静電潜像は、現像
器203から供給される現像剤によって現像剤像として
可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期した
タイミングで、カセット204およびカセット205の
いずれか一方から記録紙が給紙され、この記録紙は感光
ドラム202と転写部206との間に搬送される。感光
ドラム202に形成された現像剤像は転写部206によ
り給紙された記録紙上に転写される。
【0039】現像剤像が転写された記録紙は定着部20
7に搬送され、定着部207は記録紙を熱圧することに
よって現像剤像を記像紙に定着させる。定着部207を
通過した記録紙は排出ローラ208によって排出され、
ソータ220は排出された記録紙をそれぞれのビンに収
納して記録紙の仕分けを行う。なお、ソータ220は、
仕分けが設定されていない場合には最上ビンに記録紙を
収納するように動作する。また、両面記録が設定されて
いる場合には、排出ローラ208の位置まで記録紙を搬
送した後に排出ローラ208の回転方向を逆転させ、フ
ラッパ209によって再給紙搬送路へ導くように設定さ
れている。多重記録が設定されている場合には、記録紙
を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッパ20
9を切り換えて再給紙搬送路へ導くように設定されてい
る。再給紙搬送路へ導かれた記録紙は、上述したタイミ
ングで、感光ドラム202と転写部206との間に再度
給紙される。
【0040】次に、リーダ部1の構成について図3を参
照しながら説明する。図3は図1の画像形成装置のリー
ダ部1の構成を示すブロック図である。
【0041】CCD109から出力された画像データ
は、図3に示すように、A/D・SH部110によるア
ナログ/デジタル変換によりデジタルデータに変換され
るとともに、該デジタルデータに対してシェーディング
補正が施される。A/D・SH部110によって処理さ
れた画像データは画像処理部111を介してプリンタ部
2へ転送されるとともに、I/F部(インタフェイス
部)113を介して画像入出力制御部3のコア部10へ
転送される。画像処理部113は、トリミング処理など
の各種画像処理を行い、I/F部113は、コア部10
から転送された画像データを含むデータを取り込むな
ど、コア部10とのインタフェイスを司る。
【0042】画像処理部111およびI/F部113は
CPU114により操作部115で設定された設定内容
に応じて制御される。例えば、操作部115でトリミン
グ処理を行って複写を行う複写モードが設定されている
場合、CPU114は、画像処理部111においてトリ
ミング処理を実行し、このトリミング処理が施された画
像データをプリンタ部2へ転送するように制御する。ま
た、操作部115でファクシミリ送信モードが設定され
ている場合、CPU114は、I/F部113から画像
データと設定されたモードに応じた制御コマンドとをコ
ア部10へ転送するように制御する。
【0043】このようなCPU114による制御は、メ
モリ116に格納されている制御プログラムに従い実行
される。また、メモリ116はCPU114の作業領域
としても使われる。
【0044】次に、コア部10の構成について図4を参
照しながら説明する。図4は図1の画像形成装置のコア
部10の構成を示すブロック図である。
【0045】コア部10は、リーダ部1とのI/F部1
22を有し、リーダ部1から転送された画像データはI
/F部122を介して画像データ処理部121へ転送さ
れるとともに、リーダ部1からの制御コマンドはCPU
123へ転送される。画像データ処理部121は必要に
応じて入力された画像データに対し画像の回転処理、変
倍処理などの画像処理を施し、画像データ処理部121
で画像処理が施された画像データは、リーダ部1から転
送された制御コマンドに応じて、I/F部120を介し
てファクシミリ部4、ファイル部5またはネットワーク
I/F部7へ転送される。
【0046】また、ネットワークI/F部7を介して入
力された画像を表すコードデータは、画像データ処理部
121に転送された後にフォーマッタ部8へ転送されて
画像データに展開され、この画像データは画像データ処
理部121に転送された後にファクシミリ部4またはI
/F部122を介してプリンタ部2へ転送される。ファ
クシミリ部4で受信した画像データは、画像データ処理
部121へ転送された後に、プリンタ部2、ファイル部
5またはネットワーク部7へ転送される。ファイル部5
から出力された画像データは、画像データ処理部121
へ転送された後に、プリンタ部2、ファクシミリ部4ま
たはネットワーク部7へ転送される。
【0047】CPU123はメモリ124に格納されて
いる制御プログラムおよびリーダ部1から転送された制
御コマンドに従って各ブロック間のデータの転送制御を
行うとともに、画像データ処理部121による画像処理
を実行を制御する。また、メモリ124は、CPU12
3の作業領域としても使われる。
【0048】このように、コア部10を中心に、原稿画
像の読取り、画像のプリント、画像の送受信、画像の保
存、コンピュータからのデータの入出力などの各機能を
複合させた処理を行うことが可能である。
【0049】次に、ネットワークI/F部7におけるプ
ログラム構成について図5を参照しながら説明する。図
5は図1の画像形成装置のネットワークI/F部におけ
るプログラム構成を示す図である。
【0050】ネットワークI/F部7におけるプログラ
ムは、図5に示すように、IP(Internet Protocol )
250、TCP(Transmission Control Protocol ),
UDP(User Datagram Protocol)251、アプリケー
ション階層のプロトコル254、および複数のアプリケ
ーション252,253から構成されている。
【0051】IP250は発信ホストから宛先ホストへ
ルータなどの中継ノードと連携しながらメッセージを送
り届けるサービスを提供するインタネットのプロトコル
階層である。メッセージを送り届けるのに一番重要な情
報は、発信、宛先のアドレスであり、この発信、宛先の
アドレスはIP250により管理される。メッセージを
アドレス情報に従ってインターネット網内をどのような
経路で宛先ホストまで届けるかというルーティングはI
P250で行う。
【0052】TCP,UDP251は、発信アプリケー
ションプロセスから受信アプリケーションプロセスにメ
ッセージを送り届けるサービスを提供するトランスポー
ト階層である。TCPはコネクション型サービスであっ
て、通信の高度な信頼性を保証するが、UDPはコネク
ションレス型のサービスであって、信頼性の保証を行な
わない。
【0053】アプリケーション階層のプロトコル254
は複数のプロトコルを規定し、こののプロトコルには、
リモートログインサービスであるTELNET、ファイ
ル転送サービスであるFTP、ネットワーク管理プロト
コルであるSNMP、プリンタ印刷用のサーバプロトコ
ルであるLPD、WWW(World Wide Web)サーバのプ
ロトコルであるHTTPdなどが存在する。
【0054】アプリケーションとしては、WWWサーバ
のデータ取得するHTTPクライアント252、取得し
たHTML形式のデータおよび画像データを記録紙上に
印刷するためのデータフォーマットに変換するHTML
Parser253が設けられている。
【0055】次に、操作部115の構成について図6お
よび図7を参照しながら説明する。図6は図3のリーダ
部1に設けられている操作部115の構成を示す図、図
7は操作部115におけるコピーモードの表示の一例を
示す図である。
【0056】操作部115は、図6に示すように、タッ
チパネルが設けられた液晶表示部と、複数のハードキー
318〜321とを有する。この液晶表示部には、例え
ばコピーモード設定時には、現在の状態を表示するウィ
ンドウ300と、各種設定を行うためのソフトキー30
1〜316とが表示される。本図では、ウィンドウ30
0に、現在コピーができる状態にあり、A4用紙サイズ
で拡大率100%、1部印刷することが表示されてい
る。
【0057】ソフトキー301はガイドキーであり操作
がわからないときに適切なアドバイスの表示を指示する
キーである。ソフトキー302〜304はモード変更キ
ーであり、ソフトキー302が押下されるとコピーモー
ドが選択され、ソフトキー303でFAXモード、ソフ
トキー304でWebプリントモードがそれぞれ選択さ
れる。ソフトキー305は現在表示されていない他のモ
ードキーを表示するためのキーであり、このキーが押下
されるとプリンタモードキー、FILEモードキーが表
示される。
【0058】ソフトキー306は用紙選択キーであり、
このキーを押下すと、図7(a)に示す用紙選択入力画
面が表示され、用紙選択入力画面上での入力操作により
用紙のサイズが選択される。この用紙のサイズが選択さ
れると、この選択されたサイズの用紙を収容しているカ
セット204,205から給紙が行われることになる。
ソフトキー307は画像処理に関わる設定を行う処理メ
ニュー画面を表示するためのキーであり、このキーによ
り表示された処理メニュー画面を用いてトリミング、マ
スキング、ネガ/ポジ反転、影処理などの設定を行うこ
とができる。ソフトキー308は両面印刷に関わる処理
設定を行うメニュー画面を表示するためのキーであり、
このキーにより表示されたメニュー画面を用いて片面原
稿から片面原稿、片面原稿から両面原稿、両面原稿から
両面原稿にコピーをする3つの設定から1つの設定を選
択することができる。ソフトキー309は、縦と横の拡
大率を変更することができるように設定するメニュー画
面を表示する応用ズームキーである。
【0059】ソフトキー310はソータキーであり、こ
のキーを押下すると、図7(b)に示すソータ220に
関するメニュー画面を表示する。このメニュー画面上で
ソートを選択すると、複数部数の印刷物をソータ220
のビン毎に1部ずつ仕分けして排出する。ステープルソ
ートを選択すると、ソートした印刷物をホチキス留めす
るように設定される。グループソートを選択すると複数
部数の原稿を同一ページの印刷物は同一ビンに排出され
るように設定される。
【0060】ソフトキー311は原稿混載キーであっ
て、異なるサイズの原稿が混載されているか、同一サイ
ズの原稿だけが積載されているかを指示するキーであ
る。異なるサイズの原稿混載が指定されると、スキャニ
ングするたびに原稿サイズのチェックが行われ、原稿混
載が指定されていなければ、最初のページのみ原稿サイ
ズのチェックを行うように設定される。ソフトキー31
4は、拡大率を100%の設定に戻す等倍キーであり、
ソフトキー315,316は、拡大率、縮少率をセット
するメニューをそれぞれ表示するための縮小、拡大キー
である。
【0061】ハードキーとしては、テンキー318、ス
タートキー319、リセットキー320、STOPキー
321が設けられている。本画面例では、テンキー31
8は印刷部数の入力に用いられる。リセットキー320
が押されると、コピーに必要なパラメータはデフォルト
値に戻される。コピーに必要なパラメータはコピー開始
前にセットされ、各必要なパラメータのセット後にスタ
ートキー319を押下すると、コピー動作が開始され
る。コピー開始後STOPキー321、リセットキー3
20を押下することによってコピー動作は中断される。
【0062】次に、操作部115に表示されるWEBプ
リントモードの操作画面例について図8ないし図14を
参照しながら説明する。図8ないし図14は操作部11
5に表示されるWebプリントモードの操作画面例を示
す図である。
【0063】WEBプリントモードを設定する際には、
図8に示すように、まず、ソフトキー304(Webプ
リントモードキー)が押下され、WEBプリントモード
の現在の状態を表示するウィンドウ300が液晶表示部
に表示される。本例では、ウィンドウ300にはA4用
紙サイズで印刷、拡大率100%、1部印刷することを
表示している。また、液晶表示部には、コピーモード時
と同じ設定指示を行う各ソフトキー301〜306,3
10と、コピーモード時と異なる設定指示を行う各ソフ
トキー332〜339が表示される。
【0064】ソフトキー339は,両面印刷にかかわる
処理設定を行うメニュー画面を表示するためのキーであ
り、このキーにより表示されたメニュー画面を用いて、
イントラネットWWWサーバ12、インタネットWWW
サーバ13などの各WWWサーバからのデータを印刷す
る際に片面で印刷するか両面で印刷するかを設定するこ
とができる。なお、このソフトキー339による両面印
刷に関わる設定内容はコピーモード時の画面(図6に示
す)ソフトキー308による設定内容と異なるが、FA
Xモード時、プリンタモード時においては、このソフト
キー339と同じ内容が設定される。また、本画面例に
おいては、テンキー318はコピーモード時の画面と同
様に、印刷部数をセットするために用いられる。
【0065】ソフトキー331はURLキーであり、こ
のURLキーはイントラネットWWWサーバ12、イン
ターネットWWWサーバなどの各WWWサーバのドメイ
ン名、取得するHTML形式のデータのファイル名を入
力画面を兼ねる。このソフトキー331を押下すると、
仮想アルファベットキーボード(図示せず)が表示さ
れ、この仮想アルファベットキーボードを用いて上述の
データを指定するための文字列が入力される。
【0066】ソフトキー332は印刷時刻キーであり、
印刷時刻キーはWWWサーバにアクセスしてHTML形
式のデータ、画像ファイルなどを取得する日付、時間を
設定するウィンドウを開くためのキーである。このソフ
トキー332が押下されると、図9に示すウィンドウが
開かれる。このウィンドウでは、図9に示すように、ま
ず、印刷日付350の入力を促すようにカーソルが点滅
し、テンキー318から数値を入力することにより印刷
を行う日付のセットを行う。印刷日付350の入力が終
了すると、カーソルが印刷時間351の入力欄に移動
し、入力を促すために点滅する。印刷日付350への入
力と同様に、テンキー318から印刷時刻を示す数値が
入力され、印刷時間がセットされる。印刷時間351の
入力を終了すると、OKキー352が表示され、OKキ
ー352を押すことにより印刷時刻がセットされて再度
図8の画面への切換えが行われる。ネットワークトラフ
ィックが多い時間帯ではWWWサーバのデータを正しく
取得することができないことがあるから、このように印
刷時刻を指定することにより、この時間帯を避けること
ができる。
【0067】ソフトキー333は、定期的にWWWサー
バにアクセスし、印刷実行するための定期巡回キーであ
り、この定期巡回キーを押下すると、図10に示すウィ
ンドウが表示される。このウィンドウでは、図10に示
すように、曜日キー360、間隔(日)キー361、間
隔(月)キー362および印刷時間キー363を含む各
ソフトキーを表示し、曜日キー360、間隔(日)キー
361、間隔(月)キー362の各ソフトキーにより、
WWWサーバを定期的に巡回する間隔を曜日単位で入力
するか、日単位で入力するか、月単位で入力するか選択
することができる。これら3つのソフトキー360,3
61,362の内アクティブとなるソフトキーは1つだ
けであり、1つのキーを選択すると、他のキーによる設
定項目はキャンセルされる。例えば、曜日キー360を
選択した場合、月キー364から日キー370までの7
つのキーが有効となる。これらのキーは複数選択が可能
であり、選択されると、黒く表示され、選択済みの状態
で再度押されると、選択が解除されて白く表示される。
間隔(日)キー361が選択されると、カーソルが日の
入力欄371に移動して点滅し、入力欄317にテンキ
ー318から数値を入力することによりWWWサーバを
アクセスする日付の間隔がセットされる。間隔(月)キ
ー362が選択されると、カーソルが月の入力欄372
に移動して点滅し、この入力欄372にテンキー318
から数値を入力することによりWWWサーバをアクセス
する月の間隔がセットされる。
【0068】印刷時間キー363が押下されると、時間
の入力欄373にカーソルが移動して点滅し、この入力
欄373にテンキー318から数値を入力することによ
りWWWサーバをアクセスする時間がセットされる。
【0069】このようにして各データがセットされてO
Kキー362が押下されると、定期巡回のパラメータが
確定され、再度図8の画面への切換えが行われる。
【0070】ソフトキー334は、図11に示すBOO
K MARKウィンドウを表示するためのBook M
arkキーであり、このキーを押下すると、BOOK
MARKウィンドウが開かれる。このウィンドウには、
図11に示すように、既に登録済みである各URLを記
載したリスト(1画面で380〜384までの5つの登
録済みURLを表示可能)が表示され、このウィンドウ
において上矢印キー386を押すと、URLリストは上
にスクロールし、下矢印キー387を押すと、URLリ
ストは下にスクロールする。登録キー385を押下する
と、図8に示すソフトキー331(URLキー)で入力
したWWWサーバのURLがこのリストに追加登録され
る。また、URLリスト上の各URLの記載部分380
〜384のいずれかを押すと、押した記載部分のURL
が選択されてソフトキー331(URLキー)にデータ
がセットされる。削除キー388を押下すると、URL
リスト上の各URLの記載部分380〜384を押すこ
とにより選択されたURLがURLリストから削除され
る。
【0071】ソフトキー335は、図12に示す時刻指
定リストの表示を行うための時刻指定リストキーであ
る。この時刻指定リストには、図12に示すように、ソ
フトキー332(印刷時刻指定キー)またはソフトキー
333(定期巡回指定キー)で指定されたジョブが登録
される。時刻指定リストの表示項目は、URL405、
印刷日406、印刷時刻407である。この時刻指定リ
ストでは、1画面で400〜404までの5つの登録済
みURLが表示可能であり、上矢印キー408によりリ
ストを上に、下矢印キー409によりリストを下にそれ
ぞれスクロールすることができる。また、リスト上の各
領域部分400〜404のいずれかを押すと、押した領
域部分に記載されたURLが選択され、このURLが選
択された状態で削除キー410をを押すと、選択された
URLは時刻指定リストから削除される。この時刻指定
リストの例では、ジョブ400はソフトキー333(定
期巡回指定キー)により曜日登録されたジョブであり、
該ジョブには実行する曜日が対応付けて表示されてい
る。日単位の間隔で指定されたジョブ401には指定さ
れた日数が対応付けて表示されている。月単位で指定さ
れたジョブ403,404には指定された月数が対応付
けて表示されている。ジョブ402は、ソフトキー33
2(印刷時刻指定キー)により登録されたジョブであ
り、該ジョブには、指定印刷日が対応付けて表示されて
いる。
【0072】ソフトキー336は、図13に示す待機J
OBリストウィンドウを表示するための待機JOBリス
トキーであり、このキーが押されると、図13に示すよ
うに、待機中のジョブのURL420〜424を記述し
た待機JOBリストが表示される。実行待ちのジョブが
多数存在する場合、リストは上矢印キー425を押す
と、上に、下矢印キー426を押すと下にそれぞれスクロ
ールする。また、リスト上の各領域部分420〜424
のいずれかを押すと、押した領域部分に記載されたジョ
ブが選択され、このジョブが選択された状態で削除キー
427を押すと、選択されたジョブは待機JOBリスト
から削除される。
【0073】ソフトキー337は、図14に示すログリ
ストを表示するためのログキーであり、このログリスト
には、図14に示すように、WEBプリントモードによ
ってWWWサーバをアクセスした結果が記述され、先頭
から新しいジョブ順にそのアクセス結果が列挙され、最
大件数を過ぎた古いものから自動的に削除される。具体
的には、ログリストの表示項目は、URL437、日付
438、時間439、結果表示440の各項目からな
る。URL437はアクセスしたWWWサーバのURL
を示し、日付438、時間439はWWWサーバをアク
セスし日時を示す。WWWサーバに正常にアクセスして
このWWWサーバから取得したデータの印刷出力を行う
ことができた場合には、各URL430,433,43
4の結果表示440のように、正常終了と記述される。
これに対し、使用者がリセットキー320により印刷を
中断した場合にはURL431のようにリセット終了と
記述され、ネットワークの状態あるいはWWWサーバの
状態などにより正常に印刷できなかった場合には、UR
L432のようにエラー終了と記述される。このリスト
は上矢印キー435により上に、下矢印キー436によ
り下にスクロールすることが可能である。
【0074】ソフトキー338は、表1に記述されてい
るパラメータをセットするメニュー画面を表示するため
の詳細設定キーである。
【0075】
【表1】 WWWサーバから受信するHTML形式のデータは別の
HTMLデータにハイパーリンクすることができ、ハイ
パーリンクされたHTMLデータがさらに別のHTML
へハイパーリンクされている場合もある。このリンクレ
ベルを設定するために、パラメータ1の設定が行われ
る。パラメータ1は指定されたURLのリンクをたどり
印刷する最大のリンクレベルを設定するパラメータであ
り、このパラメータにより印刷するHTMLの最大リン
ク数が設定される。
【0076】パラメータ2は、印刷する最大のページ数
を設定するパラメータであり、WWWサーバからのHT
MLデータをソフトキー306(用紙選択キー)にて設
定された用紙サイズにレイアウトした結果、必要となる
ページ数がこのパラメータ2により設定された最大のペ
ージ数を超えた場合、超えたページ以降のプリントアウ
トを行わないように設定される。本例では、デフォルト
値としては「0」が設定され、このデフォルト値「0」
では、印刷する最大のページ数を制限無しに設定する。
【0077】パラメータ3は、最大ページ数を超えても
現在のHTMLデータは印刷する/しないの設定を行う
ためのパラメータであり、このパラメータはパラメータ
2で設定された最大ページ数を超えた場合、1つのHT
MLの文書に対しては最後まで印刷しないと困る場合が
あるから、ユーザによる選択が可能とした機能である。
【0078】パラメータ4は、他サイトのHTMLも印
刷する/しないの設定を行うためのパラメータである。
パラメータ1のリンクレベルを1以上に設定した場合、
印刷実行したHTMLの文書が他サイトのHTMLにハ
イパーリンクされている場合が存在する。この場合、他
サイトのHTML文書がユーザにとって全く興味がない
ホームページである可能性があるために、パラメータ4
の設定により、ユーザが他サイトのHTMLも印刷する
/しないを選択することを可能にする。
【0079】パラメータ5は、タイムアウト時間を設定
するパラメータであり、このパラメータによりタイムア
ウト時間を設定することによって、TCP,UDP25
1(図5に示す)などのネットワーク関係の通信エラー
が発生した場合、長時間リトライを繰り返すことが防止
される。
【0080】パラメータ6は、HTMLクライアントプ
ログラム252において通信エラーが発生した場合にそ
のエラー時のリトライ回数を設定するパラメータであ
る。
【0081】パラメータ7は使用するFont名称を設定す
るパラメータであり、パラメータ8はFont sizeの指定
を行うためのパラメータである。パラメータ9はFontの
太さを設定するパラメータであり、各パラメータ7,
8,9はHTMLテキストデータを印字するフォントに
関する設定に用いられる。
【0082】パラメータ10は印刷のLeftマージン、パ
ラメータ11は印刷のRightマージン、パラメータ12
は印刷のTop マージン、パラメータ13は印刷のBottom
マージンをそれぞれ設定するパラメータであり、各パラ
メータ10,11,12,13はソフトキー306(用
紙選択キー)により設定された用紙サイズにおける上下
左右の余白幅の規定に用いられる。
【0083】パラメータ14は、バックグラウンドも印
刷する/しないを設定するためのパラメータであり、こ
のパラメータの設定により、バックグラウンドが黒色な
どで描画されているホームページをカラーディスプレイ
上で表示する場合は問題なくても、このホームページを
白黒プリンタで印刷すると、テキスト部分も黒、バック
グラウンドも黒くなり、テキストが判断できなくなるこ
とを未然に防止することが可能になる。
【0084】パラメータ15は、ヘッダ、フッタ(UR
L、Page番号、印刷日付)を付けて印刷するか/しない
かを設定するためのパラメータであり、このパラメータ
の設定により、印刷レイアウトをする段階にWWWサー
バ上のホームページには記述はされていないURL、Page
番号、印刷日付を付け加えるか、付け加えないかを選択
することができる。
【0085】パラメータ16は、リンクマップを印刷す
るか/しないかを設定するためのパラメータであり、こ
のパラメータを用いて、パラメータ1で印刷する最大リ
ンクレベルを1以上に設定した場合、印刷したHTML
文書がどのようにハイパーリンクされていたのかという
リンク情報を印刷するかしないをユーザは選択すること
ができる。
【0086】パラメータ17はスタイルシートを使用す
るかしないかを設定するためのパラメータであり、この
スタイルシートは、HTMLのデータには印刷するフォ
ントの名称や、フォントサイズなどが規定されていない
ために、ホームページをレイアウトするプログラム毎に
レイアウト結果が異なることを解消するためのパラメー
タが記述されているデータシートである。このスタイル
シートを使用する場合は、使用するシートの名称を指定
する必要があり、このシートの名称を指定することによ
って使用するシートが指定され、この指定されたシート
の情報に従ってレイアウトが行われる。
【0087】パラメータ18は、白黒反転をするかしな
いを設定するためのパラメータである。
【0088】次に、HTML Parser253、H
TTPクライアント252などのプログラムを実行して
WWWサーバのホームページを印刷する処理手順につい
て説明する。図15は図1の画像形成装置におけるWW
Wサーバのホームページを印刷する処理手順を示すフロ
ーチャート、図16は図15のステップS502のコマ
ンド受け取り処理の手順を示すフローチャート、図17
は図1の画像形成装置におけるスケジュールジョブ処理
の手順を示すフローチャートである。
【0089】WWWサーバのホームページを印刷する際
には、図15に示すように、操作部115よりコマンド
が発行される。この操作部115よりコマンドが発行さ
れる場合においては、上述したように、ホームページを
印刷する際に必要なパラメータが操作部115を用いて
セットした後に、スタートキー319を押すことによ
り、操作部115からコア部10を経由してネットワー
クI/F部7にプリント指示命令が発行される。
【0090】また、PCクライアント11からもコマン
ドが発行される。PCクライアント11には、操作部1
15で設定した印刷パラメータの設定プログラムが搭載
され、この設定プログラムにより印刷パラメータを設定
した後にこの印刷パラメータを含むプリント指示命令が
発せられる。このプリント指示命令は、LPR(プリン
タ印刷用のクライアントプロトコル)によってネットワ
ークを介してネットワークI/F部7に発せられる。こ
のネットワークを流れる命令は印刷に必要なパラメータ
であるから、データ長はホームページから変換されたプ
リンタで印刷可能なデータと比較すると極めて短い。P
Cクライアント11から出された印刷指示命令は、ステ
ップS501において、ネットワークI/F部7のアプ
リケーション階層のプロトコル254の中の1つである
LPDによって受信される。
【0091】さらに、後述するスケジュールジョブ処理
によりプリント指示コマンドが発行される。このスケジ
ュールジョブ処理の詳細については後述する。
【0092】操作部115からのプリント指示命令、ク
ライアントPC11からのプリント指示命令、スケジュ
ールジョブ処理からのプリント指示命令は同一のデータ
フォーマットである。操作部115、クライアントPC
11からはプリント指示命令の他に、スケジュールジョ
ブの問い合わせ命令が発行される。操作部115からの
スケジュールジョブの問い合あせコマンドの発行タイミ
ングは、操作部115の表示画面上でソフトキー335
(時刻指定リストキー)を押下したタイミングに設定さ
れている。また、スケジュールジョブの削除命令(操作
部表示画面では時刻指定リストの削除キー410を押し
たタイミングで発行される)、即時ジョブの問い合わせ
命令(操作部表示画面ではソフトキー336すなわち待
機JOBリストキーを押したタイミングで発行され
る)、即時ジョブリストの削除命令(操作部表示画面で
は待機JOBリストの削除キー427を押したタイミン
グとプリント動作中にSTOPキー321、またはリセ
ットキー320が押されたタイミングで発行される)が
発行される。
【0093】操作部115、PCクライアント11、ス
ケジュールジョブ処理のいずれかから上述のコマンドが
発行されると、ステップS502において、コマンド受
け取り処理プログラムによりコマンド受け取り処理を実
行する。
【0094】このコマンド受け取り処理は、図16に示
すように、まず、ステップS520において、受け取っ
たコマンドがスケジュールジョブの問い合わせ命令であ
るか否かを判定し、受け取ったコマンドがスケジュール
ジョブの問い合わせ命令であると、ステップS521に
進み、スケジュールジョブリスト(時刻指定リスト)の
取得を行い、続くステップS524で、スケジュールジ
ョブの問い合わせ命令を発した宛先に取得したスケジュ
ールジョブリストをメッセージとして送信して処理を終
了する。ここで、操作部115がスケジュールジョブの
問い合わせ命令を発行した場合には、操作部115にお
いて、受け取ったメッセージに基づき図12に示す時刻
指定リストを作成して表示する。
【0095】受け取ったコマンドがスケジュールジョブ
の問い合わせ命令でないときには、ステップS522に
進み、受け取ったコマンドがスケジュールジョブの削除
命令であるか否かを判定する。受け取ったコマンドがス
ケジュールジョブの削除命令であるときには、ステップ
S523に進み、スケジュールジョブの削除命令により
指定されたジョブをスケジュールリストから削除し、続
くステップS524で、コマンドを発した宛先に削除し
たスケジュールリストをメッセージとして送信して処理
を終了する。ここで、操作部115がスケジュールジョ
ブの削除コマンドを発行した場合、操作部115におい
ては、受け取ったメッセージに基づき図12に示す時刻
指定リストを作成して表示する。
【0096】受け取ったコマンドがスケジュールジョブ
の削除命令でないときには、ステップS525に進み、
受け取ったコマンドが即時ジョブの問い合わせ命令であ
るか否かを判定する。受け取ったコマンドが即時ジョブ
の問い合わせ命令であるときには、ステップS526に
進み、即時ジョブリストを取得し、続くステップS52
4でコマンドを送信してきた宛先に取得した即時ジョブ
リストをメッセージとして送信して処理を終了する。こ
こで、操作部115が即時ジョブの問い合わせ命令を発
行した場合、操作部115においては、受け取ったデー
タに基づき図13に示す待機JOBリストを作成して表
示する。
【0097】受け取ったコマンドが即時ジョブの問い合
わせ命令でないときには、ステップS527に進み、受
け取ったコマンドが即時ジョブ削除命令であるか否かを
判定する。受け取ったコマンドが即時ジョブ削除コマン
ドであるときには、ステップS528に進み、指定され
たジョブがHTTPクライアント252またはHTML
Parser253により実行中であるか否かを判定
する。指定されたジョブが実行中でないときには、ステ
ップS529に進み、即時ジョブリストから指定された
ジョブを削除し、続くステップS524で、削除したジ
ョブリストをコマンドを発した宛先にメッセージとして
送信して処理を終了する。ここで、操作部115が即時
ジョブの削除コマンドを発行した場合、操作部115に
おいては、受け取ったメッセージに基づき図13に示す
待機JOBリストを更新して表示する。
【0098】削除するように指示されたジョブがHTT
Pクライアント252またはHTML Parser2
53により実行中であるときには、ステップS530に
進み、キャンセルフラグを立てて処理を終了する。
【0099】受け取ったコマンドが即時ジョブ削除命令
コマンドでないときには、ステップS531に進み、受
け取ったコマンドが即時ジョブプリント命令であるか否
かを判定し、受け取ったコマンドが即時ジョブプリント
コマンドでないときには、スケジュールジョブのプリン
トコマンドであると判断してステップS532で、この
ジョブをスケジュールジョブに登録して処理を終了す
る。
【0100】受け取ったコマンドが即時ジョブプリント
コマンドであるときには、図15に示すステップS50
4のHTTPクライアント252の処理へ移行する。H
TTPクライアント252、HTTP Parser2
53は、メモリを大量に消費しないように、1度に複数
のジョブを並列的に処理することは行わず、既に別の処
理が動作中である場合には、この即時ジョブプリントコ
マンドジョブにより指定されたジョブは、即時ジョブリ
ストに登録され、処理が終り次第実行されることにな
る。
【0101】図15に示すステップS504において
は、HTTPクライアント252によりWWWサーバか
らホームページのデータであるHTMLデータ、画像デ
ータなどを取得するための動作を実行する。
【0102】このHTTPクライアント252による動
作が終了すると、ステップS505に進み、キャンセル
フラグが立っているか否かを判定する。ここで、キャン
セルフラグが立っていた場合には、ステップS509に
進み、印刷中止処理を実行し、続くステップS510
で、プリントをキャンセルしたことを示すメッセージを
操作部115に送信して終了をする。キャンセルフラグ
が立っていない場合には、ステップS506に進み、H
TML Parser253による処理を開始する。H
TML Parser253の処理では、WWWサーバ
から取得したデータに基づきプリンタ部2が印刷可能な
印刷データを生成する。
【0103】HTML Parser253の処理終了
後、ステップS507に進み、再度キャンセルフラグが
立っているか否かを判定する。ここで、キャンセルフラ
グが立っていた場合には、上述したように、ステップS
509で印刷中止処理を実行し、続くステップS510
で、プリントをキャンセルしたことを示すメッセージを
操作部115に送信して終了をする。キャンセルフラグ
が立っていない場合には、ステップS560に進み、白
黒反転処理(図20に示す)を実行し、続くステップS
508でHTML Parser253で作成した画像
データをコア部10へ送信して処理を終了する。画像デ
ータを受け取ったコア部10はリーダ部1を介してプリ
ンタ部2へ転送し、プリンタ部2では、カセット204
またはカセット205から対応するサイズの用紙を給紙
し、この用紙に印刷を行う。なお、ステップS560に
おける白黒反転は、プリンタ部2が白黒プリンタである
場合のみに実行される処理であり、この処理については
後で図20を用いて説明する。
【0104】次に、スケジュールジョブ処理について図
17を参照しながら説明する。
【0105】スケジュールジョブ処理は、毎分1回定期
的に起動される。スケジュールジョブとは、ソフトキー
332(印刷時刻キー)またはソフトキー333(定期
巡回キー)により実行の日時がセットされたジョブであ
る。
【0106】スケジュールジョブ処理では、図17に示
すように、まず、ステップS541において、スケジュ
ールジョブがあるか否かを判定し、スケジュールジョブ
がないときには、本処理を終了する。スケジュールジョ
ブがあるときには、ステップS542に進み、このスケ
ジュールジョブに対して設定された印刷時刻が到来した
か否かを判定し、スケジュールジョブに対して設定され
た印刷時刻が到来していないときには、処理を終了す
る。スケジュールジョブに対して設定された印刷時刻が
到来しているときには、ステップS543に進み、プリ
ント指示コマンドを送信して処理を終了する。このプリ
ント指示コマンドが送信されると、上述したように、即
時プリントジョブが上記ステップS502のコマンド受
け取り処理で受信され、このコマンドにより上記S51
1において指定された時刻にWWWサーバをアクセスし
てホームページの印刷が行われることになる。
【0107】次に、バックグラウンド印刷決定処理につ
いて図18ないし図19を参照しながら説明する。図1
8は図1の画像形成装置の操作部におけるバックグラウ
ンド印刷の設定画面例を示す図、図19は図1の画像形
成装置におけるバックグラウンド印刷のデフォルト値を
決定するためのイニシャル時の手順を示すフローチャー
トである。
【0108】操作部115には、所定のキー操作に応じ
てバックグラウンド印刷の設定画面が表示される。この
設定画面では、バックグラウンド印刷をする/しないを
選択するためのソフトキーが表示される。例えば、プリ
ンタ部2が白黒プリンタである場合、図18(a)に示
すように、上記設定画面のデフォルト状態では、予めバ
ックグランド印刷をしない設定にしてある。これに対
し、プリンタ部2がカラープリンタである場合には、図
19(b)に示すように、予めバックグラウンド印刷を
する設定にしてある。すなわち、ユーザがこのパラメー
タを変更することによりバックグラウンドを印刷するか
しないかを決定することができる。
【0109】バックグラウンド印刷をするに設定した場
合、WWWサーバから得られたHTMLファイルに<BOD
Y BGCOLOR="#rrggbb">の記述があった場合、このコード
における"#rrggbb"(赤、緑、青の16進数で書かれた数
値)のパラメータの数値を有効してバックグラウンドを
描画し、バックグラウンド印刷をしないに設定した場合
上記パラメータを無視する。同様に、バックグラウンド
印刷をするに設定した場合、<BODY BACKGROUND="foo.gi
f">と記述があった場合、この"foo.gif" で示される背
景を描画し、バックグラウンド印刷をしないに設定した
場合、この"foo.gif" の画像を無視する。
【0110】次に、バックグラウンド印刷のデフォルト
値を決定するための手順について説明する。
【0111】電源を投入すると、システム全体をイニシ
ャライズする処理が起動する。この処理に合わせて、バ
ックグラウンド印刷のデフォルト値を決定するための処
理の実行が開始されると、図19に示すように、まず、
ステップS551において、プリンタ部2が白黒プリン
タであるがどうかを判定する。プリンタ部2が白黒プリ
ンタである場合には、ステップS553に進み、バック
グラウンド印刷をしないにセットして処理を終了する。
プリンタ部2が白黒プリンタでなくカラープリンタであ
る場合には、ステップS552に進み、バックグラウン
ド印刷をするにセットして処理を終了する。
【0112】このように、バックグラウンドの印刷を行
うか、印刷を行わないのかをユーザが設定することが可
能であるから、印刷品位の向上を図ることができる。ま
た、バックグラウンド印刷の有無の設定において、白黒
プリンタではデフォルトで印刷しないに設定したことに
より、ユーザが設定を変更することなく高品位の画像を
印刷出力することが可能である。
【0113】次に、上記ステップS560の白黒反転処
理について図20を参照しながら説明する。図20は図
15のステップS560の白黒反転処理手順を示すフロ
ーチャートである。なお、この処理は、プリンタ部2が
白黒プリンタである場合のみに実行される。
【0114】白黒反転(ステップS560)では、図2
0に示すように、まず白黒反転のパラメータの値がする
にセットされているか、しないにセットされているかを
判定する。白黒反転のパラメータの値がしないにセット
されている場合には、処理を終了する。白黒反転のパラ
メータの値がするにセットされている場合には、ステッ
プS562に進み、変数adr を画像データのスタートア
ドレスにセットする。続くステップS563では、この
変数adr が示すデータの内容を0xffとイックスクルーシ
ブオアすることによりビット反転を行い、白と黒を反転
する。
【0115】次いで、ステップS564に進み、反転後
の変数adr が画像終了アドレスか否かを判定し、反転後
の変数adr が終了アドレスに達してない場合には、ステ
ップS565に進み、変数adr に1を加え、再度ステッ
プS563からの処理を反転後の変数adr が終了アドレ
スに達するまで繰り返す。反転後の変数adr が終了アド
レスに達すると、処理を終了する。この白黒反転終了
後、白黒反転処理が施された画像データがコア部10を
経由してプリンタ部2に転送される。
【0116】多くの色を使用した画像に文字が書かれて
いるようなホームページに対しては、白黒反転処理をす
ることにより、黒味がかったグレースケールが薄いグレ
ーになりテキストの判読が可能になる。
【0117】以上より、本実施の形態では、ネットワー
ク上のWWWサーバから情報処理装置を介さずにデータ
を直接取得することができるとともに、WWWサーバか
ら取得したデータの印刷出力に対する品位を向上するこ
とができる。
【0118】なお、本実施の形態では、ネットワークの
通信プロトコルにTCP/IPを用いて説明したが、I
PX/SPX、Apple Talkなどの通信プロト
コルを用いても同様の効果が得られる。また、クライア
ントPC11との通信プロトコルにLPR,LPDを用
いているが、これに代えて、HTTP、FTPなどの通
信プロトコルを用いても同様の効果が得られる。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の画
像形成装置によれば、バックグラウンド印刷の有無など
を設定するWWWサーバのデータの印刷に関する印刷パ
ラメータを入力する印刷パラメータ入力手段と、WWW
サーバにアクセスし、該WWWサーバが保持するデータ
を取得するデータ取得手段と、データ取得手段により取
得したデータを解析し、その解析結果に応じてバックグ
ラウンドを描画するバックグラウンド描画手段と、印刷
パラメータ手段により入力されたバックグラウンドの印
刷の有無を設定する印刷パラメータに基づきバックグラ
ウンド描画手段によるバックグラウンドの描画の有無を
決定するバックグラウンド印刷決定手段と、前記データ
取得手段により取得したデータから画像データを生成す
る画像データ生成手段と、画像データ生成手段により生
成した画像データの印刷を行う印刷手段とを備えるか
ら、ネットワーク上のWWWサーバから情報処理装置を
介さずにデータを直接取得することができるとともに、
WWWサーバから取得したデータの印刷出力に対する品
位を向上することができる。
【0120】請求項2記載の画像形成装置によれば、印
刷パラメータ入力手段により入力されるバックグラウン
ド印刷の有無を設定する印刷パラメータのデフォルト値
が、印刷手段の可能印刷出力色に応じて決定されている
から、印刷手段の可能印刷出力色に応じて、バックグラ
ウンド印刷の有無を設定する印刷パラメータの値を設定
する操作をなくすことができる。
【0121】請求項3記載の画像形成装置によれば、バ
ックグラウンド印刷の有無を設定する印刷パラメータの
デフォルト値を、印刷手段の可能印刷出力色がカラーで
あるときには、バックグラウンド印刷をすることを、印
刷手段の可能印刷出力色が白黒であるときには、バック
グラウンド印刷をしないことを示すように設定すること
ができる。
【0122】請求項4記載の画像形成装置によれば、さ
らに、画像データに対して白黒反転処理を施す白黒反転
手段を備え、印刷手段で、白黒反転処理が施された画像
データの印刷を行うから、例えば、多くの色を使用した
画像に文字が書かれているようなデータに対しては白黒
反転処理をすることにより、黒味がかったグレースケー
ルが薄いグレーになりテキストの判読が可能になるな
ど、印刷品位を向上することができる。
【0123】請求項5記載の画像形成装置によれば、さ
らに、画像データに対して回転処理、変倍処理などの画
像処理を施す画像処理手段を備え、印刷手段で、画像処
理が施された画像データの印刷を行うから、ユーザが所
望する印刷出力を得ることが可能になる。
【0124】請求項6記載の画像形成方法によれば、バ
ックグラウンド印刷の有無などを設定するWWWサーバ
のデータの印刷に関する印刷パラメータを入力する工程
と、WWWサーバにアクセスし、該WWWサーバが保持
するデータを取得する工程と、バックグラウンドの印刷
の有無を設定する印刷パラメータに基づきバックグラウ
ンドの描画の有無を決定する工程と、取得したデータを
解析し、その解析結果とバックグラウンドの描画の有無
に対する決定内容とに応じてバックグラウンドを描画す
る工程と、取得したデータから画像データを生成する工
程と、生成した画像データの印刷を行う工程とを備える
から、ネットワーク上のWWWサーバから情報処理装置
を介さずにデータを直接取得することができるととも
に、WWWサーバから取得したデータの印刷出力に対す
る品位を向上することができる。
【0125】請求項7記載の画像形成方法によれば、さ
らに、画像データに対して白黒反転処理を施す工程を含
み、白黒反転処理が施された画像データの印刷を行うか
ら、例えば、多くの色を使用した画像に文字が書かれて
いるようなデータに対しては白黒反転処理をすることに
より、黒味がかったグレースケールが薄いグレーになり
テキストの判読が可能になるなど、印刷品位を向上する
ことができる。
【0126】請求項8記載の記憶媒体によれば、バック
グラウンド印刷の有無などを設定するWWWサーバのデ
ータの印刷に関する印刷パラメータを入力し、保持する
印刷パラメータ保持モジュールと、WWWサーバにアク
セスし、該WWWサーバが保持するデータを取得するデ
ータ取得モジュールと、データ取得モジュールにより取
得したデータを解析し、その解析結果に応じてバックグ
ラウンドを描画するバックグラウンド描画モジュール
と、印刷パラメータ保持モジュールに保持されたバック
グラウンドの印刷の有無を設定する印刷パラメータに基
づきバックグラウンド描画モジュールによるバックグラ
ウンドの描画の有無を決定するバックグラウンド印刷決
定モジュールと、データ取得モジュールで取得したデー
タから画像データを生成する画像データ生成モジュール
とを含むから、ネットワーク上のWWWサーバから情報
処理装置を介さずにデータを直接取得することができる
とともに、WWWサーバから取得したデータの印刷出力
に対する品位を向上することができる。
【0127】請求項9記載の記憶媒体によれば、印刷パ
ラメータ保持モジュールに保持されているバックグラウ
ンド印刷の有無の設定を示す印刷パラメータのデフォル
ト値が、印刷手段の可能印刷出力色に応じて決定されて
いるから、印刷手段の可能印刷出力色に応じて、バック
グラウンド印刷の有無を設定する印刷パラメータの値を
設定する操作をなくすことができる。
【0128】請求項10記載の記憶媒体によれば、印刷
パラメータ保持モジュールに保持されているバックグラ
ウンド印刷の有無の設定を示す印刷パラメータのデフォ
ルト値を、印刷手段の可能印刷出力色がカラーであると
きには、バックグラウンド印刷をすることを、印刷手段
の可能印刷出力色が白黒であるときには、バックグラウ
ンド印刷をしないように設定することができる。
【0129】請求項11記載の記憶媒体によれば、さら
に、画像データに対して白黒反転処理を施す白黒反転モ
ジュールを含み、白黒反転処理が施された画像データを
印刷手段に転送するから、例えば、多くの色を使用した
画像に文字が書かれているようなデータに対しては白黒
反転処理をすることにより、黒味がかったグレースケー
ルが薄いグレーになりテキストの判読が可能になるな
ど、印刷品位を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の実施の一形態の構成を
示すブロック図である。
【図2】リーダ部1およびプリンタ部2を一体的に設け
た画像入出力デバイスの構成を示す断面図である。
【図3】図1の画像形成装置のリーダ部1の構成を示す
ブロック図である。
【図4】図1の画像形成装置のコア部10の構成を示す
ブロック図である。
【図5】図1の画像形成装置のネットワークI/F部に
おけるプログラム構成を示す図である。
【図6】図3のリーダ部1に設けられている操作部11
5の構成を示す図である。
【図7】操作部115におけるコピーモードの表示の一
例を示す図である。
【図8】操作部115に表示されるWebプリントモー
ドの操作画面例を示す図である。
【図9】操作部115に表示されるWebプリントモー
ドの操作画面例を示す図である。
【図10】操作部115に表示されるWebプリントモ
ードの操作画面例を示す図である。
【図11】操作部115に表示されるWebプリントモ
ードの操作画面例を示す図である。
【図12】操作部115に表示されるWebプリントモ
ードの操作画面例を示す図である。
【図13】操作部115に表示されるWebプリントモ
ードの操作画面例を示す図である。
【図14】操作部115に表示されるWebプリントモ
ードの操作画面例を示す図である。
【図15】図1の画像形成装置におけるWWWサーバの
ホームページを印刷する処理手順を示すフローチャート
である。
【図16】図15のステップS502のコマンド受け取
り処理の手順を示すフローチャートである。
【図17】図1の画像形成装置におけるスケジュールジ
ョブ処理の手順を示すフローチャートである。
【図18】図1の画像形成装置の操作部におけるバック
グラウンド印刷の設定画面例を示す図である。
【図19】図1の画像形成装置におけるバックグラウン
ド印刷のデフォルト値を決定するためのイニシャル時の
手順を示すフローチャートである。
【図20】図15のステップS560の白黒反転処理手
順を示すフローチャートである。
【図21】従来のWWWサーバに保持されている情報の
印刷を行うシステムを示す概要図である。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 画像入出力制御部 7 ネットワークI/F部 10 コア部 11 PCクライアント 12 イントラネットWWWサーバ 13 インターネットWWWサーバ 14 インターネット網 114,123 CPU 250 IP 251 TCP,UDP 252 HTTPクライアント 253 HTML Parser 254 アプリケーション階層のプロトコル

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上のWWWサーバが保持す
    るデータの印刷を行うことが可能な画像形成装置におい
    て、バックグラウンド印刷の有無などを設定する前記W
    WWサーバのデータの印刷に関する印刷パラメータを入
    力する印刷パラメータ入力手段と、前記WWWサーバに
    アクセスし、該WWWサーバが保持するデータを取得す
    るデータ取得手段と、前記データ取得手段により取得し
    たデータを解析し、その解析結果に応じてバックグラウ
    ンドを描画するバックグラウンド描画手段と、前記印刷
    パラメータ手段により入力された前記バックグラウンド
    の印刷の有無を設定する印刷パラメータに基づき前記バ
    ックグラウンド描画手段による前記バックグラウンドの
    描画の有無を決定するバックグラウンド印刷決定手段
    と、前記データ取得手段により取得したデータから画像
    データを生成する画像データ生成手段と、前記画像デー
    タ生成手段により生成した画像データの印刷を行う印刷
    手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷パラメータ入力手段により入力
    される前記バックグラウンド印刷の有無を設定する印刷
    パラメータのデフォルト値は、前記印刷手段の可能印刷
    出力色に応じて決定されていることを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記バックグラウンド印刷の有無を設定
    する印刷パラメータのデフォルト値は、前記印刷手段の
    可能印刷出力色がカラーであるときには、バックグラウ
    ンド印刷をすることを、前記印刷手段の可能印刷出力色
    が白黒であるときには、バックグラウンド印刷をしない
    ことを示すことを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記画像データに対して白黒反
    転処理を施す白黒反転手段を備え、前記印刷手段は、前
    記白黒反転処理が施された画像データの印刷を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記画像データに対して回転処
    理、変倍処理などの画像処理を施す画像処理手段を備
    え、前記印刷手段は、該画像処理が施された画像データ
    の印刷を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れか1つに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 ネットワーク上のWWWサーバが保持す
    るデータの印刷を行うための画像形成方法において、バ
    ックグラウンド印刷の有無などを設定する前記WWWサ
    ーバのデータの印刷に関する印刷パラメータを入力する
    工程と、前記WWWサーバにアクセスし、該WWWサー
    バが保持するデータを取得する工程と、前記バックグラ
    ウンドの印刷の有無を設定する印刷パラメータに基づき
    前記バックグラウンドの描画の有無を決定する工程と、
    前記取得したデータを解析し、その解析結果と前記バッ
    クグラウンドの描画の有無に対する決定内容とに応じて
    バックグラウンドを描画する工程と、前記データ取得手
    段で取得したデータから画像データを生成する工程と、
    前記生成した画像データの印刷を行う工程とを備えるこ
    とを特徴とする画像形成方法。
  7. 【請求項7】 さらに、前記画像データに対して白黒反
    転処理を施す工程を含み、前記白黒反転処理が施された
    画像データの印刷を行うことを特徴とする請求項6記載
    の画像形成方法。
  8. 【請求項8】 画像データの印刷を行う印刷手段を備え
    る画像形成装置上で実行可能なプログラムであってネッ
    トワーク上のWWWサーバが保持するデータの印刷を行
    うためのプログラムを格納した記憶媒体において、バッ
    クグラウンド印刷の有無などを設定する前記WWWサー
    バのデータの印刷に関する印刷パラメータを入力し、保
    持する印刷パラメータ保持モジュールと、前記WWWサ
    ーバにアクセスし、該WWWサーバが保持するデータを
    取得するデータ取得モジュールと、前記データ取得モジ
    ュールにより取得したデータを解析し、その解析結果に
    応じてバックグラウンドを描画するバックグラウンド描
    画モジュールと、前記印刷パラメータ保持モジュールに
    保持された前記バックグラウンドの印刷の有無を設定す
    る印刷パラメータに基づき前記バックグラウンド描画モ
    ジュールによる前記バックグラウンドの描画の有無を決
    定するバックグラウンド印刷決定モジュールと、前記デ
    ータ取得モジュールにより取得したデータから前記画像
    データを生成する画像データ生成モジュールとを含むこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  9. 【請求項9】 前記印刷パラメータ保持モジュールに保
    持されている前記バックグラウンド印刷の有無を設定す
    る印刷パラメータのデフォルト値は、前記印刷手段の可
    能印刷出力色に応じて決定されていることを特徴とする
    請求項8記載の記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記バックグラウンド印刷の有無を設
    定する印刷パラメータのデフォルト値は、前記印刷手段
    の可能印刷出力色がカラーであるときには、バックグラ
    ウンド印刷をすることを、前記印刷手段の可能印刷出力
    色が白黒であるときには、バックグラウンド印刷をしな
    いことを示すことを特徴とする請求項9記載の記憶媒
    体。
  11. 【請求項11】 さらに、前記画像データに対して白黒
    反転処理を施す白黒反転モジュールを含み、前記白黒反
    転処理が施された画像データを前記印刷手段に転送する
    ことを特徴とする請求項8記載の記憶媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001022539A (ja) * 1999-07-06 2001-01-26 Ricoh Co Ltd インターネット対応型画像処理装置およびインターネットプリントシステム
JP2005250689A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Hiroshi Okuhara データ処理システム、端末装置、データ処理プログラム
JP2009087236A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Brother Ind Ltd 情報処理装置および情報処理装置のプログラム
JP2009087231A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Brother Ind Ltd リンクツリー作成プログラム及び印刷装置

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