JPH11134001A - 分散形制御システム及び該システムのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

分散形制御システム及び該システムのプログラムを記録した記録媒体

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JPH11134001A
JPH11134001A JP31468397A JP31468397A JPH11134001A JP H11134001 A JPH11134001 A JP H11134001A JP 31468397 A JP31468397 A JP 31468397A JP 31468397 A JP31468397 A JP 31468397A JP H11134001 A JPH11134001 A JP H11134001A
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interlock processing
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JP31468397A
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Keiichi Kaneda
啓一 金田
Yuji Ichikawa
裕士 市川
Koichi Hamamatsu
浩一 浜松
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフト処理のインターロック処理で、ハード
接点を大幅に削減する。 【解決手段】 入出力処理手段11は、分散形制御装置
間でインターロック処理に必要なインターロック処理情
報を伝送路を介して伝送データで授受する。機器操作処
理手段12は、機器選択があり、かつ、インターロック
処理手段によってインターロック成立の通知があると、
選択機器を制御可能とする。インターロック処理手段1
3は、インターロック判定処理要求があると、インター
ロック処理情報と所定のインターロック条件とからイン
ターロック処理の成立あるいは不成立を判定し、インタ
ーロック処理の成立あるいは不成立を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設備毎に監視制御
を行う複数の分散形制御装置とこれらの分散形制御装置
を伝送路により接続する監視制御装置とにより構成され
る分散形制御システム及び該システムのプログラムを記
録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、送電線等の設備毎に分散形制御装
置を分散させた分散形制御システムが、変電所監視制御
システムの主流となっている。かかる、分散形制御シス
テムによって、例えば、変電所の機器制御を行う場合、
断路器は電流遮断能力がないので、制御する際に遮断器
が切状態になっているかを予め確認する必要があり、そ
のために主機の入切状態を示す接点を使用しハードウェ
アにてインターロック処理を実施するインターロック回
路を設けている。
【0003】図10は、上記する分散形制御システムの
系統図であって、監視制御装置である制御親局1と複数
の分散形制御装置である制御子局2−1〜2−nとは、
伝送路を有する伝送系3で結合されている。各制御子局
2−1〜2−nは、設備機器である制御対象の制御機器
4−1〜4−nに対してケーブル5によって接続してい
る。さらに、各制御子局2−1〜2−nの間は、必要に
応じてケーブル6が敷設されている。
【0004】上記制御機器4−1〜4−nでは、例え
ば、図11に示すように、制御機器4−1と制御機器4
−2がある。
【0005】図において、遮断器52に対して、遮断器
52を正常に動作させ、保守可能とするために断路器8
9A,断路器89B,断路器E51,断路器E52等が
配置され、制御機器4−2には、断路器89EA,断路
器89EB,断路器89BTA,断路器89BTBが配
置され、これらの間に遮断器52のB接点52BTが接
続している。
【0006】上記図11に示す制御機器に対応して断路
器89A(図示A矢印)を入可能とするインターロック
回路は、図12に示すように構成されている。
【0007】この構成から判るようにハードウェアイン
ターロック回路103は、次の式(1)の条件式が成立
したときである。
【0008】
【数1】
【0009】すなわち、図12の左側103aか右側1
03bいずれかが入となると、インターロック処理が成
立する。この状態で制御出力接点101の89A入がさ
れると断路器89Aを入とすることができる。
【0010】このインターロック処理の一例によれば、
断路器89Aを入とするとき遮断器52等の切状態を示
す接点等によりインターロック回路を構成して、予め遮
断器52等の切状態を確認して電流遮断能力のない断路
器89Aを保護している。なお、この断路器89Aは、
遮断器52の保守等のために設けられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
乃至図12に示したインターロック回路は、制御機器の
入切状態をハード接点を組み合わせて構成しており、し
かも、制御子局間の入切状態の接点情報が必要である。
このために各制御子局間に多くのケーブルを敷設する一
方、各制御子局に膨大な接点数を有して、制御子局の大
型化と複雑化の要因となるという問題がある。また、制
御機器の増設に伴う変更や追加にも対応が極めて困難で
あるという問題がある。
【0012】そこで、本発明は、制御子局間のケーブル
の敷設を削除すると共に、ハードウエア接点の大幅な減
少を実現する分散制御システム及び該システムのプログ
ラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、回線
あるいは設備毎に監視制御を行う複数の分散形制御装置
と、これらの分散形制御装置に対して伝送路により結合
され、システム全体を監視制御する監視制御装置とから
構成される分散形制御システムにおいて、前記分散形制
御装置は、分散形制御装置間でインターロック処理に必
要なインターロック処理情報を伝送路を介して伝送デー
タで授受する入出力処理手段と、インターロック判定処
理要求があると、インターロック処理情報と所定のイン
ターロック処理条件とからインターロック処理の成立あ
るいは不成立を判定し、インターロック処理の成立ある
いは不成立を通知するインターロック処理手段と、機器
選択があり、かつ、前記インターロック処理手段によっ
てインターロック処理成立の通知があると、選択機器を
制御可能とする機器操作処理手段を設ける一方、前記監
視制御装置は、伝送データによるインターロック処理結
果情報を運転員へ知らせる手段を設けるようにしたもの
である。この手段によれば、伝送線を介して必要なイン
ターロック情報が授受され、ソフト処理によりインター
ロック処理がされる。これにより、従来の分散形制御装
置間の多量のケーブルが削減され、従来のハード接点が
大幅に削減され、装置の小型化が図れ、さらに、増設等
のインターロック回路の変更にも柔軟な対応ができる。
また、監視制御装置においてインターロック状態の監視
ができる。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載の分散形
制御システムにおいて、前記機器操作処理手段は、機器
選択があり、かつ、前記インターロック処理手段によっ
てインターロック処理成立の通知があると、第1インタ
ーロック処理成立結果の出力をすると共に、選択機器の
制御が実行され、かつ、前記インターロック処理手段に
よってインターロック処理成立の通知があると第2イン
ターロック処理成立結果の出力をして、前記第1インタ
ーロック成立結果出力がされ、かつ、前記第2インター
ロック処理成立結果の出力によって前記選択機器の制御
を可能とするようにしたものである。この手段によれ
ば、機器選択時と制御実行時にそれぞれインターロック
処理がされるので、信頼性の高いインターロック処理が
される。
【0015】請求項3の発明は、請求項1記載の分散形
制御システムにおいて、前記インターロック処理手段に
よって、インターロック処理不成立と判定されたとき、
機器選択を解除し、制御実行を禁止するようにしたもの
である。この手段によれば、インターロック不成立のと
き、機器選択解除処理がされるので、インターロック不
成立の誤操作が確実に阻止できる。
【0016】請求項4の発明は、請求項1記載の分散形
制御システムにおいて、前記インターロック処理手段
は、伝送系不良あるいは装置不良時にインターロック処
理不成立と判定するようにしたものである。この手段に
よれば、伝送不良や装置不良がインターロック判定処理
の判定に加味されるので、正確なインターロック判定が
され、誤情報、誤操作を確実に阻止できる。
【0017】請求項5の発明は、請求項1記載の分散形
制御システムにおいて、前記インターロック処理手段に
よりインターロック処理不成立の判定時に前記監視制御
装置へ不成立の内容のガイダンス表示を行うようにした
ものである。この手段によれば、インターロック処理結
果が監視制御装置で運転員へ提示できるので操作性の向
上が図れる。
【0018】請求項6の発明は、請求項1記載の分散形
制御システムにおいて、前記各伝送データは、全ての分
散形制御装置で扱う全ての機器の状態を連続して所定の
順番で表す共通のデータエリアを有して、共通データベ
ース化するようにしたものである。この手段によれば、
回線増設時にソフト変更が不要となる。
【0019】請求項7の発明は、回線あるいは設備毎に
監視制御を行う複数の分散形制御装置と、これらの分散
形制御装置に対して伝送路により結合され、システム全
体を監視制御する監視制御装置とから構成される分散形
制御システムのプログラムを記録した記録媒体におい
て、前記分散形制御装置は、分散形制御装置間でインタ
ーロック処理に必要なインターロック処理情報を伝送路
を介して伝送データで授受する入出力処理手段と、イン
ターロック判定処理要求があると、インターロック処理
情報と所定のインターロック条件とによってインターロ
ック処理の成立あるいは不成立を判定し、インターロッ
ク処理の成立あるいは不成立を通知するインターロック
処理手段と、機器選択があり、かつ、前記インターロッ
ク処理手段によってインターロック処理成立の通知があ
ると、選択機器を制御可能とする機器操作処理手段を設
ける一方、前記監視制御装置は、伝送データによるイン
ターロック処理結果情報を運転員へ知らせる手段を設け
る分散形制御システムのプログラムを記録した記録媒体
とするものである。この手段によれば、システムのイン
ターロック処理を実行するプログラムを記録した記録媒
体を用いて従来のハード接点の大幅な削減と小型化が図
られ、設備の変更にも柔軟に対処することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明の実施の形態を示す分散形
制御システムの系統図である。
【0022】図1において、従来技術を示す図10と同
一符号は、同一部分または相当部分を示し、本実施の形
態は、各制御子局2−1〜2−n間に敷設していた主に
インターロック処理のためのケーブル6を削除すると共
に、インターロック処理に必要なインターロック処理情
報を伝送系3を利用して伝送し、さらに、各制御子局2
−1〜2−nのためのインターロック処理をソフト処理
により実行させる点に特徴を有している。
【0023】制御子局2−1〜2−nは、図2に示すよ
うに、入出力処理手段11と機器操作処理手段12とイ
ンターロック処理手段13とから構成され、伝送部14
に接続している。
【0024】ここで、入出力処理手段11は、分散形制
御装置間でインターロック処理に必要なインターロック
処理情報を伝送路を介して伝送データで授受するもので
ある。機器操作処理手段12は、機器選択があり、か
つ、インターロック処理手段によってインターロック成
立の通知があると、選択機器を制御可能とするものであ
る。インターロック処理手段13は、インターロック判
定処理要求があると、インターロック処理情報と所定の
インターロック条件とからインターロック処理の成立あ
るいは不成立を判定し、インターロック処理の成立ある
いは不成立を通知するものである。
【0025】この構成によれば、伝送線を介して必要な
インターロック情報が授受され、ソフト処理によりイン
ターロック処理がされる。これにより、従来の分散形制
御装置間の多量のケーブルが削減され、従来のハード接
点が大幅に削減され、装置の小型化が図れ、さらに、増
設等のインターロック回路の変更にも柔軟な対応ができ
る。また、監視制御装置においてインターロック状態の
監視ができる。また、機器選択時と制御実行時にそれぞ
れインターロック処理をすれば、信頼性の高いインター
ロック処理ができる。
【0026】図3は、伝送データのフォーマットを示し
た図である。
【0027】図3に示すように、伝送系3には各制御子
局のデータ201,202,203が各々流れており、
そのデータ内容は、予め定められたフォーマット204
によっている。このフォーマット204は計測情報のエ
リア205や故障情報エリア206の他に、インターロ
ックに関するエリア207,208が予め定められてい
る。また、このフォーマット204には、インターロッ
ク処理結果を制御親局へ渡すためのエリア208及び各
制御子局で行うインターロック条件式で用いる機器状態
のエリア209がある。
【0028】インターロック結果を制御親局へ渡すため
のエリア208には、制御子局2−1で実行するインタ
ーロック条件式と、その処理を実行し不成立となった場
合には条件不成立箇所を制御親局1へ渡すための情報が
入っている。このエリア209は文字コード等を用い
て、機器番号とインターロック条件、不成立機器等の情
報で構成されている。このエリア209で示すインター
ロック条件式は従来技術で説明した式(1)に対応して
おり、文字データとして送信する。制御親局1では、こ
の情報を基にインターロックの不成立原因を表示するこ
とができる。
【0029】機器状態のエリア207は210に示すよ
うに、制御子局2−1〜2−nで扱う機器状態を予め定
められた順番に格納する。そして、共通のデータエリア
によって共通のデータベース化を実現している。例とし
て、210に示す各機器の場所へ入時は’1’切時は’
0’と表されるデータを格納することで、機器の入切状
態を表すことができる。
【0030】この構成によれば、回線増設にもソフト変
更を不要とすることができる。
【0031】なお、208のエリアの情報形式は、文字
コード以外でも実現可能である。
【0032】次に、機器操作処理手段12の処理を図4
に従って説明すると、入出力処理手段11を介して伝送
データが取り込まれると伝送データに基づいて、機器選
択か否かの判定がされる(S1)。この判定で機器選択
の場合、インターロック処理手段13へインターロック
判定処理の要求がされる(S2)。機器選択でインター
ロック判定処理の要求があると、インターロック処理手
段13による図5に示す処理へ移行し、さらに、インタ
ーロック判定処理が図6に示すように行われる。
【0033】まず、図6では伝送データに基づいて選択
機器の所定のインターロック式を用いて演算が行われる
(S11)。次に、装置不良や伝送不良の有無が確認さ
れ、これらの不良がなく、かつ、インターロック式が成
立するとき、インターロックの成立が通知がされ、イン
ターロック不成立のとき、通知がされる(S12〜S1
6)。
【0034】図6の処理で、インターロック成立の通知
のとき、図5の処理によってインターロック成立結果出
力がされる(S22,S23)。また、不成立のとき、
インターロック不成立の結果出力がされる(S22,2
4)。インターロック不成立の場合、不成立の要因を表
すガイダンスが運転員へ示される(S25)。そして、
機器選択の解除がされる(S26)。
【0035】以上の結果が伝送データとして制御親局1
へ送られ運転員により制御が投入される。これにより、
図4の処理によって制御選択の判定がされ、再度インタ
ーロック処理手段13へインターロック判定処理要求が
され、図6による処理が再度実行され、インターロック
の成立、不成立が通知される(S11〜S16)。
【0036】インターロック成立の通知が機器操作処理
手段12へ入力すると機器を制御する操作要求が出力さ
れる(S4,S5)。そして、その結果が伝送データと
して制御子局2−1へ受け取られ、図7に示す制御出力
接点301が入とされ、機器302が動作される。
【0037】すなわち、図7は、入切の制御出力接点3
01と機器302とソフトインターロック出力接点30
3及びバイパスSW304で回路は構成され、常時は制
御出力接点301及びソフトインターロック出力接点3
03が動作し、機器の制御を行う。装置不良等でインタ
ーロックが成立せず、ソフトインターロック出力接点3
03が動作しないときにも機器の制御を行う必要が生じ
るケースも有る。このため、ソフトインターロック出力
接点303をバイパスするバイパスSW304を設ける
ことで、インターロック不成立時の機器制御をすること
ができる。
【0038】このようにインターロック不成立のとき、
機器選択解除処理がされるので、インターロック不成立
の誤操作が確実に阻止できる。また、伝送不良や装置不
良がインターロック判定処理の判定に加味されるので、
正確なインターロック判定がされ、誤情報、誤操作を確
実に阻止できる。インターロック処理結果が監視制御装
置で運転員へ提示できるので操作性の向上が図れる。
【0039】また、制御機器の入切状態とその状態を表
す接点との関係は、図8に示すように制御機器401は
一般に動作中、すなわち、入と切の間に移行期間404
があり、その際は制御機器401のa接点402とb接
点403が共に閉状態404となる。この期間は制御機
器動作中と判断し、インターックの不成立とする。
【0040】また、制御親局1で運転員へ知らせる表示
は、図9に示すようにシステムに標準的に実装されてい
る単線結線図を用いて、その画面の機器501等のシン
ボルを色替えや点滅等の表示502により、インターロ
ック不成立原因を表示する。例えば、機器入り状態は
赤、切り状態は緑、インターロック不成立機器は黄や点
滅表示等で、機器の状態、インターロック状態の表示を
行うことができる。
【0041】また、以上説明した分散形制御システムの
インターロック処理を実行するプログラムを記録した記
録媒体を用いて従来のハード接点の大幅な削減と小型化
が図られ、設備の変更にも柔軟に対処することができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、伝送系を介して必要なインターロック情報を授受
して、ソフト処理によりインターロック処理をするの
で、従来の分散形制御装置間の多量のケーブルが削減で
き、従来のハード接点が大幅に削減され、装置の小型化
が図れ、増設等のインターロック回路の変更にも柔軟な
対応ができ、また、監視制御装置においてインターロッ
ク状態の監視ができる。
【0043】また、請求項2の発明によれば、機器選択
時と制御実行時にそれぞれインターロック処理をするの
で、信頼性の高いインターロック処理をすることができ
る。
【0044】また、請求項3の発明によれば、インター
ロック不成立のとき、機器選択解除処理がされるので、
インターロック不成立の誤操作を確実に阻止することが
できる。
【0045】また、請求項4の発明によれば、伝送不良
や装置不良がインターロック判定処理の判定に加味され
るので、正確なインターロック判定ができ、誤情報、誤
操作を確実に阻止することができる。
【0046】また、請求項5の発明によれば、インター
ロック処理結果を監視制御装置の運転員へ提示できるの
で、操作性を大幅に向上することができる。
【0047】また、請求項6の発明によれば、伝送デー
タを共通のデータベースとしているので、回線増設時に
ソフト変更が不要となる。
【0048】請求項7の発明によれば、システムのイン
ターロック処理を実行するプログラムを記録した記録媒
体を用いて従来のハード接点の大幅な削減と小型化が図
られ、設備の変更にも柔軟に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す分散形制御システム
の系統図である。
【図2】図1の分散形制御システムに備える制御子局の
構成図である。
【図3】伝送データの構成図である。
【図4】図2の制御子局に備える機器操作処理手段の処
理を示すフローチャートである。
【図5】図2の制御子局に備えるインターロック処理手
段の部分フローチャートである。
【図6】図2の制御子局に備えるインターロック処理手
段の他の部分フローチャートである。
【図7】制御出力接点と機器とインターロック出力接点
とバイパス接点の関係を示す説明図である。
【図8】制御機器の入切状態と接点との関係を表す説明
図である。
【図9】制御親局にて表示されインターロック処理状態
を示す説明図である。
【図10】従来の分散形制御システムを示す系統図であ
る。
【図11】制御機器を制御する際の説明図である。
【図12】図11に対応する従来のハードウェアによる
インターロック回路図である。
【符号の説明】
1 制御親局 2−1〜2−n 制御子局 3 伝送系 4−1〜4−n 制御機器 5 ケーブル 11 入出力処理手段 12 機器操作処理手段 13 インターロック処理手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線あるいは設備毎に監視制御を行う複
    数の分散形制御装置と、これらの分散形制御装置に対し
    て伝送路により結合され、システム全体を監視制御する
    監視制御装置とから構成される分散形制御システムにお
    いて、 前記分散形制御装置は、分散形制御装置間でインターロ
    ック処理に必要なインターロック処理情報を伝送路を介
    して伝送データで授受する入出力処理手段と、インター
    ロック判定処理要求があると、インターロック処理情報
    と所定のインターロック処理条件とからインターロック
    処理の成立あるいは不成立を判定し、インターロック処
    理の成立あるいは不成立を通知するインターロック処理
    手段と、機器選択があり、かつ、前記インターロック処
    理手段によってインターロック処理成立の通知がある
    と、選択機器を制御可能とする機器操作処理手段を設け
    る一方、 前記監視制御装置は、伝送データによるインターロック
    処理結果情報を運転員へ知らせる手段を設けることを特
    徴とする分散形制御システム。
  2. 【請求項2】 前記機器操作処理手段は、機器選択があ
    り、かつ、前記インターロック処理手段によってインタ
    ーロック処理成立の通知があると、第1インターロック
    処理成立結果の出力をして、選択機器の制御が実行さ
    れ、かつ、前記インターロック処理手段によってインタ
    ーロック処理成立の通知があると第2インターロック処
    理成立結果として出力をして、前記第1インターロック
    成立結果出力がされ、かつ、前記第2インターロック処
    理成立結果の出力によって前記選択機器の制御可能とす
    ることを特徴とする請求項1記載の分散形制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記インターロック処理手段によって、
    インターロック処理不成立と判定されたとき、機器選択
    を解除し、制御実行を禁止することを特徴とする請求項
    1記載の分散形制御システム。
  4. 【請求項4】 前記インターロック処理手段は、伝送系
    不良あるいは装置不良時にインターロック処理不成立と
    判定することを特徴とする請求項1記載の分散形制御シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記インターロック処理手段によりイン
    ターロック処理不成立の判定時に前記監視制御装置へ不
    成立の内容のガイダンス表示を行うことを特徴とする請
    求項1記載の分散形制御システム。
  6. 【請求項6】 前記各伝送データは、全ての分散形制御
    装置で扱う全ての機器の状態を連続して所定の順番で表
    す共通のデータエリアを有して、共通データベース化し
    たことを特徴とする請求項1記載の分散形制御システ
    ム。
  7. 【請求項7】 回線あるいは設備毎に監視制御を行う複
    数の分散形制御装置と、これらの分散形制御装置に対し
    て伝送路により結合され、システム全体を監視制御する
    監視制御装置とから構成される分散形制御システムのプ
    ログラムを記録した記録媒体において、 前記分散形制御装置は、分散形制御装置間でインターロ
    ック処理に必要なインターロック処理情報を伝送路を介
    して伝送データで授受する入出力処理手段と、インター
    ロック判定処理要求があると、インターロック処理情報
    と所定のインターロック条件とによってインターロック
    処理の成立あるいは不成立を判定し、インターロック処
    理の成立あるいは不成立を通知するインターロック処理
    手段と、機器選択があり、かつ、前記インターロック処
    理手段によってインターロック処理成立の通知がある
    と、選択機器を制御可能とする機器操作処理手段を設け
    る一方、前記監視制御装置は、伝送データによるインタ
    ーロック処理結果情報を運転員へ知らせる手段を設ける
    ことを特徴とする分散形制御システムのプログラムを記
    録した記録媒体。
JP31468397A 1997-10-31 1997-10-31 分散形制御システム及び該システムのプログラムを記録した記録媒体 Pending JPH11134001A (ja)

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