JPH11133303A - リヤーフォーカス式の広角ズームレンズ - Google Patents

リヤーフォーカス式の広角ズームレンズ

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JPH11133303A JP9311183A JP31118397A JPH11133303A JP H11133303 A JPH11133303 A JP H11133303A JP 9311183 A JP9311183 A JP 9311183A JP 31118397 A JP31118397 A JP 31118397A JP H11133303 A JPH11133303 A JP H11133303A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体として5つのレンズ群を有し、変倍系よ
りも後方のレンズ群でフォーカスを行い、レンズ系全体
を小型にし、広画角,高変倍比のリヤーフォーカス式の
広角ズームレンズを得ること。 【解決手段】 物体側より順に正の屈折力の第1群、変
倍に伴い移動する負の屈折力の第2群、開口絞り、そし
てフォーカスの際に移動するレンズ群を含む少なくとも
1つのレンズ群を有し、該第1群は負の屈折力の第11
群と正の屈折力の第12群より成り、無限遠物体のとき
の該第12群の近軸横倍率をβ12としたとき −2.5<β12<−0.55 なる条件を満足すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリヤーフォーカス式
のズームレンズに関し、特に写真用カメラやビデオカメ
ラ、そして放送用カメラ等に用いられる広角端の撮影画
角が略80度と広画角でしかも変倍比12.5,Fナン
バー1.6程度と大口径比で高変倍比のリヤーフォーカ
ス式の広角ズームレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、ホームビデオカメラ等の小型軽量
化に伴い、撮像用のズームレンズの小型化にも目覚まし
い進歩が見られ、特にレンズ全長の短縮化や前玉径の小
型化、構成の簡略化に力が注がれている。
【0003】これらの目的を達成する一つの手段とし
て、物体側の第1群以外のレンズ群を移動させてフォー
カスを行う、所謂リヤーフォーカス式又はインナーフォ
ーカス式(以下「リヤーフォーカス式」と略称する。)
のズームレンズが知られている。
【0004】一般にリヤーフォーカス式のズームレンズ
は第1群を移動させてフォーカスを行うズームレンズに
比べて第1群の有効径が小さくなり、レンズ系全体の小
型化が容易になり、又近接撮影、特に極近接撮影が容易
となり、更に比較的小型軽量のレンズ群を移動させて行
っているので、レンズ群の駆動力が小さくてすみ迅速な
焦点合わせができる等の特長がある。
【0005】このようなリヤーフォーカス式のズームレ
ンズとして、例えば特開昭62−24213号公報,特
開昭63−247316号公報では、物体側より順に正
の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の
第3群、そして正の屈折力の第4群の4つのレンズ群を
有し、第2群を移動させて変倍を行い、変倍に伴う像面
変動を該第4群を移動させて補正すると共に該第4群を
移動させてフォーカスを行っている。
【0006】特開平2−39011号公報では物体側よ
り順に正の屈折力を持つ第1群と負の屈折力を持ち光軸
上を移動することにより変倍作用を有する第2群と正の
屈折力を持ち集光作用を有する第3群と、第2群の移動
及び物体の移動によって変動する像面を基準面から一定
の位置に保つように光軸上を移動する第4群とからなる
ズームレンズで第1群は負の屈折力の単レンズ、つづい
て正の屈折力の単レンズで構成される非球面を用いたズ
ームレンズを開示している。
【0007】特開平3−180809号公報では物体側
より順に正の屈折力を持つ第1群、負の屈折力を持つ第
2群、正の屈折力を持つ第3群、正の屈折力を持つ第4
群の4つのレンズ群より成り、変倍時、第2群が主とし
て移動し、それに伴う像点移動を少なくとも他の1つの
レンズ群を移動させて補正するようなズームレンズにお
いて第1群は物体側より順に、物体側に凸面を向けた負
のメニスカスレンズとある程度の空間をおいて配した物
体側に強い面を持つ正レンズの2枚にて構成されるズー
ムレンズを開示している。
【0008】特開平6−324265号公報では物体側
から順に正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正
の屈折力の第3群、そして正の屈折力の第4群によって
構成され、第2群と第4群とを光軸に沿って移動させて
各レンズ群相互の空気間隔を変化させることにより焦点
距離を連続的に変化させるズームレンズにおいて、第1
群を物体側から順に正レンズ,負レンズ,正レンズ,そ
して正レンズの4枚構成のズームレンズを開示してい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一般にズームレンズに
おいてリヤーフォーカス方式を採用すると前述の如くレ
ンズ系全体が小型化され又迅速なるフォーカスが可能と
なり、更に近接撮影が容易となる等の特長が得られる。
【0010】しかしながら反面、フォーカスの際の収差
変動が大きくなり、無限遠物体から近距離物体に至る物
体距離全般にわたりレンズ系全体の小型化を図りつつ高
い光学性能を得るのが大変難しくなってくるという問題
点が生じてくる。
【0011】また、充分な広角化を図りつつ大きな変倍
比を採ろうとすると、最も物体側のレンズ群が大型化し
てしまうという問題点が生じてくる。
【0012】前述した特開昭62−24213号公報,
特開平2−39011号公報,そして特開平3−180
809号公報等で提案されているズームレンズは必ずし
も撮影画角が十分ではなく、広画角化となっていない。
【0013】又、特開平6−324265号公報で提案
されているズームレンズは実施例中で第1群が負レン
ズ,正レンズ,正レンズ,正レンズのものが示されてい
るが、負レンズと正レンズの間の空気間隔が狭いため、
第1群の像側主点が十分に第2群側によっておらず、前
玉径が比較的大きくなっている。又、必ずしも広画角化
となっていない。
【0014】本発明は、リヤーフォーカス方式を採用
し、レンズ系全体の小型化を図りつつ、撮影画角が70
度以上と広画角でしかも大口径比及び高変倍比で、広角
端から望遠端に至る全変倍範囲にわたり、又無限遠物体
から超至近物体に至る物体距離全般にわたり、良好なる
光学性能を有したレンズ全長の短い小型のリヤーフォー
カス式の広角ズームレンズの提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のリヤーフォーカ
ス式の広角ズームレンズは、(1-1) 物体側より順に正の
屈折力の第1群、変倍に伴い移動する負の屈折力の第2
群、開口絞り、そしてフォーカスの際に移動するレンズ
群を含む少なくとも1つのレンズ群を有し、該第1群は
負の屈折力の第11群と正の屈折力の第12群より成
り、無限遠物体のときの該第12群の近軸横倍率をβ1
2としたとき −2.5<β12<−0.55 ‥‥(1) なる条件を満足することを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の数値実施例1の広
角端のレンズ断面図、図2は本発明の数値実施例1の広
角端の収差図、図3は本発明の数値実施例1の望遠端の
収差図である。
【0017】図4は本発明の数値実施例2の広角端のレ
ンズ断面図、図5は本発明の数値実施例2の広角端の収
差図、図6は本発明の数値実施例2の望遠端の収差図で
ある。
【0018】図7は本発明の数値実施例3の広角端のレ
ンズ断面図、図8は本発明の数値実施例3の広角端の収
差図、図9は本発明の数値実施例3の望遠端の収差図で
ある。
【0019】図10は本発明の数値実施例4の広角端の
レンズ断面図、図11は本発明の数値実施例4の広角端
の収差図、図12は本発明の数値実施例4の望遠端の収
差図である。
【0020】図中L1は正の屈折力の第1群であり、負
の屈折力の第11群L11、正の屈折力の第12群L1
2より成っている。L2は負の屈折力の第2群、L3は
正の屈折力の第3群、L4は負の屈折力の第4群であ
る。L5は正の屈折力の第5群である。SPは開口絞り
であり、第3群L3の前方に配置している。Gはフェー
スプレートやフィルター等のガラスブロックである。I
Pは像面である。
【0021】本実施形態では広角端から望遠端への変倍
に際して矢印のように第2群を像面側へ移動させると共
に、変倍に伴う像面変動を第4群を像面側に凸状の軌跡
を有しつつ移動させて補正している。
【0022】又、第4群を光軸上移動させてフォーカス
を行うリヤーフォーカス式を採用している。同図に示す
第4群の実線の曲線4aと点線の曲線4bは各々無限遠
物体と近距離物体にフォーカスしているときの広角端か
ら望遠端への変倍に伴う際の像面変動を補正する為の移
動軌跡を示している。尚、第1群と第3群そして第5群
は変倍及びフォーカスの際固定である。
【0023】本実施形態においては第4群を移動させて
変倍に伴う像面変動の補正を行うと共に第4群を移動さ
せてフォーカスを行うようにしている。特に同図の曲線
4a、4bに示すように広角端から望遠端への変倍に際
して像面側へ凸状の軌跡を有するように移動させてい
る。これにより第4群と第5群との空間の有効利用を図
りレンズ全長の短縮化を効果的に達成している。
【0024】本実施形態において、例えば望遠端におい
て無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合は
同図の直線4cに示すように第4群を後方へ繰り込むこ
とにより行っている。
【0025】本実施形態では無限遠物体から近距離物体
にフォーカスをするとき、負の第4群を繰り込んで行っ
ており、これによって従来のような正の屈折力の第4群
を繰り出して行うリヤーフォーカス方式に比べて近軸的
な変倍比に対して近距離側で変倍比が小さくなることが
ないようにして高変倍化しても近距離側で所望の変倍比
が得られるようにしている。
【0026】特に、第4群は、広角端より中間ズーム域
にかけて像面側に移動させている。更に高変倍のズーム
レンズを構成する為に第4群を広角端より望遠端にかけ
て像面側に凸状の軌跡で移動させている。このとき略完
全往復していればスペース効率が良く小型の高変倍のズ
ームレンズが容易となるので好ましい。
【0027】本実施形態において第2群はズーミング中
の横倍率が等倍(−1)を挟んで変化するようにして、
これにより高変倍化を容易にしている。
【0028】又第1群と第2群の主点間隔が負になるよ
うにしてレンズ系全体の小型化を図っている。
【0029】次に本実施形態のレンズ構成により前玉径
を小さくすることができる理由について説明する。
【0030】従来より広画角化を図ろうとすると、広角
端寄りの中間ズーム位置において第1群への軸外光束の
入射高が高くなり、この結果第1群のレンズ有効径が増
大してくる。この前玉径の増大を防止するには上記中間
ズーム位置で物体側より瞳(絞り)へ入射する軸外光束
の入射角度θを浅めに(小さめに)設定するように構成
するのがよい。
【0031】そのためには図13に示すように第4群L
4を広角端より中間ズーム域にかけて像面側に移動する
のが好ましい。この様に構成することにより、前玉径を
決定する焦点距離はかなり望遠側に寄り、レンズ系の小
型化が可能になる。この時特に全ズーム域でレンズの射
出瞳位置は像面よりプラス側(像面より反物体側)にあ
るのが有効である。
【0032】このように本発明では、射出瞳位置が像面
からプラス側(反物体側)にあるようにしている。特に
全ズーム範囲中のうち前玉径の決定に寄与する広角端
で、プラス側になっているようにしている。
【0033】また、前玉径の小型化に関係する絞りの位
置を、望遠端において第3群の近傍に配置している。
【0034】この時広角側において、絞りの位置は望遠
端での位置よりも物体側にあるように移動しても良い。
これによれば前玉径の小型化に有効となる。
【0035】一般に従来のズームレンズでは、第1群へ
の軸外光束の入射高は、入射瞳が第1群から深い所(奥
まったところ)にあるため、広角端寄りの中間ズーム位
置で最も高くなる。
【0036】本実施形態においてこの入射高を低くする
為に入射瞳即ち絞りを移動させても良く、これによれば
第1群の外径を最も効率的に小さくすることができる。
【0037】尚、本実施形態において絞りは、第3群の
近傍にズーミング中固定として機構の簡素化を図ってい
る。又絞りを前玉径の小型化の為に第3群の物体側近傍
に位置させている。
【0038】本実施形態では以上のようなリヤーフォー
カス式を採用することにより撮影可能な物体距離を短く
したときの第1群の有効径の増大を防止している。
【0039】そして第1群を前述した条件式(1)を満
足するようにして第1群から入射瞳までの距離を短くし
て第1群のレンズ外径の増大を効果的に防止している。
【0040】尚、本実施形態においては条件式(1)を −1.0<β12<−0.55 ‥‥(1a) の如く設定するのが、より好ましい。
【0041】本発明は以上の点を考慮して各レンズ群の
レンズ構成を前述の如く設定して、レンズ系全体の小型
化を図りつつ、諸収差を良好に補正しているが、更に好
ましくは次の諸条件のうち少なくとも1つを満足させる
のが良い。
【0042】[A1]前記第11群と第12群との間隔
をDa、前記第1群のレンズ全長をDL1としたとき 0.25<Da/DL1<0.5 ‥‥(2) なる条件を満足することである。
【0043】条件式(2)は広画角化を図りながら前玉
径を小型化するためのものであり、条件式(2)を逸脱
すると充分な小型化が望めない。
【0044】[A2]前記第11群は物体側に凸面を向
けたメニスカス状の負レンズより成り、前記第12群は
両レンズ面が凸面の正レンズと両レンズ面が凸面の正レ
ンズより成っていることである。
【0045】[A3]前記第11群は物体側に凸面を向
けたメニスカス状の負レンズより成り、前記第12群は
両レンズ面が凸面の正レンズと物体側に凸面を向けたメ
ニスカス状の正レンズより成っていることである。
【0046】[A4]第i群の焦点距離をfiとしたと
き 0.2<f2/f4<0.6 ‥‥(3) なる条件を満足するのが良い。
【0047】この式は、変倍に伴う移動レンズ群の最適
なパワー配置を与えるものである。上限値を越えると所
望の変倍比を得るために第2群の移動量が大きくなり、
前玉径及び全系が大型化して適当ではない。また下限値
を越えると変倍に伴い変化する像面を補正すると共にフ
ォーカスレンズ群である第4群の移動量が大きくなり、
レンズ系全体が大型化してくるので良くない。
【0048】又、条件式(3)は移動レンズ群の適正な
移動量を与えるために必要な式である。具体的には変倍
のために第2群の適正な移動量を限定し、第4群を効率
良く移動させる、特に第4群が広角端より望遠端にかけ
て像面側に凸状の軌跡で移動し、また特に略完全往復す
るために必要なものである。
【0049】[A5]全系の広角端及び望遠端の焦点距
離を各々fW,fT、第2群の広角端と望遠端における
倍率を各々β2W,β2Tとし、 Z=fT/fW Z2=β2T/β2W とおいたとき、 0.4<Z2/Z<1.3 ‥‥(4) を満足している事が好ましい。
【0050】この式(4)は全体の変倍に対する第2群
の変倍の割合を示すものである。この上限値を越えると
レンズ系のどこかの群がズーミング中、減倍している事
になり、変倍効率が悪く大型化の原因となり適当でな
い。また下限値を越えると変倍に寄与するレンズ群が複
数個ある事になりそれぞれの制御が難しくなる。
【0051】[A6]全系の広角端と望遠端の焦点距離
をfW,fT、第2群の焦点距離をf2としたとき
【0052】
【数1】 を満足するのが良い。
【0053】この式は主たる変倍レンズ群である第2群
のパワーに関する式である。この範囲を適当に選択する
事により有効に高変倍化が達成できる。具体的には上式
の下限値を越えると第2群のパワーが強くなりすぎ、ペ
ッツバール和が負に大きくなり像面がオーバー(補正過
剰)となるばかりでなく、敏感度が高くなりピントずれ
や像揺れが起こり易くなるため機構構成が複雑になり適
当ではない。
【0054】また上限値を得ると第2群のパワーが弱く
なり所望の変倍比の達成のために第2群の移動量が大き
くなり大型化して適当ではない。又高倍化のためには条
件式(5)は更に以下の条件に入っている事が好まし
い。
【0055】
【数2】 [A7]第i群の焦点距離をfi、全系の広角端の焦点
距離をfWとしたとき 3<f3/fW<5 ‥‥(6) 3<|f4/fW|<8 ‥‥(7) 3<f5/fW<5 ‥‥(8) を満足するのが良い。
【0056】以上の式(6)〜(8)は絞りから像面側
に配した各レンズ群のパワーに関する式である。それぞ
れの範囲は本ズームレンズの射出瞳位置を短くなりすぎ
ないように設定し、更に上述した様に物体側の斜光束が
瞳に浅い角度で入射させ、前玉径の小型化に寄与させる
ための条件である。
【0057】共に上限値を越えると上記斜光束が浅い角
度に設定できずに、前玉径の増大を招き、また下限値を
越えると射出瞳がプラス側に短くなりすぎ、固体撮像素
子に対してテレセントリックな光束を確保できず、また
ズーム、フォーカスに対して収差変動が大きくなり適当
ではない。この範囲に入っていれば距離合わせ(フォー
カシング)に対しても大きな移動にならないように小型
化を達成することができる。このように条件式(6)〜
(8)の範囲を逸脱すると前玉径が大型化し、全系も大
型化して、更に撮像素子に対して適当な射出角度を設定
できなくなるので良くない。
【0058】[A8]第i群の焦点距離をfiとしたと
き −1.8<f4/f5<−0.8 ‥‥(9) を満足するのが良い。
【0059】この条件式(8)を越えると第4群の屈折
力が強くなりフォーカシングの距離変動が大きくなり適
当でない。また下限値を越えるとフォーカシングの移動
量が大きくなり大型化して適当でないばかりでなく固定
の結像レンズである第5群の屈折力が強くなり射出瞳が
短くなり適当でない。
【0060】[A9]広角端に於ける物体距離無限遠で
の第2群と第3群の間隔をD23WとD23W、第4群
と第5群の間隔をD45Wとしたとき 1.5<D23W/D45W<3 ‥‥(10) なる条件を満足するのが良い。
【0061】本実施形態におけるリヤーフォーカス方式
をとるズームレンズの場合、どうしても望遠端の近距離
のフォーカシングレンズの移動量が大きくなる。特にズ
ームレンズの倍率が大きくなればなるほど、第4群の像
面位置補正の移動量とフォーカスの為の移動量が共に大
きくなる。
【0062】そこで条件式(10)を満足させるように
している。D23Wは特に主変倍レンズ群である第2群
の移動可能範囲に寄与する量である。またD45Wは第
4群の像面位置補正の移動量とフォーカスの為の移動量
に関する量である。この中に入っていると適正なズーム
倍率と適正な至近距離の提供が容易となる。上限値を逸
脱すると第4群の特にフォーカスの為の移動量を確保す
るのが難しくなる。また下限値を越えると所望のズーム
比を確保する為の第2群の移動量を確保するのが難しく
なる。
【0063】この場合のD23Wは第2群の最も像面側
の面と第3群の最も物体側の面との間隔である。
【0064】特に第4群の像面位置補正の移動量とフォ
ーカスの為の移動量を適正に確保する為には以下の式を
満たしているのが好ましい。
【0065】 0.4<|D45/f4|<1.0 ‥‥(11) この範囲を逸脱するとフォーカスのための所望の移動量
が確保できず、至近距離が遠くになってしまう。
【0066】特に望遠端ほど任意の至近距離でのフォー
カス量が大きい事は上述したとおりであるが、特に10
倍以上の高倍化のズームレンズの場合は更に以下の範囲
に有ることが好ましい。
【0067】 0.5<|D45/f4|<0.85 ‥‥(11a) [A10]第5群の結像倍率をβ5とするとき |β5|<0.2 ‥‥(12) を満足するのが良い。
【0068】条件式(12)はズームレンズの射出瞳を
適当に設定しつつ、ズームレンズのバックフォーカスを
適正に確保するためのものである。この条件式(12)
を逸脱すると、バックフォーカスが大きくなり、ズーム
レンズが大きくなるばかりでなく、射出瞳が短くなり適
当でない。
【0069】[A11]第5群の焦点距離をf5、全系
の広角端と望遠端の焦点距離を各々fW,fTとすると
【0070】
【数3】 なる条件を満足するのが良い。
【0071】条件式(13)は全系の焦点距離に対し
て、最後の結像レンズである第5群の屈折力を適切に設
定して良好な収差にして、又バックフォーカスを適当に
確保するためのものである。
【0072】上限値を越えるとバックフォーカスが長く
なり大型化するため適当でない。また下限値を越えると
第5群の屈折力が強くなり特に球面収差やコマ収差が特
に中間ズーム域で発生し適当でない。またテレセントリ
ックな関係が崩れ、射出瞳が短くなり適当でない。
【0073】[A12]第i群の焦点距離をfiとした
とき 3<|f1/f2|<7 ‥‥(14) なる条件を満足するのが良い。
【0074】条件式(14)は主変倍レンズ群である第
2群の屈折力を適切に設定して適正な変倍比を得つつ、
ペッツバール和を補正するためのものである。
【0075】特に、望遠比の大きいものを設定するとき
はどうしても第2群の屈折力を大きくする必要がある。
本発明のズームレンズを構成する各レンズ群には負レン
ズ群が2群あるため、適正に設定する必要がある。10
倍以上のズームレンズを構成するには上式の範囲にある
のが高倍にしつつ良好なペッツバール和を確保するのに
好ましい。
【0076】特に条件式(14)の下限値を越えると1
0倍以上の高倍化のために第2群の移動量を大きく取る
必要があり、大型化及び前玉径が大きくなる。又上限値
を越えるとペッツバール和が負の値で大きくなり、像面
が大きくプラス側に倒れ適当ではない。
【0077】特に本実施形態において好ましくは条件式
(14)は 4<|f1/f2|<5.5 ‥‥(14a) の如く設定するのが良い。
【0078】[A13]球面収差の発生を抑えるために
第3群,第4群あるいは第5群に非球面を用いるのが良
い。特に本実施形態のズームレンズタイプにおいてはズ
ーム中間位置で球面収差がオーバー(補正過剰)になる
傾向がある。この為周辺で正の屈折力が弱くなる、ある
いは負の屈折力が弱くなるような非球面を用いるのが良
い。
【0079】また、特にこれらの非球面はプラスチック
レンズでも良い。またその他のレンズにおいてもプラス
チックで構成しても良い。
【0080】[A14]広角端での無限遠物体のときの
バックフォーカス(最終レンズ面から像面までの間に設
けたガラスブロックGを除く)をBfW、全系の広角端
での焦点距離をfWとしたとき 2<BfW/fW<4 ‥‥(15) なる条件を満足するのが良い。
【0081】条件式(15)は、全系を効果的に小型化
するのに必要な式であり、下限値を越えると、フィルタ
ー等のブロックを入れるのが無理になるばかりでなく、
射出瞳が短めとなり、撮像素子への結像がテレセントリ
ック系からずれることになり、不適当である。また上限
値を越えると大型化して不適当である。
【0082】[A15]第1群の負レンズ部と正レンズ
部の間に平行平板等の部材或いはVAP(バリアングル
プリズム)等を入れても良い。これによればズームレン
ズが振動したときの画像ブレを良好に補正することがで
きる。
【0083】次に本発明の数値実施例を示す。数値実施
例においてRiは物体側より順に第i番目のレンズ面の
曲率半径、Diは物体側より順に第i番目のレンズ厚及
び空気間隔、Niとνiは各々物体側より順に第i番目
のレンズのガラスの屈折率とアッベ数である。
【0084】数値実施例において最終の2つのレンズ面
は、フェースプレートやフィルター、ガラスブロックで
ある。各条件式と数値実施例における諸数値との関係を
表−1に示す。
【0085】
【外1】
【0086】
【外2】
【0087】
【外3】
【0088】
【外4】
【0089】
【表1】
【0090】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、各要素を
設定することによりリヤーフォーカス方式を採用し、レ
ンズ系全体の小型化を図りつつ、撮影画角が70度以上
と広画角でしかも大口径比及び高変倍比で、広角端から
望遠端に至る全変倍範囲にわたり、又無限遠物体から超
至近物体に至る物体距離全般にわたり、良好なる光学性
能を有したレンズ全長の短い小型のリヤーフォーカス式
の広角ズームレンズを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値実施例1の広角端のレンズ断面図
【図2】本発明の数値実施例1の広角端の収差図
【図3】本発明の数値実施例1の望遠端の収差図
【図4】本発明の数値実施例2の広角端のレンズ断面図
【図5】本発明の数値実施例2の広角端の収差図
【図6】本発明の数値実施例2の望遠端の収差図
【図7】本発明の数値実施例3の広角端のレンズ断面図
【図8】本発明の数値実施例3の広角端の収差図
【図9】本発明の数値実施例3の望遠端の収差図
【図10】本発明の数値実施例4の広角端のレンズ断面
【図11】本発明の数値実施例4の広角端の収差図
【図12】本発明の数値実施例4の望遠端の収差図
【図13】本発明に係るズームレンズの近軸屈折力配置
の説明図
【符号の説明】
L1 第1群 L2 第2群 L3 第3群 L4 第4群 L5 第5群 L11 第11群 L12 第12群 SP 絞り IP 像面 d d線 g g線 ΔS サジタル像面 ΔM メリディオナル像面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に正の屈折力の第1群、変
    倍に伴い移動する負の屈折力の第2群、開口絞り、そし
    てフォーカスの際に移動するレンズ群を含む少なくとも
    1つのレンズ群を有し、該第1群は負の屈折力の第11
    群と正の屈折力の第12群より成り、無限遠物体のとき
    の該第12群の近軸横倍率をβ12としたとき −2.5<β12<−0.55 なる条件を満足することを特徴とするリヤーフォーカス
    式の広角ズームレンズ。
  2. 【請求項2】 前記第11群と第12群との間隔をD
    a、前記第1群のレンズ全長をDL1としたとき 0.25<Da/DL1<0.5 なる条件を満足することを特徴とする請求項1のリヤー
    フォーカス式の広角ズームレンズ。
  3. 【請求項3】 前記第11群は物体側に凸面を向けたメ
    ニスカス状の負レンズより成り、前記第12群は両レン
    ズ面が凸面の正レンズと両レンズ面が凸面の正レンズよ
    り成っていることを特徴とする請求項1又は2のリヤー
    フォーカス式の広角ズームレンズ。
  4. 【請求項4】 前記第11群は物体側に凸面を向けたメ
    ニスカス状の負レンズより成り、前記第12群は両レン
    ズ面が凸面の正レンズと物体側に凸面を向けたメニスカ
    ス状の正レンズより成っていることを特徴とする請求項
    1又は2のリヤーフォーカス式の広角ズームレンズ。
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