JP2018040570A - 計測装置、光学機器の製造方法および光学機器の製造装置 - Google Patents

計測装置、光学機器の製造方法および光学機器の製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】計測対象に合わせて、収差および光学系から射出された波面のパワーを容易に変化させることが可能な計測装置を提供すること。【解決手段】被検面の形状または透過波面を計測する計測装置であって、光源からの光を、照明光として被検面に照射する光学系と、被検面からの反射光または透過光を検出するセンサと、を有し、光学系は、物体側から順に、正の屈折率を有する前群と、正の屈折力を有する後群と、を備え、変倍に際して、前群は光軸方向に沿って移動し、後群は光軸方向の位置が固定され、前群の焦点距離をf1、後群の焦点距離をf2とするとき、1<f1/f2<10なる条件式を満足する。【選択図】図1

Description

本発明は、計測装置、光学機器の製造方法および光学機器の製造装置に関する。
レンズやミラー等の光学素子の面形状または透過波面の計測では、様々なパワー(曲率)を有する被検物の計測が要求される。フィゾー干渉計に代表される光を用いた面形状計測では、被検面のパワーと被検面に照射される波面のパワーとが互いに同一(被検面の曲率中心と照射波面の集光位置とが互いに同一)、またはパワーが互いに近い状態で計測を行う(非特許文献1参照)。このような構成により、被検面からの反射光と参照面からの反射光とが近い光路を通過するため、干渉パターンから装置のシステムエラーが除去され、被検面の形状を高精度に算出できる。パワーが異なる面計測時には、照射波面と被検面のパワーが一致するように、被検物を光軸方向に沿って移動させる。
また、透過波面計測では、計測された透過波面から光学系の性能を判定する。そのため、製品上で実際に使用する光路に近くなるように被検面に波面を照射する。従って、計測対象が変わると照射波面のパワーも異なるため、それに合わせるように被検物を光軸方向に沿って移動させる。
ダニエル・マラカーラ(Daniel Malacara)、「オプティカル・ショップ・テスティング(Optical Shop Testing)」、29項―30項、図1.30、図1.31.
しかしながら、照射波面のパワーを変えるために被検物を光軸方向に沿って移動させる方法では、被検物のパワーの絶対値が大きくなると、集光位置近傍に被検物が配置されるため、波面の径が小さくなってしまう。照射波面を形成する光学系を交換することで、照射波面のパワーを変えてもよいが、様々なパワーを有する被検物に対応するためには、光学系の有効径を大きくするか、複数の光学系を用意する必要がある。従って、コストが高くなるとともに、作業性が悪化してしまう。特に、パワーの小さい被検物に収斂光を照射して計測を行う場合には、単位移動量あたりのパワー変化量が小さくなるため、上記の問題が顕著に現れてしまう。
また、透過波面計測では、レンズを透過する光を実際に使用する光路に近づけるため、被検物ごとに収差を変化させる必要がある。しかしながら、照射波面のパワーを変化させるために被検物を光軸方向に沿って移動させる方法では、照射波面の収差は変化しない。よって、計測値と製品搭載時の透過波面の値が異なり、計測装置上で良好な計測結果でも、計測対象を製品に搭載すると目標性能を満たさないという問題が発生する。この問題を解決するために、計測対象ごとに照射波面を形成する光学系を交換してもよいが、コストが高くなるとともに、作業性が悪くなってしまう。
このような課題に鑑みて、本発明は、計測対象に合わせて、収差および光学系から射出される波面のパワーを容易に変化させることが可能な計測装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての計測装置は、被検面の形状または透過波面を計測する計測装置であって、光源からの光を、照明光として前記被検面に照射する光学系と、前記被検面からの反射光または透過光を検出するセンサと、を有し、前記光学系は、物体側から順に、正の屈折率を有する前群と、正の屈折力を有する後群と、を備え、変倍に際して、前記前群は光軸方向に沿って移動し、前記後群は光軸方向の位置が固定され、前記前群の焦点距離をf1、前記後群の焦点距離をf2とするとき、
1<f1/f2<10
なる条件式を満足することを特徴とする。
本発明によれば、計測対象に合わせて、収差および光学系から射出された波面のパワーを容易に変化させることが可能な計測装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る計測装置の概略構成図である。 被検物に照射される波面のパワーを変化させる方法の説明図である 合成レンズの主点位置の説明図である。 実施例1の計測装置の概略構成図である。 実施例1の計測装置のレンズ断面図と球面収差図である。 実施例2の計測装置光学系の概略構成図である。 実施例2の被検物の形状算出方法を示すフローチャートである。 実施例3の光学機器の製造装置の構成図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る計測装置100の概略構成図である。以下の説明では、図1中に示したxyz直交座標系を用いて各記号の定義や光学系内の位置を説明する。z軸が計測装置100の光学系の光軸に相当し、以下の説明では光軸AXLと記す。また、光軸AXLが延びる方向を光軸方向という。
光源1から射出された照明光は、集光レンズ2を介してピンホール3を照明する。本実施形態では、光源1、集光レンズ、およびピンホール3は、光源部を構成する。ピンホール3から射出された発散光束は、正の屈折力を有する光学系(前群)4および正の屈折力を有する光学系(後群)5によって収斂光に変換され、被検物(被検面)7に照明光として照射される。本実施形態では、図1(a)、(b)に示されるように、変倍に際して、光学系4をピンホール3と光学系5との間で光軸AXLに沿って移動させる。このような構成により、被検物7に照射される波面のパワーを変化させることができる。言い換えると、集光位置6の位置を変化させることができる。
以下、本実施形態のパワー構成、光学系4の移動、および光学系4、5のパワーの関係について説明する。ピンホール3から射出された発散光束を収斂光に変換するためには、正の屈折力が必要である。そこで、本実施形態では、光学系4、5がともに正の屈折力を有するように構成している。このような構成とすることで、光学系4、5のパワーが小さくなる。その結果、各レンズで発生する収差や、光学系4の移動によって光線角度や高さが変化するために生じる収差の変動が小さくなる。従って、計測対象に合わせて照射波面の収差を変化させることが容易になる。また、製造誤差敏感度も低減でき、安価な光学系で高精度な計測が可能となる。
続いて、図1および図2を参照して、光学系4の移動について説明する。図2は、被検物7に照射される波面のパワーを変化させる方法の説明図である。被検物7に照射される波面のパワーを変化させる方法は、移動部を1つに限定すると、被検物7を光軸方向に沿って移動させる方法以外に、図2(a)の光源部を移動させる方法、図1の光学系4を移動させる方法、図2(b)の光学系5を移動させる方法がある。
まず、図2(a)の光源部を移動部として移動させる方法について説明する。この方法では、光学系4、5および被検物7を固定して、光源部を光軸方向に沿って移動させることで、被検物7に照射される波面のパワーを変化させる。この方法における光学系4、5の合成レンズのパワーは、光学系4または光学系5を移動させて合成レンズのパワーを変化させる場合の最大パワーに近い。これは、合成レンズのパワーが小さい状態で、被検物7に照射される波面のパワーを大きくする場合、光源部と光学系4との間の距離を大きく離す必要があり、全長が長くなってしまうためである。従って、この方法では、移動部の位置に関係なく、常にパワーの大きい光学系にピンホール3から射出された光束が入射する。その結果、入射する光線高や入射角が変化することによって生じる収差の変動量が大きくなり、収差の制御が困難となる。また、実施例2で説明するように、面形状計測では被検物からの反射光のみをセンサに入射させるため、光路上に光分割手段を配置する必要がある。しかしながら、この方法では、光分割手段を光束径が一番小さい光源近傍に常に配置することができず、有効径が大型化してしまう。
次に、図2(b)の光学系5を移動部として移動させる方法について説明する。この方法では、光源部、光学系4および被検物7を固定して、光学系5を光軸方向に沿って移動させることで、被検物7に照射される波面のパワーを変化させる。この方法では、光学系5が光学系4と被検物7との間で移動するため、図2(b)の上側の図に示されるように、光学系4、5の合成レンズのパワーが大きくなる場合、光学系5と被検物7との距離が離れてしまう。従って、被検物7に照射される波面の径が小さくなってしまう。
そこで、本実施形態では、図1に示されるように、光源部、光学系5および被検物7を固定して、光学系4を移動部として光軸方向に沿って移動させることで、被検物7に照射される波面のパワーを変化させる。具体的には、光学系4を光学系5から離すことで、光学系4、5の合成レンズのパワーは小さくすることができる(図1(b))。その結果、被検物7に照射される波面のパワーが小さい場合には、パワーの小さい合成レンズに光源からの光束が入射するため、図2(a)の光源部を移動させる方法と比較して、収差の制御が容易となる。さらに、本実施形態では被検物7は光学系5の近傍に常に配置されるため、合成レンズのパワーが大きくなる場合であっても被検物7に照射される波面の径を大きくすることができる。
最後に、図3を参照して、光学系4と光学系5のパワーの比について説明する。図3は、光学系4、5の合成レンズの主点位置の説明図である。本実施形態では、光学系4の焦点距離をf1、光学系5の焦点距離をf2とした場合、光学系4と光学系5の焦点距離の比は以下の条件式(1)を満足する。
まず、式(1)の左辺について説明する。光学系4と光学系5の合成レンズのパワーは、光学系4と光学系5との間の最も短い距離をd1、光学系4の移動量をΔdとした場合、以下の式(2)で表される。
次に、ピンホール3から合成レンズの物体側主点までの距離をH0、光学系4から合成レンズの物体側主点までの距離をH、光学系5から合成レンズの像側主点までの距離をH’とした場合、距離H0、H、H’はそれぞれ、以下の式(3)−(5)で表される。
ここで、d0は、光学系4と光学系5の間の距離がd1である場合のピンホール3と光学系4との間の距離である。
移動量Δdが増加すると、式(2)より合成レンズのパワーは減少する。また、式(4)より距離Hは増加し、式(5)より距離H’は減少する。計測装置100では、合成レンズのパワーが小さくなると、被検物7に照射される波面のパワーを小さく、すなわち光学系5から集光位置6までの距離を長くする必要がある。そのためには、ピンホール3から合成レンズの物体側主点までの距離H0が減少し、光学系5から合成レンズの像側主点までの距離H’が増加することが望ましい。しかしながら、移動量Δdが増加すると、距離H’は、合成パワーが小さくなったことによる照射波面のパワーの減少を打ち消すように減少してしまう。また、移動量Δdが増加すると、距離Hが増加するため、式(3)より距離H0の減少に悪影響を与える。従って、合成パワーが小さくなったことによる照射波面のパワーの減少を、距離H、H’の変化によって打ち消さない焦点距離および面間隔の条件を決定する必要がある。
ここで、式(4)、(5)より以下の式(6)が導かれる。
光学系4と光学系5の焦点距離の比は、式(6)のように距離Hと距離H’の比で表される。
ここで、式(3)より、移動量Δdが増加した場合の距離Hの増加は、−Δdによってキャンセルされる。そのため、焦点距離の比を距離H’に比べて距離Hが大きくなるように設定した場合、移動量Δdの増加により距離Hが増加しても、距離H0は−Δdにより増加せず、照射波面のパワーの減少を打ち消す影響は小さい。また、H>―H’、すなわち1<f1/f2とすることで、距離H’の絶対値を小さくする。その結果、距離H’の増減が照射波面のパワー変化に与える影響が小さくなり、合成パワーの変化に合わせて照射波面のパワーを大きく変えることができる。
さらに、1<f1/f2という条件式から、光学系4のパワーは光学系5のパワーに比べて小さい。その結果、移動部である光学系4のレンズ枚数が少なくなり、駆動ステージ(不図示)に与える負荷を減らすことができる。また、光学系4の収斂効果が小さいため、光学系5に入射する光束径が大きくなり、その結果、被検物に照射される波面の径も大きくなる。
続いて、式(1)の右辺について説明する。光学系4の移動量Δdは、光学系4がピンホール3に位置する場合に最大値d0となる。従って、移動量Δdが0の場合、照射波面のパワーの最大値φmaxは、以下の式(7)で表される。また、移動量Δdがd0の場合、照射波面のパワーの最小値φminは、以下の式(8)で表される。
ここで、照射波面のパワーの最大値φmaxに対する照射波面のパワー変化の比をβとすると、比βは以下の式(9)で表される。
ここで、εは、照射波面のパワーが最大値φmaxとなる場合の光学系5の物体距離の逆数である。物体距離の逆数εは、以下の式(10)で表される。
ここで、式(1)の左辺より焦点距離f1は、焦点距離f2より大きい。そのため、ピンホール3から射出された発散光束は光学系4でほぼ収斂されず、光学系5に入射する光束は光学系4の移動に合わせて発散から略平行の間で変化する。その結果、照射波面のパワーが最大である場合、光学系5には略平行光が入射するため、d0+d1≒f1、ε≒0と近似できる。そのため、式(9)を変形することで、以下の式(11)が導かれる。
式(11)に示されるように、1/βはf1/f2と近似できる。従って、f1/f2が大きくなると照射波面のパワー変化が小さくなる。本発明では、様々なパワーの照射波面を形成する必要がある。従って、照射波面のパワーの最大値φmaxに対する照射波面のパワー変化の比βが1割以上であることが望ましい。従って、β>0.1、すなわちf1/f2<10とすることで、照射波面のパワーを大きく変えることができる。
なお、本実施形態ではf1/f2の値は、式(1)を満足する値としたが、さらに好ましくは以下の条件式(12)を満足する値とすることで、本発明の効果をより発揮することができる。
以上説明したように、計測装置100は、計測対象に合わせて、収差および照射波面のパワーを容易に変化させることが可能である。その結果、同一の計測装置で様々なパワーを有する被検物の計測が可能となるため、装置のコストを抑えるとともに、作業性を向上させることができる。これは、光学機器の設計自由度の向上や低コスト化につながり、競争力のある光学機器の開発が容易になる。
図4は、本実施例の計測装置100Aの概略構成図である。計測装置100Aは、カメラや顕微鏡といった製品レンズの中の、負のパワーを有する部分系である被検物の透過波面(検出光としての透過光)を計測するように構成されている。
ピンホール3から射出された発散光束は、光学系4および光学系5によって収斂光に変換され、被検物(被検面)7に照明光として照射される。そして、被検物7を透過した透過波面をセンサ8で計測する。本実施例では、センサ8として大波面が計測可能なシャックハルトマンセンサが用いられる。ただし、本実施例はこれに限定されるものではなく、他のセンサを用いてもよい。
図4(a)は、焦点距離が大きい被検物7を計測する場合の装置構成を示している。また、図4(b)は、焦点距離が小さい被検物7を計測する場合の装置構成を示している。図4(a)、(b)において、各被検物の第1面の頂点は光軸AXL上の同一の位置に配置され、光学系4を移動させることで、各被検物に入射する波面を変化させている。
図5は、計測装置100Aのレンズ断面図と球面収差図である。本実施例では、被検物に入射する波面は、被検物が製品内で使用されるときの波面に一致させる。そのため、本実施例では、光学系4は、両凸レンズで構成されている。また、光学系5は、ピンホール3側からセンサ8側に順に、ピンホール3側に凸面を向けた正のメニスカスレンズ、両凸レンズ、ピンホール3側に凸面を向けた正のメニスカスレンズ、および両凹レンズで構成されている。このような構成とすることで、光学系4、5は条件式(1)を満足し、照射波面のパワーを大きく変化させることができるとともに、光学系4の各移動位置に目標の収差を形成することも容易となる。さらに、本実施例では、光学系5では、ピンホール3側に正レンズ、センサ8側に負レンズを配置している。この構成により、光学系5は望遠レンズとなり、光学系5の像側主点がピンホール3側に近づく。その結果、像側主点と集光位置6との間の距離が長くなるため、光学系5のパワーを小さくでき、収差制御が容易となる。
以下の表1は、本実施例の諸元値を示している。NAo1は光学系4、5で焦点距離が大きい被検物を計測する場合の物体側開口数、NAo2は焦点距離が小さい被検物を計測する場合の物体側開口数である。f1/f2は、光学系4と光学系5の焦点距離の比である。面番号は、光学系4、5において光線の進行する方向に沿った物体側からのレンズの面の順序を示している。rは、各レンズの曲率半径である。d1は焦点距離が大きい被検物を計測する場合の各レンズ面の間隔、d2は焦点距離が小さい被検物を計測する場合の各レンズ面の間隔である。nは、基準波長632.8nmに対する媒質の屈折率であり、空気の屈折率1.000000は省略している。なお、本実施例では、曲率半径rや各レンズ面の間隔その他の長さ等の単位として、特記のない限り[mm]を使用するが、光学系は比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるのでこれに限定されない。
表1より、計測装置100Aは、条件式(1)を満足する。従って、計測装置100Aでは、2種の被検物に対し、被検物に入射する波面を被検物が製品内で使用されるときの波面と一致させることが可能である。その結果、従来のように被検物ごとに専用の光学系を作製する必要がなくなるため、装置のコストを抑えるとともに、作業性を向上させることができる。また、計測結果をそのまま被検物が搭載された製品の性能評価に使用できる。
図6は、本実施例の計測装置100Bの概略構成図である。計測装置100Bは、非球面レンズである被検物の面形状を一括で計測するように構成されている。
光源1から射出された照明光は、集光レンズ2を介してピンホール3を照明する。ピンホール3から射出された光束は、ハーフミラー(光分割手段)9に入射する。ハーフミラー9により反射された光束は、光学系4、5によって収斂光に変換され、被検物(被検面)7に照射光として照射される。6は、照明光の集光位置である。11、12、13は、被検物7で反射された光線(反射光、検出光)である。被検物7が非球面であるため、光線11、12は交差する。被検物7で反射された反射光は、光学系5、4を通って集光されてハーフミラー9を透過し、光学系(投影光学系)14に入射する。そして、反射光は、光学系14により集光され、センサ(検出手段)8に入射する。計測装置100Bは、センサ8を用いて被検物7からの反射光(検出光)を計測し、制御部(算出手段)40を用いて被検物7の面形状(非球面形状)を算出する。本実施例では、センサ8としてダイナミックレンジの大きいシャックハルトマンセンサが用いられる。ただし、本実施例はこれに限定されるものではなく、他のセンサを用いてもよい。また、制御部40は、後述するように、シャックハルトマンセンサであるセンサ8により計測された光線角度分布を変換する変換部としても機能する。
図6(a)は、パワーが大きい被検物7を計測する場合の構成図であり、光学系4を光学系5の近傍に配置することで、被検物7に照射される波面のパワーを大きくしている。また、図6(b)は、パワーが小さい被検物7を計測する場合の構成図であり、光学系4と光学系5との間の距離を広げることで、被検物7に照射される波面のパワーを小さくしている。
以下、非球面を一括計測するための光学系と装置の条件について説明する。まず、被検物7で反射された反射光がセンサ8上で互いに重ならない(光線重なりが生じない)ための条件について説明する。図6(a)に示されるように、被検物7で反射された反射光は、光学系4、5、ハーフミラー9、および光学系14により構成される結像光学系15を透過して、センサ8に入射する。結像光学系15は、センサ8の受光部(CCD等)の受光面(センサ面)を像面とする結像光学系である。計測装置100Bは、結像光学系15に関するセンサ8の共役面(センサ共役面)10が、被検物7上の互いに異なる2点から反射した光線(例えば、光線11、12)の交差位置(点S)よりも被検物側(図6の右側)に位置するように構成される。このような構成により、被検物7で反射された反射光は、センサ共役面10上で光線重なりが生じない波面となり、結像光学系15を介してセンサ8上に結像される波面に関しても光線重なりが生じない。従って、センサ共役面10を被検物7の近傍に形成するように、結像光学系15のペッツバール和の符号は負に設定されている。なお、結像光学系15では、センサ共役面10を物体面、センサ8を像面と定義する。
次に、被検物7で反射された反射光が結像光学系15で蹴られることを避けるための条件について説明する。この条件とは、光線13を例にすると、光線13がセンサ共役面10を通過する点において、光線13の角度が結像光学系15の下側周辺光線16と上側周辺光線17の角度内に収まることである。非球面を一括計測するためには、全ての反射光において、上記条件が成立することが必要である。従って、結像光学系15の入射瞳18の位置は、被検物7で反射した全ての反射光の角度が、センサ共役面10を通過する点において、結像光学系15の上側と下側の周辺光線の角度内に収まるように設定される。このように設定することで、被検物7で反射された反射光が結像光学系15で蹴られることはない。
また、本実施例では、センサ8に入射する光線を全て計測するために、結像光学系15の最大像高はセンサ8の大きさ(サイズ)以下に設定されることが好ましい。このため、結像光学系15の倍率は、最大像高を被検物7の計測領域の半径で割った値以下に設定される。
さらに、本実施例では、結像光学系15のセンサ側主光線はテレセントリックに、開口数はセンサ8の計測可能な最大角度の正弦の値としている。このような構成とすることで、結像光学系15の瞳端を通過する光線が、計測可能な最大角度でセンサ8に入射する。従って、結像光学系15を通過する光線全てがセンサ8で計測でき、結像光学系15をセンサ8のダイナミックレンジに適応した光学系とすることができる。
以上、非球面を一括計測するための光学系と装置の条件について説明した。続いて、様々なパワーを有する被検物を計測する装置の構成について説明する。本実施例では、図6(a)、(b)に示されるように、光学系4を移動させることで、被検物7への照射波面のパワーを変化させ、パワーの異なる様々な被検物を計測する。ここで、被検物7のパワーが変化すると、被検物7で反射された反射光の角度も変化する。従って、被検物7のパワー変化に合わせて入射瞳18の位置も変化させ、反射光が結像光学系15の周辺光線内に入射するように設定しなければ結像光学系15で反射光が蹴られてしまう。本実施例では、図6(a)、(b)に示されるように、入射瞳18の位置を、被検物7のセンサ側とは反対側の照明光の集光位置6の近傍に形成する。その結果、照明光の光路と結像光学系15の主光線の光路が近いため、光学系4を移動させても、入射瞳18の位置は照明光の集光位置6の近傍に形成される。被検物7の計測時には、被検物7のパワーと照射波面のパワーがほぼ一致するように、光学系4を移動する。従って、被検物7で反射された反射光は、照明光に近い光路、言い換えると結像光学系15の主光線に近い光路となり、結像光学系15で蹴られることはない。
さらに、本実施例では、光学系4は、結像光学系15を構成する光学系の一部である。そのため、光学系4の移動に合わせて結像光学系15のパワー、すなわち物像距離も変化する。ここで、計測装置100Bは、センサ共役面10の頂点と被検物7の頂点を一致させ、被検物7を固定して計測する装置構成としている。従って、光学系4の移動時には、被検物7とセンサ8との共役関係を保つためにセンサ8を移動させる。さらに、光学系4の移動によって発生する結像光学系15の収差の変動、特に非点収差の変動を、光学系14の一部または全てをセンサ8の移動とは独立に移動させることで補正する。
以下、図7のフローチャートを参照して、センサ8で計測したデータから被検物7の面形状を算出する方法(形状算出方法)について説明する。本実施例の形状算出方法は、制御部40により、コンピュータプログラムとしての処理プログラムに従って実行される。なお、処理プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録してもよい。
ステップS201では、制御部40は、センサ8から、被検物7の面形状に関するデータ(センサデータ)を取得する。本実施例では、センサ8としてシャックハルトマンセンサを用いるため、センサ8はセンサデータとして光線角度分布を計測し、計測した光線角度分布を制御部40に出力する。
ステップS202では、制御部40は、センサ8から光線角度分布をセンサ共役面10への光線位置に変換する(光線位置変換を行う)。また、ステップS203では、制御部40は、センサ共役面10への光線角度に変換する(光線角度変換を行う)。このように制御部40は、センサ8で計測した光線角度分布に対して光線位置変換および光線角度変換を行い、センサ共役面10上の反射光の角度分布に変換する。ここで、光線位置変換とは、センサ面の位置座標をセンサ共役面10上の位置座標に変換することである。具体的には、制御部40は、結像光学系15の近軸倍率M、横収差およびディストーション情報を用いて、センサ面の位置座標に対して収差を考慮した倍率で割ることで、センサ共役面10の位置座標を計算する。また、光線角度変換とは、センサ8上の光線角度をセンサ共役面10の角度に変換することである。具体的には、センサ8で計測された角度に、結像光学系15の収差を考慮した角度倍率を掛けることで、センサ共役面10の角度を算出する。
ステップS204では、制御部40は、センサ共役面10から非球面の被検物7まで光線追跡を行い、被検物7で反射した光線角度分布(被検面上での光線角度分布)を算出する。
ステップS205では、制御部40は、被検物7上の反射光の角度分布と照明光の角度分布から被検物7の面傾斜を計算し、これを積分することで被検物7の面形状を算出する。
本実施例では、制御部40は、面形状が既知である被検物(原器)および面形状が未知である被検物7を計測し、両方の計測データに対して図7のフローチャートを行う。そして、制御部40は、算出した2つの面形状の差を計算する。このような方法により、算出された面形状の中の光学系のシステムエラーで発生する成分を除去し、高精度に面形状を計測することができる。
本実施例の光学系の条件と、条件式(1)を満足する光学系を設計することで、パワーが大きく異なる被検物の面形状を同一の光学系を使用して一括計測できる。その結果、光学系を交換する必要がなくなるため、装置のコストを抑制するとともに、作業性を向上させることができる。
図8を参照して、本実施例の光学機器の製造装置について説明する。図8は、光学機器の製造装置300の概略構成図である。製造装置300は、計測装置(実施例1の計測装置100Aまたは実施例2の計測装置100B)100Cからの情報に基づいて光学機器を製造する。
図8において、50は被検レンズの材料(素材)であり、301は材料50に対して切削や研磨などの加工を行って光学素子としての被検レンズ51を製造する製造部である。被検レンズ51は、非球面形状を有する。
製造部301で加工された被検レンズ(被検面)の形状は、計測部としての計測装置100Cにおいて、実施例2で説明した形状算出方法を用いて計測される。実施例2でも説明したように、計測装置100Cは、被検面を目標の面形状に仕上げるために、被検面の面形状の計測データと目標データとの差に基づいて被検面に対する修正加工量を計算し、これを製造部301に出力する。これにより、製造部301による被検面に対する修正加工が行われ、目標の面形状に至った被検面を有する被検レンズが完成する。
なお、被検レンズがカメラや交換レンズ等の光学機器に内蔵されて使用される場合、製造部301は被検レンズを光学機器に組み込む工程を実行するように構成されてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
実施例1、2では被検物7を固定していたが、光学系4と被検物7を光軸方向に沿って移動させれば、計測対象をさらに広げることができる。また、実施例1では、光学系4をレンズ1枚で構成していたが、パワーが大きくなったときには枚数を増やしてもよい。さらに、光学系4を複数のレンズで構成した場合、それぞれを独立に移動可能に構成することで、計測対象をさらに広げることができる。
また、光学系に高屈折率の硝材や非球面を用いれば、少ないレンズ枚数で光学系を設計することができる。被検物7の配置位置においても、発散波を被検物7に入射させる場合には、被検物7を集光位置6より+z側に配置する。また、センサ8は、シャックハルトマンセンサに限定されるものではなく、Talbot干渉計やシアリング干渉計のような波面センサを用いてもよい。センサ8で計測したデータから形状を算出する際において、図7に示される少なくとも一部のステップを経ることなく、光学CAD上にレンズデータを反映させて光線追跡を行うことで、被検物上の光線角度を計算してもよい。
4 光学系
5 光学系
7 被検物
8 センサ
100 計測装置

Claims (10)

  1. 被検面の形状または透過波面を計測する計測装置であって、
    光源からの光を、照明光として前記被検面に照射する光学系と、
    前記被検面からの反射光または透過光を検出するセンサと、を有し、
    前記光学系は、物体側から順に、正の屈折率を有する前群と、正の屈折力を有する後群と、を備え、
    変倍に際して、前記前群は光軸方向に沿って移動し、前記後群は光軸方向の位置が固定され、
    前記前群の焦点距離をf1、前記後群の焦点距離をf2とするとき、
    1<f1/f2<10
    なる条件式を満足することを特徴とする計測装置。
  2. 前記後群は、物体側から順に、正の屈折力を有するレンズと、負の屈折力を有するレンズと、を備えることを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記後群は、正の屈折力を有する複数のレンズと、負の屈折力を有する少なくとも1枚のレンズと、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の計測装置。
  4. 前記前群は、独立に移動可能な複数のレンズを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の計測装置。
  5. 前記被検面からの反射光を前記センサに導く結像光学系を更に有し、
    前記結像光学系は、前記被検面と前記センサの受光面とを共役な関係にすることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の計測装置。
  6. 前記センサは、前記結像光学系の像面に配置され、
    前記結像光学系の入射瞳は、前記被検面のセンサ側とは反対側に位置することを特徴とする請求項5に記載の計測装置。
  7. 前記結像光学系のペッツバール和の符号は、負であることを特徴とする請求項5または6に記載の計測装置。
  8. 前記センサにより計測された光線角度分布を、前記被検面上での光線角度分布に変換する変換部を備えることを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の計測装置。
  9. 前記1から8のいずれか1項に記載の計測装置からの情報に基づいて加工された光学素子を備える光学機器を製造するステップと、を有することを特徴とする光学機器の製造方法。
  10. 請求項1から8のいずれか1項に記載の計測装置と、
    前記計測装置からの情報に基づいて加工された光学素子を備える光学機器を製造する製造部と、を有することを特徴とする光学機器の製造装置。
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