JP2016080437A - 面形状計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型の光分割手段を用いつつ、非球面を高スループットで計測する。
【解決手段】面形状計測装置は、被検面9の形状を計測する。該装置は、光源1から光分割手段4を介して入射した光を被検面に照射する照明光学系5を含み、被検面で反射した反射光を光分割手段を介して結像させる結像光学系7と、結像光学系からの光を受光するセンサ8とを有する。結像光学系のペッツバール和が負であり、結像光学系のうち被検面に最も近いレンズ18およびセンサに最も近いレンズ21がそれぞれ負レンズである。光分割手段が、結像光学系のメリディオナル面において、結像光学系の瞳の最周辺を通過する最軸外の周辺光線23,24が、結像光学系の光軸AXLと交わる2点26,27の間に配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学素子等の被検物の面形状を計測する面形状計測装置に関する。
レンズやミラー等の光学素子の非球面の形状を計測する面形状計測装置には、高い計測精度と、非球面全体の形状を一括して短時間で計測できる高スループット性が求められる。特許文献1には、光学系を介して被検面に球面波を照射し、被検面からの反射光をシャックハルトマンセンサで受光して被検面の形状を計測する方法が開示されている。このような計測方法によれば、特許文献2にて開示されたヌルレンズを用いた干渉計を用いる方法と比較して、多様な設計値を有する被検面の形状を装置の構成を変えることなく計測可能である。
特開2003−050109号公報 特開平09−329427号公報
しかしながら、ヌルレンズを使用しない場合には、被検面を照明する光の波面の曲率と被検面の曲率とが一致しない。このため、非球面量が大きい非球面、特に被検面の端に近いほど曲率が小さくなる非球面を計測する場合に、光学系内で周辺部からの反射光が中心部の反射光と交差し、この結果、該非球面上の異なる位置からの反射光がセンサ上の同一点に集光することがある。これにより、精度良く非球面の形状を計測することができなくなる。
また、被検面が球面である場合は、照明光の波面の曲率と被検面の曲率とを合わせれば、被検面からの反射光は光源位置に集光する。しかし、被検面が非球面の場合は、動径方向で曲率が異なるため、反射光の集光位置は被検面の高さごとに異なる。このため、被検面からの反射光の光束径が太くなる。反射光の光束径が太くなると、光学系内に光源からの光を被検面側に反射して被検面からの反射光をセンサ側に透過させるビームスプリッタ等の光分割手段が配置されている場合には、該光分割手段が大型化する。
本発明は、小型の光分割手段を用いつつ、動径方向で曲率の変化が大きい非球面や互いに曲率が異なる複数の非球面を高スループットで計測可能な面形状計測装置を提供する。
本発明の一側面としての面形状計測装置は、被検面の形状を計測する。該装置は、光源から光分割手段を介して入射した光を被検面に照射する照明光学系を含み、被検面で反射した反射光を光分割手段を介して結像させる結像光学系と、結像光学系からの光を受光するセンサとを有する。結像光学系のペッツバール和が負であり、結像光学系のうち被検面に最も近いレンズおよびセンサに最も近いレンズがそれぞれ負レンズである。そして、光分割手段が、結像光学系のメリディオナル面において、結像光学系の瞳の最周辺を通過する最軸外の2つの周辺光線が、結像光学系の光軸と交わる2点の間に配置されていることを特徴とする。
なお、上記面形状計測装置により計測された被検面の形状のデータを用いて被検面を加工する加工装置や、該形状のデータに基づいて製作された光学素子も、本発明の他の一側面を構成する。
本発明は、光分割手段を小型化することができるとともに、動径方向で曲率の変化が大きい非球面や互いに曲率が異なる複数の非球面を高スループットで計測することが可能な面形状計測装置を実現することができる。
本発明の実施例である面形状計測装置の光学系の構成を示す図。 上記光学系の各群のパワー構成を示す図。 上記光学系に含まれるビームスプリッタの位置を示す図。 実施例における入射瞳の最小値を示す図。 実施例において入射瞳が最大値と最小値の場合での結像光学系の周辺光線を示す図。 実施例1(数値例1)のレンズ断面図。 数値例1の横収差図。 実施例2(数値例2)のレンズ断面図。 数値例2の横収差図。 実施例3(数値例3)のレンズ断面図。 数値例3の横収差図。 実施例4(数値例4)のレンズ断面図。 数値例4の横収差図。 センサにより計測した光線角度から面形状を計算する実施例5の処理を示すフローチャート。 実施例6である加工装置の構成を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、凸形状を有する被検面(レンズ面)9を計測する本発明の実施例である面形状計測装置(以下、単に計測装置という)の構成を示している。以下の説明では、図1中に示したxyz直交座標系を用いる。
光源1からの照明光は、集光レンズ2によって、ピンホール板3のピンホールに向けて集光される。ピンホールから出射した光は、光分割手段としてのハーフミラー(ビームスプリッタ)4に入射する。ハーフミラー4で反射した光は、照明光学系5を通過することで負の曲率を持つ球面波となって被検面9に照射される。図1には、被検面9で反射された反射光に含まれ、被検面9上の互いに異なる2点で反射した光線11,12を示している。また、図1には、照明光学系5による照明光の集光位置13を示している。被検面9で反射した反射光は、再び照明光学系5およびハーフミラー4を介して投影光学系6に入射する。投影光学系6を通過した光は、センサ8により受光(計測)される。センサ8により得られた計測データを用いることで被検面9の形状を算出することができる。
ここで、被検面9で反射した光線をセンサ8上で重ならせることなく計測する条件について説明する。上述したように、被検面9で反射した光線は、照明光学系5、ハーフミラー4および投影光学系6を通過してセンサ8に入射する。そこで、本実施例では、照明光学系5、ハーフミラー4および投影光学系6からなる光学系全体を、センサ8を結像面(像面)とする結像光学系7とする。そして、センサ8の共役面(以下、センサ共役面という)10を、被検面9上の互いに異なる2点で反射した光線11,12が交わる位置よりも被検面側(以下、物体側ともいう)に形成する。
この構成により、センサ共役面10上での光線の重なりが生じない波面を得ることができ、この結果、結像光学系7によってセンサ8上に結像する波面も光線の重なりを含まない。言い換えれば、被検面9の近傍にセンサ共役面10を形成することで、センサ8の位置と被検面9の位置とが一対一の関係になり、被検面9で反射した光線に重なりを生じさせずに計測を行えるようにしている。本実施例では、結像光学系7がセンサ共役面10を被検面9近傍に形成するように、該結像光学系7のペッツバール和を負の値に設定している。
次に、被検面9からの反射光が光学系によりけられることを避けるための条件について図2を用いて説明する。図2において、AXLは結像光学系7の光軸を示す。上記条件は、センサ共役面10において、被検面9で反射した光線12の角度が、結像光学系7における上側周辺光線14と下側周辺光線15の角度内に入るというものである。このため、本実施例では、結像光学系7において、センサ8を像面としたときの入射瞳16の位置を、被検面9で反射した全ての光線の角度が結像光学系7における上側および下側周辺光線の角度内に入る位置に設定している(以下、条件1という)。この条件1から、被検面9の設計値(基準値)である非球面係数等によって、照明光学系5の照明光の波面の曲率と結像光学系7の入射瞳16の位置との組み合わせが決まる。
また、本実施例では、被検面9の全体を一括して計測するため、結像光学系7においてセンサ8を像面としたときの最大像高をセンサ8の大きさ以下としている(以下、条件2という)。このため、結像光学系7の倍率を、最大像高を被検面9の最大有効径で除した値よりも小さい値に設定している。
さらに、本実施例では、結像光学系7からセンサ8に向かうセンサ側主光線をテレセントリックにしている(以下、条件3という)とともに、結像光学系7のセンサ側開口数をセンサ8により計測可能な光線の最大角度の正弦値としている(以下、条件4という)。これは、センサ8によって計測可能な光線の軌跡は、頂点がセンサ8上に位置し、底面がxy平面(光軸AXLに直交する面)に平行で、高さ方向が光軸AXLに平行な円錐内に分布しているためである。結像光学系7を上記条件1〜4を満足するように構成することで、結像光学系7の瞳を通過する光線全てをセンサ8によって計測でき、センサ8のダイナミックレンジに適応した結像光学系7を実現することができる。
次に、光学系のパワー構成について、再び図2を用いて説明する。まず、結像光学系7のパワー構成について説明する。なお、以下の説明において「レンズ」は、1枚のレンズによって構成されてもよいし、複数枚のレンズによって構成されてもよい。
前述したように結像光学系7はセンサ共役面10を被検面9の近傍に形成するため、ペッツバール和を負とする。このために、本実施例の結像光学系7では、被検面9に最も近いレンズ18のパワーを負とし(つまりはレンズ18を負レンズとし)、さらにセンサ8に最も近いレンズ21のパワーも負としている(つまりはレンズ21も負レンズとしている)。これらの負レンズ18,21はフィールドフラットナーとして機能し、これらによって被検面側(物体側)とセンサ側(像面側)に強い負のパワーが配置されても、光学系全体のパワーや球面収差等にはあまり影響しない。このため、これらの負レンズ18,21により、容易に像面の制御を行うことができる。
ただし、フィールドフラットナーだけでは正レンズで発生する球面収差を補正するには不十分であるため、本実施例では、結像光学系7における瞳の近傍にも、該瞳に最も近いレンズとして負レンズ19を配置している。
このように、結像光学系7は、被検面側、瞳近傍およびセンサ側にそれぞれ負レンズ18,19,21を配置し、さらに図2に示すように、正レンズ17を負レンズ18,19の間に配置し、正レンズ20を負レンズ19,21の間に配置したパワー構成を有する。正レンズ20は、瞳に2番目に近いレンズである。瞳近傍に配置された負レンズ19は、結像光学系7に含まれる正レンズ17,20で発生する球面収差を良好に補正するために、結像光学系7に含まれる正および負レンズ17〜21の中で最も強いパワーを有する。
上記パワー構成を有する結像光学系7において、ハーフミラー4は、図2に示すように、瞳近傍の負レンズ19と被検面側の正レンズ17との間に配置されている。この配置によって、照明光学系5は正レンズ17および負レンズ18により構成され、投影光学系6は負レンズ19、正レンズ20および負レンズ21により構成される。この結果、照明光学系5に強いパワーの負レンズ19が含まれず、光源1からの発散光を収斂光にするときの収差補正が容易となる。さらに、負レンズ19、正レンズ20および負レンズ21というように、被検面9からの反射光のみが透過する光学系のレンズ群も多くなるため、結像光学系7の収差補正も容易となる。
ここで、上述したように結像光学系7のセンサ側主光線はテレセントリックであるため、ハーフミラー4をセンサ8の直上に配置しても被検面9に球面波を照射することができる。ただし、センサ側の負レンズ21をセンサ8からハーフミラー4の厚さだけ離して配置する必要があるので、負レンズ21が光学系全体のパワーや球面収差等に影響する。このため、他の収差とバランスをとりながら像面の制御を行う必要があり、像面の制御が困難となる。
さらに、本実施例の計測装置では、被検面9からの反射光以外に、照明光が結像光学系7に含まれるいずれかのレンズ面で反射されることで発生する不要光もセンサ8に入射する。被検面9からの反射光と不要光との強度比は、被検面9とレンズ面との反射率の比に対応する。このため、光学系に含まれるレンズ面に反射率がかなり低い反射防止膜をコートしても、不要光を発生するレンズ面が多くなると、被検面9からの反射光が不要光に埋もれて計測精度が低下する。この現象は光軸AXL近傍では不可避であるため、不要光を発生するレンズ面が少ない構成、すなわち照明光が通過するレンズ枚数が少ない構成が望ましい。したがって、ハーフミラー4を瞳近傍の負レンズ19と被検面側の正レンズ17との間に配置する構成は、不要光の発生を抑制する観点からも優れている。
以上のことから、本実施例では、ハーフミラー4を瞳近傍の負レンズ19と被検面側の正レンズ17との間に配置している。
次に、結像光学系7内にハーフミラー4を配置する具体的な位置について、図3を用いて説明する。以下の説明では、センサ共役面10を、結像光学系7の物体面10という。
本実施例では、上述したように、結像光学系7を、被検面9からの反射光が結像光学系7における周辺光線の角度範囲内に入るように構成している。つまり、物体面10の最大物体高を通過する反射光22の角度は、結像光学系7のメリディオナル面において、物体面10の最大物体高から互いに異なる角度で発散して結像光学系7の瞳の最周辺を通過する下側と上側の2つの周辺光線23,24がなす角度範囲内に入る。したがって、最大物体高を通過する反射光22が照明光学系5を通過した後の集光位置25は、下側および上側の周辺光線23,24が照明光学系5を通過した後に光軸AXLと交わる2点26,27の間となる。
結像光学系7における光束径は、最軸外の周辺光線の光線高で決まる。また、点26と点27の間以外では、結像光学系7の最大物点を通過する被検面9からの反射光は光軸AXL上に集光しないため、光束径が大きくなる。したがって、本実施例では、ハーフミラー4を2点26,27の間に配置して、ハーフミラー4の小型化を図っている。
照明光学系5のセンサ側主点位置と点26との間の距離をddとし、該センサ側主点位置と点27との間の距離をduとした場合、ddは(1)式により、duは(2)式によりそれぞれ表される。これらの式において、φiは照明光学系5の全体のパワーであり、hは結像光学系7の最大物体高である。また、NAoは結像光学系7の物体側開口数である。また、Ipは照明光学系5の被検面側主点位置から入射瞳16までの距離(入射瞳16の位置)であり、Ffは照明光学系5の被検面側主点位置から物体面10までの距離である。θdは下側周辺光線23と光軸AXLとがなす角度であり、(3)式で与えられる。さらに、θuは上側周辺光線24と光軸AXLとがなす角度であり、(4)式で与えられる。
図3において、28は下側周辺光線23を入射瞳16側に延長したときの光軸AXLとの交点を示す。(1)式の右辺の第1項は、この点28から照明光学系5の被検面側主点位置との間の距離の逆数である。これに照明光学系5のパワーを足すことで、照明光学系5のセンサ側主点位置と点26との間の距離ddの逆数となる。また、(2)式も同様である。
前述したように、本実施例では、ハーフミラー4を小型化するために(1)式と(2)式で与えられる距離(位置)の間にハーフミラー4を配置している。
ここで、点26における上側周辺光線24の光線高hhuは(5)式により、点27における下側周辺光線23の光線高hhdは(6)式によりそれぞれ与えられる。
(5)式のhuは照明光学系5での上側周辺光線24の光線高であり、(7)式で表される。また、(6)式のhdは照明光学系5での下側周辺光線23の光線高であり、(8)式で表される。
ハーフミラー4は(1)式と(2)式の逆数で与えられる距離の間に配置されるため、ハーフミラー4の光線有効半径の最大値は、(5)式か(6)式のうち値が大きい式の値となる。ただし、(6)式ではハーフミラー4による光線の屈折を考慮していないため、実際の有効半径は(6)式より小さくなる。
(9)式は、(6)式に(1),(2),(8)式を代入し、(6)式をθuの関数で表したものである。ただし、(9)式の分母は(10)式で与えられる。
(9)式から分かるように、点27での下側周辺光線23の光線高hhdは、照明光学系5を通過した下側および上側周辺光線23,24の角度の差がよほど大きくない限り、θuが増加するにつれて、すなわち入射瞳16を−z方向に配置するにつれて小さくなる。このため、入射瞳16を物体面10から離して配置することで、結像光学系7での光束径を小さくすることができ、ハーフミラー4の小型化に有利となる。これは、点26での上側周辺光線24の光線高hhuについても同様である。
ここまでは、結像光学系7の瞳近傍での光束径を小さくするための入射瞳の条件について説明したが、以下では、照明光学系5から算出される結像光学系7の入射瞳の条件について説明する。
本実施例では、計測対象である被検面9の非球面形状に基づいて、照明光学系5からの照明光の波面(以下、照明波面という)の曲率と結像光学系7の入射瞳16の位置(以下、入射瞳位置という)Ipとの組み合わせが決まる。物体面10における照明波面の曲率半径をRiとするとき、入射瞳位置Ipは以下の(11)式により表される条件を満足する。
(11)式の左辺は、照明光学系5の被検面側主点位置から照明光の集光位置13までの距離の逆数である。これが、入射瞳位置Ipの逆数より小さいということは、入射瞳16が照明光の集光位置13よりも−z側に存在することを意味する。つまり、入射瞳16から発散した主光線は、照明光学系5によってピンホール板3よりも被検面側に集光する。言い換えれば、上記主光線が、結像光学系7の瞳をピンホール板3よりも被検面側に形成する。ハーフミラー4が瞳近傍に配置されるため、(11)式の左辺の条件を満足することで、瞳の位置とピンホール板3の位置とが一致することがなく、ハーフミラー4とピンホール板3との物理的な干渉が生じない。
次に、(11)式の右辺について説明する。ハーフミラー4を小型化するには、(9)式の説明でも述べたように、入射瞳16を物体面10から離して配置する。ここで、入射瞳16を物体面10から離すと、同じ曲率を持つ被検面を計測する場合では、該被検面からの反射光の角度を光軸AXLに近づける必要があり、より大きな曲率を持つ照明波面を被検面に照射しなければならない。このため、入射瞳16を小さくすると、照明光の集光位置13と入射瞳16とが離れ、これにより結像光学系7の瞳とピンホール板(以下、ピンホールという)3との間の距離が大きくなる。この結果、ハーフミラー4におけるピンホール3から入射した発散光の光束径が太くなる。これを図4に示す。ただし、図4では、簡略化のために、ハーフミラー4で反射する照明光を透過光として示している。
ハーフミラー4は、前述したように点26と点27との間に配置される。点26と点27との間の範囲で照明光の光束径を小さくするには、ハーフミラー4を点27に近づければよい。図4に示すように、点27とハーフミラー4の端面とを一致させたときに、照明光の光束径が最小となる。
ここで、点27での照明光の光束径が結像光学系7の光束径より大きいとき、ハーフミラー4を点26と点27との間の範囲内に配置しても、照明光の太い光束径のために、ハーフミラー4を小型化することができない。このことから、(12)式に示すように、点27における照明光の光束径は、(6)式のhhdより小さくなければならない。
(12)式の左辺は、点27における照明光の光束径である。ここで、hiは照明光学系5における照明光の最大光線高であり、(13)式で与えられる。また、dsはピンホール3から照明光学系5のセンサ側主点位置までの距離であり、(14)式で与えられる。
本実施例では、照明波面の曲率半径Riと入射瞳位置Ipを、(12)式の条件を満足する値としている。これにより、照明光の光束径が大きくならず、ハーフミラー4を小型化することができる。
また、(11)式のIpminについて説明する。まず、結像光学系7の瞳の最周辺を通過する最軸外の周辺光線のうち、結像光学系7の瞳とセンサ8との間で周辺光線が光軸AXLと交わる点27を上線集光位置とする。このとき、該上線集光位置において結像光学系7の光線高と照明光学系5の光線高とが一致するときの結像光学系7の入射瞳16の位置をIpminとする。言い換えれば、Ipminは、(12)式の等号が成立するときの入射瞳位置Ipである。被検面9の非球面形状によっては、(12)式の等号が成立するRiとIpminの組み合わせが複数存在することがあるが、そのような場合は最小のIpminを採用する。
最後に、結像光学系7のペッツバール和の条件について、図5を用いて説明する。結像光学系7のペッツバール和ΣPは、(15)式により表される条件を満足することが望ましい。
(15)式において、atan(h/Ri)は、被検面9に照射される照明光が光軸AXLとなす角度の絶対値のうち最大の角度である。また、Ipminは、上述したように(12)式の等号が成立するときの入射瞳位置Ipである。
被検面9からの反射光をセンサ8により計測するためには、前述したように、物体面10における反射光の角度が結像光学系7の下側および上側周辺光線23,24の角度内に入ることが条件である。ここで、周辺光線の角度は、主光線の角度±asin(NAo)で与えられ、主光線の角度は入射瞳16の位置で決まる。したがって、図5(a)および(16)式に示すように、周辺光線の最小角度θuminは、入射瞳位置Ipの逆数が(11)式の左辺と一致する、つまりは入射瞳16と照明光の集光位置13とが一致するときの上側周辺光線24の角度である。
また、周辺光線の最大角度θdmaxは、図5(b)および(17)式に示すように、入射瞳位置Ipの逆数が(11)式の右辺で与えられる主光線の角度に、開口数の逆正弦値を加えた下側周辺光線23の角度である。
以上のことから、照明光の角度はatan(h/Ri)で与えられ、計測可能な光線の被検面9での最小反射角は(16)式で与えられ、同最大反射角は(17)式で与えられ、このときの被検面9の面法線の角度は、
(照明光の角度+反射光の角度)/2
で与えられる。したがって、本実施例において計測可能な被検面9の曲率半径は、物体高hを面法線の角度の正弦値で除した値であり、(15)式の左辺と右辺となる。
本実施例の計測装置では、結像光学系7が、物体面10の曲率半径、つまりはセンサ共役面10の曲率半径であるペッツバール和ΣPの逆数が、(15)式を満足する。これにより、ハーフミラー4を大型化することなく、センサ共役面10を被検面9の近傍に形成することで光線の重なりを生じさせずに被検面9の一括計測を可能としている。
以下、本発明の具体的な実施例(数値例)について説明する。実施例1〜4において説明する結像光学系7A〜7Dは、上述した結像光学系7に相当するものである。以下では、負レンズ18をG1とし、正レンズ17をとしG2、負レンズ19をG3とし、正レンズ20をG4とし、負レンズ21をG5とする。また、被検面側を物体側といい、センサ側を像側という。
実施例1の結像光学系7Aの構成を図6に示す。結像光学系7Aにおいて、G1は両凹レンズである。G2は物体側から順に、像側に凸面を向けた正のメニスカスレンズ、像側に凸面を向けた平凸レンズおよび物体側に凸面を向けた平凸レンズで構成されている。G3は両凹レンズである。G4は像側に凸面を向けた正のメニスカスレンズ、像側に凸面を向けた平凸レンズ、両凸レンズおよび物体側に凸面を向けた2枚の正のメニスカスレンズで構成されている。G5は物体側に凹面を向けた平凹レンズで構成されている。
また、センサ8としてはシャックハルトマンセンサを用い、結像光学系7Aの像面がシャックハルトマンセンサのCCD面と一致するようにセンサ8を配置している。このため、結像光学系7Aの像側(センサ側)開口数は、シャックハルトマンセンサの計測可能な最大角度の正弦値となる。このことは、以下の実施例2〜4でも同様である。
表1に、本実施例に対応する数値例1の諸元値を示す。表1中のhは結像光学系7の物体高であり、Mは結像光学系7Aの倍率である。NAiは結像光学系7Aの像側開口数であり、ΣPは結像光学系7Aのペッツバール和である。NAsは照明光学系5の光源側開口数であり、dhsはピンホール3(図6では図示を省略している)からハーフミラー4までの距離である。
また、面番号は結像光学系7Aにおいて光線が進行する方向(光軸方向)に沿った物体側からのレンズ面の順番を示し、rは各レンズ面の曲率半径を、dは光軸方向におけるレンズ面間の間隔を示している。nは基準波長632.8nmに対するレンズ面間の媒質の屈折率であり、空気の屈折率1.000000は省略している。なお、全ての諸元値において、h,r,dその他の長さの単位はmmであるが、光学系は比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、mm以外の単位であってもよい。これらの記号の説明は、実施例(数値例)2〜4においても同様である。図7には、数値例1の結像光学系7Aの横収差図を示す。
実施例2の結像光学系7Bの構成を図8に示す。本実施例の結像光学系7Bは、より曲率半径が大きい被検面を計測することを可能とする構成を有し、照明光学系のパワーを小さくすることで被検面に照射する照明波面の曲率を小さくしている。これに伴い、結像光学系7の入射瞳も小さくなっている。
結像光学系7Bにおいて、G1は凹面を像側に向けた負のメニスカスレンズである。G2は像側に凸面を向けた平凸レンズおよび物体側に凸面を向けた2枚の平凸レンズによって構成されている。ハーフミラー4、G3、G4およびG5は実施例1と同じである。つまり、本実施例の結像光学系7Bは、照明光学系を実施例1の照明光学系に置換するだけで実施例1の結像光学系7Aと同じになる。言い換えれば、照明光学系を交換するだけで、曲率半径が大きく異なる被検面にも対応できる結像光学系(7A,7B)を実現することができる。表2に本実施例に対応する数値例2の諸元値を示し、図9に数値例2の結像光学系7Bの横収差図を示す。
実施例3の結像光学系7Cの構成を図10に示す。本実施例の結像光学系7Cは、実施例1,2の結像光学系7A,7Bと比べて、G4を構成する正レンズ間の距離を長くして、G3およびG5の近傍に正レンズを配置した構成を有する。さらに、G4のパワーを強めることで、G4の正レンズ間の光束を平行に近づけている。この構成により、G4のレンズの有効径を小さくすることができ、レンズの製造コストを抑えることができる。
結像光学系7Cにおいて、G1は両凹レンズである。G2は像側に凸面を向けた正のメニスカスレンズ、両凸レンズおよび物体側に凸面を向けた平凸レンズにより構成されている。G3は両凹レンズである。G4は像側に凸面を向けた2枚の正のメニスカスレンズ、両凸レンズおよび物体側に凸面を向けた3枚の正のメニスカスレンズにより構成されている。G5は両凹レンズで構成されている。表3に本実施例に対応する数値例3の諸元値を示し、図11に数値例3の結像光学系Cの横収差図を示す。
実施例4の結像光学系7Dの構成を図12に示す。本実施例の結像光学系7Dは、曲率半径が小さい被検面を計測するための光学系であり、照明光学系のパワーを大きくすることで被検面に照射する照明波面の曲率半径を小さくしている。また、実施例2のようにG4を構成する正レンズ間の距離を長くして、G4のレンズの有効径を小さくしている。さらに、結像光学系7Dは、実施例1〜3の結像光学系7A〜7Cの倍率0.25倍より大きい倍率0.5倍を有することで、物体側開口数が大きくなっている。この結果、被検面からの様々な角度の反射光を計測でき、非球面量が大きいサンプルに対応可能な結像光学系を実現している。
結像光学系7Dにおいて、G1は物体側に凹面を向けた負のメニスカスレンズである。G2は像側に凸面を向けた2枚の正のメニスカスレンズおよび2枚の両凸レンズにより構成されている。G3は両凹レンズである。G4は像側に凸面を向けた正のメニスカスレンズ、2枚の両凸レンズ2枚および物体側に凸面を向けた2枚の正のメニスカスレンズにより構成されている。G5は像側に凹面を向けた平凹レンズにより構成されている。表4に本実施例に対応する数値例3の諸元値を示し、図13に数値例3の結像光学系7Dの横収差図を示す。
各数値例の結像光学系は、上記各条件を満足しており、単独で複数の非球面形状の計測が可能であるとともに、諸収差も良好に補正されている。
なお、各実施例の結像光学系は例に過ぎず、上述した各条件を満足するものであればよい。例えば、高屈折率の硝材や非球面を用いれば、より少ないレンズ枚数で結像光学系を構成することができる。また、センサとしては、シャックハルトマンセンサに限らず、Talbot干渉計やシアリング干渉計のような波面センサを用いることもできる。
次に、センサ8により計測されたデータから被検面(非球面)の形状を算出する処理について、図14のフローチャートを用いて説明する。本実施例では、センサ8としてシャックハルトマンセンサを用い、該センサ8によって光線角度分布が計測される。
まず、ステップ101おいて、面形状計測装置に含まれるデータ処理部としてのコンピュータ(図示せず)が、センサ8で計測された光線角度分布のデータを取得する。
ステップ102およびステップ103において、コンピュータは、取得した光線角度分布に対して光線位置変換と光線角度変換を行ってセンサ共役面10上での反射光線の角度分布に変換する。光線位置変換とは、センサ8の受光面(センサ面)上での位置座標をセンサ共役面10上での位置座標に変換することを示す。具体的には、結像光学系7の近軸倍率Mと横収差およびディストーションの情報とを用いて、センサ面上での位置座標に対して収差を考慮した倍率倍を行い、センサ共役面10の位置座標を計算する。また、光線角度変換とは、センサ8上での光線角度をセンサ共役面10での角度に変換することを示す。具体的には、センサ8で計測した光線角度を、結像光学系7の収差を考慮した角度倍率で除算することでセンサ共役面10での角度を計算する。
そして、ステップ104において、コンピュータは、センサ共役面10から被検面9までの光線追跡を行う。これにより、被検面9で反射した光線角度分布を得る。
最後に、ステップ105において、コンピュータは、被検面9上の反射光の角度分布と照明光の角度分布から被検面9の面傾斜を計算し、これを積分することで形状を算出する。
本計測装置では、形状が既知である基準面を計測して得られた計測データ(目標データ)と、形状が未知である被検面を計測して得られた計測データのそれぞれに対して図14に示した処理を行って2つの面形状を算出する。そして、算出した2つの面形状の差を計算する。このような計測方法を採ることで、算出された面形状に含まれ得る計測装置のシステムエラーで発生する成分を除去し、面形状の計測精度の向上を図っている。
図15には、本発明の実施例6として、実施例にて説明した面形状計測装置100により得られた形状の計測データを用いてレンズの加工を行う加工装置200の構成を示している。
図15において、20はレンズの材料(素材)であり、201は該材料20に対して切削、研磨等の加工を行って光学素子としての被検物としてのレンズLを製作する加工部である。
加工部201で加工された被検物としての被検レンズLの被検面9の形状は、面形状計測装置100により計測される。そして、面形状計測装置100内のデータ処理部は、被検面9を目標の形状に仕上げるために、実施例5において説明したように、被検面9の形状の計測データと基準面の形状の計測データ(目標データ)との差に基づいて被検面9に対する修正加工量を計算する。さらに、この修正加工量を加工部201に出力する。これにより、加工部201による被検面9に対する修正加工が行われ、目標とする形状の被検面9を有する被検レンズLが完成する。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
1 光源
4 ハーフミラー
5 照明光学系
6 投影光学系
7 結像光学系
8 センサ
9 被検面
10 センサ共役面

Claims (9)

  1. 被検面の形状を計測する面形状計測装置であって、
    光源から光分割手段を介して入射した光を被検面に照射する照明光学系を含み、前記被検面で反射した反射光を前記光分割手段を介して結像させる結像光学系と、
    前記結像光学系からの光を受光するセンサとを有し、
    前記結像光学系のペッツバール和が負であり、
    前記結像光学系のうち前記被検面に最も近いレンズおよび前記センサに最も近いレンズがそれぞれ負レンズであり、
    前記光分割手段が、前記結像光学系のメリディオナル面において、前記結像光学系の瞳の最周辺を通過する最軸外の2つの周辺光線が、前記結像光学系の光軸と交わる2点の間に配置されていることを特徴とする面形状計測装置。
  2. 前記照明光学系は、前記被検面に球面波を照射することを特徴とする請求項1に記載の面形状計測装置。
  3. 前記結像光学系から前記センサに向かう主光線はテレセントリックであることを特徴とする請求項1または2に記載の面形状計測装置。
  4. 前記結像光学系の前記センサ側の開口数は、前記センサによって受光されることが可能な光線の最大角度の正弦値であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の面形状計測装置。
  5. 前記結像光学系のうち、該結像光学系の瞳に最も近いレンズは負レンズであり、前記瞳に2番目に近いレンズは正レンズであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の面形状計測装置。
  6. 前記結像光学系における前記センサの共役面を物体面とする場合において、該物体面での前記球面波の曲率半径をRiとし、前記照明光学系の前記被検面側の主点位置から前記物体面までの距離をFfとし、前記結像光学系の瞳の最周辺を通過する最軸外の周辺光線のうち、前記結像光学系の瞳と前記センサとの間で前記周辺光線が前記光軸と交わる点を該周辺光線の集光位置とし、該集光位置において前記結像光学系の光線高と前記照明光学系の光線高とが一致するときの前記結像光学系の入射瞳の位置をIpminとするとき、
    前記結像光学系の入射瞳の位置Ipは以下の条件を満足することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の面形状計測装置。
  7. 前記結像光学系における前記センサの共役面を物体面とする場合において、該結像光学系の物体側開口数をNAoとし、最大物体高をhとし、前記結像光学系のペッツバール和をΣPとするとき、前記ペッツバール和ΣPは以下の条件を満足することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の面形状計測装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の面形状計測装置により計測された前記被検面の形状のデータを用いて前記被検面を加工することを特徴とする加工装置。
  9. 請求項1から7のいずれか一項に記載の面形状計測装置により計測された前記被検面の形状のデータに基づいて製作されたことを特徴とする光学素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018040570A (ja) * 2016-09-05 2018-03-15 キヤノン株式会社 計測装置、光学機器の製造方法および光学機器の製造装置

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