JPH11132805A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JPH11132805A
JPH11132805A JP30186297A JP30186297A JPH11132805A JP H11132805 A JPH11132805 A JP H11132805A JP 30186297 A JP30186297 A JP 30186297A JP 30186297 A JP30186297 A JP 30186297A JP H11132805 A JPH11132805 A JP H11132805A
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JP
Japan
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signal
circuit
current
analog
excitation
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JP30186297A
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English (en)
Inventor
Norihiro Shukutani
憲弘 宿谷
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチプレクサとアナログ/ディジタル変換
回路は一組でありながら、矩形の励磁電流の1周期に同
期して測定電圧と励磁電流を取り込むことのできる電磁
流量計を提供すること。 【解決手段】 励磁コイルに矩形の励磁電流Ifを流す
励磁回路23と、前記測定電極に発生した直流電圧をイ
ンピーダンス変換する増幅器と、この増幅器の出力する
測定電圧VMと前記励磁電流に比例する電流値信号VR
入力し、択一して出力するマルチプレクサ17と、この
マルチプレクサの出力する信号をアナログ/ディジタル
変換する回路18と、前記アナログ/ディジタル変換さ
れた測定電圧と電流値信号とを用いて前記測定流体の流
速V若しくは流量を演算する回路20と、前記励磁電流
の1周期を基準として、前記マルチプレクサの出力選択
信号S5とアナログ/ディジタル変換回路の変換タイミ
ング信号S6を出力するタイミング回路24とを備え、
前記タイミング回路により矩形の励磁電流の1周期毎に
前記流量演算回路による演算出力信号が得られることを
特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導管の中の測定流
体に励磁電流により磁場を印加して、測定電極で発生す
る起電力を流速信号として取り出す電磁流量計に掛り、
特に励磁電流と信号起電力とを取り込むA/D変換器の
制御タイミングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のμプロセッサを有する電磁流量計
は、例えば、本出願人の提案にかかる特開平3−257
327号公報に開示されている。図3は、従来装置の回
路図である。図において、導管10は内面が絶縁され測
定流体Qを流すことのできるものである。一対の測定電
極11a,11bは、導管10に絶縁して固定されたも
ので、測定流体Qと接液する。接液電極11cは、接地
点Gと接続されて、測定流体Qを接地する。励磁コイル
12は、導管10に近接して配置されたもので、測定流
体Qに磁場を印加する。励磁回路23は、抵抗R1を介
して励磁コイル12に励磁電流Ifを供給するもので、
例えば矩形波信号を供給している。
【0003】前置増幅器15は、測定電極11a,11
bに入力端が接続された前置増幅器15a,15bと、
前置増幅器15a,15bの出力端が入力端に接続され
た差動増幅器15cとで構成されている。アナログ/デ
ィジタル変換回路18は、差動増幅器15cの出力端に
現れる測定電圧VMを入力して所定桁数のディジタル信
号に変換している。アナログ/ディジタル変換回路19
は、励磁回路23の励磁電流Ifに比例した電流値信号
Rを入力して所定桁数のディジタル信号に変換してい
る。流量演算回路20は、測定電圧VMと電流値信号VR
を用いて、所定の演算式により流量演算を実行する。デ
ィジタル/アナログ変換回路21は、流量演算回路20
の出力信号をアナログ信号に変換し、流量信号VQとし
て出力する。
【0004】タイミング回路22は、アナログ/ディジ
タル変換回路18,19並びに励磁回路23に対してタ
イミング信号S1,S2,S3を出力して、アナログ/
ディジタル変換のタイミングや矩形波のタイミングを調
整している。
【0005】このように構成された装置について、以下
説明する。励磁回路23からは、例えば矩形波状の励磁
電流Ifが励磁コイル12に流され、これにより測定流
体Qに矩形波状の磁場が印加される。これに伴い、測定
電極11a,11bに発生する測定電圧は前置増幅器1
5でインピーダンス変換されてその出力端に測定電圧V
Mとして出力される。次段の流量演算回路20は、アナ
ログ/ディジタル変換回路18,19を介して読み込ん
だ測定電圧VMと励磁電流Ifを用いて流量演算をして、
ディジタル/アナログ変換回路21を介して流量信号V
Qを出力する。
【0006】図4は図3の装置の動作を説明する波形図
で、(a)は励磁制御信号1、(b)は励磁制御信号
2、(c)は励磁電流、(d)はアナログ/ディジタル
変換回路18のサンプリング信号、(e)はアナログ/
ディジタル変換回路19のサンプリング信号を示してい
る。
【0007】タイミング回路22が励磁回路23に供給
するタイミング信号S3は、相補的にオンオフする励磁
制御信号1,2を有している。この励磁制御信号1,2
に従って、励磁回路23はハイ電流とロゥ電流を交互に
流す励磁電流Ifを供給する。この励磁電流Ifは、アナ
ログ/ディジタル変換回路19により電流値信号VR
して測定される。アナログ/ディジタル変換回路19
は、矩形の励磁電流Ifに合わせて電流値信号VRを励磁
電流Ifがハイ電流であるExHと、励磁電流Ifがロゥ電
流であるExLを交互にアナログ/ディジタル変換する。
アナログ/ディジタル変換回路19には、いわゆる積分
形を用いて精度を向上させているので、A/D変換にあ
る程度の時間がかかる。電流値信号VRをディジタル変
換した値ExH、ExLは、データが確定した後に流量演算
回路20に送られる。
【0008】また、測定電圧VMはアナログ/ディジタ
ル変換回路18に入力され、アナログ/ディジタル変換
回路18は、励磁電流Ifがハイ電流であるVeHと、励
磁電流Ifがロゥ電流であるVeLとを交互に測定する。
測定電圧VMをディジタル変換した値VeH、VeLは、デ
ータが確定した後に流量演算回路20に送られる。そし
て、流量演算回路20は次式により、導管10内の流体
の流速Vを演算する。 V=(ΔADVeH−ΔADVeL)/(ΔADExH−ΔADExL) (1)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
構成の電磁流量計によると、アナログ/ディジタル変換
回路を二個必要としているので、部品点数が増大すると
共に、校正値を予め計算する作業が煩雑になるという課
題があった。校正作業では、基準電源とマルチプレクサ
が必要となり、煩雑なのである。
【0010】図5は第2の従来装置の回路図である。こ
こでは、マルチプレクサ17に測定電圧VMと電流値信
号VRを入力し、タイミング回路22の出力するタイミ
ング信号S4により出力する信号を選択している。アナ
ログ/ディジタル変換回路18は、マルチプレクサ17
の出力信号をタイミング回路22の出力するタイミング
信号S1によりA/D変換し、流量演算回路20に出力
される。
【0011】図6は図5の装置の動作を説明する波形図
で、(a)は励磁制御信号1、(b)は励磁制御信号
2、(c)は励磁電流、(d)はマルチプレクサ17の
選択信号、(e)はアナログ/ディジタル変換回路18
のサンプリング信号を示している。マルチプレクサ17
の選択信号は、矩形の励磁電流Ifの1周期に同期して
測定電圧VMと電流値信号VRを切り換えている。アナロ
グ/ディジタル変換回路18は、測定電圧VMを入力し
ている周期に測定電圧VMをディジタル変換した値VeL
とVeHを交互に測定し、電流値信号VRを入力している
周期に電流値信号VRをディジタル変換した値ExLとEx
Hを交互に測定している。
【0012】このような構成によれば、マルチプレクサ
17とアナログ/ディジタル変換回路18は一組で済む
ので、図3の装置に比較して部品点数は削減されてい
る。しかし、矩形の励磁電流Ifの1周期に同期して測
定電圧VMと電流値信号VRを切り換えているので、測定
電圧VMが励磁電流の1周期毎に得られなくなるという
課題があった。励磁電流Ifの1周期は、例えば商用電
力の1/8周期に定められので、50Hzを基準にする
場合には6.25Hzに相当する。すると、流速演算の周期
は3.1Hzに相当するものとなり、応答が遅くなるとい
う課題を生じる。また、流れが脈動のように周期的に変
化する場合には、演算結果にビートが起きて、正しい平
均流速が得られなくなるという課題も生ずる。
【0013】本発明は上述の課題を解決したもので、マ
ルチプレクサとアナログ/ディジタル変換回路は一組で
ありながら、矩形の励磁電流の1周期に同期して測定電
圧と励磁電流を取り込むことのできる電磁流量計を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の電磁流量計は、 (1)励磁コイル12に流れる励磁電流により、測定流
体の中に発生した信号電圧を測定電極11a,11bで
検出し、この信号電圧を信号処理を実行して流量信号と
して出力する電磁流量計において、前記励磁コイルに矩
形の励磁電流Ifを流す励磁回路23と、前記測定電極
に発生した直流電圧をインピーダンス変換する増幅器1
5a,15b,15cと、この増幅器の出力する測定電
圧VMと前記励磁電流に比例する電流値信号VRを入力
し、択一して出力するマルチプレクサ17と、このマル
チプレクサの出力する信号をアナログ/ディジタル変換
する回路18と、前記アナログ/ディジタル変換された
測定電圧と電流値信号とを用いて前記測定流体の流速V
若しくは流量を演算する回路20と、前記励磁回路の矩
形の励磁電流の1周期を基準として、前記マルチプレク
サの出力選択信号S5とアナログ/ディジタル変換回路
の変換タイミング信号S6を出力するタイミング回路2
4とを備え、前記タイミング回路により矩形の励磁電流
の1周期毎に前記流量演算回路による演算出力信号が得
られることを特徴としている。
【0015】これによると、マルチプレクサとアナログ
/ディジタル変換回路18は、測定電圧と電流値信号と
で共通に使用されるので、部品点数が少なくて済むと共
に、A/D変換に伴う誤差が両測定値間で補償できるの
で測定精度が高くなる。タイミング回路24は、矩形の
励磁電流の1周期毎に流量演算回路による演算出力信号
が得られるように、マルチプレクサの出力選択信号S5
とアナログ/ディジタル変換回路の変換タイミング信号
S6を出力しているので、流速信号が励磁電流の1周期
毎に得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を説明
する。図1は第1の実施例を示す回路図である。尚、図
1において前記図5と同一作用をするものには同一符号
を付して説明を省略する。図において、タイミング回路
24は、矩形の励磁電流の1周期毎に流量演算回路20
による演算出力信号が得られるように、マルチプレクサ
17の出力選択信号S5と、アナログ/ディジタル変換
回路18の変換タイミング信号S6を出力している
【0017】励磁回路23は、定電圧源V+と定電流源
1eとの間に、スイッチ1a,1bの直列回路と、スイ
ッチ1c,1dの直列回路が並列に接続されている。タ
イミング回路24から出力されるタイミング信号S3
は、相補的にオンオフする励磁制御信号1(S31)と
励磁制御信号2(S32)を有している。励磁制御信号
1は、スイッチ1a,1dをオンして、励磁コイル12
に流れる電流は図中時計方向CWの順方向電流となる。
励磁制御信号2は、スイッチ1b,1cをオンして、励
磁コイル12に流れる電流は図中反時計方向CCWの逆
方向電流となる。
【0018】このように構成された装置の動作を次に説
明する。図2は図1の装置の動作を説明する波形図で、
(a)は励磁制御信号1、(b)は励磁制御信号2、
(c)は励磁電流、(d)はマルチプレクサ17の選択
信号、(e)はアナログ/ディジタル変換回路18のサ
ンプリング信号を示している。
【0019】時刻T1で、励磁制御信号1は、スイッチ
1a,1dをオンして、励磁コイル12に流れる電流は
図中時計方向CWの順方向電流となる。このとき、励磁
制御信号2は、スイッチ1b,1cをオフしている。マ
ルチプレクサ17の出力選択信号S5は電流値信号VR
を選択し、アナログ/ディジタル変換回路18の変換タ
イミング信号S6はオフとなっている。
【0020】時刻T2で、電流値信号VRは過渡応答期
間が終了して安定値をとるので、アナログ/ディジタル
変換回路18の変換タイミング信号S6はオンされ、電
流値信号VRをディジタル変換した値ExHが測定され
る。
【0021】時刻T3で、マルチプレクサ17の出力選
択信号S5は測定電圧VMを選択し、アナログ/ディジ
タル変換回路18の変換タイミング信号S6はオフとな
っている。時刻T4で、測定電圧VMは過渡応答期間が
終了して安定値をとるので、アナログ/ディジタル変換
回路18の変換タイミング信号S6はオンされ、測定電
圧VMをディジタル変換した値VeHが測定される。
【0022】時刻T5で、励磁制御信号2は、スイッチ
1b,1cをオンして、励磁コイル12に流れる電流は
図中反時計方向CCWの逆方向電流となる。このとき、
励磁制御信号1は、スイッチ1a,1dをオフしてい
る。マルチプレクサ17の出力選択信号S5は電流値信
号VRを選択し、アナログ/ディジタル変換回路18の
変換タイミング信号S6はオフとなっている。
【0023】時刻T6で、電流値信号VRは過渡応答期
間が終了して安定値をとるので、アナログ/ディジタル
変換回路18の変換タイミング信号S6はオンされ、電
流値信号VRをディジタル変換した値ExLが測定され
る。
【0024】時刻T7で、マルチプレクサ17の出力選
択信号S5は測定電圧VMを選択し、アナログ/ディジ
タル変換回路18の変換タイミング信号S6はオフとな
っている。時刻T8で、測定電圧VMは過渡応答期間が
終了して安定値をとるので、アナログ/ディジタル変換
回路18の変換タイミング信号S6はオンされ、測定電
圧VMをディジタル変換した値VeLが測定される。この
ようにして、1巡回のデータが得られるので、流量演算
回路20は(1)式による演算を行う。
【0025】尚、上記実施例においては、励磁回路23
の励磁電流としてハイ電流期間には順方向電流、ロゥ電
流期間には逆方向電流を流す場合を例に示したが、同一
電流値を順逆に励磁コイルに流す限らず、要するに励磁
回路の励磁電流に大小があれば、流量演算回路20は
(1)式による演算を行える。また、マルチプレクサ17
の出力選択信号S5は電流値信号VRを先に選択し、後
に測定電圧VMを選択するように構成したが、通常の場
合測定電圧VMに比較して電流値信号VRが先に安定化す
る特性を考慮したにすぎず、過渡応答時間が短い流体や
電極であれば測定電圧VMを先に選択し、後に電流値信
号VRを選択するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電磁流量
計は、 (1)励磁コイル12に流れる励磁電流により、測定流
体の中に発生した信号電圧を測定電極11a,11bで
検出し、この信号電圧を信号処理を実行して流量信号と
して出力する電磁流量計において、前記励磁コイルに矩
形の励磁電流Ifを流す励磁回路23と、前記測定電極
に発生した直流電圧をインピーダンス変換する増幅器1
5a,15b,15cと、この増幅器の出力する測定電
圧VMと前記励磁電流に比例する電流値信号VRを入力
し、択一して出力するマルチプレクサ17と、このマル
チプレクサの出力する信号をアナログ/ディジタル変換
する回路18と、前記アナログ/ディジタル変換された
測定電圧と電流値信号とを用いて前記測定流体の流速V
若しくは流量を演算する回路20と、前記励磁回路の矩
形の励磁電流の1周期を基準として、前記マルチプレク
サの出力選択信号S5とアナログ/ディジタル変換回路
の変換タイミング信号S6を出力するタイミング回路2
4とを備え、前記タイミング回路により矩形の励磁電流
の1周期毎に前記流量演算回路による演算出力信号が得
られる構成としている。
【0027】これによると、マルチプレクサとアナログ
/ディジタル変換回路18は、測定電圧と電流値信号と
で共通に使用されるので、部品点数が少なくて済むと共
に、A/D変換に伴う誤差が両測定値間で補償できるの
で測定精度が高くなる。タイミング回路24は、矩形の
励磁電流の1周期毎に流量演算回路による演算出力信号
が得られるように、マルチプレクサの出力選択信号S5
とアナログ/ディジタル変換回路の変換タイミング信号
S6を出力しているので、流速信号が励磁電流の1周期
毎に得られ、脈流等が生じていても測定値が安定して得
られる。
【0028】(2)タイミング回路は、励磁電流のハイ
電流期間内に前記出力選択信号により測定電圧と電流値
信号とを時分割で切り換え、ロウ電流期間内に前記出力
選択信号により測定電圧と電流値信号とを時分割で切り
換える構成とすると、矩形の励磁電流の1周期毎に前記
流量演算回路による演算出力信号が得られる構成とな
る。
【0029】(3)タイミング回路は、前記出力選択信
号により励磁電流のハイ電流期間の前半については測定
電圧を選択し、後半については電流値信号を選択すると
共に、励磁電流のロウ電流期間の前半については測定電
圧を選択し、後半については電流値信号を選択する構成
とすると、アナログ/ディジタル変換回路18はA/D
変換に要する時間と、ディジタル化された測定値の伝送
の時間とを確保できる。
【0030】(4)タイミング回路は、前記マルチプレ
クサの出力選択信号により前記アナログ/ディジタル変
換回路に入力される信号値が安定した後に、前記アナロ
グ/ディジタル変換回路に対して変換タイミング信号を
出力する構成とすると、測定値が正確にディジタル変換
できる。
【0031】(5)タイミング回路は、前記マルチプレ
クサの出力選択信号により前記アナログ/ディジタル変
換回路に入力される信号値が安定すると共に、アナログ
/ディジタル変換に要する時間と矩形の励磁電流の立ち
上がり/立ち下がりまでの時間を充足する時期に変換タ
イミング信号を出力する構成とすると、最短の時間で測
定値を正確にディジタル変換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】図1の装置の空検知の動作を説明する特性図で
ある。
【図3】従来装置の回路図である。
【図4】図3の装置の動作を説明する波形図である。
【図5】第2の従来装置の回路図である。
【図6】図5の装置の動作を説明する波形図である。
【符号の説明】
11 測定電極 12 励磁コイル 15 前置増幅器 17 マルチプレクサ 18 アナログ/ディジタル変換回路 20 流量演算回路 22 タイミング回路 23 励磁回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】励磁コイル(12)に流れる励磁電流によ
    り、測定流体の中に発生した信号電圧を測定電極(11
    a,11b)で検出し、この信号電圧を信号処理を実行
    して流量信号として出力する電磁流量計において、 前記励磁コイルに矩形の励磁電流(If)を流す励磁回路
    (23)と、 前記測定電極に発生した直流電圧をインピーダンス変換
    する増幅器(15a,15b,15c)と、 この増幅器の出力する測定電圧(VM)と前記励磁電流に
    比例する電流値信号(VR)を入力し、択一して出力する
    マルチプレクサ(17)と、 このマルチプレクサの出力する信号をアナログ/ディジ
    タル変換する回路(18)と、 前記アナログ/ディジタル変換された測定電圧と電流値
    信号とを用いて前記測定流体の流速(V)若しくは流量
    を演算する回路(20)と、 前記励磁回路の矩形の励磁電流の1周期を基準として、
    前記マルチプレクサの出力選択信号(S5)とアナログ
    /ディジタル変換回路の変換タイミング信号(S6)を
    出力するタイミング回路(24)とを備え、 前記タイミング回路により矩形の励磁電流の1周期毎に
    前記流量演算回路による演算出力信号が得られることを
    特徴とする電磁流量計。
  2. 【請求項2】前記タイミング回路は、励磁電流のハイ電
    流期間内に前記出力選択信号により測定電圧と電流値信
    号とを時分割で切り換え、ロウ電流期間内に前記出力選
    択信号により測定電圧と電流値信号とを時分割で切り換
    えることを特徴とする請求項1記載の電磁流量計。
  3. 【請求項3】前記タイミング回路は、前記出力選択信号
    により励磁電流のハイ電流期間の前半については測定電
    圧を選択し、後半については電流値信号を選択すると共
    に、励磁電流のロウ電流期間の前半については測定電圧
    を選択し、後半については電流値信号を選択することを
    特徴とする請求項2記載の電磁流量計。
  4. 【請求項4】前記タイミング回路は、前記マルチプレク
    サの出力選択信号により前記アナログ/ディジタル変換
    回路に入力される信号値が安定した後に、前記アナログ
    /ディジタル変換回路に対して変換タイミング信号を出
    力することを特徴とする請求項1記載の電磁流量計。
  5. 【請求項5】前記タイミング回路は、前記マルチプレク
    サの出力選択信号により前記アナログ/ディジタル変換
    回路に入力される信号値が安定すると共に、アナログ/
    ディジタル変換に要する時間と矩形の励磁電流の立ち上
    がり/立ち下がりまでの時間を充足する時期に変換タイ
    ミング信号を出力することを特徴とする請求項4記載の
    電磁流量計。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016206053A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 横河電機株式会社 フィールド機器

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