JP3244341B2 - 電磁流量計 - Google Patents
電磁流量計Info
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Description
する電磁流量計に関する。
この磁極による磁束方向と流体の流れ方向に対して垂直
方向に一対の電極を対向配置した電磁流量計において、
サンプリングの容易化、省電力化等の理由から、直流磁
界励磁方式としたものがある。この方式は特に液体ナト
リウム等溶解金属を測定する場合に多く利用されてい
る。
電解質流体を測定しようとすると電極には流体により電
極界面での電気化学反応による電圧(電気化学的電圧)
が発生する。また、電極界面状態の変化でこの電圧は一
定でなく変化する。そのため、この電気化学的電圧と流
量信号の区別ができず、流量を精度良く計測できない問
題がある。
ように、一定周期t0 で励磁される交番磁界(矩形波磁
界)を用い、ハッチング部Vで示すタイミングで電極間
に発生している電圧を流量信号としてサンプリングする
ことで流量を計測する交番磁界励磁方式が一般に使われ
ている。
のみを用いて計測する方法においては、次のような問題
がある。
は図11に示すように、流量に比例する電圧Vf と、電
極が電解質と接することにより発生する電気化学的電圧
V0と、磁界が変化することで誘導される電圧がやはり
電気化学的電圧に影響を及ぼしたために生じる過渡応答
電圧(いわゆる尾引き)イとが合成された電圧が発生す
る。
の電圧をサンプリングしており、ロとハの差を計算し、
流量信号としている。この場合、電気化学的電圧V0 の
影響は除けるが、流量に比例した電圧Vf と同相に発生
する過渡応答による零変化電圧ニは除くことができな
い。この零変化電圧ニはいつも一定であれば信号処理時
に電子回路で電気的に除くことができるが、測定流体の
種類や電極界面の状態で過渡応答が変化するため、この
変化分は電子回路では除去できない。
電圧が誤差として許容できるまでサンプリングを遅らせ
る方法、:励磁周波数を遅くして過渡応答電圧がおさ
まってからサンプリングする方法、:とを組み合
わせる方法の3つが行われるが、の方法については過
渡応答しだいではやはり零変化電圧は完全に除去できな
いし、の方法ではサンプリングが遅くなるため流量変
化に対する追従性が悪くなる。
で、Vf を大きくして零変化電圧ニをみかけ上小さくで
きそうだが、磁界を大きくすると過渡応答電圧もほぼ磁
界に比例して大きくなるため、零変化電圧も大きくな
り、あまり効果はない。
に無関係に生じるため流量電圧Vfが小さくなる程、影
響が大きくなるように作用する。このため連続交番磁界
では励磁周波数が高くなるに従い零変動の影響を受けや
すくなる欠点がある。
磁界部分を設け、交番磁界部分で未知の電気化学的電圧
を算出し、直流磁界部分でその発生電圧から上記電気化
学的電圧を差引いて流量信号を得るようにして、サンプ
リングを直流磁界部分で行えるようにし、省エネルギー
化を図り、かつ高速で流量信号をサンプリングでき、し
かもその測定精度をよくした電磁流量計を提案した(特
願平5−91138号)。
リングするものにおいては、その直流磁界部分で電気化
学的電圧V0 が変化すると、その変化が測定誤差として
表れるため、直流磁界部分を常に一定の時間に設定する
と、測定誤差が大きくなる可能性がある。
差を消去できると共により一層の省エネルギー化を図り
得る電磁流量計を提案することを目的とするものであ
る。
するために、流路に励磁コイルを配置し、この励磁コイ
ルによる磁束方向と流れ方向に対して垂直に一対の電極
を対向配置した電磁流量計において、励磁コイルへ間欠
的に交番磁界を励磁して該交番磁界による電極間電圧か
ら電気化学的電圧を測定し、磁界の保持による直流磁界
での電極間電圧と先の電気化学的電圧から流量を測定し
てゆくと同時に、上記電気化学的電圧や流量の変化の様
子を監視してゆくことで次の交番磁界を励磁するまでの
時間間隔を変更するようにしたことを特徴とするもので
ある。
の電気化学的電圧を算出し、磁界保持部分Bでのサンプ
リング時に、この磁界保持部分の磁界による発生電圧か
ら上記電気化学的電圧を差引いて流量信号を得る。
電圧や流量の変化の大きさに従って、次回の交番磁界部
分までの時間を変更する。
の本発明の第1実施例について説明する。
絶縁されている。2,2は流路1内において、流体の流
れ方向と流路に導かれた磁束の流れ方向に対して垂直な
方向で対向配置された一対の電極である。3は励磁コイ
ルである。
ンピーダンス変換を行う増幅回路である。5は増幅され
た信号をMPU回路6からの制御信号でSW1 ,SW2
をスイッチングしてホールドするホールド回路である。
介してMPU回路6に取り込めるようにするA/D変換
回路である。8は電極間電圧からホールド回路5にホー
ルドされた電圧を適する係数をかけて引算して流量信号
を求める演算回路である。
して変換し出力する出力回路である。10は上記励磁コ
イル3に励磁電流を流す励磁回路である。
変換回路7からの入力値を演算すると共に上記各スイッ
チSW1 ,SW2 ,SW3 及び励磁回路10を制御する
ようになっている。
路1内に液体を流通し、励磁回路10に制御信号を出
し、図2(a)に示すように交番磁界を間欠的に励磁さ
せると共に該交番磁界間の磁界を保持して交番磁界部分
A1 ,A2… と磁界保持部分B1 ,B2 …を発生させ
る。すると、図2(b)に示すような電極間電圧が発生
する。
説明したような過渡応答電圧により零変化電圧等が発生
することは同じである。この交番磁界部分における過渡
応答電圧(いわゆる尾引き)の影響の少ない部分におい
て、MPU回路6からのサンプリング信号によって、電
極間電圧V1 とV2 をサンプリングする。
算する。この加算値は、ちょうど電気化学的電圧V0 の
2倍の値に相当する。そのため、このときの電気化学的
電圧V0 ′は(V1 +V2 )/2として測定できる。こ
の場合、上記従来において問題とした過渡応答に伴う零
変化電圧は、極性の逆のものを加算するため、打ち消し
合ってその影響は小さくなるため、サンプリング位置は
従来ほど気にしなくてもよい。
なった磁界保持部分B1 の電圧V3をサンプリングしV
3 −V0 ′を計算し、流量信号として出力を得る。更に
磁界保持部分B1 であるt1 の時間において、V4 〜V
n の電圧をサンプリングして、各々の電圧からV0 ′を
差し引き、流量測定を行なう。この様にすれば、従来の
ように1つの流量信号を得るために1回の交番磁界を発
生させる必要はなくなり、過渡応答の影響がなく、任意
のサンプリング周波数で零変化電圧のない流量信号を測
定できる。このため高速サンプリングでありながら零変
化電圧の影響のない流量信号をえられる。又、t1 のほ
ぼ全領域で流量信号を測定できるので脈動などの影響も
除くことができる。
隔、すなわち磁界保持部分Bの時間t1 …tn は次の様
に動作させる。上記の説明においては、V0 ′を交番磁
界部分Aのみで測定し、予め設定されたt1 の間は
V0 ′を一定と考えて流量を測定する場合であるが、こ
の設定されたt1 の時間内において電気化学的電圧V0
が所定以上に変化するとこの変化が許容誤差を超えた測
定誤差として表われる。そのため、このt1 内において
V0が所定以上に変化した可能性がある時はt1 を短く
するように動作させてV0 ′を早く更新する必要があ
る。
の方法として、V0 ′の変化をみて行なう方法について
説明する。図2において、今回の交番磁界部分A2 で測
定した電気化学的電圧をV0 ′とし、これより1つ前の
交番磁界部分A1 で測定した電気化学的電圧をV′と
し、|V′−V0 ′|をみてこの値が大きい時はV0 が
変化しているということでt 2 を短くし、|V′−
V0 ′|の値が小さければt2 を長くするように次回の
交番磁界発生までの時間t2 を決めればよい。
前10回分の平均を移動平均した値などにしてもよい。
このように次回の交番磁界を発生させる時間を今回のV
0 ′の値から判断して決める様に構成することで、電気
化学的電圧V0 の変化に正しくV0 ′が追従していく様
にできる。
ったときでも、V′と比較してt2を決めるため早く更
新され、V0 ′による測定誤差を最小限にすることがで
きる。
2 …を決定する方法について説明する。
量が変化するときに生じやすい。したがって、上記
V0 ′の変化の監視に加えt1 内でも流量がある値以上
変化した(Vn −V0 ′の値が急に変化した)ときにt
1 が終了したことにして、交番磁界を発生させる様にす
ればより一層V0 の変化に追従しやすくすることができ
る。この様にすれば電気化学的電圧V0 に計測値V0 ′
が追従していくため正確な流量測定ができる。
の交番磁界部分を使って説明してきたが、V0 ′の値を
より正確に求めるため、たとえば複数周期分の交番を使
うなど同じ効果が得られれば特に1周期に限らない。以
後の説明についても同様である。
…の向きが一方向の例を示したが、一方向のままだと流
量信号も一方向のままであるため、流量信号に比例した
電圧が一方向に電極に加わりつづけるので、電極表面の
界面状態が変化し不安定な状態になることがある。通
常、電気化学的電圧にくらべ流量信号電圧は小さいし、
耐蝕性のある電極ならほとんど問題はないが、条件しだ
いでは問題になることがある。
正の保持部分B1 と負の保持部分B 2 の2つをもつよう
な磁界にすればよい。正の磁界保持部分B1 と負の磁界
保持部分B2 おのおので先に述べた様な方法で図3
(b)のように信号をサンプリングして流量信号を得る
ようにすれば、流量信号電圧が電極に一方向に加わりつ
づけることはなく電極表面界面が不安定になることはな
い。
ング位置は、上記と同様に過渡応答電圧(いわゆる尾引
き)の影響の少ない所とする。尚、この図3(b)にお
いて、電気化学的電圧をV1′とV1の位置で求め、V 2
の位置の信号を磁界保持部分での信号と同様に扱うよう
にしてもよい。この場合は上記図2と比べて流量信号が
一つ増す効果がある。
…を決定する方法を、図4に基いて詳述する。図4
(a)のような流量で液体が流れ、MPU6から図4
(b)のようなタイミングで磁界を発生させるように制
御信号が発信され、図4(c)のように電気化学的電圧
V0 が変化して電極2,2間に発生したものとする。
(e)に示すようなタイミングでSW 2 をON作動し、
ホールドコンデンサC1 を放電させる。上記交番に同期
して図4(d)のようにSW1 をON作動させると、抵
抗R1、ホールドコンデンサC1 で決まる時定数でホー
ルドコンデンサC1 に電極間電圧がチャージされ、その
電圧V0 ′は電圧V1 とV2 の加算した値に比例した値
となり、これが電気化学的電圧V0 に比例する。この状
態を図4(f)に示す。
ングでON作動し、上記V0 ′の値をA/D変換してM
PU回路6に取り込む。これにより、図4(f)のハッ
チング部分をサンプリングしたことになる。
込んだV0 ′の値と前回取り込んだV′の値との差を計
算すると共に、今回取り込んだV0 ′の値を記憶する。
そして、MPU回路6で計算された上記の差をみて大き
い場合には次の交番までの時間tを短くし、差が小さい
場合は次の交番までの時間tを長くするようにt1 〜t
n の各時間を決定する。
の電圧の変化をみていくことにより、電気化学的電圧V
0 の変化に対するV0 ′部の追従性が向上し、精度良く
流量を測定できる。
であり、V0 ′の変化による誤差を最小限にしながら動
作していることがわかる。また、この信号を出力回路9
で、正確な流量を測定しているt1 ,t2 ,t3 ,t4
…の区間を図4(i)のようになめらかにつなぐように
すれば、正確な流量信号を得ることができる。
を決定する場合について説明する。磁界交番時にホール
ド回路5の出力をA/D変換する以外の時間において、
SW3 を演算回路8の出力側に接続してMPU回路6
に、ある一定間隔で流量信号を取り込んでこの流量信号
の変化をみることで、V0 ′の変化をみているのと同じ
ように交番磁界の時間を決めるようにしても、上記と同
じように動作させることができる。
決めるのだが、それに加え流量信号も常にMPU回路6
で監視しており、流量にある一定以上の変化があれば、
その時点で交番が始まる様な上記2つの監視の両方の機
能を働かせればより一層V0の変化に追従させることが
できる。
は流量信号)の変化が大きい時は一般の矩形波励磁の流
量計と同じ応答で動作させることができる。V0 (又は
流量信号)の変化が小さい時は、零変動のない流量信号
を長い時間サンプリングできる(磁界保持時間の間信号
を得ることができる)ので正確な流量測定ができる。特
に流量が少ない時は、信号が小さくなるため零変化電圧
の影響が大きくなるが、V0 (又は流量信号)の変化は
小さくなるので、このような構成にした流量計では励磁
回数が少なくなり零変化の影響ない信号を得ることがで
き非常に効果がある。
例について説明する。図5において、1は流路、2,2
は一対の電極、4は増幅回路で、これらは上記第1実施
例と同様のものである。
D変換してMPU回路12に送るA/D変換回路、13
はMPU回路12からの値をD/A変換するD/A変換
回路、14は流量信号を次段処理や出力用として変換し
出力する出力回路である。
り、A/D変換回路11に入力制御信号を発したり、D
/A変換回路13に出力制御信号を発したり、更には励
磁回路15に励磁制御信号を発する等、装置全体を制御
するようになっている。
ーク16に、励磁コイル17と、該励磁コイル17の中
心に備えた磁石材18が設けられている。そして、MP
U回路12からの励磁制御信号によって励磁回路15か
ら励磁電流を出し、磁石材18の残留磁気を励磁するよ
うにしたものである。また、上記第1実施例におけるホ
ールド回路5及び演算回路8の部分もMPU回路12内
のプログラム動作で演算するように構成されている。
る。図6(a)に示すように励磁電流を流すと、図6
(b)に示すような流路磁界が得られ、図6(c)に示
すような電極間電圧が得られた。
分においてサンプリング信号を出し、V1 〜Vn のよう
な電圧を得る。励磁を切り換える前の最後のサンプリン
グ電圧Vn と励磁変化後の最初の電圧V1 (この場合、
過渡応答による電気化学的電圧がおさまった所でサンプ
リングする)をMPU回路12内で、電気化学的電圧V
0 ′と流量信号電圧VfをV0′=(Vn +V1 )/2と
Vf =(V1 −Vn )/2×aとして計算する。尚、上
式におけるaは+1又は−1の値で励磁の向きで決まる
値である。
V′と今回のV0 ′を比較し、その値から今回の励磁で
のサンプリング回数Nn を決め、サンプリングを開始す
る。サンプリング値からV0 ′の値を減算して出力側の
D/A変換回路13へデータを送る。この動作を必要サ
ンプリング回数Nn 回くり返し、終了すれば励磁回路1
5に励磁切換信号を出す。
のデータをアナログ信号に変換し、次の出力回路14で
適する信号形態にされ、流量信号として出力するように
動作する。
以上のように、V0 の変化が大きい時はNn =0の状態
になり一般の矩形波励磁電磁流量計と同じように動作
し、V0 の変化が小さいとみかけ上励磁周波数が遅くな
っていくように動作させることができる。
リングはあるスピードで行なわれるため流量信号は励磁
周波数に関係なく取り込むことができ、流量変化に追従
した信号を得ることができるし、V0 の安定な低流量域
では零変化電圧がないので正確な流量測定が可能なのは
先例と同じである。
数にほぼ比例して励磁消費エネルギーが変化するため、
この例のようにV0 が安定している時には励磁周波数を
遅くできるので、非常に大きな省エネルギー化が期待で
きる。
例について説明する。本実施例は、上記の磁界発生部分
を、磁石と励磁コイルで構成したものである。
ある。19は流路1に磁束を導くヨークで、これに磁石
20と励磁コイル21が設けられており、励磁コイル2
1は上記実施例に示した励磁回路により励磁されるよう
になっている。その他の構成は上記実施例と同様であ
る。
励磁コイル21に図9(a)に示すようにコイル電流を
流すと、図9(b)に示すように電極間電圧が発生し、
交番磁界部分Aと磁界保持部分Bが発生する。図9
(b)において、V0 は電気化学的電圧、Va は磁石に
よる出力電圧、Vcは励磁コイルによる出力電圧を示
す。
示した部分の電極間電圧V1 とV2を上記実施例と同様
にサンプリング信号により測定することで、 V0 ′={(V1 +V2 )/2}−{(Ga /Gc )
(V1 −V2 )} が求められる。尚上式において、Ga は磁石による発生
磁界で、Gc は励磁コイルによる発生磁界である。
いても上記実施例と同様にサンプリング信号により電極
間電圧を計測する。この実施例においても、励磁コイル
21に電流を流したときに発生する交番部分におけるV
0 ′を監視して、その値により上記実施例で述べたと同
様に、次回のコイル電流を流す時間を決めながら、流量
測定をすることができる。
定している間は流量測定がほとんど磁石による磁界保持
部分Bで行われ、励磁コイル21の励磁電流は間欠的に
流すだけでよいため、残留磁気を使用しない場合でも、
低消費電力で正確な流量計測が可能になる。
リングから電気化学的電圧を除去して流量信号を得るこ
とができるので、励磁交番に伴う零変動電圧が流量信号
に含まれない。そのため、特に零変動電圧が問題になる
低流量域での零変動電圧の影響のない流量測定ができ
る。
く磁界保持部分全域において高速サンプリングできるの
で、サンプリング誤差が少なく、追従性が良い流量測定
ができる。そのため、流量応答性や測定精度が良くな
る。
プのオフセット電圧等が交番磁界部分で測定した電気化
学的電圧V0 ′で最終的に一括除去できるので、複雑な
補正を必要とせず、流量測定が容易になる。
電圧V0 ′の変化や流量の変化をみて励磁周期を変更す
るようにしたので、電気化学的電圧や流量が安定してい
る場合には励磁周期を長くして励磁回数を低減し、低消
費電力化を図ることができ、省エネルギーの電磁流量計
を構成できる。
合は励磁周期を短く変更して誤差の導入を低減し、流量
測定の精度を上げることができる。更に、磁石の磁界を
利用することができ、これと上記の励磁周期を長くでき
ることと相まってより一層の省エネルギー化を達成でき
る。
電圧を示す図。
を示す図、(b)はこれによる電極間電圧を示す図。
形を示す図。
得るための各波形を示す図。
部分として磁石を使用するように構成した図。
得るための各波形を示す図。
を示す図。
明する波形を示す図。
Claims (1)
- 【請求項1】 流路に励磁コイルを配置し、この励磁コ
イルによる磁束方向と流れ方向に対して垂直に一対の電
極を対向配置した電磁流量計において、励磁コイルへ間
欠的に交番磁界を励磁して該交番磁界による電極間電圧
から電気化学的電圧を測定し、磁界の保持による直流磁
界での電極間電圧と先の電気化学的電圧から流量を測定
してゆくと同時に、上記電気化学的電圧や流量の変化の
様子を監視してゆくことで次の交番磁界を励磁するまで
の時間間隔を変更するようにしたことを特徴とする電磁
流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12897493A JP3244341B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 電磁流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12897493A JP3244341B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 電磁流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06341874A JPH06341874A (ja) | 1994-12-13 |
JP3244341B2 true JP3244341B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=14998014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12897493A Expired - Lifetime JP3244341B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 電磁流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3244341B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10118003A1 (de) * | 2001-04-10 | 2002-10-24 | Krohne Messtechnik Kg | Magnetisch-induktives Durchflußmeßgerät und magnetisch-induktives Durchflußmeßverfahren |
DE102008051034A1 (de) * | 2008-10-13 | 2010-04-15 | Endress + Hauser Flowtec Ag | Verfahren zum energiesparenden Betreiben eines magnetisch- induktiven Durchflussmessgerätes |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP12897493A patent/JP3244341B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06341874A (ja) | 1994-12-13 |
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