JPH11132684A - 熱交換器および空気調和機 - Google Patents

熱交換器および空気調和機

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JPH11132684A
JPH11132684A JP29252797A JP29252797A JPH11132684A JP H11132684 A JPH11132684 A JP H11132684A JP 29252797 A JP29252797 A JP 29252797A JP 29252797 A JP29252797 A JP 29252797A JP H11132684 A JPH11132684 A JP H11132684A
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heat exchange
air conditioner
fin
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秀明 鈴木
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、傾斜して配置される熱交換器であ
り、フィンに付着するドレン水の排水を円滑にして、局
所的な風速増加とドレン水飛散を防止し、信頼性の向上
を得る熱交換器および空気調和機を提供する。 【解決手段】縦長状のフィンFが多数枚、互いに隙間を
存して並設され、これらフィンに、フィンの長手方向に
沿って複数本の熱交換パイプPが所定間隔を存して直列
的に貫通されるフィンドチューブタイプであり、上端部
が風上側から風下側へ向かって斜めに傾斜して配置され
る熱交換器10において、上記フィンは、風下側端縁か
ら熱交換パイプまでの距離bが、風上側端縁から熱交換
パイプまでの距離aよりも、広く(b>a)なるよう寸
法設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器と、この
熱交換器を収容配置する、たとえば室内ユニットを構成
する空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、図11に示すような室内熱交換器
5を備えた空気調和機の室内ユニットが提供されてい
る。上記室内熱交換器5は、多数枚のフィンFが互いに
狭小の間隙を存して並設され、これらフィンFに熱交換
パイプPが貫通されるフィンドチューブタイプであり、
側面視で逆V字状に折り曲げられた前側熱交換器5Aと
後側熱交換器5Bとからなる。
【0003】冷房運転時に生成されるドレン水は、水と
フィンFとの付着(付着張力)により、前側熱交換器5
Aと後側熱交換器5BのフィンF下端面を流れて、それ
ぞれの下端部に配置されるドレン皿7,8に受けられる
ようになっている。
【0004】図12に上記室内熱交換器5の一部を拡大
して示すように、この熱交換器5は上端部が風上側から
風下側へ向かって斜めに傾斜して配置され、風下側後縁
部幅である風下側端縁mから熱交換パイプPまでの距離
bと、風上側前縁部幅である風上側端縁nから熱交換パ
イプPまでの距離aとが、同等(b=a)となるよう寸
法設定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の室
内熱交換器5では、使用初期状態ではフィンFの表面処
理が親水性を有するので、水とフィンF間の付着力が強
く、冷房運転時に室内熱交換器5を構成するフィンF間
にドレン水が保持されることがなく、円滑に流下して排
水される。
【0006】しかしながら、据付け環境や経時的な条件
から、長期間使用後は、フィンFに撥水化物質が付着し
て表面が撥水状態となり易く、この場合フィンF相互間
でドレン水を保持するようになる。このドレン水の保水
量は、水滴とフィンFとの接触角が大きいほど多くな
る。
【0007】そのため、室内熱交換器5の傾斜角度によ
っては、保水したドレン水がフィンの下端部へ到達する
以前で大きく肥大してしまい、フィンFから滴下するば
かりでなく、熱交換空気に載って室内へ飛散する恐れが
ある。
【0008】また、フィンFはプレス成形された段階で
は所定部位に三角状の切り込みが設けられた、縦長状を
なす。このフィンFを多数枚隙間を存して並設し、熱交
換パイプPを貫通固定したあと、上記切り込みに沿って
折り曲げ、前側熱交換器5Aと後側熱交換器5Bとを成
形する。
【0009】このような切り込みを予め設けるために、
前側熱交換器5Aと後側熱交換器5Bの特に上端部に相
当するフィン部位はフラットな状態のまま残されてい
る。また、前側熱交換器5Aと後側熱交換器5Bとをそ
れぞれ別個に製作し、その後この2つの熱交換器を連結
する方法もあるが、この場合もそれぞれの熱交換器5
A,5Bの上端部は、フィンFの端面であることからス
リットなどを設けることが困難で、フラットな状態のま
ま残されている。そのため、ここを通過する熱交換空気
に対する流通抵抗がほとんど存在せず、局所的に風速増
加がある。
【0010】その反面、上述の理由から各熱交換器5
A,5Bの同部位においての排水性が悪化し、フィン面
Fにドレン水が保水され易い状態となる。一時的に大量
のドレン水の保水が生じると、風速増加の影響を受けて
ドレン水が室内まで飛散する恐れがある。
【0011】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、傾斜して配置される
熱交換器であり、フィンに付着するドレン水の排水を円
滑にして、局所的な風速増加とドレン水飛散を防止し、
信頼性の向上を得る熱交換器および空気調和機を提供し
ようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するた
め、第1の発明の熱交換器は、請求項1において、縦長
状のフィンが多数枚、互いに隙間を存して並設され、こ
れらフィンに、フィンの長手方向に沿って複数本の熱交
換パイプが所定間隔を存して直列的に貫通されるフィン
ドチューブタイプであり、斜めに傾斜して配置される熱
交換器において、上記フィンは、下側端縁から熱交換パ
イプまでの距離bが、上側端縁から熱交換パイプまでの
距離aよりも、広く(b>a)なるよう寸法設定される
ことを特徴とする。
【0013】上記目的を満足するため、第2の発明の空
気調和機は、請求項7として、前部および上部に吸込み
口が設けられるとともに前面下部に吹出し口が設けられ
る空気調和機本体と、この空気調和機本体内部に収容配
置される熱交換器および室内の熱交換空気を熱交換器に
導く断面円形の送風ファンとを具備した空気調和機にお
いて、上記熱交換器は、縦長状のフィンが多数枚、互い
に隙間を存して並設され、これらフィンに、フィンの長
手方向に沿って複数本の熱交換パイプが所定間隔を存し
て直列的に貫通されるフィンドチューブタイプであり、
上記前部吸込み口および上部吸込み口と対向するよう側
面視で逆V字状に折り曲げられた前側熱交換器と後側熱
交換器とからなり、上記前側熱交換器と後側熱交換器を
構成するフィンは、風下側端縁から熱交換パイプまでの
距離bが、風上側端縁から熱交換パイプまでの距離aよ
りも、広く(b>a)なるよう寸法設定されることを特
徴とする。
【0014】上記目的を満足するため、第3の発明の空
気調和機は、請求項8として、前部および上部に吸込み
口が設けられるとともに前面下部に吹出し口が設けられ
る空気調和機本体と、この空気調和機本体内部に収容配
置される熱交換器および室内の熱交換空気を熱交換器に
導く断面円形の送風ファンとを具備した空気調和機にお
いて、上記熱交換器は、縦長状のフィンが多数枚、互い
に隙間を存して並設され、これらフィンに、フィンの長
手方向に沿って複数本の熱交換パイプが所定間隔を存し
て、かつ風上側列と風下側列とに直列的に貫通されるフ
ィンドチューブタイプであり、上記前部吸込み口および
上部吸込み口と対向するよう側面視で逆V字状に折り曲
げられた前側熱交換器と後側熱交換器とからなり、上記
前側熱交換器と後側熱交換器との折り曲げ部で、かつ前
側熱交換器もしくは後側熱交換器におけるフィン上端縁
と風下側列の最上部熱交換パイプとの間に、熱交換空気
に対する流通抵抗となるとともにドレン水を流下案内す
る補助用突部が設けられることを特徴とする空気調和
機。
【0015】上記目的を満足するため、第4の発明の空
気調和機は、請求項13として、前部および上部に吸込
み口が設けられるとともに前面下部に吹出し口が設けら
れる空気調和機本体と、この空気調和機本体内部に収容
配置される熱交換器および室内の熱交換空気を熱交換器
に導く断面円形の送風ファンとを具備した空気調和機に
おいて、上記熱交換器は、縦長状のフィンが多数枚、互
いに隙間を存して並設され、これらフィンに、フィンの
長手方向に沿って複数本の熱交換パイプが所定間隔を存
して、かつ風上側列と風下側列とに直列的に貫通される
フィンドチューブタイプであり、上記前部吸込み口およ
び上部吸込み口と対向するよう側面視で逆V字状に折り
曲げられた前側熱交換器と後側熱交換器とからなり、上
記前側熱交換器と後側熱交換器との折り曲げ部で、かつ
後側熱交換器上部の風下列側部位は、熱交換パイプを除
去した熱交換パイプ除去部としたことを特徴とする。
【0016】以上のごとく課題を解決する手段を採用す
ることにより、傾斜して配置される熱交換器フィンの表
面が撥水化して、冷房運転時にドレン水がブリッジを形
成し大量にフィン間に保持されても、ドレン水が流れる
風下側後縁部のフィン幅が広いのでドレン水は円滑に排
水されて、フィン途中で滴下しなくなる。
【0017】また、逆V字状折り曲げ部での前側熱交換
器と後側熱交換器との局所的なドレン水増加を回避して
飛散を防止し、熱交換器まわりの風速分布のアンバラン
ス化を防止する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、第1の発明および第2の発
明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。図1に
示すように、空気調和機本体であるユニット本体1は、
前部吸込み口2と上部吸込み口3が開口される。前部吸
込み口2の下方部位であるユニット本体1下面部には吹
出し口4が開口される。
【0019】上記前部,上部吸込み口2,3と対向し
て、後述するように成形された室内熱交換器10が配置
される。この室内熱交換器10に覆われるようにして断
面円形状の送風ファンである横流ファン6が配置され
る。
【0020】上記室内熱交換器10の前部側下部は前部
ドレンパン7に、後部側下部は後部ドレンパン8に挿入
される。これら前部ドレンパン7と後部ドレンパン8
は、図示しない連通路を介して連通される。
【0021】上部吸込み口3の背面側端部に後板12の
上端部が連結され、後部ドレンパン8部位から横流ファ
ン6側部を介して最下部は吹出し口4に亘るように延設
される。そして、前部ドレンパン7部位下面と、横流フ
ァン6側部から吹出し口4に亘る後板12一部とで、吹
出し案内路Sが形成される。
【0022】つぎに、上記室内熱交換器10について詳
述する。この室内熱交換器10は、逆V字状に形成され
る主熱交換器9と、直状で主熱交換器一部に沿って設け
られる補助熱交換器11との組合わせ体からなる。
【0023】上記主熱交換器9は、はじめ円弧状部と直
状部とが互いの端部を境に連結された連結体として成形
される。これら円弧状部と直状部との連結部には三角状
の切込みが形成されていて、実際の連結部分はわずかで
しかない。この連結部から直状部を所定角度に折り曲げ
ることによって、逆V字状に形成される。
【0024】そして、ユニット本体1に主熱交換器9が
組み込まれた状態で、円弧状部が前面側に位置するとこ
ろから、この部分を前側熱交換器10Aと呼び、これよ
りも後部に位置する直状部を後側熱交換器10Bと呼
ぶ。
【0025】主熱交換器9および補助熱交換器11とも
に、互いに狭小の隙間を存して並設される多数枚の放熱
フィンFと、これら放熱フィンFを貫通し拡管手段によ
って嵌着される熱交換パイプPとの、いわゆるフィンド
チューブタイプである。
【0026】主熱交換器9は、前側熱交換器10Aと後
側熱交換器10Bの長手方向に亘って熱交換パイプPが
2列、互いの列が一定の間隔を存して整列されるととも
に、互いの列ではいわゆる千鳥状に位置をずらして設け
られる。
【0027】熱交換パイプPは、直状部分が長いU字状
管であり、そのU字状部は並設されるフィンFの一側端
から突出する。他端開口部はフィンFの他側端から突出
しており、これら熱交換パイプの開口端はUベンドや三
方ベンドあるいはジャンパパイプで接続される。
【0028】前側熱交換器10Aにおける熱交換パイプ
P列のうち、前部吸込み口2に対向する列が熱交換空気
の導入側となるので風上側列Up、横流フアンと対向す
る側の列が空気導出側に相当するので風下側列Dpと呼
ぶ。
【0029】同様に、後側熱交換器10Bにおける熱交
換パイプP列も、上部吸込み口3に対向する列が熱交換
空気の導入側となるので風上側列Up、横流フアン6と
対向する側の列が空気導出側に相当するので風下側列D
pと呼ぶ。
【0030】したがって本実施の形態では、前側熱交換
器10Aの下端部付近を除き、前側および後側熱交換器
10A,10Bのいずれも風上側が上側になり、風下側
が下側となっている。すなわち、重力方向と熱交換器を
流れる風の方向とが一致している。
【0031】また、前側熱交換器10Aと後側熱交換器
10Bは、これらが前部吸込み口2と上部吸込み口3と
に対向しているところから、それぞれの熱交換器10
A,10Bの上端部は風上側から風下側へ傾斜している
ことになる。
【0032】図2に模式的に示すように、風上側列Up
の熱交換パイプP相互間と、風下側列Dpの熱交換パイ
プP相互間には、切り起こし部であるスリット形切り起
こし片13が設けられる。また、風上側列Upと風下側
列Dpとの列間にも切り起こし部であるスリット形切り
起こし片14が設けられる。
【0033】そして上記フィンFは、フィンFの風下側
後縁部幅である風下側端縁mから風下側列Dpの熱交換
パイプP周縁までの距離bが、風上側前縁部幅であるフ
ィンFの風上側端縁nから風上側列Upの熱交換パイプ
P周縁までの距離aよりも広く(b>a)なるよう寸法
設定される。
【0034】なお説明すれば、フィンFとして、その幅
寸法は従来より用いられるフィンと同一であり、従来は
フィンの中心から均等に振り分けられた位置にある熱交
換パイプPとスリット片13,14の位置が、全体的に
風上側へシフトされるものである。
【0035】しかして、冷凍サイクル運転にともなって
横流フアン6が回転駆動されると、前部,上部吸込み口
2,3から室内空気がユニット本体1内に吸込まれる。
熱交換空気は、前部吸込み口2と対向して配置される前
側熱交換器10Aを流通して熱交換をなすとともに、上
部吸込み口3と対向して配置される補助熱交換器11と
後側熱交換器10Bを流通して熱交換する。
【0036】これら熱交換器10A,10B,11と熱
交換した熱交換空気は、横流フアン6から吹出し案内路
Sを介して吹出し口4から吹出され、よって室内の空気
調和をなす。
【0037】なお、上記前側熱交換器10Aおよび後側
熱交換器10Bにおいては、その上端部が風上側から風
下側へ向かって斜めに傾斜して配置されるので、フィン
Fの風上側で生成されるドレン水も円滑に風下側に導か
れる。
【0038】ここで、先に述べたように、フィンFは風
上側前縁部のフィン幅bが、風下側後縁部のフィン幅a
よりも広く(b>a)形成され、かつ上端部が風上側か
ら風下側へ向かって傾斜しているので、風上側前縁部で
生成されたドレン水は傾斜に沿って風下側後縁部に導か
れ、さらにここから保水されることなく円滑に下部側へ
流下する。
【0039】したがって、ドレン水はフィンFの最下端
部へ到達する途中でフィンFから滴下することなく前
部,後部ドレン皿7,8へ導かれ、室内への飛散は確実
に防止される。
【0040】また、風上側前縁部のフィン幅aが狭いの
で通風抵抗が減少し、風量低下が防止されて、フィンF
の伝熱性能および送風性能を損なうことなくドレン水を
円滑に流通させる。
【0041】この発明は、以下に述べるような変形例が
考えられる。図3に示すように、室内熱交換器10を上
端部が風上側から風下側へ向かって傾斜された状態で、
フィンFの風下側後縁部幅bが風上側前縁部幅aよりも
広いことは勿論、上記フィンFの風上側列Up,風下列
側Dpそれぞれの熱交換パイプP相互間に切り起こし部
13,13aが設けられる。
【0042】特に、風下側列Dpの熱交換パイプP相互
間に設けられる切り起こし部13aにおいては、フィン
風下側端縁mから切り起こし部13a風下側端縁までの
距離cが、フィン風下側端縁mから風下側列Dpの熱交
換パイプP周縁までの距離bよりも狭く(c<b)なる
よう寸法設定される。
【0043】しかして、フィンFの風上側で生成される
ドレン水が円滑に風下側に導かれるとともに、フィンF
の風下側上部から流下してきたドレン水は、風下側端縁
mと風下側列Dpの熱交換パイプPとの間隔が広いとこ
ろから円滑に流下し、その流下速度が速まる。
【0044】ところが、この熱交換パイプPの下部にあ
る切り起こし部13aではフィン後端縁mとの距離cが
狭められているので、この部分で一旦保水されドレン水
の流下速度が適宜規制されることになり、フィンF下端
縁まで流下する途中から滴下することはない。
【0045】すなわち、フィンFに生じたドレン水がフ
ィンF表面を伝わって流れる場合、邪魔がなく円滑に流
下すると、その流下速度が速まり、風下側端縁mからそ
のまま滴下する。
【0046】ところが、切り起こし部13aがあると、
この部分において、ドレン水の落下が一時的に止めら
れ、再び切り起こし部13aの下部からフィンF上を流
れ落ちる際にはその流下速度が低く抑えられるため、そ
のまま風下側端縁mから空中に飛び出しまうことなく風
下側端縁mに沿ってドレンパンのある斜め下方に伝わっ
て落ちて行く。
【0047】図4に示すように、室内熱交換器10を傾
斜させた状態で、フィンFの風下側後縁部幅bが風上側
前縁部幅aよりも広いことは勿論、上記フィンFの風上
側列Upと風下列側Dpそれぞれの熱交換パイプP相互
間に切り起こし部13が設けられる。
【0048】そして、ここでは風上側列Upの熱交換パ
イプPと風下側列Dpの熱交換パイプP相互間に、風上
側に向かって開放する片側切り起こし片14aが設けら
れている。この片側切り起こし片14aの長さは風下側
列Dpの熱交換パイプPの相互間隔と略同じ長さを有す
る。
【0049】したがって、フィンFの風上側列Upの熱
交換パイプPから流れてきたドレン水は、片側切り起こ
し片14aの切り起こし部分に沿って流れ、この下端か
ら風下側列Dpの熱交換パイプP側へ導かれる。
【0050】すなわち、片側切り起こし片14aは風上
側で生成されるドレン水が直接的に風下側に流下するの
を阻止するとともに、ドレン水の流下速度をそそぐこと
ができる。さらに、片側切り起こし片14aは、熱交換
器の傾斜とほぼ平行に設けられているため、この片側切
り起こし片14aを伝わって流れるドレン水は真下(重
力方向)ではなく、ドレンパンの位置する方向である、
熱交換器の傾斜方向(斜め下)方向へと流され、真下方
向へのドレン水の流れが抑制される。
【0051】このため、風上側列Upの熱交換パイプP
付近に生じたドレン水は、風下側端縁nに到達するまで
にドレンパンのある斜め下方向へと流れ、熱交換器上部
の風下側端縁mに集まるドレン水の量を減らし、風下側
のフィンF途中からの滴下を防止する。
【0052】なお、片側切り起こし片14aは、約1mm
程度の高さであり、ドレン水はこの切り起こし部分の孔
を通過してフィンFの裏面へとそのまま通り抜けること
はほとんどなく、この部分に到達したドレン水は片側切
り起こし片14aの表面側を片側切り起こし片14aに
沿って流れる。
【0053】また、図5に示すように、フィンFを傾斜
させた状態で、フィンFの風下側後縁部幅bが風上側前
縁部幅aよりも広いことは勿論、上記フィンFには風下
側端縁mから風下側列Dpの熱交換パイプPまでの間
に、この長手方向に沿ってフィンFの表面(上面)へ突
出するビード部15を設けてもよい。
【0054】フィンFの風下側後縁部分を流れるドレン
水は、上記ビード部15に沿って流下し、よってフィン
Fの中途部から直接滴下することがなく、円滑に排水処
理される。また、通風抵抗も大幅に増加しないので伝熱
性能を損なうことがなく、しかもビード部15によるフ
ィンFの補強を得る。
【0055】さらに、図6では、熱交換器10を傾斜さ
せた状態で、フィンFの風下側後縁部幅bが風上側前縁
部幅aよりも広いことは勿論、風下側後端部幅bはフィ
ン上部幅ba から下部幅bb に亘って漸次広くなるよう
形成される。
【0056】すなわち、当然ながらドレン水はフィンF
の上部から下部へ行くほど流れ込むドレン水が合流し
て、流下量が多くなる。ここでは、風下側後端部の上部
幅baから下部幅bb に亘って漸次広く形成してあるの
で、ドレン水はこの漸次幅広部分において合流し、かつ
円滑に流下してフィンの中途部から直接滴下することが
なく排水処理される。
【0057】つぎに、第3の発明の実施の形態について
説明する。再び図1に示すように、上記室内熱交換器1
0において、上記前側熱交換器10Aと後側熱交換器1
0Bとの折り曲げ部20で、かつ前側熱交換器10Aに
おける上端部には補助用突部30が設けられる。
【0058】図7(A)に、上記補助用突部30を拡大
して示す。この補助用突部30は、フィンFの長手方向
端縁に沿って、互いに並行に設けられ、かつ漸次長さが
異なる複数のルーバ状切り起こし片30aから構成され
る。これら切り起こし片30aの短辺は熱交換パイプP
およびフィンF上端縁に沿い、かつ長辺はフィンFの側
端縁に沿う。
【0059】あるいは、同図(B)に拡大して示すよう
に、上記補助用突部30として、フィンFの長手方向端
縁に沿って、互いに並行に設けられ、かつ漸次長さが異
なる複数のスリット状切り起こし片30bから構成され
る。これら切り起こし片30bの短辺は熱交換パイプP
およびフィンF上端縁に沿い、かつ長辺はフィンFの側
端縁に沿う。
【0060】あるいは、同図(C)に拡大して示すよう
に、上記補助用突部30として、フィンFの長手方向端
縁に沿って、互いに並行に設けられ、かつ漸次長さが異
なる複数のバーリング状切り起こし片30cから構成さ
れる。これら切り起こし片30cの短辺は熱交換パイプ
PおよびフィンF上端縁に沿い、かつ長辺はフィンFの
側端縁に沿う。
【0061】あるいは、同図(D)に拡大して示すよう
に、上記補助用突部30として、フィンFの長手方向端
縁に沿って、互いに並行に設けられ、かつ漸次長さが異
なる複数の突条30dから構成される。これら突条30
dの短辺は熱交換パイプPおよびフィンF上端縁に沿
い、かつ長辺はフィンFの側端縁に沿う。
【0062】いずれにしても、逆V字折り曲げ部20近
傍である前側熱交換器10Aの上端部に補助用突部30
を設けたので、特にこの部分で生成されたドレン水を円
滑に下方へ流下させる。
【0063】なお、図7(A)ないし(D)では、前側
熱交換器10Aの上端部のフィンFの面積を後側熱交換
器10Bの上端部のフィンFの面積よりも広く形成して
いるところから、前側熱交換器10Aにのみ補助用突部
30を設けたが、逆に後側熱交換器10Bの上端部のフ
ィンFの面積を広く形成した場合には、後側熱交換器1
0Aに補助用突部30を設けるようにすればよい。また
熱交換器10A,10B両方の上端部にそれぞれ補助用
突部30を設けてもよい。
【0064】さらに他の部分が大量のドレン水を保水し
たときでも、この折り曲げ部20にも補助用突部30が
通風抵抗となり、室内熱交換器10まわりの風速分布の
極端なアンバランスが防止され、V字状折り曲げ部20
付近での局所的な風速増加を回避して、ドレン水の室内
飛散を防止する。
【0065】図8に、第4の発明における実施の形態を
示す。後述する後側熱交換器10Bの一部を除いて、空
気調和機の構成は先に図1において説明したものと全く
同一であり、ここでは同番号を付して新たな説明は省略
する。
【0066】上記室内熱交換器10を構成する前側熱交
換器10Aと後側熱交換器10Bとの折り曲げ部20
で、かつ後側熱交換器10Bの風下側列Dpの最上部
は、熱交換パイプ除去部40となす。
【0067】すなわち、これまで説明したきた室内熱交
換器10における後側熱交換器10Bでは、その風下側
列Dpには上部から下部に亘って所定間隔を存して熱交
換パイプPが貫通していたが、この発明は特に上部にお
いてのみ熱交換パイプを貫通せずに除去する。
【0068】上記熱交換パイプ除去部40は、ここでは
フィンFに対する何らの加工もせず、凹凸の全くないフ
ラット部となす。図9および図10(A)に示すよう
に、熱交換パイプ除去部40Aとして、熱交換空気の流
通方向に対して直交する方向に設けられる長さの異なる
複数のスリット形切り起こし片40a,40bから構成
してもよい。
【0069】なお説明すれば、両側のスリット形切り起
こし片40aは互いに全長が短く、かつ上下両端の位置
を揃えて設けられる。また、真ん中のスリット形切り起
こし片40aは、両側でかつ上下の切り起こし片40a
のほぼ半分の長さに亘るような全長を有する。
【0070】あるいは、図10(B)に示すように、熱
交換パイプ除去部40Bとして、熱交換空気の流通方向
に対して直交する方向に設けられる長さの異なる複数の
ルーバ形切り起こし片40c,40dから構成してもよ
い。
【0071】なお説明すれば、両側のルーバ形切り起こ
し片40cは互いに全長が短く、かつ上下両端の位置を
揃えて設けられる。また、真ん中のルーバ形切り起こし
片40dは、両側でかつ上下の切り起こし片40cのほ
ぼ半分の長さに亘るような全長を有する。
【0072】いずれにしても、後側熱交換器10Bに逆
V字状折り曲げ部20近傍で、風下側列Dpの最上部に
は熱交換パイプPは存在しない。代って、フラット部4
0を形成し、もしくは切り起こし片40a〜40dを備
えたことにより、風下列側Dp最上部のフィンF面を流
下するドレン水の流路が十分に確保される。したがっ
て、逆V字状折り曲げ部20近傍からのドレン水飛散の
危険性が低下する。
【0073】さらに、同部位に熱交換空気の流通方向に
直交する方向に隣り合う長さの異なるスリット形切り起
こし片40a,40bもしくはルーバ形切り起こし片4
0c,40dが多数形成されることにより、ドレン水は
これら切り起こし片40a〜40dに沿って円滑に下方
へ流れる。
【0074】したがって、ドレン水保水時でも、熱交換
器まわりの風速分布のアンバランス化が防止され、信頼
性の向上を得る。フィンFの同部位面に大量のドレン水
の保水が生じた場合でも局所的な増加を回避してドレン
水の飛散を防止し、熱交換器まわりの風速分布のアンバ
ランス化を防止する。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明および第
2の発明では、市場環境によってフィン表面が撥水化
し、冷房運転時にドレン水がブリッジを形成して大量に
フィン間に保持されてもドレン水が流れる風下側後縁部
のフィン幅が広いのでドレン水は円滑に排水されて、フ
ィン途中で滴下することがなく、排水処理効率の向上を
得られるという効果を奏する。
【0076】さらに、第3の発明および第4の発明で
は、熱交換器のフィン面に大量のドレン水の保水が生じ
た場合、逆V字状折り曲げ部近傍部位での局所的な増加
を回避してドレン水の飛散を防止し、かつ熱交換器まわ
りの風速分布のアンバランス化を防止するなどの効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す、熱交換器を組み
込んだ空気調和機室内ユニットの概略の断面図。
【図2】同実施の形態の、熱交換器一部を拡大した図。
【図3】他の実施の形態の、熱交換器一部を拡大した
図。
【図4】さらに他の実施の形態の、熱交換器一部を拡大
した図。
【図5】さらに他の実施の形態の、熱交換器一部を拡大
した図。
【図6】さらに他の実施の形態の、熱交換器一部を拡大
した図。
【図7】(A)は、図1に示す熱交換器の一部である補
助用突部を拡大した図。(B)ないし(D)は、互いに
異なる補助用突部を説明する図。
【図8】さらに異なる実施の形態を示す、熱交換器を組
み込んだ空気調和機室内ユニットの概略の断面図。
【図9】さらに異なる実施の形態を示す、熱交換器を組
み込んだ空気調和機室内ユニットの概略の断面図。
【図10】(A)および(B)は、互いに異なる切り起
こし部形状を説明する図。
【図11】従来の、熱交換器を組み込んだ空気調和機室
内ユニットの概略の断面図。
【図12】従来の、熱交換器一部を拡大した図。
【符号の説明】
10…室内熱交換器、 F…フィン、 P…熱交換パイプ、 Up…風上側列、 Dp…風下側列、 14a…片側切り起こし片、 30…補強用突部、 40…熱交換パイプ除去部。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦長状のフィンが多数枚、互いに隙間を存
    して並設され、これらフィンに、フィンの長手方向に沿
    って複数本の熱交換パイプが所定間隔を存して直列的に
    貫通されるフィンドチューブタイプであり、斜めに傾斜
    して配置される熱交換器において、 上記フィンは、下側端縁から熱交換パイプまでの距離b
    が、上側端縁から熱交換パイプまでの距離aよりも、広
    く(b>a)なるよう寸法設定されることを特徴とする
    熱交換器。
  2. 【請求項2】上記フィンは、上記熱交換パイプ相互間に
    切り起こし部が設けられ、この切り起こし部の下側端縁
    からフィンの下側端縁までの距離cが、フィン下側端縁
    から熱交換パイプまでの距離bよりも、狭く(c<b)
    なるよう寸法設定されることを特徴とする請求項1記載
    の熱交換器。
  3. 【請求項3】上記熱交換パイプは、複数列設けられ、こ
    れら上側列熱交換パイプと下側列熱交換パイプとの間
    に、上側に向かって切り起こされる片側切り起こし片が
    設けられることを特徴とする請求項1記載の熱交換器。
  4. 【請求項4】上記片側切り起こし片は、上記下側列熱交
    換パイプの相互間隔と対向する長さを有することを特徴
    とする請求項3記載の熱交換器。
  5. 【請求項5】上記フィンは、下側端縁から熱交換パイプ
    までの間に、ビード部が設けられることを特徴とする請
    求項1記載の熱交換器。
  6. 【請求項6】上記フィンは、下側端縁から熱交換パイプ
    までの距離bが、フィン上端部から下端部に亘って漸次
    広く形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項
    5のいずれかに記載の熱交換器。
  7. 【請求項7】前部および上部に吸込み口が設けられると
    ともに前面下部に吹出し口が設けられる空気調和機本体
    と、 この空気調和機本体内部に収容配置される熱交換器およ
    び室内の熱交換空気を熱交換器に導く断面円形の送風フ
    ァンとを具備した空気調和機において、 上記熱交換器は、縦長状のフィンが多数枚、互いに隙間
    を存して並設され、これらフィンに、フィンの長手方向
    に沿って複数本の熱交換パイプが所定間隔を存して直列
    的に貫通されるフィンドチューブタイプであり、 上記前部吸込み口および上部吸込み口と対向するよう側
    面視で逆V字状に折り曲げられた前側熱交換器と後側熱
    交換器とからなり、 上記前側熱交換器と後側熱交換器を構成するフィンは、
    風下側端縁から熱交換パイプまでの距離bが、風上側端
    縁から熱交換パイプまでの距離aよりも、広く(b>
    a)なるよう寸法設定されることを特徴とする空気調和
    機。
  8. 【請求項8】前部および上部に吸込み口が設けられると
    ともに前面下部に吹出し口が設けられる空気調和機本体
    と、 この空気調和機本体内部に収容配置される熱交換器およ
    び室内の熱交換空気を熱交換器に導く断面円形の送風フ
    ァンとを具備した空気調和機において、 上記熱交換器は、縦長状のフィンが多数枚、互いに隙間
    を存して並設され、これらフィンに、フィンの長手方向
    に沿って複数本の熱交換パイプが所定間隔を存して、か
    つ風上側列と風下側列とに直列的に貫通されるフィンド
    チューブタイプであり、 上記前部吸込み口および上部吸込み口と対向するよう側
    面視で逆V字状に折り曲げられた前側熱交換器と後側熱
    交換器とからなり、 上記前側熱交換器と後側熱交換器との折り曲げ部で、か
    つ前側熱交換器もしくは後側熱交換器におけるフィン上
    端縁と風下側列の最上部熱交換パイプとの間に、熱交換
    空気に対する流通抵抗となるとともにドレン水を流下案
    内する補助用突部が設けられることを特徴とする空気調
    和機。
  9. 【請求項9】上記補助用突部は、熱交換空気流通方向と
    は直交する方向に互いに並行に設けられる、複数のルー
    バ状切り起こし片であることを特徴とする請求項8記載
    の空気調和機。
  10. 【請求項10】上記補助用突部は、熱交換空気流通方向
    とは直交する方向に互いに並行に設けられる、複数のス
    リット状切り起こし片であることを特徴とする請求項8
    記載の空気調和機。
  11. 【請求項11】上記補助用突部は、熱交換空気流通方向
    とは直交する方向に互いに並行に設けられる、複数のバ
    ーリング状切り起こし片であることを特徴とする請求項
    8記載の空気調和機。
  12. 【請求項12】上記補助用突部は、熱交換空気流通方向
    とは直交する方向に互いに並行に設けられる、複数の突
    条であることを特徴とする請求項8記載の空気調和機。
  13. 【請求項13】前部および上部に吸込み口が設けられる
    とともに前面下部に吹出し口が設けられる空気調和機本
    体と、 この空気調和機本体内部に収容配置される熱交換器およ
    び室内の熱交換空気を熱交換器に導く断面円形の送風フ
    ァンとを具備した空気調和機において、 上記熱交換器は、縦長状のフィンが多数枚、互いに隙間
    を存して並設され、これらフィンに、フィンの長手方向
    に沿って複数本の熱交換パイプが所定間隔を存して、か
    つ風上側列と風下側列とに直列的に貫通されるフィンド
    チューブタイプであり、 上記前部吸込み口および上部吸込み口と対向するよう側
    面視で逆V字状に折り曲げられた前側熱交換器と後側熱
    交換器とからなり、 上記前側熱交換器と後側熱交換器との折り曲げ部で、か
    つ後側熱交換器上部の風下側列部位は熱交換パイプを除
    去した熱交換パイプ除去部としたことを特徴とする空気
    調和機。
  14. 【請求項14】上記熱交換パイプ除去部は、凹凸のない
    フラット部であることを特徴とする請求項13記載の空
    気調和機。
  15. 【請求項15】上記熱交換パイプ除去部には、複数のス
    リット形切り起こし片が設けられることを特徴とする請
    求項13記載の空気調和機。
  16. 【請求項16】上記スリット形切り起こし片は、熱交換
    空気の流通方向に沿って隣り合う長さが異なることを特
    徴とする請求項15記載の空気調和機。
  17. 【請求項17】上記熱交換パイプ除去部には、複数のル
    ーバ形切り起こし片が設けられることを特徴とする請求
    項13記載の空気調和機。
  18. 【請求項18】上記ルーバ形切り起こし片は、熱交換空
    気の流通方向に沿って隣り合う長さが異なることを特徴
    とする請求項17記載の空気調和機。
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