JPH11132559A - 浴水循環浄化装置 - Google Patents

浴水循環浄化装置

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JPH11132559A
JPH11132559A JP9300075A JP30007597A JPH11132559A JP H11132559 A JPH11132559 A JP H11132559A JP 9300075 A JP9300075 A JP 9300075A JP 30007597 A JP30007597 A JP 30007597A JP H11132559 A JPH11132559 A JP H11132559A
Authority
JP
Japan
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bath water
temperature
circulating
heat sterilization
circulation path
Prior art date
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Pending
Application number
JP9300075A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideharu Shinohara
秀東 篠原
Kazuhiro Saito
和宏 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9300075A priority Critical patent/JPH11132559A/ja
Publication of JPH11132559A publication Critical patent/JPH11132559A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管等の汚れに応じて熱殺菌制御を開始する
浴水循環浄化装置を提供する。 【解決手段】 循環する浴水の流量を検知する流量検知
手段14を設け、この流量検知手段14が所定値以下の
流量を検知したとき、切換弁5、6、7により通常循環
路を熱殺菌循環路に切り換えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽内の浴水を循
環させて浴水の浄化を行なうとともに装置内の配管等の
熱殺菌を行なう浴水循環浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽内の湯を循環ポンプで汲み上
げ浄化槽で浄化して浴槽に戻す浴水循環浄化装置におい
て、装置内の配管等の殺菌をするために熱殺菌循環路を
設けて熱殺菌を行なうものがあった(例えば特開平3−
75446号)。
【0003】図7は従来の装置の熱殺菌制御の動作の例
を示すフローチャート図である。図に従ってその動作に
ついて説明する。風呂装置が運転されると、予め決めら
れた熱殺菌開始時間か否かが判断される(ステップ30
1)。熱殺菌時間のときは、切換弁により熱殺菌循環路
に切り換え(ステップ302)、通常循環時より高温に
設定された熱殺菌温度に設定温度を変更して湯温制御を
行なう(ステップ303)。湯温が熱殺菌温度以上であ
るか否かを判断し(ステップ304)、熱殺菌温度に達
したらヒーターを切り(ステップ305)、熱殺菌タイ
マーをスタートし(ステップ308)し、所定の熱殺菌
時間以上経過したら(ステップ309)、湯温制御を通
常循環時の温度に変更し(ステップ310)、切換弁に
より熱殺菌循環路から排水流路に切り換えて汚水を排水
する(ステップ311)。所定の排水時間が経過したら
(ステップ312)、切換弁により通常循環路に切り換
え、熱殺菌制御を終了する(ステップ313)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の浴水循環浄化装
置は、以上のように予め決められた熱殺菌時間に熱殺菌
を行なうように制御していたので、熱殺菌開始のタイミ
ングが装置本体と配管の微生物汚損度合と必ずしも一致
していなかった。この発明は上記のような問題点を解消
するためになされたもので、装置本体と配管の微生物汚
損度合に応じて熱殺菌制御を行なうことのできる浴水循
環浄化装置を得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る浴水準管
浄化装置は、浴水を循環させるためのポンプと、循環す
る浴水を加熱する加熱手段と、浴槽内の浴水を汲み上げ
浄化槽を介して循環させ再び浴槽に戻す通常循環路と、
浴水を所定の熱殺菌温度に加熱しながら装置本体内で循
環させる熱殺菌循環路と、前記通常循環路と前記熱殺菌
循環路とを切り換える切換手段と、循環する浴水の流量
を検知する流量検知手段とを備え、前記流量検知手段が
所定値以下の流量を検知したとき前記通常循環路から前
記熱殺菌循環路に切り換えるようにしたものである。
【0006】また、浴水を循環させるためのポンプと、
循環する浴水を加熱する加熱手段と、浴槽内の浴水を汲
み上げ浄化槽を介して循環させ再び浴槽に戻す通常循環
路と、浴水を所定の熱殺菌温度に加熱しながら装置本体
内で循環させる熱殺菌循環路と、前記通常循環路と前記
熱殺菌循環路とを切り換える切換手段と、前記加熱手段
の表面温度を検知する温度検知手段とを備え、前記温度
検知手段が所定値以上の温度を検知したとき前記通常循
環路から前記熱殺菌循環路に切り換えるようにしたもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下この発明の実施の形態について説明
する。図1は実施の形態1における浴水循環浄化装置の
構造図である。図において、1は装置本体、2は浴槽内
の浴水を汲み上げ循環させるポンプ、3は活性炭等の浄
化材を充填した浄化槽、4は循環する湯を加熱する加熱
手段であるヒーター、5、6、7は循環路を切り換える
切換弁、8は浄化槽3の底部に設置された湯温検知手
段、9は浴水の循環を制御する制御部、10は浴水の吸
い込み口、11は浴水の吐き出し口、12は熱殺菌後の
装置内の汚水の排水口、13は浴槽、14は配管部に設
けられたフロースイッチや流量センサー等の循環流量検
知手段である。制御部9は、温度検知手段8や循環流量
検知手段14からの信号を受けて、ポンプ2、ヒーター
4、切換弁5、6、7の動作を制御する。
【0008】次に、浴水の循環について説明する。浴水
を浄化する通常循環時は、図の実線に示すように、吸い
込み口10から吸い込まれた浴水は、ポンプ2を通って
浄化槽3に送られ、浄化槽3内で浄化された後、ヒータ
ー4により加熱されて設定された保温温度(35〜45
℃)を保ちながら浴水の吐き出し口11から浴槽13に
戻る。また、熱殺菌循環時は、切換弁5の浴水の吸い込
み口10側、切換弁6の排水口12側、及び切換弁7の
浴水の吐き出し口11側を閉じ、ヒーター4により熱殺
菌に十分な熱殺菌温度(例えば70℃)まで加熱され
て、図の点線に示すように装置本体内の熱殺菌循環路を
循環する。熱殺菌循環路は、少ない切換弁で装置内の浄
化槽3を含むほぼ全ての配管を熱殺菌できるような構成
になっている。また、排水時は、切換弁5の浴水の吸い
込み口10側、及び切換弁6の排水口12側を開いて、
図の一点鎖線に示すように排水する。
【0009】図2は、この実施の形態1における熱殺菌
制御の開始時期制御のフローチャート図、図3は循環流
量と循環する湯の温度変化の様子を示すグラフである。
図2及び図3に基づきこの実施の形態1の動作について
説明する。浴水循環浄化装置が運転されると、切換弁
5、6、7を動作させて通常循環路にし通常循環を行な
うが、浄化槽3やヒーター4や配管内側に汚れが付着す
ると循環水の流量が低下する。そこで、流量検知手段1
4により循環水の流量を検知して規定流量と比較し(ス
テップ101)、規定流量以下の流量を検知したら、切
換弁5、6、7を動作させて熱殺菌循環路に切り換え熱
殺菌処理を開始する(ステップ102)。熱殺菌処理を
開始すると配管内側の汚れが徐々に取れるため、循環流
量は増加していく。そして、予め決められた熱殺菌時間
を経過したら熱殺菌を終了し、配管内の汚水を排水し、
再び通常循環を行なう。この実施の形態によれば、配管
等の微生物汚損度合に応じて効果的に汚れの除去や殺菌
を行なうことができる。
【0010】なお、この実施の形態においては流量検知
手段14を熱殺菌循環路外に設置しているため、流量検
知手段14が熱により劣化することを防止できるが、熱
殺菌循環路内に設置すれば、流量検知手段14自身を殺
菌することもできる。また、流量検知手段14を熱殺菌
循環路内に設置すれば、熱殺菌中にも循環流量を検知
し、循環流量が正常な値に回復したら熱殺菌を終了する
という制御もできる。
【0011】実施の形態2.図4は実施の形態2におけ
る浴水循環浄化装置の構造図である。この実施の形態に
おける装置の基本的な構成は上記の実施の形態1と同様
であるが、この実施の形態においては、循環流量検知手
段14は設けず、ヒーター4にヒーター表面温度検知手
段15を設けている。制御部9は、温度検知手段8やヒ
ーター表面温度検知手段15からの信号を受けて、ポン
プ2、ヒーター4、切換弁5、6、7の動作を制御す
る。浴水の循環は実施の形態1と同様であるので、説明
を省略する。
【0012】図5は、この実施の形態2における熱殺菌
制御の開始時期制御のフローチャート図、図6はヒータ
ー表面温度と循環水の温度変化の様子を示すグラフであ
る。図5及び図6に基づきこの実施の形態2の動作につ
いて説明する。運転を開始すると、切換弁5、6、7を
動作させて通常循環路にし通常循環を行なうが、浄化槽
3やヒーター4や配管内側に汚れが付着すると、循環水
への熱伝導効率が低下しヒーター4通電時に異常に表面
温度が上昇する。そこで、ヒーター表面温度検知手段1
5によりヒーター表面温度を検知して規定温度と比較し
(ステップ201)、規定温度以上の温度を検知した
ら、切換弁5、6、7を動作させて熱殺菌循環路に切換
えて熱殺菌処理を開始する(ステップ202)。熱殺菌
処理を開始すると配管内側の汚れが徐々に取れるため、
循環水への熱伝導効率が良くなり、ヒーター表面温度が
下がっていく。そして、予め決められた熱殺菌時間が経
過したら、熱殺菌を終了し、配管内の汚水を排水し、再
び通常循環を行なう。なお、ヒーター4がヒーター表面
温度が正常な温度まで下がったことを検知したら熱殺菌
を終了するようにしてもよい。
【0013】また、実施の形態1に記載した流量検知手
段14とヒーター表面温度検知手段15とを両方取り付
けて、流量検知手段14が規定流量以下の流量を検知し
たとき、またはヒーター表面温度検知手段15が規定温
度以上の温度を検知したときに熱殺菌を開始するように
制御すれば、配管等の微生物汚損度合に応じて更に効果
的な熱殺菌制御ができる。
【0014】なお、上記実施の形態1または実施の形態
2においては、熱殺菌循環路内に浄化槽3を設けている
ため、浄化槽3内の浄化材に担持された有機物を分解す
る微生物は熱殺菌によりほとんど死滅するが、熱殺菌処
理後、浴水を通常循環させ入浴に起因する微生物が再び
浄化材に担持されるため、生物浄化の機能は回復する。
また、耐熱芽胞を形成する枯草菌などを予め浄化材に担
持させ、熱殺菌のタイミングを調節し、芽胞形成後栄養
細胞に変化するに足る時間を確保すれば、浄化性能を維
持しつつ、有害な菌の殺菌や配管等の微生物汚損の防止
および除去をすることができる。また、熱殺菌循環路内
に浄化槽3を含まない構成の浴水循環浄化装置にこれら
の実施の形態を適用することもできる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、流量検知手段が所定
値以下の流量を検知したときに通常循環路から熱殺菌循
環路に切り換え熱殺菌を開始するようにしたので、配管
等の微生物汚損度合に応じて効果的に熱殺菌を行なうこ
とができる。
【0016】また、加熱手段表面の温度を検知する温度
検知手段が所定値以上の温度を検知したときに通常循環
路から熱殺菌循環路に切り換え熱殺菌を開始するように
したので、配管等の微生物汚損度合に応じて効果的に熱
殺菌を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1における24時間利用可能な風
呂装置の構造図である。
【図2】 実施の形態1の熱殺菌開始時期制御のフロー
チャート図である。
【図3】 実施の形態1の湯温変化と熱殺菌タイミング
図である。
【図4】 実施の形態2における24時間利用可能な風
呂装置の構造図である。
【図5】 実施の形態2の熱殺菌開始時期制御のフロー
チャート図である。
【図6】 実施の形態2の湯温変化と熱殺菌タイミング
図である。
【図7】 従来の24時間利用可能な風呂装置の熱殺菌
制御のフローチャート図である。
【符号の説明】
1 風呂装置本体、2 ポンプ、3 浄化槽、4 ヒー
ター、5 切換弁、6 切換弁、7 切換弁、8 湯温
検知手段、9 制御部、10 吸い込み口、11 吐き
出し口、12排水口、13 浴槽、14 流量検知手
段、15 ヒーター表面温度検知手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴水を循環させるためのポンプと、循環
    する浴水を加熱する加熱手段と、浴槽内の浴水を汲み上
    げ浄化槽を介して循環させ再び浴槽に戻す通常循環路
    と、浴水を所定の熱殺菌温度に加熱しながら装置本体内
    で循環させる熱殺菌循環路と、前記通常循環路と前記熱
    殺菌循環路とを切り換える切換手段と、循環する浴水の
    流量を検知する流量検知手段とを備え、前記流量検知手
    段が所定値以下の流量を検知したとき前記通常循環路か
    ら前記熱殺菌循環路に切り換えることを特徴とする浴水
    循環浄化装置。
  2. 【請求項2】 浴水を循環させるためのポンプと、循環
    する浴水を加熱する加熱手段と、浴槽内の浴水を汲み上
    げ浄化槽を介して循環させ再び浴槽に戻す通常循環路
    と、浴水を所定の熱殺菌温度に加熱しながら装置本体内
    で循環させる熱殺菌循環路と、前記通常循環路と前記熱
    殺菌循環路とを切り換える切換手段と、前記加熱手段の
    表面温度を検知する温度検知手段とを備え、前記温度検
    知手段が所定値以上の温度を検知したとき前記通常循環
    路から前記熱殺菌循環路に切り換えることを特徴とする
    浴水循環浄化装置。
JP9300075A 1997-10-31 1997-10-31 浴水循環浄化装置 Pending JPH11132559A (ja)

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