JPH11131683A - 複合パネル - Google Patents

複合パネル

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JPH11131683A
JPH11131683A JP10132661A JP13266198A JPH11131683A JP H11131683 A JPH11131683 A JP H11131683A JP 10132661 A JP10132661 A JP 10132661A JP 13266198 A JP13266198 A JP 13266198A JP H11131683 A JPH11131683 A JP H11131683A
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JP
Japan
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panel
thickness
alc
composite panel
composite
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JP10132661A
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English (en)
Inventor
Itaru Shibata
格 柴田
Yuji Haba
祐司 幅
Toshihiro Niwano
利弘 庭野
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 強度と防音性、耐火性に優れ、ハンドリング
性や施工が容易な複合パネルの構造を提供する。 【解決手段】 厚さ9mm以上で75mm未満のALC
パネル11の一方の面のほぼ全面に厚さ9〜20mmの
木質パネル12が貼着されていることを特徴とし、また
前記ALCパネル11の他方の面のほぼ全面には厚さ2
〜10mmの木質パネル13が貼着され、さらにALC
パネル面に貼着された少なくとも一方の木質パネルの表
面にさらに防音シート、クッション材または仕上げ材が
貼着され、さらにまたALCパネル面に貼着された少な
くとも一方の木質パネルが、ALCパネル面に対して長
辺側または短辺側の少なくとも一方にずらして貼着され
ていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄骨建築物や木
造建築物の主として床に使用される軽量気泡コンクリー
ト(以下ALCという)からなる複合パネルの構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来鉄骨建築物などの床にALCパネル
を敷設する場合には、一般に図12に示すように、床用
鉄骨梁2の上面に板状の取り付け金具3の基部を溶接
し、この金具3を挟んだ状態で相対するALCパネル1
を敷設する。このALCパネル1は、通常幅600m
m、厚さ100〜150mm、長さ2400mm程度の
寸法を有し、パネル1の長辺小口面の表面両側の全長に
亘って溝1aが設けられている。そして前記金具3の上
端部3a近辺を貫通する鉄筋4を前記溝1aに配置し
て、該溝1aと短辺小口面の目地部にモルタル5を充填
する。その後パネル1の上面に、図示してないが数mm
程度の厚さでレベリング材を塗布したり、合板を敷設す
るなどして、床面を平滑に仕上げている。しかしこの床
構造は湿式工法で施工されるため手数が掛かるばかりで
なく、材料が乾燥するまで床上で他の作業をすることが
できないので工期が長くなる問題があった。
【0003】他の工法として種々な乾式工法が提案され
ており、例えば図13に示すように、L字状の金具6の
基部で床用梁2の上フランジを挟持させ、垂直部の捩子
部を貫通する座金状の板7で相対するパネル1の上面に
当接させナット8で螺着する工法もある。この工法は乾
式で施工できるが、ALCパネル1の螺着部を切り欠き
加工するのに手数が掛かり、また床面が平滑でなく、隣
接するパネル1の長辺小口面が軋んだりする問題もあっ
た。さらにいずれの工法でもALCパネルが大きく、重
いのでハンドリング性が悪く手数が掛かるし、床の厚さ
も厚くなるので室内高さが低くなる問題もあった。
【0004】また特開平8−151770号公報記載の
ように、木造建築物の床構造として、厚さ75mm未満
のALCパネルの上面に木質パネルを貼着し、下面側に
耐食性シートを貼着した複合パネルを木造の根太や梁に
直接ビス止めする方法もある。しかしこの場合は床の厚
さを薄くできるが、鉄骨梁には取り付けることができな
い。
【0005】また同様な複合パネルとしては特開平8−
218546号公報記載のように、厚さ75mm未満の
ALCパネルの内面側に木質パネルを貼着し外面側に外
装用仕上げ材を貼着するか、塗装をしたものが提案され
ているが、このパネルは木造建築物の壁面に使用される
もので、鉄骨建築物の床には使用できない。
【0006】さらに特開平8−135067号公報記載
のように、厚さ75mm以上のALCパネルの上面に木
質パネルを貼着し、下面側に耐食性シートを貼着した複
合パネルも提案されているが、これは通常のALCパネ
ルの強度と遮音性を向上して、鉄骨建築物のスパンの大
きい床用梁として使用するよう提案されたものである
が、大形で重量があるためにハンドリング性や施工容易
性に問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は厚さが9mm
以上で(建築基準法(平成5年6月25日付建設省告示
第1453号)による準耐火構造の指定による)75m
m未満と薄いが、強度と防音性、耐火性に優れ、ハンド
リング性や施工が容易な複合パネルの構造を提供するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、厚さ9mm以上で75mm未満のALCパネ
ルの一方の面のほぼ全面に厚さ9〜20mmの木質パネ
ルが貼着されていることを特徴とし、また前記ALCパ
ネルの他方の面のほぼ全面には厚さ2〜10mmの木質
パネルが貼着され、さらに前記ALCパネル面に貼着さ
れた少なくとも一方の木質パネルの表面にさらに防音シ
ート、クッション材または仕上げ材が貼着され、さらに
また前記ALCパネル面に貼着された少なくとも一方の
木質パネルが、該ALCパネル面に対して長辺側または
短辺側の少なくとも一方にずらして貼着されている複合
パネルを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る複合パネルは、厚
さ9mm以上で75mm未満のALCパネルの一方の面
に、厚さ9〜20mmの木質パネルをほぼ全面に亘って
貼着したものである。またこのパネルの他方の面に
も、ほぼ全面に亘って厚さ2〜10mmの木質パネルを
貼着したものである。さらに前記パネル面に貼着され
た少なくとも一方の木質パネルの表面に、防音シート、
クッション材または仕上げ材が貼着されたものである。
さらにまた前記ALCパネル面に貼着された少なくと
も一方の木質パネルが、該ALCパネル面に対して長辺
側または短辺側の少なくとも一方にずらして貼着されて
いるものである。
【0010】かかる構成を有する本発明をさらに詳細に
説明すると、厚さ9mm以上で75mm未満のALCパ
ネルの一方の面のほぼ全面に、厚さ9〜20mmの木質
パネルを貼着することにより、ALCパネルの厚さが薄
くても複合パネルの強度が高く、ハンドリングの際の複
合パネルの損傷も少なく、準耐火床板として使用でき
る。そして木質パネル面を上面あるいは下面のいずれか
に貼着して使用することにより、鉄骨梁でも、木造梁で
も直接または金具を使用してビス止めすることができ
る。なおALCパネルの厚さは、その特性を維持しなが
ら全体の厚さを狭くするためには、37〜50mm程度
が適当であり、木質パネルを貼着した面を内面側として
使用する場合には、外面側に種々な模様を切削したAL
Cパネルも使用できる。
【0011】なお前記木質パネルは遮音性、防音性を達
成し、パネル強度や取付け強度を保持するためには、厚
さを9mm以上とすることが必要である。一方20mm
を超えると遮音効果上差がないばかりかハンドリング性
や施工容易性がなくなるため9〜20mmの厚さが必要
である。このような木目パネルとしては9〜19mmの
合板を使用するのが好ましい。
【0012】つぎにこのALCパネルの他方の面にも、
ほぼ全面に亘って厚さ2〜10mmの木質パネルを貼着
して複合パネルを構成すれば、ALCパネルを薄くして
も強度を維持することができ、かつ防音性が向上し、こ
の複合パネルに防音シート、クッション材あるいは仕上
げ材などの貼着が容易にできるので手数が掛からない。
この場合の木質パネルは、前記の通り2mm以上の厚さ
を必要とする。その厚さが2mm未満となると、該木質
パネルをALCパネルの下面側に貼着した時は引張り強
度上問題があり、また上面側へ貼着した時はフローリン
グの施工の下地として要求される厚さとならないからで
ある。一方その厚さが10mmを超えると、不必要な厚
さとなるばかりか一方の面に貼着した木目パネルと同様
にハンドリング性や施工容易性が損なわれるため10m
mが上限となり、前記範囲内の厚さの合板などを使用す
ることが好ましい。
【0013】さらに前記ALCパネル面に貼着された一
方または両方の木質パネルの表面に必要に応じて防音シ
ート、クッション材または仕上げ材を貼着すれば、この
複合パネルの耐久性、遮音性が一層向上するものであ
る。この防音シートまたはクッション材を上面側に貼着
して床面を構成したり、また外面側に貼着して外壁を構
成すれば、床面や外壁面の仕上げ作業も容易になる。ま
た一方の木質パネルの表面に防音シートまたはクッショ
ン材を貼着し、他方の木質パネルの表面に仕上げ材を貼
着しておけば、仕上げ作業は一層容易になる。
【0014】なお前記防音シートまたはクッション材と
しては合成樹脂シート、ゴムシート、アスファルトシー
トなどが使用でき、外面側に使用すれば建築物の意匠性
と耐久性が向上する。また仕上げ材としては、前記各防
音シートまたはクッション材としての材料の他、床面用
や内壁用の繊維質シート、樹脂板などを必要に応じて適
宜選択すればよい。
【0015】さらにALCパネル面に貼着された一方の
木質パネルを、ALCパネル面に対して長辺側または短
辺側の少なくとも一方に僅かにずらして貼着した複合パ
ネルを使用して床面や壁面を形成する場合には、隣接す
るパネルの小口面が合決りを形成する。また両面の木質
パネルを、ALCパネル面に対して長辺側または短辺側
の少なくとも一方に僅かによりもずらして貼着した複合
パネルの場合は本実矧を形成する。そのため隣接する複
合パネル接合部のずれがなく、防音性も向上する。なお
前記木質パネルをずらす方向は、パネルの長辺側でも短
辺側でもあるいは両辺側でもよいが、長辺側にずらした
方が接合部が長いので効果が大きい。さらに前記木質パ
ネル面には、前述のような防音シート、クッション材や
仕上げ材などを貼着してもよい。
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明の第1の実施例に係る複合パネルの一
部切り欠き斜視図、図2は図1の複合パネルの取り付け
状況を説明する概略断面図、図3は本発明の第2の実施
例に係る複合パネルの概略断面図、図4は本発明の第3
の実施例に係る複合パネルの一部切り欠き斜視図、図5
は図4の複合パネルの取り付け状況説明する縦断面図、
図6は図5の実施例に使用した一対の取り付け金具の斜
視図で、(A)は一方の取り付け金具を示す図、(B)
は他方の取り付け金具を示す図、図7は本発明の第4の
実施例に係る複合パネルの取り付け状況説明する概略断
面図、図8は本発明の第5の実施例に係る複合パネルの
平面図、図9は図8の複合パネルの取付状況を説明する
概略断面図、図10は本発明の第6の実施例に係る複合
パネルを鉄骨梁に取付けた状況を示す概略断面図、図1
1は本発明の第7の実施例に係る複合パネルの平面図で
ある。
【0017】まず図1の複合パネルについて説明する
と、該複合パネル10は幅600mm、厚さ37mm、
長さ1820mmで、波型の補強用鉄筋11aが埋設さ
れているALCパネル11の下面全面に、厚さ12mm
の合板12を接着剤で貼着してあり、上面には全面に厚
さ4mmの合板13を貼着した例である。
【0018】この複合パネル10は例えば図2に示すよ
な木造建築物の2階床などに使用するが、合板13の上
面から、直接木造根太14にスクリュー15でビス止め
して固着する。全ての複合パネル10の敷設が終了後、
その上面に、フローリング材やカーぺット(図示せず)
を貼着したり、畳(図示せず)を敷設すればよいので、
手数が掛からず、防音性、断熱性に優れた床が構成され
る。
【0019】つぎに図3に示す第2の実施例に係る複合
パネル20は、外形寸法は図1および図2に示した第1
の実施例に係る複合パネル10と同じであり、厚さ37
mmのALCパネル21の下面に厚さ12mmの合板2
2を貼着し、さらに厚さ0.1mmのゴムシート24を
貼着してある。また前記ALCパネル21の上面全体に
厚さ4mmの合板23を貼着した例である。この複合パ
ネル20は、例えば木造建築物の1階床などに使用する
が、前述の図2と同様に木造根太に直接ビス止め後、上
面にフローリング材やカーペットを貼着したり、畳を敷
設する。このALCパネル21の下面には、ゴムシート
24を貼着してあるので、床下湿気からの防湿性、耐食
性に優れた床が構成される。
【0020】また図4に示す第3の実施例に係る複合パ
ネル30は、外形の幅と長さが各々908mmの正方形
となるよう構成したものである。そして厚さ50mm
で、幅454mm、長さ908mmのALCパネル31
が同一平面で2枚並列となるよう並設し、2枚並設され
たALCパネル31の下面全面には、厚さ12mmの合
板32が貼着され、一方四隅部30a以外の2枚並設さ
れたALCパネル31の上面のほぼ全面には、厚さ4m
mの合板33が貼着され、さらにその上に厚さ3mmの
アスファルトシート34が貼着されている。
【0021】この複合パネル30を例えば鉄骨梁に取着
するには、図5に示すように900mm間隔で並列して
いる鉄骨梁2の上フランジ2aを、図6(A)に示すよ
うな形状の一方の金具35の下端部の突起35aの切り
込みで挟持する。そして相互に隣接する複合パネル30
の四隅部30aの上面から、前記一方の金具35の上面
に、図6(B)に示すような他方の金具36を敷設し、
他方の金具36に穿設された孔36aと、一方の金具3
5の上面に穿設された孔35bを貫通するようスクリュ
ー37で合板32にビス止めして固着する。
【0022】さらに図7に示す第4の実施例に係る複合
パネル40は、幅600mm、長さ1820mmで、外
面にはストライプ模様41aが切削加工されている厚さ
37mmのALCパネル41の、内面全面に厚さ12m
mの合板42が貼着されている。そしてこの複合パネル
40を使用して例えば木造建築物の外壁として取り付け
るには、木製柱43に所望間隔で断面L字状の金具45
を螺止し、胴縁44には所望間隔で断面U字状の金具4
6を螺止し、複合パネル40の内面の合板42に、該合
板42に前記金具45、46を貫通してスクリュー47
でビス止め固着して横壁を構成する。
【0023】つぎに図8に示す第5の実施例に係る複合
パネル50は、前述の厚さ37mm、幅600mm、長
さ1820mmのALCパネル11の裏面に、厚さ12
mm、幅600mm、長さ1820mmの合板12を貼
着したものであるが、この合板12は前記ALCパネル
11の短辺側に50mmずらしてある。この複合パネル
50を木造梁14′に取着する場合には、図9のように
隣接する短辺小口面が合決りを形成するように敷設し、
パネル50の上面からスクリュー15で前記梁14′に
螺着すればよい。
【0024】さらにまた図10に示す第6の実施例に係
る複合パネル60は、前記ALCパネル11の裏面に厚
さ12mmの合板12を貼着し、表面には厚さ4mmで
同じ面積の合板13が貼着されているが、これらの合板
12、13はいずれもALCパネル11の短辺側に50
mmずらしてある。またこの場合、ALCパネル11の
露出する短辺小口面に面取り11bを加工しておけば縁
部の欠損が防止できるし、床に敷設する際に、隣接する
複合パネル60の両面に突出した合板12、13の間に
挿入しやすいので好都合である。またこの複合パネル6
0を鉄骨梁2の上フランジ2aに取着する場合には、こ
の上フランジ2aの所望位置に予め透孔を穿孔してお
き、その上面に前記複合パネル60の隣接する短辺小口
面が本実矧を形成するように敷設し、上フランジ2aの
裏面からスクリュー15で複合パネル60を螺着すれば
よい。
【0025】またさらに図11に示す第7の実施例に係
る複合パネル70は、前記ALCパネル11の裏面に、
厚さ12mmの合板12を貼着した例であるが、長辺側
と短辺側のいずれにも50mmずらしてある。また図示
してないが、表面にも同様にずらした合板を貼着するこ
ともできる。この複合パネル70の取付け方法や、前記
複合パネル50を柱に取着して壁面を形成する方法など
は前述の例と同様なので説明は省略する。なお前記複合
パネルに使用するALCパネルや木質パネルの寸法は、
必要に応じ適宜選定することができ、また前記木質パネ
ル面には前述のような防音シート、クッション材や仕上
げ材などを貼着してもよい。
【0026】また前記の複合パネル10〜70を製造す
るには、平面状定盤(図示せず)と平行に相対してプレ
ス機の下定盤の面上に、合板やALCパネル、その他の
パネル構成材料を、複合パネルの仕様に基づいて順に積
層する。その際各材料の層間には、各材質に応じた接着
剤を塗布しておき、その後所望圧力で上定盤を下方に押
圧する。そして所望時間の経過後、各材料は一体に強固
に接着され、両面が平行な平面を有する複合パネル製品
を製造することができる。またシート状の材料を使用す
る場合には、別の貼着装置を使用して接着してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上述べた通り本発明によれば、ALC
パネルの厚さが薄くても複合パネルとしての強度が高
く、ハンドリングの際の複合パネルの損傷も少なく、準
耐火床板として使用でき、鉄骨梁でも、木造梁でも取り
付けることが可能となる。また防音性が向上し、この複
合パネルに仕上げ材などの貼着が容易にできるので手数
が掛からず、さらに耐久性、遮音性を一層向上し、防音
シートやクッション材などを上面に貼着して床面を構成
したり、内面側に貼着して外壁を構成すれば、床面や外
壁面の仕上げ作業も容易な複合パネルを提供することが
できる。そしてALCパネル面に貼着された一方の木質
パネルを、ALCパネル面よりもずらして貼着した複合
パネルを使用して床面や壁面を形成する場合には、隣接
するパネルの小口面が合決りを形成する。さらに両面の
木質パネルを、ALCパネル面よりも同方向にずらして
貼着した複合パネルの場合は本実矧を形成するためパネ
ル接合部のずれがなく、防音性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る復合パネルの一部
切り欠き斜視図である。
【図2】図1の複合パネルの取り付け状況を説明する概
略断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係る複合パネルの概略
断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例に係る複合パネルの一部
切り欠き斜視図である。
【図5】図4の複合パネルの取り付け状況説明する縦断
面図である。
【図6】図5の実施例に使用した一対の取り付け金具の
斜視図で、(A)は一方の取り付け金具を示す図、
(B)は他方の取り付け金具を示す図、
【図7】本発明の第4の実施例に係る複合パネルの取り
付け状況説明する概略断面図である。
【図8】本発明の第5の実施例に係る複合パネルの平面
図である。
【図9】図8の複合パネルの取付状況を説明する概略断
面図である。
【図10】本発明の第6の実施例に係る複合パネルを鉄
骨梁に取付けた状況を示す概略断面図である。
【図11】本発明の第7の実施例に係る複合パネルの平
面図である。
【図12】従来の床構造を説明する斜視図である。
【図13】従来の他の床構造を説明する概略断面図であ
る。
【符号の説明】
2 鉄骨梁 2a 上フランジ 10 複合パネル 11 ALCパネル 11a 補強用鉄筋 11b 面取り 12 合板 13 合板 14 根太 14′木造梁 15 スクリュー 20 複合パネル 21 ALCパネル 22 合板 23 合板 24 ゴムシート 30 複合パネル 30a 四隅部 31 ALCパネル 32 合板 33 合板 34 アスファルトシート 35 金具 35a 突起 35b 孔 36 金具 36a 孔 37 スクリュー 40 複合パネル 41 ALCパネル 41a 模様 42 合板 43 柱 44 胴縁 45 金具 46 金具 47 スクリュー 50 複合パネル 60 複合パネル 70 複合パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04B 2/56 622 E04B 2/56 622J 643 643F 5/02 5/02 C 2/00 E04C 2/46 J 5/02 2/50 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さ9mm以上で75mm未満のALC
    パネルの一方の面のほぼ全面に厚さ9〜20mmの木質
    パネルが貼着されていることを特徴とする複合パネル。
  2. 【請求項2】 前記ALCパネルの他方の面のほぼ全面
    には厚さ2〜10mmの木質パネルが貼着されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の複合パネル。
  3. 【請求項3】 前記ALCパネル面に貼着された少なく
    とも一方の木質パネルの表面にさらに防音シート、クッ
    ション材または仕上げ材が貼着されていることを特徴と
    する請求項1または2記載の複合パネル。
  4. 【請求項4】 前記ALCパネル面に貼着された少なく
    とも一方の木質パネルが、該ALCパネル面に対して長
    辺側または短辺側の少なくとも一方にずらして貼着され
    ていることを特徴とする請求項1〜3記載の複合パネ
    ル。
JP10132661A 1997-08-28 1998-04-27 複合パネル Pending JPH11131683A (ja)

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