JPH11131558A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JPH11131558A
JPH11131558A JP30121097A JP30121097A JPH11131558A JP H11131558 A JPH11131558 A JP H11131558A JP 30121097 A JP30121097 A JP 30121097A JP 30121097 A JP30121097 A JP 30121097A JP H11131558 A JPH11131558 A JP H11131558A
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sanitary
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Takao Sakama
孝夫 坂間
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晴彦 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐久性を向上することができる衛生洗浄装置を
提供すること。 【解決手段】衛生洗浄装置20の掃除や手入れなどの保
守時に、衛生洗浄装置20のケーシング本体30の背面
部32を下にして、便器側便座10の後部上面13に載
置されると、挟み防止用の突出部33が、背面部32か
ら後方へ延ばされた電源コードCの延出部C1の近傍に
あって、衛生洗浄装置20のケーシング本体30の背面
部32と便器側便座10の後部上面との間に延出部C1
通過用の隙間を形成するので、電源コードCの延出部C
1が衛生洗浄装置20のケーシング本体30の背面部3
2と便器側便座10の後部上面13との間に挟まれない
で、衛生洗浄装置20の重さなどによって電源コードC
の延出部C1が潰れるのを防止することができ、電源コ
ードCが大きな曲げ荷重を保持の都度繰返し受けないで
結果的に耐久性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器側便座に取付
けられて使用者の局部を洗浄するための衛生洗浄装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衛生洗浄装置は、例えば、便器側
便座に取り付けられていて、衛生洗浄装置のケーシング
本体の背面部から後方へ電源コードが延ばされているも
のが一般的である。
【0003】一方、衛生洗浄装置の掃除や手入れなどの
保守時には、衛生洗浄装置を便器側便座から一旦取り外
して、衛生洗浄装置をそのケーシング本体の背面部を下
にして便器側便座に載置して行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術では、電源コードが衛生洗浄装置のケーシング
本体の背面部の面直方向に延ばされており、衛生洗浄装
置の保守時に、背面部から後方へのばされた電源コード
の延出部が、背面部と便器側便座との間に挟まれて、衛
生洗浄装置の重さ等により潰れてしまい、長期の使用に
より、衛生洗浄装置の保守の度に電源コードの潰れが繰
り返されると、電源コードの断線が生じる場合があり、
耐久性が良くないという問題点があった。
【0005】本発明は、以上のような従来技術が有する
問題点に着目してなされたもので、衛生洗浄装置の保守
時に、載置される面と衛生洗浄装置のケーシング本体の
背面部との間に延出部通過用の隙間を形成し、延長コー
ドの延出部が衛生洗浄装置と載置される面との間に挟ま
れないようにして、耐久性を向上することができる衛生
洗浄装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。 [1] 便器側便座(10)に取付けられて使用者の局
部を洗浄するための衛生洗浄装置(20)であって、該
衛生洗浄装置(20)のケーシング本体(30)の背面
部(32)から後方へ電源コード(C)の延出部(C
1)が延ばされているものにおいて、前記衛生洗浄装置
(20)のケーシング本体(30)の背面部(32)
は、挟み防止用の突出部(33)を有しており、前記挟
み防止用の突出部(33)は、前記電源コード(C)の
延出部(C1)の近傍に配されていて、衛生清浄装置が
その背面部(32)を下にして載置される時に、前記背
面部(32)と載置される面(10)との間に前記延出
部(C1)通過用の隙間を形成することを特徴とする衛
生洗浄装置(20)。
【0007】[2] 前記電源コード(C)の延出部
(C1)は、前記衛生洗浄装置(20)のケーシング本
体(30)の背面部(32)に、該背面部(32)の面
直方向に対して傾斜する方向へ延びるように支持されて
いることを特徴とする[1]に記載の衛生洗浄装置(2
0)。
【0008】[3] 便器側便座(10)に取付けられ
て使用者の局部を洗浄するための衛生洗浄装置(20)
であって、該衛生洗浄装置(20)のケーシング本体
(30)の背面部(32)から後方へ電源コード(C)
の延出部(C1)が延ばされているものにおいて、前記
衛生洗浄装置(20)のケーシング本体(30)の背面
部(32)は、挟み防止用の突出部(33)、取付用下
孔(34)および、ブッシュ部材(B)を有しており、
前記ブッシュ部材(B)は、前記電源コード(C)を外
嵌した状態で支持していて、該電源コード(C)の延出
部(C1)が前記背面部(32)の面直方向に対して傾
斜する方向へ延びるように前記取付用下孔(34)に嵌
着しており、前記挟み防止用の突出部(33)は、前記
電源コード(C)の延出部(C1)の近傍に配されてい
て、衛生洗浄装置(20)がその背面部(32)を下に
して載置される時に、前記背面部(32)と載置される
面(10)との間に前記延出部(C1)通過用の隙間を
形成することを特徴とする衛生洗浄装置(20)。
【0009】次に、前記各項に記載された発明の作用を
説明する。[1]に記載の衛生洗浄装置(20)では、
衛生洗浄装置(20)は、一般的に便器側便座(10)
の後部上面に取り付けられ、衛生洗浄装置(20)のケ
ーシング本体(30)の背面部(32)から後方へ延び
る電源コード(C)のプラグを便器設置場所近傍のソケ
ットに差し込んで使用される。
【0010】衛生洗浄装置(20)の掃除や手入れなど
の保守時には、衛生洗浄装置(20)は取り外されて、
衛生洗浄装置(20)のケーシング本体(30)の背面
部(32)を下にして、例えば、便器側便座(10)の
後部上面に載置される。
【0011】このとき、衛生洗浄装置(20)のケーシ
ング本体(30)の背面部(32)に設けられた挟み防
止用の突出部(33)が、背面部(32)から後方へ延
ばされた電源コード(C)の延出部(C1)の近傍にあ
って、衛生洗浄装置(20)のケーシング本体(30)
の背面部(32)と載置される面である例えば便器側便
座(10)の後部上面との間に延出部(C1)通過用の
隙間を形成する。それにより、電源コード(C)の延出
部(C1)が衛生洗浄装置(20)のケーシング本体
(30)の背面部(32)と便器側便座(10)の後部
上面との間に挟まれないで、衛生洗浄装置(20)の重
さなどによって電源コード(C)の延出部(C1)が潰
れるのを防止することができる。
【0012】[2]に記載の衛生洗浄装置(20)で
は、電源コード(C)は、その延出部(C1)が衛生洗
浄装置(20)のケーシング本体(30)の背面部(3
2)の面直方向に対して傾斜する方向へ延びるように背
面部(32)に支持されているので、衛生洗浄装置(2
0)の保守時に電源コード(C)の延出部(C1)が便
器側便座(10)に当たった際にも電源コード(C)の
延出部(C1)が大きく曲げられることがなく、曲げら
れた場合であっても、背面部(32)の面直方向に対し
て電源コード(C)の延出部(C1)の傾斜する角度
が、若干大きくなる程度の許容範囲内であるため、長期
間使用した場合にも電源コード(C)が断線などを起こ
さないで、耐久性を向上することができる。
【0013】[3]に記載の衛生洗浄装置(20)で
は、ブッシュ部材(B)を取付用下孔(34)に嵌着す
ると、ブッシュ部材(B)に支持されていた電源コード
(C)の延出部(C1)が、背面部(32)の面直方向
に対して傾斜する方向へ延びるようになる。それによ
り、電源コード(C)の延出部(C1)が、延出部(C
1)通過用の隙間を斜めの状態で通過し、衛生洗浄装置
(20)の保守時に、電源コード(C)の延出部(C
1)が載置される面である例えば便器側便座(10)に
当たった場合にも、電源コード(C)の延出部(C1)
が大きく曲がることがなく、曲がった場合でも若干であ
るため、衛生洗浄装置(20)の重さなどによって電源
コード(C)の延出部(C1)が潰れないで、衛生洗浄
装置(20)を長期間使用した場合にも、繰返して曲げ
荷重を受ける電源コード(C)の延出部(C1)が断線
などを起こさないで、耐久性を向上することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。図1〜図14は本発明の一実施の
形態を示している。図2は、本発明の一実施の形態に係
る衛生洗浄装置の使用状態を示す斜視図である。図3
は、同じく衛生洗浄装置の分解斜視図である。図4は、
同じく衛生洗浄装置の内部を示す平面図である。
【0015】図2〜図4に示すように、便器10aには
便器側便座10が形成され、便器側便座10の後部上面
13にベースプレート14がボルト止めされ、ベースプ
レート14に衛生洗浄装置20のケーシング本体30が
着脱可能に取り付けられている。
【0016】ケーシング本体30の正面側略中央には、
洗浄用ノズルNが出没可能に支持され、この洗浄用ノズ
ルNの基端側には、ノズル位置調整機構や給水機構等の
洗浄関連機器類が内装されている。
【0017】また、ケーシング本体30の一側部には、
ケーシング袖部31が形成されている。ケーシング袖部
31は、便器10aの側方へ張り出していて、主として
給水加熱装置を構成する温水タンク、加熱器、温度制御
手段等の関連機器類が内装されている。ケーシング袖部
31の背面部32からは給水口32aが凸設され、給水
口32aには、連結ホースである給水管Tが連結されて
いる。また、ケーシング袖部31の背面部32から電源
コードCおよびアース線がそれぞれ延ばされている。
【0018】ケーシング本体30の他側部には、必要に
応じて乾燥器、脱臭器、或は暖房器等の関連機器類が内
装されている。更に、ケーシング本体30には、便座4
1と便蓋42が開閉可能に枢着されている。
【0019】図1は、本発明の一実施の形態に係る衛生
洗浄装置の電源コードの取付状態図である。図5は、同
じく衛生洗浄装置のケーシング本体の部分側面図であ
る。図6は、同じく衛生洗浄装置のケーシング本体の部
分平面図である。図7は、同じく衛生洗浄装置のケーシ
ング本体の部分背面図である。図8は、図4のVIII-VII
I線断面図である。
【0020】図1、図5〜図8および図12に示すよう
に、衛生洗浄装置20のケーシング本体30の背面部3
2は、すべり止めゴムシート50を有しており、すべり
止めゴムシート50は、衛生清浄装置20がその背面部
32を下にして便器側便座10に載置される保守時に、
便器側便座10と接触する背面部32の接触面に設けら
れており、すべり止めゴムシート50を貼着すべき部位
は、ケーシング袖部31の背面部32近傍である。ケー
シング袖部31内の内装品の重量は、衛生洗浄装置20
の全重量の中でかなりの重量を占めている。
【0021】ケーシング袖部31の底面部35には、給
水管Tの水抜栓60および、温水タンクの水抜栓68が
下方へそれぞれ凸設されている。給水管Tの水抜栓60
が凸設されるケーシング袖部31の底面部35は奥側に
あり、温水タンクの水抜栓68が凸設されるケーシング
袖部31の底面部35は手前側にある。奥側の底面部3
5は、手前側の底面部35より上方に位置している。
【0022】衛生洗浄装置20のケーシング袖部31の
背面部32は、挟み防止用の突出部33、取付用下孔3
4および、ブッシュ部材Bを有している。取付用下孔3
4は、ケーシング袖部31の背面部32の上縁を下方へ
凹入するように形成されている。ブッシュ部材Bは、電
源コードCを外嵌した状態で一体的に樹脂成形されてい
る。ブッシュ部材Bの本体は矩形状に形成されていて、
ブッシュ部材Bの本体外周の周面には互いに並行する嵌
合溝B1,B2が形成されていて、ブッシュ部材Bの嵌
合溝B1は、取付用下孔34の孔縁に嵌着している。
【0023】ブッシュ部材Bの嵌合溝B1が取付用下孔
34の孔縁に嵌着した状態では、電源コードCがケーシ
ング袖部31の背面部32の面直方向に対して傾斜する
方向(斜め下方)へ延びている。また、ブッシュ部材B
の嵌合溝B2がケーシング袖部31内に位置している。
ブッシュ部材Bの嵌合溝B2にはアース線が巻かれてい
る。
【0024】挟み防止用の突出部33は、ケーシング袖
部31の背面部32に形成されたリブであって、電源コ
ードCの延出部C1に沿って形成されている。挟み防止
用の突出部33は、衛生清浄装置20がその背面部32
を下にして便器側便座10に載置される保守時に、その
突出端33aが便器側便座10に当接することにより、
背面部32と便器側便座10との間に延出部C1通過用
の隙間を形成するものである。
【0025】ケーシング本体30の底面部35側には、
ロック機構(図示省略)が設けられている。このロック
機構は、ベースプレートの被係合凹部に係脱して、衛生
洗浄装置20をロック状態に拘束するものである。ま
た、ロック機構は、ベースプレート14の被係合凹部に
係合する方向に付勢されている。ケーシング本体30の
他側部の側壁には、ロック機構(図示省略)を付勢力に
抗して非拘束状態にするための着脱ボタン38が設けら
れている。なお、ロック機構は前述した具体的構成に限
定されるものではなく、他の様々な方式を採用してもよ
いものである。
【0026】次に作用を説明する。図9〜図14は、衛
生洗浄装置20の保守(掃除や手入れ)時の手順を示し
ている。図9および図14に示すように、衛生洗浄装置
20の着脱ボタン38を押して、ロック機構を非ロック
状態にし、衛生洗浄装置20を手前側に引いて、ベース
プレート14から外す。次に、図10に示すように、衛
生洗浄装置20とベースプレート14との間の隙間に溜
まった埃などを掃除する。
【0027】次に、図11に示すように、衛生洗浄装置
20の背面部32が下になるようにして、衛生洗浄装置
20を便器側便座10の後部上面13に載置し、衛生洗
浄装置20の底面部35などを掃除する。
【0028】衛生洗浄装置20を便器側便座10の後部
上面13に載置するとき、図12および図13に示すよ
うに、ケーシング袖部31の背面部32に貼着されたす
べり止めゴムシート50が、便器側便座10の後部上面
13と接触するようにして、衛生洗浄装置20をすべら
せないよう安定させる。
【0029】ケーシング袖部31の背面部32のすべり
止めゴムシート50が便器側便座10の後部上面13に
接触させる関係で、図12に示すように、すべり止めゴ
ムシート50近傍から後方へ延ばされる電源コードCの
延出部C1が、便器側便座10の後部上面13に接触
し、ケーシング袖部31の背面部32と便器側便座10
の後部上面13との間に挟まれ、電源コードCの延出部
C1が衛生洗浄装置20の重さなどにより曲がって潰れ
るおそれがある。
【0030】しかしながら、電源コードCの延出部C1
に沿って設けられた挟み防止用の突出部33が、衛生清
浄装置20がその背面部32を下にして便器側便座10
に載置された際に、挟み防止用の突出部33の突出端3
3aが便器側便座10に当接することにより、背面部3
2と便器側便座10との間に延出部C1通過用の隙間を
形成しており、また、電源コードCは、ブッシュ部材B
に支持されていて、ブッシュ部材Bを取付用下孔34に
嵌着すると、電源コードCが背面部32の面直方向に対
して傾斜する方向へ延ばされており、電源コードCの延
出部C1が、延出部C1通過用の隙間を斜めの状態で通
過するようになる。
【0031】すなわち、衛生浄装置20の保守時に、電
源コードCの延出部C1が便器側便座10の後部上面1
3などに当たった場合にも、電源コードCの延出部C1
が大きく曲がることがなく、曲がった場合でも若干であ
るため、衛生洗浄装置20の重さなどによって電源コー
ドCの延出部C1が潰れないで、衛生洗浄装置20を長
期間使用した場合にも、繰返して曲げ荷重を受ける電源
コードCの延出部C1が断線などを起こさないで、耐久
性を向上することができる。
【0032】なお、本発明に係る衛生洗浄装置の具体的
構成は、図示した一実施の形態に限定されるものではな
い。例えば、挟み防止用の突出部33をケーシング袖部
31の背面部32に形成したものを示したが、ブッシュ
部材Bに一体的に形成してもよい。また、挟み防止用の
突出部33を電源コードCの延出部C1に沿って1箇所
設けたものを示したが、延出部C1の両側に設けても良
い。さらに、挟み防止用の突出部33をリブ状に形成し
たものを示したが、挟み防止用の突出部33の形状はこ
れに限定されるものではない。
【0033】
【発明の効果】請求項1に係る発明では、衛生洗浄装置
の掃除や手入れなどの保守時に、衛生洗浄装置のケーシ
ング本体の背面部を下にして、便器側便座の後部上面に
載置されると、挟み防止用の突出部が、背面部から後方
へ延ばされた電源コードの延出部の近傍にあって、衛生
洗浄装置のケーシング本体の背面部と便器側便座の後部
上面との間に延出部通過用の隙間を形成するので、電源
コードの延出部が衛生洗浄装置のケーシング本体の背面
部と便器側便座の後部上面との間に挟まれないで、衛生
洗浄装置の重さなどによって電源コードの延出部が潰れ
るのを防止することができ、電源コードが大きな曲げ荷
重を保持の都度繰返し受けないで結果的に耐久性を向上
することができる。
【0034】請求項2に係る発明では、電源コードは、
衛生洗浄装置のケーシング本体の背面部に、その延出部
が背面部の面直方向に対して傾斜する方向へ延びるよう
に支持されているので、衛生洗浄装置の保守時に電源コ
ードが便器側便座に当たった際にも電源コードの延出部
が大きく曲げられることがなく、曲げられた場合であっ
ても、背面部の面直方向に対して電源コードの延出部の
傾斜する角度が、若干大きくなる程度の許容範囲内であ
るため、長期間使用した場合にも電源コードが断線など
を起こさないで、耐久性を向上することができる。
【0035】請求項3に係る発明では、ブッシュ部材を
取付用下孔に嵌着すると、ブッシュ部材に支持されてい
た電源コードの延出部が、背面部の面直方向に対して傾
斜する方向へ延びるようになるようにしたので、電源コ
ードを良好な状態に容易に組付けることができ、また、
電源コードの延出部が、延出部通過用の隙間を斜めの状
態で通過し、同じく、電源コードが断線などを起こさな
いで、耐久性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置の電
源コードの取付状態図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置の使
用状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置の分
解斜視図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置の内
部を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置のケ
ーシング本体の部分側面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置のケ
ーシング本体の部分平面図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置のケ
ーシング本体の部分背面図である。
【図8】図4のVIII-VIII線断面図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置の保
守作業を示す説明図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置の
保守作業を示す説明図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置の
保守作業を示す説明図である。
【図12】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置の
保守作業を示す説明図である。
【図13】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置の
保守作業を示す説明図である。
【図14】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置の
保守作業を示す説明図である。
【符号の説明】
B…ブッシュ部材 B1…嵌合溝 C…電源コード C1…延出部 T…給水管 10…便器側便座 10a…便器 13…後部上面 14…ベースプレート 20…衛生洗浄装置 30…ケーシング本体 31…ケーシング袖部 32…背面部 32a…給水口 33…挟み防止用の突出部 33a…突出端 34…取付用下孔 35…底面部 38…着脱ボタン 50…すべり止めゴムシート 60…給水管Tの水抜栓

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器側便座に取付けられて使用者の局部を
    洗浄するための衛生洗浄装置であって、該衛生洗浄装置
    のケーシング本体の背面部から後方へ電源コードの延出
    部が延ばされているものにおいて、 前記衛生洗浄装置のケーシング本体の背面部は、挟み防
    止用の突出部を有しており、 前記挟み防止用の突出部は、前記電源コードの延出部の
    近傍に配されていて、衛生清浄装置がその背面部を下に
    して載置される時に、前記背面部と載置された面との間
    に前記延出部通過用の隙間を形成することを特徴とする
    衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】前記電源コードの延出部は、前記衛生洗浄
    装置のケーシング本体の背面部に、該背面部の面直方向
    に対して傾斜する方向へ延びるように支持されているこ
    とを特徴とする衛生洗浄装置。
  3. 【請求項3】便器側便座に取付けられて使用者の局部を
    洗浄するための衛生洗浄装置であって、該衛生洗浄装置
    のケーシング本体の背面部から後方へ電源コードの延出
    部が延ばされているものにおいて、 前記衛生洗浄装置のケーシング本体の背面部は、挟み防
    止用の突出部、取付用下孔および、ブッシュ部材を有し
    ており、 前記ブッシュ部材は、前記電源コードを外嵌した状態で
    支持していて、該電源コードの延出部が前記背面部の面
    直方向に対して傾斜する方向へ延びるように前記取付用
    下孔に嵌着しており、 前記挟み防止用の突出部は、前記電源コードの延出部の
    近傍に配されていて、衛生清浄装置がその背面部を下に
    して載置される時に、前記背面部と載置される面との間
    に前記延出部通過用の隙間を形成することを特徴とする
    衛生洗浄装置。
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