JPH11130770A - 環状ニトロフェノール硫化物の製造法 - Google Patents

環状ニトロフェノール硫化物の製造法

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JPH11130770A
JPH11130770A JP9311596A JP31159697A JPH11130770A JP H11130770 A JPH11130770 A JP H11130770A JP 9311596 A JP9311596 A JP 9311596A JP 31159697 A JP31159697 A JP 31159697A JP H11130770 A JPH11130770 A JP H11130770A
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JP
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sulfide
cyclic
nitric acid
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butylphenol
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JP9311596A
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Saneji Hasegawa
実治 長谷川
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COSMO SOGO KENKYUSHO KK
Cosmo Oil Co Ltd
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COSMO SOGO KENKYUSHO KK
Cosmo Oil Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環状ニトロフェノール硫化物を、収率よく効
率的かつ簡便に製造する方法を提供する。 【解決手段】 一般式(1)で表される環状ブチルフェ
ノール硫化物を硝酸と反応させて、3級ブチル基を直接
ニトロ基に置換した環状ニトロフェノール硫化物を製造
する。 (式中、Xは水素原子、炭化水素基、アシル基で、複数
のXは、それぞれ同一であってもよいし、異なっていて
もよい。n=4〜8の整数である。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環状ブチルフェノ
ール硫化物類を、硝酸と反応させることによって、3級
ブチル基を直接ニトロ基に置換した環状ニトロフェノー
ル硫化物を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】我々は、先に、基本骨格にフェノール骨
格を3つ以上含む環状フェノール硫化物群を見いだし
(特開平9−227553号)、さらにこれらの環状フ
ェノール硫化物群が、金属補足剤、イオンセンサー、基
質特異性センサー、分離膜材料、高分子材料、酸化触
媒、人工酵素、光エネルギー変換材料、あるいはそのほ
かのイオンや分子認識を利用した機能性分子の中間体な
どとして有用であることも見いだした。これらの環状フ
ェノール硫化物群にはフェノール骨格の4位にニトロ基
が置換したものも含まれる。しかしながら、特開平9−
227553号によれば、フェノール骨格の4位にニト
ロ基を導入するためには、特願平8−252240号に
記載される方法にて一度環状アルキルフェノール硫化物
の脱アルキル化反応を経由し脱アルキル化物を得ること
が必要な点、脱アルキル化物をニトロ化するため多段工
程が必要な点、さらには、脱アルキル化体である環状フ
ェノール硫化物をニトロニウム四フッ化ホウ素や硝酸ま
たは硝酸−硫酸などのニトロ化剤にてニトロ基を導入し
ようとしても、環状ニトロフェノール硫化物の収率が低
い点などに問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、ニトロ化剤として硝酸を用いることによっ
て、環状ブチルフェノール硫化物のブチル基を直接ニト
ロ基に変換した環状ニトロフェノール硫化物を、収率よ
く効率的かつ簡便に製造する方法を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために鋭意検討を重ねた結果、環状ブチルフ
ェノール硫化物を硝酸と反応させることにより、ブチル
基を直接ニトロ基に変換した上記環状ニトロフェノール
硫化物を収率よく効率的かつ簡便に製造する方法を見い
だし、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明
は、一般式(1)
【0005】
【化3】
【0006】(式中、Xは水素原子、炭化水素基、アシ
ル基で、複数のXは、それぞれ同一であってもよいし、
異なっていてもよい。n=4〜8の整数である。)で表
される環状ブチルフェノール硫化物を硝酸と反応させ
て、一般式(2)
【0007】
【化4】
【0008】(式中、Xは水素原子、炭化水素基、アシ
ル基で、複数のXは、それぞれ同一であってもよいし、
異なっていてもよい。n=4〜8の整数である。)で表
される環状ニトロフェノール硫化物を製造することを特
徴とする環状ニトロフェノール硫化物の製造法を提供す
るものである。以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において使用する原料は、
上記一般式(1)の環状ブチルフェノール硫化物であ
る。一般式(1)中のXは、水素原子、炭化水素基、ア
シル基である。炭化水素基の炭素の数は、1以上であれ
ば特に制限されないが、好ましくは1〜20である。こ
れらの炭化水素基としては、飽和脂肪族炭化水素基、脂
環式炭化水素基、脂環式−脂肪族炭化水素基、芳香族炭
化水素基、芳香族−脂肪族炭化水素基などがあげられ
る。
【0010】飽和脂肪族炭化水素基の例としては、例え
ばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−
ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチ
ル、イソペンチル、ネオペンチル、tert−ペンチ
ル、2−メチルブチル、n−ヘキシル、イソヘキシル、
3−メチルペンチル、エチルブチル、n−ヘプチル、2
−メチルヘキシル、n−オクチル、イソオクチル、te
rt−オクチル、2−エチルヘキシル、3−メチルヘプ
チル、n−ノニル、イソノニル、1−メチルオクチル、
エチルヘプチル、n−デシル、1−メチルノニル、n−
ウンデシル、1,1−ジメチルノニル、n−ドデシル、
n−テトラデシル、n−ヘプタデシル、n−オクタデシ
ル、及びエチレンやプロピレン、ブチレンの重合物ある
いはそれらの共重合物より成る基などの炭化水素基があ
げられる。脂環式炭化水素基の適当な具体例としては、
例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチ
ル、3−メチルシクロヘキシル、4−メチルシクロヘキ
シル、4−エチルシクロヘキシル、2−メチルシクロオ
クチル、シクロプロペニル、シクロブテニル、シクロペ
ンテニル、シクロヘキセニル、シクロペンテニル、シク
ロオクテニル、4−メチルシクロヘキセニル、4−エチ
ルシクロヘキセニル基などがあげられる。
【0011】脂環式−脂肪族炭化水素基の適当な具体例
としては、例えばシクロプロピルエチル、シクロブチル
エチル、シクロペンチルエチル、シクロヘキシルメチ
ル、シクロヘキシルエチル、シクロヘプチルメチル、シ
クロオクチルエチル、3−メチルシクロヘキシルプロピ
ル、4−メチルシクロヘキシルエチル、4−エチルシク
ロヘキシルエチル、2−メチルシクロオクチルエチル、
シクロプロペニルブチル、シクロブテニルエチル、シク
ロペンテニルエチル、シクロヘキセニルメチル、シクロ
ヘプテニルメチル、シクロオクテニルエチル、4−メチ
ルシクロヘキセニルプロピル、4−エチルシクロヘキセ
ニルペンチル基などがあげられる。芳香族炭化水素基の
適当な具体例としては、例えばフェニル、ナフチルなど
のアリール基;4−メチルフェニル、3,4−ジメチル
フェニル、3,4,5−トリメチルフェニル、2−エチ
ルフェニル、n−ブチルフェニル、tert−ブチルフ
ェニル、アミルフェニル、ヘキシルフェニル、ノニルフ
ェニル、2−tert−ブチル−5−メチルフェニル、
シクロヘキシルフェニル、クレジル、オキシエチルクレ
ジル、2−メトキシ−4−tert−ブチルフェニル、
ドデシルフェニルなどのアリール基などがあげられる。
【0012】芳香族−脂肪族炭化水素基の具体的な例と
しては、例えばベンジル、1−フェニルエチル、2−フ
ェニルエチル、2−フェニルプロピル、3−フェニルプ
ロピル、4−フェニルブチル、5−フェニルペンチル、
6−フェニルヘキシル、1−(4−メチルフェニル)エ
チル、2−(4−メチルフェニル)エチル、2−メチル
ベンジル、1,1−ジメチル−2−フェニルエチル基な
どがあげられる。なお、上記炭化水素基は、−CO
1、−OR2 、−COOR3 、−CN、−CONR
4 5 、−NO2、−NR6 7 などの官能基により置換さ
れていてもよい。(R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 又は
7 は水素または炭化水素基である。この炭化水素基は
上記のXにおいて説明した炭化水素基と同様なものが挙
げられ、好ましいものも同様である。)
【0013】また、アシル基の炭素数は、1以上であれ
ば特に制限されないが、好ましくは1〜20である。ア
シル基の適当な具体例としては、ホルミル、アセチル、
プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、バレリル、イ
ソバレリル、オキサリル、サクシニル、ピバロイル、ス
テアロイル、ベンゾイル、フェニルプロピオニル、トル
オイル、ナフトイル、フタロイル、p−メチルベンゾイ
ル、シクロヘサンカルボニル基などが挙げられる。次
に、一般式(1)の環状ブチルフェノール硫化物の製造
方法について説明する。一般式(1)の環状フェノール
硫化物の製造例は、特開平9−227553号明細書に
記載されている。適当な具体例としては、まず一般式
(3)
【0014】
【化5】
【0015】(式中、Yは水素原子、炭化水素基であ
る。)で表されるフェノール類と、適当量の単体硫黄
を、適当量のアルカリ金属試薬及びアルカリ土類金属試
薬から選ばれる少なくとも一種金属試薬の存在下、反応
させることにより得られる。フェノール類と単体硫黄の
使用量は、フェノール類1グラム当量に対し単体硫黄が
0.1グラム当量以上であり、好ましくは0.35グラ
ム当量以上である。単体硫黄の使用量の上限は特に限定
はされないが、フェノール類1グラム当量に対し20グ
ラム当量以下が好ましく、特に好ましくは10グラム当
量以下である。
【0016】アルカリ金属としては、例えばアルカリ金
属単体、水素化アルカリ金属、水酸化アルカリ金属、炭
酸アルカリ金属、アルカリ金属アルコキシド、ハロゲン
化アルカリ金属などが挙げられる。また、アルカリ土類
金属試薬としては、例えばアルカリ土類金属単体、水素
化アルカリ土類金属、水酸化アルカリ土類金属、酸化ア
ルカリ土類金属、炭酸アルカリ土類金属、アルカリ土類
金属アルコキシド、ハロゲン化アルカリ土類金属などが
挙げられる。アルカリ金属試薬またはアルカリ土類金属
試薬の使用量はフェノール類1グラム当量に対し0.0
05グラム当量以上であり、好ましくは0.01グラム
当量以上である。アルカリ金属試薬またはアルカリ土類
金属試薬の使用量の上限は特にないが、好ましくは10
グラム当量以下であり、特に好ましくは5グラム当量以
下である。
【0017】原料フェノール類として一般式(3)のY
がt−ブチル基のブチルフェノールを用いた場合、一般
式(1)のXが水素原子である環状ブチルフェノール硫
化物が得られる。このようにして得られた環状ブチルフ
ェノール硫化物のフェノール性水酸基水素をそのほかの
官能基に置換することにより、一般式(1)で表される
環状ブチルフェノール硫化物を製造することができる。
この置換方法については、特開平9−227553号公
報に記載されており、例えば、環状ブチルフェノール硫
化物を、塩基触媒存在下ハロゲン化炭化水素類と反応さ
せるウイリアムソン反応より一般式(1)のXに炭化水
素基を導入する方法、ハロゲン化アシルや無水カルボン
酸を環状ブチルフェノール硫化物と反応させ一般式
(1)のXに対応するアシル基を導入する方法などがあ
げられる。
【0018】本発明は、一般式(1)で表される環状ブ
チルフェノール硫化物と、硝酸によって、一般式(2)
で表される環状ニトロフェノール硫化物を収率よく、効
率的にかつ簡便に製造することができる。本発明で使用
する硝酸は、硝酸含有量が90%以上のものが好まし
い。硝酸の使用量としては、置換するブチル基1モル当
たり硝酸として5〜50倍モルあればよく、好ましくは
10〜30倍モルである。硝酸は、原料の環状ブチルフ
ェノール硫化物に添加して混合し、反応させることが好
ましい。硝酸の添加温度は−10〜10℃が好ましい。
この反応の反応温度は、−10℃から室温付近が好まし
く、反応時間は、通常10分から2時間以内にすればよ
い。また、この反応には、溶媒を使用することが好まし
い。溶媒としては、反応時および製品の用途面で無害で
あれば特に制限無いが、好適な溶媒として、ジクロロメ
タン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、テ
トラクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素類、氷酢
酸、無水酢酸、トリフルオロ酢酸、スルホラン、または
それらの混合物があげられる。使用する溶媒の量に特に
制限はないが、通常原料1ミリモル当たり5〜50mL
にすればよく、好ましくは10〜30mLである。
【0019】
【実施例】次に本発明を製造例及び実施例により更に詳
細に説明するが、本発明はこれにより何ら制限されるも
のではない。
【0020】[製造例]4−tert−ブチルフェノー
ル45.2gに、単体硫黄14.4g及び水酸化ナトリ
ウム3.0gを加え、窒素雰囲気下攪拌しながら、4時
間かけて徐々に230Cに加熱し、更に2時間攪拌し
た。この間、反応で生成する水及び硫化水素は除去し
た。反応中に留出した水は約0.8gであり、反応によ
り生成した硫化水素は約6gであった。この反応混合物
を室温まで冷却し、エーテル500mlを加え溶解させ
た後、1規定の硫酸水溶液で加水分解した。分液したエ
ーテル層を水洗し硫酸マグネシウムで乾燥した。エーテ
ルを留去した後に得られる反応混合物を、更にシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/クロロホル
ム)により分割し、粗生成物を得、これをクロロホルム
/アセトンから再結晶することにより、無色透明の結晶
である5,11,17,23−テトラ−tert−ブチ
ル−25,26,27,28−テトラヒドロキシ−2,
8,14,20−テトラチア[19.3.1.13,7
9,1315,19]オクタコサ−1(25),3,5,7
(28),9,11,13(27),15,17,19
(26),21,23−ドデカエンを4.32g得た。
この生成物は一般式(1)中、X=水素、n=4である
環状ブチルフェノール硫化物4量体である。
【0021】以下に物性を示す。 融点:320〜322℃、1H−NMR(d,ppm,
CDCl3)9.60(s,4H,OH),7.64
(s,8H,ArH),1.22(s,36H,C(C
33)、13C−NMR:(d,ppm,CDCl3
155.6,144.7,136.4,120.5(A
r),34.2(C(CH3)),31.3(C(C
33)、IR:(cm−1,KRS−5)3324
(OH),2962(CH)、MS m/z:720
(M+)、元素分析 % 理論値 forC40484
4:C,66.62;H,6.71;S,17.7
9、測定値:C,66.37;H,6.57;S,1
7.22.
【0022】[実施例]製造例1で得られた5,11,
17,23−テトラ−tert−ブチル−25,26,
27,28−テトラヒドロキシ−2,8,14,20−
テトラチア[19.3.1.13,79,1315,19]オク
タコサ−1(25),3,5,7(28),9,11,
13(27),15,17,19(26),21,23
−ドデカエン1.08g(1.5mmol)をジクロロ
エタン15mLと氷酢酸15mLの混合溶媒に懸濁さ
せ、氷浴に浸して反応懸濁液を−5〜5℃にした。反応
懸濁液に温度を−5〜5℃に保ちながら97%硝酸5m
L(121mmol、置換するブチル基1モル当たり硝
酸として20倍モル)を攪拌下ゆっくりと滴下した。滴
下後、氷欲をはずし、室温で1時間30分そのまま反応
させた。反応後、溶液を氷冷した水に注ぎニトロ化物を
析出させ、これをろ別した。蒸留水で十分に洗浄後、減
圧下100℃にて乾燥させると863mgの一般式
(2)において、X=水素、n=4であるほぼ純粋な環
状ニトロフェノール硫化物が得られた(収率85%)。
【0023】以下に物性を示す。 25,26,27,28−テトラヒドロキシ−5,1
1,17,23−テトラ−ニトロ−2,8,14,20
−テトラチア[19.3.1.13,79,1315,19]オ
クタコサ−1(25),3,5,7(28),9,1
1,13(27),15,17,19(26),21,
23−ドデカエン 1H−NMR:(d,ppm,C55N)8.43
(s,8H,ArH)、MSm/z:676(M+)、
元素分析 % 理論値 for C24124124
C,42.60;H,1.79;N,8.28;S,1
8.96、測定値:C,42.51;H,1.71;
N,8.08;S,18.12.
【0024】
【発明の効果】本発明によると、環状ブチルフェノール
硫化物の3級ブチル基を直接ニトロ基に変換することが
でき、環状ニトロフェノール硫化物を、収率よく効率的
かつ簡便に製造することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (式中、Xは水素原子、炭化水素基、アシル基で、複数
    のXは、それぞれ同一であってもよいし、異なっていて
    もよい。n=4〜8の整数である。)で表される環状ブ
    チルフェノール硫化物を硝酸と反応させて、一般式
    (2) 【化2】 (式中、Xは水素原子、炭化水素基、アシル基で、複数
    のXは、それぞれ同一であってもよいし、異なっていて
    もよい。n=4〜8の整数である。)で表される環状ニ
    トロフェノール硫化物を製造することを特徴とする環状
    ニトロフェノール硫化物の製造法。
JP9311596A 1997-10-29 1997-10-29 環状ニトロフェノール硫化物の製造法 Pending JPH11130770A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2821357A1 (fr) * 2001-02-23 2002-08-30 Univ Claude Bernard Lyon Nouveaux thiacalix[4]arenes et leurs complexes metalliques

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WO2002068521A1 (fr) * 2001-02-23 2002-09-06 Universite Claude Bernard Lyon 1 Complexes metalliques de thiacalix(4)arenes
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