JPH11130562A - コンクリート亀裂部の補修方法および補修用セメント - Google Patents

コンクリート亀裂部の補修方法および補修用セメント

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JPH11130562A
JPH11130562A JP30059697A JP30059697A JPH11130562A JP H11130562 A JPH11130562 A JP H11130562A JP 30059697 A JP30059697 A JP 30059697A JP 30059697 A JP30059697 A JP 30059697A JP H11130562 A JPH11130562 A JP H11130562A
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crack
cement
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repairing
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JP30059697A
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Masao Suzuki
正雄 鈴木
Noriyuki Kosakai
規行 小堺
Tatsuya Okamura
達也 岡村
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Sumitomo Forestry Co Ltd
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
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Sumitomo Forestry Co Ltd
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
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    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00474Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/00482Coating or impregnation materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補修すべき亀裂に比較して補修部の幅があ
まりかわらず、また、元のコンクリート表面にたいして
補修部の色調を大きく変えずに済む亀裂補修部を得るこ
とができるコンクリート亀裂部の補修方法および補修用
セメントを提供することを課題とする。 【解決手段】 コンクリートの亀裂表層部には、亀裂
全長にわたって超速硬セメントを粉体のまま擦り込み、
その亀裂表層部内に擦り込んだ粉体に水をしみ込ませて
超速硬セメントを硬化させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンクリートの亀裂
を表面的に目立たなくなるように補修するコンクリート
亀裂部の補修方法および補修用セメントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家屋の基礎として設けられるコン
クリート、例えば布基礎コンクリート(以下、布基礎と
いう)や耐力床コンクリートに亀裂が生じた場合、亀裂
のある表面をV字状に堀り、予め練り混ぜたモルタルを
押し込むか、または注入用器具の取付け予定箇所を除
き、モルタルを塗り付け、硬化させた後、注入材を注入
用ノズルまたはスクイズチップまたはゴムチップ等を使
用する注入器具を亀裂のある表面にとり付け、加圧注入
する。その後、注入器具をコンクリート表面から取り除
き、除去部の凹凸をワイヤブラシ等でならし、亀裂を中
心として一定の幅で帯状にモルタルを塗布して亀裂の表
面を被覆する。
【0003】〔問題点〕このような従来の技術において
は、太い帯状の模様が強く現れ、また、亀裂補修部と基
礎本体の表面との間で色調の差が大きく、美観を損なう
ことになり、家屋の持ち主から不評を買うという問題点
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における問題点に鑑みて成されたものであり、この問題
点を解消するために具体的に設定された課題は、補修す
べき亀裂に比較して補修部の幅があまりかわらず、ま
た、元のコンクリート表面にたいして補修部の色調を大
きく変えずに済む亀裂補修部を得ることができるコンク
リート亀裂部の補修方法および補修用セメントを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における請求項1
に係るコンクリート亀裂部の補修方法は、コンクリート
の亀裂表層部には、亀裂全長にわたって超速硬セメント
を粉体のまま擦り込み、その亀裂表層部内に擦り込んだ
粉体に水をしみ込ませて超速硬セメントを硬化させたこ
とを特徴とするものである。
【0006】また、請求項2に係るコンクリート亀裂部
の補修方法は、コンクリートの亀裂表層部には、注入用
器具の取付け予定箇所を除き超速硬セメントを粉体のま
ま擦り込み、その亀裂表層部内に擦り込んだ粉体に水を
しみ込ませて超速硬セメントを硬化させ、次に、亀裂内
部には、前記注入用器具を所定の位置に取り付けた後、
前記注入用器具を介して前記亀裂内部に注入材を充填す
ることを特徴とする。
【0007】また、請求項3に係るコンクリート亀裂部
の補修方法は、前記注入材は、超微粒子セメントとポリ
マーエマルジョンとを混合してなることを特徴とする。
【0008】また、請求項4に係るコンクリート亀裂部
の補修方法は、前記コンクリートが布基礎であることを
特徴とする。
【0009】また、請求項5に係る補修用セメントは、
請求項1乃至4のいずれかに記載のコンクリート亀裂部
の補修に用いられる超速硬セメントは、ブレーン値が 4
000cm2 /g以上の粉末度で、凝結時間が 15 分以内
で、灰白色系の色調を有することを特徴とするものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を布基
礎の場合につき具体的に説明する。ただし、この実施の
形態は、本発明をより良く理解させるため具体的に説明
するものであり、特に指定のない限り、発明内容を限定
するものではない。
【0011】この実施の形態に係るコンクリート亀裂部
の補修方法は、コンクリート表面側の亀裂表層部と、裏
面側の亀裂表層部と、亀裂内部とに分けて処理する。コ
ンクリートの表面側では、亀裂表層部の亀裂全長にわた
って超速硬セメントを粉体のまま擦り込み、その亀裂表
層部内に擦り込んだ粉体に水をしみ込ませてセメントを
硬化させる。
【0012】ここで用いる超速硬セメントは、凝結時間
が 15 分以内、補修作業を容易にするために望ましくは
5分以内で、粉末度がブレーン値で 4000 cm2 /g以
上であり、微小亀裂への粉体のすり込み性を高めるため
に望ましくは粉末度がブレーン値で 4500 cm2 /g以
上である。また、美観性を一層高めるためには色調が灰
白色であることが望ましい。
【0013】コンクリートの裏面側の亀裂表層部では、
美観の向上を目的とした補修には、前記表面の補修方法
と同一の方法を適用し、特に美観を求められない場合
は、超速硬セメントを水と練り混ぜてから塗り付けて、
硬化させる。
【0014】また、コンクリート亀裂内部は、特に補強
を必要としない場合には特別な注入材の充填作業を行わ
ない。一方、強度および耐久性の再生を必要とする場合
には、亀裂内部に注入材を充填させる。
【0015】この時に用いられる注入材は従来使用され
ている注入材を用いることができるが、超微粒子セメン
トとポリマーエマルジョンを混合してなる注入材を用い
ることが好ましい。
【0016】ここで使用する超微粒子セメントは粉末度
がブレーン値 6000 cm2 /g以上であり、また、ポリ
マーエマルジョン用ポリマーとしてはスチレン−ブタジ
エン系、アクリル系、エポキシ系、酢酸ビニル系等のポ
リマーが用いられる。
【0017】亀裂内部の補修は、以下の2つの方法のい
ずれかで行う。 (1) 前記超速硬セメントによる表面側の補修をした後、
裏面側に注入用器具の取付け予定箇所を除き、前記超速
硬セメントを粉体のまま擦り込み、水をしみ込ませて硬
化させるか、または水と練り混ぜてから塗り付けて硬化
させることにより、裏面側を補修し、その後、前記注入
用器具を所定の位置に取り付け、前記注入用器具を介し
て亀裂内部に注入材を充填する。
【0018】(2) 裏面側を前記と同様に補修した後、表
面側に、注入用器具の取付け予定箇所を除き、前記超速
硬セメントを粉体のまま擦り込み、水をしみ込ませて硬
化させた後、前記注入用器具を所定の位置に取り付け、
前記注入用器具を介して亀裂内部に注入材を充填する。
【0019】
【実施例】以下、布基礎の亀裂を補修する場合の実施例
を説明する。 〔実施例1〕 内部充填不要な微小亀裂を有する布基礎
の補修 1.準備作業 まず、布基礎の表面側と裏面側との双方共に亀裂状態を
観察し、内部注入不要な亀裂であることを確認する。次
に、亀裂の周囲と亀裂内部とを観察し、汚れおよび異物
の付着・存在等があれば、硬めのブラシ等で取り除く。
この場合、ウォータージェット等による水洗浄を行って
も良い。水洗浄を行った場合は、しばらく待って亀裂の
周囲を乾燥させる。
【0020】2.表面側の補修 亀裂から1〜2cm離れた両側に、長さ方向へガムテー
プ等のマスキングテープを貼る。ただし、作業に手慣れ
ており、周囲を汚すことがないような場合には、この作
業を省略しても良い。
【0021】次に、凝結時間が5分以内で、粉末度がブ
レーン値 4500 cm2 /g以上、色調が灰白色系の超速
硬セメントを、乾粉の状態のままで、亀裂内に押し込
む。この作業は粉体をすり込むようにして行う。また、
すり込みは、亀裂の上から下の方へ向かって行い、亀裂
の全長にわたって完全にすり込みを行う。
【0022】すり込みが終わってから、軽く湿らせた布
またはティッシュペーパ等により、すり込んだ超速硬セ
メントを湿らせ、水分を供給する。これにより、超速硬
セメントの水和反応が開始され、周辺部を含まない亀裂
部の範囲のみを局所的に硬化、補修させることができ
る。
【0023】もし、湿らせる作業中に、亀裂内にすり込
んだ超速硬セメントが剥がれたり、粉体の量的不足が判
明したような場合には、再度、粉体をすり込み、水分を
供給する。その後、超速硬セメントの硬化を待って、貼
ってあったマスキングテープを剥がす。そして、亀裂以
外の箇所で硬化した超速硬セメントがあれば、プラスチ
ック製の毛を備えたブラシを用いて擦り取る。
【0024】3.裏面側の補修 裏面側の補修が必要であれば、表面側の補修と同様の手
順によって補修するか、または、特に美観の維持に主眼
がなければ、超速硬セメントを、水セメント比20 〜 40
重量%の範囲で、均一に練り混ぜたものを亀裂に塗り
付け、硬化させて、亀裂部を塞ぐ(以下、これをシール
と呼ぶ)。
【0025】このように補修した布基礎の表面は、すり
込んだ超速硬セメントと躯体との面が揃い、また、補修
部の幅が目立たない美観的に優れた仕上がりとなり、ま
た、色調が灰白色系であるため、乾燥後の補修部が躯体
と略同色となり、補修部分が目立たず、外観的に優れた
補修部が得られる。
【0026】〔実施例2〕 内部充填を必要とする布基
礎の補修 1.準備作業 まず、布基礎の亀裂を調べ、内部充填を必要とする亀裂
であることを確認する。そして、実施例1と同様に亀裂
の内外面を清浄にする。 2.表面側の補修作業 実施例1と同様にして表面の補修を行う。
【0027】3.裏面側の補修作業 亀裂から1〜2cm離れた両側に、長さ方向へマスキン
グテープを貼る。ただし、作業に手慣れており、周囲を
汚すことがないような場合には、この作業を省略しても
良い。次に、亀裂内部へ注入剤を注入するノズルまたは
器具を取り付けるために必要な亀裂部分とその周辺を除
き、実施例1の裏面の補修と同様にして補修する。
【0028】4.亀裂内部の補修作業 低圧注入用スクイズプレートまたはゴムチップを使用す
る注入用器具を取り付け、超微粒子セメント(例えば、
住友大阪セメント製リフレフィルボンドP)とSBR
(スチレン・ブタジエン共重合体)系ポリマエマルジョ
ン(例えば、住友大阪セメント製リフレフィルボンド
E)とを混合比 5:3.7 で混合したものを亀裂内に加圧
注入する。
【0029】注入時には、すでにシールされた亀裂部分
には水分による湿りが観察される。注入圧がかかって注
入できなくなった場合、別の場所から注入材が漏れ出て
くるようになった場合には、注入がほぼ完全に行われた
ものとして注入作業を終了する。
【0030】注入用器具を取り外した後、その取り付け
跡から注入材が漏れるようであれば、この部分に超速硬
セメントをすり込んで塞ぐ。注入材の硬化後、マスキン
グテープが貼ってあれば剥がし、表面の不要なセメント
を除去して平滑に仕上げる。
【0031】この注入作業において、シールせずに残す
亀裂部の寸法は、市販のスクイズプレートを使用する場
合には約3cm程度、市販のゴムチップを使用する場合
には約1cm程度とするが、いずれにせよ注入用器具の
使用が容易に遂行できる寸法分はシールせず、残りの部
分は注入剤が漏れないよう十分にシールする。
【0032】シールせずに残す部分の位置は、垂直に亀
裂がある場合は、その亀裂の全長のほぼ中間付近が望ま
しく、端部近くに非シール部を設定すると、注入材が全
体に行き渡らなかったり、注入圧がかかり過ぎてうまく
入らないことがある。また1つの亀裂でも亀裂幅の大き
い箇所を選んで注入することが望ましい。
【0033】このような実施例2においては、補修した
布基礎の表面が実施例1と同様に美観的に優れた仕上げ
面が得られ、補修部分が目立たず、外観的に優れた補修
部が得られるとともに、注入材の結合力によって強い接
合ができてコンクリート強度を再生でき、耐久性にすぐ
れた亀裂補修ができる。また、補修作業全体が数時間で
完了するため、作業性が良く、安価で耐久性の優れた補
修ができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明では、請求項1に係
るコンクリート亀裂部の補修方法では、コンクリートの
亀裂表層部には、亀裂全長にわたって超速硬セメントを
粉体のまま擦り込み、その亀裂表層部内に擦り込んだ粉
体に水をしみ込ませて超速硬セメントを硬化させたこと
によって、コンクリートの補修箇所に目立つ帯状の模様
が浮き出ることがなくなり、美観を損なわずに済むよう
に補修することができる。
【0035】また、請求項2に係るコンクリート亀裂部
の補修方法では、コンクリートの亀裂表層部には、注入
用器具の取付け予定箇所を除き超速硬セメントを粉体の
まま擦り込み、水をしみ込ませて凝結させた後、次に亀
裂内部には、前記注入用器具を所定の位置に取り付け、
前記注入用器具を介して前記亀裂部の内部に注入材を充
填することによって、美観を損なわずにコンクリート基
礎部の補強ができるとともにコンクリート基礎部の耐久
性を再生することができる。
【0036】また、請求項3に係るコンクリート亀裂部
の補修方法では、前記注入材は超微粒子セメントとポリ
マーエマルジョンとを混合してなるものであるから、美
観を損なわずにコンクリート基礎部の補強ができるとと
もに注入材の強い結合力によってコンクリート基礎部の
耐久性を再生することができ、短時間で耐久性のある補
修が作業性良く実行することができる。
【0037】また、請求項4に係るコンクリート亀裂部
の補修方法では、前記コンクリートが布基礎であるであ
るから、この補修を行うことにより、住宅の基礎部の美
観を損なわずに補修ができる。
【0038】また、請求項5に係る灰白色系補修用セメ
ントでは、使用される超速硬セメントは、ブレーン値が
4000 cm2 /g以上の粉末度で、凝結時間が 15 分以
内であるから、この補修用セメントを使用してコンクリ
ート亀裂部を補修すると、元のコンクリートに対して補
修部の色調を大きく変えずに済み、安価に短時間で美観
を損なうことがない補修を行うことができ、環境の保全
に寄与することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 24:26) 111:72 (72)発明者 岡村 達也 東京都千代田区神田美土代町1番地 住友 大阪セメント株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリートの亀裂表層部には、亀裂全長
    にわたって超速硬セメントを粉体のまま擦り込み、その
    亀裂表層部内に擦り込んだ粉体に水をしみ込ませて超速
    硬セメントを硬化させたことを特徴とするコンクリート
    亀裂部の補修方法。
  2. 【請求項2】コンクリートの亀裂表層部には、注入用器
    具の取付け予定箇所を除き超速硬セメントを粉体のまま
    擦り込み、その亀裂表層部内に擦り込んだ粉体に水をし
    み込ませて超速硬セメントを硬化させ、次に、亀裂内部
    には、前記注入用器具を所定の位置に取り付けた後、前
    記注入用器具を介して前記亀裂内部に注入材を充填する
    ことを特徴とするコンクリート亀裂部の補修方法。
  3. 【請求項3】前記注入材は、超微粒子セメントとポリマ
    ーエマルジョンとを混合してなることを特徴とする請求
    項2記載のコンクリート亀裂部の補修方法。
  4. 【請求項4】前記コンクリートが布基礎であることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコンクリー
    ト亀裂部の補修方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載のコンク
    リート亀裂部の補修に用いられる超速硬セメントは、ブ
    レーン値が 4000 cm2 /g以上の粉末度で、凝結時間
    が 15 分以内で、灰白色系の色調を有することを特徴と
    する補修用セメント。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100365126B1 (ko) * 2000-03-16 2002-12-18 주식회사 엘지화학 예비 변성 아크릴수지 에멀젼을 이용한 1성분형의 크랙보수제
JP2007146546A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Vantec Co Ltd コンクリート構造物補強構造及びコンクリート構造物補強方法
JP4728514B2 (ja) * 2001-06-18 2011-07-20 ミサワホーム株式会社 基礎および基礎の構築方法
JP2017040090A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 株式会社Bac 躯体劣化部分の補修方法及び補修状態検査方法
WO2019021740A1 (ja) * 2017-07-26 2019-01-31 デンカ株式会社 セメント組成物、それを使用する施工方法、及びその製造方法

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