JPH11130543A - β型窒化ケイ素結晶およびその製造方法ならびに窒化ケイ素質焼結体の製造方法 - Google Patents
β型窒化ケイ素結晶およびその製造方法ならびに窒化ケイ素質焼結体の製造方法Info
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- JPH11130543A JPH11130543A JP9290099A JP29009997A JPH11130543A JP H11130543 A JPH11130543 A JP H11130543A JP 9290099 A JP9290099 A JP 9290099A JP 29009997 A JP29009997 A JP 29009997A JP H11130543 A JPH11130543 A JP H11130543A
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Abstract
熱伝導率を有する窒化ケイ素質ファンセラミックス材料
を提供する。 【解決手段】 短軸径1μm以上10μm以下、長軸と
短軸との比であるアスベクト比が2以上10以下でかつ
表面に層厚さ1nm以上100nm以下の非晶質シリカ
相3が形成されているβ型窒化ケイ素結晶1に、窒化ケ
イ素粉末および周期律表IIIa族元素,アルカリ土類
元素のうちから選ばれる1種または2種以上の元素の酸
化物を添加混合し、成形した後、窒素雰囲気下で180
0℃以上2300℃以下で焼成する窒化ケイ素質焼結体
の製造方法。
Description
じめとして、自動車,機械装置,化学装置,宇宙航空機
器などの広い分野において使用される各種構造部品の素
材として利用でき、高い破壊靭性値と優れた強度に加え
て、高い熱伝導率を有するファインセラミックス材料お
よびその製造方法に関するものである。
温および高温で化学的に安定であり、高い機械的強度を
有するため、軸受などの摺動部材、ターボチャージャロ
ータなどのエンジン部材として好適な材料である。ま
た、高い絶縁性を利用して電気絶縁材料としても使用さ
れている。さらに、半導体用の電気絶縁基板としては、
電気絶縁性に加えて高い熱伝導率が要求される。このよ
うな材料としては、BeOを添加したSiCやAlN等
が開発されている。しかし、SiCやAlNは強度や靭
性が低いため製品の形状や取扱いの点で問題が有った。
に優れるため、機械部品への適用が進んでいる材料では
あるが、熱伝導率がSiCやAlNと比べて低いため、
電気絶縁基板への適用は十分には進んでいなかった。こ
れは、窒化ケイ素の焼結のために添加される焼結助剤成
分の一部が、窒化ケイ素粒内へ固溶したり、粒界に偏在
したりするため、フォノン(セラミックス中で熱を伝達
する機構)が散乱されることが原因である。たとえば、
Y2O3とAl2O3を添加した典型的な焼結体では、
伝導率は15W/(m・K)程度であった。
究としては、日本セラミックス協会学術論文誌1989
年1月号56〜62ページで紹介されているごとくAl
2O3を助剤として添加せずに6mol%のY2O3を
添加して1750℃でHIPすることにより70W/
(m・K)を得た研究が有る。
4−219371号では焼結体中のAl,O含有率を低
下させ、Ti,Zr,Hf,Nb,Ta,Cr,Mo,
W,Mn,Fe,Co,Ni,Nd,Hoなどを添加
し、場合によってはY2O3を助剤として添加すること
により40W/(m・K)以上を得る方法が開示されて
いる。
向上させるための手法として、本発明者の一部は、窒化
ケイ素(主にβ型)の焼結および粒成長の研究を行い、
特開平2−255573号で、高純度のβ型窒化ケイ素
粉末の粒度分布を調整することにより高強度な焼結体が
得られることを示した。また、特開平6−166571
号で低純度の粉末を用いても適度な粒度調整により比較
的高強度の焼結体が得られることを示した。さらに、特
開平7−2571号,特開平5−339060号,特開
平6−239666号で焼結助剤と焼成条件の最適化に
より焼結体の機械特性が向上することを示した。さらに
また、特開平7−101775号ではYb2O3を主成
分とすることにより信頼性がさらに向上することを示し
た。さらにまた、特開平7−101777号では、β型
窒化ケイ素とβ型サイアロンの複合組織とすることによ
り、強度と靭性が両立することを示した。さらにまた、
特開平6−16475号では焼結体中に鉄やカルシウム
を含むと金属との接合性に優れることを示した。
0866号で焼結助剤成分および微構造を制御すること
により窒化ケイ素質焼結体の熱伝導率を100W/(m
・K)以上に高めることに成功した。さらにまた、特願
平8−68596号明細書ではアスペクト比の高いβ型
窒化ケイ素結晶を窒化ケイ素粉末に添加することにより
熱伝導率がさらに向上することを示した。さらにまた、
特願平9−2396号明細書ではアスペクト比の高いβ
型窒化ケイ素結晶を窒化ケイ素粉末に添加して異方成形
を行うことにより熱伝導率に異方性を付与することに成
功した。さらにまた、特願平8−276411号明細書
では窒化ケイ素原料粉末を水熱処理することにより窒化
ケイ素表面に非晶質シリカガラス相が形成されて焼結性
が向上することを示した。
手法では、粒界相の組成や粒内への固溶のみを制御する
ことにより窒化ケイ素質焼結体の熱伝導率を向上させて
いたが、窒化ケイ素粒子内には転位やディスロケーショ
ンなどの欠陥が存在しているため、窒化ケイ素粒内でフ
ォノンが散乱されて熱伝導率が十分には向上しなかっ
た。
みてなされたものであって、優れた強度と破壊靭性を持
ち、より一層の高熱伝導特性を持つ窒化ケイ素質焼結体
を得ることを目的としている。
質焼結体の熱伝導率をより一層高めるため、窒化ケイ素
質焼結体を構成するβ型窒化ケイ素粒子粒内の転位を減
少することが熱伝導率向上に効果があることを見い出し
てなされたものである。そこで、転位の少ないβ型窒化
ケイ素結晶を窒化ケイ素粉末に結晶成長のための種結晶
として添加して焼結することにより、欠陥の少ない種結
晶から窒化ケイ素が成長して、窒化ケイ素質焼結体を構
成するβ型窒化ケイ素粒子粒内の欠陥が減少することに
より上記問題を解決できること見い出した。
処理して結晶中に含まれている欠陥を減少させ、この結
晶を窒化ケイ素粉末に添加して焼結することにより、欠
陥の少ないβ型窒化ケイ素結晶を種として欠陥の少ない
β型窒化ケイ素粒子が成長する手法を発明した。
β型窒化ケイ素結晶表面の酸化ケイ素が取り除かれて焼
結性が劣ることがあるため、この対策として、熱処理後
のβ型窒化ケイ素結晶を水熱処理することにより結晶の
表面に酸化ケイ素膜を形成し、これを種結晶として用い
ると、焼結性に優れ熱伝導率が高い焼結体が得られるこ
とを発明した。
結晶は、請求項1に記載しているように、短軸径1μm
以上10μm以下でかつ表面に層厚さ1nm以上100
nm以下の非晶質シリカ相が形成されているものとした
ことを特徴としている。
晶の実施態様においては、請求項2に記載しているよう
に、長軸と短軸との比であるアスペクト比が2以上10
以下であるものとしたことを特徴としている。
方法は、請求項3に記載しているように、短軸径1μm
以上10μm以下のβ型窒化ケイ素結晶原料を窒素雰囲
気下で1600℃以上2300℃以下で熱処理を施すよ
うにしたことを特徴としている。
晶の製造方法の実施態様においては、請求項4に記載し
ているように、短軸径1μm以上10μm以下のβ型窒
化ケイ素結晶原料に水熱処理を施して表面に非晶質シリ
カ相を形成するようにしたことを特徴としている。
晶の製造方法の実施態様においては、請求項5に記載し
ているように、短軸径1μm以上10μm以下のβ型窒
化ケイ素結晶原料を窒素雰囲気下で1600℃以上23
00℃以下で熱処理を施した後、水熱処理を施して表面
に非晶質シリカ相を形成するようにしたことを特徴とし
ている。
晶の製造方法の実施態様においては、請求項6に記載し
ているように、水熱処理を施す温度領域が60℃以上1
50℃以下であるようにしたことを特徴としている。
晶の製造方法の実施態様においては、請求項7に記載し
ているように、β型窒化ケイ素結晶原料がβ型窒化ケイ
素ウイスカであるようにしたことを特徴としている。
晶の製造方法の実施態様においては、請求項8に記載し
ているように、β型窒化ケイ素結晶原料の長軸と短軸と
の比であるアスペクト比が2以上10以下であるように
したことを特徴としている。
方法は、請求項9に記載しているように、請求項1また
は2に記載のβ型窒化ケイ素結晶あるいは請求項3ない
し8のいずれかに記載の方法で製造したβ型窒化ケイ素
結晶に、窒化ケイ素粉末および周期律表IIIa族元
素,アルカリ土類元素のうちから選ばれる1種または2
種以上の元素の酸化物を添加混合し、成形した後、窒素
雰囲気下で1800℃以上2300℃以下で焼成するよ
うにしたことを特徴としている。
体の製造方法の実施態様においては、請求項10に記載
しているように、β型窒化ケイ素結晶の添加量が0.5
重量%以上10重量%以下であるようにしたことを特徴
としている。
体の製造方法の実施態様においては、請求項11に記載
しているように、周期律表IIIa族元素,アルカリ土
類元素のうちから選ばれる1種または2種以上の元素の
酸化物の添加量が0.5重量%以上10重量%以下であ
るようにしたことを特徴としている。
体の製造方法の実施態様においては、請求項12に記載
しているように、窒化ケイ素粉末中のβ型窒化ケイ素含
有量が90重量%以上であるようにしたことを特徴とし
ている。
体の製造方法の実施態様においては、請求項13に記載
しているように、窒化ケイ素粉末の平均粒径が0.3μ
m以上1.5μm以下であるようにしたことを特徴とし
ている。
びその製造方法ならびに窒化ケイ素質焼結体の製造方法
は、上述した構成を有するものであり、図1に示すよう
に、本発明に係わるβ型窒化ケイ素結晶1は内部に欠陥
2を有していると共に表面に非晶質シリカ相(膜)3が
形成されているものであって、窒化ケイ素質焼結体の製
造に用いる欠陥の少ないβ型窒化ケイ素結晶は、短軸径
1μm以上10μm以下のものである。
と短軸との比であるアスペクト比が2以下であるものと
するのが良く、特に、熱伝導率を向上させたい場合や成
形時に配向させたい場合はアスペクト比が2以上10以
下であるものとするのが良い。この場合、短軸径1μm
未満では、結晶成長の種結晶とならず、添加した種から
成長しない。また、短軸径10μm超過では、焼結体中
の窒化ケイ素粒子の粒径が大きくなりすぎて焼結体の強
度が低下する。
り異なり、通常の金型成形などではアスペクト比1に近
いものが良いが、テープ成形や押し出し成形などにより
窒化ケイ素粒子を配向させる場合などは2以上10以下
のものを用いるのがよい。これは、アスペクト比2未満
では成形時に配向させる能力が劣り、10超過では緻密
に成形することが困難となるためである。
は、β型窒化ケイ素ウイスカを用いても良いし、窒化ケ
イ素粉末にY2O3等を添加して1800℃程度で熱処
理することにより製造したものを用いても良いが、特に
欠陥が少ないものが必要な場合はβ型窒化ケイ素ウイス
カを用いるのがよい。
イ素結晶中の転位やディスロケーションなどの欠陥が少
ないものを用いるのが良いが、そのような原料が入手で
きない場合は、短軸径1μm以上10μm以下のβ型窒
化ケイ素結晶原料を窒素雰囲気下で1600℃以上23
00℃以下で熱処理を施す処理を行うのが良い。この熱
処理により、β型窒化ケイ素結晶原料中の欠陥が減少し
て、欠陥の少ない種結晶を得ることができるので、これ
を焼結用の種結晶として用いるのが良い。ここで、熱処
理温度が1600℃未満では欠陥除去の効果が少なく、
2300℃超過では結晶表面が荒れるため好ましくな
い。また、熱処理時の雰囲気は1気圧または高圧の窒素
中が良い。そして、雰囲気が1気圧未満では窒化ケイ素
が分解するので良くない。また、熱処理温度が高い場合
は、窒化ケイ素の熱分解を抑えるために熱処理温度が高
いほど高い窒素ガス圧力が必要となる。例えば、190
0℃では10気圧程度、2300℃では300気圧程度
の窒素ガス圧力が望ましい。
晶中の欠陥は減少するものの、β型窒化ケイ素結晶の表
面の酸化ケイ素膜が熱処理により除去されるため、焼結
性および粒成長特性が劣化することがある。そして、ホ
ットプレス等の焼結性に優れる焼結手法を採用する場合
は問題ないが、常圧焼結やガス圧焼結などの方法で焼結
する場合は、欠陥除去の熱処理を施したβ型窒化ケイ素
結晶に下記条件の水熱処理を施して、結晶表面に酸化ケ
イ素膜を形成するのが良い。すなわち、短軸径1μm以
上10μm以下のβ型窒化ケイ素結晶原料を窒素雰囲気
下で1600℃以上2300℃以下で熱処理を施した
後、水熱処理を施して表面に非晶質シリカガラス相を形
成するのが良い。また、熱処理を経ない他の方法で製造
した短軸径1μm以上10μm以下のβ型窒化ケイ素結
晶原料においても、焼結性に劣る場合は水熱処理を施し
て非晶質シリカガラス相を形成するようになすこともで
きる。そして、水熱処理を施す温度領域は、60℃以上
150℃以下がよい。この場合、60℃未満では十分な
厚さの酸化ケイ素膜が形成されず、150℃を超えると
酸化ケイ素膜の厚さが厚くなりすぎるので良くない。そ
して、形成する酸化ケイ素膜の厚さは1nm以上100
nm以下がよく、1nm未満では焼結性向上の効果が少
なく、100nm超過では焼結後に多量の粒界相として
残留するため熱伝導率が低下する。
の製造方法について説明する。
たは表面に酸化ケイ素膜を形成したβ型窒化ケイ素結晶
を窒化ケイ素原料粉末に添加すると共に焼結助剤を添加
して焼結することにより熱伝導率が高い窒化ケイ素質焼
結体が得られる。すなわち、請求項1または2に記載の
β型窒化ケイ素結晶あるいは請求項3ないし8のいずれ
かに記載の方法で製造したβ型窒化ケイ素結晶に、窒化
ケイ素粉末および周期律表IIIa族元素,アルカリ土
類元素のうちから選ばれる1種または2種以上の元素の
酸化物を添加混合し、適宜に成形した後、窒素雰囲気下
で1800℃以上2300℃以下で焼成することによ
り、熱伝導率の高い焼結体が得られる。ここで、β型窒
化ケイ素結晶の添加量は0.5重量%以上10重量%以
下が良い。すなわち、0.5重量%未満では種結晶以外
から粒成長するものが増えるため、焼結体中の窒化ケイ
素粒子粒内の欠陥の減少の程度が少ない。また、添加量
が10重量%を超えると種が多すぎるため成長量が減少
して熱伝導率が低下する。
型,β型,アモルファスおよびこれらの混合物などから
任意に選ばれるが、特に高い熱伝導率が要求される場合
は、窒化ケイ素粉末中のβ型窒化ケイ素含有量が90重
量%以上である原料粉末を用いるのがよい。すなわち、
β型の含有量が90重量%未満であると、反応中にα/
βの相転位がおこるため欠陥が導入されやすくなり、熱
伝導率が低下する。
μm以上1.5μm以下がよい。すなわち、0.3μm
未満では成形性におとり、1.5μm超過では種結晶と
の粒径の差が小さくなるため種結晶が選択的に粒成長し
なくなり、欠陥の多い焼結体となる。
Ia族元素,アルカリ土類元素のうちから選ばれる1種
または2種以上の元素の酸化物が用いられる。これらの
焼結助剤を用いることにより粒界相におけるフォノンの
散乱が小さくなり熱伝導率が向上する。この場合の添加
量は0.5重量%以上10重量%以下が良く、添加量が
0.5重量%未満では十分に緻密化しないため強度およ
び靭性が低下する。また、添加量が10重量%超過では
粒界相の量が多くなるため熱伝導率が低下する。
成形,射出成形,スリップ成形,テープ成形など、通常
のセラミックスの成形法を用いても良い。
00℃以上2300℃以下で焼成する。このとき、18
00℃未満では粒成長が不十分で熱伝導率が低いものと
なり、2300℃超過では粒子が大きくなりすぎて強度
が低下するものとなる。
求項1に記載しているように、短軸径1μm以上10μ
m以下でかつ表面に層厚さ1nm以上100nm以下の
非晶質シリカ相が形成されているものであるから、欠陥
の少ないβ型窒化ケイ素結晶を提供することが可能であ
り、焼結性に優れ、高強度・高靭性であると共に、欠陥
が少ないβ型窒化ケイ素結晶を種結晶として粒成長する
ことにより窒化ケイ素質焼結体中の粒内の欠陥を減少さ
せることによって、窒化ケイ素粒内におけるフォノン散
乱を減少させて熱伝導性がより一層向上した窒化ケイ素
質焼結体を得ることが可能であるという著大なる効果が
もたらされる。
長軸と短軸との比であるアスペクト比が2以上10以下
であるものとすることによって、成形時に配向させたい
場合や熱伝導率をより一層向上させたい場合に有効であ
るという著大なる効果がもたらされる。
法では、請求項3に記載しているように、短軸径1μm
以上10μm以下のβ型窒化ケイ素結晶原料を窒素雰囲
気下で1600℃以上2300℃以下で熱処理を施すよ
うにしたから、β型窒化ケイ素結晶原料中の欠陥が減少
して、欠陥の少ない種結晶を得ることが可能となり、焼
結用の種結晶として用いるのに好適なものにできるとい
う著大なる効果がもたらされる。
短軸径1μm以上10μm以下のβ型窒化ケイ素結晶原
料に水熱処理を施して表面に非晶質シリカ相を形成する
ようになすことによって、β型窒化ケイ素結晶の焼結性
および粒成長特性をより一層良好なものにすることが可
能であるという著大なる効果がもたらされる。
軸径1μm以上10μm以下のβ型窒化ケイ素結晶原料
を窒素雰囲気下で1600℃以上2300℃以下で熱処
理を施した後、水熱処理を施して表面に非晶質シリカ相
を形成するようになすことによって、先の熱処理により
β型窒化ケイ素結晶中の欠陥を減少することが可能であ
って、欠陥の少ない種結晶を得ることができて、焼結用
の結晶として適したものとすることが可能であり、先の
熱処理によって結晶表面の酸化ケイ素膜が除去されたと
しても、後の水熱処理によって表面に酸化ケイ素膜を形
成することによって優れた焼結性および粒成長特性をも
つものに回復させることが可能であるという著大なる効
果がもたらされる。
水熱処理を施す温度領域が60℃以上150℃以下であ
るようになすことによって、β型窒化ケイ素結晶原料の
表面に十分な厚さの酸化ケイ素膜を形成させて焼結性を
より一層向上させることが可能になるという著大なる効
果がもたらされる。
に、β型窒化ケイ素結晶原料がβ型窒化ケイ素ウイスカ
であるものとすることによって、原料として欠陥の少な
いものが使用できるという著大なる効果がもたらされ
る。
に、β型窒化ケイ素結晶原料の長軸と短軸との比である
アスペクト比が2以上10以下であるものとすることに
よって、成形時に配向させたい場合や熱伝導率をより一
層向上させたい場合に有効であるという著大なる効果が
もたらされる。
法では、請求項9に記載しているように、請求項1また
は2に記載のβ型窒化ケイ素結晶あるいは請求項3ない
し8のいずれかに記載の方法で製造したβ型窒化ケイ素
結晶に、窒化ケイ素粉末および周期律表IIIa族元
素,アルカリ土類元素のうちから選ばれる1種または2
種以上の元素の酸化物を添加混合し、成形した後、窒素
雰囲気下で1800℃以上2300℃以下で焼成するよ
うにしたから、高い破壊靭性値と優れた強度に加えて、
高い熱伝導率を有する窒化ケイ素質焼結体を製造するこ
とが可能であるという著大なる効果がもたらされる。
に、β型窒化ケイ素結晶の添加量が0.5重量%以上1
0重量%以下であるようになすことによって、種結晶か
らの粒成長を良好に行わせることができ、焼結体中の窒
化ケイ素粒子粒内の欠陥の減少を多くして熱伝導率の高
い窒化ケイ素質焼結体を製造することが可能であるとい
う著大なる効果がもたらされる。
周期律表IIIa族元素,アルカリ土類元素のうちから
選ばれる1種または2種以上の元素の酸化物の添加量が
0.5重量%以上10重量%以下であるようになすこと
によって、粒界相におけるフォノンの散乱を小さいもの
とすることができ、熱伝導率が向上したものにできると
共に、十分に緻密化した焼結体とすることによって強度
および靭性が良好である窒化ケイ素質焼結体を製造する
ことが可能であるという著大なる効果がもたらされる。
うに、窒化ケイ素粉末中のβ型窒化ケイ素含有量が90
重量%以上であるものを用いることによって、熱伝導率
がより一層高い窒化ケイ素質焼結体を製造することが可
能であるという著大なる効果がもたらされる。
うに、窒化ケイ素粉末の平均粒径が0.3μm以上1.
5μm以下であるものとすることによって、粉末の成形
性を良好なものにできると共に、種結晶を選択的に粒成
長させることが可能となって、欠陥の少ない窒化ケイ素
質焼結体を製造することが可能であるという著しく優れ
た効果がもたらされる。
びその製造方法の実施例を比較例と共に説明するととも
に、本発明に係る窒化ケイ素質焼結体の製造方法の実施
例を比較例と共に説明する。
の実施例(実施例1〜5))窒化ケイ素結晶原料とし
て、表1の実施例1〜3の欄にそれぞれ示すウイスカ1
〜3と、実施例4の欄に示す粗大粒子(Siを窒素中1
430℃で50時間窒化処理し、ボールミルで粉砕した
のち、風力分級で粒度を揃えたもの)と、実施例5の欄
に示す熱処理合成原料(α型窒化ケイ素粉末に2重量%
のSiO2と5重量%のY2O3を添加して1800℃
で熱処理したのち、酸処理によりSiO2−Y2O3成
分を除去したもの)を用い、これらをβ型窒化ケイ素結
晶原料を同じく表1に示す条件で欠陥除去のための熱処
理を施した。
を施したが、この水熱処理を行うに際しては、市販のポ
ータブルリアクター(耐圧ガラス社製TPR−1型)を
用いた。この反応リアクターは攪拌具と温度計が試料室
内に取り付けてあって、この試料室内の試料に対して水
熱処理を行うものである。
よび欠陥除去のための熱処理を施したβ型窒化ケイ素結
晶の欠陥の量について、透過型電子顕微鏡(TEM)で
観察したところ、熱処理を施す以前の状態では転位やデ
ィスロケーションループが多数観察されたものもあった
が、熱処理後にはこれらの欠陥はほとんど観察されなか
った。
結晶を透過型電子顕微鏡で観察して結晶粒子の表面にあ
る酸化ケイ素(SiO2)層の厚さを測定したところ、
水熱処理により1.5〜90nm(1nm以上100n
m以下)の厚さの酸化ケイ素層が生成していたのが観察
された。
の比較例(比較例1〜8))窒化ケイ素結晶原料とし
て、表2および表3の比較例1〜6の欄に示すウイスカ
1と、比較例7の欄に示すウイスカ4と、比較例8の欄
に示すウイスカ5とを用い、これらのβ型窒化ケイ素結
晶原料のうち比較例3のものを除いて同じく表2および
表3に示す条件の欠陥除去熱処理を行った。さらに、比
較例4のものを除いて前記実施例と同様のポータブルリ
アクターを用いて水熱処理を行った。
る比較例1では欠陥除去の効果が少なく、欠陥除去熱処
理の温度が高すぎる比較例2では結晶表面が荒れたもの
となっており、欠陥除去熱処理を行わなかった比較例3
では欠陥が多いものとなっており、水熱処理を行わなか
った比較例4では表面に非晶質シリカ層が形成されてお
らず、水熱処理温度が低い比較例5についても非晶質シ
リカ層が形成されておらず、水熱処理温度が高すぎる比
較例6では非晶質シリカ層の厚さが過大なものとなって
おり、ウイスカの短軸径が小さい比較例7では結晶成長
の種結晶とはなり得ないものであり、ウイスカの短軸径
が大きい比較例8では焼結体中の窒化ケイ素粒子の粒径
が大きくなりすぎて焼結体の強度を低下させるものであ
った。
(実施例6〜10))上記で得られた表1に示したβ型
窒化ケイ素結晶A〜Eを用いて表4の実施例6〜10の
欄に示す窒化ケイ素質焼結体を製造した。ここで用いた
窒化ケイ素原料粉末は、粉末I(平均粒径0.3μm,
β−Si3N4含有量95重量%),粉末II(平均粒
径0.8μm,β−Si3N4含有量80重量%),粉
末III(平均粒径1.5μm,β−Si3N4含有量
5重量%,α−Si3N4含有量95重量%)を用い
た。
粉末と酸化物焼結助剤とを表4に示す組成で配合し、エ
タノールを添加した湿式ボールミルにより94時間混合
粉砕した。ついで、空気中でスプレードライヤーを用い
て乾燥した後、20MPaの圧力で金型成形し、続い
て、200MPaの圧力でラバープレスを施すことによ
り、直径13mm×高さ4mmの円盤状成形体および6
mm×6mm×50mmの直方体成形体を得た。これら
の成形体を黒鉛のガス圧炉を用いて、同じく表4に示す
窒素ガス圧,焼成温度、焼成時間の条件で焼成した。
すべての組成で5%以下であり、緻密な焼結体であっ
た。また、X線回折によれば、焼結体からはβ−Si3
N4のみのピークが測定され、α−Si3N4はないこ
とが確認された。
ダイヤモンドホイールで平面研削し、3mm×4mm×
40mmの形状に加工し、JIS−R1601に準じた
室温4点曲げ試験により曲げ強さを測定し、JIS−R
1607に準じたSEPB法(試験片の3×40mmの
面にビッカース面痕を加え、これから予亀裂を生成し、
この予亀裂から破壊する手法)により破壊靭性値を求め
た。この結果、同じく表4に示すように、全てにおいて
破壊靭性が7MPa√m以上,曲げ強度が600MPa
以上であった。
に切断加工し、4×4mmの面をダイヤモンドペースト
で研磨加工して鏡面に仕上げた。そして、研磨面を7.
8%の酸素を服務CF4ガス雰囲気中で、40Wの出力
で2分間プラズマエッチング処理を施した。次に、SE
Mにより研磨面上の0.25mm2の面積の窒化ケイ素
粒子の形態を写真に撮った。得られたSEM写真上の窒
化ケイ素粒子の短軸の長さを測定し平均粒径を求めた。
の円盤状に研削加工し、レーザフラッシュ法(JIS−
R1611に準拠)により熱拡散率と比熱を測定した。
熱拡散率の測定では、試料の表面に黒鉛皮膜を形成した
後、300Kの温度に保って真空中でレーザパルスを照
射し、反対面の温度変化を赤外線温度検出器で測定し、
対数法により熱拡散率を求めた。比熱の測定では、試料
に黒鉛製薄板(直径11mm×厚さ0.25mm)を張
り付け、300Kの温度に保って大気中でレーザパルス
を照射し、反対面の温度変化をPt−PtRh13%の
熱電対を用いて測定し、ニッケルを標準試料として求め
た。測定はそれぞれの焼成条件に対して3点の試料につ
いて各3回の測定を行い、平均値を用いた。
キメデス法で求めた密度(ρ)のデータを用いて熱伝導
率(κ)を κ=αcρ により計算した。この結果を同じく表4に示す。
の熱伝導率は、全て100W/(m・K)以上であっ
た。
β型窒化ケイ素結晶を種結晶として粒成長することによ
り窒化ケイ素質焼結体中の粒内の欠陥を減少させること
によって、窒化ケイ素粒内におけるフォノン散乱を減少
させて熱伝導率を向上することができ、併せて、窒化ケ
イ素本来の強度および靭性を併せ持つ特性の良い窒化ケ
イ素質焼結体を得ることができた。
(比較例9〜22))表5ないし表7に示すように、比
較例9〜16ではそれぞれ比較例1〜8で得たβ型窒化
ケイ素種結晶F〜Mを用い、比較例17ではβ型窒化ケ
イ素種結晶を添加せず、比較例18ではβ型窒化ケイ素
種結晶が過剰であり、比較例19では焼結助剤の添加量
が過少であり、比較例20では焼結助剤の添加量が過剰
であり、比較例21では粉末IV(平均粒径0.15μ
m,β−Si3N4含有量90重量%)を用い、比較例
22では粉末V(平均粒径2.2μm,β−Si3N4
含有量92重量%)を用いたほかは、実施例と同様にし
て窒化ケイ素質焼結体を製造し、各焼結体の強度,靭
性,組織,熱伝導率を測定した。
用いた比較例9では熱伝導率が低く、種結晶Gを用いた
比較例10では気孔率が大で強度が低く、種結晶Hを用
いた比較例11では熱伝導率が低く、種結晶Iを用いた
比較例12では強度および靭性に劣ると共に熱伝導率が
低く、種結晶Jを用いた比較例13も強度および靭性に
劣ると共に熱伝導率が低く、種結晶Kを用いた比較例1
4では靭性に劣ると共に熱伝導率が低く、種結晶Lを用
いた比較例15では強度,靭性,熱伝導率が共に低く、
種結晶Mを用いた比較例16では強度が低く、種結晶が
過剰である比較例18では強度,靭性、熱伝導率が低
く、焼結助剤量が過少である比較例19では強度,靭
性,熱伝導率が低く、焼結助剤が過剰である比較例20
では熱伝導率が低く、窒化ケイ素粉末が小さい比較例2
1では強度,靭性,熱伝導率が低く、窒化ケイ素粉末の
粒径が大きい比較例22においても強度,靭性,熱伝導
率が低いものとなっていた。
式的に示す説明図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 短軸径1μm以上10μm以下でかつ表
面に層厚さ1nm以上100nm以下の非晶質シリカ相
が形成されていることを特徴とするβ型窒化ケイ素結
晶。 - 【請求項2】 長軸と短軸との比であるアスペクト比が
2以上10以下であることを特徴とする請求項1に記載
のβ型窒化ケイ素結晶。 - 【請求項3】 短軸径1μm以上10μm以下のβ型窒
化ケイ素結晶原料を窒素雰囲気下で1600℃以上23
00℃以下で熱処理を施すことを特徴とするβ型窒化ケ
イ素結晶の製造方法。 - 【請求項4】 短軸径1μm以上10μm以下のβ型窒
化ケイ素結晶原料に水熱処理を施して表面に非晶質シリ
カ相を形成することを特徴とするβ型窒化ケイ素結晶の
製造方法。 - 【請求項5】 短軸径1μm以上10μm以下のβ型窒
化ケイ素結晶原料を窒素雰囲気下で1600℃以上23
00℃以下で熱処理を施した後、水熱処理を施して表面
に非晶質シリカ相を形成することを特徴とするβ型窒化
ケイ素結晶の製造方法。 - 【請求項6】 水熱処理を施す温度領域が60℃以上1
50℃以下であることを特徴とする請求項4または5に
記載のβ型窒化ケイ素結晶の製造方法。 - 【請求項7】 β型窒化ケイ素結晶原料がβ型窒化ケイ
素ウイスカであることを特徴とする請求項3ないし6の
いずれかに記載のβ型窒化ケイ素結晶の製造方法。 - 【請求項8】 β型窒化ケイ素結晶原料の長軸と短軸と
の比であるアスペクト比が2以上10以下であることを
特徴とする請求項3ないし7のいずれかに記載のβ型窒
化ケイ素結晶の製造方法。 - 【請求項9】 請求項1または2に記載のβ型窒化ケイ
素結晶あるいは請求項3ないし8のいずれかに記載の方
法で製造したβ型窒化ケイ素結晶に、窒化ケイ素粉末お
よび周期律表IIIa族元素,アルカリ土類元素のうち
から選ばれる1種または2種以上の元素の酸化物を添加
混合し、成形した後、窒素雰囲気下で1800℃以上2
300℃以下で焼成することを特徴とする窒化ケイ素質
焼結体の製造方法。 - 【請求項10】 β型窒化ケイ素結晶の添加量が0.5
重量%以上10重量%以下であることを特徴とする請求
項9に記載の窒化ケイ素質焼結体の製造方法。 - 【請求項11】 周期律表IIIa族元素,アルカリ土
類元素のうちから選ばれる1種または2種以上の元素の
酸化物の添加量が0.5重量%以上10重量%以下であ
ることを特徴とする請求項9または10に記載の窒化ケ
イ素質焼結体の製造方法。 - 【請求項12】 窒化ケイ素粉末中のβ型窒化ケイ素含
有量が90重量%以上であることを特徴とする請求項9
ないし11のいずれかに記載の窒化ケイ素質焼結体の製
造方法。 - 【請求項13】 窒化ケイ素粉末の平均粒径が0.3μ
m以上1.5μm以下であることを特徴とする請求項9
ないし12のいずれかに記載の窒化ケイ素質焼結体の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9290099A JPH11130543A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | β型窒化ケイ素結晶およびその製造方法ならびに窒化ケイ素質焼結体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9290099A JPH11130543A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | β型窒化ケイ素結晶およびその製造方法ならびに窒化ケイ素質焼結体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11130543A true JPH11130543A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17751789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9290099A Pending JPH11130543A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | β型窒化ケイ素結晶およびその製造方法ならびに窒化ケイ素質焼結体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11130543A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008126127A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Noritake Co Ltd | セラミック多孔質膜を備える多孔質材の再生産方法 |
US20120190530A1 (en) * | 2010-01-21 | 2012-07-26 | Ceradyne, Inc. | Dense Silicon Nitride Body Having High Strength, High Weibull Modulus and high fracture toughness |
WO2020203683A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | デンカ株式会社 | 窒化ケイ素焼結体及びその製造方法、並びに積層体及びパワーモジュール |
-
1997
- 1997-10-22 JP JP9290099A patent/JPH11130543A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8652981B2 (en) * | 2010-01-21 | 2014-02-18 | Ceradyne, Inc. | Dense silicon nitride body having high strength, high Weibull modulus and high fracture toughness |
WO2020203683A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | デンカ株式会社 | 窒化ケイ素焼結体及びその製造方法、並びに積層体及びパワーモジュール |
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