JPH11130385A - 作業台のレベリングシステム - Google Patents

作業台のレベリングシステム

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JPH11130385A
JPH11130385A JP29439697A JP29439697A JPH11130385A JP H11130385 A JPH11130385 A JP H11130385A JP 29439697 A JP29439697 A JP 29439697A JP 29439697 A JP29439697 A JP 29439697A JP H11130385 A JPH11130385 A JP H11130385A
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valve
boom
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レベリング調整時に起伏制御バルブにおいて
油漏れが生じることのない作業台のレベリングシステム
を提供する。 【解決手段】 このレベリングシステムでは、作業台が
水平でなくなった場合にレベリング調整を行うためのレ
ベリングシリンダ16への作動油の給排を、ブームの起
伏作動および作業台のレベリングのために設けられた油
路35,37を利用して行っているので、起伏およびレ
ベリングを行うための構成を複雑にすることなくレベリ
ング調整機能を設けることができる。その反面、油路3
5,37を利用することから、レベリング調整を行う際
に、起伏シリンダ14のボトム側油室14aからの作動
油の流出を規制するパイロットチェックバルブ33およ
びカウンタバランスバルブ34が開いてしまうが、ソレ
ノイドバルブ60の作動により油路32が閉じられるの
で、作動油が流出するといったことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基台上に起伏自在
に配設されたブームの先端に上下に揺動自在に取り付け
られた作業台の姿勢を常時水平に保持するレベリングを
行うレベリングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、高所作業車は、車体上に起伏シ
リンダにより起伏作動等が自在なブームを有し、このブ
ームの先端には、作業者搭乗用の作業台が取り付けられ
ている。このような高所作業車では、ブームを適宜作動
させて作業台を所望高所に移動し、作業台に搭乗した作
業者により高所作業を行わせるが、作業台には作業者が
搭乗するため、ブームの起伏角度の如何によらず作業台
を常時水平に保持するレベリングシステムが設けられて
いる。
【0003】レベリングシステムとしては種々のものが
あるが、複数の作業者を搭乗させることなどが可能な大
きな作業台を有する重荷重型高所作業車と称せられる高
所作業車では、ブームの起伏作動を行わせる起伏シリン
ダと、ブーム先端に対して作業台を上下揺動させるレベ
リングシリンダとを繋いで構成されたシステムが知られ
ている。
【0004】図6には、このようなレベリングシステム
を有した起伏シリンダ作動制御回路の構成の一例を示し
ている。この回路では、起伏制御バルブ130と起伏シ
リンダ114のボトム側油室114aとの間の油路13
1上には、ブームの非作動状態において起伏シリンダ1
14のボトム側油室からの作動油の流出を規制し、ブー
ムの自然倒伏を防止するパイロットチェックバルブ13
3aおよびカウンターバランスバルブ133bが設けら
れている。これらパイロットチェックバルブ133a、
カウンタバランスバルブ133bは、起伏シリンダ11
4の縮小作動時にのみ、油路137の油圧により開きボ
トム側油室114aからの作動油の流出を許可する。
【0005】このような構成の回路によれば、起伏制御
バルブ130、油路131を介して起伏シリンダ114
のボトム側油室114aに作動油が供給されると、起伏
シリンダ114が伸長作動するのと同時に、ロッド側油
室114bから排出された作動油が油路135を介して
レベリングシリンダ116のボトム側油室116aに流
入し、レベリングシリンダ116が伸長作動する。これ
により、ブームを起仰作動させると同時に作業台を水平
に保持するレベリングを行わせることができる。一方、
起伏制御バルブ130、油路137を介してレベリング
シリンダ116のロッド側油室116bに作動油が供給
されると、レベリングシリンダ116が縮小作動するの
と同時に、ボトム側油室116aから排出された作動油
が油路135を介して起伏シリンダ114のロッド側油
室114bに流入し、起伏シリンダ114が縮小作動す
る。これにより、ブームを倒伏作動させると同時にレベ
リングを行わせることができる。
【0006】このようなレベリングシステムにおいて、
レベリング状態は各構成部材の経時変化等により徐々に
ずれることがあるため、図示のレベリングシステムで
は、レベリング調整バルブ150を用いてレベリングシ
リンダ116の各油室116a,116bへの作動油の
給排を制御し、レベリングシリンダ116を単独で伸縮
作動させてレベリング調整が行えるようになっている。
このレベリングシリンダ116への作動油の給排は、油
路135,137を用いて行われ、このレベリング調整
機能を設けるために起伏およびレベリングシステム構成
が複雑になるといったことがないようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、油路1
35,137を用いることから、レベリング調整を行う
際に、油路135,137内の油圧が高まると、パイロ
ットチェックバルブ133aおよびカウンターバランス
バルブ133bが開いて起伏シリンダ114内の作動油
が油路131内に流れる。このように油路131に流れ
た作動油は起伏制御バルブ130内のスプールによりブ
ロックされることになるが、スプールとランド部との間
には小さな隙間が設けられており、且つこの作動油は高
圧であることから、起伏制御バルブ130において僅か
な油漏れが生じブームが自然降下するおそれがあるとい
う問題があった。
【0008】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、レベリング調整時にブームの自然降下が
生じるおそれのない作業台のレベリングシステムを提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のレベリングシステムは、基台およびブー
ムの間に配設されてこのブームを起伏作動させる起伏シ
リンダと、ブームおよび作業台の間に配設されてブーム
に対して作業台を上下に揺動作動させるレベリングシリ
ンダと、レベリングシリンダのボトム側およびロッド側
油室のいずれか一方の油室並びに起伏シリンダのボトム
側油室への作動油の給排制御を行う起伏制御バルブと、
レベリングシリンダのボトム側およびロッド側油室の他
方の油室と起伏シリンダのロッド側油室とを繋ぐ連結油
路と、起伏制御バルブと起伏シリンダのボトム側油室と
を繋ぐ第1油路上に設けられて起伏制御バルブからレベ
リングシリンダの一方の油室へ供給される作動油の油圧
が所定圧より高いときにのみ起伏シリンダのボトム側油
室から第1油路を介しての作動油の流出を許容するカウ
ンタバランスバルブと、レベリングシリンダのボトム側
およびロッド側油室への作動油の給排制御を行ってレベ
リングシリンダを単独で伸縮作動させてレベリング調整
を行わせるレベリング調整バルブと、第1油路における
カウンタバランスバルブと起伏制御バルブとの間に設け
られてレベリング調整時に起伏シリンダのボトム側油室
からの作動油の流出を規制する流出規制手段とから構成
される。
【0010】このような構成によれば、起伏制御バルブ
による作動油の給排制御により、起伏シリンダの伸縮作
動に連動してレベリングシリンダを伸縮作動させ、ブー
ムを起伏作動させると同時に作業台を揺動作動させてレ
ベリングを行うことができる。なお、ブームを倒伏作動
させる際には、起伏シリンダのロッド側油室からレベリ
ングシリンダへ給排される作動油の油圧によりカウンタ
バランスバルブが開き、起伏シリンダのボトム側油室か
ら作動油が流出されて起伏シリンダが縮小作動する。
【0011】経時変化等により、レベリング状態がずれ
て作業台の姿勢が傾く状態となったような場合には、レ
ベリング調整手段によりレベリングシリンダへ調整用油
の給排を行い、レベリングシリンダを単独で伸縮作動さ
せてレベリング調整を行うことができる。このとき、レ
ベリング調整手段からレベリングシリンダへ給排される
調整用油圧により、レベリングシリンダへの給排油路内
の油圧が所定圧以上となるとカウンタバランスバルブが
開くが、流出規制手段によりカウンタバランスバルブか
らの作動油の流出が規制され、起伏制御バルブまで流れ
ることはない。
【0012】なお、流出規制手段は、カウンタバランス
バルブと起伏制御バルブとの間の油路の開閉を行うバル
ブから構成し、レベリング調整時においてレベリング調
整手段によりレベリングシリンダへの調整用油の給排が
行われるのに連動して流出規制手段が閉作動するように
この流出規制手段の作動制御を行う作動制御手段を設け
ることが好ましい。このような構成によれば、レベリン
グ調整時には必ず、カウンタバランスバルブと起伏制御
バルブとの間の油路が閉じられることになるので、確実
にカウンタバランスバルブからの作動油の流出を規制す
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図を参照して説明する。図2には、重荷重型高
所作業車と称せられる高所作業車1の構成を示してお
り、この高所作業車1は、本発明の作業台のレベリング
システムを有する。高所作業車1は、車体11上に旋回
モータ(図示せず)により旋回作動自在な旋回台12を
有しており、この旋回台12には、ブーム13が起伏自
在に取り付けられている。ブーム13は、基端ブーム1
3a、中間ブーム13b、先端ブーム13cからなり、
これら3段のブームは入れ子式に伸縮自在に構成されて
いる。このブーム13は、内部に配設された伸縮シリン
ダ(図示せず)の伸縮作動により伸縮作動し、旋回台1
2と基端ブーム13aとの間に配設された起伏シリンダ
14の伸縮作動により起伏作動するようになっている。
【0014】先端ブーム13cの先端には、支持部材1
5aを介して作業台15が図における上下方向に揺動自
在に取り付けられており、この作業台15には複数の作
業者が搭乗可能となっている。この作業台15上には上
部操作装置17が、車体11側には下部操作装置18が
それぞれ設けられており、これら操作装置17,18の
操作により旋回モータ、起伏シリンダ14、伸縮シリン
ダへの作動油の供給が制御され、ブーム13の旋回、起
伏、伸縮作動が制御されるようになっている。これによ
り、上部操作装置17または下部操作装置18を操作し
てブーム13の作動制御を行い、作業台15を所望高所
に移動して作業台15に搭乗した作業者により高所作業
を行わせることができるようになっている。
【0015】作業台15には作業者が搭乗するため、作
業台15はブーム13の起伏の如何に拘わらず常時水平
に保持する必要がある。このため、作業台15の底部と
先端ブーム13cとの間にはレベリングシリンダ16が
設けられている。このレベリングシリンダ16は、起伏
シリンダ14と繋がっており、起伏シリンダ14の伸縮
作動に連動してレベリングシリンダ16が伸縮作動する
ようになっている。このため、ブーム13の起伏作動に
伴って作業台15が揺動し、その姿勢を水平に保持する
レベリングが行われる。
【0016】図1には、このようなレベリングを行う本
発明のレベリングシステムの構成を示している。操作装
置17,18の操作による起伏シリンダ14の伸縮作動
制御は、図に示すように、ポンプPおよびタンクTに繋
がれた起伏制御バルブ30により作動油の給排制御を行
うことにより行われる。起伏制御バルブ30は、作動油
供給ライン21を介してポンプPと繋がっており、第1
排出ライン25を介してタンクTと繋がっている。そし
て、この作動油供給ライン21および第1排出ライン2
5は、起伏制御バルブ30の作動により油路31または
油路37に繋がるようになっている。なお、起伏制御バ
ルブ30への作動油の圧力が所定圧となるように、作動
油供給ライン21には、供給される作動油の圧力が所定
圧力に達すると閉じる減圧弁24が設けられている。
【0017】ここで、起伏制御バルブ30は、電磁パイ
ロット切換バルブであり、パイロットバルブ(電磁バル
ブ)と、主バルブとから構成されている。パイロットバ
ルブは、油路21aを介して供給され、油路25aを介
して排出されるパイロット作動油の給排路を切り換える
ものであり、作動信号に基づき作動する。主バルブは、
パイロットバルブを介して供給されるパイロット作動油
に圧力により切換作動し、作動油供給ライン21および
第1排出ライン25を油路31または油路37に繋げさ
せる。なお、パイロット作動油の圧力が所定圧となるよ
うに、油路21aには、供給される作動油の圧力が所定
圧力に達すると閉じる減圧弁26が設けられている。
【0018】作動油供給ライン21には油路22が繋げ
られており、この油路22は、リリーフバルブ23を介
し、その機能を後述するレベリング調整バルブ50を通
って第2排出ライン27に繋がっている。起伏制御バル
ブ30が作動していない状態においては、このリリーフ
バルブ23が開き、ポンプPからの作動油は、油路2
2、第2排出ライン27を介してタンクTに戻されるよ
うになっている。リリーフバルブ23は、開弁圧を高く
するために、スプリングの力に加えて減圧弁24を通過
した作動油の圧力により閉じた状態が維持されるように
なっている。
【0019】起伏制御バルブ30を介して作動油供給ラ
イン21または第1排出ライン25に繋がる油路31ま
たは油路37のうち、一方の油路31は、ソレノイドバ
ルブ60を介して油路32に繋がっている。油路32
は、パイロットチェックバルブ33、カウンタバランス
バルブ34を介して、起伏シリンダ14のボトム側油室
14aに繋がっている。
【0020】ここで、ソレノイドバルブ60は、図に示
すように、非作動時には油路31を油路32に繋げる。
作動時(下動時)においては、油路31を第3作動油排
出ライン(以下、第3排出ラインという)28に繋げる
とともに、油路32の油路31側の端部を、油路32内
の油圧により弁が弁座にシートされるようにするなどし
て、油漏れのないように閉じる。
【0021】起伏シリンダ14のロッド側油室14bに
は、油路35が繋がっておりこの油路35は、ダブルカ
ウンタバランスバルブ36の一方のバルブ36aを介し
てレベリングシリンダ16のボトム側油室16aに繋が
っている。
【0022】起伏制御バルブ30を介して作動油供給ラ
イン21または第1排出ライン25に繋がる油路31ま
たは油路37のうち、他方の油路37は、上記のダブル
カウンタバランスバルブ36の他方のバルブ36bを介
してレベリングシリンダ16のロッド側油室16bに繋
げられている。また、油路37はリリーフバルブ41お
よび油路40を介して第1排出ライン25に繋がってい
る。
【0023】ここで、油路32に設けられたパイロット
チェックバルブ33およびカウンタバランスバルブ34
は、油路37内の油圧をパイロット圧として作動し、こ
の油圧が所定圧より低いときは起伏シリンダ14のボト
ム側油室14aからの作動油の流出を規制し、油路37
内の油圧が所定圧に達したときは流出を許可する。
【0024】また、ダブルカウンタバランスバルブ36
において、レベリングシリンダ16のボトム側油室16
aに繋がるバルブ36aは、油路37内の油圧が所定圧
より低いときはレベリングシリンダ16のボトム側油室
16aからの作動油の流出規制し、油路37内の油圧が
所定圧に達したときは流出を許可する。ロッド側油室1
6bに繋がるバルブ36bは、油路35内の油圧が所定
圧より低いときはレベリングシリンダ16のロッド側油
室16bからの作動油の流出を規制し、油路35内の油
圧が所定圧に達したときは流出を許可する。
【0025】図3には、起伏制御バルブ30の作動制御
を行う装置構成を示しており、起伏制御バルブ30は、
操作装置17,18から出力される起仰または倒伏操作
信号に対応してコントローラ19から出力される作動信
号に基づき作動する。また、ソレノイドバルブ60の作
動制御も、コントローラ19から出力される作動信号に
よりなされる。
【0026】次に上記構成の作動について、まずブーム
13を起仰作動させる場合から説明する。上部操作装置
17または下部操作装置18の起伏操作レバーを起仰操
作すると、起仰操作信号がコントローラ19に入力さ
れ、コントローラ19から起伏制御バルブ30に作動信
号が出力され(図3参照)、起伏制御バルブ30が右動
する。このため、油路31,32を介し、パイロットチ
ェックバルブ33、カウンタバランスバルブ34を通過
して作動油が起伏シリンダ14のボトム側油室14aに
供給される(図1参照)。これにより、起伏シリンダ1
4が伸長作動し、そのロッド側油室14bから作動油が
流出する。
【0027】この流出した作動油は、油路35を介し、
ダブルカウンタバランスバルブ36の一方のバルブ36
aを通過してレベリングシリンダ16のボトム側油室1
6aに流入する。このとき、油路35内の油圧により他
方のバルブ36bが開き、レベリングシリンダ16が伸
長作動するとともに、ロッド側油室16b内の作動油が
油路37を介し、この他方のバルブ36bを通過して流
出する。この流出した作動油は、起伏制御バルブ30、
第1排出ライン25を介してタンクTに戻される。
【0028】このような作動により、起仰操作に応じ
て、起伏シリンダ14が伸長作動するとともにこれに連
動してレベリングシリンダ16が伸長作動し、ブーム1
3が起仰作動するのと同時に作業台15の姿勢を水平に
保持するレベリングがなされる。そして、起伏操作レバ
ーの操作を止めると、コントローラ19から起伏制御バ
ルブ30への作動信号の出力が停止され、起伏制御バル
ブ30は、図1に示す操作前の状態となる。
【0029】次に、ブーム13を倒伏作動させる場合に
ついて説明する。起伏操作レバーを倒伏操作すると、倒
伏操作信号がコントローラ19に入力され、コントロー
ラ19から起伏制御バルブ30に作動信号が出力され、
起伏制御バルブ30が左動する。このため、油路37を
介し、ダブルパイロットチェックバルブ36の他方のバ
ルブ36bを通過して作動油がレベリングシリンダ16
のロッド側油室16bに供給される。このとき、油路3
7内の油圧により一方のバルブ36aが開き、レベリン
グシリンダ16が縮小作動するとともに、ボトム側油室
16a内の作動油が油路35を介し、この一方のバルブ
36aを通過して流出する。
【0030】この流出した作動油は、起伏シリンダ14
のロッド側油室14bに流入する。このとき、油路37
内の油圧によりカウンタバランスバルブ34およびパイ
ロットチェックバルブ33が開き、起伏シリンダ14が
縮小作動するとともに、ボトム側油室14a内の作動油
が油路32を介し、これらのバルブ34,33を通過し
て流出する。この流出した作動油は、ソレノイドバルブ
60、油路31、起伏制御バルブ30、第1排出ライン
25を介してタンクTに戻される。
【0031】このような作動により、倒伏操作に応じ
て、レベリングシリンダ16が縮小作動するとともにこ
れに連動して起伏シリンダ14が縮小作動し、ブーム1
3が倒伏作動するのと同時に作業台15の姿勢を水平に
保持するレベリングがなされる。そして、起伏操作レバ
ーの操作を止めると、コントローラ19から起伏制御バ
ルブ30への作動信号の出力が停止され、起伏制御バル
ブ30は、図1に示す操作前の状態となる。
【0032】なお、ブーム13を起仰作動させる場合、
倒伏作動させる場合のいずれの場合においても、ブーム
13が最大限まで起仰または倒伏した後において操作を
継続した場合には、作動油供給ライン21において減圧
弁24が閉じ、油路22においてリリーフバルブ23が
開き、ポンプPから供給される作動油は、油路22、第
2排出ライン27を介してタンクTに戻される。
【0033】また、操作装置17,18において操作が
行われず、ブーム13の作動が行われない場合には、カ
ウンタバランスバルブ34およびパイロットチェックバ
ルブ33によってボトム側油室14aからの作動油の流
出が規制されることにより、起伏シリンダ14の縮小作
動が規制され、ブーム13の倒伏が規制される。また、
ダブルカウンタバランスバルブ36によって両油室16
a,16bからの作動油の流出が規制されることによ
り、レベリングシリンダ16の伸縮作動が規制され、作
業台15の揺動が規制される。
【0034】このように、ブーム13が起伏作動する
と、その作動に伴って作業台15の姿勢を水平に保持す
るレベリングが行われるのであるが、作業台15が大き
いことから、荷を作業台15の縁部上に載置する等し
て、大きな引っ張り荷重または圧縮荷重がレベリングシ
リンダ16の伸縮方向に作用して配管内の油圧が高まり
配管等が経時変化などによりレベリングがずれる、すな
わち作業台15の姿勢が水平位置から徐々に傾くことが
ある。
【0035】このため、上述したレベリングシステムで
は、レベリング状態を調整することができるようになっ
ている。以下、このレベリング調整構成について説明す
る。このレベリング調整は、レベリング調整バルブ50
を用いてレベリングシリンダ16へ作動油の給排制御を
行うことにより行われる。レベリング調整バルブ50に
は、上述したように、作動油供給ライン21に繋がる油
路22および第2排出ライン25が繋がっており、この
レベリング調整バルブ50および起伏制御バルブ30の
非作動時には油路22を介してポンプPから作動油が供
給されるとともに、この作動油がレベリング調整バルブ
50、第2排出ライン25を介してタンクTに戻される
ようになっている。
【0036】レベリング調整バルブ50におけるレベリ
ングシリンダ16側の一方のポートは、油路51を介し
て油路38に繋がっている。この油路38の一方の端部
は、上述した起伏シリンダ14のロッド側油室14bと
レベリングシリンダ16のボトム側油室16aとを繋ぐ
油路35に繋げられており、他方の端部は、リリーフバ
ルブ53を介して第3排出ライン28に繋げられてい
る。他方のポートは、油路39を介して、上述した起伏
制御バルブ30とレベリングシリンダ16のロッド側油
室16bとを繋ぐ油路37に繋げられている。なお、油
路51にはパイロットチェックバルブ52が設けられて
おり、これは、油路39内の油圧が所定圧より低いとき
は油路38からの作動油の流出を規制し、油路39内の
油圧が所定圧に達したときは流出を許可する。
【0037】このレベリング調整を行うため、上部操作
装置17および下部操作装置18のそれぞれにはレベリ
ング調整操作レバーが設けられており、このレベリング
調整操作レバーの操作により、操作装置17,18から
レベリング調整操作信号が出力されるようになってい
る。レベリング調整バルブ50は、このレベリング調整
操作信号に対応してコントローラ19から出力される作
動信号に基づき作動する(図3参照)。
【0038】次にレベリング調整時における上記構成の
作動について説明する。作業台15の姿勢が水平でなく
なる状態には作業台15が図の状態から前傾斜する場合
と後傾斜する場合とがあるが、まず、作業台15が前傾
斜した場合のレベリング調整時における作動について説
明する。この場合、レベリングシリンダ16を縮小作動
させてレベリング調整を行うため、操作装置17,18
においてレベリング調整操作レバーを縮小操作する。す
ると、コントローラ19からレベリング調整バルブ50
およびソレノイドバルブ60に同時に作動信号が出力さ
れ、レベリング調整バルブ50が上動する(図1参照)
とともにソレノイドバルブ60が作動(下動)する。
【0039】レベリング調整バルブ50が上動すると、
油路39、油路37を介し、ダブルカウンタバランスバ
ルブ36の他方のバルブ36bを通過して作動油がレベ
リングシリンダ16のロッド側油室16bに供給され
る。このとき、油路37内の油圧により一方のバルブ3
6aが開き、レベリングシリンダ16が縮小作動すると
ともに、ボトム側油室16a内の作動油が油路35を介
し、この一方のバルブ36aを通過して流出する。同時
に、油路39内の油圧により油路51に設けられたパイ
ロットチェックバルブ52が開くため、この流出した作
動油は、油路38、油路51、レベリング調整バルブ5
0、第2排出ライン27を介してタンクTに戻される。
【0040】ここで、このとき、油路37内の油圧によ
り、油路32においてパイロットチェックバルブ33お
よびカウンタバランスバルブ34が開いてしまうため、
起伏シリンダ14のボトム側油室14a内の作動油が油
路32に流れるが、ソレノイドバルブ60により、油路
32の油路31側の端部が閉じられるため、起伏制御バ
ルブ30(すなわち、油路31)には作動油が流れな
い。したがって、油の流出がソレノイドバルブ60によ
り確実に阻止され、従来のように起伏制御バルブ30の
スプール隙間から作動油が流れ出すことがなくなり、起
伏シリンダ14が緩やかに縮小作動するといったおそれ
はない。なお、ソレノイドバルブ60の戻り作動が良好
に行えるように、同時に、油路31が第3排出ラインに
繋げられてその内部圧力が零とされる。このとき油路3
1から排出される作動油は、第3排出ラインを介してタ
ンクTに戻される。
【0041】このような作動により、レベリング調整操
作に応じて、レベリングシリンダ16のみを縮小作動さ
せ、作業台15を上方に揺動作動させてその姿勢を水平
にするようにレベリング調整を行うことができる。レベ
リング調整が終了し、レベリング調整操作レバーの操作
を止めると、コントローラ19からレベリング調整バル
ブ50およびソレノイドバルブ60への作動信号の出力
が停止され、これらバルブ50,60は、図1に示す操
作前の状態となる。なお、レベリングシリンダ16が最
大限まで縮小した後においてレベリング調整操作を継続
した場合には、油路37内の油圧により油路40におい
てリリーフバルブ41が開き、ポンプPから供給される
作動油は、油路40、第1排出ライン25を介してタン
クTに戻される。
【0042】次に、作業台15が後傾斜した場合のレベ
リング調整時における作動について説明する。この場
合、レベリングシリンダ16を伸長作動させてレベリン
グ調整を行うため、操作装置17,18においてレベリ
ング調整操作レバーを伸長操作する。すると、コントロ
ーラ19からレベリング調整バルブ50およびソレノイ
ドバルブ60に同時に作動信号が出力され、レベリング
調整バルブ50が下動する(図1参照)とともにソレノ
イドバルブ60が作動(下動)する。
【0043】レベリング調整バルブ50が下動すると、
油路51、油路38、油路35を介し、ダブルカウンタ
バランスバルブ36の一方のバルブ36aを通過して作
動油がレベリングシリンダ16のボトム側油室16aに
供給される。このとき、油路35内の油圧により他方の
バルブ36bが開き、レベリングシリンダ16が伸長作
動するとともに、ロッド側油室16b内の作動油が油路
37を介し、この他方のバルブ36bを通過して流出す
る。この流出した作動油は、油路39、レベリング調整
バルブ50、第2排出ライン27を介してタンクTに戻
される。
【0044】この場合も、油路37の油圧により、油路
32においてパイロットチェックバルブ33およびカウ
ンタバランスバルブ34が開く可能性がある(但しこの
場合、油路37はドレン側の連通するものであるため、
通常はこれらバルブが開く可能性は低い)が、レベリン
グシリンダ16を縮小作動させてレベリング調整を行う
場合と同様に、ソレノイドバルブ60により油路32の
油路31側の端部が閉じられるため、作動油が起伏制御
バルブ30を介して流出して起伏シリンダ14が縮小作
動するといったことはない。
【0045】以上のように、本発明のレベリングシステ
ムでは、そのレベリング調整を行うためのレベリングシ
リンダ16への作動油の給排を、ブーム13の起伏作動
および作業台15のレベリングのために設けられた油路
35,37を利用して行っているので、起伏およびレベ
リングを行うための構成を複雑にすることなくレベリン
グ調整機能を設けることができる。
【0046】その反面、油路35,37を利用すること
から、レベリング調整を行う際に、起伏シリンダ14の
ボトム側油室14aからの作動油の流出を規制するパイ
ロットチェックバルブ33およびカウンタバランスバル
ブ34が開いてしまうが、ソレノイドバルブ60の作動
により油路32が閉じられるので、作動油が流出すると
いったことがない。したがって、本発明のレベリングシ
ステムによれば、レベリング調整時において、起伏シリ
ンダ14が縮小作動してブーム13が倒伏作動するとい
ったことが防止される。このため、作業台15に作業者
が搭乗した状態においても安心してレベリング調整を行
うことができる。
【0047】なお、上記例では、パイロットチェックバ
ルブ33およびカウンタバランスバルブ34は、油路3
7内の油圧をパイロット圧として用いたが、油路35内
の油圧をパイロット圧として用いることも可能である。
【0048】また、レベリング調整バルブ50の作動に
連動したソレノイドバルブ60の作動制御は、コントロ
ーラ19からの作動信号の出力制御により行うのでな
く、リレー等の制御手段を用いて行うようにしてもよ
い。
【0049】以上、起伏シリンダ14の伸縮作動に連動
してレベリングシリンダ16を伸縮作動させてレベリン
グを行う場合について説明したが、レベリングシリンダ
16または起伏シリンダ14が上記例のように取り付け
られない高所作業車では、起伏シリンダ14の伸縮作動
と反対の伸縮作動をレベリングシリンダ16に行わせる
ことによりレベリングがなされる場合もある。例えば、
レベリングシリンダ16が、図4に示されるように取り
付けられる高所作業車においては、起伏シリンダ14を
伸長作動させてブーム13を起仰作動させるのと同時に
レベリングシリンダ16を縮小作動させ、起伏シリンダ
14を縮小作動させてブーム13を倒伏作動させるのと
同時にレベリングシリンダ16を伸長作動させることに
よりレベリングがなされる。
【0050】このように、起伏シリンダ14の伸縮作動
と反対の伸縮作動をレベリングシリンダに行わせてレベ
リングがなされる場合には、図5に示すように、起伏シ
リンダ14のロッド側油室14bは、レベリングシリン
ダ16のボトム側油室16aでなくロッド側油室16b
に繋がれる。また、起伏制御バルブ30に繋がる油路3
7は、レベリングシリンダ16のボトム側油室16aに
繋がれる。これら以外のレベリングシステム構成につい
ては、図1に示す上記例のレベリングシステムと同一で
あり、同一部材には同一番号を付してその詳細説明を省
略する。なお、説明を簡単にするために、図5において
は、カウンタバランスバルブ34、ダブルカウンタバラ
ンスバルブ36を省略して示している。
【0051】このような構成によれば、ブーム13を起
仰作動させる場合には、油路31,32を介して作動油
を起伏シリンダ14のボトム側油室14aに供給する
と、起伏シリンダ14が伸長作動するとともにロッド側
油室14b内の作動油が油路35を介してレベリングシ
リンダ16のロッド側油室16bに流入する(図5参
照)。これにより、起伏シリンダ14が伸長作動するの
と同時に、レベリングシリンダ16が縮小作動し、ブー
ム13が起仰すると同時に作業台15の姿勢を水平に保
持するレベリングがなされる(図4参照)。
【0052】一方、ブーム13を倒伏作動させる場合に
は、油路37を介して作動油をレベリングシリンダ16
のボトム側油室16aに供給すると、レベリングシリン
ダ16が伸長作動するとともにロッド側油室16b内の
作動油が油路35を介して起伏シリンダ14のロッド側
油室14bに流入する(図5参照)。これにより、レベ
リングシリンダ16が伸長作動するのと同時に、起伏シ
リンダ14が縮小作動し、ブーム13が倒伏すると同時
に作業台15の姿勢を水平に保持するレベリングがなさ
れる(図4参照)。
【0053】また、このように構成した場合も、上記例
と同様に、油路39,38を用いて油路37,35に作
動油を給排することにより、レベリングシリンダ16を
単独で伸縮作動させてレベリング調整を行うことができ
る。この場合も、油路37内の油圧によりパイロットチ
ェックバルブ33が開くが、レベリング調整と同時にソ
レノイドバルブ60を作動させることにより、起伏シリ
ンダ14のボトム側油室14aからの作動油の流出が規
制される。なお、図に示すように油路37内の油圧をパ
イロットチェックバルブ33のパイロット圧に用いるの
でなく、油路35内の油圧を用いることも可能である。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明の作業台のレベリ
ングシステムによれば、カウンタバランスバルブと起伏
制御バルブとの間の油路上に流出規制手段が設けられる
ので、レベリング調整時においてカウンタバランスバル
ブから起伏制御バルブへの作動油の流出が規制される。
これにより、起伏制御バルブ内のスプールとランドとの
隙間から作動油が僅かに流出して、ブームが自然倒伏す
るといったことが防止される。また、レベリング調整時
における起伏シリンダの縮小作動が規制されることか
ら、作業台に作業者が搭乗した状態においても安心して
レベリング調整を行うことが可能となる。
【0055】さらに、流出規制手段をパイロットチェッ
クバルブと起伏制御バルブとの間の油路の開閉を行うバ
ルブから構成し、レベリング調整時においてレベリング
調整手段によりレベリングシリンダへの調整用油の給排
が行われるのに連動して流出規制手段が閉作動するよう
にこの流出規制手段の作動制御を行う作動制御手段を設
けることにより、レベリング調整時には、パイロットチ
ェックバルブと起伏制御バルブとの間の油路が自動的に
閉じられることになるので、流出規制手段を作動し忘れ
るといったことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレベリングシステムの構成を示す油圧
回路図である。
【図2】本発明のレベリングシステムを有する重荷重型
高所作業車1の構成を示す側面図である。
【図3】起伏制御バルブ等のバルブの作動制御を行う装
置構成を示すブロック図である。
【図4】起伏シリンダの伸縮作動と反対の伸縮作動をレ
ベリングシリンダに行わせることによりレベリングがな
される場合の両シリンダの取付状態を示す概略図であ
る。
【図5】図4のように構成した場合のレベリングシステ
ムの構成を示す油圧回路図である。
【図6】従来のレベリングシステムの構成を示す油圧回
路図である。
【符号の説明】
13 ブーム 14 起伏シリンダ 15 作業台 16 レベリングシリンダ 19 コントローラ(作動制御手段) 30,130 起伏制御バルブ 33,133 パイロットチェックバルブ 50,150 レベリング調整バルブ(レベリング調整
手段) 60 ソレノイドバルブ(流出規制手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上に起伏自在に配設されたブームの
    先端に上下に揺動自在に取り付けられた作業台のレベリ
    ングシステムであって、 前記基台および前記ブームの間に配設され、前記ブーム
    を起伏作動させる起伏シリンダと、 前記ブームおよび前記作業台の間に配設され、前記ブー
    ムに対して前記作業台を上下に揺動作動させるレベリン
    グシリンダと、 前記レベリングシリンダのボトム側およびロッド側油室
    のいずれか一方の油室並びに前記起伏シリンダのボトム
    側油室への作動油の給排制御を行う起伏制御バルブと、 前記レベリングシリンダのボトム側およびロッド側油室
    の他方の油室と前記起伏シリンダのロッド側油室とを繋
    ぐ連結油路と、 前記起伏制御バルブと前記起伏シリンダのボトム側油室
    とを繋ぐ第1油路上に設けられ、前記起伏制御バルブか
    ら前記レベリングシリンダの前記一方の油室へ供給され
    る作動油の油圧をパイロット圧として用いてこのパイロ
    ット圧が所定圧より高いときにのみ前記起伏シリンダの
    ボトム側油室から第1油路を介しての作動油の流出を許
    容するカウンタバランスバルブと、 前記レベリングシリンダのボトム側およびロッド側油室
    への作動油の給排制御を行い、前記レベリングシリンダ
    を単独で伸縮作動させてレベリング調整を行わせるレベ
    リング調整バルブと、 前記第1油路における前記カウンタバランスバルブと前
    記起伏制御バルブとの間に設けられ、前記レベリング調
    整時に前記カウンタバランスバルブを介して前記起伏シ
    リンダのボトム側油室からの作動油の流出を規制する流
    出規制手段とからなることを特徴とする作業台のレベリ
    ングシステム。
  2. 【請求項2】 前記流出規制手段が前記カウンタバラン
    スバルブと前記起伏制御バルブとの間の油路の開閉を行
    うバルブからなり、 前記レベリング調整時において前記レベリング調整手段
    により前記レベリングシリンダへの調整用油の給排が行
    われるのに連動して前記流出規制手段が閉作動するよう
    に前記流出規制手段の作動制御を行う作動制御手段を有
    することを特徴とする請求項1に記載の作業台のレベリ
    ングシステム。
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