JPH11129565A - 印刷装置および印刷装置におけるフォーム印刷方法 - Google Patents

印刷装置および印刷装置におけるフォーム印刷方法

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JPH11129565A
JPH11129565A JP9294633A JP29463397A JPH11129565A JP H11129565 A JPH11129565 A JP H11129565A JP 9294633 A JP9294633 A JP 9294633A JP 29463397 A JP29463397 A JP 29463397A JP H11129565 A JPH11129565 A JP H11129565A
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JP
Japan
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bit pattern
data
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JP9294633A
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English (en)
Inventor
Makoto Matsuo
誠 松尾
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷装置に登録されたフォームを用いた印刷
が行われない限り、フォームのビットパターンへの展開
を行わないことで、記憶部の容量の節約を図る。 【解決手段】 印刷装置制御部2は、フォームデータを
受信した場合、フォームデータをページデータフォーム
登録部33に記憶させることによりページデータフォー
ムの登録を行う。また、登録されたフォームを用いる印
刷データを受信した場合、ページデータフォームを読み
出してビットパターンに展開してフレームバッファ34
に記憶させるとともに、展開したフォームのビットパタ
ーンを圧縮してビットパターンフォーム登録部35に記
憶させることによりビットパターンフォームの登録を行
い、受信した印刷データをビットパターンに展開してフ
レームバッファ34にフォームのビットパターンと重ね
て記憶させ、印刷機構部4にフレームバッファ34に記
憶されたデータを送ることにより印刷を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置に関し、
特に印刷装置におけるフォーム印刷に特徴を有する印刷
装置および印刷装置におけるフォーム印刷方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】印刷装置において、始めに印刷する文書
の枠やロゴ等のフォームを印刷装置に登録し、複数の文
書の印刷にて、この登録したフォームを印刷する文書等
と重ね合わせて印刷するフォーム印刷方法がある。この
種の印刷装置のフォーム印刷方法の一例が、特開平5−
270092号公報に開示されている。このフォーム印
刷方法を以下に説明する。まず、ホストPCから受信し
たフォームが解析され、ビットパターンに展開しやすい
データ形式であるページデータとしてページバッファ内
で保持される。このように登録されたページバッファ内
のフォームは、印刷装置の各処理部が動作していないア
イドル状態のときに、ページバッファから読み出され印
刷機構部における印刷で必要となるビットパターンに展
開し、圧縮して記録部に格納される。ここで、ページバ
ッファ内のフォームは削除されず、保持されている。フ
ォームを伴った印刷を実行する場合は、まず圧縮された
ビットパターン形式のフォームを伸長して、フレームバ
ッファに書き込む。この後、印刷データをビットパター
ンに展開し、前記フレームバッファ上のフォームのビッ
トパターンに重ね合わせることにより、印刷機構部で印
刷のために必要となるビットパターンを準備し、印刷機
構部にて印刷を行う。以上のようにして、印刷装置にお
いてフォームの印刷が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的にビ
ットパターンに展開しやすいデータ形式であるページデ
ータからビットパターンに展開した場合は、その容量が
増大する。そして、印刷内容が複雑な場合には、このビ
ットパターンを圧縮してもページデータに対してかなり
の容量の増大になる。したがって、登録したフォームを
印刷しないにもかかわらず、無条件でビットパターンに
展開してビットパターンフォームとして登録すると、そ
のフォームの登録のみで、このフォームを用いた印刷が
なされない場合はかなり記憶部を無駄に使用してしまこ
とになる。すなわち、フォームを印刷装置のアイドル状
態時にビットパターンに展開しフォームデータとして保
持するため、フォームを登録したが印刷には使用されな
い場合には、記憶部を無駄に使用する、という問題があ
る。また、上述したように、ページデータからビットパ
ターンに展開した場合は、その容量が増大し、印刷内容
が複雑な場合には圧縮しても、ページデータに対しかな
りの容量の増大になる。従って、記憶部の容量の関係
で、ビットパターンではフォームが保持できない場合も
考慮しなくてはならない。しかし、上述の印刷装置にお
けるフォームの印刷では、ビットパターンでのフォーム
登録が記憶部の容量の関係で登録できない場合のことが
考慮されていない。さらに、ビットパターンでフォーム
を登録したにもかかわらず、なお同じフォームをページ
データでも保持し続けているため、記憶部を無駄に使用
している、という問題もある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、 1)印刷装置に登録されたフォームの印刷が行われない
限り、フォームのビットパターンへの展開を行わないこ
とで、記憶部の容量の節約が図れ、 2)記憶部の容量の制限によりビットパターンに展開し
たフォームの登録ができない際の対応が図れ、 3)記憶部の記憶容量の無駄を省くことのできる印刷装
置および印刷装置におけるフォーム印刷方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、データ保持
のための印刷装置記憶部と、印刷を行う印刷機構部と、
各部を制御する印刷装置制御部とを具備した印刷装置で
あって、前記印刷装置記憶部は、少なくとも、前記印刷
機構部にて印刷に必要となるビットパターンを記憶する
フレームバッファと、受信したフォームデータをビット
パターンに展開する前の所定形式で記憶するための所定
形式フォーム登録部と、フォームのビットパターンを圧
縮して記憶するビットパターンフォーム登録部とを具備
し、前記印刷装置制御部は、フォームデータを受信した
場合、該フォームデータをビットパターンに展開する前
の所定形式で前記所定形式フォーム登録部に記憶させる
ことにより所定形式フォームの登録を行い、登録された
フォームを用いる印刷データを受信した場合、前記所定
形式フォーム登録部に登録された所定形式フォームを読
み出し、ビットパターンに展開して前記フレームバッフ
ァに記憶させるとともに、該展開したフォームのビット
パターンを圧縮して前記ビットパターンフォーム登録部
に記憶させることによりビットパターンフォームの登録
を行い、前記受信した印刷データをビットパターンに展
開して前記フレームバッファにフォームのビットパター
ンと重ねて記憶させ、前記印刷機構部に該フレームバッ
ファに記憶されたデータを送ることにより、印刷を行わ
せることを特徴とする印刷装置である。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の印刷装置において、前記印刷装置制御部が、登
録されたフォームを用いる印刷データを受信した場合に
おいて、該用いるフォームが前記ビットパターンフォー
ム登録部に登録されている場合、前記登録されたビット
パターンフォームを前記ビットパターンフォーム登録部
から読み出してビットパターンに伸長して、前記フレー
ムバッファに記憶させ、前記受信した印刷データをビッ
トパターンに展開して前記フレームバッファに前記ビッ
トパターンフォームと重ねて記憶させ、前記印刷機構部
に該フレームバッファに記憶されたデータを送ることに
より、印刷を行わせることを特徴としている。また、請
求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載
の印刷装置において、前記印刷装置制御部が、前記ビッ
トパターンフォーム登録部への登録ができない場合、該
ビットパターンフォーム登録部への登録を行わないこと
を特徴としている。
【0007】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の印刷装置において、前記印刷装
置制御部が、前記ビットパターンフォーム登録部への登
録を行った場合、前記登録されたビットパターンフォー
ムに対応する所定形式フォームを前記所定形式フォーム
登録部から削除することを特徴としている。また、請求
項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか
に記載の印刷装置において、前記所定形式フォーム登録
部に登録される所定形式フォームとは、受信したフォー
ムデータ、もしくは、受信したフォームデータをビット
パターンに展開しやすい形式に変換後のデータであるこ
とを特徴としている。
【0008】次に、請求項6に記載の発明は、印刷装置
において、フォームデータを受信した場合、該フォーム
データをビットパターンに展開する前の所定形式で記憶
装置に記憶することにより所定形式フォームの登録を行
い、登録されたフォームを用いる印刷データを受信した
場合、前記所定形式フォームをビットパターンに展開し
て、印刷を行う印刷機構部で必要となるビットパターン
を記憶するためのフレームバッファに記憶するととも
に、該展開したフォームのビットパターンを圧縮して記
憶装置に記憶することによりビットパターンフォームの
登録を行い、前記受信した印刷データをビットパターン
に展開して前記フレームバッファにフォームのビットパ
ターンと重ねて記憶し、該フレームバッファに記憶され
たデータを用いて前記印刷機構部にて印刷を行うことを
特徴とする印刷装置におけるフォーム印刷方法である。
【0009】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の印刷装置におけるフォーム印刷方法において、
前記登録されたフォームを用いる印刷データを受信した
場合において、該用いるフォームがビットパターンフォ
ームとして記憶装置に登録されている場合には、前記登
録されたビットパターンフォームをビットパターンに伸
長して、前記フレームバッファに記憶し、前記受信した
印刷データをビットパターンに展開して前記フレームバ
ッファに記憶されたフォームのビットパターンと重ねて
記憶し、該フレームバッファに記憶されたデータを用い
て前記印刷機構部にて印刷を行うことを特徴としてい
る。また、請求項8に記載の発明は、請求項6または請
求項7に記載の印刷装置におけるフォーム印刷方法にお
いて、前記ビットパターンフォームの登録を記憶装置に
できない場合には、記憶装置へのビットパターンフォー
ムの登録を行わないことを特徴としている。
【0010】また、請求項9に記載の発明は、請求項6
または請求項7に記載の印刷装置におけるフォーム印刷
方法において、前記ビットパターンフォームの登録を記
憶装置に行った場合には、記憶装置において、前記登録
されたビットパターンフォームに対応する所定形式フォ
ームの削除を行うことを特徴としている。また、請求項
10に記載の発明は、請求項6乃至請求項9のいずれか
に記載の印刷装置におけるフォーム印刷方法において、
前記所定形式フォームとは、受信したフォームデータ、
もしくは、受信したフォームデータをビットパターンに
展開しやすい形式に変換後のデータであることを特徴と
している。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
印刷装置および印刷装置におけるフォーム印刷方法を図
面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に
よる印刷装置のブロック図である。図1より印刷装置
は、CPU(中央演算装置)等により構成されプログラ
ムで動作する印刷装置制御部2と、各種データの保持の
ための印刷装置記憶部3と、実際に印刷を行う機構であ
る印刷機構部4とを含む構成となっている。なお、符号
1は、印刷する文書等のデータである印刷データ、フォ
ームを登録するためのフォームデータを送信するホスト
PCである。ここで、印刷装置制御部2は、入力インタ
フェース部21と、解析部22と、展開部23と、出力
インタフェース部24とを含む。また、印刷装置記憶部
3は、受信バッファ31と、ページバッファ32と、ペ
ージデータフォーム登録部33と、フレームバッファ3
4と、ビットパターンフォーム登録部35とを含む。
【0012】まず、印刷装置記憶部3を構成する各部に
ついて説明する。受信バッファ31は入力インタフェー
ス部21で受信されたデータを記憶するために設けられ
ている。ページバッファ32は、解析部22で解析され
た1ページ分のページデータを記憶する。なお、このペ
ージデータは、ビットパターンに展開しやすいデータ形
式となっている。ページデータフォーム登録部33は、
解析部22で解析された1ページ分のフォームデータを
複数記憶することができ、フォームの登録部としての役
割を果たす。フレームバッファ34は、展開部23でビ
ットパターンに展開されたデータを記憶するために設け
られ、その記憶容量として1ページ分のビットパターン
データを記憶できるものとする。ビットパタンフォーム
登録部35は、展開部23でビットパターンに展開され
た1ページ分のフォームデータを圧縮し複数記憶するこ
とができ、フォームのビットパターンでの登録部として
の役割を果たす。
【0013】次に、印刷装置制御部2を構成する各部に
ついて説明する。入力インタフェース部21は、ホスト
PC・1から送られる印刷データやフォームデータを受
信し、受信バッファ31に書き込む処理をする。解析部
22は受信バッファ31から受信データを読み込み、印
刷データや各種印刷装置制御コードを解析し、ビットパ
ターンに展開しやすいようにデータを変換する。この変
換した1ページ分のデータを、そのまま印刷する場合
は、ページバッファ32に書き込み、フォームデータな
らページデータフォーム登録部33に書き込む。展開部
23は、ページバッファ32からデータを読み出し、ビ
ットパターンデータに変換した後に、1ページ分のビッ
トパターンデータを保持するフレームバッファ34に書
き込む。また、フォームに対する処理としては、ページ
データフォーム登録部33からデータを読み出して、ビ
ットパターンに変換しフレームバッファに書き込んだ
後、同じデータをビットパターンフォーム登録部35に
圧縮し書き込む。また、展開部23は既にビットパタン
フォーム登録部35に登録されているデータを、伸長し
ながらフレームバッファ34に書き込む処理も行う。出
力インタフェース部24は、フレームバッファ34から
1ページ分のビットパターンデータを読み出し、印刷機
構部4へ送る。なお、印刷機構部4は、出力インタフェ
ース部24から送られる1ページ分のビットパターンデ
ータを印刷する機構部である。
【0014】次に、本実施の形態による印刷装置の概要
を以下に説明する。フォームの登録時には、ホストPC
・1から送られたフォームデータを印刷装置の解析部2
2で解析したのち、1ページ分のページデータとしてペ
ージデータフォーム登録部33に一旦登録する。そし
て、登録されたフォームを使用し印刷を行う場合は、ま
ずホストPC・1から送られた印刷データを解析部22
で解析し、フォームを伴った印刷と判断されると、ペー
ジデータフォーム登録部33からページデータのフォー
ムが読み出され、展開部23でビットパターンに展開さ
れた後、1ページ分の印刷ビットマップデータを保持す
るフレームバッファ34に書き込まれ、その後同じビッ
トマップに展開されたフォームデータをビットパターン
フォーム登録部35に圧縮し格納する。このときページ
データフォーム登録部33に保持されている対応するフ
ォームデータは消去される。また、ビットパターンフォ
ーム登録部35に展開されたビットパターンが入り切ら
ない場合は、ビットパターンでのフォーム登録をあきら
め、ページデータフォーム登録部33で保持されている
フォームを消去しないでそのまま保持する。
【0015】その後、印刷データが解析部22で解析さ
れ、ページデータとしてページバッファ32に格納され
た後、そのページデータが展開部23で展開され、フレ
ームバッファ34上に重ねて書き込まれる。印刷データ
のフレームバッファ34への重ね書きが1ページ分終了
したら、印刷を実行する。既に、ビットパターンとして
登録されているフォームを伴った印刷では、フォームの
ビットパターンを伸長してフレームバッファに書き込
み、その後印刷データを重ねて印刷される。このように
して、フォームをビットパターンで保持し、印刷するこ
とを可能としている。
【0016】次に、図面を参照して本実施例の動作につ
いて詳細に説明する。まず、印刷装置にフォームの登録
を行う場合について、図2を中心に図1を参照しながら
説明する。まず、フォームを登録する場合、ホストPC
・1から送信されたフォームデータを入力インタフェー
ス部21にて受信する。受信されたフォームデータは入
力インタフェース部21を介して受信バッファ31に格
納される(ステップA11)。受信データが受信バッフ
ァ31に書き込まれると、解析部22は、受信データを
受信バッファ31から読み出し、この受信データを解析
した後、ビットパターンに展開しやすい形にデータ変換
を行う(ステップA12)。なお、以下ではこの形式を
「ページデータフォーム」と呼ぶ。解析部22は、この
ページデータフォームをページデータフォーム登録部3
3に記憶させることにより、ページデータフォームの登
録を行う(ステップA13)。以上のようにして、1ペ
ージ分のフォームデータが、ページデータとしてページ
データフォーム登録部33に記憶、登録される。複数の
フォームの登録を行う場合は、同様にしてページデータ
フォーム登録部33に複数のフォーム登録を行う。
【0017】次に、上記のようにページデータとして登
録したフォームを利用して実際に印刷する場合と、ビッ
トパターンでフォームを登録する方法について、図1を
参照しながら図3を用いて説明する。ホストPC・1か
ら印刷データが送信されると、入力インタフェース部2
1で受信し受信バッファ31に格納される(ステップA
21)。受信バッファ31に印刷データが書き込まれる
と、解析部22は、印刷データを読み出し、この解析を
行う(ステップA22)。解析の結果、フォームの印刷
があると判断された場合は(ステップA23)、解析部
22はさらに、フォームがビットパターンフォーム登録
部35に登録されているか判断する(ステップA2
4)。ステップA24での判断の結果、登録されていな
い場合には、展開部23は、ページデータフォーム登録
部33から該当ページデータフォーム読み出し、これを
ビットパターンに展開し(ステップA25)、フレーム
バッファ34に格納する(ステップA26)。
【0018】この後、展開部23は、ビットパターンに
展開されたフォームデータを圧縮してビットパターンフ
ォーム登録部35に格納できるだけの記憶容量があるか
判断し(ステップA27)、格納できると判断された場
合は、圧縮してビットパターンフォーム登録部35に格
納することにより、ビットパターンフォームの登録を行
う(ステップA28)。ビットパターンフォーム登録部
35にフォームを登録したら、展開部23は、該当する
ページデータフォームをページデータフォーム登録部3
3から消去する(ステップA29)。ところで、一般的
にページデータからビットパターンに展開した場合は、
その容量が増大し、複雑な印刷内容の場合は圧縮しても
ページデータに比べかなりの容量の増大になる。従っ
て、印刷装置記憶部3の容量の関係で、ビットパターン
フォームでの登録ができない場合もある。よって、ステ
ップA27〜A29の処理を行うことで、ビットパター
ンフォームの登録ができない場合には、ページデータフ
ォームを消去しないで保持し続けることになり、フォー
ムの印刷を引き続き行えることになる。
【0019】ステップA24に於いて、フォームがビッ
トパターンで登録済みと判断されたら、展開部23は、
ビットパターンフォーム登録部35から圧縮された該当
ビットパターンフォームを読み出し、伸長した後フレー
ムバッファ34に格納する(ステップA30)。なお、
この処理の方が、ページデータフォーム登録部33から
ページデータをフォームを読み出して、ビットパターン
に展開する場合(ステップA25、A26)に比べ処理
が速い。以上で、フォームデータのフレームバッファ3
4上へのビットパターン展開と、ビットパターンでのフ
ォーム登録が可能な場合はビットパターンでのフォーム
登録が終了する。この後、印刷データの1ページ分のペ
ージデータが解析部22で作成されページバッファに格
納される(ステップA31)。そして、展開部23は、
このページデータをページバッファ32より読み出し、
ビットパターンデータに展開した後、フレームバッファ
34上に、先ほど書き込んだフォームデータと重ねて書
き込む(ステップA32)。このようにして作成された
フォームを伴ったフレームバッファ34上のビットパタ
ーンを、出力インタフェース部24から印刷機構部4に
出力して印刷を行う(ステップA33)。なお、ステッ
プA23でフォーム印刷がないと判断された場合は、上
記フォームの処理は一切行わず、ステップA31へジャ
ンプして、印刷データのページデータの作成から処理を
行う。以上のようにして、印刷データ受信時の処理が行
われる。
【0020】一般的にページデータからビットパターン
に展開した場合は、その容量が増大し、複雑な印刷内容
の場合は圧縮してもページデータに対しかなりの容量の
増大になる。したがって、以上のようにフォームを実際
に印刷するときにビットパターンに展開しフォームデー
タとして格納するようにすることで、フォームを登録し
たが印刷には使用されない場合における印刷装置記憶部
3を無駄に使用することがなくなる。
【0021】(第2の実施の形態)次に、本発明の他の
実施例について図面を参照して詳細に説明する。図4
は、本発明の他の実施形態による印刷装置のブロック図
である。図4と図1とを比較すると、本実施の形態で
は、印刷装置記憶部5が、受信データフォーム登録部3
6を有し、図1のページデータフォーム登録部33を有
しない点で異なる。図1で示した実施の形態では、フォ
ームは一旦ビットパターンに展開しやすいデータ形式の
ページデータフォームでページデータフォーム登録部3
3に登録されるが、図4に示す本実施の形態では、受信
したフォームデータをページデータフォームに変換せ
ず、受信したデータのままで一旦受信データフォーム登
録部36に記憶させることによりフォームの登録を行う
点で異なっている。なお、図4において図1の各部に対
応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略す
る。
【0022】次に、本実施の形態における印刷装置にホ
ストPC・1からフォームの登録を行う場合について、
図5のフローチャートを中心に図4を参照しながら説明
する。なお、図5において図2の各ステップに対応する
ステップには同一の符号を付けている。まず、フォーム
の登録を行う場合は、入力インタフェース部21でフォ
ームデータを受信した後、受信バッファ31に格納する
(ステップA11)。受信バッファ31に受信データが
格納されると、解析部22は、受信データがフォームデ
ータである判断すると、受信データを受信データフォー
ム登録部36に記憶させることにより、フォームの登録
を行う(ステップB11)。なお、以下ではこの受信デ
ータフォーム登録部36に登録された受信データを「受
信データフォーム」と呼ぶ。以上のようにして、印刷装
置にフォームの登録が行われる。
【0023】次に、登録した受信データフォームを実際
に利用して印刷する場合と、ビットパターンでフォーム
を登録する方法について、図4を参照しながら図6を用
いて説明する。なお、図6のステップA21−A24と
A30−A33の印刷装置制御部2と印刷機構部5の動
作は、図1の印刷装置制御部2と印刷機構部4の動作と
同一のため、説明は省略する。図4において、解析部2
2は、用いるフォームが受信データフォーム登録部36
に登録されているのみで、ビットパターンに展開されて
いないと判断された場合(ステップA24)、受信デー
タフォーム登録部36から該当受信データフォームを読
み出し、解析後ページデータに変換してページバッファ
32に格納する(ステップB21)。1ページ分のフォ
ームのページデータが作成されると、展開部23は、こ
のページデータをビットパターンに展開し(ステップB
22)、フレームバッファ34に格納する(ステップA
26)。
【0024】展開部23は、ビットパターンに展開され
たフォームが、ビットパターンフォーム登録部35に格
納できると判断したら(ステップA27)、ビットパタ
ーンフォーム登録部35に圧縮格納する(ステップA2
8)。そして、展開部23は、ビットパターンフォーム
登録部35にビットパターンフォームを登録したら、該
当する受信データフォームを受信データフォーム登録部
36から消去する(ステップB23)。以上で、受信デ
ータフォームのフレームバッファ34上へのビットパタ
ーン展開と、ビットパターンフォーム登録部35への登
録が可能な場合における登録処理が終了する。この後の
印刷データの展開と、印刷方法は図3で説明した通りで
あり、ここでの説明を省略する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による印刷
装置および印刷装置におけるフォーム印刷方法によれ
ば、下記の効果を得ることができる。本発明によれば、
文書の枠やロゴ等のフォームを登録し、複数の文書にこ
の登録したフォームを印刷データと重ね合わせて印刷す
る印刷装置において、フォームの登録時に受信したフォ
ームデータの解析後のページデータもしくは受信データ
そものも(所定形式フォーム)として保持し、実際に登
録されたフォームを印刷するときに、ビットパターンに
展開して圧縮し、フォームに関する登録をビットパター
ンでしなおしている。これにより、必要となるまで比較
的容量の少なく済む所定形式フォームでフォームに関す
るデータを保持するので、フォームを登録したが印刷に
は使用されない場合おいて、記憶部を無駄に使用するこ
とがなくなる。また、本発明によれば、該当フォームが
ビットパターンフォームとして登録されている場合に
は、これを用いてフォームのビットパターンへの展開を
行っている。ビットパターンフォームの方がビットパタ
ーンに直結したデータ構造となっていることから、所定
形式フォームからビットパターンに展開するより、ビッ
トパターンフォームから展開する方が処理が速いので、
印刷速度が向上する。
【0026】また、本発明によれば、ビットパターンフ
ォームでの登録が記憶部の容量の関係でできない場合
は、ビットパターンでのフォーム登録を行わない。これ
により、記憶部の容量の関係で、ビットパターンフォー
ムの登録ができなくても、所定形式フォームは消去しな
いで保持し続けるのでフォームの印刷が可能となる。ま
た、本発明によれば、ビットパターンフォームの登録を
した場合に、対応する所定形式フォームを消去する。こ
れにより、記憶部を無駄に使用することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による印刷装置のブロッ
ク図である。
【図2】 図1の印刷装置におけるフォームの登録にお
ける動作を示すフローチャートである。
【図3】 図1の印刷装置におけるフォーム印刷を行う
印刷データ受信時の動作を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の他の実施形態による印刷装置のブロ
ック図である。
【図5】 図4の印刷装置におけるフォームの登録にお
ける動作を示すフローチャートである。
【図6】 図5の印刷装置におけるフォーム印刷を行う
印刷データ受信時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ホストPC 2 印刷装置制
御部 3 印刷装置記憶部 4 印刷機構部 21 入力インタフェース部 22 解析部 23 展開部 24 出力イン
タフェース部 31 受信バッファ 32 ページバ
ッファ 33 ページデータフォーム登録部 34 フレーム
バッファ 35 ビットパターンフォーム登録部 36 受信デー
タフォーム登録部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ保持のための印刷装置記憶部と、
    印刷を行う印刷機構部と、各部を制御する印刷装置制御
    部とを具備した印刷装置であって、 前記印刷装置記憶部は、少なくとも、前記印刷機構部に
    て印刷に必要となるビットパターンを記憶するフレーム
    バッファと、受信したフォームデータをビットパターン
    に展開する前の所定形式で記憶するための所定形式フォ
    ーム登録部と、フォームのビットパターンを圧縮して記
    憶するビットパターンフォーム登録部とを具備し、 前記印刷装置制御部は、 フォームデータを受信した場合、該フォームデータをビ
    ットパターンに展開する前の所定形式で前記所定形式フ
    ォーム登録部に記憶させることにより所定形式フォーム
    の登録を行い、 登録されたフォームを用いる印刷データを受信した場
    合、 前記所定形式フォーム登録部に登録された所定形式フォ
    ームを読み出し、ビットパターンに展開して前記フレー
    ムバッファに記憶させるとともに、該展開したフォーム
    のビットパターンを圧縮して前記ビットパターンフォー
    ム登録部に記憶させることによりビットパターンフォー
    ムの登録を行い、 前記受信した印刷データをビットパターンに展開して前
    記フレームバッファにフォームのビットパターンと重ね
    て記憶させ、前記印刷機構部に該フレームバッファに記
    憶されたデータを送ることにより、印刷を行わせること
    を特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷装置制御部は、 登録されたフォームを用いる印刷データを受信した場合
    において、該用いるフォームが前記ビットパターンフォ
    ーム登録部に登録されている場合、 前記登録されたビットパターンフォームを前記ビットパ
    ターンフォーム登録部から読み出してビットパターンに
    伸長して、前記フレームバッファに記憶させ、 前記受信した印刷データをビットパターンに展開して前
    記フレームバッファに前記ビットパターンフォームと重
    ねて記憶させ、前記印刷機構部に該フレームバッファに
    記憶されたデータを送ることにより、印刷を行わせるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷装置制御部は、 前記ビットパターンフォーム登録部への登録ができない
    場合、該ビットパターンフォーム登録部への登録を行わ
    ないことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷装置制御部は、 前記ビットパターンフォーム登録部への登録を行った場
    合、 前記登録されたビットパターンフォームに対応する所定
    形式フォームを前記所定形式フォーム登録部から削除す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印
    刷装置。
  5. 【請求項5】 前記所定形式フォーム登録部に登録され
    る所定形式フォームとは、 受信したフォームデータ、もしくは、受信したフォーム
    データをビットパターンに展開しやすい形式に変換後の
    データであることを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    いずれかに記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 印刷装置において、フォームデータを受
    信した場合、該フォームデータをビットパターンに展開
    する前の所定形式で記憶装置に記憶することにより所定
    形式フォームの登録を行い、 登録されたフォームを用いる印刷データを受信した場
    合、 前記所定形式フォームをビットパターンに展開して、印
    刷を行う印刷機構部で必要となるビットパターンを記憶
    するためのフレームバッファに記憶するとともに、該展
    開したフォームのビットパターンを圧縮して記憶装置に
    記憶することによりビットパターンフォームの登録を行
    い、 前記受信した印刷データをビットパターンに展開して前
    記フレームバッファにフォームのビットパターンと重ね
    て記憶し、該フレームバッファに記憶されたデータを用
    いて前記印刷機構部にて印刷を行うことを特徴とする印
    刷装置におけるフォーム印刷方法。
  7. 【請求項7】 前記登録されたフォームを用いる印刷デ
    ータを受信した場合において、該用いるフォームがビッ
    トパターンフォームとして記憶装置に登録されている場
    合には、 前記登録されたビットパターンフォームをビットパター
    ンに伸長して、前記フレームバッファに記憶し、 前記受信した印刷データをビットパターンに展開して前
    記フレームバッファに記憶されたフォームのビットパタ
    ーンと重ねて記憶し、該フレームバッファに記憶された
    データを用いて前記印刷機構部にて印刷を行うことを特
    徴とする請求項6に記載の印刷装置におけるフォーム印
    刷方法。
  8. 【請求項8】 前記ビットパターンフォームの登録を記
    憶装置にできない場合には、記憶装置へのビットパター
    ンフォームの登録を行わないことを特徴とする請求項6
    または請求項7に記載の印刷装置におけるフォーム印刷
    方法。
  9. 【請求項9】 前記ビットパターンフォームの登録を記
    憶装置に行った場合には、 記憶装置において、前記登録されたビットパターンフォ
    ームに対応する所定形式フォームの削除を行うことを特
    徴とする請求項6または請求項7に記載の印刷装置にお
    けるフォーム印刷方法。
  10. 【請求項10】 前記所定形式フォームとは、 受信したフォームデータ、もしくは、受信したフォーム
    データをビットパターンに展開しやすい形式に変換後の
    データであることを特徴とする請求項6乃至請求項9の
    いずれかに記載の印刷装置におけるフォーム印刷方法。
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