JPH11129423A - ガスバリア用ポリエステルフイルム - Google Patents

ガスバリア用ポリエステルフイルム

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JPH11129423A
JPH11129423A JP31903497A JP31903497A JPH11129423A JP H11129423 A JPH11129423 A JP H11129423A JP 31903497 A JP31903497 A JP 31903497A JP 31903497 A JP31903497 A JP 31903497A JP H11129423 A JPH11129423 A JP H11129423A
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JP
Japan
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layer
gas barrier
film
polyester film
bra
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JP31903497A
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English (en)
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Takashi Sumiya
隆 角谷
Noriyasu Kataoka
典恭 片岡
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工性、ガスバリア性ともに優れたガスバリ
ア用ポリエステルフイルムを提供する。 【解決手段】 ポリエステルフイルムからなる外層A
層、B層の少なくとも2層を有する、溶融押出法で複合
製膜された積層ベースフイルムのA層の表面A面上にガ
スバリア層を有し、A面の面粗度をARa、B層の表面
B面の面粗度をBRaとするとき、ARa<BRa、A
Ra≦0.05μm、0.02μm≦BRa≦0.3μ
mを満足し、かつ、A層の表層抽出オリゴマ量が50m
g/m2 以下であることを特徴とするガスバリア用ポリ
エステルフイルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスバリア用ポリ
エステルフイルムに関し、とくにポリエステル系樹脂か
らなる積層ベースフイルム上に蒸着法、エレクトロビー
ム法、気相重合法、スパッタリング法等で無機薄膜や無
機酸化物膜、有機樹脂層を設けて良好なガスバリア性を
発揮させることができるようにしたガスバリア用ポリエ
ステルフイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種ガスバリア用フイルムが
提案されているが、良好なガスバリア性と、良好な加工
性、とくに良好な収率とを両立させることが困難であっ
た。
【0003】ガスバリア用フイルムにおいては、ベース
フイルム上に設けられるガスバリア層もさることなが
ら、とくにベースフイルムの特性が、得られるガスバリ
ア用フイルムのガスバリア性、ガスバリア用フイルムに
加工する際の加工性、ひいてはその加工性に起因するガ
スバリア性の良否を大きく左右する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、主としてベースフイルムの構成および各種特性を制
御、規定することにより、ベースフイルムの製膜性、ガ
スバリア用フイルムとする際の優れた加工性、ガスバリ
ア用フイルムとした際の優れたガスバリア性を達成でき
るガスバリア用ポリエステルフイルムを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のガスバリア用ポリエステルフイルムは、ポ
リエステルフイルムからなる外層A層、B層の少なくと
も2層を有する、溶融押出法で複合製膜された積層ベー
スフイルムのA層の表面A面上にガスバリア層を有し、
A面の面粗度をARa、B層の表面B面の面粗度をBR
aとするとき、 ARa<BRa、 ARa≦0.05μm、 0.02μm≦BRa≦0.3μm を満足し、かつ、A層の表層抽出オリゴマ量が50mg
/m2 以下であることを特徴とするものからなる。
【0006】このようなガスバリア用ポリエステルフイ
ルムにおいては、ベースフイルムを、溶融押出法で複合
製膜された、A層、B層の外層を有する少なくとも2層
の積層フイルムとすることにより、A層およびB層の表
面A面およびB面を、それぞれ容易に所望の表面形態に
することができるとともに、A層およびB層の表層抽出
オリゴマ量をそれぞれ容易に制御することが可能にな
る。そして、ベースフイルムのA面を面粗度が特定値以
下の比較的平坦な面とすることにより、ガスバリア層と
の密着性が良くなるとともに薄膜のガスバリア層であっ
ても容易に所望の層形態を保つことができ、良好なガス
バリア性が発揮される。また、ベースフイルムのB面を
面粗度が比較的大きい特定範囲の面とすることにより、
摩擦係数を低く抑えて走行性やハンドリング性を向上
し、ガスバリア用フイルムとする際の加工性を良好に保
つことができるとともに、面粗度が大きくなりすぎない
ようにして良好なガスバリア性を確保できる。さらに、
表面上にガスバリア層が設けられるA層の表層抽出オリ
ゴマ量をB層のそれよりも小さく抑えることにより、ガ
スバリア層の加工性、ベースフイルムとの密着性を向上
でき、ガスバリア性に優れたフイルムを高い収率をもっ
て製造できる。
【0007】これらの特性を全て所定範囲内に収めるこ
とにより、ガスバリア用ポリエステルフイルムとして、
総合的にみて優れた加工性と優れたガスバリア性の両立
が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のガスバリア用ポ
リエステルフイルムの望ましい実施の形態について説明
する。本発明に係るガスバリア用ポリエステルフイルム
は、ポリエステル系樹脂からなるベースフイルムと、該
ベースフイルムのA面上に設けられたガスバリア層とを
有するものである。ベースフイルムは、外層としてA層
とB層を有する少なくとも2層の積層フイルムからな
る。3層以上の積層フイルムとする場合には、中間層は
とくに限定しないが、好ましくは中間層もA層またはB
層と同様のポリエステル系樹脂からなる。
【0009】A層、B層を構成するポリエステル系樹脂
としては、たとえば、酸成分として、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の芳香族ジカル
ボン酸、アジビン酸、セバシン酸、ドデカジオン酸、ア
ゼライン酸等の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキサンジ
カルボン等の脂環族ジカルボン酸、アルコール成分とし
て、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ブタ
ンジオール等の脂肪族ジオール等を有し、これらの酸成
分、アルコール成分の1種以上を組み合わせたポリマを
用いることができる。また、このようなポリマを2種以
上ブレンドしたブレンド物を用いることもできる。中で
も、ポリエチレンテレフタレートまたはポリエチレン−
2,6−ナフタレートが機械特性の点で好適である。
【0010】ポリマの固有粘度はとくに限定されない
が、0.4〜1.8の範囲にあることが好ましい。
【0011】このポリエステル系樹脂には、必要に応じ
て各種添加物を添加してもよい。添加物としては、各種
無機、有機粒子を用いることができ、その粒子形状も、
真球状粒子、凝集状粒子、鱗片状粒子、数珠状粒子等各
種形状のものを使用できる。有機粒子としては、架橋ポ
リスチレン、架橋アクリル樹脂、フッ素樹脂、イミド樹
脂等の非熱可塑性樹脂からなるものも使用可能である。
もちろん、各種ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、4−メチルペンテン−1、シリコン
樹脂等の熱可塑性樹脂からなるものを用いることもでき
る。
【0012】また、必要に応じて、熱安定剤、紫外線吸
収剤、末端封止剤、着色剤、酸化防止剤、滑剤等の各種
添加剤を添加してもよい。
【0013】上記のようなポリエステル系樹脂からなる
積層ベースフイルムは、次のように各特性が制御された
ものに構成される。
【0014】まず、ガスバリア層が設けられるA層の表
面をA面、その反対面となるB層の表面をB面とし、A
面の面粗度をARa、B面の面粗度をBRaとすると
き、 ARa<BRa、 ARa≦0.05μm、 0.02μm≦BRa≦0.3μm を満足することが必要である。
【0015】ARa>0.05μmになると、所望の薄
膜ガスバリア層を形成することが困難になるおそれがあ
り、ガスバリア性が不十分になる。また、BRa<0.
02μmになると、この面の摩擦係数が高くなり、走行
性やハンドリング性が悪化するため加工性が不十分とな
る。さらに、BRa>0.3μmになると、面粗度が大
きくなりすぎるため、ガスバリア層加工時裏面の悪影響
が出るためと思われるがガスバリア性が悪くなるととも
に、とくにこのB面にも水系塗料等からなるガスバリア
層を塗布する場合の塗布性が悪化し、やはりガスバリア
性が不十分となる。
【0016】このようなA面、B面がそれぞれ異なる面
粗度を有するベースフイルムは、前述の如く溶融押出法
でA層、B層を複合製膜(共押出法)することによって
容易に達成できる。すなわち、A面を形成するA層と、
B面を形成するB層の含有粒子を調整することにより、
容易に所望の面粗度のA、B面を形成できる。
【0017】また、ベースフイルムのA層の表層抽出オ
リゴマ量がB層のそれよりも小さいことが好ましい。こ
のA層の表層抽出オリゴマ量は、50mg/m2 以下で
あることが必要である。このようにA層の表層抽出オリ
ゴマ量を小さく抑えることにより、ガスバリア層をA面
に容易にかつ良好に密着させることができ、ガスバリア
層の加工性が向上されるとともに、ガスバリア層を設け
る際の収率が向上する。したがって、薄層のガスバリア
層であっても、容易に所望のガスバリア性能を発揮でき
るようになる。
【0018】このA面上に設けられるガスバリア層の形
成方法はとくに限定されず、蒸着法、エレクトロビーム
法、気相重合法、スパッタリング法等によることができ
る。
【0019】ガスバリア層としては、たとえば、無機物
の蒸着薄膜、無機酸化物の蒸着薄膜(透明薄膜、不透明
薄膜)を形成することができ、また、有機樹脂系ガスバ
リア層を設けることもできる。さらに、ガスバリア層
を、無機または酸化物蒸着膜と有機樹脂層との複合層か
ら構成してもよい。
【0020】無機または酸化物蒸着ガスバリア層として
は、たとえば、Al、Al2 Ox、SiOx、MgO
x、CaOx等の単独物、混合物を使用でき、これらを
抵抗加熱、高周波誘導加熱、電子ビーム加熱による真空
蒸着で所望の膜を形成することができる。膜厚としては
50〜2000Åの範囲が好ましい。
【0021】また、有機樹脂としては、アクリル樹脂、
ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニリデン、エチレン
ビニルアルコール共重合体、ポリアクリロニトリル等を
使用でき、これらを気相重合法、各種コーティング方法
(たとえば、グラビア法、メタリングバー法、リバース
ロール法等)によって設けることができる。膜厚として
は0.01〜5μmの範囲が好ましい。アクリル樹脂を
気相重合後酸化物重合を行うと接着性が向上するためよ
り好ましい。
【0022】なお、本発明に係るガスバリア用ポリエス
テルフイルムにおいては、ベースフイルムのB面に水系
塗料を塗布することもでき、この水系塗料はベースフイ
ルム延伸時に共に延伸されてもよい。水系塗料としては
とくに限定されず、目的に応じて、たとえばガスバリア
性向上、あるいはベースフイルムのハンドリング性、帯
電防止性向上等の目的に応じて選択すればよい。但し、
加工時のトラブル防止の観点から、この水系塗料には無
機滑剤粒子を含有しないことが好ましい。滑剤を添加す
る場合、軟化温度180℃以下の有機粒子が好ましい。
【0023】上記のような本発明に係るガスバリア用ポ
リエステルフイルムは、たとえば次のような方法によっ
て製造できる。ポリエステル系樹脂中に、重合時添加、
溶融混練時添加、あるいは高濃度粒子マスタ原料を所定
量原料に混合する等の方法を組み合わせて、必要に応じ
所望量の粒子を添加した2種以上の原料を、各々水分率
150ppm以下に乾燥後、押出機を用いて溶融押出す
る。2種以上の各々溶融した樹脂を積層させ口金よりシ
ート状に押し出し、冷却ロール上で冷却する。得られた
シート状物を70〜120℃で2.5〜7倍に長手方向
に延伸し、更に80〜150℃で2.5〜7倍に幅方向
に延伸を行う。必要に応じて再度長手方向に100〜1
50℃で1.05〜3倍延伸してもよい。また、延伸は
逐次延伸でもよく、長手方向、幅方向同時に延伸しても
よい。熱処理は特に限定されないが、通常は100〜2
50℃の温度で必要に応じ0〜15%弛緩処理を施す。
【0024】このような積層フイルムからなるベースフ
イルムの製膜により、本発明で規定した面粗度のA面、
B面を得ることができるとともに、所定の大小関係を有
する表層抽出オリゴマ量に制御することができる。
【0025】得られたベースフイルムのA面上に、所定
のガスバリア層を設け、必要に応じて、ベースフイルム
のB面に、上記製膜時に、あるいは製膜後に、水系塗料
層を設けることもできる。
【0026】[測定方法]本発明の説明に使用した各特
性の測定方法は次の通りである。 (1)面粗度 JIS−B−0601に準じて中心線平均粗さを測定し
た。
【0027】(2)表層抽出オリゴマ量 フイルムサンプルを熱風オーブン中で100℃で1時間
放置し、表面に抽出したオリゴマをエチルアルコールで
溶出させ、その環状三量体量を測定し、フイルム1m2
に対する抽出量(mg/m2 )で表わして表層抽出オリ
ゴマ量とした。
【0028】(3)ガスバリア性 150Åの酸化アルミ薄膜をA面に設けたフイルムにつ
いてその酸素と水分のm2 当たり24時間の通過量を測
定した。
【0029】(4)融解ピーク温度 セイコー電子(株)製のDSC(示差走査型熱量計)を
用い、昇温速度10℃/分で測定した。積層フイルムに
対し、各表面を削り出して測定した。但し、積層厚みが
薄く、直接測定することが困難な場合には、その組成分
析を行ない計算により求めることとした。
【0030】
【実施例】以下に、本発明の具体的な実施例について、
比較例と比較しながら説明する。 実施例1 A層用樹脂として、固相重合した固有粘度0.85のポ
リエチレンテレフタレート(PET)を用い、B層用樹
脂として固有粘度0.62のPETを用い、表1に示す
ように平均粒径1.1μmと平均粒径1.3μmの凝集
シリカ粒子を重合時にA層用原料およびB層用原料にそ
れぞれ添加し、各原料を水分率200ppmに乾燥した
後、300℃でA層、B層からなる2層積層シート状に
押し出し、表面温度が30℃にコントロールされた冷却
ロール上で急冷、固化させた。この未延伸積層シート
を、延伸温度115℃、延伸倍率3.8倍で長手方向に
延伸し、続いて延伸温度120℃、延伸倍率3.6倍で
幅方向に延伸し、しかる後に230℃、弛緩率3.8%
で熱処理して、A層とB層との厚み比A/Bが4/8の
厚さ12μmの二軸配向積層ポリエステルフイルムを得
た。
【0031】このベースフイルムのA層、B層の面粗
度、表層抽出オリゴマ量、融解ピーク温度を測定した。
また、上記ベースフイルムのA面に、3×10-5Tor
r雰囲気下で冷却ドラム上のフイルムに99.999%
金属アルミニウムを加熱蒸発、その蒸気中に酸素を供給
し、酸化反応させながらフイルム上に付着させ、厚み3
000nmの酸化アルミ層をガスバリア層として設け、
そのガスバリア用フイルムのガスバリア性をH2 OとO
2 とについて測定した。結果を表1に示す。
【0032】実施例2〜5、比較例1、2 A層用原料として、実施例1に比べ、粒子の添加量を変
更したもの(実施例2〜5、比較例1、2)、固有粘度
を変更したもの(比較例2、実施例4、5)、固相重合
なしとしたもの(比較例2)、ポリエチレンテレフタレ
ート/イソフタレート共重合体(PET/I)(モル
比:86/16)を用いたもの(実施例4)、ポリエチ
レンテレフタレート/ナフタレート共重合体(PET/
N)(モル比:95/5)を用いたもの(実施例5)に
変更し、実施例1と同様に製膜して各特性を評価した。
結果を表1、表2に示す。但し、比較例2のみ押出温度
を330℃とした。
【0033】実施例6 実施例2のフイルムのA面にさらに厚さ0.3μmで塩
化ビニリデンを塗布し、得られたガスバリア用ポリエス
テルフイルムのガスバリア性を評価した。結果を表2に
示す。
【0034】表1、表2に示すように、本発明で特定し
た範囲内の各実施例に係るガスバリア用ポリエステルフ
イルムは優れたガスバリア性を示したが、そうでない各
比較例に係るフイルムでは、優れたガスバリア性が得ら
れなかった。また、実施例においては、いずれも良好な
製膜性、加工性が得られた。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガスバリ
ア用ポリエステルフイルムによれば、とくにベースフイ
ルムの各種特性を特定の範囲に制御することで、良好な
ベースフイルムの製膜性、ガスバリア用ポリエステルフ
イルムへの加工性を確保しつつ、ガスバリア用ポリエス
テルフイルムとした後の優れたガスバリア性を得ること
ができる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフイルムからなる外層A
    層、B層の少なくとも2層を有する、溶融押出法で複合
    製膜された積層ベースフイルムのA層の表面A面上にガ
    スバリア層を有し、A面の面粗度をARa、B層の表面
    B面の面粗度をBRaとするとき、 ARa<BRa、 ARa≦0.05μm、 0.02μm≦BRa≦0.3μm を満足し、かつ、A層の表層抽出オリゴマ量が50mg
    /m2 以下であることを特徴とするガスバリア用ポリエ
    ステルフイルム。
  2. 【請求項2】 前記A層の表層抽出オリゴマ量が、B層
    抽出オリゴマ量より小さい、請求項1のガスバリア用ポ
    リエステルフイルム。
  3. 【請求項3】 前記ガスバリア層が無機または酸化物蒸
    着膜からなる、請求項1または2のガスバリア用ポリエ
    ステルフイルム。
  4. 【請求項4】 前記ガスバリア層が有機樹脂層からな
    る、請求項1または2のガスバリア用ポリエステルフイ
    ルム。
  5. 【請求項5】 前記ガスバリア層が無機または酸化物蒸
    着膜と有機樹脂層の複合層からなる、請求項1または2
    のガスバリア用ポリエステルフイルム。
  6. 【請求項6】 前記無機または酸化物蒸着膜が、Al、
    Al2 Ox、SiOx、MgOx、CaOxの単独物ま
    たは混合物からなる、請求項1〜3、5のいずれかに記
    載のガスバリア用ポリエステルフイルム。
  7. 【請求項7】 前記有機樹脂層が、ポリビニルアルコー
    ル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、エチレンビニル
    アルコール共重合体、ポリアクリロニトリルから選ばれ
    た樹脂からなる、請求項1、2、4、5のいずれかに記
    載のガスバリア用ポリエステルフイルム。
  8. 【請求項8】 前記A層の融解ピーク温度がB層のそれ
    よりも低い、請求項1ないし7のいずれかに記載のガス
    バリア用ポリエステルフイルム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008520477A (ja) * 2004-11-15 2008-06-19 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 高保全性保護被膜
US8691371B2 (en) 2002-09-11 2014-04-08 General Electric Company Barrier coating and method
JP2020116750A (ja) * 2019-01-18 2020-08-06 凸版印刷株式会社 ガスバリア性フィルム

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