JPH111288A - 記録媒体収納ケース - Google Patents
記録媒体収納ケースInfo
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- JPH111288A JPH111288A JP9158207A JP15820797A JPH111288A JP H111288 A JPH111288 A JP H111288A JP 9158207 A JP9158207 A JP 9158207A JP 15820797 A JP15820797 A JP 15820797A JP H111288 A JPH111288 A JP H111288A
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- JP
- Japan
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- peripheral wall
- case
- wall portion
- reinforcing
- recording medium
- Prior art date
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- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 落下時の衝撃等からカセット収納ケースの周
壁部を保護する。 【解決手段】 カセット収納ケース1は、記録媒体10
1を収納するための収納部2を形成する矩形状の収納部
形成用の周壁部3を底面板4に設けたケース本体部5
と、上記ケース本体部5の収納部形成用の周壁部3の外
周又は内周に重なり合う防塵用の周壁部6を天面板7に
設けた蓋部8と、上記ケース本体部5の一側部に蓋部8
を開閉可能に連結している連結部9とを備えている。上
記ケース本体部5は、上記収納部形成用の周壁部3を補
強する補強壁部11,12を有している。
壁部を保護する。 【解決手段】 カセット収納ケース1は、記録媒体10
1を収納するための収納部2を形成する矩形状の収納部
形成用の周壁部3を底面板4に設けたケース本体部5
と、上記ケース本体部5の収納部形成用の周壁部3の外
周又は内周に重なり合う防塵用の周壁部6を天面板7に
設けた蓋部8と、上記ケース本体部5の一側部に蓋部8
を開閉可能に連結している連結部9とを備えている。上
記ケース本体部5は、上記収納部形成用の周壁部3を補
強する補強壁部11,12を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】テープカセット等の記録媒体
を収納するプラスチック製の記録媒体収納ケースに関す
るものであり、特にテープカセット等の記録媒体を収納
した状態で記録媒体収納ケースを誤って落したような場
合に、その衝撃で上記ケースが壊れるのを防止すること
ができるようにしたものである。
を収納するプラスチック製の記録媒体収納ケースに関す
るものであり、特にテープカセット等の記録媒体を収納
した状態で記録媒体収納ケースを誤って落したような場
合に、その衝撃で上記ケースが壊れるのを防止すること
ができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】テープカセット等の記録媒体を収納する
記録媒体収納ケース(以下、カセット収納ケースとい
う)として、図10に示したものが知られている。
記録媒体収納ケース(以下、カセット収納ケースとい
う)として、図10に示したものが知られている。
【0003】上記カセット収納ケース1は、記録媒体と
してのテープカセット101を収納するための収納部
(以下、カセット収納部という)2を形成する矩形状の
カセット収納部形成用の周壁部3を底面板4上に設けた
ケース本体部5と、上記カセット収納部形成用の周壁部
3の外周に重なり合う防塵用の周壁部6を天面板7上に
設けた蓋部8と、上記ケース本体部5の一側部に上記蓋
部8を開閉可能に連結している連結部9とを備えてい
る。
してのテープカセット101を収納するための収納部
(以下、カセット収納部という)2を形成する矩形状の
カセット収納部形成用の周壁部3を底面板4上に設けた
ケース本体部5と、上記カセット収納部形成用の周壁部
3の外周に重なり合う防塵用の周壁部6を天面板7上に
設けた蓋部8と、上記ケース本体部5の一側部に上記蓋
部8を開閉可能に連結している連結部9とを備えてい
る。
【0004】そして、上記ケース本体部5のカセット収
納部2内にテープカセット101を収納して、上記ケー
ス本体部5上に上記蓋部8を重ね合わせた状態にする
と、該蓋部8に設けた防塵用の周壁部6が上記ケース本
体部5のカセット収納部形成用の周壁部3の外周側に重
なり合って、上記ケース本体部5は、蓋部8で閉蓋され
た状態になるようになっている。
納部2内にテープカセット101を収納して、上記ケー
ス本体部5上に上記蓋部8を重ね合わせた状態にする
と、該蓋部8に設けた防塵用の周壁部6が上記ケース本
体部5のカセット収納部形成用の周壁部3の外周側に重
なり合って、上記ケース本体部5は、蓋部8で閉蓋され
た状態になるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
カセット収納ケース1において、ケース本体部5の底面
板4および蓋部8の天面板7は、カセット収納ケース1
を誤って落としたような場合でも割れたり変形したりす
ることのないように充分な強度を有する厚手のプラスチ
ック板で作られているのに対して、上記ケース本体部5
のカセット収納部形成用の周壁部3および蓋部8の防塵
用の周壁部6は、上記ケース本体部5の底面板4や蓋部
8の天面板7の肉厚に較べて薄肉に形成されていて、特
別に耐落下強度を向上させるための対策が採られていな
かった。
カセット収納ケース1において、ケース本体部5の底面
板4および蓋部8の天面板7は、カセット収納ケース1
を誤って落としたような場合でも割れたり変形したりす
ることのないように充分な強度を有する厚手のプラスチ
ック板で作られているのに対して、上記ケース本体部5
のカセット収納部形成用の周壁部3および蓋部8の防塵
用の周壁部6は、上記ケース本体部5の底面板4や蓋部
8の天面板7の肉厚に較べて薄肉に形成されていて、特
別に耐落下強度を向上させるための対策が採られていな
かった。
【0006】このために、テープカセット101を収納
したカセット収納ケース1を誤って落すなどして、図1
1(A),(B)に示したように、ケース本体部5の底
面板4の周縁部4aや蓋部8の天面板7の周縁部7aが
床面Fに衝突した場合に、上記ケース本体部5の底面板
4や蓋部8の天面板7は、破損しないが、ケース本体部
5のカセット収納部形成用の周壁部3や蓋部8の防塵用
の周壁部6が上記ケース本体部5内に収納されているテ
ープカセット101の位置エネルギー、即ち落下衝撃力
により上記周壁部3の凸部41の根元部が破損してしま
うという問題点があった。
したカセット収納ケース1を誤って落すなどして、図1
1(A),(B)に示したように、ケース本体部5の底
面板4の周縁部4aや蓋部8の天面板7の周縁部7aが
床面Fに衝突した場合に、上記ケース本体部5の底面板
4や蓋部8の天面板7は、破損しないが、ケース本体部
5のカセット収納部形成用の周壁部3や蓋部8の防塵用
の周壁部6が上記ケース本体部5内に収納されているテ
ープカセット101の位置エネルギー、即ち落下衝撃力
により上記周壁部3の凸部41の根元部が破損してしま
うという問題点があった。
【0007】特に、図11(A),(B)に示したよう
に、磁気テープ102が巻付けられているサプライ側の
リール103がテークアップ側のリール104の下方に
位置した状態で落下すると、上記サプライ側のリール1
03の荷重がダイレクトに上記カセット収納部形成用の
周壁部3および防塵用の周壁部6に掛るために、これら
周壁部3,6がよけいに破損しやすいものになる。(図
11とは逆に、磁気テープ102が巻付けられていない
テークアップ側のリール104が下方で磁気テープ10
2が巻付けられているサプライ側のリール103が上方
に位置した状態で落下した場合には、サプライ側のリー
ル103の荷重は、カセット内部のリール囲みリブR等
で緩衝されて、上記カセット収納部形成用の周壁部3や
防塵用の周壁部6の破損には至らない。)
に、磁気テープ102が巻付けられているサプライ側の
リール103がテークアップ側のリール104の下方に
位置した状態で落下すると、上記サプライ側のリール1
03の荷重がダイレクトに上記カセット収納部形成用の
周壁部3および防塵用の周壁部6に掛るために、これら
周壁部3,6がよけいに破損しやすいものになる。(図
11とは逆に、磁気テープ102が巻付けられていない
テークアップ側のリール104が下方で磁気テープ10
2が巻付けられているサプライ側のリール103が上方
に位置した状態で落下した場合には、サプライ側のリー
ル103の荷重は、カセット内部のリール囲みリブR等
で緩衝されて、上記カセット収納部形成用の周壁部3や
防塵用の周壁部6の破損には至らない。)
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録媒体を収
納する収納部を形成するための矩形状の記録媒体収納部
形成用の周壁部を底面板に設けたケース本体部と、上記
ケース本体部の記録媒体収納部形成用の周壁部の外周又
は内周に重なり合う防塵用の周壁部を天面板に設けた蓋
部と、上記ケース本体部の一側部に蓋部を開閉可能に連
結している連結部と、を備えた記録媒体収納ケースにお
いて、上記ケース本体部に、上記記録媒体収納部形成用
の周壁部を補強する補強壁部を設けることにより、落下
時の衝撃力等が上記周壁部に加わったときに、上記補強
壁部に上記衝撃力等を分散して、上記周壁部が破損する
のを防止した。
納する収納部を形成するための矩形状の記録媒体収納部
形成用の周壁部を底面板に設けたケース本体部と、上記
ケース本体部の記録媒体収納部形成用の周壁部の外周又
は内周に重なり合う防塵用の周壁部を天面板に設けた蓋
部と、上記ケース本体部の一側部に蓋部を開閉可能に連
結している連結部と、を備えた記録媒体収納ケースにお
いて、上記ケース本体部に、上記記録媒体収納部形成用
の周壁部を補強する補強壁部を設けることにより、落下
時の衝撃力等が上記周壁部に加わったときに、上記補強
壁部に上記衝撃力等を分散して、上記周壁部が破損する
のを防止した。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図7は、第1の実施の形態
の記録媒体収納ケース(以下、カセット収納ケースとい
う)1を示す。図1は、カセット収納ケース1を全開
(展開)した状態の平面図である。
の記録媒体収納ケース(以下、カセット収納ケースとい
う)1を示す。図1は、カセット収納ケース1を全開
(展開)した状態の平面図である。
【0010】上記カセット収納ケース1は、記録媒体と
してのテープカセット101を収納する収納部(以下カ
セット収納部という)2を形成するための矩形状のカセ
ット収納部形成用の周壁部3を底面板4上に設けたケー
ス本体部5と、上記カセット収納部形成用の周壁部3の
外周に重なり合う防塵用の周壁部6を天面板7上に設け
た蓋部8と、上記ケース本体部5の一側部に上記蓋部8
を開閉可能に連結している連結部9とを備えている。
してのテープカセット101を収納する収納部(以下カ
セット収納部という)2を形成するための矩形状のカセ
ット収納部形成用の周壁部3を底面板4上に設けたケー
ス本体部5と、上記カセット収納部形成用の周壁部3の
外周に重なり合う防塵用の周壁部6を天面板7上に設け
た蓋部8と、上記ケース本体部5の一側部に上記蓋部8
を開閉可能に連結している連結部9とを備えている。
【0011】上記カセット収納部形成用の周壁部3は、
上記テープカセット101の長辺側の長さL1と略同じ
間隔D1をもって対向する短辺側の壁部3a,3bと上
記テープカセット101の短辺側の長さL2と略同じ間
隔D2をもって対向する長辺側の壁部3c,3dとで構
成されている。
上記テープカセット101の長辺側の長さL1と略同じ
間隔D1をもって対向する短辺側の壁部3a,3bと上
記テープカセット101の短辺側の長さL2と略同じ間
隔D2をもって対向する長辺側の壁部3c,3dとで構
成されている。
【0012】上記ケース本体部5は、上記カセット収納
部形成用の周壁部3の短辺側の壁部3a,3bの外側
に、これら壁部3a,3bと略平行に第1,第2の補強
壁部11,12を有している。
部形成用の周壁部3の短辺側の壁部3a,3bの外側
に、これら壁部3a,3bと略平行に第1,第2の補強
壁部11,12を有している。
【0013】上記第1,第2の補強壁部11,12は、
上記短辺側の壁部3a,3bとリブ13…13によって
連結されている。
上記短辺側の壁部3a,3bとリブ13…13によって
連結されている。
【0014】上記カセット収納部形成用の周壁部3およ
び第1,第2の補強壁部11,12は、上記テープカセ
ット101の肉厚の約半分程度の高さに形成されてい
る。
び第1,第2の補強壁部11,12は、上記テープカセ
ット101の肉厚の約半分程度の高さに形成されてい
る。
【0015】上記防塵用の周壁部6は、上記ケース本体
部5の第1,第2の補強壁部11,12の間隔D3より
も僅かに大きな間隔D4をもって配置された短辺側の壁
部6a,6bと、これら短辺側の壁部6a,6bの一端
側(上記連結部9と反対側の端部)を連結する長辺側の
壁部6cとによって平面視略コ字状に形成されている。
部5の第1,第2の補強壁部11,12の間隔D3より
も僅かに大きな間隔D4をもって配置された短辺側の壁
部6a,6bと、これら短辺側の壁部6a,6bの一端
側(上記連結部9と反対側の端部)を連結する長辺側の
壁部6cとによって平面視略コ字状に形成されている。
【0016】上記防塵用の周壁部6の高さは、上記テー
プカセット101の肉厚よりも大に形成されている。
プカセット101の肉厚よりも大に形成されている。
【0017】上記蓋部8は、上記防塵用の周壁部6の短
辺側の壁部6a,6bの内側に、これら壁部6a,6b
と略平行に第3,第4の補強壁部21,22を有してい
る。
辺側の壁部6a,6bの内側に、これら壁部6a,6b
と略平行に第3,第4の補強壁部21,22を有してい
る。
【0018】上記第3,第4の補強壁部21,22は、
上記第1,第2の補強壁部11,12と同様に上記テー
プカセット101の肉厚の約半分程度の高さに形成され
ている。
上記第1,第2の補強壁部11,12と同様に上記テー
プカセット101の肉厚の約半分程度の高さに形成され
ている。
【0019】上記第3,第4の補強壁部21,22は、
上記防塵用の周壁部6の短辺側の壁部6a,6bとリブ
23…23によって連結されている。
上記防塵用の周壁部6の短辺側の壁部6a,6bとリブ
23…23によって連結されている。
【0020】上記連結部9は、上記ケース本体部5の底
面板4や蓋部8の天面板7の幅D5と略同じ幅D6で、か
つ上記防塵用の周壁部6の高さと略同じ長さL3の矩形
状に形成されている。
面板4や蓋部8の天面板7の幅D5と略同じ幅D6で、か
つ上記防塵用の周壁部6の高さと略同じ長さL3の矩形
状に形成されている。
【0021】上記連結部9は、第1の薄肉のヒンジ部3
1と第2の薄肉のヒンジ部32によって、上記ケース本
体部5の底面板4と蓋部8の天面板7の一側部に連結さ
れている。
1と第2の薄肉のヒンジ部32によって、上記ケース本
体部5の底面板4と蓋部8の天面板7の一側部に連結さ
れている。
【0022】なお、上記ケース本体部5、蓋部8、連結
部9は、ポリエチレンやポリプロピレン、ABS樹脂な
どのプラスチックにより一体に形成されている。上記第
1〜第6の補強壁部11,12,21,22,14,1
5は、ケース本体部5や蓋部8と一体に形成されてい
る。上記補強壁部は、必要に応じて、凹凸を設けたり或
は根元部分に所謂アール付けをして肉厚にする等の手段
により、補強壁部自身も補強されていて、補強壁部とし
ての効果をより一層発揮することができるようになって
いる。
部9は、ポリエチレンやポリプロピレン、ABS樹脂な
どのプラスチックにより一体に形成されている。上記第
1〜第6の補強壁部11,12,21,22,14,1
5は、ケース本体部5や蓋部8と一体に形成されてい
る。上記補強壁部は、必要に応じて、凹凸を設けたり或
は根元部分に所謂アール付けをして肉厚にする等の手段
により、補強壁部自身も補強されていて、補強壁部とし
ての効果をより一層発揮することができるようになって
いる。
【0023】第1の実施の形態のカセット収納ケース1
は、上述のような構成であり、上記ケース本体部5のカ
セット収納部2にテープカセット101を挿入すると、
図2〜図4に示したように、上記テープカセット101
は、その四周部に上記カセット収納部形成用の周壁部3
を構成する短辺側の壁部3a,3bおよび長辺側の壁部
3c,3dに設けた凸部41…41が当接して支持され
る。
は、上述のような構成であり、上記ケース本体部5のカ
セット収納部2にテープカセット101を挿入すると、
図2〜図4に示したように、上記テープカセット101
は、その四周部に上記カセット収納部形成用の周壁部3
を構成する短辺側の壁部3a,3bおよび長辺側の壁部
3c,3dに設けた凸部41…41が当接して支持され
る。
【0024】しかるのち、図5に示したように、上記第
1のヒンジ部31で上記連結部9を直角に折曲げて起立
させ、更に第2のヒンジ部32で上記蓋部8を直角に折
曲げると、上記防塵用の周壁部6の長辺側の壁部6c
が、上記カセット収納部形成用の周壁部3の長辺側の壁
部3dの外側面に重なり合うとともに、図6に示したよ
うに、上記防塵用の周壁部6の短辺側の壁部6a,6b
が、上記第1,第2の補強壁部11,12の外側面に重
なり合って、上記ケース本体部5は、上記蓋部8で閉蓋
され、上記カセット収納部2は、ほぼ密閉された状態に
なるのである。なお、図1に示したように、上記蓋部8
の第2,第3の補強壁部21,22の一側部には、ロッ
ク用の凸部51,51が設けられていて、これらロック
用の凸部51,51は、蓋部8を閉じた状態にすると、
上記ケース本体部5の第1,第2の補強壁部11,12
に設けたロック用の凹部(凸部嵌合孔)52,52に嵌
合して、上記蓋部8は、ケース本体部5に閉蓋状態にロ
ックされるようになっている。
1のヒンジ部31で上記連結部9を直角に折曲げて起立
させ、更に第2のヒンジ部32で上記蓋部8を直角に折
曲げると、上記防塵用の周壁部6の長辺側の壁部6c
が、上記カセット収納部形成用の周壁部3の長辺側の壁
部3dの外側面に重なり合うとともに、図6に示したよ
うに、上記防塵用の周壁部6の短辺側の壁部6a,6b
が、上記第1,第2の補強壁部11,12の外側面に重
なり合って、上記ケース本体部5は、上記蓋部8で閉蓋
され、上記カセット収納部2は、ほぼ密閉された状態に
なるのである。なお、図1に示したように、上記蓋部8
の第2,第3の補強壁部21,22の一側部には、ロッ
ク用の凸部51,51が設けられていて、これらロック
用の凸部51,51は、蓋部8を閉じた状態にすると、
上記ケース本体部5の第1,第2の補強壁部11,12
に設けたロック用の凹部(凸部嵌合孔)52,52に嵌
合して、上記蓋部8は、ケース本体部5に閉蓋状態にロ
ックされるようになっている。
【0025】そして、上記テープカセット101を収納
したカセット収納ケース1を誤って落すなどして、図7
(A),(B)に示したように上記カセット収納ケース
1がケース本体部5や蓋部8の短辺側から床面Fに落下
した場合に、テープカセット101の衝撃力は、カセッ
ト収納部形成用の周壁部3を構成している短辺側の壁部
3a,3bに加わるが、上記衝撃力は、リブ13…13
を介して、上記第1,第2の補強壁部11,12に分
散、吸収されて、上記衝撃力により、上記短辺側の壁部
3a,3bが破損するのを防止するのである。
したカセット収納ケース1を誤って落すなどして、図7
(A),(B)に示したように上記カセット収納ケース
1がケース本体部5や蓋部8の短辺側から床面Fに落下
した場合に、テープカセット101の衝撃力は、カセッ
ト収納部形成用の周壁部3を構成している短辺側の壁部
3a,3bに加わるが、上記衝撃力は、リブ13…13
を介して、上記第1,第2の補強壁部11,12に分
散、吸収されて、上記衝撃力により、上記短辺側の壁部
3a,3bが破損するのを防止するのである。
【0026】また、上記衝撃力が上記短辺側の壁部3
a,3bおよび第1,第2の補強壁部11,12を介し
て、蓋部8の防塵用の周壁部6の短辺側の壁部6a,6
bに伝達された場合でも、上記短辺側の壁部6a,6b
は、上記第3,第4の補強壁部21,22で補強されて
いるので容易に破損することはない。
a,3bおよび第1,第2の補強壁部11,12を介し
て、蓋部8の防塵用の周壁部6の短辺側の壁部6a,6
bに伝達された場合でも、上記短辺側の壁部6a,6b
は、上記第3,第4の補強壁部21,22で補強されて
いるので容易に破損することはない。
【0027】図8〜図9は、第2の実施の形態を示す。
この実施の形態においては、第1,第2の補強壁部1
1,12の外側に、更に第5,第6の補強壁部14,1
5を配置し、上記第1,第2の補強壁部11,12と第
5,第6の補強壁部14,15をリブ16で連結して、
二重補強壁構造にした場合を示す。
この実施の形態においては、第1,第2の補強壁部1
1,12の外側に、更に第5,第6の補強壁部14,1
5を配置し、上記第1,第2の補強壁部11,12と第
5,第6の補強壁部14,15をリブ16で連結して、
二重補強壁構造にした場合を示す。
【0028】従って、落下時の衝撃力がカセット収納部
形成用の周壁部3を構成している短辺側の壁部3a,3
bに加わると、上記衝撃力は、リブ13…13を介し
て、上記第1,第2の補強壁部11,12に分散され、
上記第1,第2の補強壁部11,12に加わった衝撃力
は、リブ16…16を介して第5,第6の補強壁部1
4,15に分散、吸収され、上記短辺側の壁部3a,3
bが破損するのを確実に防止するのである。
形成用の周壁部3を構成している短辺側の壁部3a,3
bに加わると、上記衝撃力は、リブ13…13を介し
て、上記第1,第2の補強壁部11,12に分散され、
上記第1,第2の補強壁部11,12に加わった衝撃力
は、リブ16…16を介して第5,第6の補強壁部1
4,15に分散、吸収され、上記短辺側の壁部3a,3
bが破損するのを確実に防止するのである。
【0029】第2の実施の形態のカセット収納ケース
は、第1の実施の形態のカセット収納ケースよりも耐衝
撃効果が優れているのでデジタルベータカム等の大きく
て重いテープカセットを収納するケースに適用して好適
なものになる。
は、第1の実施の形態のカセット収納ケースよりも耐衝
撃効果が優れているのでデジタルベータカム等の大きく
て重いテープカセットを収納するケースに適用して好適
なものになる。
【0030】上記第2の実施の形態のカセット収納ケー
ス1は、カセット収納部2内に一対のリール位置決め突
起61,62を有していて、これら突起61,62によ
り、サプライ用のリールとテークアップ用のリールを位
置決めした状態で、上記カセット収納部2内にテープカ
セット101を収納することができるようになってい
る。なお、他の構成は第1の実施の形態の場合と略同じ
であるので同一構成部分には同一符号を付して重複する
説明を省略する。
ス1は、カセット収納部2内に一対のリール位置決め突
起61,62を有していて、これら突起61,62によ
り、サプライ用のリールとテークアップ用のリールを位
置決めした状態で、上記カセット収納部2内にテープカ
セット101を収納することができるようになってい
る。なお、他の構成は第1の実施の形態の場合と略同じ
であるので同一構成部分には同一符号を付して重複する
説明を省略する。
【0031】上記第1,第2の実施の形態では、ケース
本体部5および蓋部8の短辺側に補強壁部を設けた場合
を示したが、長辺側にも補強壁部を設けてもよい。
本体部5および蓋部8の短辺側に補強壁部を設けた場合
を示したが、長辺側にも補強壁部を設けてもよい。
【0032】また、記録媒体はテープカセットに限定さ
れずディスクでもよい。
れずディスクでもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明の記録媒体収納ケースには次に述
べるような効果がある。
べるような効果がある。
【0034】(1)請求項1の記録媒体収納ケースは、
記録媒体の収納部形成用の周壁部を補強壁部で補強した
ので、落下時の衝撃等により、上記周壁部が破損するの
を防止することができる。
記録媒体の収納部形成用の周壁部を補強壁部で補強した
ので、落下時の衝撃等により、上記周壁部が破損するの
を防止することができる。
【0035】(2)請求項2の記録媒体収納ケースは、
周壁部に加わった衝撃力がリブを介して補強壁部に分
散、吸収されるので、上記周壁部の破損をより確実に防
止することができる。
周壁部に加わった衝撃力がリブを介して補強壁部に分
散、吸収されるので、上記周壁部の破損をより確実に防
止することができる。
【0036】(3)請求項3の記録媒体収納ケースは、
補強壁部を短辺側の周壁部に設けたので、上記短辺側の
周壁部側から記録媒体収納ケースが落下して、収納した
テープカセットのサプライ側のリール(磁気テープがよ
り多く巻付けられている側のリール)が落下方向の下方
に位置しているために、上記リールの荷重が上記短辺側
の周壁部にダイレクトに作用する場合でも、上記短辺側
の周壁部の破損を防止することができる。
補強壁部を短辺側の周壁部に設けたので、上記短辺側の
周壁部側から記録媒体収納ケースが落下して、収納した
テープカセットのサプライ側のリール(磁気テープがよ
り多く巻付けられている側のリール)が落下方向の下方
に位置しているために、上記リールの荷重が上記短辺側
の周壁部にダイレクトに作用する場合でも、上記短辺側
の周壁部の破損を防止することができる。
【0037】(4)請求項4の記録媒体収納ケースは、
防塵用の周壁部は、その外側に配置された補強壁部で補
強されているので、落下時の衝撃が防塵用の周壁部に加
わった場合でも上記防塵用の周壁部を保護することがで
きる。
防塵用の周壁部は、その外側に配置された補強壁部で補
強されているので、落下時の衝撃が防塵用の周壁部に加
わった場合でも上記防塵用の周壁部を保護することがで
きる。
【0038】(5)請求項5の記録媒体収納ケースは、
ケース本体部や蓋部および連結部を一体に形成したので
製造が容易でコストを下げることができる。
ケース本体部や蓋部および連結部を一体に形成したので
製造が容易でコストを下げることができる。
【図1】第1の実施の形態の平面図(展開図)。
【図2】テープカセットを収納した状態の平面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】図2のB−B線断面図。
【図5】第1のヒンジ部を直角に折曲げた状態の断面
図。
図。
【図6】蓋部を閉じた状態の断面図。
【図7】(A)落下した状態の一部破断正面図。 (B)落下した状態の一部破断側面図。
【図8】第2の実施の形態の平面図(展開図)。
【図9】蓋部を閉じた状態の断面図。
【図10】従来例の平面図(展開図)。
【図11】(A)落下した状態の一部破断正面図。 (B)落下した状態の一部破断側面図。
1…記録媒体収納ケース、2…収納部、3…収納部形成
用の周壁部、4…底面板、5…ケース本体部、6…防塵
用の周壁部、7…天面板、8…蓋部、9…連結部、1
1,12…第1,第2補強壁部、13…リブ。
用の周壁部、4…底面板、5…ケース本体部、6…防塵
用の周壁部、7…天面板、8…蓋部、9…連結部、1
1,12…第1,第2補強壁部、13…リブ。
Claims (5)
- 【請求項1】 記録媒体を収納する収納部を形成するた
めの矩形状の収納部形成用の周壁部を底面板に設けたケ
ース本体部と、 上記ケース本体部の収納部形成用の周壁部の外周および
又は内周に重なり合う防塵用の周壁部を天面板に設けた
蓋部と、 上記ケース本体部の一側部に蓋部を開閉可能に連結して
いる連結部と、 を備えた記録媒体収納ケースにおいて、 上記ケース本体部は、上記収納部形成用の周壁部を補強
する周壁部に略平行な補強壁部を有していることを特徴
とする記録媒体収納ケース。 - 【請求項2】 請求項1において、 周壁部と補強壁部は、リブにより連結されてなり、外力
分散効果を有することを特徴とする記録媒体収納ケー
ス。 - 【請求項3】 請求項1において、 補強壁部は、矩形状の周壁部の対向する短辺側に設けら
れていることを特徴とする記録媒体収納ケース。 - 【請求項4】 請求項1において、 蓋部は、閉蓋状態において、ケース本体部の周壁部の外
周側に重なり合う矩形状の防塵用の周壁部を有している
とともに、該防塵用の周壁部を補強する補強壁部を有し
ていることを特徴とする記録媒体収納ケース。 - 【請求項5】 請求項1において、 ケース本体部と、蓋部と、連結部とは、合成樹脂で一体
に形成されていることを特徴とする記録媒体収納ケー
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9158207A JPH111288A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 記録媒体収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9158207A JPH111288A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 記録媒体収納ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH111288A true JPH111288A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15666630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9158207A Withdrawn JPH111288A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 記録媒体収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH111288A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008105677A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Fujifilm Corp | カセット収納ケース |
JP2012030833A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Sanko Co Ltd | 折り畳みコンテナー |
-
1997
- 1997-06-16 JP JP9158207A patent/JPH111288A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008105677A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Fujifilm Corp | カセット収納ケース |
JP2012030833A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Sanko Co Ltd | 折り畳みコンテナー |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040315 |