JPH11128583A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

洗濯乾燥機

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Publication number
JPH11128583A
JPH11128583A JP9298973A JP29897397A JPH11128583A JP H11128583 A JPH11128583 A JP H11128583A JP 9298973 A JP9298973 A JP 9298973A JP 29897397 A JP29897397 A JP 29897397A JP H11128583 A JPH11128583 A JP H11128583A
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JP
Japan
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washing
exhaust port
water tank
intake port
drying machine
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Pending
Application number
JP9298973A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Saito
猛 斉藤
Hideyo Uchida
秀世 内田
Katsunori Ishii
克典 石井
Kunio Inose
邦夫 猪瀬
Mamoru Katano
衛 片野
Masami Yorita
昌美 頼田
Tetsuya Kitamura
哲哉 北村
Yoshio Yoshida
義雄 吉田
Shinichi Nakamura
新一 中村
Masaji Kukino
政次 久木野
Shinsuke Ise
伸介 伊勢
Kazuhiko Mantani
和彦 萬谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Nihon Kentetsu Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Nihon Kentetsu Co Ltd
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温風循環経路を構成するための温風発生装置
からの柔軟性、耐久性を備えたダクト及び排気ダクトを
不要とし、熱効率及び除湿能力の低下を防ぐとともに、
低コストな洗濯乾燥機を得る。 【解決手段】 外箱1内に支持された水槽5内に、上面
を開口した洗濯兼脱水槽6を回転自在に配設し、該洗濯
兼脱水槽6内の底部に回転翼7を配設し、乾燥工程時に
前記洗濯兼脱水槽6内に温風を供給する温風発生装置1
9を前記外箱1に設けた洗濯乾燥機において、前記水槽
5に温風吸気口36と排気口37を設け、この水槽5の
温風吸気口36は前記温風発生装置19の排気口35に
離間位置で対向させ、水槽5の排気口37は前記温風発
生装置19の吸気口38に離間位置で対向させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯乾燥運転の乾
燥工程において洗濯兼脱水槽内に温風を供給して洗濯物
を乾燥する洗濯乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯兼脱水槽内に収容した洗濯物に温風
を効率よく接触させて乾燥し、蒸発した水分を水として
回収する洗濯乾燥機が、例えば、特開平6−32789
6号公報に開示されている。図22は、この特開平6−
327896号公報に開示の洗濯乾燥機の構造図であ
り、図において1は外箱、2はこの外箱1の上部に配設
し洗濯物出し入れ用の開口部3を設けたトップカバー
で、蓋4により開口部3の開閉を可能としている。
【0003】5は外箱1内に洗濯液・濯ぎ液を溜める水
槽で、防振装置(図示せず)により外箱1に揺動自在に
支持されている。6は水槽5内に回転自在に配設され、
複数の脱水孔6aを周壁面に穿設した洗濯兼脱水槽、7
は洗濯兼脱水槽6の底面に回転自在に配設する回転翼、
8は水槽5の外側底部に配設され回転翼7および洗濯兼
脱水槽6の回転の駆動力を提供する駆動装置であり、駆
動力を発生させるモータ9と、その駆動力を減速して伝
達するモータプーリ10とベルト11で連結している主
軸プーリー12と、ギアー装置14と、このギアー装置
14への駆動力を切り替えるクラッチ装置13とで構成
される。
【0004】15は洗濯兼脱水槽6の上端部周縁に取り
付けられ、脱水工程における洗濯兼脱水槽6の振動を低
減させるリング状のバランサー、16は水槽5の上端か
らバランサー15の上方を覆うように配設し、洗濯兼脱
水槽6の回転による水の飛び散りを押さえるリング状の
水槽カバー、17はトップカバー2に設け、水槽5内に
洗濯水・濯ぎ水を供給するホース接続口、18は水槽5
の底部に接続した排水管に設けた排水弁である。
【0005】19は外箱1内のトップカバー2と水槽カ
バー16との間に形成される空間に設けた温風発生装置
であり、送風機20とヒータ21とで構成し、乾燥工程
時に送風機20で空気流を発生し、この空気流をヒータ
21で加熱して洗濯兼脱水槽6内に温風22を送風す
る。23は一端を水槽カバー16、他端を温風発生装置
19に接続し、温風発生装置19と水槽5とを連通させ
る可撓性のあるダクトである。
【0006】24は温風逆流遮断部材で、中央に三角形
状の突起25を形成し、この突起25の上下に可撓性の
ある薄板26を設けたものであり、水槽5の内周面に洗
濯兼脱水槽6と隙間を維持するように突設して、洗濯兼
脱水槽6と水槽5との隙間空間Aを通過する水を円滑に
連動し空気流は遮断する構成となっている。
【0007】27は一端に出口28、他端にバルブ板2
9を有するオーバーフロー管、30は温風発生装置19
と連通する除湿装置で、バルブ板29部に除湿装置30
と連通する排気ダクト31を接続し、オーバーフロー2
7の出口28を排水弁18に接続して排水弁18と除湿
装置30とを連通させる。
【0008】32はリング状の水槽カバー16の中心開
口部を塞ぐ内蓋、7aは回転翼7に形成した回転翼通気
孔、33は洗濯兼脱水槽6の内底部に形成した通気孔で
ある。
【0009】次に、洗い、濯ぎ、脱水の各工程終了後に
設定された乾燥工程の動作について説明する。送風機2
0とヒータ21とが作動することにより、温風が発生し
てダクト23から洗濯兼脱水槽6の内部へと吹き出す。
この場合、温風は水槽カバー16の下面と洗濯兼脱水槽
6の上端との間の隙間空間Bへと流れて、隙間空間Bか
らは洗濯兼脱水槽6内へと直接送風される。
【0010】洗濯兼脱水槽6内に入り込んだ温風は、脱
水工程が終了して洗濯兼脱水槽6内の回転翼7の上にあ
る水分を含んだ洗濯物と直接接触し、これを乾燥させ
る。
【0011】洗濯物に含まれた水分を奪って湿度の高く
なった温風は、洗濯兼脱水槽6の底部に形成された通気
孔33を通過して水槽5と洗濯兼脱水槽6との隙間空間
Aに流れ込むが、温風逆流遮断部材24により上方への
流れが阻止されるため、下向きの空気流として排水管内
を排水弁18へと流れ、出口28からオーバーフロー管
27、排気ダクト31を経て、除湿装置30へ案内され
る。
【0012】湿度の高くなった温風22aは除湿装置3
0で冷却・凝縮されて、再び温風発生装置19から温風
22となって洗濯兼脱水槽6内へと送風される。以上の
動作を所定時間実施して洗濯物を乾かす乾燥工程を行
う。
【0013】なお、ダクト23より吹き出された温風は
水槽5と洗濯兼脱水槽6との空間Aにも流れ込むが、温
風逆流遮断部材24によって下方への流れが阻止され、
洗濯兼脱水槽6内に有効に供給される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように温風発生装
置19は外箱1内のトッブカバー2と水槽カバー16と
の間に形成される空間に設けられるものであるが、この
設置空間は洗濯乾燥機において静止部分であり、一方、
ここからの温風は搖動可能な水槽5の内部に配設された
洗濯兼脱水槽6内に供給されるものである。
【0015】このため、熱効率の低下と除湿能力の低下
を防ぐために、温風発生装置19から洗濯兼脱水槽6内
に供給される温風の漏れを防止する手段や洗濯兼脱水槽
6からの温風を温風発生装置19に回収するための手段
が必要となり、かかる手段として従来は前記のようにダ
クト23や排気ダクト31を設けている。
【0016】しかしながらこのダクト23、排気ダクト
31は水槽5の脱水工程における起動時の大きな振れ、
高速回転時の振動に追従できる柔軟性、耐久性を必要と
し、かつ、温風に耐えるものであることが要求され、コ
スト高になる問題を有するものであった。
【0017】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、温風循環経路を構成するための温風発生装置からの
柔軟性、耐久性を備えたダクト及び排気ダクトを不要と
し、熱効率及び除湿能力の低下を防ぐとともに、低コス
トな洗濯乾燥機を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、外箱内に支持された水槽内に、上面
を開口した洗濯兼脱水槽を回転自在に配設し、該洗濯兼
脱水槽内の底部に回転翼を配設し、乾燥工程時に前記洗
濯兼脱水槽内に温風を供給する温風供給手段を前記外箱
に設けた洗濯乾燥機において、前記水槽に温風吸気口と
排気口を設け、この水槽の温風吸気口は前記温風供給手
段の排気口に離間位置で対向させることにより、温風供
給手段の排気口と水槽の吸気口とが非接触状態となり、
従来必要であったダクトが不要となる。
【0019】そして、排気口と吸気口とが非接触状態で
あっても両者は対向させて位置させたから、温風を効率
よく排気口から吸気口に送ることができ、温風の漏れを
防止できる。
【0020】第2に、水槽の上部周辺部に設けた水槽カ
バーに、洗濯兼脱水槽の上面開口部を覆う内蓋を設ける
ことにより、温風の漏れをさらに確実に防止でき、ま
た、前記水槽カバーまたは内蓋のいずれかに温風を洗濯
兼脱水槽の中心部に導く流路を形成したことにより、洗
濯兼脱水槽内の底部にある洗濯物に温風をまんべんなく
接触させることができ、乾きムラを防止できる。
【0021】第3に、水槽側の温風の排気口は、該水槽
の上方に位置させて形成することにより、水槽と洗濯兼
脱水槽との間の隙間内で上昇気流となっている水分を多
く含んだ温風はそのままその上方の排気口に至るから、
効率よく水分を多く含んだ温風を排気口に導くことがで
き、効率よく排気できる。
【0022】第4に、水槽側の排気口は、外箱のコーナ
ー部に位置させて水槽の外周より外方に突出して設けら
れる排気流路の先端に形成することにより、平面円形の
水槽が平面方形の外箱内に配設されることで、外箱内の
コーナー部に形成されるスペースを利用してここに水槽
側の排気口が配設される。よって、外箱の大きさを特に
大きくすることなしに、コーナー部のスペースの有効活
用を図って排気面積を十分確保できる。
【0023】第5に、水槽側の排気口は、温風供給手段
の吸気口に離間位置で対向させることにより、前記排気
口と吸気口とが非接触状態となり、従来必要であった排
気ダクトが不要となる。そして、排気口と吸気口とが非
接触状態であっても両者は対向させて位置させたから、
温風を効率よく排気口から吸気口に送ることができ、温
風の漏れを防止できる。
【0024】第6に、温風供給手段と水槽の対向する各
々の排気口と吸気口は、前記水槽の乾燥工程時における
水平方向の移動距離以上に吸気口の面積を排気口の面積
より大きく形成したことにより、乾燥工程で水槽が揺れ
ても各々の吸気口の排気口への対向状態を保持できるか
ら、確実に排気、吸気できる。
【0025】第7に、水槽側と温風供給手段側のそれぞ
れの排気口と吸気口とを筒状に突出させ、吸気口の断面
積を排気口の断面積よりも大きく形成して、それぞれの
吸気口の内部に排気口を遊嵌したことにより、乾燥工程
で水槽が揺れても各々の吸気口が排気口からの温風に対
して正対位置に存在し、さらに、横方向への漏れを確実
に防止できる。また、脱水工程時に水槽が揺れても、排
気口と吸気口との接触を防止できる。
【0026】第8に、水槽側と温風供給手段側のそれぞ
れの排気口と吸気口の接続部をラビリンス構造とするこ
とにより、各々の吸気口と排気口とがラビリンス構造と
なり、乾燥工程で水槽が揺れても各々の吸気口が排気口
からの温風に対して正対位置に存在し、さらに、横方向
への漏れをより確実に防止できる。また、脱水工程時に
水槽が揺れても、排気口と吸気口との接触を防止でき
る。
【0027】第9に、温風供給手段と水槽の対向する各
々の排気口と吸気口の一方が面に孔として形成され、他
方が筒状として形成され、筒状として形成された排気口
または吸気口の開口縁に、排気口と吸気口との間の隙間
の大きさよりも突出長の大きいフランジを設けることに
より、フランジ部の流路損失によって横方向への温風の
漏れを有効に防止できる。
【0028】第10に温風供給手段と水槽の対向する各
々の排気口と吸気口とを筒状に突出させ、かつ、対向す
る排気口と吸気口のいずれか一方の先端をラッパ状に形
成することにより、温風の周囲への飛散を防いで、漏れ
を防止できる。
【0029】第11に、水槽側には送風機などの空気流
発生手段を備えることで、水槽内風路抵抗を弱め、横方
向への温風の漏れを防止できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の洗濯乾燥機の
第1実施形態を示す全体の縦断側面図で、図22につい
て既に説明した従来例と同一の構成要素には同一の参照
符号を付してある。
【0031】本発明の洗濯乾燥機も洗濯機として機能す
る全体構成は従来と同様であり、図において1は外箱、
2はこの外箱1の上部に配設し洗濯物出し入れ用の開口
部3を設けたトップカバーで、蓋4により開口部3の開
閉を可能としている。
【0032】5は外箱1内に洗濯液・濯ぎ液を溜める水
漕で、防振装置(図示せず)により外箱1に揺動自在に
支持されている。6は水槽5内に回転自在に配設され、
複数の脱水孔6aを周壁面に穿設した洗濯兼脱水槽、7
は洗濯兼脱水槽6の底面に回転自在に配設する回転翼、
8は水槽5の外側底部に配設され回転翼7および洗濯兼
脱水槽6の回転の駆動力を提供する駆動装置であり、駆
動力を発生させるモータ9と、その駆動力を滅速して伝
達するモータプーリ10とベルト11で連結している主
軸プーリー12と、ギアー装置14と、このギアー装置
14への駆動力を切り替えるクラッチ装置13とで構成
される。
【0033】15は洗濯兼脱水槽6の上端部周縁に取り
付けられ、脱水工程における洗濯兼脱水槽6の振動を低
減させるリング状のバランサー、16は水槽5の上端か
らバランサー15の上方を覆うように配設し、洗濯兼脱
水槽6の回転による水の飛び散りを押さえるリング状の
水槽カバー、18は水槽5の底部に接続した排水ホース
40に設けた排水弁、39は洗濯兼脱水槽6の内壁に設
けたバッフルである。
【0034】19は外箱1内のトップカバー2と水槽カ
バー16との間に形成される空間に設けた温風発生装置
であり、ヒーターケース19a内にモータ20aで駆動
する送風ファン20bによる送風機20とヒータ21と
を配設し、該ヒーターケース19aに一体に形成した送
風ダクト34の下端に形成した温風の排気口35を水槽
カバー16に形成した温風の吸気口36と離間状態で対
向させる。
【0035】また、洗濯兼脱水槽6と水槽5との間の隙
間空間41の上方位置に水槽5の側からの温風の排気口
37を、前記ヒーターケース19aに形成した温風の吸
気口38の下方に離間状態で対向させて開口する。
【0036】この場合、ヒーターケース19a内で送風
ファン20bは前記吸気口38の上方に位置し、その下
流側にヒータ21が配設されることになる。
【0037】次に、洗い、濯ぎ、脱水の各工程終了後に
設定された乾燥工程の動作について説明する。送風ファ
ン20bとヒータ21とが作動することにより、ヒータ
ーケース19a内の空気が加熱されて、温風が発生して
送風ダクト34の下端の排気口35から温風が水槽5の
側の吸気口36に向かって吹き出し、温風が洗濯兼脱水
槽6の内部へと供給される。
【0038】この場合、吸気口36は排気口35の直下
の対向位置にあるから、温風を効率よく排気口35から
吸気口36に送ることができ、温風の漏れを防止でき
る。さらに、排気口35と吸気口36とは離間して非接
触状態にあるから、水槽5が揺れても、ヒーターケース
19aが配設されている静止部分であるトップカバーに
影響することはない。
【0039】洗濯兼脱水槽6内に吹き出された温風は、
脱水工程が終了して洗濯兼脱水槽6の回転翼7上にある
水分を含んだ洗濯物と直接接触し、これを乾燥させる。
洗濯物に含まれた水分を奪って多湿となった温風は、洗
濯兼脱水槽6の底部に形成された通気孔や脱水孔6aを
経て水槽5と洗濯兼脱水槽6との隙間空間41に流れ込
む。そして、水槽5側の排気口37から排出され、排出
された温風はその上方位置で対向した位置に配設された
ヒーターケース19a側の吸気口38へ再び吸気され、
ヒーターケース19a内で再び加熱される。
【0040】このようにして、所定時間、洗濯兼脱水槽
6内を温風が循環し、洗濯物を乾燥するとともに、水蒸
気は水滴となって排水ホース40から外箱1外へ排出さ
れる。
【0041】図2、図3は第2実施形態を示し、内蓋3
2は第1実施形態では必須のものではないが、第2実施
形態では水槽5の上部周辺部に設けた水槽カバー16
に、洗濯兼脱水槽6の上面開口部を覆う内蓋32を設
け、前記水槽カバー16または内蓋32のいずれか(図
示の例では内蓋32)に温風の循環流を洗濯兼脱水槽6
の中心部に導く循環流路42を形成した。
【0042】この循環流路42は一例として図示のよう
に洗濯兼脱水槽6の中心部に向けて斜めに筒状のものを
配設した。
【0043】これにより、洗濯兼脱水槽6内の底部にあ
る洗濯物に温風をまんべんなく接触させることができ、
乾きムラを防止できる。
【0044】図4は第3実施形態を示し、水槽5側の温
風の排気口37は、該水槽5と洗濯兼脱水槽6との間の
隙間空間41の上方に位置させて形成した。これによ
り、水槽5と洗濯兼脱水槽6との間の隙間空間41内で
上昇気流となっている水分を多く含んだ温風はそのまま
流れにそってその上方の排気口37に至るから、効率よ
く水分を多く含んだ温風を排気口37に効率よく導くこ
とができ、さらにはその上方位置で対向しているヒータ
ーケース19aの吸気口38に効率よく吸い込ませるこ
とができる。
【0045】図5、図6は第4実施形態を示し、水槽5
側の排気口37は、外箱1のコーナー部1aに位置させ
て、水槽5と洗濯兼脱水槽6との間の隙間空間41の上
部に水槽5側面の外周より外方に突出して設けられる排
気流路の先端に形成される。平面円形の水槽5が平面方
形の外箱1内に配設されることで、外箱1内のコーナー
部1aにはスペースが形成されるが、このスペースを利
用してここに水槽5側の排気口37を配置することによ
って、外箱1の大きさを特に大きくすることなしに、コ
ーナー部1aのスペースの有効活用を図って排気面積を
十分確保できる。
【0046】図7〜図11は第5実施形態を示し、温風
発生装置19のヒーターケース19aと水槽5の対向す
る各々の排気口35,37と吸気口38,36は、前記
水槽5の乾燥工程時における水平方向の移動距離以上に
吸気口38,36の面積を排気口35,37の面積より
大きく形成した。
【0047】よって、乾燥工程で水槽5が揺れても水槽
5側の排気口37はヒーターケース19a側の吸気口3
8の開口面積の範囲内で移動し、また、水槽5側の吸気
口36が移動してもヒーターケース19a側の排気口3
5の開口が吸気口36の開口の範囲から外れることはな
く、吸気口38,36の排気口35,37への正対状態
を保持できるから、確実に排気、吸気できる。図7にお
いて、水槽5の中心に破線で示した円形の線は、乾燥工
程時に水槽5の移動する範囲を示す。
【0048】図12〜図16は第6実施形態を示し、水
槽5側と温風発生装置19のヒーターケース19aのそ
れぞれの排気口37,35と吸気口36,38とを筒状
体37a,35a、36a,38aに形成して突出さ
せ、さらに、それぞれの吸気口36,38の開口の断面
積を排気口37,35の開口の断面積よりも大きく形成
して、それぞれの吸気口36,38の筒状体36a,3
8aの内部に排気口37,35の筒状体37a,35a
を遊嵌した。
【0049】これにより、乾燥工程で水槽5が揺れても
水槽5側の排気口37の筒状体37aはヒーターケース
19a側の吸気口38の筒状体38aの内部に挿入され
たままの状態で、その開口面積の範囲内で移動し、ま
た、水槽5側の吸気口36の筒状体36aが移動しても
ヒーターケース19a側の排気口35の筒状体35a
は、前記水槽5側の吸気口36の筒状体36aの内部に
挿入されたままの状態で、そま開口面積の範囲内で移動
し、筒状体36a,38aと筒状体37a,35aとの
遊嵌状態が保持され、吸気口38,36の排気口35,
37への正対状態を保持できるから、確実に排気、吸気
できる。
【0050】なお、図12において水槽5の中心に破線
で示した範囲は、乾燥工程時に水槽5の移動する範囲を
示し、筒状体36a,38aと筒状体37a,35aと
のそれぞれの相互間隔は、この移動範囲の距離よりも小
さくならないように形成する。
【0051】図17、図18は第7実施形態を示し、水
槽5と温風発生装置19のそれぞれの排気口37,35
と吸気口38,36を前記第6実施形態のように筒状体
37a,35a、36a,38aに形成するとともに、
その外周にさらに筒状体37b,35b、36b,38
bを環状に形成して、溝条37c,35c、36c,3
8cを設けた。
【0052】そして、第6実施形態と同様に吸気口3
6,38の筒状体36a,38aの内部に排気口37,
35の筒状体37a,35aを遊嵌するとともに、溝条
36c,38c内に筒状体35b,37bを遊嵌し、溝
条35c,37c内に筒条体36a,38aを遊嵌す
る。これにより、各々の吸気口36,38と排気口3
7,35とが筒条体37a,35a、36a,38a、
37b,35b、36b,38bの周壁で環状のラビリ
ンス構造となる。なお、この環状は図示の例では2重に
形成したが、数はこれに限定されるものではない。
【0053】よって、乾燥工程で水槽5が揺れても各々
の吸気口36,38が排気口37,35からの温風に対
して正対位置に存在するだけでなく、吸気口36,38
や排気口37,35の外周部はラビリンス構造によって
空気抵抗が大きい状態となっているから、横方向への漏
れをより確実に防止できる。また、脱水工程時に水槽が
揺れても、排気口と吸気口との接触を防止できる。
【0054】図19(a),(b)は第8実施形態を示
し、温風発生装置19のヒーターケース19aの側と水
槽5の側の対向する各々の排気口35,37と吸気口3
6,38のうち、水槽5の側の吸気口36と排気口37
を水槽カバー16の面に孔として形成し、これに対向す
るヒーターケース19a側の排気口35と吸気口38を
筒状に形成し、筒状に形成した排気口35と吸気口38
の開口縁に、排気口35,37と吸気口36,38との
間の隙間44の大きさよりも突出長の大きいフランジ3
5d,38dを設けた。これにより、排気口35,37
と吸気口36,38とが非接触状態であっても、フラン
ジ35d,38dの部分での流路損失によって横方向へ
の温風の漏れを有効に防止できる。
【0055】隙間44を小さく形成した場合は、水槽6
の揺れによってはフランジ35d,38dが水槽5の側
の水槽カバー16と接触するおそれもあるが、これに対
してはフランジ35d,38dの材質を柔軟なものとす
ることで、これに対処することかできる。
【0056】図20は第9実施形態を示し、水槽5と温
風発生装置19のそれぞれの排気口37,35と吸気口
36,38を筒状体37a,35a,36a,38aに
形成するとともに、排気口35の先端をさらにラッパ状
部35eに形成し、吸気口36の先端をこのラッパ状部
35eの内部に開口した。これにより、温風発生装置1
9から供給される温風を吸気口36に確実に取り込め
る。
【0057】図21は第10実施形態を示し、水槽5の
内蓋32に送風機43などの空気流発生手段を設けた。
これにより、水槽5内風路抵抗を弱めてヒーターケース
19aから排気される温風を洗濯兼脱水槽6内に確実に
吸い込むことができ、横方向への温風の漏れを防止でき
る。
【0058】なお、この空気流発生手段は送風機43に
限定されるものではなく、洗濯兼脱水槽6や回転翼7を
回転させることで発生する風を強制循環風として使用す
るものでもよい。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように本発明の洗濯乾燥機
は、第1に、外箱内に支持された水槽内に、上面を開口
した洗濯兼脱水槽を回転自在に配設し、該洗濯兼脱水槽
内の底部に回転翼を配設し、乾燥工程時に前記洗濯兼脱
水槽内に温風を供給する温風供給手段を前記外箱に設け
た洗濯乾燥機において、前記水槽に温風吸気口と排気口
を設け、この水槽の温風吸気口は前記温風供給手段の排
気口に離間位置で対向させることにより、温風供給手段
の排気口と水槽の吸気口とが非接触状態となり、従来必
要であったダクトが不要となり、温風の供給を確実にで
き、また、低コストにできる。
【0060】そして、排気口と吸気口とが非接触状態で
あっても両者は対向させて位置させたから、温風を効率
よく排気口から吸気口に送ることができ、温風の漏れを
防止できる。
【0061】第2に、水槽の上部周辺部に設けた水槽カ
バーに、洗濯兼脱水槽の上面開口部を覆う内フタを設け
ることにより、温風の漏れをさらに確実に防止でき、ま
た、前記水槽カバーまたは内フタのいずれかに温風を洗
濯兼脱水槽の中心部に導く流路を形成したことにより、
洗濯兼脱水槽内の底部にある洗濯物に温風をまんべんな
く接触させることができ、乾きムラを防止できる。
【0062】第3に、水槽側の温風の排気口は、該水槽
の上方に位置させて形成することにより、水槽と洗濯兼
脱水槽との間の隙間内で上昇気流となっている水分を多
く含んだ温風はそのままその上方の排気口に至るから、
効率よく水分を多く含んだ温風を排気口に導くことがで
き、効率よく排気できる。
【0063】第4に、水槽側の排気口は、外箱のコーナ
ー部に位置させて水槽の外周より外方に突出して設けら
れる排気流路の先端に形成することにより、平面円形の
水槽が平面方形の外箱内に配設されることで、外箱内の
コーナー部に形成されるスペースを利用してここに水槽
側の排気口が配設される。よって、外箱の大きさを特に
大きくすることなしに、コーナー部のスペースの有効活
用を図って排気面積を十分確保できる。
【0064】第5に、水槽側の排気口は、温風供給手段
の吸気口に離間位置で対向させることにより、前記排気
口と吸気口とが非接触状態となり、従来必要であった排
気ダクトが不要となる。そして、排気口と吸気口とが非
接触状態であっても両者は対向させて位置させたから、
温風を効率よく排気口から吸気口に送ることができ、温
風の漏れを防止できる。
【0065】第6に、温風供給手段と水槽の対向する各
々の排気口と吸気口は、前記水槽の乾燥工程時における
水平方向の移動距離以上に吸気口の面積を排気口の面積
より大きく形成したことにより、乾燥工程で水槽が揺れ
ても各々の吸気口の排気口への対向状態を保持できるか
ら、確実に排気、吸気できる。
【0066】第7に、水槽側と温風供給手段側のそれぞ
れの排気口と吸気口とを筒状に突出させ、吸気口の断面
積を排気口の断面積よりも大きく形成して、それぞれの
吸気口の内部に排気口を遊嵌したことにより、乾燥工程
で水槽が揺れても各々の吸気口が排気口からの温風に対
して正対位置に存在し、さらに、横方向への漏れを確実
に防止できる。また、脱水工程時に水槽が揺れても、排
気口と吸気口との接触を防止できる。
【0067】第8に、水槽側と温風供給手段側のそれぞ
れの排気口と吸気口の接続部をラビリンス構造とするこ
とにより、各々の吸気口と排気口とがラビリンス構造と
なり、乾燥工程で水槽が揺れても各々の吸気口が排気口
からの温風に対して正対位置に存在し、さらに、横方向
への漏れをより確実に防止できる。また、脱水工程時に
水槽が揺れても、排気口と吸気口との接触を防止でき
る。
【0068】第9に、温風供給手段と水槽の対向する各
々の排気口と吸気口の一方が面に孔として形成され、他
方が筒状として形成され、筒状として形成された排気口
または吸気口の開口縁に、排気口と吸気口との間の隙間
の大きさよりも突出長の大きいフランジを設けることに
より、フランジ部の流路損失によって横方向への温風の
漏れを有効に防止できる。
【0069】第10に温風供給手段と水槽の対向する各
々の排気口と吸気口とを筒状に突出させ、かつ、対向す
る排気口と吸気口のいずれか一方の先端をラッパ状に形
成することにより、温風の周囲への飛散を防いで、漏れ
を防止できる。
【0070】第11に、水槽側には送風機などの空気流
発生手段を備えることで、水槽内風路抵抗を弱め、横方
向への温風の漏れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗濯乾燥機の第1実施形態を示す縦断
側面である。
【図2】本発明の洗濯乾燥機の第2実施形態を示す縦断
側面である。
【図3】本発明の洗濯乾燥機の第2実施形態を示す要部
の平面図である。
【図4】本発明の洗濯乾燥機の第3実施形態を示す要部
の縦断側面図である。
【図5】本発明の洗濯乾燥機の第4実施形態を示す平面
図である。
【図6】本発明の洗濯乾燥機の第4実施形態を示す要部
の縦断側面図である。
【図7】本発明の洗濯乾燥機の第5実施形態を示す平面
図である。
【図8】本発明の洗濯乾燥機の第5実施形態を示す要部
の平面図である。
【図9】本発明の洗濯乾燥機の第5実施形態を示す要部
の縦断側面図である。
【図10】本発明の洗濯乾燥機の第5実施形態を示す他
の要部の平面図である。
【図11】本発明の洗濯乾燥機の第5実施形態を示す他
の要部の縦断側面図である。
【図12】本発明の洗濯乾燥機の第6実施形態を示す平
面図である。
【図13】本発明の洗濯乾燥機の第6実施形態を示す要
部の平面図である。
【図14】本発明の洗濯乾燥機の第6実施形態を示す要
部の縦断側面図である。
【図15】本発明の洗濯乾燥機の第6実施形態を示す他
の要部の平面図である。
【図16】本発明の洗濯乾燥機の第6実施形態を示す他
の要部の縦断側面図である。
【図17】本発明の洗濯乾燥機の第7実施形態を示す要
部の縦断側面図である。
【図18】本発明の洗濯乾燥機の第7実施形態を示す他
の要部の縦断側面図である。
【図19】本発明の洗濯乾燥機の第8実施形態を示す要
部の縦断側面図である。
【図20】本発明の洗濯乾燥機の第9実施形態を示す要
部の縦断側面図である。
【図21】本発明の洗濯乾燥機の第10実施形態を示す
説明図である。
【図22】従来の洗濯乾燥機の縦断側面図である。
【符号の説明】
1…外箱、1a…コーナー、2…トップカバー、3…開
口部、4…蓋、5…水槽、6…洗濯兼脱水槽、6a…脱
水孔、7…回転翼、7a…回転翼通気孔、8…駆動装
置、9…モータ、10…モータプーリ、11…ベルト、
12…主軸プーリー、13…クラッチ装置、14…ギア
ー装置、15…バランサー、16…水槽カバー、17…
ホース接続口、18…排水弁、19…温風発生装置、1
9a…ヒーターケース、20…送風機、20a…モー
タ、20b…送風ファン、21…ヒータ、22…温風、
22a…湿度の高い温風、23…ダクト、24…温風逆
流遮断部材、25…突起、26…薄板、27…オーバー
フロー管、28…出口、29…バルブ板、30…除湿装
置、31…排気ダクト、32…内蓋、33…通気孔、3
4…送風ダクト、35…排気口、36…吸気口、37…
排気口、38…吸気口、37a,35a,36a,38
a,37b,35b,36b,38b…筒状体、37
c,35c,36c,38c…溝条、35d,38d…
フランジ、35e…ラッパ状部、39…バッフル、40
…排水ホース、41…隙間空間、42…循環流路、43
…送風機、44…隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 克典 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 猪瀬 邦夫 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 片野 衛 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 頼田 昌美 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 北村 哲哉 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 吉田 義雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中村 新一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 久木野 政次 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 伊勢 伸介 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 萬谷 和彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱内に支持された水槽内に、上面を開
    口した洗濯兼脱水槽を回転自在に配設し、該洗濯兼脱水
    槽内の底部に回転翼を配設し、乾燥工程時に前記洗濯兼
    脱水槽内に温風を供給する温風供給手段を前記外箱に設
    けた洗濯乾燥機において、前記水槽に温風吸気口と排気
    口を設け、この水槽の温風吸気口は前記温風供給手段の
    排気口に離間位置で対向させることを特徴とする洗濯乾
    燥機。
  2. 【請求項2】 水槽の上部周辺部に設けた水槽カバー
    に、洗濯兼脱水槽の上面開口部を覆う内蓋を設け、前記
    水槽カバーまたは内蓋のいずれかに温風を洗濯兼脱水槽
    の中心部に導く流路を形成したことを特徴とする請求項
    1記載の洗濯乾燥機。
  3. 【請求項3】 水槽側の排気口は、該水槽の上方に位置
    させて形成することを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の洗濯乾燥機。
  4. 【請求項4】 水槽側の排気口は、外箱のコーナー部に
    位置させて水槽の外周より外方に突出して設けられる排
    気流路の先端に形成することを特徴とする請求項1から
    請求項3のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
  5. 【請求項5】 水槽側の排気口は、前記温風供給手段の
    吸気口に離間位置で対向させることを特徴とする請求項
    1から請求項4のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
  6. 【請求項6】 温風供給手段と水槽の対向する各々の排
    気口と吸気口は、前記水槽の乾燥工程時における水平方
    向の移動距離以上に吸気口の面積を排気口の面積より大
    きく形成したことを特徴とする請求項5記載の洗濯乾燥
    機。
  7. 【請求項7】 水槽側と温風供給手段側のそれぞれの排
    気口と吸気口とを筒状に突出させ、吸気口の断面積を排
    気口の断面積よりも大きく形成して、それぞれの吸気口
    の内部に排気口を遊嵌したことを特徴とする請求項5ま
    たは請求項6に記載の洗濯乾燥機。
  8. 【請求項8】 水槽側と温風供給手段側のそれぞれの排
    気口と吸気口の接続部をラビリンス構造としたことを特
    徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の洗濯
    乾燥機。
  9. 【請求項9】 温風供給手段と水槽の対向する各々の排
    気口と吸気口の一方が面に孔として形成され、他方が筒
    状として形成され、筒状として形成された排気口または
    吸気口の開口縁に、排気口と吸気口との間の隙間の大き
    さよりも突出長の大きいフランジを設けることを特徴と
    する請求項5記載の洗濯乾燥機。
  10. 【請求項10】 温風供給手段と水槽の対向する各々の
    排気口と吸気口とを筒状に突出させ、かつ対向する排気
    口と吸気口のいずれか一方の先端をラッパ状に形成した
    ことを特徴とする請求項5記載の洗濯乾燥機。
  11. 【請求項11】 水槽は温風側には空気流発生手段を備
    えることを特徴とする請求項lから請求項10のいずれ
    かに記載の洗濯乾燥機。
JP9298973A 1997-10-30 1997-10-30 洗濯乾燥機 Pending JPH11128583A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001198385A (ja) * 2000-01-20 2001-07-24 Nippon Kentetsu Co Ltd 洗濯乾燥機
JP2009072490A (ja) * 2007-09-25 2009-04-09 Hitachi Appliances Inc 洗濯乾燥機
JP2016137094A (ja) * 2015-01-28 2016-08-04 日立アプライアンス株式会社 洗濯乾燥機

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