JPH11128541A - 出力軸切替装置及び自動変形装置 - Google Patents

出力軸切替装置及び自動変形装置

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JPH11128541A
JPH11128541A JP31143297A JP31143297A JPH11128541A JP H11128541 A JPH11128541 A JP H11128541A JP 31143297 A JP31143297 A JP 31143297A JP 31143297 A JP31143297 A JP 31143297A JP H11128541 A JPH11128541 A JP H11128541A
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gear
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shaft
rotation
planetary gear
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敬一 風見
Koichi Harada
恒一 原田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 一つの出力歯車に大きな負荷がかかると次の
出力歯車に切り替えることができ、出力歯車全体に大き
な負荷がかかると自動的に駆動モータを停止させ、各歯
車や駆動モータに負担をかけないようにした出力軸切替
装置とこの出力軸切替装置を内蔵した自動変形装置を提
供する。 【解決手段】 出力軸切替装置の枠体内には、駆動モー
タと回転軸31が設けられている。回転軸31には、太
陽歯車35が固定され、さらに遊星歯車36を回動自在
に取り付ける回転体33が設けられている。枠体には、
回転軸31を中心として略同一円周上に出力軸52乃至
55が設けられ、この出力軸52乃至55には遊星歯車
36と噛み合う出力歯車42乃至45が設けられてい
る。最初の出力歯車42と最後の出力歯車45を挟むよ
うにして両側に駆動モータ16の回転を停止させるスイ
ッチ手段47,48が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、複数の出力軸を
順番に回転させることのできる出力軸切替装置と、この
出力軸切替装置を利用して各部分を順番に可動して最初
とは異なる形態に自動的に変化させることができる自動
変形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の複数の出力軸を順番に回転させる
ことのできる出力軸切替装置は、図10に示すように、
太陽歯車Aと、太陽歯車Aを中心とした円周上に配置さ
れた出力軸に固定された出力歯車B,C,D,Eと、太
陽歯車Aに常にかみ合いながら転動し、出力歯車B,
C,D,Eにもかみ合い可能な遊星歯車Fとを有してい
る。この出力軸切替装置は、転動する遊星歯車Fを所定
位置で係止して各出力歯車B,C,D,Eに夫々順番に
かみ合わせることができる係止部材と、この係止部材の
係止を解除して遊星歯車Fを転動させる解除部材とを備
えている。この出力軸切替装置は、転動する遊星歯車F
を係止部材で夫々異なる所定位置に順番に係止して各出
力歯車B,C,D,Eに夫々順番にかみ合わせ、各出力
歯車B,C,D,Eの出力軸を順番に回転させることが
できる。
【0003】また、従来の自動車形態等からロボット形
態等に形態変化させる変形装置は、一方の手で胴部等を
保持し、他方の手で脚部、腕部、頭部等を屈曲させた
り、収納したりして手動で形態変化させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の出力軸切替
装置は、公転する遊星歯車を所定位置で係止して各出力
歯車に夫々順番にかみ合わせることができる係止部材
と、この係止部材の係止を解除して遊星歯車を転動させ
る解除部材とが必要となるため、構造が複雑であるとい
う問題点があった。また、出力歯車によって回転する出
力軸が回動不能になって出力歯車が停止すると、遊星歯
車、太陽歯車等の全てが停止してこれを作動させる駆動
モータに負荷がかかり、駆動モータが加熱して壊れた
り、負荷がかかっている歯車等が破損したりするという
問題点があった。特に、玩具においては、子供が出力軸
によって可動する部分を強く握りしめて動かなくさせる
ため、歯車、駆動モータ等に負荷がかかり、その玩具を
壊すことがあった。
【0005】従来の変形装置には、自動で形態変化を行
うものが存在しなかった。
【0006】本願発明は、上記問題点に鑑み案出したも
のであって、極めて簡単な構造で、確実に複数の出力軸
を順番に回転させることができ、一つの出力歯車に負荷
がかかって停止しても直ちに次の出力歯車に切り替える
ことができ、全ての出力歯車に負荷がかかって停止する
と自動的に駆動モータの回転を停止させ、各歯車や駆動
モータに負担をかけないようにした出力軸切替装置を提
供することを第1の課題とする。また、この出力軸切替
装置を内蔵し、各部分を順番に可動して自動的に形態を
変化させることのできる自動変形装置を提供することを
第2の課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る出力
軸切替装置は、上記第1の課題を達成するため、下記の
構成を有する。 (イ)枠体を有すること。 (ロ)枠体内には、駆動モータと、駆動モータによって
回転させられる回転軸が設けられていること。 (ハ)回転軸には、太陽歯車が固定され、さらにこの太
陽歯車と噛み合う遊星歯車を回動自在に取り付ける回転
体が回動自在に設けられていること。 (ニ)枠体には、回転軸を中心として略同一円周上に複
数の出力軸が設けられ、この複数の出力軸には遊星歯車
と噛み合う出力歯車が設けられていること。 (ホ)枠体内には、弾性部材によって付勢され、遊星歯
車が出力歯車と噛み合った時に、回転体に圧接して回転
体の回転を規制するストッパーが設けられていること。
【0008】本願請求項2に係る出力軸切替装置は、上
記第1の課題を達成するため、下記の構成を有する。 (イ)枠体を有すること。 (ロ)枠体内には、駆動モータと、駆動モータによって
回転させられる回転軸が設けられていること。 (ハ)回転軸には、太陽歯車が固定され、さらにこの太
陽歯車と噛み合う遊星歯車を回動自在に取り付ける回転
体が回動自在に設けられていること。 (ニ)枠体には、回転軸を中心として略同一円周上に複
数の出力軸が設けられ、この複数の出力軸には遊星歯車
と噛み合う出力歯車が設けられていること。 (ホ)最初の出力歯車と最後の出力歯車を挟むようにし
て両側に駆動モータの回転を停止させるスイッチ手段が
設けられていること。 (ヘ)枠体内には、弾性部材によって付勢され、遊星歯
車が出力歯車と噛み合った時に、回転体に圧接して回転
体の回転を規制するストッパーが設けられていること。
【0009】本願請求項3に係る自動変形装置は、上記
第2の課題を達成するため、下記の構成を有する。 (イ)上記出力軸切替装置を内蔵した本体を有するこ
と。 (ロ)本体には、出力軸切替装置の出力軸の数に対応し
た数の可動体が設けられていること。 (ハ)各可動体は対応する出力軸の回転する順番に従っ
て可動するようになっていること。
【0010】
【発明の実施の形態】本願請求項1記載の出力軸切替装
置の実施の形態を、図8,9に基づいて説明する。出力
軸切替装置10は、枠体11を有し、枠体11内には、
駆動モータ16と、駆動モータ16によって回転させら
れる回転軸31が設けられている。回転軸31には、太
陽歯車35が固定され、さらにこの太陽歯車35と噛み
合う遊星歯車36を回動自在に取り付ける回転体33が
回動自在に設けられている。
【0011】枠体11には、回転軸31を中心として略
同一円周上に複数の出力軸52乃至55が設けられ、こ
の複数の出力軸52乃至55には遊星歯車36と噛み合
う出力歯車42乃至45が設けられている。
【0012】上記枠体11内には、弾性部材49によっ
て付勢され、遊星歯車36が出力歯車42乃至45と噛
み合った時に、回転体33に圧接して回転体33の回転
を規制するストッパー50が設けられている。
【0013】本願請求項2記載の出力軸切替装置の実施
の形態を、図8,9に基づいて説明する。出力軸切替装
置10は、枠体11を有し、枠体11内には、駆動モー
タ16と、駆動モータ16によって回転させられる回転
軸31が設けられている。回転軸31には、太陽歯車3
5が固定され、さらにこの太陽歯車35と噛み合う遊星
歯車36を回動自在に取り付ける回転体33が回動自在
に設けられている。
【0014】枠体11には、回転軸31を中心として略
同一円周上に複数の出力軸52乃至55が設けられ、こ
の複数の出力軸52乃至55には遊星歯車36と噛み合
う出力歯車42乃至45が設けられている。最初の出力
歯車42と最後の出力歯車45を挟むようにして両側に
駆動モータ16の回転を停止させるスイッチ手段47,
48が設けられている。なお、歯車41及び歯車46
は、枠体11に固定された歯車であり、後述するように
回転体33をスイッチ手段47,48に押し付けるため
の役割を果たす。
【0015】上記枠体11内には、弾性部材49によっ
て付勢され、遊星歯車36が出力歯車42乃至45と噛
み合った時に、回転体33に圧接して回転体33の回転
を規制するストッパー50が設けられている。
【0016】上記出力軸切替装置10は、駆動モータ1
6を正転させると、回転軸31、太陽歯車35、遊星歯
車36が回転し、この遊星歯車36と最初に噛み合う出
力歯車42が回転する。この出力歯車42を固定する出
力軸52も回転し、この出力軸52の回転によって可動
部を可動させる。可動部の可動が終了又は何らかの障害
により停止すると、出力歯車42の回転が停止する。遊
星歯車36は、回転しているため、停止した出力歯車4
2に沿って公転し、次の出力歯車43と噛み合って、出
力歯車43を回転させる。
【0017】この出力歯車43を固定する出力軸53も
回転し、この出力軸53の回転によって次の可動部を可
動させる。次の可動部の可動が終了又は何らかの障害に
より停止すると、出力歯車43の回転が停止する。遊星
歯車36は、停止した出力歯車43に沿って公転し、次
の出力歯車44と噛み合って、出力歯車44を回転させ
る。
【0018】この出力歯車44を固定する出力軸54も
回転し、この出力軸54の回転によってさらに次の可動
部を可動させる。さらに次の可動部の可動が終了又は何
らかの障害により停止すると、出力歯車44の回転が停
止する。遊星歯車36は、停止した出力歯車44に沿っ
て公転し、次の出力歯車45と噛み合って、出力歯車4
5を回転させる。
【0019】この出力歯車45を固定する出力軸55も
回転し、この出力軸55の回転によって最後の可動部を
可動させる。最後の可動部の可動が終了又は何らかの障
害により停止すると、出力歯車45の回転が停止する。
遊星歯車36は、停止した出力歯車45及び固定された
固定歯車46に沿って公転し、遊星歯車36を取り付け
ている回転体33がスイッチ手段48を操作し、駆動モ
ータ16の回転を停止させる。
【0020】出力軸切替装置10は、上記状態から駆動
モータ16を逆転させると、回転軸31、太陽歯車3
5、遊星歯車36が逆回転し、上述したのとは逆に、遊
星歯車36が出力歯車45、44、43、42の順に噛
み合って各出力軸55、54、53、52を逆回転さ
せ、各可動部を順番に元の状態に復帰させると共に固定
歯車41を経て回転体33がスイッチ手段47を操作
し、駆動モータ16の回転を停止させる。
【0021】枠体11内には、弾性部材49によって付
勢され、遊星歯車36が出力歯車42乃至45と噛み合
った時に、回転体33に圧接して回転体33の回転を規
制するストッパー50が設けられているので、遊星歯車
36が出力歯車42乃至45に回転を伝達している際で
も動くことがなく安定していられている。
【0022】請求項3記載の自動変形装置1は、上記出
力軸切替装置10を内蔵した本体2を有する。本体2に
は、出力軸切替装置10の出力軸53乃至55の数に対
応した数の可動体3,4,6が設けられている。各可動
体3,4,6は対応する出力軸53乃至55の回転する
順番に従って可動するようになっている。この実施の形
態では、出力軸を3つ必要とするので、一つの出力軸5
2及び出力歯車42は固定しておく。この固定方法は、
自由である。
【0023】上記自動変形装置1は、出力軸切替装置1
0を内蔵した本体2を有し、本体2には、出力軸切替装
置10の出力軸53乃至55の数に対応した数の可動体
3,4,6が設けられている。従って、出力軸切替装置
10を駆動させると、出力軸53、54、55の順番に
回転し、可動体6、3、4の順番に可動して、形態が変
化する。逆に、出力軸切替装置10を逆駆動させると、
出力軸55、54、53の順番に逆回転し、可動体4、
3、6の順番に可動して、元の形態に戻すことができ
る。
【0024】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を図1乃至図
9に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例に係
る自動変形装置の自動車形態を示す全体斜視図である。
図2は、上記自動変形装置のロボット形態を示す全体斜
視図である。図3は、上記自動変形装置の変形順番を示
す側面図である。図4、図3(b)のA方向から視た一
部断面背面図である。図5は、図3(d)のB方向から
視た一部断面背面図である。図6は、図3(f)の一部
断面側面図である。図7は、腕部の内部構造を示す分解
斜視図である。図8は、出力軸切替装置の内部構造を示
す断面図である。図9は、出力軸切替装置の動きを説明
する平面図である。
【0025】自動変形装置1は、ロボット形態の時に、
図4に示すように、胴部2、肩部3、背中部4、腕部
5、腰部6、下脚部7からなっている。自動変形装置1
が自動車形態の時には、図1に示すように、胴部2が自
動車の中央部を形成し、肩部3が胴部2内に没入し、背
中部4が自動車の後上部を形成し、腕部5が後輪5a,
5aを備えた自動車の後下部を形成し、腰部6が下脚部
7,7によって覆われ、下脚部7,7が前輪7a,7a
を備えた自動車の前部を形成する。
【0026】肩部3は、胴部2に出没自在に設けられて
いる。背中部4は、胴部2に回動自在に設けられてい
る。腕部5は、肩部3に回動自在に設けられている。腰
部6は、胴部2に回動自在に設けられている。下脚部7
は、腰部6に回動自在に設けられている。
【0027】胴部2は、箱状に形成され、内部に出力軸
切替装置10がネジ等によって取り付けられている。出
力軸切替装置10は、図8,9に示すように、直方体状
の枠体11を有している。枠体11内は、仕切壁12,
13によって3つの空間が形成されている。中央の空間
15には、駆動モータ16が上側の仕切壁12に固定さ
れて配置されている。駆動モータ16の駆動軸17は、
上部の空間19に突出し、駆動歯車20が設けられてい
る。
【0028】駆動歯車20は平歯車22と噛み合ってお
り、平歯車22は上部の空間19において回動自在に設
けられた中間軸21に固定されている。この平歯車22
には、小歯車23が一体に設けられている。この小歯車
23は、平歯車26と噛み合っており、平歯車26は、
上部の空間19と中央の空間15の両方に回動自在に設
けられた中枢軸25に固定されている。中央の空間15
に位置する中枢軸25には、中間平歯車27が固定され
ている。
【0029】中間平歯車27は、平歯車29と噛み合っ
ている。この平歯車29は、上部の空間19と中央の空
間15と下部の空間30に回動自在に設けられた回転軸
31に固定されている。下部の空間30に位置する回転
軸31には、U字状の収納部32が形成された回転体3
3が回動自在に設けられ、この収容部32内に位置して
太陽歯車35が設けられている。回転体33の収納部3
2内には、太陽歯車35と噛み合う遊星歯車36が回動
自在に設けられている。
【0030】遊星歯車36は、太陽歯車35を中心にし
て半円状で等間隔に配置された複数の歯車と順番に噛み
合うようになっている。複数の歯車は、両側に設けられ
た固定歯車41,46と、中央に設けられた第1の出力
歯車42,第2の出力歯車43,第3の出力歯車44,
第4の出力歯車45とで構成されている。
【0031】固定歯車41,46は枠体11に固定され
回動不能となっている。従って、ラックであっても構わ
ない。第1の出力歯車42は、第1の出力軸52に固定
され、第2の出力歯車43は第2の出力軸53に固定さ
れ、第3の出力歯車44は第3の出力軸54に固定さ
れ、第4の出力歯車45は第4の出力軸55に固定され
ている。本実施例においては、第2,第3,第4の出力
軸53,54,55が必要なので、機枠11から突出さ
せ、第1の出力軸52は不要なので突出させず、機枠1
1に固定する。
【0032】又、下部の空間30であって、固定歯車4
1,46の両側には、回転体33によって押圧され、駆
動モータ16の回転を停止させるリミットスイッチ4
7,48が取り付けられている。さらにリミットスイッ
チ47,48間には、スプリング49によって付勢され
るストッパー50が設けられている。
【0033】回転体33の後縁には、前記スプリング4
9によって付勢されるストッパー50の先端が嵌合して
圧接する嵌合凹部61,62,63,64,65,66
が歯車41,42,43,44,45,46の数に対応
して形成されている。即ち、遊星歯車36が固定歯車4
1に噛み合う時は、ストッパー50が嵌合凹部61に嵌
合し、遊星歯車36が第1の出力歯車42に噛み合う時
は、ストッパー50が嵌合凹部62に嵌合し、遊星歯車
36が第2の出力歯車43に噛み合う時は、ストッパー
50が嵌合凹部63に嵌合し、遊星歯車36が第3の出
力歯車44に噛み合うときは、ストッパー50が嵌合凹
部64に嵌合し、遊星歯車36が第4の出力歯車45に
噛み合う時は、ストッパー50が嵌合凹部65に嵌合
し、遊星歯車36が固定歯車46に噛み合う時は、スト
ッパー50が嵌合凹部66に嵌合する。ストッパー50
の回転体33に対する圧接力は、スプリング49の弾性
を変えることによって調整できる。
【0034】遊星歯車36が固定歯車41に噛み合う時
は、回転体33がリミットスイッチ47を押圧し、遊星
歯車36が固定歯車46に噛み合う時は、回転体33が
リミットスイッチ48を押圧する。出力軸切替装置10
の第2の出力軸53は、図4に示すように、枠体11か
ら下方に突出し、ウォーム歯車71が取り付けられてい
る。又、第3の出力軸54は、枠体11から上方に突出
しウォーム歯車72が取り付けられている。さらに第4
の出力軸55は、枠体11から上方に突出し、歯車73
が取り付けられている。
【0035】胴部2の下部には、フランジ付軸受けボス
75が設けられており、このフランジ付軸受けボス75
に腰部6が回動自在に設けられている。腰部6は、両側
に上脚部8,8を備えた略コ字状に形成されている。下
脚部7,7は、上部に略コ字状の差し込み口76,76
が設けられ、この差し込み口76,76に上脚部8,8
の下部が差し込まれている。下脚部7,7は、これの上
部に固定して設けられた、差し込み口76,76に突出
する支軸78,79によって上脚部8,8に回動自在に
設けられ、一方の支軸78にクラウン歯車80が形成さ
れている。
【0036】腰部6の上部には、前記フランジ付軸受け
ボス75を回動自在に軸受けする軸受部81を備えた軸
受け壁82と、この軸受け壁82に対して所定間隔あけ
て略平行に設けられた軸受け壁83を有している。腰部
6の上部略中央には、軸受け壁82,83によって回動
自在に支持される腰回転軸85が設けられている。
【0037】この腰回転軸85は、上部がフランジ付軸
受けボス75の略中心を貫通して胴部2内に突出し、ク
ラウン歯車86が取り付けられている。このクラウン歯
車86は、小歯車87に噛み合っている。小歯車87
は、これの回転軸89が軸受け90に回動自在に軸受け
され、第2の出力軸53に設けられたウォーム歯車71
と噛み合っている。
【0038】また、腰回転軸85の軸受け壁82,83
間には、平歯車91が固定して設けられている。この平
歯車91は、左右に設けられた中間平歯車92,93と
噛み合っている。中間平歯車92,93の回転軸94,
95は、軸受け壁82,83に回動自在に取り付けられ
ている。
【0039】左側の中間平歯車92は、伝達軸100の
上部に設けられた従動平歯車101と噛み合っている。
伝達軸100の下部には前記クラウン歯車80と噛み合
う小歯車102が設けられている。右側の中間平歯車9
3は、伝達軸105の上部に設けられた従動平歯車10
6と噛み合っている。伝達軸105の下部には、前記ク
ラウン歯車80と噛み合う小歯車107が設けられてい
る。
【0040】胴部2の上部には、両側に腕部5,5を収
納し得る段凹部110,111が形成された肩部収容室
112が形成されている。肩部部収容室112内には、
肩部3,3が側方に出没自在に設けられている。肩部
3,3は、図7に示すように、筒状に形成され、内部に
回転軸113,113が回動自在且つ軸方向に摺動自在
に設けられている。
【0041】回転軸113,113は中心軸115の両
側に設けられ、中心軸115には前記第3の出力軸54
に設けられたウォーム歯車72と噛み合う小歯車116
が設けられている。回転軸113,113の先端には対
向する摺動突起117,117が突設されている。肩部
3,3内には、前記回転軸113,113を挿通する挿
通孔119,119と、挿通孔119,119の回りに
形成され、前記摺動突起117,117によってガイド
される螺旋溝120,120が形成されている。
【0042】肩部3,3の外端には、スプライン穴12
1,121を備えた軸部122,122が略同一軸心と
なるようにして設けられている。腕部5は、上腕部13
1とこの上腕部131に肘部連結軸133によって回動
自在に連結された下腕部132とで形成されている。肘
部連結軸133は、下腕部132に固定されていると共
にクラウン歯車135が固定されている。
【0043】上腕部131内には上腕連結軸136が回
動自在に取り付けられ、上腕連結軸136の両端には小
歯車137,139が固定して取り付けられている。一
方の歯車137は、上腕部131の肩部近傍に設けられ
たクラウン歯車140と噛み合っている。このクラウン
歯車140には、前記軸部122のスプライン穴121
に嵌合するスプライン軸141が略同一軸心となるよう
にして設けられている。又、他方の歯車139は、肘部
連結軸133のクラウン歯車135と噛み合っている。
【0044】胴部2の上部には、図2,4,5に示すよ
うに、頭部2aが突出されている。又、胴部2の上部両
側には、略コ字状切り欠かれた軸受溝145,145が
形成されている。この軸受溝145,145には、背中
部4に設けられた一対のアーム146,146が支軸1
47,148によって回動自在に取り付けられている。
【0045】一方の支軸148には歯車149が設けら
れている。この歯車149は中間歯車150と噛み合っ
ており、この中間歯車150はウォーム歯車151と噛
み合っている。このウォーム歯車151は肩部伝達軸1
52の一方に設けられており、肩部伝達軸152の他方
には歯車153が取り付けられている。この歯車153
は、第4の出力軸55の歯車73と噛み合っている。
【0046】自動変形装置1は、上記構成を有するた
め、図1に示す自動車形態から図2に示すロボット形態
に変化させることができる。図示しないスイッチをON
にして出力軸切替装置10の駆動モータ16を作動させ
る。スイッチは、自動変形装置1の外部に設け、導線を
通して駆動モータ16を作動させる他、自動変形装置1
の中心となる胴部2の一側に設けることができる。又、
駆動モータ16に電力を供給する電池も、上記したのと
同様に外部に設ける他、胴部2、腰部6又は下脚部7内
等のどこにでも設けることができ、これは自由に選択す
ることができる。
【0047】スイッチをONすると、図8に示すよう
に、駆動モータ16が作動して駆動軸17,駆動歯車2
0が回転する。この駆動歯車20の回転は、平歯車2
2,小歯車23,中間平歯車26により減速されて中枢
軸25に伝達される。この中枢軸25の回転は、中間平
歯車27,平歯車29を介して回転軸31に伝達され
る。
【0048】出力軸切替装置10の遊星歯車36の位置
関係は、図9(a)に示すように、自動変形装置1が自
動車形態の場合、固定歯車41と噛み合っており、スト
ッパー50が嵌合凹部61にスプリング49の弾性によ
り圧接して嵌合している。
【0049】回転軸31が回転すると、太陽歯車35が
回転し、これに噛み合う遊星歯車36も回転する。固定
歯車41は、回転不能であるため、遊星歯車36の回転
により回転体33が反時計方向に回転する。次の第1の
出力歯車42も上記したように、本実施例において固定
しているので、さらに回転体33は回転し、遊星歯車3
6が第2の出力歯車43と噛み合って、停止する。回転
体33の回転は、遊星歯車36の回転に依存し、遊星歯
車36の噛み合う相手方の歯車が停止している場合に行
われる。
【0050】また、回転体33は、これの回転がストッ
パー50の圧接に抗して行われるが、遊星歯車36の噛
み合う相手方の歯車が回転する場合は、ストッパー50
の先端が嵌合凹部に圧接して、位置決めされる。即ち、
遊星歯車36が第2の出力歯車43と噛み合った時、第
2の出力歯車43が回転し、回転体33は、これの嵌合
凹部63にストッパー50の先端が圧接嵌合して、その
位置で停止する。
【0051】第2の出力歯車43が回転すると第2の出
力軸53が回転し、ウォーム歯車71、小歯車87、ク
ラウン歯車86、腰回転軸85、平歯車91、中間平歯
車92,93、従動平歯車101,106、伝達軸10
0,105、小歯車102,107、クラウン歯車8
0,80、支軸78,78を介して下脚部7,7を、図
3(b)に示すように、回転させる。下脚部7,7の回
転は、図2でわかるように、上縁7b,7bが上脚部
8,8に当接して停止する。
【0052】下脚部7,7の回転が停止すると、クラウ
ン歯車80,80、小歯車102,107、伝達軸10
0,105、従動平歯車101,106、中間平歯車9
2,93、平歯車91も回転を停止するため、腰部回転
軸85の回転が図3(c),図5に示すように、腰部6
全体を回転させることになる。なお、下脚部7,7と腰
部6の回転順番は、腰部回転軸85にかかる回転負荷に
よって変わり、下脚部7,7を回転させるよりも腰部6
を回転させる方が負荷が小さい場合は、腰部6を回転さ
せてから下脚部7,7を回転させることになる。
【0053】腰部6の回転は、腰部6の一側に設けられ
た係合片6aが胴部2の一側に設けられた係合片2bに
当接するまで行われ、約180度回転する。腰部6の回
転が停止すると、腰回転軸85,クラウン歯車86,小
歯車87,ウォーム歯車71,第2の出力軸53,第2
の出力歯車43が停止する。
【0054】第2の出力歯車43が停止すると、遊星歯
車36は図9(b)に示すように、次の第3の出力歯車
44と噛み合って停止する。第3の出力歯車44が回転
すると、第3の出力軸54が回転し、ウォーム歯車7
2,小歯車116,中心軸115,115を介して回転
軸113,113が回転する。回転軸113,113が
回転すると、摺動突起117,117が回転し、肩部3
の螺旋溝120,120によって、肩部3,3を肩部収
容室112内から突出させる。その結果、腕部5,5を
段凹部110,111から押し出すことになる。
【0055】肩部3,3は、これの後端に設けられたフ
ランジ3a,3aが肩部収容室112の側壁に当接して
停止すると、前記した摺動突起117,117によって
回転する。肩部3,3が回転すると、軸部122,スプ
ライン穴121,スプライン軸141,クラウン歯車1
40,小歯車137,上腕連結軸136,小歯車13
9,クラウン歯車135,肘部連結軸133を介して下
腕部132を回転させる。下腕部132の回転は、図2
でわかるように、これの下縁161が上腕部131の上
縁162に当接して停止する。
【0056】即ち、下腕部132が上腕部131に対し
て曲がった状態から真直ぐな状態に変化して停止する
(図3(d)参照)。下腕部132の回転が停止する
と、肘部連結軸133,クラウン歯車135,小歯車1
39,上腕連結軸136,小歯車137,クラウン歯車
140も回転を停止するため、肩部3の回転が、図3
(e)に示すように、腕部5全体を回転させることにな
る。下腕部132と腕部5全体の回転順番は、肩部3に
かかる回転負荷によって変動し、下腕部132を回転さ
せるよりも腕部5を回転させる方が負荷が小さい場合
は、腕部5を回転させてから下腕部132を回転させる
ことになる。
【0057】腕部5の回転は、腕部5が胴部2の一側に
設けられた係合片2cに当接して、腕部5が図2に示す
ように真直ぐ下に向くまで行われる。腕部5の回転が停
止すると、肩部3,回転軸113,中心軸115,小歯
車116,ウォーム歯車72,第3の出力軸44,第3
の出力歯車54が停止する。
【0058】第3の出力歯車54が停止すると、遊星歯
車36は、次の第4の出力歯車45と噛み合って停止す
る。第4の出力歯車45が回転すると、第4の出力軸5
5が回転し、歯車73、歯車153、肩部伝達軸15
2,ウォーム歯車151,中間歯車150,歯車14
9,支軸148を介して背中部4を、図3(f)に示す
ように、回転させる。背中部4の回転は、胴部2の背面
に当接して停止する。
【0059】背中部4の回転が停止すると、支軸14
8、歯車149、中間歯車150、ウォーム歯車15
1、肩部伝達軸152、歯車153、歯車73、第4の
出力軸45、第4の出力歯車55が停止する。第4の出
力歯車55が停止すると、遊星歯車36は、次の固定歯
車46と噛み合い、回転体33がリミットスイッチ48
を押圧して駆動モータ16の駆動を停止させる。このよ
うにして、自動変形装置1は、自動車形態からロボット
形態に変化させることができ、再度スイッチをONする
と駆動モータ16が逆回転し、ロボット形態から元の自
動車形態に変化させることができる。
【0060】上記したストッパー50の回転体33の嵌
合凹部に対する圧接力は、スプリング49の弾性によっ
て調整することができる。スプリング49の弾性を強く
して圧接力を強くすると、遊星歯車36は、噛み合って
いる一つの出力歯車が完全に停止して回転負荷が大きく
なった時に次の出力歯車に移動するので、出力軸を所定
の順番通りに回転させることができる。又、スプリング
49の弾性を弱くして圧接力を弱くすると、遊星歯車3
6は、噛み合っている一つの出力歯車が回転中に回転負
荷が大きくなった時に、一つの出力歯車を完全に回転さ
せることなく次の出力歯車に移動するので、出力軸をラ
ンダムに回転させることができる。このように、上記ス
トッパー50の圧接力を変えることによって自動変形装
置1の各可動部の可動順位を変化させることができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、本願請求項
1,2記載の出力軸切替装置は、極めて簡単な構造で、
確実に複数の出力軸を順番に回転させることができ、一
つの出力歯車に負荷がかかって停止しても直ちに次の出
力歯車に切り替えることができ、全ての出力歯車に負荷
がかかって停止すると自動的に駆動モータの回転を停止
させ、各歯車や駆動モータに負担をかけることがないと
いう効果がある。
【0062】また、本願請求項1,2記載の出力軸切替
装置は、枠体内に、弾性部材によって付勢され、遊星歯
車が出力歯車と噛み合った時に、回転体に圧接して回転
体の回転を規制するストッパーを設けているので、遊星
歯車が出力歯車に回転を伝達している際に遊星歯車が動
くことがなく安定しているという効果がある。
【0063】本願請求項3記載の自動変形装置は、上記
出力軸切替装置によって各可動部をを順番に可動して自
動的に形態変化させるので、一つの可動部が可動不能に
なっても、無理にその可動部を可動させることがなく、
次の可動部の可動に移行し、全ての可動部が可動不能に
なると、駆動モータの駆動が停止し、歯車、駆動モータ
等の破損を防止することができ、極めて安全で、壊れ難
いものにすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動変形装置の自動車
形態を示す全体斜視図である。
【図2】上記自動変形装置のロボット形態を示す全体斜
視図である。
【図3】上記自動変形装置の変形順番を示す側面図であ
る。
【図4】図3(b)のA方向から視た一部断面背面図で
ある。
【図5】図3(d)のB方向から視た一部断面背面図で
ある。
【図6】図3(f)の一部断面側面図である。
【図7】腕部の内部構造を示す分解斜視図である。
【図8】出力軸切替装置の内部構造を示す断面図であ
る。
【図9】出力軸切替装置の動きを説明する平面図であ
る。
【図10】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 自動変形装置 2 胴部(本体) 2a 頭部 2b 係合片 2c 係合片 3 肩部(可動部) 3a フランジ 4 背中部(可動部) 5 腕部 5a 後輪 6 腰部(可動部) 6a 係合片 7 下脚部 7a 前輪 7b 上縁 8 上脚部 10 出力軸切替装置 11 枠体 12 仕切壁 13 仕切壁 15 中央の空間 16 駆動モータ 17 駆動軸 19 上部の空間 20 駆動歯車 21 中間軸 22 平歯車 23 小歯車 25 中枢軸 26 平歯車 27 中間平歯車 29 平歯車 30 下部の空間 31 回転軸 32 収納部 33 回転体 35 太陽歯車 36 遊星歯車 41 固定歯車 42 第1の出力歯車 43 第2の出力歯車 44 第3の出力歯車 45 第4の出力歯車 46 固定歯車 47 リミットスイッチ(スイッチ手段) 48 リミットスイッチ(スイッチ手段) 49 スプリング(弾性部材) 50 ストッパー 52 第1の出力軸 53 第2の出力軸 54 第3の出力軸 55 第4の出力軸 61 嵌合凹部 62 嵌合凹部 63 嵌合凹部 64 嵌合凹部 65 嵌合凹部 66 嵌合凹部 71 ウォーム歯車 72 ウォーム歯車 73 歯車 75 フランジ付軸受けボス 76 差し込み口 78 支軸 79 支軸 80 クラウン歯車 81 軸受部 82 軸受け壁 85 腰部回転軸 86 クラウン歯車 87 小歯車 89 回転軸 90 軸受け 91 平歯車 92 中間平歯車 93 中間平歯車 94 回転軸 95 回転軸 100 左伝達軸 101 従動平歯車 102 左小歯車 105 右伝達軸 106 従動平歯車 107 小歯車 110 段凹部 111 段凹部 112 肩部収容室 113 回転軸 115 中心軸 116 小歯車 117 摺動突起 119 挿通孔 120 螺旋溝 121 スプライン穴 122 軸部 131 上腕部 132 下腕部 133 肘部連結軸 135 クラウン歯車 136 上腕連結軸 137 小歯車 139 小歯車 140 クラウン歯車 141 スプライン軸 145 軸受溝 146 アーム 147 支軸 148 支軸 149 歯車 150 中間歯車 151 ウォーム歯車 152 肩部伝達軸 153 歯車 161 下縁 162 上縁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る出力軸切替装置。 (イ)枠体を有すること。 (ロ)枠体内には、駆動モータと、駆動モータによって
    回転させられる回転軸が設けられていること。 (ハ)回転軸には、太陽歯車が固定され、さらにこの太
    陽歯車と噛み合う遊星歯車を回動自在に取り付ける回転
    体が回動自在に設けられていること。 (ニ)枠体には、回転軸を中心として略同一円周上に複
    数の出力軸が設けられ、この複数の出力軸には遊星歯車
    と噛み合う出力歯車が設けられていること。 (ホ)枠体内には、弾性部材によって付勢され、遊星歯
    車が出力歯車と噛み合った時に、回転体に圧接して回転
    体の回転を規制するストッパーが設けられていること。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る出力軸切替装置。 (イ)枠体を有すること。 (ロ)枠体内には、駆動モータと、駆動モータによって
    回転させられる回転軸が設けられていること。 (ハ)回転軸には、太陽歯車が固定され、さらにこの太
    陽歯車と噛み合う遊星歯車を回動自在に取り付ける回転
    体が回動自在に設けられていること。 (ニ)枠体には、回転軸を中心として略同一円周上に複
    数の出力軸が設けられ、この複数の出力軸には遊星歯車
    と噛み合う出力歯車が設けられていること。 (ホ)最初の出力歯車と最後の出力歯車を挟むようにし
    て両側に駆動モータの回転を停止させるスイッチ手段が
    設けられていること。 (ヘ)枠体内には、弾性部材によって付勢され、遊星歯
    車が出力歯車と噛み合った時に、回転体に圧接して回転
    体の回転を規制するストッパーが設けられていること。
  3. 【請求項3】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る自動変形装置。 (イ)請求項1又は2記載の出力軸切替装置を内蔵した
    本体を有すること。(ロ)本体には、出力軸切替装置の
    出力軸の数に対応した数の可動体が設けられているこ
    と。 (ハ)各可動体は対応する出力軸の回転する順番に従っ
    て可動するようになっていること。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018108329A (ja) * 2017-01-05 2018-07-12 金寶電子工業股▲ふん▼有限公司 変形機構アセンブリ、駆動モジュールアセンブリ、変形玩具車、およびロボット
CN109454649A (zh) * 2018-11-27 2019-03-12 孙喜斌 一种汽车变形机器人
JP2023512370A (ja) * 2020-07-17 2023-03-27 楽森機器人(深▲セン▼)有限公司 可変ロボット

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JP2018108329A (ja) * 2017-01-05 2018-07-12 金寶電子工業股▲ふん▼有限公司 変形機構アセンブリ、駆動モジュールアセンブリ、変形玩具車、およびロボット
CN109454649A (zh) * 2018-11-27 2019-03-12 孙喜斌 一种汽车变形机器人
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