JPH11128229A - 超音波プローブ - Google Patents

超音波プローブ

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JPH11128229A
JPH11128229A JP9292721A JP29272197A JPH11128229A JP H11128229 A JPH11128229 A JP H11128229A JP 9292721 A JP9292721 A JP 9292721A JP 29272197 A JP29272197 A JP 29272197A JP H11128229 A JPH11128229 A JP H11128229A
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rotation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定したひずみのない良好なラジアル方式の
超音波画像を得ることができる超音波プローブを提供す
る。 【解決手段】 中空のガイドシース6の内腔に回転伝達
するフレキシブルシャフト7を挿通し、その遠位端に振
動子支持部材8を介して超音波振動子9を設け、さらに
ガイドシース6外周面に信号線17を螺旋状に複数本蒸
着で形成し、その信号線17遠位端にLED18a,1
8b及びフォトダイオード19a,19bによる光セン
サを設け、該光センサに対応する振動子支持部材8の外
周面に光反射体22と非反射体23を同一幅で周方向に
交互に設けることで、回転駆動される超音波振動子9付
近の回転情報を得る構成にして、確実に回転位置に対応
した超音波受信信号を得ることができ、安定したひずみ
のない良好なラジアル方式の超音波画像を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空のガイド部材
内に回転伝達部材を配置し、その遠位端に超音波送受信
部を設けた超音波プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波プローブは、ガイドシース
の中に回転伝達部材としてフレキシブルシャフトが回転
自在に設けられ、その遠位端に超音波送受信部が設けら
れ、フレキシブルシャフトの内腔に超音波送受信部から
の信号伝達ケーブルが設けられていた。
【0003】この超音波プローブを駆動させるための回
転駆動装置は、超音波プローブの近位端にあった。この
回転駆動装置は、モータとエンコーダ、スリップリング
で構成され、モータはフレキシブルシャフトに接続され
て、フレキシブルシャフトを介して超音波送受信部を回
転させている。
【0004】また、エンコーダはモータの回転状態を検
知して回転信号を出し、超音波送受信部から得られた超
音波信号を超音波送受信部の回転位置に併せた画像を作
画するための信号および、モータの回転制御に使用され
ている。さらに、スリップリングは、フレキシブルシャ
フト内を通っている信号伝達ケーブルからの超音波送受
信信号を回転しないケーブルへ接続するために設けられ
ている。
【0005】また、超音波送受信部近傍に回転角度検出
機能を持たせた超音波プローブが、特開昭63−270
032号公報、特開平2−26546号公報、特開平5
−277113号公報、特開平6−30937号公報な
どがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、超音波
プローブの近位端にエンコーダがある場合、モータの回
転は滑らかでスムーズでも、フレキシブルシャフトに剛
性が無く、超音波送受信部が不規則な回転をすることが
ある。この場合、超音波受信部の回転に完全に同期しな
いで回転信号を受信するため、超音波画像が流れたり揺
れたりという正確なラジアル方式の超音波画像が得られ
ないことがあった。
【0007】また、特開昭63−270032号公報の
場合、磁気センサからのケーブルをフレキシブルシャフ
ト内またはシース内に設けなければならない。フレキシ
ブルシャフト内にある場合は、フレキシブルシャフトの
内径に制約が出て、十分な剛性のあるフレキシブルシャ
フトを使用できないため、結果として超音波画像が流れ
たり揺れたりして正確なラジアル方式の超音波画像が得
られないことがあった。
【0008】また、特開平6−30937の場合、ガイ
ドシースの超音波送受信面に角度検出のための異物が入
り込むので、全周にわたって均一なラジアル超音波画像
が得られないという問題があった。
【0009】(発明の目的)本発明は、上記の問題点に
ついてなされたもので安定したひずみのない良好なラジ
アル方式の超音波画像を得ることができる超音波プロー
ブを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】中空のガイドシースの内
腔に回転伝達部材を回転自在に設け、その遠位端に超音
波送受信部を設けた超音波プローブにおいて、ガイドシ
ース外表面に信号線を螺旋状に複数本蒸着し、このガイ
ドシース遠位端近傍の信号線遠位端にセンサを設け、ガ
イドシース内に設けた回転伝達部材と超音波送受信部と
の間に前記センサに反応する部材と反応しない部材を周
方向に対して同一幅で交互に設けることにより、超音波
送受信部の回転情報を得ることができるので、確実に回
転位置に対応した超音波信号を作画でき、安定したひず
みのない良好なラジアル方式の超音波画像を得ることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図4は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた超
音波診断装置の構成を示し、図2は本発明の第1の実施
の形態の超音波プローブの先端側の構成を示し、図3は
超音波プローブの先端側に設けた回転位置検出センサの
構造を示し、図4は回転位置検出センサの出力信号等を
示す。本実施の形態の目的は、安定したひずみのない良
好なラジアル方式の超音波画像を得ることである。
【0012】図1に示す超音波診断装置1は体腔内に挿
入される超音波プローブ2と、この超音波プローブ2の
近位端から延出されたケーブルの端部に設けたコネクタ
が着脱自在に接続される超音波観測装置3とから構成さ
れる。
【0013】超音波プローブ2は、体腔内に挿入される
細長のプローブ挿入部4と、このプローブ挿入部4の後
端(近位端)に設けられ、術者により把持される把持部
5とを有する。
【0014】図2に示すようにプローブ挿入部4は中空
で円筒状のガイドシース6で形成され、このガイドシー
ス6の内腔には回転伝達部材として、中空のフレキシブ
ルシャフト7が回転自在に設けられており、このフレキ
シブルシャフト7の遠位端には接続部材或いは振動子支
持部材8を介して超音波を送受する超音波振動子9が設
けられている。
【0015】ガイドシース6の遠位端は閉塞され、その
内側に収納された超音波振動子9の周囲は超音波を伝達
する液体が充満されている。また、超音波振動子9に少
なくとも対向するガイドシース6部分は超音波を透過す
る材質で形成され、超音波振動子9が回転駆動されるこ
とにより、放射状に超音波を送出し、ラジアル走査を行
うことができるようにしている。
【0016】図1に示すようにフレキシブルシャフト7
の近位端は回転駆動装置に連結されている。つまり、フ
レキシブルシャフト7の近位端は把持部5内でギヤ11
を設けた軸に連結され、このギヤ11はモータ12のギ
ヤ13と噛合している。そして、モータ12が回転する
ことにより、ギヤ13、11を介して軸に連結されたフ
レキシブルシャフト7の近位端が回転され、この回転が
フレキシブルシャフト7によりその遠位端に伝達され
る。
【0017】また、超音波振動子9に接続され、フレキ
シブルシャフト7の中空部内を挿通された信号線は軸の
後端に設けたロータ側の接点とステータ側の接点とを導
通するスリップリング15のロータ側の接点に接続さ
れ、このスリップリング15のステータ側の接点は信号
線16と接続されている。
【0018】また、ガイドシース6は、その外表面に螺
旋状に極細の信号線17が複数本、例えば蒸着で形成さ
れている。この複数本の信号線17の遠位端には、超音
波振動子9の回転位置を検出する回転位置検出センサに
接続されている。
【0019】本実施の形態ではこの回転位置検出センサ
は発光ダイオード(以下、LEDと略記する)18a,
18bとフォトダイオード(以下、PDと略記する)1
9a,19bとが対となるようにして形成したフォトリ
フレクタであり、1つずつまたは複数個づつ、ガイドシ
ース6に埋め込まれるようにして内腔に向けて設けられ
ている。
【0020】図2に示すように超音波振動子9が設けら
れた振動子支持部材8の基端の円筒状の外表面には、L
ED18a,18bからの光を反射する反射体22と、
光を反射しない非反射体23とが周方向に交互に同一幅
で帯状に多数設けられている。この反射体22、非反射
体23の帯状の方向と対となるLED18i、PD19
i(i=a又はb)との位置関係は、軸方向に形成され
ている。
【0021】つまり、図3(A)に示すようにガイドシ
ーズ6の長手方向に沿った縦断面では対となるLED1
8a,PD19a或いはLED18b,PD19bはそ
れぞれ同一断面上にあって、それらの内側に対向する帯
状に形成された反射体22或いは非反射体23に対しL
ED18iから光を照射し、その反射光を前記LED1
8iと対となるDP19iで受光するようにしている。
【0022】また、LED18a,PD19aとLED
18b,PD19bとは例えば図3(B)に示すように
横断面では反射体22或いは非反射体23の帯の幅の1
/2に対応する角度だけずらしてガイドシーズ6の周方
向に設けられている。そして、PD19aとPD19b
とはそれぞれ反射体22或いは非反射体23での反射光
を受光することにより図4に示すように、反射体22が
対向する位置に存在する期間で“H”となり、非反射体
23が対向する位置に存在する期間で“L”となる等間
隔の出力信号を出力する。
【0023】この場合、LED18a,PD19aとL
ED18b,PD19bとは上記のように反射体22或
いは非反射体23の帯の幅の1/2に対応する角度だけ
ずらしてガイドシーズ6の周方向に設けているので、P
D19aとPD19bの出力信号は1/4周期だけずれ
ている。
【0024】制御回路31はこれらの出力信号を微分す
る等により、図4に示すように1/4の周期の制御信号
を生成し、この信号を駆動パルス発生回路34に印加し
て、この制御信号をトリガ信号として駆動パルスを出力
させる。
【0025】本実施の形態ではフォトリフレクタによる
センサを超音波の送受信を行う超音波送受信部となる超
音波振動子9の付近のガイドシース6に設けて、振動子
支持部材8の外周面に設けた前記センサで検出される
(広い意味で反応する)反射体22と、検出されない
(反応しない)非反射体23を交互に設けることによ
り、超音波振動子9の回転位置を検出すると共に、反射
体22と非反射体23とを周方向に同一幅で多数設け、
かつセンサも周方向にずらして複数配置することによ
り、非常に小さな回転角度も精度良く検出できるように
している。
【0026】例えば、周方向に1回転する場合の反射体
22と非反射体23との数と、センサの数との積をラジ
アル走査する場合の音線の数とに一致させることによ
り、図4で示した制御信号をトリガ信号としてラジアル
走査する場合の各駆動パルスのタイミングを精度良く設
定できる。このために、超音波画像が流れたり、揺れた
りすることなく、画質の良い超音波画像を得ることがで
きるようにしている。
【0027】これに対し、従来例での超音波送受信部の
近傍に回転角度検出機能を設けたものでは、最小の回転
角度の検出精度は低いため、隣接する音線間の角度を検
出精度を確保することは困難であり、このために検出精
度の高い回転角度検出を達成できなかった。このため
に、本実施の形態に比べると、画質の低い画像になって
しまう。
【0028】ガイドシース6の外周面に設けられた信号
線17の近位端は、例えばフレキシブル基板21のパタ
ーンの信号線と接続され、この信号線は超音波観測装置
3内の制御回路31と接続され、PD19で検出された
回転位置信号が入力される。なお、LED18には制御
回路31等から発光電源が供給される。
【0029】超音波観測装置3に設けたサーボ回路32
はモータ12と接続され、モータ12の回転を制御す
る。また、超音波振動子9と接続された信号線16は超
音波観測装置3内の切換回路33を介して駆動パルス発
生回路34と受信回路35に接続される。この駆動パル
ス発生回路34で発生された駆動パルスは信号線16等
を介して超音波振動子9に印加され、超音波を送出させ
る。
【0030】また、被検体側で反射した超音波が超音波
振動子9で受信され、電気信号に変換されてエコー信号
となり、制御回路31により切換えられる切換回路33
を介して受信回路35に入力され、増幅などされた後、
A/D変換器36でデジタル信号に変換された後、メモ
リ37に一旦格納される。
【0031】このメモリ37に格納された画像データは
所定のタイミングで読み出され、デジタルスキャンコン
バータ(以下、DSCと略記)38により、デジタルの
標準的な映像信号に変換された後、D/A変換器39を
介してアナログの標準的な映像信号に変換された後、モ
ニタ40に入力され、このモニタ40の表示面に超音波
断層画像が表示されるようにしている。
【0032】本実施の形態では上記のように超音波振動
子9が取り付けられた振動子支持部材8の基端の円筒状
外表面に反射体22と非反射体23とを設け、その外周
側に対向して設けたLED18iによる光を反射体22
或いは非反射体23での反射光をPD19iで検出する
ことにより、超音波振動子9が取り付けられた振動子支
持部材8の回転位置を正確に反映し、高精度の回転位置
の検出手段を形成している。
【0033】そして、PD19iの出力信号が入力され
る制御回路31はこの出力信号をサーボ回路32に送
り、モータ12の回転を制御すると共に、駆動パルス発
生回路34に送り、超音波振動子9に印加される駆動パ
ルスのタイミングを制御すると共に、切換回路33の切
換も制御する。
【0034】また、制御回路31は受信回路35内での
STC制御とか、メモリ37の書込タイミングも制御す
る。次に本実施の形態の作用を説明する。
【0035】フレキシブルシャフト7は、把持部5内の
回転駆動装置からの回転力を超音波振動子9へ伝達し、
軸方向の周りに回転する。この時、超音波観測装置3の
駆動パルス発生回路34からの駆動パルスは信号線16
等を介して超音波振動子9へと伝達され、超音波振動子
9を駆動して超音波を放射状に送波及び受波し、その受
波した超音波を超音波振動子9で電気信号に変換して信
号線16等で伝送し、超音波観測装置3内の切換回路3
3を経て受信回路35に導く。
【0036】この一連の動作を超音波振動子9を1回転
する間に反射体22と非反射体23の数とフォトリフレ
クタの数の積に対応した数だけ行う。この数は1回転に
出力される制御信号の数と一致し、この制御信号をトリ
ガ信号として超音波のラジアル走査を行う。
【0037】一方、信号線17を経て伝達された電気信
号によりLED18iは常時点灯している。この時、フ
レキシブルシャフト7の回転により、超音波振動子9と
フレキシブルシャフト7の間の振動子支持部材8に設け
られた反射体22および非反射体23によってLED1
8iからの光は反射されたりされなかったりを交互に繰
り返す。反射されたときは、PD19iによって反射光
は電気信号に変換され、信号線17を伝って回転情報信
号として超音波観測装置3の制御回路31へと伝達され
る。ここで得られた回転情報信号は、サーボ回路32に
送られ、回転駆動装置へとフィードバックされ、PD1
9iが規則的にLED18iからの反射光信号を受信し
たりしなかったりするように回転制御される。
【0038】さらに、超音波振動子9からの受信信号
は、前記回転情報信号に併せて受信回路35等で処理さ
れて、モニタ40上に超音波振動子9の回転位置に対応
した超音波画像を作画して描出される。本実施の形態は
以下の効果を有する。
【0039】ガイドシース6外周面に信号線17を螺旋
状に複数本蒸着し、ガイドシース6遠位端近傍の信号線
17遠位端に発光ダイオード18iおよびフォトダイオ
ード19iによるフォトリフレクタによるセンサを設
け、発光ダイオード18iとフォトダイオード19iに
対応する位置に光反射体22と非反射体23を同一幅で
周方向に交互に設けることで、超音波振動子9付近の回
転情報を得ることができるので、確実に回転位置に対応
した超音波信号を作画できるので、安定したひずみのな
い良好なラジアル方式の超音波画像を得ることができ
る。
【0040】また、ラジアル走査する場合の隣接する音
線間の角度程度の回転角度検出精度を確保できるので、
歪みなどが少ない、非常に画質の良い超音波画像を得る
ことができる。
【0041】なお、図2等ではフォトリフレクタによる
センサの数を2つの場合で説明したが、これに限定され
るものでなく、さらにセンサの数を増やしたりしても良
いし、1つのセンサでも良い。後述する他のセンサの場
合にも同様である。
【0042】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図5を参照して説明する。本実施の形態の
目的は、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態
の構成は以下の通りである。
【0043】本実施の形態の超音波プローブ2Bは、第
1の実施の形態と同様に中空のガイドシース6の内腔に
フレキシブルシャフト7が回転自在に設けられており、
このフレキシブルシャフト7の遠位端に固定された超音
波支持部材8に超音波振動子9が設けられている。
【0044】この中空のガイドシース6は、その外表面
に螺旋状に極細の信号線17が複数本蒸着されている。
この複数本の信号線17の遠位端には、複数の磁気セン
サ41a,41bがガイドシース7に埋め込まれるよう
に内腔に向けて設けられている。信号線17の近位端
は、例えば図1のようにフレキシブル基板21のパター
ン等により第1の実施の形態と同様に超音波観測装置3
と接続される。
【0045】一方、超音波振動子9に接続された信号線
は、フレキシブルシャフ7の内腔を通って、例えば図1
に示すスリップリング15を経て超音波観測装置3と接
続される。
【0046】フレキシブルシャフト7と超音波振動子9
との間には、磁気センサ41a,41bで検出(広い意
味で反応)される磁性体42と、検出されない非磁性体
43とが周方向に対して交互に同一幅で帯状に多数設け
られている。この磁性体42、非磁性体43と磁気セン
サ41a,41bとの位置関係は、軸方向に対して一致
するようになっている。その他は第1の実施の形態と同
様の構成である。
【0047】本実施の形態の作用は以下の通りである。
フレキシブルシャフト7は、回転駆動装置からの回転力
を超音波振動子9へ伝達し、軸方向に対して回転する。
この時、超音波観測装置3の駆動パルス発生回路34か
らの駆動パルス信号は信号線16等を経て超音波振動子
9へと伝達され、超音波振動子9を駆動して超音波を送
信し、その受信信号を超音波振動子9で受信して超音波
送受信用信号線を経て超音波観測装置3の受信回路35
へと伝達する。この一連の動作を超音波振動子9が1回
転する間に磁性体42と非磁性体43の数と、センサの
数の積の数だけ行う。
【0048】一方、フレキシブルシャフト7の回転によ
り、超音波振動子9とフレキシブルシャフト7との間の
振動子支持部材8に設けられた磁性体42および非磁性
体43によって、磁気センサ41iは磁気を感知したり
しなかったりを交互に繰り返す。感知したときは、磁気
センサ41iによって磁気信号は電気信号に変換され、
信号線17を伝って回転情報信号として超音波観測装置
3の制御回路31へと伝達される。
【0049】ここで得られた回転情報信号は、第1の実
施の形態と同様に制御信号が生成され、サーボ回路32
に送られてこのサーボ回路32は回転駆動装置を構成す
るモータ12に出力する信号をこの制御信号に同期させ
るように制御してモータ12による回転速度を制御し、
磁気センサ41iが規則的に磁性体42の磁気を規則的
に等間隔に感知するようの回転制御する。また、この制
御信号は駆動パルス発生回路34に送られ、駆動パルス
を出力するタイミングを制御する。
【0050】さらに、超音波振動子9からの受信信号
は、前記回転情報信号に併せて超音波観測装置3内の受
信回路35等で処理されて、モニタ40上に超音波振動
子9の回転位置に対応した超音波画像を作画して描出さ
れる。本実施の形態は以下の効果を有する。
【0051】ガイドシース7外周面に信号線17を螺旋
状に複数本蒸着し、ガイドシース7遠位端近傍の信号線
17遠位端に磁気センサ41a,41bを設け、該磁気
センサ41a,41bに対応する位置に磁性体42と非
磁性体43を同一幅で周方向に交互に設けることで、超
音波振動子9付近の回転情報を得ることができるので、
確実に回転位置に対応した超音波信号を作画できるの
で、安定したひずみのない良好なラジアル方式の超音波
画像を得ることができる。
【0052】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態を図6を参照して説明する。本実施の形態
の目的は、安定したひずみのない良好なラジアル方式の
超音波画像を得ることと、かつ耐久性に優れた超音波プ
ローブを提供することである。本実施の形態の構成は以
下の通りである。
【0053】図6に示す超音波プローブ2Cは、中空の
ガイドシース7の内腔に中実または内径の小さい中空の
フレキシブルシャフト51が回転自在に設けられてお
り、このフレキシブルシャフト51の遠位端には絶縁部
材で形成された接続部材52を介して超音波支持材8が
連結され、この超音波支持部材8に複数、例えば2つの
超音波振動子9A,9Bが周方向に180°回転した位
置に設けられている。
【0054】この中空のガイドシース7は、その外表面
に螺旋状に極細の信号線17aと17bが複数本づつ蒸
着で形成されている。一方の複数本の信号線17aの遠
位端には、それぞれの集電ブラシ53が複数個、ガイド
シース7の壁から内腔に向けて出されるように設けられ
ている。
【0055】一方、超音波振動子9A,9Bから伸びる
超音波送受信用信号線54は、芯線とグランド線と別々
に超音波振動子9A,9Bとフレキシブルシャフト51
の接続部材52に設けた接点リング55の内面にそれぞ
れ接続されている。
【0056】また、他方の複数本の信号線17bの遠位
端には、例えば第1の実施の形態と同様にガイドシース
6の遠位端側に設けたLED18iとPD19iとに接
続されている。
【0057】そして、このガイドシース6におけるLE
D18iとPD19iが設けられた部分に対向する内側
の接続部材52の外表面には第1の実施の形態と同様に
反射体22と非反射体23とが帯状に多数設けられてい
る。
【0058】信号線17a,17bは、ガイドシース6
の近位端で例えば図1のフレキシブル基板21のパター
ンを介して超音波観測装置3内の制御回路31と切換回
路33とにそれぞれ接続されている。
【0059】つまり、この実施の形態では図1の把持部
5内にはスリップリング15が設けてないで、信号線1
7aと接続されるフレキシブル基板21のパターンを介
して超音波観測装置3内の切換回路33を介して駆動パ
ルス発生回路34と受信回路35とに接続されている。
【0060】本実施の形態では受信回路35には例えば
特性の同じ2つの超音波振動子9A,9Bからのエコー
信号が入力され、それぞれのエコー信号に対して信号処
理してメモリ37に格納する。そして、1回転の半分の
回転により、2つの超音波振動子9A,9Bにより得ら
れた超音波画像を合成して1つの画像としてモニタ40
に表示することにより、1つの超音波振動子の場合の半
分の走査時間で1画面分の超音波画像を得られるように
している。
【0061】なお、接点リング55の外径は、接点リン
グ55同士の間にある絶縁性の接続部材52の外径より
小さくしている。そして、前記複数の集電ブラシ53
は、各々同数の接点リング55に対して接触している。
その他の構成は第1の実施の形態と殆ど同様である。
【0062】本実施の形態の作用は以下の通りである。
フレキシブルシャフト51は、回転駆動装置からの回転
力を超音波振動子9A,9Bへ伝達し、軸方向に対して
回転する。この時、図1の駆動パルス発生回路34から
の駆動パルス信号は、ガイドシース7の外表面の信号線
17aを伝って集電ブラシ53から接点リング55へと
伝達され、超音波送受信用信号線54を経て超音波振動
子9A,9Bへと伝達される。
【0063】そして超音波振動子9A,9Bを駆動して
超音波を送信し、同じ超音波振動子9A,9Bで反射さ
れた超音波を受信して電気信号に変換し、超音波送受信
用信号線54を経て接点リング55へと伝達され、集電
ブラシ53と信号線17aを経て超音波観測装置3の受
信回路35へと伝達する。
【0064】ここで、接点リング55は全周に渡ってい
るので、回転中も集電ブラシ53は常に接点リング55
に接しており、確実に信号線17aと超音波送受信用信
号線54との間で信号伝達が行われる。また、接点リン
グ55は、絶縁部材52より外径が小さく設けられてい
るので、集電ブラシ53は絶縁部材52により軸方向へ
の動きを規制されるので、相対する接点リング55の隣
りの接点リング55へと移ることはない。本実施の形態
の効果は第1の実施の形態の効果の他に、さらに以下の
効果を有する。
【0065】ガイドシース6外周面に信号線17a,1
7bを螺旋状に複数本蒸着し、ガイドシース6遠位端近
傍の信号線17a遠位端を集電ブラシ53に接続し、こ
の集電ブラシ53に対応する位置に接点リング55を設
けることで、超音波振動子9A,9B付近で、超音波信
号を回転する信号線54から回転しない信号線17aへ
と伝達することができる。
【0066】このことで、フレキシブルシャフト51内
に超音波信号線を設けずに済むので、フレキシブルシャ
フト51の内径をきわめて小さくすることができ、剛性
の高いフレキシブルシャフト51が使用できる。よっ
て、回転伝達性が向上し、超音波振動子9A,9Bを安
定して回転させることができるので、揺れや流れのない
安定して良好な超音波画像が得られる。また、ガイドシ
ース6を途中で屈曲させてもフレキシブルシャフト51
の伸びにより信号線17aは切れることがないので、耐
久性にも優れている。
【0067】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態を図7を参照して説明する。本実施の形態
の目的は、安定して良好なラジアル方式の超音波画像を
得ることと、かつ耐久性に優れた超音波プローブを提供
することである。
【0068】図7に示す本実施の形態の超音波プローブ
2Dは、図6に示す超音波プローブ2Cにおいて、ガイ
ドシース6の遠位端側のLED18iとPD19iとを
設けないで、また接続部材52に反射体22と非反射体
23とを設けないで、これら或いは他の構造の回転角度
検出手段を例えばフレキシブルシャフト51の近位端側
に設けるようにしたものである。
【0069】より具体的に説明すると、中空のガイドシ
ース7の内腔に中実または内径の小さい中空のフレキシ
ブルシャフト51が回転自在に設けられており、このフ
レキシブルシャフト51の遠位端には絶縁部材で形成さ
れた接続部材52を介して超音波支持材8が連結され、
この超音波支持部材8に複数、例えば2つの超音波振動
子9A,9Bが周方向に180°回転した位置に設けら
れている。
【0070】この中空のガイドシース7は、その外表面
に螺旋状に極細の信号線17aが複数本蒸着で形成され
ている。この複数本の信号線17aの遠位端には、それ
ぞれの集電ブラシ53が複数個、ガイドシース7の壁か
ら内腔に向けて出されるように設けられている。
【0071】一方、超音波振動子9A,9Bから伸びる
超音波送受信用信号線54は、芯線とグランド線と別々
に超音波振動子9A,9Bとフレキシブルシャフト51
の接続部材52に設けた接点リング55の内面にそれぞ
れ接続されている。
【0072】信号線17aは、ガイドシース6の近位端
で例えば図1のフレキシブル基板21のパターンを介し
て超音波観測装置3内の切換回路33とに接続されてい
る。つまり、この実施の形態では図1の把持部5内には
スリップリング15が設けてないで、信号線17aと接
続されるフレキシブル基板21のパターンを介して超音
波観測装置3内の切換回路33を介して駆動パルス発生
回路34と受信回路35とに接続されている。
【0073】本実施の形態では受信回路35には例えば
特性の同じ2つの超音波振動子9A,9Bからのエコー
信号が入力され、それぞれのエコー信号に対して信号処
理してメモリ37に格納する。そして、1回転の半分の
回転により、2つの超音波振動子9A,9Bにより得ら
れた超音波画像を合成して1つの画像としてモニタ40
に表示することにより、1つの超音波振動子の場合の半
分の走査時間で1画面分の超音波画像を得られるように
している。
【0074】なお、接点リング55の外径は、接点リン
グ55同士の間にある絶縁性の接続部材52の外径より
小さくしている。そして、前記複数の集電ブラシ53
は、各々同数の接点リング55に対して接触している。
その他の構成は第1の実施の形態と殆ど同様である。
【0075】本実施の形態の作用は以下の通りである。
フレキシブルシャフト51は、回転駆動装置からの回転
力を超音波振動子9A,9Bへ伝達し、軸方向に対して
回転する。この時、図1の駆動パルス発生回路34から
の駆動パルス信号は、ガイドシース7の外表面の信号線
17aを伝って集電ブラシ53から接点リング55へと
伝達され、超音波送受信用信号線54を経て超音波振動
子9A,9Bへと伝達される。
【0076】そして超音波振動子9A,9Bを駆動して
超音波を送信し、同じ超音波振動子9A,9Bで反射さ
れた超音波を受信して電気信号に変換し、超音波送受信
用信号線54を経て接点リング55へと伝達され、集電
ブラシ53と信号線17aを経て超音波観測装置3の受
信回路35へと伝達する。
【0077】ここで、接点リング55は全周に渡ってい
るので、回転中も集電ブラシ53は常に接点リング55
に接しており、確実に信号線17aと超音波送受信用信
号線54との間で信号伝達が行われる。また、接点リン
グ55は、絶縁部材52より外径が小さく設けられてい
るので、集電ブラシ53は絶縁部材52により軸方向へ
の動きを規制されるので、相対する接点リング55の隣
りの接点リング55へと移ることはない。
【0078】本実施の形態は以下の効果を有する。
【0079】ガイドシース6外周面に信号線17aを螺
旋状に複数本蒸着し、ガイドシース6遠位端近傍の信号
線17a遠位端を集電ブラシ53に接続し、この集電ブ
ラシ53に対応する位置に接点リング55を設けること
で、超音波振動子9A,9B付近で、超音波信号を回転
する信号線54から回転しない信号線17aへと伝達す
ることができる。
【0080】このことで、フレキシブルシャフト51内
に超音波信号線を設けずに済むので、フレキシブルシャ
フト51の内径をきわめて小さくすることができ、剛性
の高いフレキシブルシャフト51が使用できる。よっ
て、回転伝達性が向上し、超音波振動子9A,9Bを安
定して回転させることができるので、揺れや流れのない
安定して良好な超音波画像が得られる。
【0081】また、ガイドシース6を途中で屈曲させて
もフレキシブルシャフト51の伸びにより信号線17a
は切れることがないので、耐久性にも優れている。な
お、第3及び第4の実施の形態においては、2つの超音
波振動子9A,9Bを設けているが、3つ以上にしても
良いし、第1及び第2の実施の形態のように1つの超音
波振動子9にしても良い。
【0082】なお、前記第1の実施の形態から第4の実
施の形態まで、カテーテル型の超音波プローブを例に説
明したが、これに観察光学系と照明光学系を備えて超音
波内視鏡としても良い。また、上述した実施の形態等を
部分的に組み合わせる等して形成される実施の形態等も
本発明に属する。
【0083】[付記]1.中空のガイドシースの内腔に
回転伝達部材を回転自在に設け、その遠位端に超音波送
受信部を設けた超音波プローブにおいて、ガイドシース
外表面に信号線を螺旋状に複数本蒸着し、このガイドシ
ース遠位端近傍の信号線遠位端にセンサを設け、ガイド
シース内に設けた回転伝達部材と超音波送受信部との間
に前記センサに反応(検出され)る部材と反応し(検出
され)ない部材を周方向に対して同一幅で交互に設けた
ことを特徴とする超音波プローブ。
【0084】2.付記1の超音波プローブにおいて、セ
ンサを発光ダイオードとフォトダイオードとで形成した
ことを特徴とする超音波プローブ。
【0085】3.付記1の超音波プローブにおいて、セ
ンサを磁気センサとし、センサに反応する部材を磁性
体、センサに反応しない部材を非磁性体としたことを特
徴とする超音波プローブ。 4.中空のガイドシースの内腔に回転伝達部材を回転自
在に設け、その遠位端に超音波送受信部を設けた超音波
プローブにおいて、ガイドシース外表面に信号線を螺旋
状に複数本蒸着し、このガイドシース遠位端近傍の信号
線遠位端に集電部材を設け、ガイドシース内に設けた回
転伝達部材と超音波送受信部との間に接点リングを設
け、超音波送受信部と接点リングを導通させたことを特
徴とする超音波プローブ。
【0086】(付記4の背景)超音波プローブの近位端
にスリップリングがある場合や特開平2−26546号
公報の場合、特開平5−27713号公報の場合は、フ
レキシブルシャフトの内腔に信号伝達ケーブルを通さな
ければならない。このため、フレキシブルシャフトの内
径に制約が出て、十分な剛性のあるフレキシブルシャフ
トを使用できないので、結果として超音波画像が流れた
り揺れたりして正確なラジアル方式の超音波画像が得ら
れないことがあった。さらに、超音波プローブを曲げた
りしたときに、フレキシブルシャフトが伸縮してフレキ
シブルシャフト内のケーブルが引っ張られるなどして切
れてしまい、耐久性にも問題があった。
【0087】さらに、超音波プローブを曲げたりしたと
きに、フレキシブルシャフトが伸縮してフレキシブルシ
ャフト内のケーブルが引っ張られるなどして切れてしま
い、耐久性にも問題があった。また、ガイドシース内に
ある場合は、回転するフレキシブルシャフトにケーブル
が絡まって断線することがあるという問題がある。これ
を避けるために途中からダブルルーメンのシースを用い
て、フレキシブルシャフトが入る内腔とは別の内腔にケ
ーブルを通すと、外径が太るという問題があった。
【0088】(付記4の目的)安定して良好な超音波画
像を得ること、かつ耐久性に優れた超音波プローブを提
供することを目的とする。 (付記4の作用)付記4の構成をとることで、超音波送
受信部となる超音波振動子付近で、超音波信号を回転す
る信号線から回転しない信号線へと伝達することができ
る。このことで、フレキシブルシャフト内に超音波信号
線を設けずに済むので、フレキシブルシャフトの内径を
きわめて小さくすることができ、剛性の高いフレキシブ
ルシャフトが使用できるので、回転伝達性が向上し、超
音波振動子を安定して回転させることができるという作
用を持つ。また、ガイドシースを屈曲させてフレキシブ
ルシャフトが伸びても超音波信号線が切れることがない
という作用を持つ。
【0089】(付記4の効果)フレキシブルシャフト内
に超音波信号線を設けずに済むので、フレキシブルシャ
フトの内径をきわめて小さくすることができ、剛性の高
いフレキシブルシャフトが使用できるので、耐久性を向
上でき、また回転伝達性が向上し、超音波振動子を安定
して回転させることができるので、安定して良好な超音
波画像を得ることができる。 5.付記1から第4までの超音波プローブにおいて、挿
入部先端に観察光学系と照明光学系を設けたことを特徴
とする超音波プローブ。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、中
空のガイドシースの内腔に回転伝達部材を回転自在に設
け、その遠位端に超音波送受信部を設けた超音波プロー
ブにおいて、ガイドシース外表面に信号線を螺旋状に複
数本蒸着し、このガイドシース遠位端近傍の信号線遠位
端にセンサを設け、ガイドシース内に設けた回転伝達部
材と超音波送受信部との間に前記センサに反応する部材
と反応しない部材を周方向に対して同一幅で交互に設け
たことで、超音波振動子付近の回転情報を得ることがで
きるので、確実に回転位置に対応した超音波信号を作画
でき、安定したひずみのない良好なラジアル方式の超音
波画像を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた超音波診断
装置の構成を示す図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の超音波プローブの
先端側の構成を示す断面図。
【図3】超音波プローブの先端側に設けた回転位置検出
センサの構造を示す断面図。
【図4】回転位置検出センサの出力信号等を示す波形
図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の超音波プローブの
先端側の構成を示す断面図。
【図6】本発明の第3の実施の形態の超音波プローブの
先端側の構成を示す断面図。
【図7】本発明の第4の実施の形態の超音波プローブの
先端側の構成を示す断面図。
【符号の説明】
1…超音波診断装置 2A…超音波プローブ 3…超音波観測装置 4…プローブ挿入部 6…ガイドシース 7…フレキシブルシャフト 8…振動子固定部材 9…超音波振動子 11,13…ギヤ 12…モータ 15…スリップリング 16,17…信号線 18a,18b…フォトダイオード(PD) 19a,19b…発光ダイオード(LED) 22…反射体 23…非反射体 31…制御回路 34…駆動パルス発生回路 35…受信回路 40…モニタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空のガイドシースの内腔に回転伝達部
    材を回転自在に設け、その遠位端に超音波送受信部を設
    けた超音波プローブにおいて、 ガイドシース外表面に信号線を螺旋状に複数本蒸着し、
    このガイドシース遠位端近傍の信号線遠位端にセンサを
    設け、ガイドシース内に設けた回転伝達部材と超音波送
    受信部との間に前記センサに反応する部材と反応しない
    部材を周方向に対して同一幅で交互に設けたことを特徴
    とする超音波プローブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004504093A (ja) * 2000-07-20 2004-02-12 ジョメド イメイジング リミテッド 超音波映像カテーテル
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