JPH11127462A - 端末閉塞方法、ディジタル構内交換機および電話網 - Google Patents

端末閉塞方法、ディジタル構内交換機および電話網

Info

Publication number
JPH11127462A
JPH11127462A JP29088597A JP29088597A JPH11127462A JP H11127462 A JPH11127462 A JP H11127462A JP 29088597 A JP29088597 A JP 29088597A JP 29088597 A JP29088597 A JP 29088597A JP H11127462 A JPH11127462 A JP H11127462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subscriber
telephone
telephone network
paid
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29088597A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Ozawa
正敏 小澤
Emi Serizawa
恵美 芹澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP29088597A priority Critical patent/JPH11127462A/ja
Publication of JPH11127462A publication Critical patent/JPH11127462A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Meter Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル構内交換機(PBX)を用いた有
料電話網で、電話料金未納の加入者端末の閉塞を確実に
行う。 【解決手段】 電話網内に設けるPBX20は、電話料
金未納か否かを示す情報を加入者単位で記憶するための
不揮発性記憶部27aと、加入者が電話料金未納の場合
および未納電話料金を納金した場合それぞれに、記憶部
27aの情報を書き換える第1の手段31と、加入者ご
との記憶部27aを適時チェックする第2の手段33
と、前記チェックの結果、記憶部27aに電話料金未納
を示す情報が記憶されていた場合は、該当する加入者の
端末を閉塞する第3の手段とを、具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、NCCの電話網
および又はCATV網等で構成される有料電話網での、
電話料金未納に関する端末閉塞方法と、この実施に好適
なディジタル構内交換機および電話網とに関する。
【0002】
【従来の技術】電気通信事業の自由化に伴い、第1種電
気通信事業者(NTTやKDDなど)の電話網以外の新
たな有料電話網が、構築されている。例えば、NCCの
電話網がその典型例である。
【0003】このような有料電話網では、ディジタル構
内交換機(以下、PBXともいう。)を用いて、当該電
話網が実現されている。図4は、このような有料電話網
の構成を模式的に示した図である。
【0004】NCCの電話網11に、PBX13が組み
込まれている。またNCCの電話網11は、第1種電気
通信事業者の電話網15に接続されている。また、この
電話網15には、一般家庭電話15aが接続されてい
る。また、PBX13には、多数の加入者の端末17
a,17b・・・と、保守用端末19とが、それぞれ接
続されている。
【0005】このような有料電話網11でも、加入者の
端末17a等を閉塞する場合がある。ここで、閉塞と
は、端末からの発呼および該端末への着信を規制するこ
とである。
【0006】端末閉塞を行う典型的なケースとして、電
話工事の際に工事対象の加入者に対し保守者が閉塞設定
をするケースや、料金未納者の端末に対し保守者が閉塞
設定をするケース等がある。閉塞設定は、PBX13内
に加入者ごとに設けられている閉塞データ記憶部13
a、13b・・・に、保守者が保守用端末19を用い
て、閉塞データを書き込むことで行われる。
【0007】加入者が発呼する場合および他人が加入者
に電話をかけてきた場合それぞれで、PBX13は、該
加入者の閉塞データ記憶部をチェックする。この閉塞デ
ータ記憶部に、閉塞データが書き込まれている場合、P
BX13は、加入者の発呼または加入者への着信を規制
(拒否)する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
PBXは、電話工事を行う時等に閉塞処理がなされるこ
とを前提としていたため、電話工事を終えてシステムを
再開する時は閉塞データが解除されるように設計されて
いた。すなわち、閉塞データ記憶部は揮発性の記憶手段
で構成されていた。したがって、この閉塞データ記憶部
を利用して電話料金未納に対する閉塞データを格納した
場合、PBXをシステムダウンさせると、電話料金未納
者である旨の閉塞データはクリアされてしまう。そのた
め、システムを再開させた後は、電話料金未納の加入者
も、この電話網を利用できてしまう。その結果、電話網
提供者は不利益を被る。
【0009】従来において上記の問題を回避するために
は、電話網の保守管理者が、システム再開の度に、料金
未納の旨の閉塞データを閉塞データ記憶部に書き込む必
要がある。しかし、このような再書き込み作業は、大変
な作業であり好ましいことではない。
【0010】従って、PBXを用いて構成される有料電
話網において、電話料金未納についての端末閉塞を確実
に行える方法の実現が望まれる。
【0011】また、このような閉塞方法の実施に好適な
ディジタル構内交換機(PBX)の実現が望まれる。
【0012】また、このような閉塞方法を実現できる電
話網の実現が望まれる。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(1)そこで、この出願の端末閉塞方法の発明によれ
ば、ディジタル構内交換機を用いた有料電話網での端末
閉塞方法において、少なくとも加入者が電話料金未納か
否かを示す情報を記憶するための不揮発性記憶部を、前
記電話網内に、加入者単位に、予め用意しておく。そし
て、以下の第1〜第3の処理を行う。
【0014】:加入者が電話料金未納の場合および未
納電話料金を納金した場合それぞれに、前記記憶部の情
報を書き換える第1の処理。
【0015】:加入者ごとの前記記憶部を適時チェッ
クする第2の処理。
【0016】:前記チェックの結果、前記記憶部に電
話料金未納を示す情報が記憶されていた場合は、該当す
る加入者の端末を閉塞する第3の処理。
【0017】この端末閉塞方法の発明によれば、電話料
金未納である場合はその旨のデータが、また、未納の電
話料が支払われた場合はその旨のデータが、記憶部にタ
イムリに書き込まれる。しかも、該記憶部が不揮発性の
記憶部であるので、電話料金未納である旨を示すデータ
等は、例えばシステムダウンがなされても保持されるか
ら、システム再開後も電話料金未納による閉塞処理は継
続される。
【0018】なお、この端末閉塞方法の発明を実施する
に当たり、前記第2の処理でいう適時のチェックは、設
計に応じた任意の時に行うことができる。しかし、該チ
ェックを、好ましくは、加入者が発呼した場合および他
人が該加入者に電話をしてきた場合それぞれの時に行う
のが良い。こうすると、前記チェックを、必ず行うこと
が出来、然も必要最低限の回数で行うことが出来る。
【0019】また、この端末閉塞方法の発明を実施する
に当たり、前記第3の処理は、該当する加入者および該
加入者に電話をかけた他人の少なくとも一方に対して、
電話料金未納の旨のガイダンスを行う処理を含む処理と
するのが良い。より好ましくは、両者にガイダンスをす
るのが良い。
【0020】このようにガイダンスを導入すると、どう
いう理由で閉塞がなされているかを、加入者および他人
に確実に連絡できるので、混乱を回避しやすい。
【0021】また、この端末閉塞方法の発明を実施する
に当たり、前記第1の処理にて前記不揮発性記憶部に電
話料金が未納である旨の書き込みが行われた時に、該当
加入者が通話中であった場合、その回線を強制的に切断
する第4の処理を実施するのが良い。こうすると、電話
料金未納者による電話網の不正な使用を、最小限に抑え
ることができる。
【0022】なお、この第4の処理を実施する場合も、
加入者および加入者と通話している他人の少なくとも一
方、好ましくは双方に、電話料金未納が原因の閉塞処理
である旨のガイダンスをするのが良い。加入者などに回
線切断の理由を通報できるので、混乱を回避できるから
である。
【0023】(2)また、この出願のディジタル構内交
換機の発明によれば、有料電話網に使用されるディジタ
ル構内交換機において、少なくとも加入者が電話料金未
納か否かを示す情報を、加入者単位に記憶するための不
揮発性記憶部と、加入者が電話料金未納の場合および未
納電話料金を納金した場合それぞれに、前記記憶部の情
報を書き換えるための第1の手段と、加入者ごとの前記
記憶部を適時チェックする第2の手段と、前記チェック
の結果、前記記憶部に電話料金未納を示す情報が記憶さ
れていた場合は、該当する加入者の端末を閉塞する第3
の手段とを具えたことを特徴とする。
【0024】また、この出願の電話網の発明によれば、
上記の発明のディジタル構内交換機をディジタル構内交
換機として含むことを特徴とする。
【0025】これらディジタル構内交換機および電話網
の各発明によれば、この出願の端末閉塞方法の発明を容
易に実施することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの出願の
端末閉塞方法、ディジタル構内交換機および電話網の各
発明の実施の形態について併せて説明する。なお、以下
の説明に用いる各図は、これらの発明を理解できる程度
に概略的に示してある。また、説明に用いる各図におい
て、同様な構成成分については同一の番号を付して示
し、その重複する説明を省略することもある。
【0027】1.装置構成の説明 図1は、この出願のディジタル構内交換機(PBX)2
0の構成を説明する図である。
【0028】このPBX20は、従来同様、例えばNC
Cの電話網11に接続されている。また、このPBX2
0には、従来同様、多数の加入者端末17a,17b・
・と、保守用端末19とが接続されている。
【0029】このPBX20は、スイッチ回路21と、
ガイダンス装置23と、中央処理装置25と、記憶装置
27とを具える。
【0030】加入者端末17a、17b・・・と、ガイ
ダンス装置23と、NCCの電話網網11とは、スイッ
チ回路21にそれぞれ接続されている。
【0031】このスイッチ回路21は、加入者端末17
a、17b・・・、ガイダンス装置23、NCCの電話
網11間の接続を切り換える。このスイッチ回路21
は、従来公知の回路で構成できる。
【0032】ガイダンス装置23は、この実施の形態で
は、電話料金未納が原因で閉塞処理をした旨のガイダン
スを少なくとも行う。このガイダンス装置23自体は、
ICメモリ等の好適な音声記憶装置で構成できる。
【0033】中央処理装置25は、スイッチ回路21
と、ガイダンス装置23と、記憶装置27とを、それぞ
れ制御する。
【0034】記憶装置27は、PBX20の動作プログ
ラムおよび各種のデータ等を格納している。また、この
記憶装置27は、不揮発性の記憶部27aを有してい
る。
【0035】この不揮発性の記憶部27aは、ハードデ
ィスクおよびまたは不揮発性半導体メモリ等、任意好適
な記憶手段で構成出来る。
【0036】この実施の形態では、少なくとも加入者が
電話料金未納か否かを示す情報を加入者単位に記憶する
不揮発性記憶部を、この記憶装置27内の不揮発性記憶
部27aで、構成する。したがって、この不揮発性記憶
部27aは、加入者ごとの記憶領域(図示せず)に区分
けした構成としてある。区分けしたそれぞれの領域は、
例えば加入者の電話番号を検索コードとして用いて、ア
クセスされる。
【0037】さらに、このPBX20は、この発明でい
う、第1の手段31と、第2の手段33と、第3の手段
35とを、具える。
【0038】この第1の手段31は、加入者が電話料金
未納の場合および未納電話料金を納金した場合それぞれ
に、不揮発性記憶部27aの、この加入者の記憶領域の
情報を、書き換える。
【0039】また、第2の手段33は、前記不揮発性記
憶部27aの加入者ごとの領域を適時チェックする。
【0040】また、第3の手段35は、第2の手段によ
るチェックの結果、不揮発性記憶部27aに、電話料金
未納を示す情報が記憶されていた場合は、該当する加入
者の端末を閉塞する。
【0041】この実施の形態の場合、これら第1〜第3
の各手段31〜35を、それぞれ以下のように構成して
ある。
【0042】まず、第1の手段31を、保守用端末19
と中央処理装置25とで構成してある。この様な構成で
あると、保守用端末19から、保守者が、加入者の電話
番号と、不揮発性記憶部27aの書き換えを実行する旨
のコマンド(後の動作説明で詳述する。)とを、入力す
ることができる。そして、中央処理装置25は、この電
話番号を検索コードとして用いて、不揮発性記憶部27
a内の、この加入者の領域をアクセスすることができ
る。このため、不揮発性記憶部27aの、加入者領域ご
との領域に対して、電話料金未納か否かの情報の書き換
えが行える。
【0043】また、第2の手段33を、中央処理装置2
5で構成してある。この様な構成では、加入者による発
呼および他人が該加入者に電話をかけた場合それぞれ
で、中央処理装置25は、この加入者の電話番号を検索
コードとして用いて不揮発性記憶部27a内の、この加
入者用の領域をアクセスできる。そして、この加入者が
電話料金未納か否かの情報をチェックすることができ
る。
【0044】また、第3の手段35を、スイッチ回路2
1と、中央処理装置25と、必要に応じて使用されるガ
イダンス装置23とで構成してある。この構成では、不
揮発性記憶部27a内の、ある加入者についての領域
に、電話料金未納である旨の情報が書かれていた場合、
中央処理装置25は、スイッチ回路21を制御して、こ
の加入者の端末と通話相手の端末との回線を切断でき
る。このため、電話料金未納の場合の閉塞処理を実行で
きる。
【0045】また、必要によっては、この加入者の端末
とガイダンス装置23との間を接続できる。また、他人
が該加入者に電話をかけてきた場合は、この他人の端末
とガイダンス装置23との間を、接続できる。このた
め、今回の閉塞処理が、電話料金未納が原因の閉塞処理
である旨を、加入者及び又は通話相手に通知できる。
【0046】なお、ある加入者が電話料金未納であるた
めその旨の情報を第1の手段31を用いて不揮発性記憶
部27aの該当領域に書き込む時、この加入者が通話を
している場合、この通話回線を強制的に切断しても良
い。このような強制的な切断を行うための第4の手段
を、この実施の形態の場合、第3の手段と同様に、スイ
ッチ回路21とガイダンス装置23と中央処理装置25
とで、構成することができる。
【0047】2.動作の説明 次に、上述したPBX20を含む電話網でなされる電話
料金未納に対する端末閉塞処理動作について、説明す
る。図2および図3は、そのためのフローチャートであ
る。
【0048】なお、以下の説明では、不揮発性記憶部2
7aに電話料金未納を示す情報を書き込むためのコマン
ドを、「登録」と表現する。これに対し、未納電話料金
が支払われた旨の情報を不揮発性記憶部27aに書き込
むためのコマンドを「解除」と表現する。また、電話料
金未納を示す情報を「利用停止データ」と表現する。
【0049】(a)先ず、不揮発性記憶部27aに対し
ての、利用停止データの登録または解除は、以下のよう
に行える。この説明を図2を参照して行う。
【0050】例えばNCCの電話網11の本社(図示せ
ず)から、保守者に対して、加入者の電話料金未納また
は未納料金入金についてのデータが、送られる。
【0051】保守者は、この送られてきたデータに基づ
いて、保守用端末19からPBX20に、「登録」また
は「解除」のコマンドと、加入者の電話番号とをそれぞ
れ入力する。
【0052】中央処理装置25は、このコマンドが「登
録」か「解除」かを判定する(ステップS1)。また、
中央処理装置25は、この電話番号を検索コードとして
用いて、不揮発性記憶部27a内の、この加入者につい
ての領域をアクセスする。
【0053】入力されたコマンドが「登録」である場合
は、中央処理装置25は、不揮発性記憶部27a内の、
この加入者についての領域に利用停止データを設定する
(ステップS2)。
【0054】また、この実施の形態の場合、入力された
コマンドが「登録」であって、利用停止データを不揮発
性記憶部27aに設定した時は、中央処理装置25は、
この加入者が通話中か否かについても判断する(ステッ
プS3)。
【0055】そして、この加入者が通話中である場合
は、中央処理装置25は、スイッチ回路25を制御し
て、この加入者が通話に使用している回線を切断する
(ステップS4)。その後、登録/解除処理の終了、換
言すれば、次の登録または解除コマンドの入力待ちの状
態になる(ステップS5)。
【0056】また、ステップS4にて、この加入者が通
話中でなかった場合も、次のコマンドの入力待ちの状態
になる(ステップS5)。
【0057】一方、入力されたコマンドが「解除」であ
る場合は、不揮発性記憶部27a内の、この加入者につ
いての領域に設定されている利用停止データを解除する
(ステップS6)。その後、次のコマンドの入力待ちの
状態になる(ステップS5)。
【0058】(b)次に、加入者の発呼および他人が該
加入者に電話がかけてきた場合に端末閉塞を行うか否か
の処理について説明する。この説明を図3を参照して行
う。
【0059】加入者が発呼した場合、または、他人がこ
の加入者に電話をかけてきた場合それぞれで、この加入
者の電話番号を検索コードとして、中央処理装置25
は、不揮発性記憶部27aの、この加入者についての領
域をアクセスする。さらに、この領域に「利用停止デー
タ」があるか否かを、チェックする(ステップS1
1)。
【0060】ここで、利用停止データがあった場合は、
中央処理装置25は、この加入者の発呼またはこの加入
者への他人からの着信を、拒否する(ステップS1
2)。具体的には、中央処理装置25は、スイッチ回路
21を制御して、この加入者の端末と通信相手の端末と
の回線を切断する。さらに必要に応じて、ガイダンス装
置23を、この加入者の端末と、この加入者の通話相手
の端末とに接続して、この回線接続(閉塞処理)が、電
話料金未納が原因である旨のガイダンスを実施する。
【0061】一方、利用停止データがなかった場合は、
中央処理装置25は、電話工事などの他の原因による閉
塞(以下、一般閉塞と称する。)の必要性の有無を判定
する(ステップS13)。具体的には、記憶装置に従来
同様に設けられている一般閉塞データ記憶領域(図示せ
ず)に、一般閉塞データがあるか否かを、チェックす
る。一般閉塞データがあった場合は、発呼および着信を
拒否する(ステップS14)。
【0062】なお、この一般閉塞をする場合、加入者お
よび通話相手に、典型的には、ビジートーンすなわち話
中信号により、その旨を通報する。
【0063】また、一般閉塞の必要がない場合は、発呼
および着信を許可する(ステップS15)。
【0064】上述においてはこの出願の各発明の実施の
形態について説明した。しかし、この出願の各発明は上
述の実施の形態に何ら限定されるものではなく、多くの
変形および変更を行うことができる。
【0065】例えば上述の実施の形態では、少なくとも
加入者が電話料金未納か否かを示す情報を加入者単位に
記憶する不揮発性記憶部を、PBX20に具わる記憶装
置27内の不揮発性記憶部27aで、構成した。しか
し、この端末閉塞方法を実施する場合の不揮発性記憶部
設置位置は、これに限られず、電話網内の任意の位置に
変更できる。
【0066】また、上述の実施の形態では、不揮発性記
憶部に格納する情報を電話料金未納であるか否かを示す
情報のみとした例を説明したが、他の情報を追加する場
合があっても良い。
【0067】また、上述した第1〜第3の手段の構成例
は、この発明の範囲の一例にすぎない。したがって、こ
の発明の目的を損ねない範囲で他の任意の構成に変更で
きる。
【0068】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、この
発明によれば、ディジタル構内交換機を用いた有料電話
網での端末閉塞方法において、少なくとも加入者が電話
料金未納か否かを示す情報を記憶するための不揮発性記
憶部を、電話網内に、加入者単位に、予め用意してお
く。そして、加入者が電話料金未納の場合および未納電
話料金を納金した場合それぞれに、不揮発性記憶部の情
報を書き換える処理と、加入者ごとの前記記憶部を適時
チェックする処理と、前記チェックの結果、前記記憶部
に電話料金未納を示す情報が記憶されていた場合は、該
当する加入者の端末を閉塞する処理とを含む。
【0069】そのため、電話料金未納である場合はその
旨のデータが、また、未納の電話料が支払われた場合は
その旨のデータが、記憶部にタイムリに書き込まれる。
しかも、電話料金未納である旨を示すデータ等は、例え
ばシステムダウンがなされても保持される。したがっ
て、この発明の端末閉塞方法によれば、システム再開後
も電話料金未納による閉塞処理は継続される。そのた
め、ディジタル構内交換機を用いた電話網であっても、
電話料金未納に対する閉塞処理を確実に行うことができ
る。
【0070】また、この出願のディジタル構内交換機お
よび電話網それぞれによれば、上記の端末閉塞方法を容
易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の説明図であり、主にディジタル構
内交換機の説明図である。
【図2】実施の形態の説明図であり、利用停止データの
登録/解除動作の説明図である。
【図3】実施の形態の説明図であり、閉塞処理動作の説
明図である。
【図4】従来技術および課題の説明図である。
【符号の説明】
11:NCCの電話網 17a、17b、・・・:加入者端末 19:保守用端末 20:実施の形態のディジタル構内交換機 21:スイッチ回路 23:ガイダンス装置 25:中央処理装置 27:記憶装置 27a:不揮発性記憶部 31:第1の手段 33:第2の手段 35:第3の手段(第4の手段も兼ねる)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル構内交換機を用いた有料電話
    網での端末閉塞方法において、 少なくとも加入者が電話料金未納か否かを示す情報を記
    憶するための不揮発性記憶部を、前記電話網内に、加入
    者単位に、予め用意しておき、および、 加入者が電話料金未納の場合および未納電話料金を納金
    した場合それぞれに、前記記憶部の情報を書き換える第
    1の処理と、 加入者ごとの前記記憶部を適時チェックする第2の処理
    と、 前記チェックの結果、前記記憶部に電話料金未納を示す
    情報が記憶されていた場合は、該当する加入者の端末を
    閉塞する第3の処理とを含むことを特徴とする端末閉塞
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の端末閉塞方法におい
    て、 前記第2の処理を、加入者が発呼した場合および他人が
    該加入者に電話をかけた場合それぞれに、該加入者のた
    めの前記記憶部をチェックする処理とし、 前記第3の処理を、前記発呼および前記他人による電話
    に対する回線接続を拒否する処理とすることを特徴とす
    る端末閉塞方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の端末閉塞方法におい
    て、 前記第3の処理は、該当する加入者および該加入者に電
    話をかけた他人の少なくとも一方に対して、電話料金未
    納の旨のガイダンスを行う処理を含むことを特徴とする
    端末閉塞方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の端末閉塞方法におい
    て、 前記第1の処理にて前記記憶部に電話料金が未納である
    旨の書き込みが行われた時に、該当加入者が通話中であ
    った場合、その回線を切断する第4の処理をさらに含む
    ことを特徴とする端末閉塞方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の端末閉塞方法におい
    て、 前記電話網が、新規第一種電気通信事業者(NCC)の
    電話網であることを特徴とする端末閉塞方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の端末閉塞方法におい
    て、 前記電話網が、ケーブルテレビジョン(CATV)のケ
    ーブル網を利用した電話網であることを特徴とする端末
    閉塞方法。
  7. 【請求項7】 有料電話網に使用されるディジタル構内
    交換機において、 少なくとも加入者が電話料金未納か否かを示す情報を、
    加入者単位に記憶するための不揮発性記憶部と、 加入者が電話料金未納の場合および未納電話料金を納金
    した場合それぞれに、前記記憶部の情報を書き換えるた
    めの第1の手段と、 加入者ごとの前記記憶部を適時チェックする第2の手段
    と、 前記チェックの結果、前記記憶部に電話料金未納を示す
    情報が記憶されていた場合は、該当する加入者の端末を
    閉塞する第3の手段とを具えたことを特徴とするディジ
    タル構内交換機。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のディジタル構内交換機
    において、 前記第2の手段として、加入者が発呼した場合および他
    人が該加入者に電話をかけた場合それぞれに、該加入者
    のための前記記憶部をチェックする手段を含み、 前記第3の手段として、前記発呼および前記他人による
    電話に対する回線接続を拒否する手段を含むことを特徴
    とするディジタル構内交換機。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のディジタル構内交換機
    において、 前記第3の手段は、該当する加入者および該加入者に電
    話をかけた他人の少なくとも一方に対して電話料金未納
    の旨のガイダンスをするガイダンス手段を含むことを特
    徴とするディジタル構内交換機。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載のディジタル構内交換
    機において、 前記第1の手段が前記記憶部に電話料金が未納である旨
    の書き込みを行った時に、該当加入者が通話中であった
    場合、その回線を切断する第4の手段をさらに具えたこ
    とを特徴とするディジタル構内交換機。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載のディジタル構内交換
    機において、 前記電話網が、新規第一種電気通信事業者(NCC)の
    電話網であることを特徴とするディジタル構内交換機。
  12. 【請求項12】 請求項7に記載のディジタル構内交換
    機において、 前記電話網が、ケーブルテレビジョン(CATV)のケ
    ーブル網を利用した電話網であることを特徴とするディ
    ジタル構内交換機。
  13. 【請求項13】 請求項7〜12のいずれか1項に記載
    のディジタル構内交換機を含むことを特徴とする電話
    網。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の電話網において、 前記電話網が、新規第一種電気通信事業者(NCC)の
    電話網であることを特徴とする電話網。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の電話網において、 前記電話網が、ケーブルテレビジョン(CATV)のケ
    ーブル網を利用した電話網であることを特徴とする電話
    網。
JP29088597A 1997-10-23 1997-10-23 端末閉塞方法、ディジタル構内交換機および電話網 Pending JPH11127462A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29088597A JPH11127462A (ja) 1997-10-23 1997-10-23 端末閉塞方法、ディジタル構内交換機および電話網

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29088597A JPH11127462A (ja) 1997-10-23 1997-10-23 端末閉塞方法、ディジタル構内交換機および電話網

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11127462A true JPH11127462A (ja) 1999-05-11

Family

ID=17761775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29088597A Pending JPH11127462A (ja) 1997-10-23 1997-10-23 端末閉塞方法、ディジタル構内交換機および電話網

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11127462A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030023429A (ko) * 2001-09-12 2003-03-19 (주)아이넥스트커뮤니케이션즈 요금미납 유선전화기에 대한 사용중지가 가능한무선통신모듈을 이용한 유선전화기통화시스템 및 그 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030023429A (ko) * 2001-09-12 2003-03-19 (주)아이넥스트커뮤니케이션즈 요금미납 유선전화기에 대한 사용중지가 가능한무선통신모듈을 이용한 유선전화기통화시스템 및 그 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6728355B2 (en) Method and apparatus for forwarding a caller identification for a credit card or calling card call to an automatic number identification system of a telephone network
US5864613A (en) System and method for controlling telephone use
JPH03139059A (ja) 着信課金電話呼出しを処理する方法及び装置
JPH10501396A (ja) 高度インテリジェントネットワークにおける呼量の取り次ぎ
JP2004135286A (ja) 公衆加入電話網用開放型高度インテリジェントネットワークインタフェースの仲介
US7372949B1 (en) System and method for call redirect detection and treatment
JP3415463B2 (ja) 会議通信装置
US20020097854A1 (en) Ani-based dialing in telephone networks
US6694003B1 (en) Method and apparatus for prepaid inbound call forwarding service
US6836893B2 (en) Data driven communication system
JPH11127462A (ja) 端末閉塞方法、ディジタル構内交換機および電話網
KR100960805B1 (ko) 인아웃바운드의 수행이 모두 가능한 중앙 집중식 고객 지원방법
JP2002500452A (ja) データ交換システム
JPH04237252A (ja) 公専接続におけるゲートウェイ装置
JP2004537194A (ja) 国内から国際へのコレクトコール遮断
JPS6342563A (ja) 自局内接続通話録音方式
JP3437621B2 (ja) 構内交換通信システム
JPH04290351A (ja) 発信規制制御方式
JP3134639B2 (ja) 電話交換機
JPH04264862A (ja) トラヒック輻輳制御方式
JPH0311158B2 (ja)
JP3024842B2 (ja) 構内交換機の交換制御方法
JPH01128653A (ja) 二重割込み接続防止制御方式
JP2729704B2 (ja) 内線代表制御装置
KR100626305B1 (ko) 통화 서비스 권한 등록 방법 및 상기 방법을 채용한교환기 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030924