JPH11127030A - 発振回路ic用共振回路及び発振回路 - Google Patents

発振回路ic用共振回路及び発振回路

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JPH11127030A
JPH11127030A JP28858197A JP28858197A JPH11127030A JP H11127030 A JPH11127030 A JP H11127030A JP 28858197 A JP28858197 A JP 28858197A JP 28858197 A JP28858197 A JP 28858197A JP H11127030 A JPH11127030 A JP H11127030A
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JP
Japan
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capacitor
oscillation
circuit
oscillation transistor
resonance circuit
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Application number
JP28858197A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Ando
敏晃 安藤
Makoto Sakakura
真 坂倉
Hiroaki Kosugi
裕昭 小杉
Takeshi Miura
毅 三浦
Kaoru Ishida
石田  薫
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to CNA031060722A priority patent/CN1495993A/zh
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の発振回路IC用共振回路においては、
高Q特性を必要とする共振回路も含めてIC化されるた
め、共振回路を構成する、共振器、バラクタダイオード
等の高Q化が図れず、発振回路のC/N特性等の劣化が
生じる。 【解決手段】 特に高Q特性を必要とする共振器7、バ
ラクタダイオード9,24を共振回路モジュール64と
して一体化し、発振トランジスタ等を含む負性抵抗発生
回路41とは別構成にする。例えば、共振器7は、誘電
体基板上にストリップ導体にて形成することにより高Q
化を図り、またバラクタダイオード9,24は、ICプ
ロセスでなく従来の単体ディスクリート素子をベアチッ
プで使用し、同様に高Q化や高容量比化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、衛星通
信等の無線通信機器における、電圧制御発振器等の共振
回路及び高周波発振回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について図を用いて説明す
る。図9は、従来の共振回路を用いた発振回路の回路図
である。
【0003】このような構成の従来の共振回路を用いた
発振回路は次のように動作する。図9において、発振用
のトランジスタ1は、発振周波数帯にて十分にインピー
ダンスの低いコンデンサ4にて、そのベース端子がグラ
ンド端子35を経て、グランドに接地される。コンデン
サ2は、コレクタ−エミッタ間容量素子として、トラン
ジスタ1に接続されている。また、コンデンサ3は、ト
ランジスタ1のコレクタとベースとの間に接続されてお
り、さらに、コンデンサ20はトランジスタ1のエミッ
タと、グランド端子35を経てグランドとの間に接続さ
れ、ベース接地である本回路では、等価的にエミッタ−
ベース間に接続されている。さらに、共振器結合コンデ
ンサ5を介して接続される共振器7は、先端がグランド
端子35を経てグランドに接続される1/4波長共振器
であり、共振器結合コンデンサ5を介して共振器7は誘
導素子としてトランジスタ1のコレクタ−ベース間に、
等価的に接続されている。
【0004】このように、図9の回路では、ベース接地
型クラップ型発振回路が構成され、発振動作を行い、そ
の出力は、出力結合コンデンサ6を介して、高周波出力
端子15から、取り出される。
【0005】また、バラクタダイオード9は、バラクタ
ダイオード結合コンデンサ8を介して共振器7に接続さ
れている。さらに、バラクタダイオード9のカソードは
バラクタダイオードバイアスチョーク14を介してチュ
ーニング電圧供給端子33に接続されており、そのチュ
ーニング電圧供給端子33に加える電圧値により、バラ
クタダイオード9の容量値が変化し、発振周波数を可変
することができる。
【0006】図9において、共振器結合コンデンサ5、
共振器7、バラクタダイオード結合コンデンサ8、バラ
クタダイオード9、バラクタダイオードバイアスチョー
ク14及び、バイパスコンデンサ31により共振回路4
2が構成されている。
【0007】このような回路動作を行う従来の共振回路
を用いた発振回路は、そのIC化において、発振用のト
ランジスタ1およびその周辺回路のみならず、共振器7
や、バラクタダイオード9等から構成される共振回路4
2も含めて、ICプロセスにて各素子をIC上に実現し
ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、共振器7やバラクタダイオード9が、I
CプロセスにてICチップ上に形成されるため、高いQ
値をとる、つまり低損失な素子を作ることが容易ではな
い。結果として発振回路IC用共振回路として、高Q化
の実現が困難であるため、発振回路ICでの高C/N化
が困難であるという課題を有していた。
【0009】本発明は、従来のこのような発振回路の課
題を考慮し、発振回路ICが、高いC/Nを得ることが
できるように、高Q化が可能な発振回路用の共振回路及
びその共振回路を用いた発振回路を提供することを目的
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、発振回路IC
用の共振回路を構成する、共振器、バラクタダイオー
ド、あるいは、更にコンデンサ、チョーク等をモジュー
ルとして一体化し、IC化された発振トランジスタ等を
含む負性抵抗発生回路とは、別構成にしたことを特徴と
するものである。
【0011】これにより、たとえば共振器等は、誘電体
基板上にストリップ導体にて形成することにより高Q化
が図られ、またバラクタダイオードは、ICプロセスで
なく従来の単体ディスクリート素子が使用可能となるこ
とにより、同様に高Q化や高容量比化が図られ、結果と
して、Qの高い共振回路が実現できることから、発振回
路ICと組み合わせることにより高C/N特性を有する
発振回路ICが実現できるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の第1の実施の形態を
示す共振回路を用いた発振回路の回路図である。図1に
おいて、1,17はそれぞれ第1、第2の発振トランジ
スタとしての発振トランジスタ、2,3,4,18,1
9,20はそれぞれ第6、第8、第10、第7、第9、
第11のキャパシタとしてのコンデンサ、6,22はそ
れぞれ第12、第13のキャパシタとしての出力結合コ
ンデンサ、11,12,13,26,27,28はバイ
アス用抵抗、15,16は高周波出力端子、10,25
は高周波チョーク、34はバイアス電圧供給端子、35
はグランド端子、37,38は共振回路との接続ポイン
ト、41は集積化された負性抵抗発生用外部回路として
の負性抵抗発生回路である。
【0013】また、同様に、図1において、5,21は
それぞれ第3、第4のキャパシタとしての共振器結合コ
ンデンサ、7は共振器、8,23はそれぞれ第1、第2
のキャパシタとしてのバラクタダイオード結合コンデン
サ、9,24はバラクタダイオード、14,29はそれ
ぞれ第1、第2のチョークコイルとしてのバラクタダイ
オードバイアスチョーク、30は第3のチョークコイル
としての高周波チョーク、31は第5のキャパシタとし
てのバイパスコンデンサ、33はチューニング電圧供給
端子、36はグランド端子、42は共振回路である。ま
た、コンデンサ5,21に接続されている集積化された
負性抵抗発生回路との接続ポイント39及び40が第1
及び第2の接続点である。
【0014】以上のような構成の本発明の第1の実施の
形態における共振回路を用いた発振回路は次のように動
作する。
【0015】図1において、発振トランジスタ1および
17は、発振周波数帯にて十分にインピーダンスの低い
コンデンサ4にて、各々そのベース端子が接続されてい
る。コンデンサ2および18は、コレクタ−エミッタ間
容量素子として、コンデンサ3および19は、コレクタ
−ベース間容量素子として、発振周波数帯にてC/N特
性等が最適となるようその素子値が選ばれ、各々、トラ
ンジスタ1および17に接続されている。また、コンデ
ンサ20は、トランジスタ1および17のエミッタ間に
接続され、同様に発振周波数帯にてC/N特性等が最適
となるようその素子値が選ばれている。さらに、共振回
路42の共振器結合コンデンサ5および21を介して接
続される共振器7は、先端開放の1/2波長共振器であ
り、その共振器7の中点においては等価的にグランドと
の短絡点となるため、共振器結合コンデンサ5を介して
共振器7は誘導素子としてトランジスタ1のコレクタ−
ベース間に、またコンデンサ21を介して共振器7は誘
導素子としてトランジスタ17のコレクタ−ベース間
に、等価的に接続されている。
【0016】また、バラクタダイオード9,24は、各
々バラクタダイオード結合コンデンサ8,23を介して
各々共振器7に接続されている。さらにバラクタダイオ
ード9,24のアノードがバラクタダイオードバイアス
チョーク14,29により、グランド端子36を介して
各々DC的にグランド電位を与えられることから、チュ
ーニング電圧供給端子33から高周波チョーク30を経
てバラクタダイオード9,24のカソードに加える電圧
値により、バラクタダイオード9,24の容量値が変化
し、発振周波数の可変を行うことができる。
【0017】このように、図1の回路では、ベース接地
型クラップ型発振回路二つが、1/2波長共振器により
互いの発振信号として180度の位相差を持ちながら発
振動作を行い、その出力は、出力結合コンデンサ6,2
2を介して、両者の差動出力として高周波出力端子1
5、16間から、取り出される。
【0018】ここで、集積化された負性抵抗発生回路4
1は、ICプロセスにてIC化され半導体チップ上に形
成されている。
【0019】一方、共振回路42は、集積化された負性
抵抗発生回路41とは別にモジュール化され、集積化さ
れた負性抵抗発生回路との接続ポイント39および40
を介して、集積化された負性抵抗発生回路41の共振回
路との接続ポイント37および38と接続される構成を
とる。
【0020】このように、本実施の形態における共振回
路は、従来の発振回路IC用共振回路と異なり、IC化
された発振回路における負性抵抗発生回路部分が形成さ
れるIC上に構成せず、別モジュールとすることによ
り、共振回路としてのQ値の劣化無く共振回路を構成で
きるため、発振回路ICとして高いC/N特性を実現す
ることが可能となる。
【0021】なお、加えて、集積化された負性抵抗発生
回路41を、上記の構成にすれば、従来、発振トランジ
スタとグランドとの間に接続されていたベース接地用コ
ンデンサ、およびエミッタ−グランド間コンデンサを、
負性抵抗発生回路を実装する基板上のグランドパターン
に接続せず、ふたつの発振トランジスタのベース電極間
およびエミッタ電極間に直接接続する構成とすることに
より、高周波的には実装基板上のグランドパターンを使
わずとも差動型の発振動作が可能であるため、外部から
の電磁界的な干渉等が発生した場合でも、実装基板上グ
ランドパターンに発生する電位差等による影響を受け
ず、S/N等の特性劣化のない発振回路を得ることがで
きる。
【0022】なお、負性抵抗発生用外部回路は、集積回
路内に形成されておれば、図1の回路構成に限定される
ものではない。 (実施の形態2)図2は、本発明の第2の実施の形態を
示す共振回路を用いた発振回路の回路図である。図2に
おいて、1,17はそれぞれ第1、第2の発振トランジ
スタとしての発振トランジスタ、2,4,18,20は
それぞれ第6、第8、第7、第9のキャパシタとしての
コンデンサ、6,22はそれぞれ第10、第11のキャ
パシタとしての出力結合コンデンサ、11,12,1
3,26,27,28はバイアス用抵抗、15,16は
高周波出力端子、10,25は高周波チョーク、34は
バイアス電圧供給端子、35はグランド端子、37,3
8は共振回路との接続ポイント、41は集積化された負
性抵抗発生回路である。
【0023】また、同様に、図2において、42は共振
回路であり、その構成は、前述の第1の実施の形態に示
す共振回路と同じである。
【0024】以上のような構成の本発明の第2の実施の
形態における共振回路を用いた発振回路は次のように動
作する。
【0025】図2において、発振トランジスタ1および
17は、発振周波数帯にて十分にインピーダンスの低い
コンデンサ4にて、各々そのコレクタ端子が接続されて
いる。コンデンサ2および18は、ベース−エミッタ間
容量素子として、発振周波数帯にてC/N特性等が最適
となるようその素子値が選ばれ、各々、トランジスタ1
および17に接続されている。また、コンデンサ20
は、発振トランジスタ1および17のエミッタ間に接続
され、同様に発振周波数帯にてC/N特性等が最適とな
るようその素子値が選ばれている。さらに、共振回路4
2の共振器結合コンデンサ5および21を介して接続さ
れる共振器7は、先端開放の1/2波長共振器であり、
その共振器の中点においては等価的にグランドとの短絡
点となるため、共振器結合コンデンサ5を介して共振器
7は誘導素子としてトランジスタ1のコレクタ−ベース
間に、またコンデンサ21を介して共振器7は誘導素子
としてトランジスタ17のコレクタ−ベース間に、等価
的に接続されている。
【0026】また、バラクタダイオード9,24は、各
々バラクタダイオード結合コンデンサ8,23を介して
各々共振器7に接続されている。さらにバラクタダイオ
ード9,24のアノードがバラクタダイオードバイアス
チョーク14,29により、グランド端子36を介して
各々DC的にグランド電位を与えられることから、チュ
ーニング電圧供給端子33から高周波チョーク30を経
てバラクタダイオード9,24のカソードに加える電圧
値により、バラクタダイオード9,24の容量値が変化
し、発振周波数の可変を行うことができる。
【0027】このように、図2の回路では、コレクタ接
地型クラップ型発振回路二つが、1/2波長共振器によ
り互いの発振信号として180度の位相差を持ちながら
発振動作を行い、その出力は、出力結合コンデンサ6,
22を介して、両者の差動出力として高周波出力端子1
5,16間から、取り出される。
【0028】ここで、集積化された負性抵抗発生回路4
1は、ICプロセスにてIC化され半導体チップ上に形
成されている。
【0029】一方、共振回路42は、集積化された負性
抵抗発生回路41とは別にモジュール化され、集積化さ
れた負性抵抗発生回路との接続ポイント39および40
を介して、集積化された負性抵抗発生回路41の共振回
路との接続ポイント37および38と接続される構成を
とる。
【0030】このように、本実施の形態における共振回
路は、本発明の第1の実施の形態と同様に、従来の発振
回路IC用共振回路と異なり、IC化された発振回路に
おける負性抵抗発生回路部分が形成されるIC上に構成
せず、別モジュールとすることにより、共振回路として
のQ値の劣化無く共振回路を構成できるため、発振回路
ICとして高いC/N特性を実現することが可能とな
る。
【0031】なお、加えて、集積化された負性抵抗発生
回路41を、上記の構成にすれば、従来、発振トランジ
スタとグランドとの間に接続されていたコレクタ接地用
コンデンサ、およびエミッタ−グランド間コンデンサ
を、負性抵抗発生回路を実装する基板上のグランドパタ
ーンに接続せず、ふたつの発振トランジスタのコレクタ
電極間およびエミッタ電極間に直接接続する構成とする
ことにより、高周波的には実装基板上のグランドパター
ンを使わずとも差動型の発振動作が可能であるため、外
部からの電磁界的な干渉等が発生した場合でも、実装基
板上グランドパターンに発生する電位差等による影響を
受けず、S/N等の特性劣化のない発振回路を得ること
ができる。
【0032】なお、負性抵抗発生用外部回路である負性
抵抗発生回路41は、集積回路内に形成されておれば、
図2の回路構成に限定されるものではない。
【0033】ここで、図3に、上記第1および第2の実
施の形態における共振回路を用いた発振回路の構成図を
示す。図3において、69はICパッケージであり、第
1及び第2の実施の形態における集積化された負性抵抗
発生回路41が内蔵されている。
【0034】70〜75はICパッケージ接続端子であ
り、その各々が、第1及び第2の実施の形態における集
積化された負性抵抗発生回路41の、共振回路との接続
ポイント37,38、バイアス電圧供給端子34、グラ
ンド端子35、高周波出力端子15,16にICパッケ
ージ69内部にて接続されている。
【0035】64は共振回路モジュールで、第1及び第
2の実施の形態における共振回路42から形成されてい
る。その側面の65,66は端子電極であり、第1及び
第2の実施の形態における共振回路42の、集積化され
た負性抵抗発生回路との接続ポイント39,40がこれ
らの端子電極となっている。
【0036】67,68は接続パターンで、ICパッケ
ージ69内の集積化された負性抵抗発生回路と、共振回
路モジュール64を形成する共振回路とを接続し、発振
回路を構成する。
【0037】ここで、例えば、共振回路モジュール64
は、誘電体基板上に形成したストリップ線路共振器、誘
電体基板内の上下に形成した導体パターン間の結合容量
によるコンデンサ、誘電体基板上に導体パターンにて形
成したインダクタ等にて実現される。この場合、誘電体
基板としては、Qが高く、高誘電率である積層グリーン
シートによる積層プロセスにて形成することが、特性上
及び形状の小型化という観点から望ましい。なお、バラ
クタダイオード9,24は、ベアチップにて誘電体基板
内へ実装している。
【0038】上記のような構成により、共振回路は小型
でかつ高Qな共振回路モジュールとして実現されるた
め、負性抵抗発生回路部のみIC化されICパッケージ
内に実装された外部回路との接続により、トータルとし
て高いC/N特性を有し、かつ小型な発振回路を提供す
ることができる。 (実施の形態3)図4は、本発明の第3の実施形態を示
す共振回路を用いた発振回路の回路図である。図4にお
いて、1,17はそれぞれ第1、第2の発振トランジス
タとしての発振トランジスタ、2,3,4,18,1
9,20はそれぞれ第1、第3、第5、第2、第4、第
6のキャパシタとしてのコンデンサ、6,22はそれぞ
れ第7、第8のキャパシタとしての出力結合コンデン
サ、11,12,13,26,27,28はバイアス用
抵抗、15,16は高周波出力端子、10,25は高周
波チョーク、34はバイアス電圧供給端子、35はグラ
ンド端子、5,21はそれぞれ第9、第10のキャパシ
タとしての共振器結合コンデンサ、8,23はそれぞれ
第11、第12のキャパシタとしてのバラクタダイオー
ド結合コンデンサ、14,29はそれぞれ第1、第2の
チョークコイルとしてのバラクタダイオードバイアスチ
ョーク、30は第3のチョークコイルとしての高周波チ
ョーク、33はチューニング電圧供給端子、36はグラ
ンド端子、43,44,45,46,47は共振回路と
の接続ポイント、41は負性抵抗発生用外部回路として
の集積化された負性抵抗発生回路である。
【0039】また、同様に、図4において、7は共振
器、9,24はバラクタダイオード、48,49,5
0,51,52はそれぞれ第1、第3、第4、第5、第
2の接続点としての集積化された負性抵抗発生回路との
接続ポイント、53は共振回路である。
【0040】さらに、集積化された負性抵抗発生回路4
1における共振回路との接続ポイント43,44,4
5,46,47は、共振回路53における集積化された
負性抵抗発生回路との接続ポイント48,49,50,
51,52と各々接続されている。
【0041】以上のような構成の本発明の第3の実施の
形態における共振回路を用いた発振回路の回路動作につ
いては、本発明の第1の実施の形態に示すものと全く同
じであるため、説明を略す。
【0042】ここで、第1の実施の形態との異なるポイ
ントは、ICプロセスにより集積化された負性抵抗発生
回路41の外部に構成される共振回路53が、共振器7
と、バラクタダイオード9,24からのみ構成されると
ころである。
【0043】これは、第1の実施の形態における図1に
示す共振回路42の構成素子を、ICプロセスにて素子
形成した場合、共振器7およびバラクタダイオード9,
24のQ値劣化が、共振回路Qに、特に大きく影響を与
えるためである。
【0044】このように、本実施の形態における共振回
路は、従来の発振回路IC用共振回路と異なり、IC化
された発振回路における負性抵抗発生回路部分が形成さ
れるIC上に構成せず、ICプロセスでの素子形成では
特にQ値劣化の影響が大きい共振器とバラクタダイオー
ドとを別モジュールとすることにより、共振回路として
のQ値の劣化無く共振回路を構成できるため、発振回路
ICとして高いC/N特性を実現することが可能とな
る。
【0045】なお、加えて、集積化された負性抵抗発生
回路41を、上記の構成にすれば、従来、発振トランジ
スタとグランドとの間に接続されていたベース接地用コ
ンデンサ、およびエミッタ−グランド間コンデンサを、
負性抵抗発生回路を実装する基板上のグランドパターン
に接続せず、ふたつの発振トランジスタのベース電極間
およびエミッタ電極間に直接接続する構成とすることに
より、高周波的には実装基板上のグランドパターンを使
わずとも差動型の発振動作が可能であるため、外部から
の電磁界的な干渉等が発生した場合でも、実装基板上グ
ランドパターンに発生する電位差等による影響を受け
ず、S/N等の特性劣化のない発振回路を得ることがで
きる点は、第1の実施の形態と同様の効果である。。
【0046】なお、負性抵抗発生用外部回路は、集積回
路内に形成されておれば、図4の回路構成に限定される
ものではない。 (実施の形態4)図5は、本発明の第4の実施の形態を
示す共振回路を用いた発振回路の回路図である。図5に
おいて、1,17はそれぞれ第1、第2の発振トランジ
スタとしての発振トランジスタ、2,4,18,20は
それぞれ第1、第3、第2、第4のキャパシタとしての
コンデンサ、6,22はそれぞれ第5、第6のキャパシ
タとしての出力結合コンデンサ、11,12,13,2
6,27,28はバイアス用抵抗、15,16は高周波
出力端子、10,25は高周波チョーク、34はバイア
ス電圧供給端子、35はグランド端子、5,21はそれ
ぞれ第7、第8のキャパシタとしての共振器結合コンデ
ンサ、8,23はそれぞれ第9、第10のキャパシタと
してのバラクタダイオード結合コンデンサ、14,29
はそれぞれ第1、第2のチョークコイルとしてのバラク
タダイオードバイアスチョーク、30は第3のチョーク
コイルとしての高周波チョーク、33はチューニング電
圧供給端子、36はグランド端子、43,44,45,
46,47は共振回路との接続ポイント、41は集積化
された負性抵抗発生回路である。
【0047】また、同様に、図5において、7は共振
器、9、24はバラクタダイオード、48,49,5
0,51,52はそれぞれ第1、第3、第4、第5、第
2の接続点としての集積化された負性抵抗発生回路との
接続ポイント、53は共振回路である。
【0048】さらに、集積化された負性抵抗発生回路4
1における共振回路との接続ポイント43,44,4
5,46,47は,共振回路53における集積化された
負性抵抗発生回路との接続ポイント48,49,50,
51,52と各々接続されている。
【0049】以上のような構成の本発明の第4の実施の
形態における共振回路を用いた発振回路の回路動作につ
いては、本発明の第2の実施の形態に示すものと全く同
じであるため、説明を略す。
【0050】ここで、第2の実施の形態との異なるポイ
ントは、ICプロセスにより集積化された負性抵抗発生
回路41の外部に構成される共振回路53が、共振器7
と、バラクタダイオード9,24からのみ構成されると
ころである。
【0051】これは、第3の実施の形態における共振回
路53と同様の構成理由で、第2の実施の形態における
図2に示す共振回路42の構成素子を、ICプロセスに
て素子形成した場合、共振器7およびバラクタダイオー
ド9,24のQ値劣化が、共振回路Qに、特に大きく影
響を与えるためである。
【0052】このように、本実施の形態における共振回
路は、従来の発振回路IC用共振回路と異なり、IC化
された発振回路における負性抵抗発生回路部分が形成さ
れるIC上に構成せず、ICプロセスでの素子形成では
特にQ値劣化の影響が大きい共振器とバラクタダイオー
ドとを別モジュールとすることにより、共振回路として
のQ値の劣化無く共振回路を構成できるため、発振回路
ICとして高いC/N特性を実現することが可能とな
る。
【0053】なお、加えて、集積化された負性抵抗発生
回路41を、上記の構成にすれば、従来、発振トランジ
スタとグランドとの間に接続されていたコレクタ接地用
コンデンサ、およびエミッタ−グランド間コンデンサ
を、負性抵抗発生回路を実装する基板上のグランドパタ
ーンに接続せず、ふたつの発振トランジスタのコレクタ
電極間およびエミッタ電極間に直接接続する構成とする
ことにより、高周波的には実装基板上のグランドパター
ンを使わずとも差動型の発振動作が可能であるため、外
部からの電磁界的な干渉等が発生した場合でも、実装基
板上グランドパターンに発生する電位差等による影響を
受けず、S/N等の特性劣化のない発振回路を得ること
ができる点は、第2の実施の形態と同様の効果である。
【0054】なお、負性抵抗発生用外部回路である負性
抵抗発生回路41は、集積回路内に形成されておれば、
図5の回路構成に限定されるものではない。
【0055】ここで、図6は、本発明の第3及び第4の
実施の形態を示す共振回路の構成図である。図6におい
て、59は誘電体基板、7は長さ1/2波長の共振器
で、誘電体基板59上にストリップ線路にて形成され
る。
【0056】9,24はバラクタダイオード(ベアチッ
プ)であり、それぞれ、そのチップ表面に、バラクタダ
イオードアノード端子54,55が形成され、チップ裏
面に、バラクタダイオードカソード端子56,57が形
成されている。
【0057】ふたつのバラクタダイオード9,24のバ
ラクタダイオードカソード端子56,57は、誘電体基
板59上に形成された導体パターンである、カソード端
子接続用パターン58にて接続されている。ここで、誘
電体基板としては、Qが高く、高誘電率であるセラミッ
ク基板、ガラス等にて形成することが、特性上及び形状
の小型化という観点から望ましい。
【0058】次に、図7に、本発明の第3及び第4の実
施の形態を示す共振回路を用いた発振回路の一例を示す
構成図を示す。図7において、41は集積化された負性
抵抗発生回路、15,16は高周波出力端子、33はチ
ューニング電圧供給端子、34はバイアス電圧供給端
子、35,36はグランド端子、43〜47は共振回路
との接続ポイント、64は共振回路モジュール、7は共
振器、9,24はバラクタダイオード、54,55はバ
ラクタダイオードアノード端子、58はカソード端子接
続用パターン、60はボンディングワイヤ、61はIC
パッケージである。
【0059】図7における、共振回路との接続ポイント
である43〜47は、IC上のボンディングパッド用途
に形成されており、本発明の第3及び第4の実施の形態
を表す回路図である図4および図5の番号と一致してお
り、ボンディングワイヤ60により、図4および図5に
示す回路図と一致するよう、共振回路モジュール64と
接続されている。
【0060】また、図示のように、共振回路モジュール
64と集積化された負性抵抗発生回路41とは、ICパ
ッケージ内に実装されている。ただし、この場合も、共
振回路部は、共振回路モジュール64として、例えば、
図6に示すような誘電体基板上に構成された形態をと
り、外部回路である集積化された負性抵抗発生回路41
と接続されることにより、発振回路を構成している。
【0061】上記のような構成により、共振回路は小型
でかつ高Qな共振回路モジュールとして実現され、IC
化された負性抵抗発生回路部と共にICパッケージ内に
実装されることにより、トータルとして高いC/N特性
を有し、かつ小型な発振回路を提供することとなる。
【0062】さらに、図8に、本発明の第3及び第4の
実施の形態を示す共振回路を用いた発振回路の別の例を
示す構成図を示す。図8において、41は集積化された
負性抵抗発生回路、15,16は高周波出力端子、33
はチューニング電圧供給端子、34はバイアス電圧供給
端子、35,36はグランド端子、43〜47は共振回
路との接続ポイント、7は共振器、9,24はバラクタ
ダイオード、54,55はバラクタダイオードアノード
端子、58はカソード端子接続用パターン、60はボン
ディングワイヤ、62は誘電体基板、63は端子電極で
ある。
【0063】図8において、誘電体基板62は、側面及
び上面に金メッキ等を施しボンディング可能なパッドを
有する端子電極63を備える。
【0064】また、1/2波長先端開放の共振器7は、
誘電体基板62上にストリップ線路共振器として形成さ
れ、バラクタダイオードのカソード端子接続用パターン
58は、同様に誘電体基板62上に導体パターンにて形
成される。
【0065】バラクタダイオード9,24は、例えばベ
アチップにて、カソード接続用パターン58上に実装さ
れる。集積化された負性抵抗発生回路41は、誘電体基
板62上に実装される。
【0066】図8における、共振回路との接続ポイント
である43〜47は、IC上のボンディングパッド用途
に形成されており、本発明の第3及び第4の実施の形態
を表す回路図である図4および図5の番号と一致してお
り、ボンディングワイヤ60により、図4および図5に
示す回路図と一致するよう、共振器7およびバラクタダ
イオードアノード端子54,55と接続され発振回路を
構成している。
【0067】また、図示のように、高周波出力端子1
5,16、チューニング電圧供給端子33、バイアス電
圧供給端子34、グランド端子35,36は、誘電体基
板62に形成された端子電極63に接続されている。
【0068】尚、この場合、素子保護のため、誘電体基
板、誘電体基板上に実装された集積化された負性抵抗発
生回路チップ、およびバラクタダイオードチップ上に封
止剤等をかぶせることが望ましい。
【0069】上記のような構成により、共振回路は高Q
な共振回路モジュールとして実現され、その共振回路を
構成する誘電体基板上に、IC化された負性抵抗発生回
路チップを実装することにより、トータルとして高いC
/N特性を有し、かつ小型な発振回路を提供することが
可能となる。以上のように、従来、発振回路のIC化時
に、発振回路用共振回路部も含めてIC化されていたの
を、共振回路部を構成する、共振器、バラクタダイオー
ド、コンデンサ、チョーク等をモジュールとして一体化
し、IC化された発振トランジスタ等を含む負性抵抗発
生回路とは別構成にすることにより、例えば、共振器等
は、誘電体基板上にストリップ導体にて形成することに
より高Q化が図られ、またバラクタダイオードは、IC
プロセスでなく従来の単体ディスクリート素子が使用可
能となることにより、同様に高Q化や高容量比化が図ら
れ、結果として、Qの高い共振回路が実現できることか
ら、発振回路ICと組み合わせることにより高C/N特
性を有する発振回路ICが実現できるようになる。
【0070】なお、上記各実施の形態では、共振回路を
図1及び図2、あるいは図4及び図5の構成としたが、
共振器及び2つのバラクタダイオードを含む構成であれ
ば、コンデンサやコイルなどの他の素子については、ど
れを含めるかは限定されない。その場合、共振回路に含
めない素子は負性抵抗発生回路側に含めればよい。
【0071】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、高Q化や高容量比化が図られ、Qの高い共振回
路が実現でき、発振回路ICと組み合わせることにより
高C/N特性を有する発振回路が実現できるという長所
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す共振回路を用
いた発振回路の回路図
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す共振回路を用
いた発振回路の回路図
【図3】本発明の第1及び第2の実施の形態を示す共振
回路を用いた発振回路の構成図
【図4】本発明の第3の実施の形態を示す共振回路を用
いた発振回路の回路図
【図5】本発明の第4の実施の形態を示す共振回路を用
いた発振回路の回路図
【図6】本発明の第3及び第4の実施の形態を示す共振
回路の構成図
【図7】本発明の第3及び第4の実施の形態を示す共振
回路を用いた発振回路の一例を示す構成図
【図8】本発明の第3及び第4の実施の形態を示す共振
回路を用いた発振回路の別の例を示す構成図
【図9】従来の共振回路を用いた発振回路の回路図
【符号の説明】
1、17 発振トランジスタ 2、3、4、18、19、20 コンデンサ 5、21 共振器結合コンデンサ 6、22 出力結合コンデンサ 7 共振器 8、23 バラクタダイオード結合コンデンサ 9、24 バラクタダイオード 14、29 バラクタダイオードバイアスチョーク 15、16 高周波出力端子 10、25、30 高周波チョーク 31 バイパスコンデンサ 33 チューニング電圧供給端子 34 バイアス電圧供給端子 35、36 グランド端子 41 集積化された負性抵抗発生回路 42、53 共振回路 54、55 バラクタダイオードアノード端子 56、57 バラクタダイオードカソード端子 58 カソード端子接続用パターン 59 誘電体基板 60 ボンディングワイヤ 61 ICパッケージ 62 誘電体基板 64 共振回路モジュール 65、66 端子電極 69 ICパッケージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 毅 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 石田 薫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共振周波数に対し、実質上1/2波長の
    長さを有する共振器と、各カソード同士が接続された第
    1及び第2のバラクタダイオードと、集積回路内に形成
    された負性抵抗発生用外部回路と接続するための複数の
    接続点とを備えたことを特徴とする共振回路。
  2. 【請求項2】 前記複数の接続点は第1及び第2の接続
    点の2つであって、前記第1のバラクタダイオードのア
    ノードと前記共振器の一端との間に接続された第1のキ
    ャパシタと、前記第2のバラクタダイオードのアノード
    と前記共振器の他端に接続された第2のキャパシタと、
    前記第1及び第2のバラクタダイオードのアノード間に
    直列接続された第1及び第2のチョークコイルと、各一
    端が前記共振器の各一端にそれぞれ接続され、各他端が
    それぞれ前記第1及び第2の接続点に接続された第3及
    び第4のキャパシタと、一端が前記第1及び第2のバラ
    クタダイオードのカソードに接続された第3のチョーク
    コイルと、その第3のチョークコイルの他端と前記第1
    及び第2のチョークコイルの前記直列接続点との間に接
    続された第5のキャパシタとを備えたことを特徴とする
    請求項1記載の共振回路。
  3. 【請求項3】 前記複数の接続点は第1から第5の接続
    点の5つであって、前記共振器の一端が前記第1の接続
    点に接続され、前記共振器の他端が前記第2の接続点に
    接続され、前記第1のバラクタダイオードのアノードが
    前記第3の接続点に接続され、前記第1及び第2のバラ
    クタダイオードのカソード同士の接続点が前記第4の接
    続点に接続され、前記第2のバラクタダイオードのアノ
    ードが前記第5の接続点に接続されていることを特徴と
    する請求項1記載の共振回路。
  4. 【請求項4】 請求項2の前記共振回路と、その共振回
    路の前記各接続点に接続され、集積回路内に形成された
    負性抵抗発生用外部回路とを備えたことを特徴とする発
    振回路。
  5. 【請求項5】 前記負性抵抗発生用外部回路は、第1の
    発振トランジスタと、第2の発振トランジスタと、前記
    第1の発振トランジスタのコレクタ−エミッタ間に接続
    された第6のキャパシタと、前記第2の発振トランジス
    タのコレクタ−エミッタ間に接続された第7のキャパシ
    タと、前記第1の発振トランジスタのコレクタ−ベース
    間に接続された第8のキャパシタと、前記第2の発振ト
    ランジスタのコレクタ−ベース間に接続された第9のキ
    ャパシタと、前記第1の発振トランジスタのベースと前
    記第2の発振トランジスタのベースとの間に接続された
    第10のキャパシタと、前記第1の発振トランジスタの
    エミッタと前記第2の発振トランジスタのエミッタとの
    間に接続された第11のキャパシタと、一端が前記第1
    の発振トランジスタのエミッタに接続された第12のキ
    ャパシタと、一端が前記第2の発振トランジスタのエミ
    ッタに接続された第13のキャパシタとを有し、前記共
    振回路の第1の接続点と前記第1の発振トランジスタの
    コレクタとが接続され、前記共振回路の第2の接続点と
    前記第2の発振トランジスタのコレクタとが接続され、
    前記第12のキャパシタの他端と前記第13のキャパシ
    タの他端との間から差動信号出力を発振出力として取り
    出すことを特徴とする請求項4記載の発振回路。
  6. 【請求項6】 前記負性抵抗発生用外部回路は、第1の
    発振トランジスタと、第2の発振トランジスタと、前記
    第1の発振トランジスタのベース−エミッタ間に接続さ
    れた第6のキャパシタと、前記第2の発振トランジスタ
    のベース−エミッタ間に接続される第7のキャパシタ
    と、前記第1の発振トランジスタのコレクタと前記第2
    の発振トランジスタのコレクタとの間に接続された第8
    のキャパシタと、前記第1の発振トランジスタのエミッ
    タと前記第2の発振トランジスタのエミッタとの間に接
    続された第9のキャパシタと、一端が前記第1の発振ト
    ランジスタのエミッタに接続された第10のキャパシタ
    と、一端が前記第2の発振トランジスタのエミッタに接
    続された第11のキャパシタとを有し、前記共振回路の
    第1の接続点と前記第1の発振トランジスタのベースと
    が接続され、前記共振回路の第2の接続点と前記第2の
    発振トランジスタのベースとが接続され、前記第10の
    キャパシタの他端と前記第11のキャパシタの他端との
    間から差動信号出力を発振出力として取り出すことを特
    徴とする請求項4記載の発振回路。
  7. 【請求項7】 前記共振器は誘電体内に形成されたスト
    リップ線路であり、前記第1から第5のキャパシタは前
    記誘電体内の上下に形成された導体パターン間の結合容
    量であり、前記第1から第3のチョークコイルは前記誘
    電体内に形成されたストリップ線路であって、前記誘電
    体内にモジュール化されていることを特徴とする請求項
    2記載の共振回路。
  8. 【請求項8】 前記負性抵抗発生用外部回路はICパッ
    ケージ内に実装され、前記共振回路は前記ICパッケー
    ジ外に実装されていることを特徴とする請求項5または
    6記載の発振回路。
  9. 【請求項9】 前記共振器を、誘電体基板上にストリッ
    プ線路にて形成し、前記第1のバラクタダイオードのカ
    ソードと前記第2のバラクタダイオードのカソードとの
    接続用パターンを、前記誘電体基板上に導体パターンに
    て形成し、前記第1及び第2のバラクタダイオードをベ
    アチップにて、前記接続用パターン上に実装したことを
    特徴とする請求項8記載の共振回路。
  10. 【請求項10】 請求項3の前記共振回路と、その共振
    回路の前記各接続点に接続され、集積回路内に形成され
    た負性抵抗発生用外部回路とを備えたことを特徴とする
    発振回路。
  11. 【請求項11】 前記負性抵抗発生用外部回路は、第1
    の発振トランジスタと、第2の発振トランジスタと、前
    記第1の発振トランジスタのコレクタ−エミッタ間に接
    続された第1のキャパシタと、前記第2の発振トランジ
    スタのコレクタ−エミッタ間に接続された第2のキャパ
    シタと、前記第1の発振トランジスタのコレクタ−ベー
    ス間に接続された第3のキャパシタと、前記第2の発振
    トランジスタのコレクタ−ベース間に接続された第4の
    キャパシタと、前記第1の発振トランジスタのベースと
    前記第2の発振トランジスタのベースとの間に接続され
    た第5のキャパシタと、前記第1の発振トランジスタの
    エミッタと前記第2の発振トランジスタのエミッタとの
    間に接続された第6のキャパシタと、一端が前記第1の
    発振トランジスタのエミッタに接続された第7のキャパ
    シタと、一端が前記第2の発振トランジスタのエミッタ
    に接続された第8のキャパシタと、一端が前記第1の発
    振トランジスタのコレクタに接続された第9のキャパシ
    タと、一端が前記第2の発振トランジスタのコレクタに
    接続された第10のキャパシタと、一端が前記第9のキ
    ャパシタの他端に接続された第11のキャパシタと、一
    端が前記第10のキャパシタの他端に接続された第12
    のキャパシタと、一端が前記第11のキャパシタの他端
    に接続された第1のチョークコイルと、一端が前記第1
    2のキャパシタの他端に接続され、他端が前記第1のチ
    ョークコイルの他端に接続された第2のチョークコイル
    と、第3のチョークコイルとを有し、前記共振回路の第
    1の接続点と前記第9のキャパシタの前記他端とが接続
    され、前記共振回路の第2の接続点と前記第10のキャ
    パシタの前記他端とが接続され、前記共振回路の第3の
    接続点と前記第1のチョークコイルの前記一端とが接続
    され、前記共振回路の第5の接続点と前記第2のチョー
    クコイルの前記一端とが接続され、前記共振回路の前記
    第4の接続点と前記第3のチョークコイルの一端とが接
    続され、前記第7のキャパシタの他端と前記第8のキャ
    パシタの他端との間から差動信号出力を発振出力として
    取り出すことを特徴とする請求項10記載の発振回路。
  12. 【請求項12】 負性抵抗発生用外部回路は、第1の発
    振トランジスタと、第2の発振トランジスタと、前記第
    1の発振トランジスタのベース−エミッタ間に接続され
    た第1のキャパシタと、前記第2の発振トランジスタの
    ベース−エミッタ間に接続された第2のキャパシタと、
    前記第1の発振トランジスタのコレクタと前記第2の発
    振トランジスタのコレクタとの間に接続された第3のキ
    ャパシタと、前記第1の発振トランジスタのエミッタと
    前記第2の発振トランジスタのエミッタとの間に接続さ
    れた第4のキャパシタと、一端が前記第1の発振トラン
    ジスタのエミッタに接続された第5のキャパシタと、一
    端が前記第2の発振トランジスタのエミッタに接続され
    た第6のキャパシタと、一端が前記第1の発振トランジ
    スタのベースに接続された第7のキャパシタと、一端が
    前記第2の発振トランジスタのベースに接続された第8
    のキャパシタと、一端が前記第7のキャパシタの他端に
    接続された第9のキャパシタと、一端が前記第8のキャ
    パシタの他端に接続された第10のキャパシタと、一端
    が前記第9のキャパシタの他端に接続された第1のチョ
    ークコイルと、一端が前記第10のキャパシタの他端に
    接続され、他端が前記第1のチョークコイルの他端に接
    続された第2のチョークコイルと、第3のチョークコイ
    ルとを有し、前記共振回路の第1の接続点と前記第7の
    キャパシタの前記他端とが接続され、前記共振回路の第
    2の接続点と前記第8のキャパシタの前記他端とが接続
    され、前記共振回路の第3の接続点と前記第1のチョー
    クコイルの前記一端とが接続され、前記共振回路の第5
    の接続点と前記第2のチョークコイルの前記一端とが接
    続され、前記共振回路の前記第4の接続点と前記第3の
    チョークコイルの一端とが接続され、前記第5のキャパ
    シタの他端と前記第6のキャパシタの他端との間から差
    動信号出力を発振出力として取り出すことを特徴とする
    請求項10記載の発振回路。
  13. 【請求項13】 前記負性抵抗発生用外部回路及び前記
    共振回路は、ICパッケージ内に実装されていることを
    特徴とする請求項11または12記載の発振回路。
  14. 【請求項14】 前記共振器を、誘電体基板上にストリ
    ップ線路にて形成し、前記第1のバラクタダイオードの
    カソードと前記第2のバラクタダイオードのカソードと
    の接続用パターンを、前記誘電体基板上に導体パターン
    にて形成し、前記第1及び第2のバラクタダイオードを
    ベアチップにて、前記接続用パターン上に実装し、前記
    誘電体基板上に、前記負性抵抗発生用外部回路を実装す
    ることを特徴とする請求項11または12記載の発振回
    路。
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JP2012090098A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Lapis Semiconductor Co Ltd 発振回路

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