JPH11125486A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

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JPH11125486A
JPH11125486A JP12633398A JP12633398A JPH11125486A JP H11125486 A JPH11125486 A JP H11125486A JP 12633398 A JP12633398 A JP 12633398A JP 12633398 A JP12633398 A JP 12633398A JP H11125486 A JPH11125486 A JP H11125486A
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富夫 陶山
Takashi Shima
剛史 島
Yasuhide Koike
泰英 小池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の貯蔵室を備えたものにあって、冷気の
通路の構成を簡単化すると共にその容積を小さくする。 【解決手段】 本体11に循環冷気を供給する冷却器室
12を設ける。本体11内に第1及び第2の貯蔵室14
及び15を設け、第1及び第2の温度センサ18及び1
9を夫々設ける。両貯蔵室14,15の周囲を囲むルー
プ状に冷気循環通路20を設けると共に、両貯蔵室1
4,15間にバイパス通路21を設ける。第2の貯蔵室
15の左壁部に、保温ヒータ22を設ける。上部通路2
0aとバイパス通路21と分岐部分に、双方の貯蔵室1
4,15を冷却する冷気循環モードと第1の貯蔵室14
を冷却する短絡モードとを切替えるためのを切替ダンパ
38及びソレノイドモータ39を設ける。第2の温度セ
ンサ19の検出温度に基づいて切替ダンパ38及び保温
ヒータ22を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部を恒温高湿に
維持することができる貯蔵室を複数備え、それら貯蔵室
を別々の温度に維持することを可能とした冷却貯蔵庫に
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば野菜や果物など
を低温状態に貯蔵する冷却貯蔵庫にあっては、貯蔵室内
に直接冷気を供給するのではなく、貯蔵室の外壁部分を
冷気を通すことによって貯蔵室内を恒温高湿に保つもの
がある。そして、この種の冷却貯蔵庫にあって、1個の
冷却装置により2室の貯蔵室を別々の設定温度に制御す
ることができるようにしたものが、特公平8−2712
5号公報に開示されている。
【0003】このものは、図24に一部を示すように、
断熱箱体からなる本体1内に、上部貯蔵室2及び下部貯
蔵室3を上下に設け、本体1の上部に、冷却器や冷気循
環用ファン等からなる図示しない冷却装置を設けて構成
されている。そして、本体1内には、前記冷却装置から
の冷気を上部貯蔵室2の周囲を循環させる第1の冷気循
環路4が設けられていると共に、前記冷却装置からの冷
気を下方に導いた後下部貯蔵室3の周囲を流して上方に
戻す第2の冷気循環路5が設けられている。また、前記
第2の冷気循環路5中には、冷気を該第2の冷気循環路
5を循環させるためのファン装置6を備える。
【0004】この場合、上部貯蔵室2は、所定の低温に
温度設定することが可能にされ、下部貯蔵室3は、上部
貯蔵室2の設定温度と同等あるいはそれよりも高い温度
に温度設定することが可能とされている。そして、下部
貯蔵室3内の温度を検出する温度センサ7の検出温度に
基づいて、設定温度以上であれば前記ファン装置6がオ
ンされ、設定温度を下回るとファン装置6をオフすると
いった制御がなされるようになっている。これにて、2
つの貯蔵室2,3を別々の設定温度に制御することがで
きるのである。
【0005】ところが、上記した従来のものでは、次の
ような改善の余地が残されていた。即ち、各貯蔵室2,
3を別途の冷気循環路4,5によりそれぞれ冷却するた
め、上部貯蔵室2の周囲や、上部貯蔵室2と下部貯蔵室
3との間において、冷気の通路が多重になり、冷気の通
路形成のために必要なスペースが大きくなり、その分貯
蔵室2,3の容積が小さくなってしまう。また、独立し
た冷気循環路4,5を形成するため、構成が複雑となり
コストアップの要因となっていた。さらには、第2の冷
気循環路5において冷気の通路が折返し形状となるな
ど、冷気通路が折曲がりの多い形状となるため、通風抵
抗が大きくなり、比較的大形の冷気循環用ファンが必要
となっていた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、内部を恒温高湿に維持することができ
る複数の貯蔵室を別々の温度に維持することができるも
のにあって、冷気の通路の構成を簡単とすると共に、そ
の容積を小さくすることができる冷却貯蔵庫を提供する
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の冷却貯蔵庫は、断熱箱体からなる本体内
に、共に熱良導箱からなる第1の貯蔵室及び第2の貯蔵
室を隣り合って設け、第2の貯蔵室内の温度を検出する
温度検出手段を設け、本体内に第1及び第2の貯蔵室の
周囲を囲むループ状に冷気循環通路を形成し、第1の貯
蔵室と第2の貯蔵室との間に両端が夫々冷気循環通路に
連通するバイパス通路を設け、本体の第1の貯蔵室の近
傍側に冷気循環通路に冷気を循環供給する循環冷気生成
装置を設け、この循環冷気生成装置からの冷気を冷気循
環通路全体を通して第1及び第2の貯蔵室の双方を冷却
する冷気循環モードと、冷気をバイパス通路を通して第
1の貯蔵室側を冷却する短絡モードとの間で冷気の通路
を切替えるための切替ダンパを設け、この切替ダンパを
温度検出手段の検出温度及び第2の貯蔵室の設定温度に
基づいて制御するダンパ制御手段を設けた構成に特徴を
有する。
【0008】このような請求項1の冷却貯蔵庫によれ
ば、第1及び第2の貯蔵室は、周囲を冷気が通されるこ
とにより冷却され、内部を恒温高湿に保った状態で貯蔵
物を貯蔵することができる。この構成で、冷気循環モー
ドにおいては、循環冷気生成装置から供給される冷気
が、第1及び第2の貯蔵室の周囲を囲むループ状に形成
された冷気循環通路全体を通って第1及び第2の貯蔵室
の双方が冷却される。
【0009】一方、切替ダンパによって冷気の通路が切
替えられて短絡モードにあるときには、循環冷気生成装
置から供給される冷気が、冷気循環通路の一部及びバイ
パス通路を通って第1の貯蔵室の周囲を循環することに
なり、第2の貯蔵室が冷却されずに第1の第1の貯蔵室
のみが冷却されることになる。従って、ダンパ制御手段
により、温度検出手段の検出温度及び第2の貯蔵室の設
定温度に基づいて切替ダンパを制御することにより、第
1及び第2の貯蔵室を別々の温度に制御することが可能
となる。この場合、冷気の通路は、第1及び第2の貯蔵
室の周囲を囲むループ状の冷気循環通路と、それに連続
するバイパス通路とを設けるだけで良いので、簡単で済
みまた多重となることもない。
【0010】ところで、バイパス通路は、第1の貯蔵室
と第2の貯蔵室との間に設けられるので、第2の貯蔵室
側を冷却したくない短絡モードにおいては、バイパス通
路を冷気が通る際に第2の貯蔵室を冷やさない構成とす
る必要がある。この場合、第2の貯蔵室のうちバイパス
通路側の壁に断熱材等を設けて断熱壁としても良いが、
これでは断熱壁の厚み分だけ貯蔵室の容積が少なくなっ
てしまう。
【0011】そこで、請求項1のものにおいて、第2の
貯蔵室のうちバイパス通路に面する壁部に、短絡モード
時に運転される保温ヒータを設けるようにしても良い
(請求項2の発明)。これによれば、短絡モード時に
は、保温ヒータにより第2の貯蔵室のうちバイパス通路
に面する壁部が加熱されることになって、バイパス通路
を冷気が通っても第2の貯蔵室が冷やされることを防止
でき、しかも、保温ヒータは薄形でさほどスペースをと
ることはなく済ませることができるので、断熱材を設け
る場合に比べて貯蔵室の容積を大きくすることができ
る。
【0012】なお、前記短絡モード時においては、第1
及び第2の貯蔵室の設定温度差が大きいときには、第2
の貯蔵室が第1の貯蔵室の温度の影響を受けないよう
に、保温ヒータによる加熱量を大きくすることが望まし
く、一方、設定温度差が小さいときには、第2の貯蔵室
を加熱し過ぎないように保温ヒータによる加熱量を小さ
くすることが望ましい。このためには、第1及び第2の
貯蔵室の設定温度差が大きいときには連続通電とし、第
1及び第2の貯蔵室の設定温度差が小さいときには間欠
通電とするようにしても良く(請求項3の発明)、これ
によれば保温ヒータによる加熱を、設定温度差に応じた
適切なものとすることができる。
【0013】ここで、上記切替ダンパによる冷気の通路
の切替を行うため駆動機構の具体的な構成としては、ソ
レノイドモータを採用するなど様々な構成が可能であ
る。このとき、特に、前記切替ダンパの駆動機構を、モ
ータと、このモータの回転を前記切替ダンパの開閉動作
に変換するためのカムと、このカムの位置を検出する検
出手段とを備えて構成すれば、効果的となる(請求項4
の発明)。これにより、ソレノイドモータを採用した場
合に比べて、静音化を図ることができ、また、切替ダン
パの位置を維持するための通電が不要となるので、消費
電力を少なく済ませることができる。
【0014】さらには、前記切替ダンパを半開位置に停
止させることにより、前記冷気循環通路のうちの前記第
2の貯蔵室側と前記バイパス通路との双方に冷気を通す
中間モードの実行が可能とすることもできる(請求項5
の発明)。これによれば、中間モードが実行されること
により、冷気が、冷気循環通路全体を通ると共に、その
冷気の一部がバイパス通路を通るようになる。従って、
両貯蔵室を冷却する際に、各貯蔵室のうちバイパス通路
に面した部分も十分に冷却することができるようにな
る。また、上記したように切替ダンパの駆動機構にモー
タ及びカムを用いたものにおいては、カムの位置を検出
する検出手段を、1個のスイッチから構成することがで
き(請求項6の発明)、これにより、検出手段の構成を
簡単で安価に済ませることができる。
【0015】
【発明の効果】このように本発明の冷却貯蔵庫によれ
ば、内部を恒温高湿に維持することができる複数の貯蔵
室を備えたものにあって、第1及び第2の貯蔵室の周囲
を囲むループ状に冷気循環通路を設けると共に、第1の
貯蔵室と第2の貯蔵室との間にバイパス通路を設け、切
替ダンパによって冷気の通路を切替える構成としたの
で、冷気の通路の構成を簡単とすると共に、その容積を
小さくすることができてその分貯蔵室の容積を大きくす
ることができるという効果を奏する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態(請求項1〜3
に対応)を図1ないし図10を参照しながら説明する。
まず、図1ないし図3は、本実施形態に係る冷却貯蔵庫
(恒温高湿貯蔵庫)の全体構成を示しており、この冷却
貯蔵庫の本体11は、外箱と内箱との間に発泡ウレタン
などの断熱材を充填してなる断熱箱体から、前面が開口
した横長な矩形箱状に構成されている。また、図1及び
図2に示すように、この本体11は、左側壁部の上部部
分が左方に突出する形態とされており、この突出部分に
冷却器室12が設けられ、さらに、本体11の左外側壁
部には機械室部13が設けられている。
【0017】この本体11内には、左右に隣り合って位
置して第1の貯蔵室14及び第2の貯蔵室15が設けら
れている。図3にも示すように、これら第1及び第2の
貯蔵室14及び15は、共に、前面が開口し天板部及び
床板部が前後方向に傾斜した矩形箱状をなす例えばステ
ンレス等の熱良導箱から構成されている。また、本体1
1の前面には、各貯蔵室14及び15を開閉する断熱扉
16(図3に1個のみ図示)が設けられている。
【0018】前記第1の貯蔵室14は、所定の低温に温
度設定されてその設定温度T1に維持され、前記第2の
貯蔵室15は、第1の貯蔵室14と同等あるいはそれ以
上の温度に温度設定されてその設定温度T2に維持され
るようになっている。これら各貯蔵室14及び15に関
する温度設定は、使用者が入力操作部17(図6にのみ
図示)を操作することによって行われるようになってい
る。このとき、図6にも示すように、第1の貯蔵室14
には、庫内の温度を検出するための第1の温度センサ1
8が設けられ、第2の貯蔵室15には、庫内の温度を検
出するための温度検出手段たる第2の温度センサ19が
設けられている。
【0019】そして、図1及び図2に示すように、前記
第1及び第2の貯蔵室14及び15は、本体11の上下
左右の内壁部に対して所定の空隙を存して配設されてお
り、もって、本体11内に冷気循環通路20が形成され
ているのである。より具体的には、この冷気循環通路2
0は、本体11の天井壁部と両貯蔵室14,15の天板
部との間の上部通路20a、本体11の右内側壁と第2
の貯蔵室15の右壁部との間の右側部通路20b、本体
11の床壁部と両貯蔵室14,15の床板部との間の下
部通路20c、本体11の左内側壁と第1の貯蔵室14
の左壁部との間の左側部通路20dからなり、両貯蔵室
14,15の周囲を囲むループ状に形成されているので
ある。
【0020】さらに、前記第1の貯蔵室14と第2の貯
蔵室15との間にも所定の空隙が設けられ、もってバイ
パス通路21が形成されている。従って、このバイパス
通路21は、その上下両端部が、前記冷気循環通路20
のうち上部通路20a及び下部通路20cの途中部に連
通した形態に設けられている。そして、本実施形態で
は、第2の貯蔵室15のうち前記バイパス通路21に面
する左側壁部の外面に、例えばコードヒータからなる保
温ヒータ22が蛇行状に添設されている。
【0021】一方、前記本体11には、冷凍サイクル2
3が組込まれている。図6に示すように、この冷凍サイ
クル23は、圧縮機24、凝縮器25、ドライヤ26、
キャピラリチューブ27、冷却器28を冷媒管により閉
ループ状に接続した周知構成を備えている。図1及び図
2に示すように、前記機械室部13に、そのうち圧縮機
24や凝縮器25、更にはそれらに対する送風を行う凝
縮ファン29(図6参照)などが配設されている。ま
た、冷却器28は、前記冷却器室12に配設されてい
る。
【0022】そして、前記冷却器室12には、本体11
内にて開口し冷気循環通路20の上部通路20aの左端
部に連通する吹出口30及び左側部通路20dの上部に
連通する吸込口31が、上下に位置して設けられ、冷却
器室12内には、本体11内の空気を吸込口31から吸
込んで冷却器28を通した後吹出口30から吹出すため
の冷気循環ファン32が設けられている。また、冷気循
環通路20の左側部通路20dには、吹出口30側と吸
込口31側とを仕切る仕切板33が設けられている。こ
れにて、前記冷凍サイクル23や冷気循環ファン32等
から、冷気循環通路20に冷気を循環供給する循環冷気
生成装置が構成されている。
【0023】また、図6に示すように、前記冷凍サイク
ル23の圧縮機24や凝縮ファン29,冷気循環ファン
32は、後述するマイクロコンピュータ34により駆動
回路35を介して制御されるようになっている。このマ
イクロコンピュータ34は、冷却器室12の蓋体の前面
に設けられた電装箱(図示せず)内に格納されている。
このとき、前記凝縮器25には放熱ワイヤの目詰りを検
知する目詰りセンサ36が添設されていると共に、前記
冷却器28には着霜を検知する霜取りセンサ37が添設
されており、これら目詰りセンサ36及び霜取りセンサ
37の検知信号が前記マイクロコンピュータ34に入力
されるようになっている。尚、マイクロコンピュータ3
4は、計時機能(タイマ)を備えている。
【0024】さて、図4及び図5にも示すように、前記
冷気循環通路20の上部通路20aの途中部の前記バイ
パス通路21の分岐部分(バイパス通路21の上端部)
には、前記冷却器室12からの冷気を冷気循環通路20
全体を通して第1及び第2の貯蔵室14及び15の双方
を冷却する冷気循環モード(図1に実線の矢印で示す)
と、冷気をバイパス通路21を通して第1の貯蔵室14
の周囲のみを循環させる短絡モード(図2に実線の矢印
で示す)との間で、冷気の通路を切替えるための切替ダ
ンパ38及びその切替ダンパ38を駆動するソレノイド
モータ39が設けられる。
【0025】このとき、図4及び図5に示すように、本
体11内には、第2の貯蔵室15の左外側壁に沿ってバ
イパス通路21を上下に貫通するようにして、支柱板4
0が配設されており、その支柱板40の上部に前後方向
(図5で左右方向)に延びる横板41が取付けられてい
る。そして、前記切替ダンパ38は、図3にも示すよう
に、本体11内の前後方向ほぼ一杯に延びる板状をな
し、前記横板41に例えば2か所にてヒンジ42,42
により回動可能に取付けられている。これと共に、切替
ダンパ38は、図示しないねじりコイルばねにより、図
4及び図5に二点鎖線で示す立上り方向に付勢されてい
る。
【0026】また、前記ソレノイドモータ39は、前記
支柱板40のうち横板41のやや下方に取付けられ、そ
の出力軸39aと前記切替ダンパ38とを繋ぐようにレ
バー43が設けられている。これにて、ソレノイドモー
タ39のオン状態では、切替ダンパ38が下方に引張ら
れて、図4及び図5に実線で示す倒れた状態となり、バ
イパス通路21の上端部を塞ぐと共に上部通路20aの
途中部を開放し、もって冷気循環モードとされるのであ
る。この冷気循環モードでは、図1に示すように、前記
冷却器室12の吹出口30から吹出される冷気は、バイ
パス通路21を通らず、冷気循環通路20全体つまり第
1の貯蔵室14及び第2の貯蔵室15の双方の周囲を循
環するようになり、両貯蔵室14及び15がほぼ同様に
冷却されるようになる。
【0027】これに対し、ソレノイドモータ39のオフ
状態では、切替ダンパ38は、バネ力によって図4及び
図5に二点鎖線で示す立上り状態となって冷気循環通路
20の上部通路20aの途中部(バイパス通路21の下
流部分)を塞ぎ、もって短絡モードとされるようになっ
ている。この短絡モードでは、図2に示すように、前記
冷却器室12の吹出口30から吹出される冷気は、上部
通路20aの途中部からバイパス通路21に入って下方
に流れ、下部通路20cの途中部から冷却器室12に戻
される循環を行い、もって、第1の貯蔵室14のみが冷
却され、第2の貯蔵室15はほとんど冷却されなくなる
のである。
【0028】このソレノイドモータ39は、前記マイク
ロコンピュータ34により駆動回路35を介してオン,
オフ制御されるようになっている。そして、図6に示す
ように、マイクロコンピュータ34には、前記入力操作
部17からの設定温度T1,T2の信号が入力されると
共に、前記第1及び第2の温度センサ18及び19の温
度検出信号が入力されるようになっている。さらに、前
記保温ヒータ22もこのマイクロコンピュータ34によ
り駆動回路35を介してオン,オフ制御されるようにな
っている。
【0029】後の作用説明にて述べるように、前記マイ
クロコンピュータ34は、第1及び第2の貯蔵室14及
び15に関する設定温度T1及びT2と、第1及び第2
の温度センサ18及び19の検出温度に基づいて、前記
冷凍サイクル23(圧縮機24及び凝縮ファン29のオ
ン,オフ)を制御すると共に、ソレノイドモータ39
(切替ダンパ38)や保温ヒータ22の運転を制御する
ようになっている。
【0030】このとき、マイクロコンピュータ34は、
そのソフトウエア構成により、図9及び図10に示すよ
うに、第1及び第2の貯蔵室14及び15に関しての設
定温度T1及びT2から、上下に所定の温度範囲(T1
±a,T2±a)をそれぞれ設定する。そして、第1の
温度センサ18の検出温度(第1の貯蔵室14の温度)
が、第1の貯蔵室14に関する温度範囲の下限値(T1
−a)に達したときに、冷凍サイクル23(圧縮機2
4)をオフし、その後、第1の温度センサ18の検出温
度が温度範囲の上限値(T1+a)に達したときに、圧
縮機24をオンするようになっている。尚、前記冷気循
環ファン32は、霜取り運転時以外は常に駆動されるよ
うになっている。
【0031】そして、第2の温度センサ19の検出温度
(第2の貯蔵室15の温度)が、第2の貯蔵室15に関
する温度範囲の下限値(T2−a)に達したときに、前
記ソレノイドモータ39をオフすると共に保温ヒータ2
2を運転し、その後第2の温度センサ19の検出温度が
温度範囲の上限値(T2+a)に達したときに、ソレノ
イドモータ39をオンすると共に保温ヒータ22を停止
するようになっている。さらに、本実施形態では、第1
及び第2の貯蔵室14及び15の設定温度差(T2−T
1)が大きいとき(例えば10deg以上)には、保温
ヒータ22の運転を連続通電により行い(図9参照)、
第1及び第2の貯蔵室14及び15の設定温度差が小さ
いとき(10deg未満)には、保温ヒータ22の運転
を例えば2分オン,1分オフの間欠通電により行う(図
10参照)ようになっている。
【0032】次に、上記構成の作用について、図7乃至
図10も参照して述べる。図7のフローチャートは、マ
イクロコンピュータ34が実行する冷凍サイクル23及
びソレノイドモータ39(切替ダンパ38)並びに保温
ヒータ22の制御のメインルーチンを概略的に示してい
る。そして、図8のフローチャートは、図7のフローチ
ャートのステップS7の詳細な内容、つまり保温ヒータ
22の制御の詳しい手順を示している。
【0033】冷却貯蔵庫を使用するにあたり、使用者
は、入力操作部17を操作して、第1の貯蔵室14に関
する所望の設定温度T1(例えば貯蔵物が肉の場合、−
1℃)、及び第2の貯蔵室15に関する所望の設定温度
T2(例えば貯蔵物が野菜の場合、3℃)を設定する。
この場合、2つの貯蔵室14,15に対して、貯蔵に適
切な温度が異なる貯蔵物を貯蔵する場合には、貯蔵適切
温度の低い方の貯蔵物を第1の貯蔵室14に貯蔵するよ
うにする。第1の貯蔵室14と第2の貯蔵室15とを同
等の温度に設定することも可能であり、従って、T1≦
T2となる。
【0034】さて、図7のフローチャートにおいて、ま
ず、ステップS1〜S3は、冷凍サイクル23(圧縮機
24及び凝縮ファン29)の制御手順を概略的に示して
おり、上述のように、第1の貯蔵室14に関する所望の
設定温度T1と、第1の温度センサ18が検出した第1
の貯蔵室14の温度とに基づいて、オン,オフ制御がな
されるようになっている。
【0035】ここで、冷凍サイクル23が運転される
と、後述する切替ダンパ38のモードに関係なく、第1
の貯蔵室14の温度は徐々に低下していく。この場合、
第1の温度センサ18の検出温度が、下限値(T1−
a)に至るまでは連続的に冷凍サイクル23はオンされ
(ステップS2)、下限値(T1−a)に至ったところ
で(ステップS1にてNo)、冷凍サイクル23がオフ
される(ステップS3)。冷凍サイクル23のオフによ
り、第1の貯蔵室14の温度が次第に上昇することが考
えられるが、第1の温度センサ18の検出温度が上限値
(T1+a)まで上昇すると(ステップS1にてYe
s)、今度は冷凍サイクル23がオンされ(ステップS
2)、第1の貯蔵室14は再び冷やされていくのであ
る。
【0036】これを繰返すことにより、図9及び図10
にも示すように、第1の貯蔵室14は、設定温度T1近
傍に維持されるようになるのである。また、このとき、
第2の貯蔵室15については、第1の貯蔵室14よりも
温度を低くする必要はない(少なくとも同等の設定温度
T2)ので、冷凍サイクル23の制御については、第1
の貯蔵室14の温度のみに基づいて行ってもなんら支障
はないのである。
【0037】次のステップS4〜S6は、前記切替ダン
パ38(ソレノイドモータ39)の制御の手順を概略的
に示している。ここでは、上述のように、冷気循環モー
ド(ソレノイドモータ39のオン)が続けば、図1に示
すように、第1及び第2の貯蔵室14及び15が同様に
冷却されるので、このモードだけでは、同等以上の設定
温度T2に温度設定される第2の貯蔵室15の温度が低
くなり過ぎてしまう場合がある。これに対し、短絡モー
ド(ソレノイドモータ39のオフ)では、図2に示すよ
うに、専ら第1の貯蔵室14のみが冷却されるので、冷
凍サイクル23の運転の有無に関係なく第2の貯蔵室1
5の温度は次第にゆっくりと上昇することになる。
【0038】従って、第2の温度センサ19の検出温度
に基づいて(ステップS4)、第2の貯蔵室15を設定
温度T2近傍に維持するべく、切替ダンパ38が切替え
られるのである(ステップS5,S6)。この場合、図
9及び図10にも示すように、第2の温度センサ19の
検出温度が、下限値(T2−a)に至るまでは連続的に
ソレノイドモータ39がオンされて冷気循環モードとさ
れ(ステップS5)、下限値(T2−a)に至ったとこ
ろで(ステップS4にてNo)、ソレノイドモータ39
がオフされて短絡モードとされる(ステップS6)。こ
の短絡モードにより、第2の貯蔵室15の温度が次第に
上昇することが考えられるが、第2の温度センサ19の
検出温度が上限値(T2+a)まで上昇すると(ステッ
プS4にてYes)、冷気循環モードとされ(ステップ
S5)、第2の貯蔵室15は再び冷やされていくのであ
る。
【0039】そして、これと同時に、マイクロコンピュ
ータ34は、ステップS7にて、保温ヒータ22の制御
を実行する。この保温ヒータ22は、前記短絡モード時
において、バイパス通路21を通る冷気により、第2の
貯蔵室15の左側壁が冷却されて内部が低温となる(温
度が不均一となる)ことを防止するためのいわば断熱材
の代わりに設けられるものである。図8のフローチャー
トは、保温ヒータ22の制御の詳細な手順を示してい
る。ここで、本実施形態では、第1及び第2の貯蔵室1
4及び15に関する設定温度差(T2−T1)が大きい
ときと小さいときとで、運転時の保温ヒータ22への通
電パターンを変更するようにしている。
【0040】即ち、まず、第1及び第2の貯蔵室14及
び15に関する設定温度差T(=T2−T1)を求め
(ステップS11)、次のステップS12にて、設定温
度差Tが10度以上かどうかが判断される。そして、設
定温度差Tが10度以上(例えば0℃と10℃)であっ
た場合には(ステップS12にてYes)、ソレノイド
モータ39がオンしているときつまり冷気循環モードに
あるときには(ステップS13にてYes)、保温ヒー
タ22はオフされる(ステップS14)。
【0041】一方、ソレノイドモータ39がオフしてい
るときつまり短絡モードにあるときには(ステップS1
3にてNo)、保温ヒータ22がオン(連続通電)され
るのである(ステップS15)。これにて、図9に示す
ように、切替ダンパ38が冷気循環モードにあるときに
は、保温ヒータ22はオフされ、切替ダンパ38が短絡
モードにあるときには、保温ヒータ22が連続的にオン
されるのである。
【0042】これに対し、設定温度差Tが10度未満で
あった場合には(ステップS12にてNo)、ソレノイ
ドモータ39がオンしているときつまり冷気循環モード
にあるときには(ステップS16にてYes)、フラグ
を「0」とし(ステップS17)、OFFタイマを1分
にセットした上で(ステップS18)、保温ヒータ22
をオフする(ステップS19)。
【0043】一方、ソレノイドモータ39がオフしてい
るときつまり短絡モードにあるときには(ステップS1
6にてNo)、ステップS20にてフラグが「0」かど
うかが判断され、フラグが「1」のときには(No)、
次のステップS21にてOFFタイマのカウントダウン
が完了したかどうかが判断される。カウントダウンが完
了していなければ(No)、保温ヒータ22はオフされ
る(ステップS14)。カウントダウンが完了している
と(ステップS21にてYes)、フラグを「0」とし
た上で(ステップS22)、ONタイマが2分にセット
される(ステップS23)。
【0044】そして、上記ステップS20にて、フラグ
が「0」のとき(Yes)には、次のステップS24に
てONタイマのカウントダウンが完了したかどうかが判
断される。カウントダウンが完了していなければ(N
o)、保温ヒータ22はオンされる(ステップS1
5)。カウントダウンが完了していれば(ステップS2
4にてYes)、フラグを「1」とした上で(ステップ
S25)、OFFタイマが1分にセットされる(ステッ
プS26)。これにて、図10に示すように、切替ダン
パ38が冷気循環モードにあるときには、保温ヒータ2
2はオフされ、切替ダンパ38が短絡モードにあるとき
には、保温ヒータ22が2分オン,1分オフを繰返すよ
うに間欠的に運転されるのである。
【0045】このように、保温ヒータ22は冷気循環モ
ード時にはオフされて、第2の貯蔵室15の冷却の障害
となることはない。一方、短絡モード時には、保温ヒー
タ22がオンされ、第2の貯蔵室15のうちバイパス通
路21に面する左側壁部が加熱されることになって、も
ってバイパス通路21を冷気が通っても第2の貯蔵室1
5が冷やされることを防止できるのである。
【0046】しかも、第1及び第2の貯蔵室14及び1
5の設定温度差Tが大きいとき(10度以上)には保温
ヒータ22を連続通電として加熱量を大きくしたので、
かなり低温となる第1の貯蔵室14の温度の影響が第2
の貯蔵室15に及ぶことを防止でき、設定温度差Tが小
さいとき(10度未満)には間欠通電として加熱量を小
さくしたので、第2の貯蔵室15を加熱し過ぎることが
なくなり、保温ヒータ22による加熱を、設定温度差T
に応じた適切なものとすることができる。
【0047】このように本実施形態によれば、冷凍サイ
クル23、切替ダンパ38、保温ヒータ22に対する上
記のような制御が実行されることにより、別々の設定温
度T1,T2であっても、第1の貯蔵室14及び第2の
貯蔵室15内の温度は、夫々設定温度T1及びT2の前
後に維持されるようになり、内部を恒温高湿に保った状
態で貯蔵物を貯蔵することができるのである。
【0048】そして、冷気の通路は、第1及び第2の貯
蔵室14及び15の周囲を囲むループ状の冷気循環通路
20と、それに連続するバイパス通路21とを設けるだ
けで良いので、冷気の通路が多重になり冷気の通路形成
のために必要な容積が大きくなっていた従来のものと異
なり、冷気の通路の構成を簡単とすることができて安価
に済ませることができると共に、冷気通路のスペースを
小さくすることができて貯蔵室14,15の容積を大き
くすることができるものである。
【0049】さらに、本実施形態では、第2の貯蔵室1
5の保温のために設けられた保温ヒータ22は、薄形で
さほどスペースをとることなく済ませることができるの
で、断熱材を設けて断熱壁を構成する場合に比べて貯蔵
室14,15の容積を大きくすることができる。しか
も、本実施形態では、上述のように、保温ヒータ22に
よる加熱を、両貯蔵室14,15の設定温度差Tに応じ
た適切なものとすることができるというメリットも得る
ことができる。また、本実施形態では、切替ダンパ38
を駆動する機構として、ソレノイドモータ39を採用し
たので、駆動機構の構成を簡単で安価に済ませることが
できる。
【0050】<第2及び第3実施形態>図11及び図1
2は、本発明の第2及び第3実施形態を夫々示すもので
ある。これら実施形態が、上記第1実施形態と異なる点
は、切替ダンパ51及びそれを駆動するソレノイドモー
タ52の取付け構造にある。即ち、図11に示す第2実
施形態では、冷気循環通路20の上部通路20aのうち
第2の貯蔵室15の外上壁部の左端部(バイパス通路2
1の右側)に、切替ダンパ51及びそれを駆動するソレ
ノイドモータ52を取付けている。また、図12に示す
第3実施形態では、切替ダンパ51及びそれを駆動する
ソレノイドモータ52を、同様に位置させつつ本体11
の天井壁に取付けている。
【0051】これにて、ソレノイドモータ52のオフ時
には、切替ダンパ51が直立状態となって短絡モードと
なり、もって第1の貯蔵室14が冷却される。一方、ソ
レノイドモータ52のオン時には、切替ダンパ51が倒
れて上部通路20aの途中部を開方し、冷気循環モード
となるのであるが、この冷気循環モードでは、冷気は、
冷気循環通路20だけでなく、バイパス通路21にも流
れるようになり、もって第1及び第2の貯蔵室14及び
15の双方が冷却されるのである。
【0052】<第4実施形態>次に、本発明の第4実施
形態(請求項4,5に対応)について、図13ないし図
18を参照しながら説明する。尚、この実施形態におい
ても、冷却貯蔵庫の本体11の基本的な構成は上記第1
実施形態と共通するので、第1実施形態と同一部分には
同一符号を付して詳しい説明を省略し、以下、異なる点
について述べる。
【0053】この実施形態が上記第1実施形態と異なる
ところは、冷気の通路を切替えるための切替ダンパ61
の駆動機構の構成にある。即ち、図13に示すように、
この切替ダンパ61は、冷気循環通路20の上部通路2
0aの途中部のバイパス通路21の分岐部分に位置され
ている。このとき、図14に示すように、バイパス通路
21部分には縦方向に延びて取付ステイ62が設けられ
ており、切替ダンパ61は、その取付ステイ62の上端
部に取付けられた横板41にヒンジ42,42を介して
回動可能に取付けられている。
【0054】そして、前記取付ステイ62には、モータ
ブラケット63を介して減速機付きのモータ64が取付
けられており、その出力軸64aにカム65が取付けら
れている。このカム65は、図15ないし図17にも示
すように、軸方向に並んで径方向に突出する第1〜第3
の3個の突起部65a,65b,65cが設けられてい
る。そのうち先端側の第3の突起部65cの先端部分
に、リンクレバー66の下端部がピン67により連結さ
れており、そのリンクレバー66の上端部が前記切替ダ
ンパ61にやはりピン67により連結されている。
【0055】これにて、図15に示すように、前記カム
65が、第3の突起部65cが下向きとなる回転位置に
あるときには、切替ダンパ61が水平位置にあって冷気
循環モードとされる。また、図16に示すように、カム
65がモータ64により回転されて第3の突起部65c
が上向きとなる回転位置に位置されると、切替ダンパ6
1が立上がり状態となって短絡モードとされるようにな
っている。
【0056】また、本実施形態では、図17に示すよう
に、前記カム65をそれらの途中位置に停止させ、前記
切替ダンパ61を半開位置に停止させる中間モードの実
行が可能とされている。この場合、中間モードでは、切
替ダンパ61が水平状態から例えば約30度持上がった
角度で停止され、これにより、冷気は、冷気循環通路2
0全体を循環すると共に、その一部がバイパス通路21
を流れるようになり、両貯蔵室14及び15が周囲から
冷却されると共に、両貯蔵室14及び15のうちバイパ
ス通路21に面した部分も冷却されるようになるのであ
る。
【0057】そして、前記取付ステイ62には、前記カ
ム65の下部に位置して、カム65の回転位置を検出す
る検出手段たる第1〜第3の3個のマイクロスイッチ6
8〜70が設けられている。これら第1〜第3のマイク
ロスイッチ68〜70は、それぞれ前記カム65の第1
〜第3の突起部65a,65b,65cに対応して設け
られている。
【0058】即ち、図15に示すように、切替ダンパ6
1が水平状態にあるときには、第3の突起部65cが下
向きに位置して第3マイクロスイッチ70がオンするよ
うになっている。また、図16に示すように、切替ダン
パ61が立上り状態にあるときには、第1の突起部65
aが下向きに位置して第1マイクロスイッチ68がオン
するようになっている。そして、図17に示すように、
切替ダンパ61が半開位置にあるときには、第2の突起
部65bが下向きに位置して第2マイクロスイッチ69
がオンするようになっている。これにて、第1〜第3の
マイクロスイッチ68〜70の信号によって切替ダンパ
61の位置を判断することができる。
【0059】これら前記第1〜第3のマイクロスイッチ
68〜70の検出信号はマイクロコンピュータ34に入
力され、マイクロコンピュータ34は、その検出信号に
よって前記モータ64の通断電を制御し、前記各モード
の切替を行うようになっている。このとき、マイクロコ
ンピュータ34は、通常時には、上記第1実施形態と同
様に、第2の温度センサ19の検出温度(第2の貯蔵室
15の温度)に基づいて、検出温度が下限値(T2−
a)に達したときに、短絡モードとすべく前記モータ6
4の通電を制御し、上限値(T2+a)に達したとき
に、冷気循環モードとすべくモータ64の通電を制御す
るようになっている。
【0060】そして、後述するように、第2の貯蔵室1
5内の負荷が急に大きくなったとき、あるいは電源投入
時や設定温度変更時などの、第2の温度センサ19の検
出温度が設定温度T2よりも所定温度大きくなった例え
ば(T2+5)℃以上となった場合には、一旦、冷気循
環モードとし、その上で検出温度が(T2+5)℃未満
に下がったときには、下限値(T2−a)に達するまで
は中間モードとすべくモータ64の通電を制御するよう
になっているのである。
【0061】尚、本実施形態では、図14に示すよう
に、前記モータ64等のメンテナンスのために、第1の
貯蔵室14のバイパス通路21側の側壁部には、矩形状
の点検口71が設けられると共に、その点検口71を塞
ぐ窓蓋72が、ねじ73により着脱可能に取付けられて
いる。また、図13に示すように、第2の貯蔵室15の
うちバイパス通路21に面する部分には、保温ヒータ2
2が設けられるのであるが、この保温ヒータ22は断熱
材74,74により挟まれた形態で設けられるようにな
っている。さらに、第1の貯蔵室14及び第2の貯蔵室
15内の上部には、それぞれ露受板75が設けられてい
る。
【0062】さて、上記構成においては、マイクロコン
ピュータ34は、図18に示すように、圧縮機24及び
モータ64(切替ダンパ61)の制御を行う。この図1
8は、第2の温度センサ19の検出温度が、設定温度T
2よりも+5℃以上高くなっている状態から始まってい
る。ここで、上記第1実施形態と同様に、圧縮機24
は、第1の温度センサ18の検出温度(第1の貯蔵室1
4の温度)に基づいて、検出温度が低下して下限値(T
1−a)に至ったところでオフされ、上限値(T1+
a)まで上昇するとオンされる。
【0063】これに対し、モータ64ひいては切替ダン
パ61は、第2の温度センサ19の検出温度(第2の貯
蔵室15の温度)に基づいて制御されるのであるが、ま
ず、第2の温度センサ19の検出温度が、設定温度T2
よりも+5℃以上高くなっている状態では、切替ダンパ
61が水平状態とされた冷気循環モードとされる。この
冷気循環モードとするには、図15に示すように、モー
タ64に通電し、カム65の第3の突起部65cにより
第3のマイクロスイッチ70がオンされた状態でモータ
64を停止させれば良い。これにて、冷気が冷気循環通
路20全体を通るようになり、第2の貯蔵室15を速や
かに冷却することができる。
【0064】そして、第2の温度センサ19の検出温度
が、設定温度T2+5℃未満となったときに、切替ダン
パ61が水平状態から約30度開いた半開位置とされ、
中間モードとされる。この中間モードとするには、図1
7に示すように、モータ64に通電し、カム65の第2
の突起部65bにより第2のマイクロスイッチ69がオ
ンされた状態でモータ64を停止させれば良い。これに
て、冷気は、冷気循環通路20全体を循環すると共に、
その一部がバイパス通路21を流れるようになり、両貯
蔵室14及び15が周囲から冷却されると共に、両貯蔵
室14及び15のうちバイパス通路21に面した部分も
十分に冷却されるようになり、もって各貯蔵室14,1
5内における温度むらがなくなる。
【0065】この中間モードは、第2の温度センサ19
の検出温度が下限値(T2−a)となるまで継続され、
下限値(T2−a)に至ったところで、切替ダンパ61
がほぼ垂直とされた短絡モードとされる。この短絡モー
ドとするには、図16に示すように、モータ64に通電
し、カム65の第1の突起部65aにより第1のマイク
ロスイッチ68がオンされた状態でモータ64を停止さ
せれば良い。また、この後は、第2の温度センサ19の
検出温度が上限値(T2+a)に達したときに、冷気循
環モードとされ、下限値(T2−a)に達したときに短
絡モードとされる通常制御が行われる。
【0066】このような本実施形態によれば、上記第1
実施形態と同様に、冷気の通路の構成を簡単とすること
ができて安価に済ませることができると共に、冷気通路
のスペースを小さくすることができて貯蔵室14,15
の容積を大きくすることができる。そして、それに加え
て、切替ダンパ61の駆動機構としてモータ64を採用
したので、ソレノイドモータ39を採用した場合の特有
の動作音がなく、静音化を図ることができる。しかも、
モータ64はモードの切替時だけに通電すれば良く、切
替ダンパ61の位置を維持するための通電が不要となる
ので、消費電力を少なく済ませることができる。
【0067】さらには、このように駆動機構をモータ6
4から構成したことにより、切替ダンパ61を半開位置
に停止させる中間モードの実行が可能となり、これによ
り、両貯蔵室14及び15を冷却する際に、各貯蔵室1
4,15のうちバイパス通路21に面した部分も十分に
冷却することができるようになり、貯蔵室14,15内
の温度むらを小さくすることができるといったメリット
も得ることができるものである。
【0068】尚、この第4実施形態では、中間モード
を、切替ダンパ61が約30度開いた状態としたが、そ
の角度は一例に過ぎず、また、モータ64を採用したこ
とにより、切替ダンパ61を任意の角度で停止させるこ
とができるので、複数段階あるいは無段階で任意の角度
となるような制御を行うようにしても良い。さらには、
中間モードとする条件としても、様々な変更が可能であ
る。
【0069】<第5実施形態>次に、本発明の第5実施
形態(請求項6に対応)について、図19ないし図23
を参照しながら説明する。尚、この実施形態において
も、上記第4実施形態と同様に、切替ダンパ61の駆動
機構としてモータ64を採用したものであり、上記第4
及び第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して詳
しい説明を省略し、以下、異なる点について述べる。
【0070】この実施形態では、切替ダンパ61は、冷
気の通路を冷気循環モード(図21に示す水平状態)と
短絡モード(図22に示すほぼ垂直状態)との間で切替
えるようになっている。そして、そのモータ64の回転
を切替ダンパ61の開閉動作に変換するためのカム81
の回転位置を検出する検出手段として、1個のマイクロ
スイッチ82を設けるようにしている。
【0071】即ち、モータ64は、図19に示すよう
に、やはり取付ステイ62にモータブラケット63を介
して取付けられているのであるが、その出力軸64aに
は、図20ないし図22に示すようなカム81が取付け
られている。このカム81は、ほぼ半円形の板状をな
し、その一端部(図21で下端部)に、リンクレバー6
6の下端部がピン67により連結されており、そのリン
クレバー66の上端部が切替ダンパ61にピン67によ
り連結されている。
【0072】このとき、前記モータ64の出力軸64a
ひいてはカム81は、矢印aに示す方向(正面から見て
時計回り方向)に一方向回転するようになっており、図
21に示すように、カム81が、リンクレバー66との
連結部が下端部に位置する状態(半円形部81aが右側
にある状態)にて、切替ダンパ61が水平位置にあって
冷気循環モードとされる。また、図20及び図22に示
すように、そこから半回転してリンクレバー66との連
結部が上端部に位置する状態(半円形部81aが左側に
来る状態)にて、切替ダンパ61が立上り状態にあって
短絡モードとされるようになっている。
【0073】そして、前記取付ステイ62には、前記カ
ム81の下部に位置して、カム81の回転位置を検出す
る検出手段たるマイクロスイッチ82が設けられてい
る。このマイクロスイッチ82は、カム81の半円形部
81aの外周部によりオンされるようになっており、カ
ム81の矢印a方向の回転位置に伴い、カム81が図2
1の状態から図22の状態になる直前までの180度の
間にあるときはオンし、カム81が図22の状態から図
21の状態になる直前までの180度の間にあるときは
オフするようになっている。
【0074】従って、カム81の回転に伴い、リンクレ
バー66との連結部が下端部に来て切替ダンパ61が水
平状態になった時に、マイクロスイッチ82がオフから
オンに切替わり、カム81の連結部が上端部に来て切替
ダンパ61が立上り状態になった時に、マイクロスイッ
チ82がオンからオフに切替わるのである。このマイク
ロスイッチ82の信号はマイクロコンピュータ34に入
力されるようになっており、マイクロコンピュータ34
は、モータ64の通断電を制御してモードの切替を行う
のであるが、このとき前記マイクロスイッチ82の検出
信号の変化を検出してモータ64を停止させるようにな
っている。
【0075】さて、上記構成においては、マイクロコン
ピュータ34は、図23に示すように、圧縮機24及び
モータ64(切替ダンパ61)の制御を行う。即ち、上
記第1実施形態などと同様に、圧縮機24は、第1の温
度センサ18の検出温度(第1の貯蔵室14の温度)に
基づいて、検出温度が低下して下限値(T1−a)に至
ったところでオフされ、上限値(T1+a)まで上昇す
るとオンされる。
【0076】これに対し、モータ64ひいては切替ダン
パ61の制御は、第2の温度センサ19の検出温度(第
2の貯蔵室15の温度)に基づいて行われる。即ち、第
2の温度センサ19の検出温度が下降して下限値(T2
−a)に達したときに、短絡モードとすべくモータ64
に通電し、マイクロスイッチ82がオンからオフに切替
わった時点でモータ64を停止させる。そして、第2の
温度センサ19の検出温度が上限値(T2+a)に達し
たときに、冷気循環モードとすべく、モータ64に通電
し、マイクロスイッチ82がオフからオンに切替わった
時点でモータ64を停止させる。これにて、第1実施形
態と同様のモードの切替制御が行われるのである。
【0077】ところで、電源投入時には、必ずしもカム
81がいずれかの回転位置に停止しているとは限らず、
回転位置に多少のずれが生じていることも考えられる。
このように、電源投入時にカム81の停止位置がずれて
いると、切替ダンパ61も正規の角度で停止ていないこ
とになり、例えば、バイパス通路21のみに冷気を通す
筈の短絡モードで、切替ダンパ61が完全に立上り状態
となっておらず、冷気循環通路20の第2の貯蔵室15
側への冷気の漏れが生じて、冷却効率が低下するといっ
た不具合の発生が予測される。
【0078】そこで、図示はしないが、電源投入時に
は、マイクロコンピュータ34は次のような制御を行
う。即ち、電源投入時に、第2の温度センサ19の検出
温度(第2の貯蔵室15の温度)が、設定温度T2より
も高い場合には、冷気循環モードとすべく、モータ64
に通電し、マイクロスイッチ82がオフからオンに切替
わった時点でモータ64を停止させる。このとき、電源
投入時に、マイクロスイッチ82が既にオンであった場
合には、オンからオフに切替わりさらにオンに切替わっ
た時点でモータ64を停止させる。
【0079】これに対し、電源投入時に、第2の温度セ
ンサ19の検出温度(第2の貯蔵室15の温度)が、設
定温度T2以下である場合には、短絡モードとすべく、
モータ64に通電し、マイクロスイッチ82がオンから
オフに切替わった時点でモータ64を停止させる。この
とき、電源投入時に、マイクロスイッチ82が既にオフ
であった場合には、オフからオンに切替わりさらにオフ
に切替わった時点でモータ64を停止させる。これによ
り、カム81ひいては切替ダンパ61を、確実に所定の
位置(角度)で停止させることができるのである。
【0080】このような本実施形態によれば、上記第1
実施形態などと同様に、冷気の通路の構成を簡単とする
ことができて安価に済ませることができると共に、冷気
通路のスペースを小さくすることができて貯蔵室14,
15の容積を大きくすることができる。それに加えて、
切替ダンパ61の駆動機構としてモータ64を採用した
ので、ソレノイドモータを採用した場合に比べて、静音
化を図ることができると共に消費電力を少なく済ませる
ことができる。そして、カム81の位置を検出する検出
手段を、1個のマイクロスイッチ82から構成したの
で、検出手段の構成を簡単で安価に済ませることができ
るという実用的効果を得ることができるものである。そ
の他、本発明は上記しかつ図面に示す各実施形態に限定
されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で種々変
更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示すもので、冷気循
環モードにある状態の冷却貯蔵庫の縦断正面図
【図2】 短絡モードにある状態の冷却貯蔵庫の縦断正
面図
【図3】 冷却貯蔵庫の縦断右側面図
【図4】 切替ダンパ部分を示す拡大縦断正面図
【図5】 切替ダンパ部分を示す拡大縦断左側面図
【図6】 冷凍サイクル構成及び全体の電気的構成を概
略的に示す図
【図7】 冷凍サイクル,ソレノイドモータ,保温ヒー
タの制御手順を概略的に示すフローチャート
【図8】 保温ヒータの制御の詳細を示すフローチャー
【図9】 設定温度差が大きい場合のタイミングチャー
【図10】 設定温度差が小さい場合のタイミングチャ
ート
【図11】 本発明の第2実施形態を示す切替ダンパ部
分の縦断正面図
【図12】 本発明の第3実施形態を示す切替ダンパ部
分の縦断正面図
【図13】 本発明の第4実施形態を示すもので、冷気
循環モードにある状態の冷却貯蔵庫の縦断正面図
【図14】 切替ダンパ部分を示す拡大縦断左側面図
【図15】 冷気循環モードにある状態の切替ダンパの
駆動機構部分の側面図(a)及び正面図(b)を並べて
示す図
【図16】 短絡モードにある状態の切替ダンパの駆動
機構部分の側面図(a)及び正面図(b)を並べて示す
【図17】 中間モードにある状態の切替ダンパの駆動
機構部分の側面図(a)及び正面図(b)を並べて示す
【図18】 圧縮機及びモータに対する制御の様子を示
すタイミングチャート
【図19】 本発明の第5実施形態を示すもので、切替
ダンパ部分の拡大縦断左側面図
【図20】 切替ダンパの駆動機構部分の斜視図
【図21】 冷気循環モードにある状態の切替ダンパの
駆動機構部分の縦断正面図
【図22】 短絡モードにある状態の切替ダンパの駆動
機構部分の縦断正面図
【図23】 圧縮機及びモータに対する制御の様子を示
すタイミングチャート
【図24】 従来例を示す冷却貯蔵庫の要部の縦断側面
【符号の説明】
11…本体 12…冷却機室 14…第1の貯蔵室 1
5…第2の貯蔵室 18…第1の温度センサ 19…第
2の温度センサ(温度検出手段) 20…冷気循環通路
21…バイパス通路 22…保温ヒータ 23…冷凍
サイクル(循環冷気生成装置) 28…冷却器 30…
吹出口 31…吸込口 32…冷気循環ファン 34…
マイクロコンピュータ(ダンパ制御手段) 38,5
1,61…切替ダンパ 39,52…ソレノイドモータ
64…モータ 65,81…カム68,69,70,
82…マイクロスイッチ(検出手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体からなる本体と、 この本体内に設けられた熱良導箱からなる第1の貯蔵室
    と、 前記本体内に前記第1の貯蔵室に隣り合って設けられた
    熱良導箱からなる第2の貯蔵室と、 この第2の貯蔵室内の温度を検出する温度検出手段と、 前記本体内に前記第1及び第2の貯蔵室の周囲を囲むル
    ープ状に形成された冷気循環通路と、 前記第1の貯蔵室と第2の貯蔵室との間に設けられ両端
    が夫々前記冷気循環通路に連通するバイパス通路と、 前記本体に前記第1の貯蔵室の近傍側に設けられ前記冷
    気循環通路に冷気を循環供給する循環冷気生成装置と、 この循環冷気生成装置からの冷気を前記冷気循環通路全
    体を通して前記第1及び第2の貯蔵室の双方を冷却する
    冷気循環モードと、前記冷気をバイパス通路を通して前
    記第1の貯蔵室側を冷却する短絡モードとの間で冷気の
    通路を切替えるための切替ダンパと、 前記温度検出手段の検出温度及び前記第2の貯蔵室の設
    定温度に基づいて前記切替ダンパを制御するダンパ制御
    手段とを具備してなる冷却貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記第2の貯蔵室のうち前記バイパス通
    路に面する壁部に、前記短絡モード時に通電される保温
    ヒータを設けたことを特徴とする請求項1記載の冷却貯
    蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記保温ヒータは、前記第1及び第2の
    貯蔵室の設定温度差が大きいときには連続通電にて運転
    され、前記第1及び第2の貯蔵室の設定温度差が小さい
    ときには間欠通電にて運転されることを特徴とする請求
    項2記載の冷却貯蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記切替ダンパの駆動機構は、モータ
    と、このモータの回転を前記切替ダンパの開閉動作に変
    換するためのカムと、このカムの位置を検出する検出手
    段とを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3
    のいずれかに記載の冷却貯蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記切替ダンパを半開位置に停止させる
    ことにより、前記冷気循環通路のうちの前記第2の貯蔵
    室側と前記バイパス通路との双方に冷気を通す中間モー
    ドの実行が可能とされていることを特徴とする請求項1
    ないし請求項4のいずれかに記載の冷却貯蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は、1個のスイッチから構
    成されることを特徴とする請求項4または請求項5記載
    の冷却貯蔵庫。
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