JPH11124781A - スチールコード及びスチールラジアルタイヤ - Google Patents
スチールコード及びスチールラジアルタイヤInfo
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- JPH11124781A JPH11124781A JP9288716A JP28871697A JPH11124781A JP H11124781 A JPH11124781 A JP H11124781A JP 9288716 A JP9288716 A JP 9288716A JP 28871697 A JP28871697 A JP 28871697A JP H11124781 A JPH11124781 A JP H11124781A
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- Japan
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- steel
- wire
- steel cord
- cord
- twisted
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- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/062—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
- D07B1/0633—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration having a multiple-layer configuration
-
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- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/0646—Reinforcing cords for rubber or plastic articles comprising longitudinally preformed wires
-
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- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/062—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
- D07B1/0626—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration the reinforcing cords consisting of three core wires or filaments and at least one layer of outer wires or filaments, i.e. a 3+N configuration
-
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- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2015—Strands
- D07B2201/2023—Strands with core
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 必要な強度を維持しつつゴム浸透性に優れる
長寿命のスチールコード及びスチールラジアルタイヤを
提供する。 【構成】 ゴム成形体のなかに埋め込まれて用いられ、
３層撚りの（Ｌ＋Ｍ＋Ｎ）構造または中撚りを一工程で
撚り合わせた（１×Ｋ）＋Ｊ構造のスチールコードにお
いて、最外層の隣りあわない少なくとも２本以上に二次
元または三次元の波付けをする。
長寿命のスチールコード及びスチールラジアルタイヤを
提供する。 【構成】 ゴム成形体のなかに埋め込まれて用いられ、
３層撚りの（Ｌ＋Ｍ＋Ｎ）構造または中撚りを一工程で
撚り合わせた（１×Ｋ）＋Ｊ構造のスチールコードにお
いて、最外層の隣りあわない少なくとも２本以上に二次
元または三次元の波付けをする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スチールラジアル
タイヤやコンベアベルト等のゴム成形体の補強に用いら
れるスチールコード及びこのスチールコードを用いたス
チールラジアルタイヤに関する。
タイヤやコンベアベルト等のゴム成形体の補強に用いら
れるスチールコード及びこのスチールコードを用いたス
チールラジアルタイヤに関する。
【０００２】
【従来の技術】スチールコードはスチールラジアルタイ
ヤやコンベアベルト等のゴム成形品の補強材として用い
られている。スチールコードでは内部にゴムが浸透しな
いと、そこへ水分が浸入してワイヤが腐食され、ワイヤ
とゴムとが分離してしまういわゆるセパレーション現象
を生じる。
ヤやコンベアベルト等のゴム成形品の補強材として用い
られている。スチールコードでは内部にゴムが浸透しな
いと、そこへ水分が浸入してワイヤが腐食され、ワイヤ
とゴムとが分離してしまういわゆるセパレーション現象
を生じる。
【０００３】図５に示すように、従来の３層撚りスチー
ルコード２ではコード内部へのゴム浸透性を向上させる
ために最外層ワイヤ５の本数を最密状態より少なくし
て、隣り合うワイヤ５の相互間隙６を拡げている。
ルコード２ではコード内部へのゴム浸透性を向上させる
ために最外層ワイヤ５の本数を最密状態より少なくし
て、隣り合うワイヤ５の相互間隙６を拡げている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最外層
ワイヤ５の相互間隙６を単に拡げただけでは最外層の隙
間が円周方向の一部に偏ってしまう所謂撚り不良をおこ
し、さらにゴム浸透性が円周方向で不均一となってしま
う。
ワイヤ５の相互間隙６を単に拡げただけでは最外層の隙
間が円周方向の一部に偏ってしまう所謂撚り不良をおこ
し、さらにゴム浸透性が円周方向で不均一となってしま
う。
【０００５】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであって、必要な強度を維持しつつゴム浸透性に
優れ、かつ、撚り不良の無い長寿命のスチールコード及
びスチールラジアルタイヤを提供することを目的とす
る。
たものであって、必要な強度を維持しつつゴム浸透性に
優れ、かつ、撚り不良の無い長寿命のスチールコード及
びスチールラジアルタイヤを提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスチールコ
ードは、ゴム成形体のなかに埋め込まれて用いられ、３
層撚りの（Ｌ＋Ｍ＋Ｎ）構造または中撚りを一工程で撚
り合わせた（１×Ｋ）＋Ｊ構造のスチールコードにおい
て、最外層の少なくとも２本以上に二次元または三次元
の波付けをすることを特徴とする。
ードは、ゴム成形体のなかに埋め込まれて用いられ、３
層撚りの（Ｌ＋Ｍ＋Ｎ）構造または中撚りを一工程で撚
り合わせた（１×Ｋ）＋Ｊ構造のスチールコードにおい
て、最外層の少なくとも２本以上に二次元または三次元
の波付けをすることを特徴とする。
【０００７】本発明のスチールコードにおいては、最外
層の少なくとも２本以上に二次元または三次元の波付け
をしているので、最外層に撚り不良が発生せず、円周方
向に均等にゴムが浸透するようになる。
層の少なくとも２本以上に二次元または三次元の波付け
をしているので、最外層に撚り不良が発生せず、円周方
向に均等にゴムが浸透するようになる。
【０００８】本発明に係るスチールラジアルタイヤは、
３層撚りの（Ｌ＋Ｍ＋Ｎ）構造または中撚りを一工程で
撚り合わせた（１×Ｋ）＋Ｊ構造で、かつ、最外層の隣
りあわない少なくとも２本以上に二次元または三次元の
波付けがなされたスチールコードを、プライコードある
いはベルトコードとしてゴム成形体のなかに埋め込んだ
ことを特徴とする。
３層撚りの（Ｌ＋Ｍ＋Ｎ）構造または中撚りを一工程で
撚り合わせた（１×Ｋ）＋Ｊ構造で、かつ、最外層の隣
りあわない少なくとも２本以上に二次元または三次元の
波付けがなされたスチールコードを、プライコードある
いはベルトコードとしてゴム成形体のなかに埋め込んだ
ことを特徴とする。
【０００９】この場合に、最外層の隣りあわない少なく
とも２本以上の波付けは、素線の径をｄ（ｍｍ）とし、
波付け高さをｄ１（ｍｍ）とした場合に、不等式ｄ＋
０．０１≦ｄ１≦ｄ＋０．４０の関係を満たすことが好
ましい。
とも２本以上の波付けは、素線の径をｄ（ｍｍ）とし、
波付け高さをｄ１（ｍｍ）とした場合に、不等式ｄ＋
０．０１≦ｄ１≦ｄ＋０．４０の関係を満たすことが好
ましい。
【００１０】また、前記側ワイヤの径は０．１５〜０．
４５mmあることが好ましい。なお、構成ワイヤには引張
り強度が２８０〜４００ｋｇｆ／mm2 級の高張力鋼線を
用いることが望ましい。スチールコードが所望の破断強
度を得るためにはワイヤの引張り強度を２８０ｋｇｆ／
mm2 以上とする必要があるからである。一方、ワイヤの
引張り強度が４００ｋｇｆ／mm2 を越えると、ワイヤが
脆くなって断線を生じやすくなるからである。
４５mmあることが好ましい。なお、構成ワイヤには引張
り強度が２８０〜４００ｋｇｆ／mm2 級の高張力鋼線を
用いることが望ましい。スチールコードが所望の破断強
度を得るためにはワイヤの引張り強度を２８０ｋｇｆ／
mm2 以上とする必要があるからである。一方、ワイヤの
引張り強度が４００ｋｇｆ／mm2 を越えると、ワイヤが
脆くなって断線を生じやすくなるからである。
【００１１】また、構成ワイヤには炭素含有量が０．７
０〜１．００重量％の高張力鋼線を用いることが望まし
い。スチールコードが所望の破断強度を得るためにはワ
イヤの炭素含有量を０．７０重量％以上とする必要があ
るからである。一方、ワイヤの炭素含有量が１．００重
量％を越えると、ワイヤが脆くなって断線を生じやすく
なるからである。
０〜１．００重量％の高張力鋼線を用いることが望まし
い。スチールコードが所望の破断強度を得るためにはワ
イヤの炭素含有量を０．７０重量％以上とする必要があ
るからである。一方、ワイヤの炭素含有量が１．００重
量％を越えると、ワイヤが脆くなって断線を生じやすく
なるからである。
【００１２】図３に示すように、ｎ本の直径ｄ（mm）の
外層ワイヤ５のうちｍ本につき３次元の波付けをする場
合や、図４に示すように、ｎ本の直径ｄ（mm）の外層ワ
イヤ５のうちｍ本につき２次元の波付けをする場合は、
下式（１）の関係を満たすように波付け径ｄ1 （mm）を
決定する。 ｄ＋０. ０１≦ｄ１≦ｄ＋０．４０ …（１）
外層ワイヤ５のうちｍ本につき３次元の波付けをする場
合や、図４に示すように、ｎ本の直径ｄ（mm）の外層ワ
イヤ５のうちｍ本につき２次元の波付けをする場合は、
下式（１）の関係を満たすように波付け径ｄ1 （mm）を
決定する。 ｄ＋０. ０１≦ｄ１≦ｄ＋０．４０ …（１）
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
本発明の種々の好ましい実施の形態について説明する。
引張り強度が２８０〜４００ｋｇｆ／mm2 級（Ｃ含有量
０．７０〜１．００重量％）の２本の高張力鋼線３を特
開平５−３０２２８３号公報に記載されたクレードルタ
イプの撚り線機に送給し、撚り合せて心ストランド３ａ
を形成した。次いで、クレードルタイプの撚り線機に、
心ストランド３ａをセンタパスとし、その周囲にｎ本の
側ワイヤ４を送給し、ｎ本の中撚りワイヤ４を上撚りし
た。さらに、１４本の外層ワイヤ５を上撚りした。な
お、外層ワイヤ５のうち５本は３本おきに図１及び図２
に示すように、スパイラル加工機やギヤクリンプ加工機
などの三次元又は二次元の波付け装置により予めそれぞ
れが波付けされている。
本発明の種々の好ましい実施の形態について説明する。
引張り強度が２８０〜４００ｋｇｆ／mm2 級（Ｃ含有量
０．７０〜１．００重量％）の２本の高張力鋼線３を特
開平５−３０２２８３号公報に記載されたクレードルタ
イプの撚り線機に送給し、撚り合せて心ストランド３ａ
を形成した。次いで、クレードルタイプの撚り線機に、
心ストランド３ａをセンタパスとし、その周囲にｎ本の
側ワイヤ４を送給し、ｎ本の中撚りワイヤ４を上撚りし
た。さらに、１４本の外層ワイヤ５を上撚りした。な
お、外層ワイヤ５のうち５本は３本おきに図１及び図２
に示すように、スパイラル加工機やギヤクリンプ加工機
などの三次元又は二次元の波付け装置により予めそれぞ
れが波付けされている。
【００１４】次に、各実施例及び比較例についてそれぞ
れ説明する。 （実施例１）上記クレードルタイプの撚り線機を用いて
図１に示す（３＋９）＋１４構成のスチールコード２Ａ
を製造した。この実施例１のコード２Ａでは最外層の１
４本のうち５本に波付けをした。
れ説明する。 （実施例１）上記クレードルタイプの撚り線機を用いて
図１に示す（３＋９）＋１４構成のスチールコード２Ａ
を製造した。この実施例１のコード２Ａでは最外層の１
４本のうち５本に波付けをした。
【００１５】以下に実施例１の製造条件及び製品サイズ
をそれぞれ示す。 心ワイヤの径ｄ； ０．２２mm 中撚りワイヤの径ｄ； ０．２２mm 外層ワイヤの径ｄ； ０．２２mm 心ワイヤの撚りピッチ； １２mm 中撚りワイヤの撚りピッチ； １２mm 外層ワイヤの撚りピッチ； １８mm 撚り方向； 内側からＳ−Ｓ−Ｚ撚り 最外層の波付け高さｄ１； ０．３０５mm 波付けピッチ； ３．５mm 波付け本数； ５本 （実施例２）上記クレードルタイプの撚り線機を用いて
図２に示す（３＋９）＋１４構成のスチールコード２Ｂ
を製造した。この実施例２のコード２Ｂでは最外層の１
４本のうち５本に波付けをした。
をそれぞれ示す。 心ワイヤの径ｄ； ０．２２mm 中撚りワイヤの径ｄ； ０．２２mm 外層ワイヤの径ｄ； ０．２２mm 心ワイヤの撚りピッチ； １２mm 中撚りワイヤの撚りピッチ； １２mm 外層ワイヤの撚りピッチ； １８mm 撚り方向； 内側からＳ−Ｓ−Ｚ撚り 最外層の波付け高さｄ１； ０．３０５mm 波付けピッチ； ３．５mm 波付け本数； ５本 （実施例２）上記クレードルタイプの撚り線機を用いて
図２に示す（３＋９）＋１４構成のスチールコード２Ｂ
を製造した。この実施例２のコード２Ｂでは最外層の１
４本のうち５本に波付けをした。
【００１６】以下に実施例２の製造条件及び製品サイズ
をそれぞれ示す。 心ワイヤの径ｄ； ０．２２mm 中撚りワイヤの径ｄ； ０．２２mm 外層ワイヤの径ｄ； ０．２２mm 心ワイヤの撚りピッチ； １２mm 中撚りワイヤの撚りピッチ； １２mm 外層ワイヤの撚りピッチ； １８mm 撚り方向； 内側からＳ−Ｓ−Ｚ撚り 最外層の波付け高さｄ１； ０．３１０mm 波付けピッチ； ３．５mm 波付け本数； ５本 （比較例１）上記クレードルタイプの撚り線機を用いて
図５に示す（３＋９＋１５）構成のスチールコードを製
造した。この比較例１のコードでは最外層は波付けをし
ていない。
をそれぞれ示す。 心ワイヤの径ｄ； ０．２２mm 中撚りワイヤの径ｄ； ０．２２mm 外層ワイヤの径ｄ； ０．２２mm 心ワイヤの撚りピッチ； １２mm 中撚りワイヤの撚りピッチ； １２mm 外層ワイヤの撚りピッチ； １８mm 撚り方向； 内側からＳ−Ｓ−Ｚ撚り 最外層の波付け高さｄ１； ０．３１０mm 波付けピッチ； ３．５mm 波付け本数； ５本 （比較例１）上記クレードルタイプの撚り線機を用いて
図５に示す（３＋９＋１５）構成のスチールコードを製
造した。この比較例１のコードでは最外層は波付けをし
ていない。
【００１７】以下に比較例１の製造条件及び製品サイズ
をそれぞれ示す。 心ワイヤの径ｄ； ０．２２mm 中撚りワイヤの径ｄ； ０．２２mm 外層ワイヤの径ｄ； ０．２２mm 心ワイヤの撚りピッチ； ６mm 中撚りワイヤの撚りピッチ； １２mm 外層ワイヤの撚りピッチ； １８mm 撚り方向； 内側からＳ−Ｓ−Ｚ撚り （比較例２）上記クレードルタイプの撚り線機を用いて
図６に示す（３＋９＋１４）構成のスチールコードを製
造した。この比較例２のコードでは最外層は波付けをし
ていない。
をそれぞれ示す。 心ワイヤの径ｄ； ０．２２mm 中撚りワイヤの径ｄ； ０．２２mm 外層ワイヤの径ｄ； ０．２２mm 心ワイヤの撚りピッチ； ６mm 中撚りワイヤの撚りピッチ； １２mm 外層ワイヤの撚りピッチ； １８mm 撚り方向； 内側からＳ−Ｓ−Ｚ撚り （比較例２）上記クレードルタイプの撚り線機を用いて
図６に示す（３＋９＋１４）構成のスチールコードを製
造した。この比較例２のコードでは最外層は波付けをし
ていない。
【００１８】以下に比較例２の製造条件及び製品サイズ
をそれぞれ示す。 心ワイヤの径ｄ； ０．２２mm 中撚りワイヤの径ｄ； ０．２２mm 外層ワイヤの径ｄ； ０．２２mm 心ワイヤの撚りピッチ； ６mm 中撚りワイヤの撚りピッチ； １２mm 外層ワイヤの撚りピッチ； １８mm 撚り方向； 内側からＳ−Ｓ−Ｚ撚り ［ゴム浸透性の評価］上記実施例１，２のスチールコー
ドを比較例のものと比べて次のようにしてゴム浸透性に
つき評価した。
をそれぞれ示す。 心ワイヤの径ｄ； ０．２２mm 中撚りワイヤの径ｄ； ０．２２mm 外層ワイヤの径ｄ； ０．２２mm 心ワイヤの撚りピッチ； ６mm 中撚りワイヤの撚りピッチ； １２mm 外層ワイヤの撚りピッチ； １８mm 撚り方向； 内側からＳ−Ｓ−Ｚ撚り ［ゴム浸透性の評価］上記実施例１，２のスチールコー
ドを比較例のものと比べて次のようにしてゴム浸透性に
つき評価した。
【００１９】先ず、実施例及び比較例のそれぞれにつき
１０ピッチ分の長さのスチールコードを用意する。各コ
ードの側ワイヤを剥ぎ取り、心を形成するワイヤを肉眼
により表と裏の各箇所につき合計２０箇所のゴム浸透状
態を目視検査する。
１０ピッチ分の長さのスチールコードを用意する。各コ
ードの側ワイヤを剥ぎ取り、心を形成するワイヤを肉眼
により表と裏の各箇所につき合計２０箇所のゴム浸透状
態を目視検査する。
【００２０】目視検査には点数制を採用した。ゴムが完
全に浸透している箇所を５点、ゴムが半分程度浸透して
いる箇所を２．５点、ゴムが浸透していない箇所を０点
とした場合に、表５０点、裏５０点のうち合計何点かを
それぞれ調べた。これを百分率表示することによりゴム
浸透性を評価した。ゴム浸透性が７０％以上となるもの
を合格と判定した。
全に浸透している箇所を５点、ゴムが半分程度浸透して
いる箇所を２．５点、ゴムが浸透していない箇所を０点
とした場合に、表５０点、裏５０点のうち合計何点かを
それぞれ調べた。これを百分率表示することによりゴム
浸透性を評価した。ゴム浸透性が７０％以上となるもの
を合格と判定した。
【００２１】以下に、実施例及び比較例のそれぞれの評
価結果を示す。 試料 ゴム浸透性（％） 判定 実施例１ ９５ 良 実施例２ ９５ 良 比較例１ ３０ 不良 比較例２ ６０ 不良
価結果を示す。 試料 ゴム浸透性（％） 判定 実施例１ ９５ 良 実施例２ ９５ 良 比較例１ ３０ 不良 比較例２ ６０ 不良
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、必要な強度を維持しつ
つゴム浸透性に優れる長寿命のスチールコードを提供す
ることができる。
つゴム浸透性に優れる長寿命のスチールコードを提供す
ることができる。
【図１】本発明の第１の実施形態に係るスチールコード
を示す横断面図。
を示す横断面図。
【図２】本発明の第２の実施形態に係るスチールコード
を示す横断面図。
を示す横断面図。
【図３】型付けワイヤを示す部分拡大断面図。
【図４】他の型付けワイヤを示す部分拡大断面図。
【図５】従来のスチールコードの横断面図。
【図６】従来のスチールコードの横断面図。
２，２Ａ，２Ｂ…スチールコード、３…心ワイヤ、４…
中撚りワイヤ、５，５ａ，５ｂ…外層ワイヤ、６，６
Ａ，６Ｂ…間隙。
中撚りワイヤ、５，５ａ，５ｂ…外層ワイヤ、６，６
Ａ，６Ｂ…間隙。
Claims (3)
- 【請求項１】 ゴム成形体のなかに埋め込まれて用いら
れ、３層撚りの（Ｌ＋Ｍ＋Ｎ）構造または中撚りを一工
程で撚り合わせた（１×Ｋ）＋Ｊ構造のスチールコード
において、最外層の隣りあわない少なくとも２本以上に
二次元または三次元の波付けをすることを特徴とするス
チールコード。 - 【請求項２】 最外層の少なくとも２本以上の波付け
は、素線の径をｄ（ｍｍ）とし、波付け高さをｄ１（ｍ
ｍ）とした場合に、不等式ｄ＋０．０１≦ｄ１≦ｄ＋
０．４０の関係を満たすことを特徴とする請求項１記載
のスチールコード。 - 【請求項３】 ３層撚りの（Ｌ＋Ｍ＋Ｎ）構造または中
撚りを一工程で撚り合わせた（１×Ｋ）＋Ｊ構造で、か
つ、最外層の少なくとも２本以上に二次元または三次元
の波付けがなされたスチールコードを、プライコードあ
るいはベルトコードとしてゴム成形体のなかに埋め込ん
だことを特徴とするスチールラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9288716A JPH11124781A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | スチールコード及びスチールラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9288716A JPH11124781A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | スチールコード及びスチールラジアルタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11124781A true JPH11124781A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17733769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9288716A Pending JPH11124781A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | スチールコード及びスチールラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11124781A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009191424A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | Bridgestone Corp | ゴム−スチールコード複合体および空気入りタイヤ |
| FR2947577A1 (fr) * | 2009-07-03 | 2011-01-07 | Michelin Soc Tech | Cable metallique a trois couches gomme in situ de construction 3+m+n |
| JP2011184840A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Bridgestone Corp | ゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いたタイヤ |
| EP2300659B1 (en) * | 2008-04-21 | 2019-06-19 | Pirelli Tyre S.p.A. | Metallic cord comprising preformed and non-preformed wires |
| CN113564945A (zh) * | 2021-06-10 | 2021-10-29 | 南京工业职业技术大学 | 一种特高强度、强渗胶性能的钢帘线 |
-
1997
- 1997-10-21 JP JP9288716A patent/JPH11124781A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009191424A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | Bridgestone Corp | ゴム−スチールコード複合体および空気入りタイヤ |
| EP2300659B1 (en) * | 2008-04-21 | 2019-06-19 | Pirelli Tyre S.p.A. | Metallic cord comprising preformed and non-preformed wires |
| FR2947577A1 (fr) * | 2009-07-03 | 2011-01-07 | Michelin Soc Tech | Cable metallique a trois couches gomme in situ de construction 3+m+n |
| WO2011000951A3 (fr) * | 2009-07-03 | 2011-02-24 | Societe De Technologie Michelin | Cable metallique a trois couches gomme in situ de construction 3+m+n |
| CN102472000A (zh) * | 2009-07-03 | 2012-05-23 | 米其林技术公司 | 原地橡胶处理的并具有3+m+n结构的三层钢帘线 |
| JP2012531539A (ja) * | 2009-07-03 | 2012-12-10 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 現場ゴム引きされると共に３＋ｍ＋ｎ構造を有する３層スチールコード |
| JP2011184840A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Bridgestone Corp | ゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いたタイヤ |
| CN113564945A (zh) * | 2021-06-10 | 2021-10-29 | 南京工业职业技术大学 | 一种特高强度、强渗胶性能的钢帘线 |
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