JPH1112425A - プラズマディスプレイ用光学フィルタ - Google Patents

プラズマディスプレイ用光学フィルタ

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JPH1112425A
JPH1112425A JP9165923A JP16592397A JPH1112425A JP H1112425 A JPH1112425 A JP H1112425A JP 9165923 A JP9165923 A JP 9165923A JP 16592397 A JP16592397 A JP 16592397A JP H1112425 A JPH1112425 A JP H1112425A
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JP
Japan
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optical filter
plasma display
film
acrylic resin
sheet
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JP9165923A
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English (en)
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Tomoji Onda
智士 恩田
Haruko Takahashi
晴子 高橋
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
  • Optical Filters (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイ使用の際の近赤外線放
射を効率的に抑え、周辺機器の誤動作等の不具合を生じ
させる事なく、プラズマディスプレイの画面を鮮明に見
る事が可能な光学フィルタを提供する。 【解決手段】 アクリル系樹脂フィルムまたはシート中
に式(1)で表されるニッケル錯体化合物が含有されて
なるプラズマディスプレイ用光学フィルタ。但し、式
(1)においてR1〜R4はそれぞれ独立に水素またはメ
トキシ基を表す。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマディスプレ
イ用の光学フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイは蛍光体が可視光
線を発光することを利用した機器であるが、同時に発光
する近赤外線がディスプレイ観察者に向けて放射され
る。ところが赤外線通信や家電等のリモコン等の多くが
この近赤外域の光を使用しているため、近赤外線を放射
するプラズマディスプレイが点灯していると、リモコン
等の動作不良や誤動作の原因となる。従って、これまで
はプラズマディスプレイを使用する場所ではこれらの機
器を使用することができなかった。
【0003】一方、赤外線吸収ガラス等の市販の赤外線
遮蔽材料をプラズマディスプレイ前面に置いて誤動作を
防止した場合には、画面の色調変化や、輝度低下による
画質の低下をまねく等の問題があった。
【0004】また、例えば近赤外線を吸収する色素とし
てはタングステン化合物、フタロシアニン系化合物等が
知られており、これらの色素を含むプラスチック板も製
造可能であるが、この場合可視光線の吸収が強い点が問
題である。 またプラズマディスプレイは
電磁波の放射も起こす。このため電気用品取締法や情報
処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)などの
基準を満たすためには何らかの電磁遮蔽が必要な場合が
ある。しかし電磁遮蔽をプラズマディスプレイ本体で行
うことは現状の技術では困難であり、前面にフィルタを
置くことによって解決することが望まれていた。
【0005】さらに、プラズマディスプレイは主に壁掛
け等によって使用されること、及び画面が一般のCRT
よりも大きいことを特徴としていることから、外光の写
り込みによって画質の低下をまねき易く、表面の反射防
止処理が望まれていた。
【0006】また、プラズマディスプレイ画面やその前
面板は静電気によって埃を引きつけることから、これを
防ぐ目的で帯電防止性能を備えた前面板が望まれてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、プラ
ズマディスプレイ使用の際の近赤外線放射を効率的に抑
え、周辺機器の誤動作等の不具合を生じさせることな
く、プラズマディスプレイの画面を鮮明に見ることが可
能な光学フィルタを提供することにある。また本発明の
目的は、電磁遮蔽性能、反射防止性能、帯電防止性能を
兼ね備えた光学フィルタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題はアクリル系樹
脂フィルムまたはシート中に式(1)で表されるニッケ
ル錯体化合物が含有されてなるプラズマディスプレイ用
光学フィルタによって解決される。但し、式(1)にお
いてR1〜R4はそれぞれ独立に水素またはメトキシ基を
表す。
【0009】
【化2】
【0010】これらの光学フィルタは、その少なくとも
一方の表面または内部に必要に応じて導電性薄膜層や帯
電防止層を単独でまたは同時に形成させた構造とするこ
とができる。更にまたこれらの各光学フィルタの少なく
とも一方の表面に反射防止層を形成させた構造とするこ
とができる。またこれらの各光学フィルタは、ガラス板
またはプラスチック板上に形成された構造とすることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】式(1)に示したニッケル錯体化
合物は特定波長の近赤外線を吸収し、可視光線を高効率
で透過させる性質を持つ。一方、家電製品等に使用され
ているリモコンの発光波長は前記ニッケル錯体化合物の
近赤外線吸収波長に一致する。従って、このニッケル錯
体化合物を含有する光学フィルタをプラズマディスプレ
イに装着することによって、家電製品等から近赤外線が
放射されるのを防ぐことができ、その結果リモコンの誤
動作を防止することができる。
【0012】式(1)に示す化合物の使用濃度は0.0
7〜1.07g/m2であることが好ましい。含有量が少
なすぎると近赤外線吸収能力が不足してリモコンの誤動
作防止効果が不十分となり、一方含有量が多すぎると可
視光線領域の透過率が低下してディスプレイ画面が鮮明
でなくなる。
【0013】本発明においてアクリル系樹脂としてはメ
タクリル酸メチルの単独重合体またはメタクリル酸メチ
ルを80重量%以上含む共重合体が例示される。
【0014】ニッケル錯体化合物を含むアクリル系樹脂
フィルムまたはシートは、アクリル系樹脂を原料とする
公知の製造方法によって得ることができる。すなわち、
アクリル系樹脂にニッケル錯体化合物を混合し加熱押出
し賦形する方法、重合用原料に予めニッケル錯体化合物
を溶解させて鋳型重合によって賦形する方法、アクリル
系樹脂とニッケル錯体化合物とを含む溶液を流延して溶
媒を蒸発させて賦形する方法等が挙げられる。
【0015】導電性薄膜層としては、銀薄膜、酸化インシ゛
ウムスス゛(ITO)と銀の積層膜、酸化インシ゛ウムスス゛(IT
O)薄膜、Cu及び/またはNiの薄膜等が挙げられ
る。この導電性薄膜層はその機能を発揮するためには必
ずしも光学フィルタの全面に形成されていることは要求
されず、薄膜層が形成された部分と形成されない部分が
交互に存在した状態とすることもできる。この導電性薄
膜層はアクリル樹脂フィルムまたはシートの表面または
内部に形成することができる。
【0016】これらの薄膜は、真空蒸着、スパッタリン
グ、イオンプレーティング等の乾式成膜法や湿式メッキ
法等によって形成することができる。また薄膜自体をア
クリル樹脂板等の基材上に接着または圧着する方法も適
用できる。また、導電性薄膜層が形成されたシート、フ
ィルム、繊維等を光学フィルタに積層する方法も採用で
きる。繊維を使用する場合はフィルタ上には導電性薄膜
層が形成された部分と形成されない部分が交互に存在し
たものが製造される。
【0017】導電性薄膜層がアクリル樹脂フィルムまた
はシートの内部に形成された光学フィルタは、例えば、
前記方法によってアクリル樹脂フィルムまたはシートの
表面に導電性薄膜層を形成した後に、アクリル樹脂フィ
ルムまたはシート(ニッケル錯体化合物の有無を問わな
い)を積層することによって製造することができる。
【0018】帯電防止層は、電気伝導性を有する層であ
り、酸化スズ等の導電性金属酸化物微粒子を合成樹脂中
に微分散させた薄膜層や界面活性剤含有薄膜層が例示さ
れる。界面活性剤としてはアニオン系界面活性剤、カチ
オン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤、両性界面活
性剤等が例示され、これらを含む液をシートまたはフィ
ルムの上に直接塗布する方法等によって薄膜層を形成す
ることができる。この帯電防止層は、前記の導電性薄膜
層が形成されたシートまたはフィルムの上に形成するこ
ともできる。この帯電防止層は、導電性薄膜層の場合と
同様にして、アクリル樹脂フィルムまたはシートの表面
または内部に形成することができる。尚、内部に形成す
る場合は、帯電防止効果をよりよく発揮させるためにで
きるだけ表面近傍の位置に形成することが好ましい。
【0019】反射防止層としては、二酸化珪素、酸化チ
タン、弗化マグネシウム、酸化セリウム等の無機化合物
薄膜を単独でまたは適宜積層した反射防止膜、フッ素系
樹脂薄膜による反射防止膜が挙げられる。また、フィル
ムまたはシートの表面に凹凸形状を付けた構造を形成
し、これを反射防止層とすることもできる。これらの反
射防止層は、真空蒸着、スパッタリング、イオンプレー
ティング等の乾式成膜法や湿式コーティング法等によっ
て形成することができる。この反射防止層は、前記の導
電性薄膜層や帯電防止層が形成されたシートまたはフィ
ルムの上に形成することもできる。
【0020】このようにして得られたプラズマディスプ
レイ用光学フィルタはそれ単独でフィルタとして使用す
ることもでき、またガラス板またはプラスチック板に積
層した積層フィルタとして使用することもできる。両者
の積層方法としては市販の透明性の粘着剤や接着剤を使
用して粘着、接着する方法が挙げられる。またプラスチ
ック板の場合には熱圧着により積層する方法も可能であ
る。
【0021】
【実施例】以下実施例により本発明を説明する。 実施例1 式(1)におけるR1〜R4がそれぞれパラ位に配位され
たメトキシ基である化合物0.39g/m2をアクリル
樹脂(三菱レイヨン(株)製アクリペットVH)に混合
し、加熱押出し法によって2mm厚のシート状に賦形し
た。
【0022】このようにして得られた光学フィルタは、
920nmの透過率が15%であり、450〜680n
mの可視光領域での透過率が68%以上であった。この
光学フィルタをプラズマディスプレイに装着してプラズ
マディスプレイを点灯させたところ、プラズマディスプ
レイ本体及び周辺機器のリモコンに誤動作は起きず、蛍
光灯照明の付いた部屋でも画面を鮮明に見ることができ
た。
【0023】実施例2 式(1)の化合物として三井東圧化学(株)製SIR1
59(casNo.151184−09−7)0.57
g/m2をアクリペットVHに混合し、加熱押出し法に
よって3mm厚のシート状に賦形した。
【0024】このようにして得られた光学フィルタは、
870nmの透過率が8.3%であり、450〜680
nmの可視光領域での透過率が70%以上であった。こ
の光学フィルタを実施例1と同様にして評価したとこ
ろ、リモコンに誤動作は起きず画面は鮮明であった。
【0025】実施例3 90メッシュのポリエステル繊維製織物上に銅メッキ及
びニッケルメッキを施したものを、実施例2の光学フィ
ルタの一方の表面上に熱圧着した。このようにして得ら
れた光学フィルタは、870nmの透過率が5.8%で
あり、450〜680nmの可視光領域での透過率が4
9%以上であった。またこのフィルタの電磁波シールド
性は200MHzで48dBであった。この光学フィル
タを実施例1と同様にして評価したところ、リモコンに
誤動作は起きず画面は鮮明であった。
【0026】実施例4 実施例3の光学フィルタの両面にカチオン系界面活性剤
(瀧原産業(株)製スタティサイト゛G.P.)を塗布した。このよ
うにして得られた光学フィルタは、870nmの透過率
が5.8%であり、450〜680nmの可視光領域で
の透過率が49%以上であった。またこの光学フィルタ
の表面抵抗は50%RHにおいて1×1012Ω/□であ
り、摩擦帯電させた後も周囲のほこりを引きつけること
は無かった。また電磁波シールド性は200MHzで4
8dBであった。この光学フィルタを実施例1と同様に
して評価したところ、リモコンに誤動作は起きず画面は
鮮明であった。
【0027】実施例5 厚み12μmのポリエステルフィルムの片面上に反射防
止膜(上から酸化珪素/酸化チタン/酸化珪素の順に積
層した3層膜)を形成したものを、反射防止膜層が外側
となるようにして粘着剤を用いて、実施例4の光学フィ
ルタの両表面上に積層した。
【0028】このようにして得られた光学フィルタは、
870nmの透過率が6.2%であり、450〜680
nmの可視光領域での透過率が52%以上であった。ま
た表面反射率は430〜680nmの範囲で1%以下で
あり、電磁波シールド性は200MHzで48dBであ
った。この光学フィルタを実施例1と同様にして評価し
たところ、リモコンに誤動作は起きず画面は鮮明であっ
た。
【0029】比較例1 実施例1においてプラズマディスプレイにフィルタを装
着すること無く評価したところ、画面は鮮明に見ること
ができたが、リモコンが正常に作動しなかった。
【0030】比較例2 フタロシアニン系近赤外線吸収色素0.02%をアクリ
ペットVHに混合し、加熱押出し法によって3mm厚の
シート状に賦形した。このシートは870nmの透過率
が30%であり、450〜680nmの可視光領域で4
0%以上の透過率であった。この光学フィルタを実施例
1と同様にして評価したところ、画面が暗いため蛍光灯
照明の付いた部屋では画像が不鮮明であり、リモコンが
正常に作動しなかった。
【0031】
【発明の効果】本発明の光学フィルタをプラズマディス
プレイに装着することによって、画質を劣化させること
なくVTR、エアコン、蛍光灯等のリモコンや光通信コ
ンピューター等の周辺機器の誤動作を防止することがで
きる。また本発明の光学フィルタは電磁波による各種障
害、反射光による画面の鮮明度低下、静電気によって引
き寄せられる埃を効果的に防ぐことができるので、プラ
ズマディスプレイをこれらの環境下においても使用可能
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G02B 5/22 G02B 5/22 H01J 11/02 H01J 11/02 Z // C08J 5/00 CEY C08J 5/00 CEY

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクリル系樹脂フィルムまたはシート中
    に式(1)で表されるニッケル錯体化合物が含有されて
    なるプラズマディスプレイ用光学フィルタ。 【化1】 但し、R1〜R4はそれぞれ独立に水素またはメトキシ基
    を表す。
  2. 【請求項2】 ニッケル錯体化合物が0.07〜1.0
    7g/m2含有されてなる請求項1に記載の光学フィル
    タ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の光学フ
    ィルタの表面または内部の少なくとも一部に導電性薄膜
    層が形成されてなる光学フィルタ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    光学フィルタの少なくとも一方の表面または内部に帯電
    防止層が形成されてなる光学フィルタ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    光学フィルタの少なくとも一方の表面に反射防止層が形
    成されてなる光学フィルタ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
    光学フィルタが、ガラス板またはプラスチック板上に形
    成されてなるプラズマディスプレイ用光学フィルタ。
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